町田の奥には何がある!?  part1

こなきの山歩きシリーズ 第5弾

2004年2月24日。一通のメールが届いた。ココのページを見ての感想メールだ。いつも本当に有難いことである。しかも今回のメールは海外だ。国名は書いていないがヨーロッパからとある。インターネットってのはホンに凄いものである。時と場所を越えてコミュニケーション出来るのだから...

で、そのメールの内容を要約すると以下のようである。

私は塩焼出身です。町田のセメント橋とその奥の山を探検してください。
確か小滝につながっていたと思うのです。

ナニ!つり橋を渡らずして小滝に行くルートがあるのか!!
その道が現存しているならば、是非とも行ってみたい。早速の探検『こなきの山歩きシリーズ 第5弾』始動である。
行ってみたい気はずーっとあったものの、仕事が忙しかったり精神的にイマイチだった時期が途中あったので、4月下旬にまでずれ込んでしまった...

2004年4月25日。天気のよい日曜の午後。
今回は舗装道っぽいので暇を持て余している子供達と登ってみた。いつものようにくるぱんに現地まで輸送して貰う。 

13時26分

町田の「門ノ口橋」。推測するにこの橋の名の由来は、たもとに取水門があるからではないのか。

何年か前に架け替えられたと思う。私のかすかな記憶でもココはセメントの古い橋だったと思う。欄干が無かったんじゃなかったっけな...

ご要望にあった橋の現在の姿はコレだと思います。

対岸左側に見える小さな橋は小浜川に架かる小浜橋。

13時30分

橋の上はこんな感じ。車道は普通乗用車の車幅程度しか無い。

こなき家の子供2名初登場!

13時32分

橋を渡ると行くべき道は2つある。左は昔からあった道。右はどー見てもここ最近作られたであろう道。

どちらに行くか悩んだが右の新しいのを登ってみる事に。

ちょっと登ると豚舎があり独特の芳香を放っていた。

13時46分

戯れに遊ぶ子供たちと15分ほど歩いたか。

石積みが美しい耕作地である。この辺りは下からずーっと上までこのような美しい石積みが数多く見られる。
これらの石積みを一つ一つ手作りで築いて行ったのであろうから、昔の人は本当にスゴイ。しかも、もしかしたらとてつもなく古い石垣なのかも知れない。と考えたりする。

ここまで来る途中で、どちらに登るか悩んだ新旧の道はひとつに合流していた。

13時53分

石垣とは対照的なまでにま新しい構造物が見えてきた。

小浜川と道路を挟む形でふたつのコンクリート柱が建設中である。この日は日曜と言うこともあり現地での工事はお休み。

 

 

13時55分

左側のコンクリート柱の足元にある工事看板を見る。
なるほど。東広島・呉道路のトンネルかぁ。

先小倉から始まった自動車道は、大空山のふもとからトンネルに入るが、ココがその出口なんだな。

名称は「横路トンネル」で延長は1806メートルか。思ってたよりも距離が短いな。

 

 

反対側は?と、見ると…

「揚山トンネル」で延長は1053メートルか。こっちも意外と距離は短いな。

しかし、どっちのトンネルも工期内に完成するのであろうか。ココの道路建設は色々ともめてるからなぁ〜。

13時59分

両方の橋脚の間を流れる小浜川の様子。水は綺麗で量はかなり多い。

14時7分

もちょっと上に行き振り返ると…

橋脚の向こうのガケみたいな所は採石場の裏側であり、その向こうに塩焼方向の家々が見える。


更に登って行くと小滝の上部に至ることが出来るのか…


後半へつづく…