2007出雲路ワンデイラン160 – 前夜

行ってきました、松江 – 2007出雲路ワンデイラン160
来年の自分のために、こと細かく書いておきますので、サラッと読み流しちゃってください。

2007年9月29日(土) – ワンデイラン前日

この日は、ちょっと早めに松江に入り、コースの主要(難攻)な部分を下見しておこうと言う話を、T氏かつお氏の3人としてた。
am8:00 オカムラさんにてT氏待ち合わせ。営業時間よりも早いにもかかわらず、シャッター半開で待っててくれた岡村さんと共に店内で喋っているとT氏到着。T氏のクルマは軽1BOX車ながらも『自転車を積むためにこのクルマを選んだ』と言うだけのセカンドカーとあって、氏のロードバイクが「キッチリ」と積載されている。残り半分のスペースに、こなきロードも積ませてもらえば、計算されたかのようにピッタリとスペースが埋まる。大人二人とロード車2台をキャリーするのには、あまりにもぴったりなナイスなクルマです。(積載の様子も写真撮っとけば良かった…)

さ、松江に向けて出発です。このクルマにはナビ&ビデオが搭載されており、『モチベーションを上げるために、コレでも見ましょうや』とビデオを再生してくれようとする。ムフフなビデオを朝っぱらから拝むことが出来るのかと、ワクワクしたが、ナビ画面に現れたのはツール・ド・フランスの映像。
2003年のツールドフランス(フジテレビ)、T氏が師と仰ぐランス・アームストロングがまだツールで連勝を続けていた頃のものである。

松江方向に国道375号を北上するも、黒瀬・東広島界隈は渋滞してる。ツールを見ている、こなきにしてみれば丁度良いもんじゃ。ツール選手のような走りは、所詮私らのようなホビーライダーには無理とは分かっているものの、見てるとモチベーションは向上するし、感動も呼び起こされてくる。

渋滞が終わり、みわ375で一息入れて、更に北上。三次から国道54号に移り快走。松江市内に到着したのは正午ちょっと前。先行してるかつお氏と、松江市内で最も高いビル山陰合同銀行本店前にて落ち合う約束だが『昼飯は二人で食っててね』とかつお氏に言われてたので、T氏とこなきは『出雲と言えば蕎麦でしょ』の合言葉で、蕎麦屋を探す。

蕎麦食いたいとの発想は良かったものの、その後がいけません。松江市内なら蕎麦屋ぐらい幾らでもあるでしょと言うあんちょこな思い込みが失敗の元でした。市内をクルマで走り回ること約1時間(!)。蕎麦屋を見つけることが出来ません(このまま行ったら米子まで行くよ!なんて…)。お陰で、奇しくも市内観光を果たした二人。

松江市内、堀川遊覧
堀川遊覧(上図)や、松江城、島根大学…(コレはコレで良かったのかも…って、今なら思える)

ようやく1軒見つけたものの、並んで待ってるので他をあたる事にし、更に30分ほど。
でも、やはり蕎麦屋にたどり着けず、もはやファミレスでも仕方無いかと言う、二人の間に無言の中にも、諦めの空気が漂っている車内。 廻りまわって結局、30分前に見つけた蕎麦屋に再びたどり着いて、ようやく蕎麦にありついた二人。

出雲蕎麦を食した後に、かつお氏にメールして松江市内で最も高いビルの前で落ち合う。この時、既に14時を過ぎていた。

で、そのビルの最上階は無料開放されてて、市内と宍道湖が一望できるってんで、あがって見る事に。
宍道湖ってデカイよね。広界隈で考えると、フツーに瀬戸内海とその向こうに見えている島じゃないかと思えるくらいにデカイ湖じゃ。この湖を明日は周回すんのかと思うと、ちょっと「見なきゃ良かった」的な気分になっちまった。

では、肝心のコース下見に行きましょう。コース詳細mapはWebにて公開されてます。
かつお氏のクルマに乗って、先ずはスタート地点の玉造温泉に向かう。かつお氏は大学時代を島根で過ごしてるので土地勘はある。
スタート地点から出発してmap通りに行くと、いきなりの坂道。スタート早々の登りにちょっとげんなり。
更に行くと、もっと険しい山道に一同無言…重い空気が車内を満たしてる。

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画像では道の傾斜が分かり難いけれど、なかなかの登坂である。しかも、道の真ん中、轍(わだち)のタイヤが踏まない部分には苔が生えている。『ココ踏んだら転倒間違いない』との意見に一致。

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標高にすれば300mにも満たないところじゃけれど、スタート早々の登坂はカラダが温まってないので、なかなかの試練となるな。

暫く行くと分かれ道に来る。ココで路面にマーキング(矢印)が書かれていることを発見。
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この矢印を目印に走行しろってことじゃね。以後、下見は矢印を探すことに血眼になる。

30キロ程走り、最初のAS(エイドステーション。飲み物やちっょとした食べ物の補給所)まで到着。
この地点を確認し、次のASを目指す。国道9号をくぐって中海沿いに到着。

中海に浮かぶ弁天島へと続く道はまっ直線。
shitami2.jpg

この後、峠道が続く島根半島も下見しておきたかったものの、時間切れで断念。やはり、蕎麦屋探しの1.5時間が無駄であった…トホホ。

17時に松江市内に戻り、ホテルにチェックイン。18時に待ち合わせて、晩飯を食べに繰り出す。
この日のために、かつお氏が予約しておいてくれた、鶴丸。隠岐料理のお店って初めてじゃ。

山陰の海の幸を味わうことの出来る鶴丸。画像は刺身の盛り合わせ(一人前)。奥のカブトガニみたいなのは、ウチワエビのから揚げ。こんな海老、初めて食べた。身がしっかりしてて美味よ。
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明日は朝が早いから食事もアルコールも軽めに。

しかし、大会前日の晩飯として、これだけでは不十分!!炭水化物を摂らなくちゃ。カーボローディングってヤツです。屋台ラーメンを食して炭水化物の摂取を完了し、其々の宿にと帰還。

今回、こなきが泊まったホテルはかつお氏ご推薦のホテル、ヤングイン松江
なんと、一泊2100円!!の激安ホテル。

あまりの安さにかT氏は別のホテルに泊まったが、こなきは「コレもブログのネタになるな」との計算もあり、ヤングインにした。広でもありえない一泊2100円のホテルとは、どんなもんや。

1階から入ると、いきなりスタンドバーである。チェックインするカウンターが無い。カウンターでおばちゃんがビール飲みながらこちらを見てる。従業員は…遅れて出てきた。バーのカウンターがチェックインカウンターも兼ねている。

用紙に記入したのち、前金2100円を払って指定された202号室へ。

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部屋にはベッド×2(ツイン)、洗面台、TV、エアコンのみ。便所はフロア毎に小学校のトイレみたいなのが1箇所。風呂は無くて1階に共用のシャワーがあるのみ。「寝るだけ」と割り切って泊まるには、全く不自由の無いホテルじゃ。予約を入れたじゃらんのページにあるクチコミ評価も好印象のものばかり。
部屋に入ってスグには、安い宿独特のニオイを感じますが10秒もすれば鼻が慣れて感じなくなるので、問題ないです。コレはコレでいいんじゃないでしょうか。明日も早いし、することも無いので、TVをちょっと見ただけで早々に寝ましょう。

ってことで、松江の初日レポを完了です。
続きの2日目、いよいよワンデイランの模様は次のブログに続く…

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