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15時34分

高い木が伐採されたエリアに出た。
この場所からの広町の眺めもとても良い。

ここまで来て予想は確信に変った。ワタシが歩いているのは中電の送電線を支える鉄塔を点検するために、同社の人が歩くための道である。

また、この画像では分かり辛いが、送電線がある場所の下では背の高い木が伐採されている。送電線に木が触れないように考慮してのことであろう。

 

 

15時35分

分かれ道に来た。
右に登る道と、左に下る道である。

15時34分の画像で見ても分かるように、送電線は2系統ある。このことから想像して、左に行けばもう一方の送電線鉄塔の下に行くと考えられた。

右に行こう。

これ以降、幾度か分かれ道に遭遇するが、全て『右』を選択することとなる。

 

15時40分

しかし、今回の山歩きは本当に道が良い。全行程を振り返ってもガケっぽい箇所が3箇所ほどあっただけで、それ以外の道はとても歩き易い。

これなら小学生、高学年以上なら歩くことが出来るであろう。

15時45分

周囲の高い木が全て伐採された、とても眺めの良い場所に出た。今回の山歩きでのベストショットである。ココをクリックするともっと大きなサイズで表示されます。

この日はとても天気も良く、2,3日前に降った雨のお陰で空気も澄んでおり、とても良い眺めが堪能できた。一番遠くに見える山々は四国か?

15時45分

上の画像を撮影した場所からは、意外なモノが見えた。

吉松山の向こうに見えているモノ。
下蒲刈島へと続く安芸灘大橋である。

ココをクリックすると、デジカメのズームで撮影した安芸灘大橋のアップを見ることが出来ます。

15時47分

このような看板を発見。

ここの山が「大積山」って言う名前だと初めて知った。
(ワタシって無知?)

へぇ〜。竹原から来てンのか。
ってコトは呉の電気は竹原生まれってコト?
なーんて安易な発想過ぎる??

15時51分

石内浄水場が見下ろせる場所に来た。

画像の一番下側、真ん中からちょっと右側に見える岩場みたいな所が芳ヶ淵隋道である。
ってことは、数百年前にここから見下ろせば丸小山城の城内が見下ろせたんだろうな。

15時53分

またまた鉄塔の下に来た。
(右端の白い棒のようなのは鉄塔の一部)
ココからは石内北部が見下ろせる。


15時54分
おぉ、郷原・黒瀬方面が見える。(下図) ゆめタウンも見えるぞ!
中電の鉄塔がず〜っと続いているのが良く分かる。山道を歩いて行けばこのまま全ての鉄塔行脚が可能であることは推測できるが、それは今回の山歩きの趣旨ではないので却下。

16時3分

「広ニュータウン」と呼ばれている住宅地を一望。
新しいお宅が扇型に並んでいるのが良く分かる。

16時6分

今回の山歩きでのもうひとつのベストショット。石内。よーく見ると一番下の真ん中に赤いつり橋が見えるでしょ。ココをクリックするともっと大きなサイズで表示されます。

まるでつり橋とか家々が箱庭のように見えます。大積山の斜面が急なため、真下にあるような感じに見えてとても綺麗。

 


16時14分

石内の素晴らしい眺めに見惚れているほど時間的に余裕が無いので、先を急ごう。

送電線が見えなくなり、木々の中に入る。この辺りから水音が聞こえ始めた。進むにつれて水音は次第に大きくなる。水音からして水量はかなり多めのようである。

小滝に近付いていることに間違いは無い

この時点で分からなかったのは、小滝のどの部分に出られるのかである。滝の上部か、滝の下の部分なのか。

山道を歩くワタシの足どりは否応無にも早くなっていく。ワクワク...

 

16時18分

木立を抜けると石垣が出現。水は見えないが、水音が間近に聞こえている。

この場所には見覚えがある。

山歩きシリーズ第2弾でちゃき姐さんと行った「小滝源流を求めて」の時に見た恵現寺跡の石垣である。

そうか。とうとう小滝に来たんだな。
しかも滝の上部であった。

 

16時25分

小滝方向に下山。途中滝口に寄る。
今回は第2滝の画像を、デジカメの動画撮影機能で撮影してみた。

Quick Time Playerが導入されているPCで左の画像をクリックすると見ることが出来ます。

16時57分 小滝橋のところまで下山。その後歩いて自宅へ。

今回の収穫:

メールにて頂いた通り、門ノ口橋から山道を通って小滝まで行くことは確かに可能であった。
しかも、山道の途中から見えた広の街は、また違った角度から見ることが出来てとても興味深かった。
四国の山々、安芸灘大橋、郷原、黒瀬など広い範囲が見渡せる、こんなに素晴らしい場所が広にあったとは、また新たな発見が出来た。

掲載:2004年5月4日