Roubaixで野呂る

先日納車し、灰ヶ峰試走したRoubaix。
軽くポジ出ししてみた。

ハンドル下げてみた
ハンドル下げてみた

ステムを15mm下げ、サドルを数ミリ上げてみた。
下の画像は初期状態のもの。サドルとハンドルの落差を比べてみればわかりやすい。

S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP
S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP

サドルをもう2、3ミリ上げても良いかもだが、もうちょっと走り込んでみつつだな…

様子見で野呂山行ってみようか久しぶりだな…
川尻の登山口信号で左折し旧料金所跡地へと。

この跡地でサイクルボトルが忘れ置かれていた。
誰のかな…届けるアテもないのでそっとしておこう。

今日はTT目的じゃないのでガチ攻めしないペースで回してく。
今日はエンジン付バイクがいない…珍しい。数台のローディー達とすれ違う。おはようございまぁ~す挨拶。

展望台を過ぎ、TTルートの3/4ほどまで来たところで下ってくるローディー1名。
おはようございまぁ~す挨拶。

すると急停止する先方さん。はて?
え、アガーモン閣下!お久しぶりですッ!!

一旦登頂して下ってきてるのを再度山頂まで会話しつつ登ってもらって申し訳ないす。

with LOOK675 light
with LOOK675 light

右が閣下のLOOK675light(画像クリックで大きく表示されます)。
トップチューブからの直線がステムへと続く特徴的なデザインがイカす。
こーやって見るとルーベまだハンドル高いのが改めて明らかになるな。
自分の脚がもっと伸びてくれるなら申し分ないんだがな…それは期待薄だし…

山頂であれこれ会話しましてからの一緒に下山。
閣下は下蒲刈を流して帰ると言い、自分は正午までに帰宅MUSTなので本土海沿いルートで帰宅することに。蒲刈大橋のたもとで別れる。

しかし何なん。
納車時にはサカイ氏に急襲されるし、ライド2日目にして閣下にも急襲されるし…
やっぱ波長が合うと言うか虫が知らせると言うのか、そんなんだろうか。
恐ろしや💦

ポジション出しにはもうちょっとゴニョゴニョ弄ってみんといけんですルーベ。
前のMadoneのポジションに合すのが正解なのか、RoubaixはRoubaixなりのポジションで乗りこなすのが正解なのか…まだ答えは見つかってない…
それより何より自分をもっとアップグレードせんと💦💦💦

Roubaixキター!

遂にきました!

S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP
S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP

いきなりの新車納車報告!
何の前触れもなくやって来た感あるかと思いますが、家庭内では数ヶ月前から「アンタどーすんのよ」と言われて論議してきてたんですわ。

いままで乗ってきたマドンを納車したのが2013年の年末。あれから6年。色んな所に連れて行ってやりました。まだまだ現役ですが、細かなところでちょっとづつ気になる箇所も出始めてて、奥さんにはそろそろ次を検討する時期に来ている旨は相談してたんす。

で、次号は何にするかってところで非常に悩みまして…

〇 Panaのチタンフレーム気になる。『まるで女性の手でやさしく押されているような、すうっと滑らかな加速感に誰もが驚くだろう。』なんて言われたら、誰だって男なら押されてみたいじゃないw そしてホリゾンタルなトップチューブってのがやっぱり昔っからの自転車乗りとしては非常なるアドバンテージがあるのよね。でもこのテのフレームに乗るのはもう少し先でいいんじゃないか。あと少しの間は悪あがきさせておいてください。

〇 Trek-Domane気になる。ブログでは書いてないんだけどこの前、松山に行く用事があって、その時に松山のTREKストアに立ち寄ったんよ。そこで実物を見て、あぁ~IsoSpeedの衝撃吸収とダウンチューブの物入れ便利そう。Diskブレーキもそろそろ導入時期よね…って思ってて、この性能でこの値段なら間違いなく買いだろと…コレには激しく惹かれとても欲しくなってた。順当に行けば次車はドマーネになっていただろう。

〇 S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP。そう、結局このバイクになったルーベ。自身初のSpeciaziledブランドのバイク。クルマのナンバープレートが「とれっく」を意識した番号にしたのが無意味になってしまうがwそこはさして重要ではない。大きなアドバンテージはやはりeTAP。今まで頑なに各種電動化を拒否し続けてきた身がどのツラ下げてeTAPを買いに行ったのか見てやりたいと叫ぶアナタの顔が目に浮かびますがそれもさして重要ではない。同じ電動化を入れるならDi2系ではなくeTAP系だと思ってた。って言うか、SHIMANO社が早く無線コンポをリリースしてくれてたならこんなことにはならなかっただろうに…。eTAPが国内でローンチされたのは2016年とのことだからもう3年も経って枯れているだろう。ってか、もう次のeTAP AXSと言う12sモデルが出ている段階まで来てて前モデルに手を延ばす辺りがこのオトコらしい。そして何より、このバイクがオカムラさんとこにツルシで在庫されていた。これは目の毒だった。サイズも自分ドンピシャの52。
スペシャのサイトには3桁バイクで出ているが、何故かこのツルシルーベは当初より遥かに安い値付けになっていた。なのでこのルーベのスペックが分かる者たちは「何でこのスペックでこの値段なんだ!?」とツルシ当初からHOTな話題となっていた。そして自分もその者たちの中のひとりであった。

何でこのスペックでこの値段なんだ!?

その謎は今でも謎のままだが、もう過ぎた話題だ。気にすまい。

もっぱら気になるのは、このバイクに乗る資質が自分にあるのか。だ。
え?それを気にするのが最初だろ!って?えー、キコエナイキコエナイ…

このテのバイクに乗る五十路オヤジに対して、カネにモノ言わせて乗ってる残念なヤツとかそーゆーdisりがtwitter上で繰り広げられていることも重々承知しておりまして、まさしくいまnow自分がその立場にあって各方面からのdisり煽られ運転であることも承知しておりますが、目の前に吊るされたニンジンを我慢できないのがウマのサガなら、目の前に吊るされたeTAPディスクロードに触手が伸びてしまうのもこれまた自転車乗りのサガなんですよお兄ちゃん。

そんなこんなの葛藤の末、我が家に迎え入れることになりましたルーベ。
ルーベとはフランスの地名だったりしますね。

恒例のちゃりmamaブログでもフザケた恰好で紹介頂ききましてw自転車歴は人生の半分以上ってありますが、かれこれ35年以上は乗っていると思いますでもまぁ子育て期には乗ってないのでそれを差っ引くと25年ってとこですかね。

eTAP
eTAP

シフターはSRAM社のeTAP。特徴はワイヤーレスな電動。

ディスクブレーキ
ディスクブレーキ

そしてディスクブレーキ。
2020年モデルではある程度から上のグレードではもうリムブレーキモデルが廃止されるとのアナウンスも出ている。そんなのはもっと先で訪れると思ってたけど、想像よりも早くにその波はやって来ていた。そしてその波に自分も乗っかった訳だ。

ルーベのもうひとつの特徴であるBB上にある謎のおむすび型の箱。その箱はツールケースだった。

玉手箱w
玉手箱w

チューブ、ミニツール、CO2ボンベ、タイヤレバーがコンパクトに納められている。
まぁコレは正直なところビミョー…しばらく使ってみた結果、退役させるかも知れないな…

さっそく灰ヶ峰に登ってみた。

灰ヶ峰る
灰ヶ峰る

何なんだろう…
今まで乗ってきたMadoneも決して重いバイクだとは思ってなかったが、この走りの軽さはまた格が違うと言うか次元が違うと言うか…

ギアが小さくなったのは確かに大きいとは思う。
フロント53/39スプロケ12/25と言う今の時代には全くそぐわないギアを踏み続けてきた身にすれば、フロント50/34スプロケ11/32は走り方と言うか踏み方から回し方に大きくシフトして行かなければならない走り方改革の勃発である。

シフトチェンジも左右のレバーを、さもマウスの右クリック左クリックさながらにフェザータッチでできてしまう。大小2つのレバーを指ヂカラでねじ伏せていたのは何だったのだろうか。まだ脳内では片方で2つのレバーを押す動作を翻訳させているのは順応性の問題だ。じきに慣れるだろう。

ディスクブレーキの利き具合は秀逸だ。リムブレーキの場合、ブラケットを持ったままでのブレーキングはその制動力にはある程度の限界があり、その限界を超えるブレーキングでは下ハンに持ち替えてのブレーキングになってしまうのは周知の通り。だがディスクではブラケットでのブレーキングで広い範囲の制動力を確保できてしまう。
そしてその強大なストッピングパワーは走り方をも変えてきた。下り坂の先にコーナーが見えてきたら早めに当て効かせしつつ徐々にスピードを落として行き、コーナーに差し掛かる際に最も速度を落とした状態でコーナーに突入するのが常だった。が、ディスクのパワーだと減速はコーナーの直前までフルスピードで突っ込める。いざコーナーに突入する段階でスッと握ってやることで最適な突入速度にもって行くことができる。これって結局のところトータルでの走行時間短縮につながるであろう。
もちろん路面がウェットだったり砂が浮いていた場合は命取りになるので、リムブレーキ同様のブレーキングを意識してかないと、ドーンと効かすとドーンっと吹っ飛んでしまうであろう。

ヘッドに埋め込まれたサスペンション機構、フューチャーショック=future shockの振動衝撃吸収はスゴイ。
灰ヶ峰山頂へ至る道は荒れたセメント舗装。登りはゆっくりなのでまだ楽だが、下りの速度がノリまくったあの凸凹道の腕への攻撃力は破壊的ですらあった。その衝撃を見事に吸収してくれていた。スゴイ。
ただ、あの波々ゴムのブーツ形状は個人的にあんまり好きじゃないし、手前のトップチューブ側に伸びているアヒルのくちばし状の部分もココはこの形状である必要があるのだろうか。
まぁそんなちょっと気になる部分はあるものの、それが性能上必要であるなら仕方ない。じきにその形状ですら愛おしくなってくるだろうことを期待。

これらすべての機材の違い由来の性能差なのか、それともエスワに乗る自分に陶酔してるプラシーボ効果なのか、どちらなのかその両方なのかは定かではないが、めちゃくちゃ走るでコレ。確かにいい乗り物ですぜコレ。

初日ライドはトラブルもなく終えた。40キロほどだ。
さて、ポジション出しをしよう。

先ずはハンドルを下げる。
ステムの下にスペーサー3枚入っているのでコレを取り外そう。

コイツいらん
コイツいらん

今はいい時代なので、この全く未経験の未知のデバイスですら、パイオニア=先駆者がこーやったらエェんちゃうんって動画を惜しげもなくYouTubeにUPしてくれているので、それを参考にバラして行く。

先ずはトップのフタを外す。

フタ
フタ

えっ…コレは本当の単なるフタだ。何の機能も果たしてないんじゃないか?

その後、何本かのネジを外してFutureShock御大が出現。

Future Shock
Future Shock

後で気が付いたんだが、スペーサを取るだけだったらステム部分は外さなくても良かったみたいだドンマイ自分。

そしてこのFutureShock御大を少年ジャンプの広告で出ていたブルワーカーよろしく左右の腕で押してみる「まったく」「簡」「単だ」と言わんばかりのサスペンション効果。うむトラベル量は20mmか…大事にしてもらいなよ…

で、FutureShockが収まっていたのがこの穴。フォークのてっぺん部分だ。

コイツが引上屋w
コイツが引上屋w

普通ならこのフォークの先っちょにステムが噛んでいるんだがバッサリと切られている。そしてネジの付いている謎パーツがコラムを引き上げてタマ当たりを維持しているようだ。フムフム…今日はこの部分はそっとしておこう。

スペーサ3枚をあぼーんして組み戻す。いい感じでハンドルは15mm下がった。明日の再試走が楽しみだ。

そ言えば、スルーアクスル機構も自身初なので一度は在宅リハしておこう。出先でパンクしてしまった場合が初だとさすがに焦るだろう自分の姿が目に浮かぶ。

ホイール外してみる
ホイール外してみる

リムブレーキではないので、いつものあのクイックブレーキリリースの小さなレバーを回す必要は無い。スルーアクスルのクイックレバーを回してアクスル軸を抜き取る。RDを手で押してホイールを外す。

ホイールの重量はそこまで軽さを感じないが、外周と言うかリムが軽くてハブの部分が重い感じがする。そうか、こいつカーボンリムだったな💦これも自身初の機材だ。

取付けは逆の手順で。ディスクローターをブレーキのすき間に滑り込ませつつ、RDを手で広げてアクスル軸を通すために穴のセンターを出す。今までと全く違う。
何だろう…この感覚…。ロードバイク初心者になったような気分だ。新鮮でいいじゃないか。この歳でまたもう一度こんな気持ちになれることが嬉しい。

そんなこんなでひと通りの理解ができた。よしゃ。明日のライドが楽しみだ。

何もかも最新のパーツに変わり今までの経験を活かせる部分が少ないが、経験値は今からでも積み上げることができる。伝統を守ることも大切ではあるが、流れに従って行くことも大事だと思う。そうじゃないと自分の世界は閉じたままの世界で終っちゃうじゃない(個人の感想です)。

ブルベへの実践投入は来シーズンからになるな。
でもその前にBRM1019松江200kの試走に投入してみるかな。

最後に自分の備忘用にスペック表を引用しておく。

スペック表
スペック表