あらさんと行く 螺山探訪 〜 砲台跡地を探して

こなきの山歩きシリーズ 第7弾

前回、名田地区探訪の際、あらさんと約束して螺山(つぶやま)を登ってみましょうね。と、相談してました。

その後、何度かメールやりとりして『暖かくなったらマムシが出る前に行きましょう』と言うことで、5月のゴールデンウィークに訪れることが決定。
2006年5月6日、この日二人は螺山山頂を目指すことになりした。

長浜中学校校歌に『螺が峯のみどり萌えたち』と歌い込まれた螺山。吉松山と同様に、砲台跡があると聞いてので、その姿も見てみたかった。

中国工業さんの横から撮影した螺山。

この向きから見ると、綺麗な三角形の山に見えます。

8:31

良い天気です。
あらさんと合流し、一路山道へ向かう。

 

8:33

季節柄、タケノコも沢山出てました。

 

8:36

先を行くあらさんの勇姿。

「いゃ〜、実はココ登るのって、子供の頃以来なんですよ〜。30年ぶりかなぁ〜」って、オイオイ!ここまで来ておいて、何とも不安におとし入れる言葉(^_^;)

 

8:50

登りはじめて20分ほど。斜面はいよいよ急になってきました。
山道はあって無いようなものです。ほぼ薮こぎ状態。

 

8:57

更に登ると、巨岩のところに来ました。

ココは頂上までは到達してないものの、見晴らしの良い場所なんだ...

 

 

ここからは、白石方向が良く見える。フレスタと、その周囲のマンション。
吉松山山頂もほぼ同じ高さに位置してますな。

(画像をクリックすると、大きな画像で表示されます)

 
木々の枝で遮られつつあるけれど、藤三、ナフコ方向もよく見えるなぁ...
斜め上から見てるから、藤三→古新開→広大川がとても近距離に感じられますね。
9:17

登りはじめて約50分。頂上に至りました。
ここに来て、山道に出逢います。

平坦な山道が東方向に真っ直ぐ続いてる。

 

9:20

その山道に道なりに行ってみると三角点に出逢いました。

 

9:21

その三角点の近くには、直径2メートル程の穴が。
深さも2メートル程?

でも、砲台跡は見当たらない。
穴の内部も、石造りとかではなく、単なる穴ぼこです。

 

9:24

三角点周囲を歩き回ってると、いつもの「木の幹に赤いテープ」を発見。

砲台跡へのルートを示すのかと思い、道なりに下ってみる。 

 

9:27

イノシシの泥浴びの場所じゃね。

この後、道はどんどんと下って行きます。
激しく下りの薮こぎ。

ん〜、どう見ても砲台からは遠ざかってる雰囲気…

 

10:08

どうみても下山してるよねとか言いつつ、気が付けば名田の街並みが!

あちゃー。グルっと回って降りて来ちゃったよ。

 

今回のルートを考えてみる

左の線が今回のルート

右のピークにテレビ塔があり、そのちょっと下ったところに砲台跡? 

残念ながら、今回は螺山の砲台跡にはたどり付く事が出来ませんでした。
不思議なのは、広工廠にもっとも近い砲台なのに、どうして小坪に近い方の山頂にあったのでしょう。
工廠を守るなら、今回見つけた三角点の場所の方が工廠に近いハズなのに…


こちらのサイトに、螺山砲台跡について詳しく書かれています。

螺山の防空砲台 by ファーザーのHP

ファーザーさん、メールアドレスが書かれていないので、リンクのご連絡が出来ず、勝手にリンクさせて頂きました。もし、ココのページをご覧になられたらメール下さい。

しかし砲台。次回登山時は是非辿り着いてみたいものです。この場所について、案内頂ける方、ご連絡をお待ちしております。

撮影:2006年5月6日
掲載:2006年10月29日