24′ BRM518呉・三次200 – Final

前々からこれで最後、これが最後なんだょぉ..と言ってて、一部では最後詐欺wとまで言われてきた自分の本当に最後の開催となるBRM518呉・三次200を開催したのだ。

2022年のBRM1001らんどね北広島200で最後にするつもりだったのは嘘じゃない。
だけれど転勤時期が当初告げられた時期よりも延びたのと、ウチの近所にセブンイレブンができ、2022年のBRM501呉・舞鶴1000の時のようにウチの自宅をゴール受付にするのがより容易になったので「ウチでゴール受付ってのをもう一度最後にやりたいよね」って家庭内で話したので、今回を最後の開催とすることにした。

ってのが、本BRM開催の経緯である。

今回エントリーしてくれたランドヌール・ランドヌーズは34名。
多過ぎず少な過ぎず、丁度いい人数具合じゃね。

自分自身は相変わらず仕事忙しくて全然乗れてないのよね…開催前2週間ルールの認定試走も走ることが難しいので、GW期間中の5月2日に行ってきた。

6時
呉の民には練兵(れんぺい)との名で馴染み深い呉市民広場の片隅が今回ルートのスタート地点。
雨の予想はゼロなので半パン半袖の身軽さで行きたいが、5月とは言え、朝はまだ肌寒い気温12度。

ここから国道185号の海沿いをひたすら東に走る。広島ブルベに慣れた人にはもうすっかり枯れた道である。

8:17
最初の通過チェックは竹原。
町並み保存地区でのフォトチェックだが、コレ!という対象物を敢えて決めず、同地区内で自分の好きなエェ感じの建物や町並みと自転車を一緒に撮影してもらうスタイルに。

フォトチェックなんて、要はちゃんとそのルートを通過したことを証明できれば良い訳で、こんな特徴的な町並みの範ちゅうであれば、どこでもえぇじゃん。ねぇ。

通りのドンツキにあるこのお堂もなかなかエェ雰囲気で好きなポイント。

竹原を通過したら方角を変え北上ルート。一路広島空港方面に向かう。
国道2号線を横切り、新幹線の高架下を抜ける辺りから上り坂がキツくなってくる。

暑くなってきたので重ね着してたウェアを脱ぎ、一気に身軽に行きましょうぞ!

夫婦岩との案内看板が出ている景勝地。
あの山の岩肌のことだろうか…

車通りも少なく、走りやすい道だ。
この画像を撮った直後、道路脇左手に2頭の鹿がいた。こちらに気づくと、飛び跳ねながら山の奥へと姿を消し行った。

白竜湖の元となる椋梨ダムへと登る坂道。登坂ではあるがそんなに距離も長くなく、200キロブルべのスパイスとしては風味付け程度じゃないかな…

10:30
白竜湖沿いにある道の駅よがんす白竜でジェラート休憩。

急ぐ旅とは言え、楽しみもだいじ。

その後、大和町の平野部をまったり流す。
左右に広がる水田では農家の方々が忙しそうに田起こしされている…

あ、女児発見!
島根では頻繁に会うが、ここ広島でもいたんだね。

11:40
本ルート唯一のPCに到着。世羅のファミリーマートで休憩。
レジで「イートインで食べますッ!」って申告するのは当然よね。

今年からブルべのルールが変わり、途中PCのクローズ時間が不問に!
通過目標時刻としてのクローズ時刻は設定されるものの、その時刻を過ぎたからと言ってその場でDNF確定!とはならないのは嬉しいじゃないか。

ギリギリ隊の人は最後まで挑戦することができるし、貯金多めの人は途中での観光が沢山できるじゃない。

コンビニで食休と涼を得たので、再スタート。
ここからは三次盆地に向けてなだらかに下って行く。

吉舎で農免道路に左折するポイントは、何度来ても見落としがちな地味な交差点。
農免道路は小刻みなアップダウンがあるのは、何処も一緒。ダラダラと走って次のフォトチェックを目指す。

13:30
3つ目にして最後の通過チェックがこの農免道看板との撮影。
Googleストリートビューで見ただけでは分からなかったが、思った以上に大きい看板だ。

その後は国道375号線をただひたすらに下ってくるだけ。

17:39
ゴール。自宅スグ近くw

ガーミン先生も太陽をいっぱい浴びて嬉しそうでした。

前々からやってみたかった、A4用紙1枚で収まるキューシート!今回、それが最後に叶う。嬉しい。

さて、試走は試走で淡々とこなしました。
自分自身はエントリーしていなかったし、認定試走期間でもないので完走認定は無し。
まぁ、今はSR獲得にこだわってる場合では無いので特に…

さて、そんな24′ BRM518広島200km呉・三次ですが、いつものように動画撮影隊が出動してくれまして、今回も素晴らしい動画に仕上げて頂きました。

なんだかスゴイ持ち上げてもらって、嬉しいやら恥ずかしいやら…今回も撮影から編集まで膨大な時間を費やして頂いたAJ広島動画担当・川本さん。ありがとうございました。

ゴールされた方から多く聞かれたコトバが「農免道路はルートに入れんな!」の意のオコトバでしたねwまぁ、直線化を意識するあまり、アップダウンを犠牲にしているのでランドヌには厳しいですよね。でも今回の、双三農免道路はそこまで悪だとは自分は思わないんですけどねぇ…違う?

とは言え、DNFはゼロ!出走された方全員が余裕で完走されると言う、皆さん素晴らしい走りっぷりでした。わざわざ三次の市街地まで意図的コースアウトされグルメを楽しんだりされた方もおられると聞きました。

完走おめでとうございます!

朝の受付やってる最中、きっしーさんが何名かに「何かを1000円で売っている」ように見えて、何を売りよるんじゃろ?って思ったけれど、まさかKSPなる活動があるとは微塵も思わなかった。

動画7分13秒で一瞬だけ映ってて、私の横で振り返りつつ微笑んでいる方…この方について書いておかなければなりません。
この方は宮崎のランドヌで、2年前の自分開催呉舞鶴1000に出て頂いたのですが、最後と言うのでお土産をわざわざ届けに来てくれたのです!ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。

当日頂いた花束は、いまだかつて頂いたことのないとても立派なものでした。

また、記念品の箱の中味は陶器セットでした。

この陶器。愛媛の砥部焼窯元 陶房遊さんのお品です。
くるぱん奥さんがここの陶器が好きで、毎日この器で食事をしております。
遠く離れてても同じ器で食事をすると言う、見えない赤い糸で繋がっている…を意識したよねだっくさんのチョイスだと後日に聞きました。

この他にも、ルート走行途中によがんす白竜で日本酒を買って(!)お土産です!って届けてくれた方(いや、重かったでしょ💦)や、遠征で来られた方からお土産を戴いたり、皆さんから沢山の今までありがとうとの言葉を戴き…本当に自分には過ぎた施しを多くの方から頂きました。

改めまして、皆さん本当に今までありがとうございました。
こんな拙いコース運営にも関わらず多くの方々に参加頂き、本当にありがとうございました。

自分の考えとして、よりハードなコース参加者をスキルアップさせるようなコースは他の方にお任せするとして、自分はなるべくブルべの裾野を広げたい。初心者ウェルカムなコースを開催することで、より多くの方にブルべをたのしんで欲しい。

ひいては「ブルべ」と言うコトバを…超長距離を走る自転車乗りがいることを広く一般にも広げたい…雨降る真夜中の山を自転車走行してても通報されない世の中にw…路肩でソッと寝てる自転車乗りがいても通報しないでねw…あぁ、アイツら好きで走ってんだよ、と認知されたい…との思いでコース開催やグッズ製作を行ってきました。

その思いがどこまで達成できたかは現時点では分かりませんが、AJ広島でのルート開催担当というポジションからはとりあえず引退です。

昭和のアイドルは普通の女の子に戻ります!と言いつつマイクを置きましたが、自分はQシート製作担当から外れて普通のランドヌールに戻ります!

なので、これからは各地のブルべに参加者として出没すると思いますので、見かけましたら声をかけてやってください。各方面、引き続きよろしくお願いいたします。

本当に今までありがとうございました。

1件のコメント

  1. お疲れさまでした。
    これからは自分のペースで楽しんでください。

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