INAKAライド。
前々…そう、もう何年も前からがっき~IIさんに「こなきさん、来てみんさい!」って誘われてたんだけど、9月って繁忙期じゃん。自転車の。
なので、なかなか参加できんかったんよね…。
今年も9月の繁忙期にどのイベントに参加するか調整しまして、INAKAライドへ参加できることになりました。
昨年参加した道の駅グルメライド、今年は… 申し訳ない、TBC管理人さん。
さて、その益田INAKAライド。
エントリー料が安くないのも、長年参加を躊躇われる理由だったりする。
エントリー料、一万!
だいたい7~8千円がボリュームゾーン(よね?w)のサイクルイベントにおいて、ケタがひとつ上がると割高感あるのは正直なところ否めない。
ちなみにブルベは2千円程度で距離が600キロとかだから、”コスパ”って意味では優秀なんじゃね?(笑)
前日土曜が雨予報。当日日曜は晴れとの予報。
路面Wetが想定されるので、ケツのところにボトルケージを付けた。気休めの泥ヨケ。
加えて、今年のトレンドである高気温になったら、ボトルシャワーにも使えるって意味も捨てがたいのでダブルボトル仕様で行こう。
前夜21時頃に出発し、一路益田へ向かう。
高速道路を乗り継ぎ着いたのは日付が変わった頃。
スタート地点である益田グラントワ(美術館らしい)の駐車場にクルマを停め、用意した安酒をあおって寝入る。
経費節減で今回も車中泊。あっという間に目覚ましが鳴り起床4時半。
辺りはまだ暗い。
自分の場合ココは停めて良い駐車場ではなく、元々指定されている市民学習センターってところ(約1キロ離れてる)に移動しソコで身支度を始める。
薄闇の中、周囲にも数名のサイクリストが準備をしているのが分かる。
さて、行きましょうか。
グラントワに到着すると、中庭に入れと言われる。中庭?
おぉ、これは(ムダにw)広い中庭だ。さすがアーティスティック。
中庭ではお揃いのチームジャージの方々、約30名がミーティングされていた。
本日のアシスト地元サイクリングチームであろう。
その中にがっき~II氏の姿あり。軽く挨拶し、受付へ。
自分のゼッケン番号の受付窓口で受け付けてもらう。
ココで…この時点で!?…参加賞(?)のサコッシュをもらう。
もらうんだ。
え゛ーーーーーー。邪魔じゃんww
ウィダーが入っているから、本日の補給って意味なんだろうけど、サコッシュさげて160キロとか走れんよ。
置きにまたクルマまで戻らんといけん。学習センターまで戻る手間が…orz
クルマにサコッシュを放り込んで、気を取り直して中庭に戻る。
朝陽が出てきた。今日は絶好の自転車日和になりそうな予感。
建物の裏手にまわってみると、スタート位置が用意されてた。
ココが本日の自分のポジション。
うさぎさんチームは『160kmを、ほどほどのスピードで走るグループ(23km/h平均速度)』ってことらしい。
石見の山奥でグロスあべ23ってほどほどなんか?
なかなかレベル高そうな悪寒しかないんだがw
他に『160km スーパーうさぎグループ / 160kmを、スピード重視で走るグループ(26km/h平均速度)』ってのもあるらしい。
殺りくの予感しかない(個人の感想ですw)ので、ココには属せないな…
更には『120km かめグループ / 120kmを、ゆっくり風景を楽しむグループ(20km/h平均速度)』があり、
サイコーなのは『ホッとHot60 / 中級者、匹見まで、昼食、温泉、送迎付き』これいい。ここにしとけば良かった!走った後で温泉とか最高かよ!!
ってか、160キロ走って温泉浸るチームって無いんかい!(笑)
ウサギにも風呂入る人権を!w
さて、そんなこと考えながら中庭に戻ると、今度はオムスビ配布中だった。
塩ムスビと海苔1枚を別途配布。この海苔が何かスゴイい海苔だとアナウンスしてたな…いいわ。オムスビ。こーゆーのいい。
もう2個ください(言えんかったけど…)
ムスビを喰い終えると、そこに見覚えのある方の姿が…百哩走大王ジャージを着た、AJ広島スタッフの○西さん!
え゛ぇーーー!!
○西さん、来てるとは思わんかったぁ~。来るなら言ってよぉ~!お会いできて嬉しいっす!!百哩のメンバーや、INAKAライド主催(?)の女性の方に紹介頂き恐縮しまくりです。
そんなこんなでブリーフィング始まりまして、来賓挨拶。どこも一緒やね。
ブリーフィングの最後で紹介されてたのが、この方。
ハンドサイクルって言うんかな。手漕ぎの自転車。スゲー!!!!
登坂は大変だろな…ちょっと乗ってみたい。
そんなこんなでブリーフィング終わりまして、スタート地点に行く。
さっきまで自転車転がってた辺り、既にやる気満々なガチ勢がヒマを持て余してる。今日はファンライドなんですよね?
ウサギさんチームの最後尾に付きますと、そこにいたスタッフさんが どんまいブログの読者さんであったりして、どーもいつもお世話になっております。
的な会話しまして(笑)今日は丸っと1日お世話になります。
定刻の7時になりましてスタートです。最初は市街地でのパレード走行だ。
沿道からは地元の方々から「頑張ってぇ~!」と多数、本当に多数手をふってくれている。嬉しいねぇ~…
そして、かねてよりの触れ込み、100ZERO。
100キロ走って信号ゼロ。
おぉ!これかぁ!!
益田市街地の信号機を全てハッキングしてこちらの進行方向の信号が長時間ずーっと青のままになっている!!
国東なんかもそうだと聞いたことはあるが、自分で走ってみるのはこれが初だ。沿道からの声援も引き続き多い。
これはイイ。これはクセになる!!
益田の駅前ですらスルー。VIP待遇いいわぁ~…
パレード走行のまま向かうのは萩・石見空港。
益田空港と言わないのがミソw。
10キロも走らないうちに空港に着いたらしい。
萩・石見空港。
自分はまず使うことな空港だなぁ…と、調べてみるとどうもANA専用空港っぽい。定期便は東京~石見が1日2往復だけか…。
だから滑走路走行とかできるんやね。
広島の山奥空港もたいがいなところにあって、まぁアクセスの劣悪さじゃ石見以下なんで、頑張ってください石見空港。
空港前に到着した御一行様はしばし待たされる。その後…
空港ターミナル脇のゲートが開き、ここからいよいよ本日のメインイベント!初体験!!
空港滑走路走行!!!!
事前周知の通り、空港敷地内は撮影禁止なので画像は無いが、幾ら地方空港とは言え滑走路はとっても広大だ。GoogleMapで見ると幅は50メートル、端から端までの距離は2キロほどのようである。
その広大な滑走路を今の時間だけ貸し切って、数百台の自転車が自由気ままに走っている。
ぅわ~、なんて贅沢。
これは最高な気分だぁ~!
滑走路の両脇に据えられている誘導灯がトチ狂ったサイクリストに破壊されるのを防ぐため誘導灯1台1台にひとりひとりのスタッフが付いている。そのスタッフひとりひとりもにこやかに手を振ってくれるフレンドリーさ。
これまた最高な気分だ。
車道脇を走るクセが付いているので、どうしても滑走路の端の方を走ってしまうが、中央寄りを走ってみると、そりゃあもうアンタ!
こんな経験できるサイクリングイベントって他にある?
もーねー、そりゃ1万払ってでも出る価値あるよ。ホンマに!!!
滑走路の端まで行くとUターンし、反対側の端まで走行。
撮影禁止だったがこれは逆に禁止が正解よ。
この雄大さや爽快感は画像では全く伝わらないから。
どんだけか知りたいなら、参加するしかない。参加して見ろと!
ホント、そう言いたい。
やぁ~、ええ経験さしてもらいました。
やぁ~これはもういい。うん。ここで終わってもいいわw
え?まだ序盤?
あ、そ、そうでしたね。ターミナルビル横から一般道へと出る。
ルートは事前にMAPが配布されたが見るまでもなく各曲がり角には立哨スタッフが立っているので、どっかのロングライドイベントのようにコースアウトして路頭に迷う心配も無い。ライドを十分に満喫できる安心設計。
こんだけ立哨配置するのもどうしてもコスト掛かるよね、納得1万(しつこいw)。
沿岸を離れてヒルクライムは標高200mほどだったようだ(後日知り)。
ここのイベントは山岳にはこの看板が必ずあったね。
いる?(笑)
最初見たとき、峠までの残標高が200mかと錯覚して殺意を覚えたw
ここの登坂、ちょっとありましたがまだ気温が上がってないこともあり、気持ちよく登れましたね。
終盤は11%だったようです(後日知り)。
その後も皆さんと似たり寄ったりのペースで走行しまして、途中サプライズイベントもありましたが(W)、9時過ぎに最初のエイドに到着。
ここまで43キロ。
地域住民方々の手厚いおもてなしが嬉しい。
そうめんつゆの塩分が染み入るですね。
ごく短時間でしたでしょうが、大にぎわいの公民館。
火照ったカラダにはアイスでのクールダウンが効果的ですね。
序盤と言うこともあり、喰うもん喰ったらスグに行きます。
エイドスタッフさんの大激励を受けての出発も気分いいよね。
途中のどっかの施設の前にもコレありました。
このバイクハンガー、えぇですね。
一家に一台欲しいもんですね。
その後もゆるふわウサギ走りました第2エイド到着。
10時ちょうど着。ここまで60キロかな。AS1からはあっという間だった気がする。
各ASでの通過チェックはタブレットにゼッケン番号を入力していたが、担当スタッフの方は大変そうでした。コレ、リアルタイムにどっかで見れていたんかな?
AS2にて
あと嬉しいのが、ASで冷たいおしぼりが用意されていたこと。
これも初めてだったんですが、大変気持ち良かったので好感度UP間違いなしですね。
スポンサー企業さんもついて頂いているようで、スイカも沢山ありました。
ま、実のところスイカはあんまり好きじゃないんですけど、そこは恒例の個人の感想ですから。シマネ益田電子株式会社さん、ありがとうございました。
好き勝手に書いてたら長くなったので、後半につづきます…