大自然 広大川シリーズ 第五弾!! 手長エビ捕り

2003年6月21日 ホームページネタを探して、今日も広町を徘徊。

広大川に行ってみると横路小学校にほど近い、常盤橋のちょっと上流で川の真ん中で何かをしている人たちを発見。しばらく様子を見ていると、以前にも見かけたようなシジミ取りをされていました。

更に上流に行くと大広橋のたもとでズボンを濡らして何かを捕っている人を発見!

近くに置いてあったバケツの中味を見ると、何やらザリガニのような生き物が入っています。
捕っていたおじさんに話を聞いたところ、これは「手長エビ」とのこと。『油で揚げてビールのつまみじゃ!』と豪語しとられました。

この日捕れた一番の大物を見せてもらいました。胴の長さが8センチほど。手の長さも8センチほどか。
いつもは「地獄」と呼ぶ、筒状の仕掛けを一晩沈めておいて翌朝に水から上げると中に入っているそうですが、この日は網で捕獲されておられました。

この辺りでは良く捕れるそうです。
また、この方は近辺に住んでおられるようで広大川界隈をとても良くご存知でした。

大広橋付近は大きなブラックバスが居る。この前体長45センチほどのが居た。ここで捕れるシジミは大和シジミと言う種類で、宍道湖のものよりも粒が大きい。などなど… 興味深いお話を沢山教えてくれました。

どうも、広に住む私達は「広大川で捕れたものを食べる」と言うとあまり良い感じがしないとこがありがちですが、広大川は自然の宝庫なんですね。本当は。
また、川岸には、卵が入るくらいの大きさの穴がたくさん開いており、カニが出入りしていました。

環境保護と言うと二酸化炭素の問題とか、熱帯雨林の森林の伐採とか、何か遠い世界での出来事のような気がしますが、もっと身近で出来る環境保護もある訳です。広大川の大自然を大切にして行きたいですね。

掲載:2003年7月5日