広中で便所掃除

7月6日(日) 子どもの通う、そしてこなきの母校でもある、広中(呉市立広中央中学校)で便所掃除イベントがあるとの案内があった。

正しくは「広島・呉 掃除に学ぶ会合同年次大会」ってイベントらしい。
ま、日頃からお世話になっちょるんじゃけぇ~、始めは無関心だったけれど、ブルさんの案内もあって参加することにした。

7時30分から受付開始。早ッ!!
今日は地区のドブ掃除の日なのに、参加できん。

広中の前、桜川に掛かる橋のところには看板が出ていた。

8時
体育館に入り、受付を済ませる。
既に準備万端、掃除道具がキレイに揃えられている。

10セットあるから、10班に分かれて掃除するんじゃね。

開会式の様子
今日は生徒、PTA、先生、掃除の会、含めて120人ほどの参加者らしい。

先ずはステージ上で、掃除の要領の説明あり。

コミカルに身振り手振りで説明してくれる。なかなかオモロ~イ!!
 

8時30分
いよいよトイレ掃除のスタートです。
こなきの属する班は1年生の教室が近くにあるトイレ。
コレが掃除道具一式。

で、ここから便器洗い、壁拭き、などなど…が始まった訳じゃが、掃除の会の方の檄(げき)もあり、写真を撮っている余裕も無いので、画像は撮れんかった。

掃除時間は10時までと決まっているらしく、「ハイ、便器の掃除はあと5分!!」ってな具合で、時間に厳しくスケジュールされているようである。

素手に裸足。便器をこすり、壁も雑巾で拭き、最後は床の水気を拭きあげる。
やっぱりキレイになったよ。15人ほどで1時間半掛けてみっちり掃除したからね。

最後にトイレの中で、各々が感想を述べ合う。

10時
グループ毎の掃除も終わって、体育館に戻る。
入口では手と足をしっかり洗い、消毒も行う徹底振り。

 

で、中ではカレーが振舞われてる。

 

この時点で時間は10時ちょい過ぎ。
昼飯時には早すぎ、あんまりオナカも空いてないが、折角なので頂く。
しかし、便所掃除の後にカレーとは、なかなかシャレているw

班ごとに集まり、カレーを食してしばし休憩。
  

11時ちょい前
閉会式が始まり、各班から代表が前に出て、感想を一言ずつスピーチ。

〆はウクレレとバイオリンの伴奏により「今日の日はさようなら」を全員で合唱。

最後に、こなきの感想を。

10班あって、班ごとに違うのかも知れないが(ウチの班は)時間厳守らしく、掃除すべき部分がまだ終わって無くても、「ハイ時間です。次に行きましょう」ってな感じでちょっと違和感。
ま、団体行動の難しさなのでしょう。致し方ないのか。

また、班には掃除の会の会員さんが3名居られたんだが、それぞれの方がそれぞれのやり方で指示を出す。脚立はもういいからと言われたので、外に出していると、何を出しているんだ!と叱責。

ん~…。船頭多くして船山に登る。

現場の指揮者は1名でお願いしたい。

ま、その2点は大した事じゃないから、会の方がこのブログをご覧になられても気を悪くはせんといて下さい。
あくまで、個人の意見と言うことですから。

 

それと「便所掃除から学ぶ」と言う趣旨が子どもたちやPTAに本当に伝わったかどうかが肝心な訳ですが…

どうなんでしょ。クチでは確かに「最初は汚かったけれど、一生懸命掃除してきれいになって気持ちよくなりました」って言ってる子どもたち。

いや、それが偽りだと言う気は全く無い。
むしろ心底からの本心であると信じたい。

しかし、今の子どもたちって「一生懸命になっている姿を見られるのが恥ずかしい」みたいな部分があるじゃないですか。本当は心底「良かった」って思ってても、表面ヅラは「やってらんねーよ」みたいな強がりを装う。

そんな世代

であって欲しいな。
(強がってても、心の中には何かが届いてて欲しいってこと)

会員の方々が着ていたTシャツ

背中に「大きな努力で 小さな成果を」って書かれている。

子どもたちに小さな成果が届いたなら良かったです。

広く多くの方々に経験して欲しいな。掃除イベント。
「んなの行かねーよ」みたいな子どもたち、また、このようなイベントに関心を示さない親御さんたちにこそ、本来は参加して欲しいイベントです(難しいですが…)。
PTAはお母さん方が殆どで、お父さんはごく僅か。生徒さんも体育系クラブ生徒中心だったけれど、男子が殆ど。女子さんも、もっと出て欲しいものです。

って、ウチの子すら参加してない。ハイ、偉そうなこと言えませんね。失礼しやした。

9件のコメント

  1. お疲れ様でした。
    中学校のほうは参加したことがありません。
    小学校のほうで参加したときは、
    2年生だった娘は最後の班ごとの感想も代表で言わせてもらえて、
    しばらく掃除の会のHPに写真が掲載されていてうれしかったようです :mrgreen:

    班のリーダーは1名でしたよ。
    だから、班ごとでかなり充実感が違っていたみたいです。
    その分、班対抗の競争みたいな感じでまとまって良かったな。

  2. >船頭多くて。。。

    その通りと思いました。ワシも、先達より先にしてはいけないと思いつつ、バックで待機する性質なんで、最初からしばらくは立ったままでした。
    ボランティアになればなるほど、各パートでの指揮者って言うのが必要であるし、任せることが必要なのだと改めて感じました。
    ここんところ、そこらへんに関しては非常に勉強になってるわたくしでございます(^_-)

    >PTAの参加

    正直なところ、必要ななのか?と感じてしまった所でした。
    親たちも、所どころで「役員じゃけん参加せんといけんけんw」w」w」」と言う声が聞こえてました。
    今回で言うと、巻き込むまでもなかったのではないか?と思いました。

    ま、子供達は、少なくとも感じるところがあったと信じたいところですし、事実あったと思います。
    家に帰った時に、参加した親が、子にいらないことを話してないことを祈るのみです。
    で、その姿が子供の心に少しでも残れば良いかな?と…
    参加した子供は、きっと便所を汚すことはないと信じます。

    個人的には、こういう公的参加を全然気にならない性質ですし、知れば極力協力したいと思ってます。

    で、子供達@全ての地域の子供達にそんな楽しんで掃除などのボランティアを汗かきつつしてる姿を見せることが次世代に繋がれば良いかな?とホントに思ってます。
    (今日は洗面台で一人っきりでした・汗)

    大広に住んでた時、自治会のドブ掃除で、アパートからワシしか出ず、一人で掃除してた時を思い出しましたわ(笑)

    ま、オナニストですからええんですけどね♪

  3. ブルさんの日記から飛んできました。
    掃除の会への参加、ありがとうございました。
    私も参加予定だったのですが、急遽参加できなくなってしまったのは残念でした。

    やりのこしがあるのに、次にいってしまう、というのに違和感というのは、これは、私も初めて参加したとき、同じように思いました。
    でも、何回か参加していくうちに、仕事にも期限があるように、限られた時間でどこまで真剣に取り組むかということを、掃除を通じて学ばせていただいているのかな、と、思うようになりました。
    それゆえ、掃除「を」学ぶ会ではなく、掃除「に」学ぶ会なのだろうなと。
    そもそも、ある程度便器を綺麗にしてしまっても、今まで気にならなかった違う汚れが目立ってきて、キリがなくなってしまい、それこそエンドレスの作業になってしまいます(笑)

    船頭多くして船山に登るというのは…災難でしたね。
    私も同じように現場に混乱を招いたりしてないか、気をつけます。

  4. あえて厳しいことを言ってしまうなら、「小さな親切、大きなお世話」みたいな団体ですね。
    なんかこういうのって、学校側(それも良ければ子どもの方)から「掃除してみようよ」みたいな声があがるのならまだしも、あえてよその人が学校へ入っていって「ハイ、掃除して何かを学べ!」って言うのは、大きく違っているような。
    しかも、掃除道具は用意してあって、リーダーもその会の人で、とにかく指示通り掃除しろってのは、結局、参加者、子どもたちは用意された環境で何も考えることなくただ掃除した、ってだけであって、「どうして汚くなるのか?」とか、「汚さないためにどうするばいいのか?」みたいな肝心な部分が何も学べていないんじゃないでしょうかねぇ。
    それこそ最近よくある、「キャンプ体験で学ぶ」みたいなやつでも、大人が準備して子ども達にやらせるだけで、結局、本当の意味でそれをやる意味ってのを学べていない企画ってのが多くて、さらにそれだけに子ども達は最初の企画段階から考えることができずに、何にも考えない、企画力のない大人が増殖されている気がするんですが、大人が何でも準備しちゃアカンよ。
    軍隊じゃないんですから、なんでも勝手に準備して、指示して終わりってのは止めてほしいね。
    こういうのって掃除道具買うとか、どっから借りてくるか探すとかから始めるくらいの企画で作ってほしいんですけど、そういうのは無理なんですかね。

  5. 昨日は、お疲れ様でした。
    この「トイレ掃除に学ぶ会」は、私の友人(今は亡き)が働きかけた取組だったのです。
    2年前に事件に巻き込まれ亡くなりました。
    こうして、中学校が年間行事に取り入れて下さり、ありがたく思っています。
    友人が生きていた証だと、思っています。
    他の学校でも、不良学生が更生するきっかけになった…と言われています。
    時間に追いかけられて、キチンと掃除出来なかったと思いますが、
    何気なく使っているトイレも、誰かが掃除してくれているからこそ使えるんだ!と感じて欲しい。
    トイレに入って、臭かったり汚れていたら、そこのトイレを使用したくはなくなりますよね!!
    汚れているトイレを、一生懸命に掃除している子供たちを見て、感動しました。
    子供たちには、人が嫌がる事が出来る人間になって欲しいです。
    本当に、お疲れ様でした。

  6. ぢょやさんのコメントを拝読して、
    バランス感覚を持たれている方がいらっしゃったので、ホッとしました。

    この団体、政治活動にリンクしていませんか?
    この団体の会長はある政治家の後援会長で、
    その政治家は、当地の現市長と友好関係があると現市長が表明されている方です。
    現市長の後援者がこの団体に賛同しています。
    前の市長選挙前に、
    白岳小で、この団体に賛同される広小のある保護者が中心になって催されたことがありました。
    その時は、「オークーアリーナで民主党関係の行事が開かれていますから参加下さい。」
    と主催者が呼び掛けた経緯があります。(VTR収録あり)
    その後に広中央中で催された時は、現職議員を含む政治関係の人が顔を出して・・・

    信条的に啓蒙する意図を持って行動する団体は、
    公立学校での活動は控えて欲しいと思っています。

    せっかく参加されたのに、このようなコメントすいません。
    しかし、危機感を感じていますので、あえてコメントさせていただきました。

  7. ☆ ちゃかりん さん

    各班のリーダによって「個性」も出るでしょうから、楽しさの感じ方も人それぞれな部分もあるのでしょう。
    時間が許せば、他の班の様子も見に行ってみたかったです。

    ☆ ブルボン さん

    よーく考えてみると、今回のは呉地区と広島地区の合同云々…って言ってたから、それで船頭さんが多かったのかな。って気がしたっす。
    内部のチカラ関係何かも色々とあるんでしょうし…ま、その辺は外野には関係無いっすね。

    >正直なところ、必要ななのか?と感じてしまった所でした。
    PTAと言うか、意義的にはオトナも経験して悪いもんじゃないと思いますよ。

    ですが、肝心なのは次世代を担う子ども達に、ほんの僅かでも「良い経験」であったなら意義ありと思います。

    ☆ ぶっちぃ さん

    お久しぶりです。2年ほど前、海田の「徳川」で熱唱されていた姿を良く覚えております。ぶっちぃ さんは、会のメンバーさんなんですね。

    掃除の「やり方」の説明は段上からやってもらって理解してたのですが、「掃除の流れ」とか時間厳守なんて話がなく、初めての参加者には面食らい感がありました。

    >それゆえ、掃除「を」学ぶ会ではなく、掃除「に」学ぶ会なのだろうなと。
    含みが奥深いですね。

    >船頭多くして船山に登るというのは…災難でしたね。
    >私も同じように現場に混乱を招いたりしてないか、気をつけます。
    同じ班の女性の方も同じ思いを抱いておられましたので、客観的に見ていれば気が付いて頂けたのではないかとは思います。

    ☆ ぢょや さん

    ども(^o^)丿
    いつもながらのぢょや さんらしいコメントじゃね。
    確かに子どもたちから自発的に「掃除しよや!」ってのが出るのが最善なんじゃが、今の時代、それはとってもとっても困難でしょう。PTA推進にするにしてもしかり。そこらの要因を書き出すと長くなるから割愛しますが、表現は劣悪ですが、これも一種のアウトソージングなのかと思います。

    自分たちで企画立案して推進するには荷が重過ぎるので、要素の部分だけをお手軽に経験できる。機材などは「その道のプロ」に任す。キャンプの例にしてもしかり。
    当然、アウトソージングの弊害があるにしても、僅かでもメリットがあるなら、ソレもありかと。そこまで含めての「大きな努力で 小さな成果を」なのかと。

    正論は正論であるのは理解できますが、具現化するにはやはり手段を選ぶと言うものなのかも知れません。

    って書いておきながら、今回のイベントは誰が言い出しっぺなのかも知らないので、ソレ次第でも意味が変わってきますな。

    ☆ 蛇人間 さん

    あの事件からもう2年ですか…早いものです。

    日記本文にも書きましたが、ほんの僅かでも子どもたちに意図が伝わってて欲しいものです。
    グループ毎の終わりのミーティングでひと言づつスピーチした際に、私は「この経験から得たものを今後も持ち続けて行けば、例えば街中でゴミのポイ捨てなんて出来なくなるハズですよね」と言わせて頂きました。

    何かしらの得るものがあって欲しいと、切に思うだけです。

    ☆ mh さん

    mh さんの言われる、政治云々…が事実だとしても、私はどちらでもいいことです。
    私も色んな付き合いで、様々な演説会に顔を出すことがあるのですが、演説内容に私自身が納得できない場合、周囲の全員が拍手なりエイエイオー!ってやってても、一人だんまりで身動き一つしないことだってあります。要は流されなきゃいいんでしょ?

    今回のケースは、趣旨には賛同できるので参加しましたが、その裏で何かが動いていても知ったこっちゃないです。
    私の基本的な物事の考え方は「1度は参加してみた上で、いいも悪いも判断する」或いは「文句言うなら1回は顔出せ」ってことです。
    ですので、このイベントに今回初めて参加させてもらって内容なり趣旨なりが、私なりに理解できたので行って良かったですが、来年はもう出ないです。

    子どもたちも1回は参加してみて趣旨だけが伝われば、それでいいんじゃないですか?
    そこで大人の事情を出すには、彼らが可哀相過ぎる気がします。

    >信条的に啓蒙する意図を持って行動する団体は、
    >公立学校での活動は控えて欲しいと思っています。
    そうかも知れませんが、それはここのブログのコメント欄に書くことではないですよね。
    教育委員会とかに直接言われてください。

    >しかし、危機感を感じていますので、あえてコメントさせていただきました。
    危機感持ってるなら、なおのこと教育委員会とかに直接言われてください。
    私は民間企業のサラリーマンです。

  8. お・・・・・・おつかれさまっす!!!!!!!
    裸足で便所掃除かぁ~( ;-ωw」)awフwンwヨwフwンwヨ

    しかもwエwリwョって・・・・・・・・・・・(笑)

    みんな尊敬ぃ~☆

  9. kaorin さん

    裸足と素手がどーしてもイヤな人には、ゴム長靴と手袋も用意されていましたyo 😀
    是非、どーですか!? 😆

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