荒れに荒れた山道を進む三名の前に突如現れたもの…
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先頭を行く蛇人間さんが叫ぶ!
「あった、あった!コレよコレ!!」 その先には巨大な真ん丸い岩がデーンと座っている。 この画像では大きさが分かり辛いが、高さおおよそ3メートル程か。兎に角デカイ!! 地元の方々の間では「ぼうず岩」と呼ばれているこの岩。天然のものであろうが、山頂にこうも真ん丸い岩が据えてあると何か意図があるのかと思ってしまう。 全体を撮影できていないのは、草薮のせいでこれ以上後退できないから。 |
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ぼうず岩を過ぎると、今まで以上に道が険しくなってきた。
足元は相変わらずのセメント舗装の歩道だが、それが多くの草薮で覆われており、道が判別できない状況になっているのである。 隊長以下三名、そろそろ潮時と判断。 右の脇道に逸れて下山コースを往く。 |
蛇人間さんのご実家は、この山のふもと。生まれ育ったこの地において、この山は彼女の遊び場であったそうです。その昔、この先まで行くことが出来、そこからは広が一望の素晴らしい眺めの場所だそうです。 また幼き頃、この先の地で地面に銃が突き刺さり、ヘルメットが掛けてあった場面も記憶されているとのこと。 |
登り始めからココまで約30分。螺山を真横から見ることの出来る場所である。
つくづく天気が恨めしい。 この画像の真ん中ちょっと左側に長浜全景を撮影した峠が見えている。
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下る、下る、下る…
山の斜面に沿って耕作されている段々畑を抜けて急な斜面に建つ家々を縫うように下って行く。 |
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ここは尾道か? と錯覚してしまうような、 良い雰囲気である… |
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細い路地から出た場所は三角浜横の船溜まり、ちょうど高島本店さんの、ま横でした。
ここまで1時間足らずの西山探検。
この後、岬の突端に行ってみることに。 |
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コンクリート製壁の向こう側は米軍の秋月弾薬廠
広弾薬庫である。米国からの弾薬を受け入れる基地だそうな。
確かに、国道375号を走る大型トレーラーで前部に[火]のマークを掲げたのが走っているのを時折見かけるが、それに関してはまたの機会にご説明したいな。 |
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と、その時! 岬の向こうから人が歩いて来た!! 「アメリカが来た!!」と、蛇人間さんが叫ぶ。 米兵(?)はコンクリート壁の門の所まで来て異常なき事を確認したら去っていった。こちらで様子を伺っている私らには警戒していなかったようである。 流石にこちらに向かって来ている最中にカメラを向けることは、小心者には出来ないので、去り行く後姿を撮影、撮影。 |
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最後に、今回登ってきた西山の全体図を。
この画像はGoogle Earthより引用。Google Earth使ってみましたか?とても楽しいですよ。是非使ってみてください。
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今回探検した「西山」って名称は地元の方にとっては「長浜の西側にある山だから西山って呼ぶんよ」と、そういうことらしい。
案内頂いた、蛇人間さんありがとうございました。手に多数の切り傷を負わせちゃってゴメンナサイ。
また、同行頂いた立っちゃんさん、険しい山道を引きずり回しちゃってゴメンナサイ。あの草薮の中を歩きながら「どーして私はこんな所を歩かなきゃイケないの?」と、心の中で叫んでいたことでしょう。
さぁ、11月3日のイベント二つ目が終了。この後、長浜のお祭りを見に行くことに。
そのお話はまたの機会に…
作成:2005年12月4日
訂正:2005年12月5日