大正10年 賀茂郡廣村中央部一圓

大正10年(1921)に撮影された広村(当時)の、中心部風景です。
横路のちょっと小高い丘あたりから撮影された風景のようで、3枚に分割されて撮影されたものを結合しています。

山の稜線が消されているのは戦時中、風景から場所を特定されないようにするためと、軍事施設などを隠すためだと。


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この写真のウラには下のように書かれている。
また、右のように呉鎮守府の印が押されている。

解説:

  • 田畑が多く、建物は東大川沿いと、東西を貫く街道沿いに多い。
  • 手前の川(西大川)に掛かる木橋は今の「常盤橋」か。(もしかしたら「日の出橋」かも)
  • 建物が密集しているのは東大川と街道が交差する辺り。今の中新開交番界隈じゃなかろうか。
  • 東大川沿いに松並木がある。
  • 東西を貫く街道は常盤橋から、建物密集地を通過して両谷方向に至る。
    今の白石循環線のバスコースがかつての街道だった。

掲載:2005年6月2日