こなきの山歩きシリーズ 第三弾! 石内から野呂山に登る!!の巻

吉松山登り、小滝源流を探る山歩きに続く第三弾は、石内から野呂山に向けての山登りです。石内界隈ではこの山道の存在は言わずと知れた事らしいそうですが、中新開育ちの私はその事を知りませんでした。
掲示板でその存在を教えて頂き、いつか歩いてみたいと思っておりました。2003年11月15日(私の誕生日)に登って来ましたのでその状況をお伝えします。

野呂山、山登り当日の15日は、ちと雲の多い天候。もしもの降水のために折畳み傘を持参。国道375号線沿い中新開のヤマザキYショップで飲料とちょっとしたパン類を購入し、いざ石内へ。

7時25分

歩けよ!!

と、叫ぶアナタの声が聞こえてきそう...石内までは、バスで(^_^;

洗車場の前にある中新開バス停でバス待ち。後方に見える野呂山山頂を目指すのだと意識向上させながらバスを待つ。市営が来るかJRが来るのか…

 

 

中新開バス停
7時27分

程なくJRが来た。JRに乗るのは何十年ぶりだろうか。市バスとは車内の雰囲気がちと違うな。

JRバス車内

7時34分

石内バス停で下車。
土曜日のこの時間でも結構通行量は多い。

石内バス停

7時36分

石内バス停から小滝方面を眺めるの図。

最近出来た感じのお宅が多いなぁ〜。左手奥に小滝橋が見える。

石内の住宅地

7時38分

国道から裏路地に入る。左手に向かって入って行く...

石内路地
7時39分

路地に入ってスグ。ここは集会所?それともお寺なのか。分かり難いが左手角の街路灯の下に鐘がぶら下がっている。

 

7時50分

石内集落を抜け、山道を登って行く。途中で

ドッカーン!!

と大きな音が5分間隔ほどで山々に響き渡る。
その音の元がコレ。所謂「シシおどし」の類であろう。プロパンガスボンベが繋がれていることからも、その威力がうかがえる。ちなみに右手前の有刺鉄線には電気が流れる構造になっていた。
イノシシの被害が相当なのであろう。

デジタルズームの36倍なので画像がイマイチ。

イノシシおどし by プロパン
7時55分

更に5分ほど登ると…

イノシシ捕獲の罠が設置してある。管理者が呉市となっているが、呉市ではイノシシ駆除に取り組んでいるようである。

イノシシ捕獲の罠
8時ちょうど

工事看板を見つける。「石内野呂線」との記述が見える。

ここはまだクルマが通れる舗装道であった。

石内野呂線工事
8時12分

野呂山方向を望む。

ふもとから30分以上歩いたが、まだまだクルマが通ることの出来る道である。

もしかして、このまま山頂まで行けるのか!?
って言う前に、こんなにも山奥まで耕作していることに驚きである。

左奥の山の斜面に削ったような所が2ヶ所見えるが、ここの工事の音だと思われる重機の音が聞こえている。

8時18分

耕作地のほぼ上限の田に至る。
この画像で分かる通り、既にこの場所は向かいの山の採石場の上端よりもはるかに高い位置である。

8時20分

クルマで登ることが可能であると思われる場所の最後。
ちょっとした広場になっている所に巨大なイノシシ捕獲の罠が設置してあった。

6畳ほどの広さはあろうか…

罠の中、奥側にサツマイモが植えられているのが見える。しかし、このサツマイモが無傷だと言うことは敵もなかなか賢いらしい。

さて、登りはじめて40分ほど経過したところで、クルマでも登ることが出来る場所はここまでとなってしまった。
ここから先は本当の山道となって行く。

この続きは、次のページへ…