「クロスバイク」を買って自転車通勤始めたいたいんだ。とか、
「ロードバイク」欲しいんだけど…
最近、よく相談を受けるようになりました。
こなきが考える、スポーツバイク始める方へのアドバイスを以下にエラそーに書いちゃいます。
1.家族の理解を得る
実は、コレが最大の難関だったりする。いきなり「20万のロードバイク買おうと思うんだ」って奥方に告げて「いいわょ」って言葉が貰えるのは、ごく少数の殿君だけ。普通は「なんで自転車が20万もするん!ホームセンター行けば1万もしないのが沢山あるやない!!」って、まずスポーツバイクの意味を理解してもらうことは困難です。
そこは、メタボ解消、禁煙を始める、亭主元気で留守がいいなど、考えられるあるとあらゆる思考を駆使して、奥さんを説得しましょう。
独身貴族は特権ですから、予算の許す限りのバイクが買えてよいですね。ハイ。
2.保管場所を確保する
高価なスポーツバイクは「部屋飼い」が基本中の基本です。雨ざらしなんてもってのほか。屋根だけのガレージも厳しいし、マンションの共同駐輪場に高価なモノを置いておく度胸ある?
イナバ物置の片隅でも確保できるならOK。しかし基本は屋内。
奥さんの理解に続き、コレも結構難しかったりする。
マンションやアパートで「自分の部屋」が無い殿方、結構難しいねぇ~。
3.資金を準備
潤沢な資金源がある方はとっくに買ってるから、この項目は該当しないよね。
多くの方々は限られた(奥さんから与えてもらった)予算の中で、皮算用に余念が無いことでしょう。ロードバイクなら下は10万ほどから。上限はキリがないけど100万以上のロードバイクだってある。
バイク本体のお値段に加えて、3~5万円は必要と考えておいてください。
ヘルメット、グローブ、シューズ、ペダル(ロードバイクには基本ペダルは付いていない)。これにアイウェア(サングラス)、ジャージ(ウェア)、ポンプetc…。
これらは一気に揃える必要はないけれど、先ずはヘルメット(6000円~)は必須ね。次第に色々と小物が欲しくなってくるから。
4.自分の時間
既婚者は自分の自由時間をキープするのも難しかったりする。うん。
会社勤めの日々、子どもや奥さんとの時間を過ごす休日。その合い間での僅かな自分の時間を何とかキープして走る訳ですね。子育て真っ最中の旦那さんには厳しいよね。
5.継続する意思
こなきが師と仰ぐ「エンゾ早川」氏の著書の中には「ロードバイクを買って9割の人は1年以内に乗らなくなる」との記述があったと思います。オカムラサイクルさんに「…って本に書いてありますが、本当に9割の人が乗らなくなってます?」って尋ねたことがあるのですが、「9割ってことは無いですが、半分くらいの人は継続して走ってると思いますよ」って言ってました。高価なモノを買うからには、継続する意思をしっかりと奥さんに示しましょうね。
ここから以下は要件ではないですが、注意事項を。
6.ネットでは車体は買わない
インターネット上のショップで、格安通販しているサイトもありますが、絶対にオススメしません。100%自分でメンテナンスできるなら否定はしませんが、スポーツバイクは必ずメンテが必要な乗り物です。
また、市中の自転車屋さんでは、(基本的に)自分のお店で売ったものではない自転車は、メンテしてくれません。
ネットで安く買って、近所のお店で面倒見てもらおうなんて考えないこと。
同様に、ヘルメット、サイクルシューズなどの「自分のカラダのサイズにキチンと合わせる必要のあるもの」もネットでは買わない。
以上、ざっと思いつくものを書き出してみました。
参考になりましたでしょうか?
もっと細かなこと言えばキリが無いですが、ざっくりこんなとこかな。
でも、これらの条件をクリアして乗るロードバイク。
思っているよりもイイものですょ。ココロにもカラダにも。一人でも多くの人に、1kmでも遠くまで乗ってもらいたいです。