四国600 Legend

2023年6月23日 22:00スタート
AR四国BRM623四国600Legendに参加してきたレポである。
この日のために、毎週末に呉近隣の山に登ってトレーニングしてた。

RWGでの獲得標高が16,000メートル
RWGあるあるなので6掛でも9,600メートル
最も標高が高いのが四国カルストで1,400メートルほどと、自分史上もっとも高い場所へのヒルクライムが待ち受けている。

とにかく獲得標高が並大抵ではない600kmのブルベだが、もちろん制限時間は40時間。
(あ、上の画像でFinishが16:00っての間違ってて正しくは14:00)

金曜の22時スタートってので休みを入れた。
で、恐らく廃人になるだろうから月曜も休みを入れた(同僚サンクス)。

金曜は昼間のウチに少しは寝ておこうと思ってたが、なんやかんやで結局寝ることができずに、15時頃出発。しまなみ海道を渡って四国に入り、愛媛県西条市を目指す。


少し早めなので市内のファミレスで夕食をとり、近くのスーパーで補給食を購入。

ナビに案内され、スタート地点である武丈公園に到着。少し早かったかな…AR四国スタッフさんと談笑。受付をしてブルベカードを受け取る。


わちゃわちゃ話しているうちに順次参加者到着。

21:45
ブリーフィング開始。大きな注意点はない。
天気予報も雨マークはなく、四国カルストでは絶景が期待できそうだ。


このBRM、有名なサイクリストが参加していた!
三船さん! http://www.masahikomifune.com/

様々な場面でスゴい方とは知っていました。
他の参加者に紛れて、自分もツーショットをお願いしました。


ありがとうございます。
プロフ見ましたが年齢的には自分より2歳お若いんですね。でも、貫禄がスゴいです。そして、スゴい人ってだいたい寡黙ですよね。

22:00
暗闇のなか皆さん一斉にスタート。
エントリー17名に対して、出走は14名とのことだ。

まずは高知の桂浜を目指して、四国山脈を越えて行く。
当然、ここを通る。

みんな大好き 寒風山トンネル


トンネル入り口で23時だった。
この時点でここにいたのは自分を含め3名。

全体感としては、三船さん率いる先頭集団が10名ほど。その他後続が自分を含め4名ほどって感じかと思われた。

西条→寒風山トンネル→高知桂浜はもう何度も走っているので、自分の中では勝手知ったる道。
その慢心が祟り、高知市内でコースアウトしてしまう。

いや、コースアウトの原因があった。ガーミンが調子悪い。
本来であれば、交差点に差し掛かったら右左折の指示が出たり、コースアウトしたら警告音が鳴るがそれらが全くスルーされている。そう思えば、ここまで来る途中でトンネルに入ってもGPSロストの警告音も全く鳴らなかったな。

おいおい、どうしちゃったんだいガーミン先生。

画面上では正常に作動しているように見える。
電源Off/Onしてみればいいんだろうけれど、ここまでの走行距離がチャラになるので、ルートのリロードをしてみた。すると今度は、画面上部の計算中表示が0%→100%までカウントアップするが、100%になったらまた0%から計算を繰り返している。何度も…。やべー。壊れちゃったかな。

終わるまで待ってらんないので走行は継続しているが、コース確認が心許ないので、停まってはスマホで位置確認して走り出すを繰り返す。そんな段取りの悪さながら、ようやく桂浜に到着。

2:30 
最初のフォトチェックポイント、桂浜駐車場の看板まえ。98.4キロ


コースアウト以降、誰にも会ってないのでもうすっかり最後尾に落ちたんだろうと思っていたが、ここのポイントで寒風山をご一緒してた方お一人に遭遇。また、桂浜からの折り返し走行中に4名ほどの方とスライドした。頑張りましょう!後続集団組各位!!

ドリンクが切れたので自販機を探し、通りかかった道の駅的な施設にピットイン。


上の画像、暗くて良く見えないが、看板に南風と書いてある。
ん?
これって…もしかして…いま話題の例のヤツじゃ…
ここなんだぁ~…
こちとら外野勢には何がどうなのかさっぱり分かりませんが、三方良しに丸く収まるといいですね。

で、ここでいつも会う親亀子亀もいました。


ガーミン先生は機嫌をなおしてくれたようで、とりあえず交差点での右左折ポイントでアラート音が鳴るようになってくれた。この先はまだまだ長いんでよろしくお願いしますよ。

4:05
闇夜が終わりつつある。遠く太平洋の水平線辺りが薄っすら明るくなりつつある頃、2番目のチェックポイント帷子崎到着。122.4キロ地点


今回のBRMでは途中のチェックポイントにオープン/クローズの時間が設定されていない。
あるのはゴールクローズの時間のみ。
なので、細かくは焦らなくても良いけれど、かと言ってゆっくりもしては居られない。

どこかの入り江を通過する頃、夜が明けてきました。きれいです。


すっかり夜も明けました。ここまでは眠気もなく快走に尽きる!


150キロを越えたあたり…


そろそろ今回のメインイベント、四国カルストへの登坂に差し掛かろうと言う自分にはミッションがあった。
職場で留守を預かってもらっている人に今回のルートのことを話すと

ポテチの袋が破裂するかどうか、試してみてくださいよw

と言うミッションを課せられた。
なので、カルスト登坂に入る直前にあるコンビニでポテチ購入。


ここは標高50メートルで上図のような感じ。まぁ普通よね。
これがカルストに登ってどうなるかお楽しみ♪
(この頃はまだ気持ちに余裕があった)

清流・新庄川の流れを眺めつつゆっくり登ってく。


遠くの尾根に風力発電の風車が沢山並んでんな…


あ、これ…
石灰を運び出してるコンベアだよね。微かに音が聞こえていた。


次第に登坂はキツくなり、距離ももう長らく登りっぱなしのままだ。


長い下り坂でクルマのブレーキが利かなくなった時に突っ込む緊急避難所が数か所あった。
登坂が長いことの証やな…。


気が付くとR.439を走っていた。
439…ヨサク…国道ならぬ酷道とまで言われるほどひどい道だとは聞いているが、この界隈はいたって普通の道だ。


8:40
いよいよ四国カルストへと登る分岐にきた。


先ほどまでのR.439のような路況のいい道からは離れ、クルマの離合がちょっと難しい感じの道が続く。
遠くの山の上の方にガードレールが見えてるな…あそこまで登るんだろうな…気が遠い…


ご丁寧に天狗高原まで3キロと出ている。
登坂における距離表示はいつの日もありがた迷惑である。


登って行くと分岐標識が現れた。
ここの分岐…見覚えのある方も多いのでは…


過去動画でミスコースを誘発した分岐…https://youtu.be/iskjA6rL3zs?t=1075
いつの時代もブリーフィングはちゃんと聴こうね

さて、つべこべ言いつつも登って、あと2キロまで来ました。


この辺りから激坂度合いがMAX!!
山の道って、なんで山頂に近づくと斜度が急になってくるんやろね?
昔の土木技術が未熟で、麓から山頂まで均等な斜度で道を付けることができへんかったんちゃうかな?って思うてる。

そんなブツクサ言いながら四国カルスト登りきりました。
標高1,354m(ガーミン先生談)。


めっちゃくちゃエェ天気です。遠くの方まで見渡せるし景色は360度パノラマビュー!
晴れてて良かったわぁ〜。
ここまで来て天気悪くて山頂は雲の中!なーんてオチだったら秒でDNFるで!!

ちょっと行くと牛🐮がいました(4本足にはウルサイんよ)。


最初のウチは牛や!って叫んでましたが、行っても行っても牛がなんぼでもいて飽きましたw

四国カルスト。自走で来たのは初めて&昼間に来たのも初めてw
同じカルストでも山口のソレとはえらい違いやな。


めっちゃえぇ眺め。ここまで頑張った甲斐があります。

10:51 通過チェックポイント3
カルストにある姫鶴平の看板前で撮影。 196キロ


さて、通過チェックのミッションをまたひとつクリアしたので、例のアレを見てみましょう。
麓のコンビニで買ったポテチや如何に!!


パンパンッ!
ってほどでは無いけど、明らかに膨らんでるねぇ〜w
富士山は5合目でも2,400メートルほどなので、今にもはり裂けそうに膨らんでる画像を見たことあるが、1,400メートルではこの程度だったか…
ちなみにこのポテチはこの後補給食として美味しく戴きましたw

ポテチだけじゃ足らんので、お約束のソフトクリームも。


この後、カルストを一直線に下山するのかと思いきや、尾根沿いに走ってまだ登ったり降ったりをすると言うね…

その後、次の
12:10 通過チェックポイント4
坂本龍馬脱藩の地 韮ヶ崎 看板 212キロ 


この後はもうよく覚えてないんだけど、特にこれと言ったイベントもなく次のチェックポイントに。

13:41 道の駅 日吉夢産地 鬼北の母子像。
243キロ。
とっても象徴的な像。ここももう何度もブルベの通過チェックで来ているな。


四国のランドヌたちが応援で待ち構えてくれてた。ありがとうございます!
補給を摂って、ちょっとだけ談笑し、次行きましょう。

田んぼの中に親子のマンモスがいましたw


ちょっとした市街地の山がみかん山でした。さすが愛媛だ。


17:17
通過チェック6 ファミマ保内川之石店 301キロ


このコンビニの直後、予約しておいた八幡浜のホテルにチェックイン。

ホテルの人:チェックインですね。この紙にご記入を…本日ご一泊で…明日の朝食ですが…
こなき:あ、その件なんですが、実はサイクリングの途中でして、あんまりゆっくりしてる時間なくて、2-3時間でチェックアウトさせてもらうようになr…

ホ:え、そんな短時間しか…
その時、後方ロビーにいた別のホテルマンがすっ飛んできた!
別ホ男:サイクリングって、もしかしてブルベですか!?私もやってるんですよ!

こ:え!マジっすか。今日は600キロのブルベでいま300キロまで来てて、時間押してるんでゆっくりできないんですよ…
別ホ男:ですよね〜(もみ手)。お部屋に自転車を持って入って頂くにはお手数なのですが輪行袋に入れて頂くようになってしまうのです、先日トラブルがありまして…
ただ、こちらフロントのま横にクロークがありまして、ここでしたらそのまま置いておいて頂けます。フロントには24時間スタッフが待機していますので、ご心配も不要でして…

こ:でしたら、クロークでお願いします。
別ホ男:かしこまりました。お手数ですが、自転車の方はロビーを転がさず手で抱えて持って入って頂ければ…
こ:もちろんです

みたいな驚くべき会話で自転車はバラさずに預けることができた。もうこれだけで十分よね。

部屋に入り、早速風呂。
コンビニで買ったサンドイッチを食う。
スマホのアラームを2時間にセット。
寝る。

が、寝付けない。
脳が煮えてる感じがする。軽い熱中症なのか…

気がつけば寝入っていたが、スマホのアラームが鳴る前に目が覚めた。
1時間ちょっとで目が覚めてしまったようだ。

チェックアウト!
お世話になりました。

オンルート上からホテルに向けてコースアウトした地点まで戻り、再スタート。

風呂には入れたが、あんまり寝れんかったな…ウェアも汗ばんだのをまた着た訳だし…

19:47
八幡浜の港を過ぎる。九州に向かうフェリーだろうか…


暮れ行く海を見ながら、八幡浜~宇和島までの海沿いを走る。クルマは少なく走りやすい。
じきに日が暮れて真っ暗になった。

小さな港町を通り抜ける。道幅はそんなに広くなく、あっと言う間に通り抜けてしまうほどの小さな漁港だ。
抜けると小高い丘をのぼる。標高2-30mと言ったところか、これもあっという間に通過してしまう。
また小さな漁港がある集落に来た。
あっという間に通り抜ける。
小高い丘を登り、下るとまた漁港…
丘、漁港、丘、漁港、丘….

何回繰り返すんじゃ!!!!

って感じ、エンドレスループにでも入ったんじゃなかろうかって錯覚に陥る。

そんな果てしないループの末に、ようやく次のチェックポイントが現れた。

22:24 通過チェック7
あけはまシーサイドパーク あけはまーれ。 358キロ地点


道の駅みたいな施設。
当然、時間が時間なので、周囲には誰もいない。静まり返ってる。

日が変わったであろう深夜。宇和島まで走った後、ここからが今回の600で最も問題となった区間だった。

海沿いを離れ、内陸部に入った400キロ地点。地名で言うと松丸以降、激しい睡魔に襲われた。
街場を離れ、川沿いの何にもない真っ暗な闇の中を走行していたのも災いしていたとは思うが…

何て言うん…まぶたが強制的に落ちてくるんだ。
目をあけ続けることが不可能なので、道端に自転車を転がしその場にへたり込む。
しばし目を閉じ、ほんの数分であろうが短く寝る。
ハッ!と目が覚め再び走り出すが、ほんの数分でまた、まぶたが強制的に落ちてくる。

これを夜があけるまで幾度となく繰り返した。
なので、次の通過チェックまでの108キロの区間を8時間も掛かってしまった。これが今回のブルベで一番の敗因だったと思う。

6:24 通過チェック8
あいの里まつばら 466キロ地点


ここのポイントは迷った迷った。
他のポイントはGoogleストリートビューとかで事前にリサーチしてたんだが、ここだけは何故かリサーチ見落としてて全く場所が分からんかったんよね。しかも結構地味目な建物。めっちゃ迷った挙句にようやく辿り着けた。

ここからは分け入るように山の奥へ奥へと細い道を登って行く。道の斜度もキツいぞ!
もうすっかり自分は最後尾なんだろうな…誰にも合わないしな…って思ってたら、背後から

おはよーございまーすッ!

って元気な声がする。
参加者さんだ。ちょっと話しながら共に先を急ぐ。

9:08 通過チェック9
四万十川源流点看板 500.5キロ地点

あと100キロ…


カンのいい人はもう気づいていると思うが、源流ってことは山を登った場所って察しがつくよね。実際、めっちゃ斜度がある坂道を登った所だったわ💦
何なら、このポイントまで登ったその道を下るのではなく、ここまで来た道と同じような酷な斜度の道を更に登って行くのがオンルートと言う酷さ加減…これがレジェンドなのか…そうなのか、おい!

カルストの1400m登坂ばかりを気にしていたが、終盤でこんな伏兵が待ち構えていようとは…
ようやくのぼり切り、激しく下り坂をくだって、ようやく次のチェックポイントが見えてきた。

10:54 通過チェック10
ローソン仁淀川大崎店 520キロ地点

もうアタマがどーかなってたんだろう。レシートしか画像が撮れてない。


ここまで520キロ。残り80キロ。
現在11:00。残り3時間。

3時間で80キロを走れるか!?
平常時の自分は1時間を20キロと計算している。
その路線で行くとあと4時間かかる計算だ。しかも、この先はみんな大好き寒風山トンネル!を含む、四国山脈越え!どう考えてもムリじゃん!

って計算で、もう自分はDNFと思ってたが、同じタイミングでここにおられた方は「奇跡を信じてアタックします!」ってガッツモリモリで再スタートして行った。すご!マジすご!

まぁ、自分もぼちぼち行きますか…ってくらいのテンションで走り始めたものの、シューズの中で足指が痛いし、ケツの皮はもうすっかり売り切れちゃってケツ身が悲鳴を上げてるし、メンタルもすっかり売り切れちゃってて、登りもノロノロでしか登れない。

12:26
そんなこんなでAR四国スタッフ氏に電話して、DNFを口頭で伝えた。
氏も自分のGoogle位置情報共有を見ているようで、

あぁ〜…その位置でこの時間だとぉ〜…ってな感じでフワッとDNFを受け止めてくれた。

Twitterに、もうむりぽ(´・ω・`) って放流する。
オワタ。俺のLegendが終わった。

とは言え、ゴールを目指さなければ家に帰れない。
#おうちに帰るまでがブルベです

ゆっくりと寒風山トンネル目指して坂道を登って行く。
愛媛→高知よりも、高知→愛媛の方が斜度がキツいんよね….悪いことにボトルの水も売り切れてしまった…休みながらぼちぼち登るしかない。

ケツの身をかばうために、立ちこぎを無駄に多くしてしまう。

寒風山トンネルまで、あと7キロほどか…
って所で後方から来たクルマが不意に停まった。

Hey!乗ってかないかい!?

だれ!?
あ…

ランドヌ仲間のO氏だ…

Google位置情報共有とDNFツイート見て、レスキューに来てくれた。
ありがたい…

あと7キロ走れば寒風山トンネルで、そっから先は激くだり区間で時間外完走できるのは百も承知しているが、この時の自分は、もうこの登坂から解放されるんだ…と言う甘美な誘いを断ることが出来なかった。

クルマに乗せてもらい、一路ゴール受付地点(=スタート地点)を目指す。

Google位置情報共有のピンがいきなりゴール受付地点に出現したので驚くAR四国スタッフ!w

スタッフ面々とわちゃわちゃ話した
通過チェック10で一緒だった方もおられ、1時間のタイムオーバーながら完走されたとのこと!スゴい!お疲れ様でしたッ!!!

自分のリザルト….


う~ん…
最後のマス目を埋めることが出来んかったね。そうだね。またいつか頑張ろうね。

振り返ってみると、今回の600は準備不足に尽きる。
ガーミンが調子悪くなるのは機材の調子だから仕方ないとしても、いつも持っている紙のキューシートを忘れるとか。ボトルも1個しか持って来てなかったので、頻繁に自販機STOPする羽目になっちゃったし…結果論だけどホテルに入ったのは失策だったし…

スタート前にスタッフ氏に

言うて四国カルスト登りきれば終わったようなモンじゃろ!?

みたいに言うてた自分が恥ずかしい…。

ナメてたんやろ?

え…ま…まぁそう言うことになっちゃいました…ね…
獲得標高10,000mってのがどんなんかが良く分かってなかった。ってのはある。

それをきちんと認識していれば、もっと準備段階でできることは沢山あった。うん。
顔を洗って出直してきます。

まぁ、でもいい勉強になりました。
目標を見失ってた自分に新たな目標が出来ました。
いつかリベンジして、レジェンドを目指します!

ってか、ブルベの楽しさを再認識した!と言っても過言ではない。
今まで獲得標高の高いルートは遠ざけてきたが、今回の経験でそれはそれでいいルートなんじゃないか。って思えるようになった。

後で聞いたところ、このルート元々は岡山さんが開催していたルートだったと。
AR四国設立を機に、開催を譲り受けたんだと。
ナルホド。岡山さんのルートだったら仕方ない(何が?

何にせよ、自分の力不足ってのには間違いないです。
お世話になりましたAR四国スタッフ各位。コース途中でご一緒頂いたランドヌ各位もありがとうございました&お疲れ様でした。

またどっかのブルベでお会いしましょう。

石見グランフォンド2023

歳を重ねるベクトルは変わらないのに、いつの時点から成長は老化と呼ばれるようになるのだろうか…

行ってきました、石見グランフォンド2023

近年、ブルベにうつつを抜かしてたせいで他のイベントは出なくなり、長年参加してきた石見GFもエントリーしづらい状況が長らく続いていた。

前回のエントリーは何年前だったっけ…
フロアポンプにステッカー貼ってあるの思い出した。

2016年のステッカーが貼ってあるな。
7年ぶりか…すっかりご無沙汰しております。

前回の記憶もすっかり消えちゃってるけど、15時に粕淵のチェックポイントを通過することだけが必死だった記憶ばかりが残っている。ここでタイムオーバーだと、三瓶に登らせて貰えないのよね…今年もそこだけは頑張りたい!

今年の開催は5月14日(日)。
前日の土曜日、お昼頃に自宅を出発し、54号線 赤名峠過ぎた所にある一福・本店に寄る。

島根に行く折には必ずと言っていいほどここは来てる。

美味しい蕎麦食って島根街道を快走。すっかりご無沙汰の大田の久手海岸にて前日エントリー。

今年は13番。早めにエントリーしたからか若番なのかな?
ここで懐かしい人たちに逢う。すっかりご無沙汰でした。お元気でしたか?…そんな会話を何人も。主催M氏にも久しぶりにお会いしました。お久しぶりです!お世話になります!!

さて、ホテルに行きますか。
コンビニで夕食と朝食を調達し、チェックインする頃には雨が降り始めた。明日は晴れてほしい。

スカイホテルさん。
昔、MIXIとかの呼びかけで「居酒屋パパニイ」とかやってたの懐かしいな。
明日は彼にも逢えるだろうか…

窓を打つ強めの雨音を聞きながら横になる。明日も早いぞ…

翌朝、3時起床!
早すぎるのは承知の上だが、いいポジションの駐車場をゲトしたいので早めに現地入りしておきたい。

5時まえ
久手の海岸着。どんよりと曇っているものの、予報では傘マークは付いてないぞ。よしよし。

明るくなるにつれ、参加者集まってくる。
そうそう!このスタート順番取りね。変わってないな♪

パパニイにも逢えた。すっかりエェ歳取りましたな、お互いにw

7時
エライ人の挨拶とかはなく、主催M氏のブリーフィングは手短め。
200/157/122キロの3種類のルートがあるので、距離の長い順に並ぶ。

7時15分スタート

10分ほど待って、自分は中盤あたりからスタートか。

2名づつ順でアーチをくぐりスタート。
左手に向いて走った記憶が濃いが、今は右手に向いて行くようだ。やはりルートは変わっている。

どんより曇り空だが、暑くなくていいわ。

スタートほどなく、休耕田に牛が放牧されているのが見えた。
よう!草はウマいか

交差点での曲がる方向指示はこのプラカードに従う。
そうそう、これも懐かしいな…

あの頃はガーミン持ってなかったので、この矢印だけを頼りに走っていたが、今はガーミン先生のご指導の下で走っているので、コースアウトの心配は皆無なのが心強い。

スタート直後のルートは初めて走る道だったが、いつしか見覚えのある道を走っていた。何もかも懐かしい…

しかしCP1が遠いな…こんなに遠かったっけ…と、思いながら走る。
そして何よりみんなハイペースだな…。

8:37
CP1高山そば道場到着。28キロ
CPスタッフで懐かしい方々に逢えた。忙しそうなので会話も少なめだけど、お元気そうで何よりです。今日はお世話になります。

テーブル上の用紙にサインし、カードにスタンプを押してもらいチェック完了!

高山のそば、変わらず美味しい!おかわりしたい!!

ここのCPは混むので、通過チェックだけ受けて蕎麦も食わずに走って行った年もあったよな。今年はしっかり頂きます。

気が付けば多くの参加者が到着していた。
今年のエントリーは全部で450人ほどらしい。

CP1では恒例の「トイレ渋滞」が起きる。
自分も少し尿意があり列に並ぶか思案してたところ「次のPCは小学校だから、トイレは多いぞ」って声が聞こえた。

ん?

それは以前の話じゃないのかな…
とは思ったものの、まぁその声に流されちゃったので、CP1では我慢しておいた。次に行きましょうぞ。

この橋、懐かしい。桜江大橋だよね。

桜江大橋を渡った直後に廃線になったJR三江線の川戸駅があったので、そこでトイレを借りる。

って、スグにCP2だった💦

9:42
CP2 今井美術館 56キロ
ココはCP1からスグに到着しちゃったような気がする。

地元のおばちゃん達、ありがとう!
そして、広い駐車場に転がされるバイクたち…

ここのエイド食は練り物とバナナ。さっき蕎麦食べたばかりだから全然OK。

食ったら、さっさと行きます。
ゆっくりしてたら三瓶に上がれなくなる!
そればかりを意識して、とにかく「ゆっくりとはしてらんない!」と先を急ぐ。

今井美術館を出発して、左手奥の方に見えている山にへばり付くように登ってる道が見える。
たしか、日桜ロードじゃなかったっけ…以前はあそこ登ってたよな…そう思うと、以前のコースはどんだけ獲得標高が高かったんだ、えこにん!

そんなことを思いながら走ってるとスグに次のCPに到着。

10:34
CP3 交流プラザ まんてん 72キロ
産直市のある道の駅みたいな拠点だわ。ここは初めて来たな。

ここのエイド食の豆餅(よもぎ)がとっても美味しかった。

豆もち食ったらさっさと行きます。
ようやく青空も見えはじめ、いい天気になってきました。

田植え前の田んぼに空が映っててとってもいい景色です。

そして、この直線道。
過去コースでも通ったし、いつかのブルベでも夜間に通ったことあるな…w

そう。
何となく気がついていた。次のCPが近づいている。

次は断魚渓。
道路からはるか下に荒々しい渓谷を見下ろす場所だ。

12:03
CP4 断魚渓 101キロ
ここのCPは思い出深いね。いつも昼食を供して頂いているCPだから。

今年は(も?)カレー。
カレーはいいよね。
飲み物だし、高カロリーなので補給にぴったり。欲を言えば大盛りでw

カレーを飲みつつも、前に座ってる人のジャージが気になって気になって仕方なかった。

呉氏ジャージ

そんなんあるんだ!
どう見ても呉の人だったので、話しかけた。

自分も呉からなんですよ…みたいな話。引き続き頑張りましょう!

カレーを飲み干したら、さっさと行きます。

断魚渓を出てしばらく、スグ後ろにぴったりとくっついて走る人がいることに気がついた。

人数はひとり
ぴったりと付いてきている
前を引く自分にタダ乗りしてやがる
前に出る気は無いな
ちょくちょく脚を止めるので、フリーが鳴り響くのがイラつく

失礼なヤツだが、まぁイベントライドなんで、色んな人がいるのも仕方ない。
こちらもえぇ感じのガチペースで踏んでいるが、ちぎれ落ちることはない。
正確にはわかんないけど、10キロ以上は付いて来ているぞ。

木々の間を走り抜け、ひらけた地域に来た。
そろそろ次のCPに近づいている気配だ

背後から声がする「ハァ…ようやく着いた…あ、まだあるんか…」

知るか!

ようやく着いたじゃなかろうが。タダ乗りで楽しやがったクセに。
失礼な野郎だ。
まぁえぇです。人生もサイクリングもしっかり自分を持っていればきっと間違いは無いと信じているから。

13:40
CP5 旧・三江線 宇都井駅 138キロ
かの有名な「天空の駅」こと宇都井駅。

駅ホームに出るには、このバベルの塔を歩いて上らなきゃならなかった駅だ。
ここは何度も訪れたことはあるが、廃線となった今は公園として観光地化しているらしい。

お!
エスワのe-bikeだ!!

これは初めて見たわ。

今のレギュレーションでは、e-バイク(電動アシスト)付きのバイクでも参加可能になっている。これには驚いた。

しかし200キロ。アップダウンもそれなりにwある。
バッテリーは最後まで持つんだろうか。
平地は電源切ってて、ここぞ!と言う時だけPower-ONしているんだろうか。聞いてみたいところだが、時速25キロを過ぎるとアシストが自動的にOffるって仕様なのでかっ飛ばすパワーを助けてくれる訳ではない。なかなかクセ強だな。

しかもお値段よ…250ccのオートバイが60万円代なんですゼ!

さて、ここでの補給食

ジャムやナッツをパンで巻き、敢えて高カロリーにしているヤツ(名称あるんだろうか?)

食ったのでさっさと行きます。
(タダ乗り野郎を振り切れるだろうかw)

すっかり見慣れた国道375号に出ました。

江の川に掛かるこの斜張橋。
こなき家では、この橋をバックに写真を撮ると言うハウスルールがあるので、今回も1枚撮っときます。

吊り橋を渡って、また川向こうに戻り(何故w

川向こうに渡ったのは、R.375をそのまんま走ると獲得標高がムダに上がるでそれを回避してくれたんだと解釈してます。

ダムが見えてきました。

浜原ダムです。
ダムには疎いんで、ダムカードとかはコレクトしてないです。ハイ。

ダムを過ぎると、遠くに雲を頂く山が見えて来ました。

この後で登る、三瓶山です。(ちな、山頂まで行く訳ではないですから)

15:15
CP6 ゴールデンユートピア おおち 168キロ

以前は美郷町役場前だったのに、その後方・山手にあって登らなきゃならんミッションが課せられていた。まぁ、大人の事情と理解しましょう。

ここでの補給は…パウンドケーキ(?)

ここが15:00の足切りポイントのハズなんだが…足切りは15:45だった。

セーフ!

ギリギリ隊なのはブルベ慣れのせいか…

しかも今は「もう無理、三瓶なんて登れないよ…泣」って自己申告すると、スタッフ車両で三瓶・西の原の次のCPまでドナドナしてくれるらしい!すごい!時代は変わった!SDG’sだ!!

もちろん自分は自分の脚で登りますよ。
ここの道も何度登ったことか…

で、三瓶に向いて長い長ぁ~い登坂を登る訳ですが、8合目辺りの交差点で信号ストップすると、いいことがあります。

地元の方々が、私設のエイドステーションを設けてくれています!

そう、私設よ私設。
元気なおばちゃんマダムがひとりおられて、この方が中心になって営んでくれてんだろうな…って感じなのですが、食べ物や飲み物を提供してくれてます。

マダムに「2016年に来た時もエイドやってくれてましたよね」って言うと
「あぁ、あの頃だったらまだ新しい道が出来てなかった頃じゃない?」と明るくこたえてくれた。いつもありがとう!
自分は塩むすびを一つ頂きました。とっても元気出ました。

その先にあった立て看板。

オーン…
まだ900mあるのね…インプットしなくてもいい情報…サンクス….

登り切ったらのがこちら…

志学まちづくり協議会の皆さん、ありがとうございました。

さて、登りきると三瓶の雄大な景色が待ってくれています。
ウシ🐄とか…

16:24
CP7 西の原駐車場 179キロ

いやぁ~…この絶景は何度見ても癒されるよね。
この景色を見るだめだけに石見GFに出ていると言っても過言ではない。

最後の通過チェックにスタンプを押してもらい、フルーツポンチを頂くわ。

皆さん、それぞれにくつろいでおられますね。
ほぼ終わったようなもんですし。

そして登場!ドナドナ組!!
これはこれでえぇなぁ~(*´▽`*)

休憩したんでラスト行きますか!
ってところでショック!
ここの名所、定めの松が枯れてんじゃん!

以前は左右で対になっていた松の一方が枯れ切られてしまったが、残るもう片方の松も枯れてしまったのか…惜しい…

さて、ルートの方ですが、昔はここからさらに登って三瓶バーガーの所まで行ったりしてましたが、今は下るようです。ラッキー!

って、調子コイて下ってたんですが、途中で強制右折させられwループ橋を登ると言うね💦
でもまぁ距離は短く、サクッと登って三瓶ダム経由で下山しました。

久手の市街地を抜け、もう少しでゴール….ってあたり。
脳内でえこにんのBGMが再生されています。

前を行く、この青いジャージの方。
AJ広島Youtube、センテニアル911しまなみ200の動画の中で「替えのチューブを提供するという人間力が試されますよ」って動画スタッフに突っ込まれて、チカラなく「はい…」って答えてた、あの方です!w

ここに来るまでも何度か会話させて頂きました。ブルベシーン以外でも会えるって嬉しい限りですね。

17:20
ゴール!!
close時刻は18:15なので、貯金1時間ってまぁまぁと言ったところか…

ここでの補給食はつみれ汁。
濃い塩味が染み渡りますね。

恒例のお立ち台で記念撮影。

バイクは変わっても、やってることには変わりがないですね。

そして、徐々に片付けられる会場。

久しぶりの石見グランフォンド、とっても楽しめました。
久しぶりに会う仲間、昔の記憶、スタッフの優しさ、変わらぬ景色、変わった部分も変わってない部分も含め、すべてが石見グランフォンドでした。ありがとうございました。

ただ、思ったのは
以前の獲得標高の高いハードなコースでも、中盤うしろくらいのポジションでゴールしてたのに、獲得標高が下がったにも関わらず、やはり中盤うしろくらいでゴールしてるのは何故なんだろう…

エッ…これが老化って言うヤツですか!?
自分の意識の中ではあの頃と何も変わってないんですぜ!
どのタイミングでシフトチェンジしちゃったんだろうか…

帰宅後、ポンプのステッカーを更新しておきました。
次は秋の出雲路センチュリーライドでもお邪魔させてくださいね。

最後にStravaのログ貼っときます。

堺ライド

「そんなんやったらチャリで来ればえぇやん…w」
ロングライドやってんッスよ…って出張先の工場でポロッと言った時に言われたひと言。

そか、そのテがあるなw
GWの予定が決まった瞬間だった…

広島・岡山の道は何となく分かるが、兵庫以東の道が全く分からんので、その部分は昼間に走りたい。なので夕方出発。

2023/4/30 17:50
自宅を出発。

着替えの服をリュックに背負ってる以外は普段のブルベ・レギュレーション。
Googleの位置情報共有をTwitterにタレ流して出発だ。

途中、神戸までのルートは、たけまさ氏が以前に神戸ライドした時のルートを引用させて頂いた。神戸以降は、こなきオリジナルのルート。

18:55
安芸津あたり。見慣れた瀬戸内の風景に夕闇が迫りつつある。

三原市街地を走行中にテールライトが落ちた。ネジが緩んでたっぽい。
持参してたビニールテープでぐるぐる巻きにして処置完了。

21:20
もう目を瞑ったままでも来れるんじゃないかってくらい走り慣れたルートで尾道着。
駅前でラブラブすぎちゃんご夫婦に迎撃を受けるw

迎撃&補給食まで頂きましてありがとうございました。

引き続き、福山の市街地を走っていると、沿道でこちらに向けてライトを振る人1名発見。どう見ても自分に向けて照射されてんだよね?
「お疲れ様でーっす」
だれ?
ちょっと会話して、会話の内容から誰かを特定できるかと思ったが、誰かわからんw
「Volt 800 neo を初めて屋外で使ったんですよ」
いや、そんなことどーでもエェから、君は誰よ?
三原でライトが落ちてねぇ…
「あー、事前に知ってたらCateyeのフレックスタイト持って来たのに…」
あ、ありがとね。で、君は誰よ?

最後まで誰かわからず、話の歩調をあわして別れた。
後ほどTwitterみたら、あぁ、広島ブルベ常連のあの人でしたか!w
暗かったし普段着でマスクしてたから全然わからんかったです。
わざわざの迎撃ありがとうございました。

11:48
そろそろ補給したいとこなので、すき家に入る。岡山 2国笠岡店。

食ったらさっさと行くぜ。

日が変わって5/1の01:02
歴史ありそうな橋に来た。霞橋側道橋って言うらしい。
街灯がとても明るいので写真撮れた。ここまで132キロ。

01:52
おおきな病院の前。寒くなったのでウィンドブレーカーを羽織る。

2:49
睡魔が来たのでコインランドリーにチェックイン。岡山市内160キロほどの所だ。
漫然とこの場所に留まることはできないので、グローブをランドリーに入れ洗濯w
これで洗濯終了のアラームが鳴るまではここで居ることができる。
50分ほど居たが、結局意識が遠のくことはなかった。残念。(機械の音が大き過ぎて…)

5:05
188キロ。穏やかな瀬戸の海。朝の訪れ。
ここは日生。カキオコのお店が何軒もあった。

5:41
コンビニ休憩&朝食。198キロ。出発して半日が経過したな。
ローソン 備前日生町寒河店。
お茶はクジで当たった。サイクリング中のコンビニクジはありがた迷惑w

6:05
コンビニ出てスグ兵庫県に入る。200キロ。
チャリで兵庫来るのは初めてだわ(多分)。

7:47
何の変哲もない平野部。遠くに新幹線が見える。何なら東広島も似たような景色あるで。

8:01
姫路市に入る。
クルマの多い主要道をあえて外しているので、こんな川土手から姫路お邪魔します。

8:26
姫路の市街地ではサイクルレーンが整備されていた。さすがだ。
広島にはこんなのないぞ!(多分)。

8:29
某製鉄所正門まえ通過。ノーコメントw

8:47
どぉ見てもパチ屋だったじゃろ!ってドラッグストア

11:19
明石駅前交差点。明石銀座って書いてある。

11:32
明石海峡大橋のたもとに来た。284キロ。
ここは以前、オダ近の淡路島ブルベの際に立ち寄ったことがあるな。

12:08
神戸。有名なんかな?アイスクリームショップがあった。

12:26
神戸駅を過ぎる辺りから、たけまさ氏が引いてくれたルートにお別れ。
ここからはこなきオリジナルルート(RWGで適当に引いた)。

13:34
以前から訪れてみたかったパン屋、トミーズ 魚崎本店到着。
YouTubeに動画 https://youtu.be/UayjLcbRye8 があって、一度来てみたかったのよね。
場所がわからず、かなり迷走した。
店頭には沢山あって迷ったが、おばちゃんが作ってくれたサンドイッチ。
大きなあん食は買えんしねw
美味しゅうございました。次は公共交通機関で来て、あれこれ買いたい。

阪神高速の下の道、浜手幹線って言うらしい道を行く。クルマがめちゃめちゃ多い。特にトレーラー。死にそうだ。地図上では真っすぐな道だが、自転車だと歩道橋に上がらされたり、そもそも直進不可能な道で迂回したりして、なかなか前に進まない。難儀だ。

14:31
難儀道中で偶然に前を通りかかった、阪神甲子園球場。
野球が好きな人はテンション爆アゲなんだろうけれど、自分は疎いんよねぇ〜…

14:48
尼崎市に入った。ってか、尼崎はあっと言う間に通過した。

15:29
淀川を渡る。いよいよ大阪に突入だ!

15:43
面白い高架があった。気をつけて3.9m

大阪での最初の目的地、城東区にあるヘアー&エステ シーゾーンさん。
マスターのあきちゃんとは数年来のツイ友。今日はお店が休みなのに待っててくれている。申し訳ない!

市内を迷走しながら、お店を目指す。

そして初の大都市内ライド!
おぉ!都会の人がいつも言っている「信号峠」ってこれか!めっちゃイライラするわw

16:35
迷いに迷ってシーゾーンさん到着!お待たせしました!!
落っこちたテールライトの固定に結束バンドも頂きまして感謝!

コーヒーを頂きながら、しばし歓談。
雲行きが怪しくなってきたので、惜しまれつつ去ります。ありがとうございました。次回は呑みましょう!

その後、堺方面を目指すが、やはり雨が降ってきた。しかも雨足が強い。
クソー、最後の最後で雨にヤラレたか…

しかし歩道は人が多くて走れない。
車道はクルマが多くてなかなか激しい。
クルマの流れに乗るペースでガシガシ踏んで市内を抜ける。

いつの頃か、自分の背後にぴったり付いてくるサイクリストがいることに気付く。何も言ってこないので、こちらも何も言わない。何個目かの信号で停まった折に声をかけてきた「その羽織ってる反射のヤツ、バタバタしないのがいいですね!」PEKOさんの反射ベストのことだ。

広島から自走で来た旨、明日の予定を話すとオススメのルートを教えてくれた。ありがとうございます。「じゃ、自分はこちらなので…」と、言われて別れた。

18時半頃
本日の宿到着。くれたけイン 南海堺駅前
ホテルの軒下で輪行袋に入れ、チェックイン。
風呂でさっぱりして夕食へ。

雨に打たれなければ堺市内の工場まで行き、正門前で撮影したかったがズブ濡れなんでどーでも良くなった。

20:20
鳥貴族でひとり慰労
串は1注文で2本だ。忘れんな!

翌日、5月2日 朝7:30
昨夜の雨がウソのようにいい天気だ。ホテルチェックアウト。

まずは、ホテルから近い場所にある古墳を訪れる。
仁徳天皇陵古墳

全然わからんやんかあーい!w

昨日出会ったサイクリストが「奈良に行くなら、大和川沿いにサイクリングロードがあるのでそれで行くといいですよ」って教えてくれた。
そう。今日の目的地は奈良。奈良公園で鹿と写真を撮りたい!

古墳から大和川を目指す途中で通りかかった住宅街。
各家庭の前にゴミ袋が出ている。

え、大阪ってゴミステーションって無いん!?

住宅街を縫うように走り抜けると大きな川に出た。
大和川だ!
よっしゃ、あとは川沿いに登っていけばいいだけやんな♩

川土手道で、悪評高いヤツに初遭遇した。
チャリ界で「メタルクワガタ」と呼ばれているコイツ。

暴走自動二輪の侵入を防ぐためと思われるが、そもそもに自転車も通過困難。
下手するとフロントフォークやディレーラーが逝きそうだ。

クワガタを通過すると快適な川沿いサイクリングロードと気持ちよく流す。

11:00
法隆寺まえ到着。
小学生修学旅行が沢山いたわ。
境内に入りたいところだが、エスワをひとりぼっちにしておくには治安上の懸念があるので断念した。

11:14
漫然と走ってると斑鳩神社ってところに来た。
斑鳩 = いかるが、この地の地名にもなっている神社だけにきっと由緒正しいんだろうな…

ふと横を見ると、細い道が続いている。
そっち行ってみるか。こんな気ままに動けるのが自転車のいいところ。

行った先に、世界遺産サイクリングルートなる道があった。
それに従って走ってみようか。

いかにも奈良らしい風景とかに出会える。えぇな。

正午過ぎ
漫然と走っていると奈良公園に出たw

早速、鹿とエスワの記念撮影だ!

GWとあって観光客がとっても多い。外国人も多くて特にアジア圏が。
鹿も鹿せんべい食べ飽きてるようで、全然喰ってなかったw

奈良らしいビジュアルを求めて近くの寺院、興福寺へ。

大仏さんとのツーショットは撮れんしね。
さ、帰ろうか。

Twitterであきちゃんが「帰りは、阪奈道路か、清滝峠越えたら 新大阪に近いですよ~(^_-)-☆」って教えてくれたんで、清滝峠ってのをGoogleセンセに教えてもらいながら大阪に向かった。

清滝峠を越えるまでは良かったが、大阪市内に入ってからは迷走迷走。
淀川の土手道に出たいんだが、そっち行かんやろ!って道に吸い込まれて行くのは何故。
まぁ、タコの遊具に出会えたからOK!

15時半
迷走の末、ようやく淀川の土手道に出れた。
そして、ここでも出現したメタルクワガタ。しかも午前中見たのよりも強そうなヤツだ!

16時
鹿の次に行ってみたかった場所に到着!
毛馬こうもん

近畿圏のTwitterユーザーが頻繁に(?)訪れているフォトスポット。
ここも来てみたかったんよね〜!

大阪市の水道記念館って建物の前を通過。
どっかで見たことある…呉の自衛隊総監部の建物によく似ているな。

16:17
新大阪駅着。ふぅ〜…
ここで輪行袋に収容。

スマホアプリで新幹線の後方座席、大型荷物スペースを予約して乗車。

17:32に新大阪を出発し、広島駅に着くのが18:55。
自転車だと22時間かかる道のりが1時間20分で行ける!
新幹線ってめちゃ早い!w

文明の利器ってすげーな!

と、当たり前のことを認識した次第です。
なので、次の工場出張も新幹線で行きますんで、ヨロシク。

最後にStravaのログを上げときます。

AR四国 BRM305四国200(長文)

2023年3月5日にAR四国さん開催のBRM305 四国200が開催されたので参戦してきた。
今回のざっくりルートは下図、時計回りの周回ルート。

四国の右上の方(香川県って言えよ!)ってあんまり走ったことないんで行ってみたかったんよね~♪
前乗りで入るんで、ランチにうどん喰いたかったんよね~♪
四国コース担当さんに入れ知恵されたので、香川の名店を訪れた。

かなくま餅 福田

お餅屋さんなのにうどん?
ってなるよね…店頭にはこんな看板が置いてある。

白みそ・あん雑煮・うどん。…へっ?
もちろんコレれを目当てに訪れた訳だ。この時期限定品らしい…限定に弱い日本人。

訪れたのは13時を過ぎていたが、店先には行列ができている。名前を書いて20分ほど後に店内へ。
さすがお餅屋さんだ。入ってスグのショーケースには各種サイズの餅のサンプルが置いてある。
おひとり様席に案内され周囲を見ると、先客たちは確かに白みそ雑煮を喰っている。モチは白もちとアン餅が選べるシステムのようだ。ここは怖いもの見たさwでアン餅を注文。

キッチン奥を覗き込むと、餅をガンガン焼いている。すげー…
そして、思ったよりも早く供されたのがこちら…

見た目も味の雰囲気も味噌汁だ。
そこにうどんの麺とアン餅が沈んでいる…

アン餅щ(゚Д゚щ)カモーン

トロッと柔らかく甘いアン餅だ。
分かるよ、わかる。言いたいことは良くわかる。
白みその塩っ気とあんこの甘さのマリアージュ。そぉ言いたいんだろ?

うん…だけどね…自分はアン餅は別皿で供して欲しい。
♪育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ…

さぁて…うどん喰ったので、もうホテルチェックイン以外することがないなぁ…。
どうしよう、この辺りでどっか観光できる場所はないか…Googleセンセに聞くと、天空の鳥居ってのが近くにあるらしい。行ってみるか。
センセに道案内され山に登ろうとすると、山の入口でガードマンに停められた。

お目当ての神社に行く道は車が離合できないので、自家用車は下の公園に置いて、そっからシャトルバスが出てるから、それで行け!とのこと。へいへい。

指示どおりにシャトルバス乗車券を購入。

全然知らずに来たが、何かのアニメの聖地らしくバスの車内は若い女性ばかりだった。オッサンは居場所がなくて困った困った…山頂でバスから降り、ちょっとだけ山を登って到着!

これが天空の鳥居か!!!

画像では見えてないが鳥居の向こう側には、ふもとの方に向かって急な階段が続いていた。
そして遠くに目をやると観音寺方面の市街地と瀬戸内海が見える。とっても眺めがえぇ場所じゃね。

バエる画像を求める若者たちは、鳥居をバックに互いにスマホを交換しながら撮影していた。勝手知ったる感たるや…30分後に到着する下山バスに一同乗り込み、元の駐車場に戻る。もうルーティン化していると思われw

しかし、この公園の駐車場って…以前にも来たことあるな…
そう、ここは例の有名なスポット、銭形砂絵のある公園だ!

脳内で「男だったぁら ひとつにかけるぅ〜♪」が再生されたら世代がバレますぜ。

390年も昔に誕生してたんか!意外と歴史あるんやな。

さて、エェ時間になったんで宿にチェックインしますかな。
駐車場で愛媛のランドヌと久しぶりの再会を果たし嬉しいこと限りない。

そのホテルのロビーにピナレロが置いてあった。
フロントの人いわく「お部屋への持ち込みはお断りさせて頂いてますので、あの場所に…」ってことだが、保安上の心配が…

ってか、よく見ればこれはPINARELLO-Nytro!eバイクじゃん!平たく言えば電動アシストロードバイク!えぇ値段しまっせ!

さて、四国の皆さんが前夜祭をセッティングしてくれたのでお久しぶりの面々とカンパーイ!

ここ香川で有名な料理があるってので選んで頂いたのが「骨付鳥 味鶴」ってお店。

スパイスの効いたチキンのせいでビールが捗ります。困った困った…
話は尽きませんが、明日も早いので早々にお開きにしましょう。

さて 3月5日(日)、早朝。
観音寺の海辺の公園に集う面々。

早春の香川路を行く200キロのサイクリング。
昨夜ホテルでみたNytroはブルベ参加者ではなかったようだw

6:00
夜が明け瀬戸内を左手に眺めながら快適にスタート。雨の心配もないので、備も軽めでGood!

今日はお祭り?

序盤と言うことで、地元ランドヌたちに混ざって快走!

AR四国ジャージのこのお二方はご夫婦。二人揃って本年のPBP参加を目指す実力者!すごいなぁ〜…

最初のPCは紫雲出山と言う山の上。ちょっとだけ登ったね。眺めが良いとですよ。

とっとと下って、平野部を行く。
ちょっとトイレに行きたいので車列から離脱し、ここから一人旅のはじまりはじまり。

通りかかった善通寺の前で記念フォト。

善通寺。
自分が卒園したのも善通寺幼稚園だったなぁ…お釈迦さまに甘茶を掛けた記憶がある…

そして春ということで、菜の花も最盛期。
急ぐ旅ですが、こーやっていい絵が撮れるのが自転車旅ならでは。

さて、ほどなくPC1「ファミリーマートまんのう造田店」に到着しました。ここまで68キロ。

寄り道が過ぎたので、もう多くのランドヌたちは入れ違いで走り出して行ったよ。

何か出てきそうな名前の峠。

91キロ地点が次の通過チェック、道の駅しおのえでソフトクリーム休憩。

ソフトクリームはブルべの必需品ですよね。

綺麗に撮れてなくてショボイ画像ですが、川のせせらぎは綺麗でしたよ。

道の駅を過ぎ、ちょっと行った場所からは、雪を頂いた山々が遠くに見えました。
近くにおられた方とお話しをさせて頂くと、恐らくは剣山じゃないか。とのこと。剣山…夏に登ってみたいぞ。

ほどなく次のPCファミリーマート脇町拝原店に到着。112キロ地点。
おっと、気がつけばもう徳島県に入ってR…

ってことは、アレか?
中学か小学の社会科で習った、中央構造線断層の真上にいま自分は居るってことか!?か!?
おぉ、ちょっと嬉しいじゃないか…

ほどなく本日のランチポイント到着。
香川と言えばうどん県。うどんを食さねばならぬと事前リサーチしてた。
(いや、さっき徳島県に入ったって言ったじゃん)

セルフうどん 和ぁさん
13時過ぎに到着したが、画像には写ってないもののお客さん多数!

店内で注文し、テラス席で頂きます。
テラスだとチャリに目が届くので安心ですね。

ざるうどん大と唐揚げを頼んだが、さっきのコンビニで食べ過ぎってしまったことを激しく後悔するハメに…

食したのでとっとと行きます。断層に沿って南下。

えぇ天気です。

三好市あたりで断層域を離れ、山に向ってぼちぼち登ってると、何やら変わった音が聞こえてくるので、音のする方に行ってみた。

箸蔵山ロープウェイとな…ちょっと乗ってみたかったんだけど、時間がどんくらい掛かるかわからんし、お値段もまぁまぁえぇ値段だったので、またの機会にお願いしますね。

そしてロープウェイがあるってことは、なかなかの登坂だったりします。はい。

果てない気がしてくるよ…

やっとの思いで峠のてっぺんに到着。
ここが通過チエックのクイズポイント。

ただいま!香川県。

主催さんが「ここは見応えありますよ」って言ってた豊稔池ダムに差し掛かった。

Wikiには「現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダム」って書いてある。ダムには疎いんで良くわからんが歴史あるものらしい。

その後、3人トレインが形成されたので快走してたものの、前を引く自分だけがコースアウトしてしまい列車離脱からのUターン。Uターンすると序盤で一緒に走ってた面子がコンビニで休憩していたので、そこに混ぜてもらって歓談。ちょっとラッキーでした。

そして、もう峠は無いと思ってたものの、この先に最後にして最大の峠が待ち構えているとの知見を得た。エェ…さすがお山のAR四国だ。最後まで油断させないな…

終盤183キロ地点のクイズポイント・平家の里 切山休憩所ってところでクイズを解いていたら、地元のおっちゃんに拿捕られるw どっから来たんね…何キロ走るんね…え!200キロ!…その自転車は(値段が)高いんじゃろ…と、まぁここら辺までは良くある問答なんだが、こっから「平家の里」のいわれの解説が始まる…平家の誰それが落ちてきて…あの辺りに住んでて…xx年前に時の大臣が訪れて…で、ワシらがここの休憩所を開設して…みたいな話を途切れなくお聞かせ頂く。

とっても有難いんですが自分、歴史には疎いんですよ。そして何より今は先を急いでるんですよね…
なーんて言える訳もなく、この場所には20分以上滞在して(しま)いました。

その間にAJ広島代表氏も到着し、一緒に有難いお話を聴講しておりましたw

ゴールコンビニ到着したのは、もう薄暗くなってからのことだった。

日が落ちて寒くなってきたので、主催や他の参加者とのわちゃわちゃタイムもそこそこに切り上げホテルに戻る。

翌朝。えぇ天気です。

もう今日は帰るだけなんだけど、このまま帰るのはもったいない。
ってことで、ちょっと足をのばして高知へw

本場のカツオのたたきを食べたくて、有名なひろめ市場に来た。

中は多くの観光客であふれており、カツオもじゃんじゃん焼かれておりました。

藁焼きってヤツですね。
つい調子に乗ってたのみ過ぎてまった。

しかしここはクルマで来るもんじゃないな。周囲のみんなはカツオとビールをガンガン飲み食いしてやがる…チキショー…

喰ったので、今度こそは帰路につく。
自動車道の整備が進んだので、高知からでも3.5時間で帰ってこれる。えぇ時代じゃわ。

最後に、家庭へのお土産も余念がなかったことをお伝えしておきます。

AR四国スタッフの皆さん、参加者の皆さん、お世話になりました。
四国えぇですね。また来ますわ。

AR四国 211-200キロBRM

昨年AJ広島の副代表&コース担当を辞し、身も心も軽くなったので今年は遠征の年にしたい!
と、思っていたのでマズはいつもお世話になっているAR四国さんのBRMに参加してきた。

2023年2月11日(土)開催のBRM211四国200

ルート概要はこんな感じ。

松山を朝6時にスタートし、しまなみ海道を渡って、三原から東広島に登り(!)、広島市内Zoom-Zoomスタジアム付近まで走る200キロ、13時間30分の個人的なサイクリングイベントです。

Ride with GPSによるルートはこちら

土曜日の朝6時スタートと言うことなので、前のりで松山までフェリー移動。金曜は有給休暇消化で。 (奥さんが呉港まで送ってくれました)

輪行に使ってるのは今回初投入のPEKOさんの薄型輪行袋。輪行袋そのものがとてもコンパクトなので、ブルベにはもってこいです。

呉→松山フェリーから見る製鉄所は静かなモンです。

2時間ほどの船旅を経て、松山観光港到着。
小雨降る松山です。

前夜祭をプランしてくれたAR四国副代表氏、ありがとうございます。
AJ広島ジャージを着て来てくれたと言う多大なる忖度なのに、こちらが着てないと言うご無礼をお許しください…ちなみに喰ってるのは三津浜焼きです。

明日の朝も早いのでサシ飲みは早々に終わりビジホ泊。

翌日の早朝。
まだ暗いウチからランドヌール・ランドヌーズは集います。
エントリー募集人数が30名と言うのがAR四国流とのことで、広島スタッフOBとしてはこじんまり感ありますが、こちらの常連さんからすれば「今日は大盛況」とのこと。
また、私の他に大先生ことAJ広島代表氏も来ているので「まるでAJ広島ブルベに来ているようだ」との常連さんの声もあり。

その他にあった声としては「こなきさんが走るの初めて見た!」ってのは道中で何度も聞きましたね。

バカにすんなよ!w

今はまだレアキャラですが、いずれ常連化する(予定です)ので、以後お見知りおきを。

松山から今治を目指し、しまなみ海道サイクリングロードに行く訳ですが、バエ撮りにしまなみクラウンに寄り道。
まだ8時半とあって、レンタサイクルを借りる人も僅少でゆったりと撮れましたね。

そして何より、今日はいい天気です。
しまなみの橋の上からの眺めはとっても見通しがいいですね。もう何十回も見てきましたが、やはり青い空青い海ってのはいいもんです。

10時前
これまたコースアウトして聖地にて自撮り。
初投入したカペルミュールのウィンタージャージは暖かくていい感じです。

愛媛-広島の県境では大先生が工事現場のような反射ベスト着て待機中でした。
もっと他になかったのか?…

そして本日のメインイベント!
先日、栃木から『わざわざこのガチャを回すためだけに』しまなみを走りに来たのに、この場所に到達できなかったランドヌーズのためにレモン谷ガチャを回すミッションです。

どうしても欲しいヤツがあるってので、百円玉を沢山用意してきましたゼ!
ガチャは1回200円。20回は回せるですゼw

妖怪パワーを駆使したお陰でお目当てのブツは3回目でゲット!!
下の画像で一番下側に写っているのが彼女が欲しかったヤツだ!

RemondaniってのはLemon valleyではないのか!なんて野暮なことは言わないのが日本人情緒ってものですゼ旦那!

折角なので、ルートからちょっと外れたところにある本物の看板とツーショットを。
即、Twitterにあげて入手報告したのは言うまでもない。うん。

その後は瀬戸田のバーガー・ゴロッケンさんにてハンバーガー補給。
まだ10時半だと言うのに、もう先人たちの蹂躙に遭いラスイチと言うね。何たるや…
でも、まぁ喰えたのでヨシッ!

先人たちより遅れを取っている最大の理由が4か月のブランク。
加えて、新投入した(カペルではない)防寒装備との相性が悪く、どうもチカラをロスってる感がある。ん~…これは自分には合わないな…

でもまぁ貯金はまだあるので、ザウル君とも記念撮影を。

そして、昨年のアニバーサリー911でお世話になったこの場所にも訪れる。
感慨深い…。

11時すぎ。
向島から本土側に渡る渡船桟橋に到着。
尾道の渡船航路は3つあるが、この航路は初めて乗るわ。

お宮ですか?調の船がどんぶらことやって来た。

原付は乗車姿勢のまま乗船するのがジモティー流らしいw

ここまで来たが、防寒装備との相性悪さがどうにも解消されないので、尾道駅でDNFしようかめっちゃ悩んだが、まぁ時間はまだあるのでぼちぼち行くかなぁ…三原市街地のコンビニPCではブービーだったと思うぞ。

三原を過ぎ、本郷から東広島へと至る道はのぼり坂。ゼーハー言いながら登り、登った先で迎撃を受ける。

https://twitter.com/shinkuro45/status/1624291272122052608
迎撃ありがとうございます。お陰で元気貰えました。ゴール目指します!

広島空港のま横を通過。

酒都・西条の酒蔵通りに到着したのは16時前。
この辺りから大先生と二人旅が続いた。AJ広島スタッフの走力が問われる事案だ。

その頃、ゴール受付場所である若草集会所では…

参加者の到着を今かいまかと待ち受ける準備が出来ていた。
今回のBRMはAJ広島とAR四国が同じ場所でゴール受付を行うと言う画期的なシステムを初採用。
それぞれのルートは違うものの、ゴール時間が同じなので、この集会所で双方の参加者が懇親を深めることができるってな訳だ。

その頃自分は…ようやく広島市内へと到着。

あと1年ほどで廃止されると言われているスカイレールの下を通る。

その頃…既にゴールしてるランドヌール・ランドヌーズの手持ち無沙汰感たるや…

18時14分
ようやくゴールコンビニ到着。
ローソンが赤い理由は、朱に染まれば赤くなるからだ。

本日コレクトしたレシートが以下。

STRAVAによる走行ログはこちら

やぁれ、疲れたぞ。
敗因は2つあったが、まぁ持論の「楽なブルベは無い」を再認識した1日でした。

そしてゴール後は先輩方のアレをリスペクトしてこのポーズで〆る。

ゴール後、駅前の居酒屋で挙行された懇親会にも参加し、コロナ以前の風情を味わうことができました。

今回、AR四国とAJ広島双方のBRMに参加された皆さん、スタッフの面々お疲れ様でした&お世話になりました。

ようやくコロナもひと段落ですね。またみんなでゴール後のわちゃわちゃが楽しめる日々が戻ってきましたね。嬉しい。

さて、この次のブログ記事は引き続きAR四国さんのBRM305四国200の参戦記です。

センテニアル911 動画、もう見てますよね!?

ども。何だかんだバタバタしてます。
いや、忙しくはないんだけど、何だろ…コース開催やらなくなって腑抜けになっちゃった感じ?ちょっとゆっくりさせてもらってます。

さて、昨年のブルベに関して大事なことをご紹介できていませんでした。
9月11日にしまなみ海道で開催した、BRM911尾道・しまなみ・風和里200kmのYoutube動画です。

準備の様子や当日の様子そのものは既に紹介済ですが、この動画に関してはおあずけになってましたね。

今回もAJ広島動画班の半端ない熱の入れ様。撮影はもとより、その編集の凄さ。何十時間掛かったんだろうか。0.5人月は行ってますよね?>動画班

約1時間の動画に収められた、当日の皆さんの様子。何度見ても微笑ましいです。編集で面白おかしく纏まってますね。この動画の中で自分の好きなシーンが幾つかあります。

32分03秒 PC1の風和里を折り返した参加者さんと、そのPC1に今から向かおうとしている参加者さんがスライドする瞬間に違いに手を振り合っているシーン。いいですね。これはコース設計時に意図したところであります。参加者さん同士の触れ合い。これぞお祭り!

40分13秒 苦労して登った亀老山の展望台から来島海峡大橋を眺めてくつろいでいる参加者さん

43分00秒 最後のフォトチェックポイント、耕三寺山門。ここが最後の通過チェックと言うことで一気に気が緩むところだとは想定してました。また、この場所がしまなみ海道サイクリングで有名なグルメ商店街に直近であることも分かってはいました。ただ、グルメに関しては全くアナウンスしてなかったのですが、皆さん事前にしっかりリサーチされてたんでしょう。とっても多くの方がグルメを堪能されてました。これは嬉しい誤算でしたね。

48分40秒 向島から尾道本土側に向かう渡船での夕暮れ景色と皆さんの笑顔。とってもいいですね。 

52分53秒 ゴールコンビニにクローズ時間ギリギリに滑り込んだ初参加ランドヌーズの笑顔(背負ってるバッグには何が入っているんだろうかw

54分19秒 え、お前歩けるんか!?

55分25秒 動画中で最高齢参加者とバラされちゃった方。そしてもうお一方の方も古くからAJ広島ブルベに参加頂いている、ほぼ同年代のお方。この方々の笑顔。たまらんよね。自分も先輩方たちの年齢まで走っていたいと心から思った。

59分07秒 AJ広島スタッフ面々がコミカルに登場し、最後の制作:AJ広島ロゴのデザインがかわいい。

いやぁ~、今回も素晴らしい動画に仕上げてくれました。
レンタルバイクで自ら走りながら撮影すると言う新たなチャレンジ!期待した撮れ高が獲られなかったと残念がっていましたが、撮影協力:松永さんの素材も活かして非の打ち所がない作品に仕上がりましたね。

この動画を通じて、ブルベを走れとは言いませんが、ブルベの理解者がひとりでも多く増えますように。

最後にブリーフィングの文書を掲載しておきます。今後の何かの参考にして頂ければと思います。

BRM1001らんどね北広島200

前記事でも書きましたが、本年度いっぱいでブルベのコース開催担当を卒業する訳でして、自身の最後の開催となる22′ BRM1001らんどね北広島200について書きます。

ご存知ない方のために説明しておきますと、AJ宇都宮さんの開催で「ランドネ北関東」と言う名前のBRMが開催されておりまして、地域と言うか行政さんと何かつながりがあるらしく、普通のBRMではないとか、開催専用の反射ベストが作られるとか何かと話題です(雑な解説スマヌ…)。

その開催名の「ランドネ北」までをパクり、県内には「北広島」と言う地名があるので、らんどね北広島と言うコース名にしたかった。てな次第です。

開催の2週間前に認定試走したんですが、中国山地を駆け巡るだけあって、ほぼ平地なしw。ひたすら登って下ってを繰り返す200キロ。なかなかのヘンタイなルートです。しかも、スタート地点が公共交通機関だけでは到達不可能な場所と言うこともあり、まぁマニアック過ぎるルート。エントリー数も少ないだろうな…と思ってると、15名と言う少人数開催。さもありなん…

そして試走して気が付いたんだけど、当初予定のルートが工事で通行止になっている箇所を発見して急きょルート変更…キツイ…

さて、開催当日。
呉からは高速使って車で1時間半ほどかかるんで3時出発。

北広島の道の駅、舞ロード千代田につくと気温は12度。うえ…寒いな。でも昼間はまだ暑くなるんよね…

屋上に大きな太鼓(の模型)がある道の駅。3週間前にクルマでルート確認ドライブし、2週間前に認定試走し、そして今日は開催と言う短時間に3回来ましたゼ。何かクレw

911で学習したんで、今日は闇夜の準備は怠らずw

徐々に夜が明けるにつれ参加者さんも到着し、こじんまりとしたブリーフィングです。ですがこのこじんまり感、好きなんですよー。自分がいままで開催してきたルートって変なのが多いんで、大概参加人数は少なめなんですよね。

本日のスタッフはこなき&くるぱんの夫婦ペアでやるつもりだったんだけど、広島市内からたけまささんが自走でwスタッフ応援に駆けつけてくれたり、代表の大先生とカワモト撮影隊が来てくれたりして、結局自分はブリーフィングで喋っただけと言う…感謝。
そして参加者の駐車場確保に町役場と交渉してくれた常ちゃんもありがとね。

さて、そんなこんなでスタート時刻の6時になりました。
行ってらっしゃーい!

で15人の参加者の中に、お一方、都内からエントリーされてる方がおられるので、TwitterのDMで「スタート地点、めちゃ辺ぴな場所なんですけど、どうやって来られるおつもりですか?」って尋ねたら「広島市内でレンタカー借りて行きます!」ってお返事。スゲースゲー!そこまでして、このヘンテコなルートを走りに来て頂けるとは感謝しかないです。ありがとうございます。

さて、皆さんの出走を見送った後は、スタッフ恒例の出走後わちゃわちゃタイム。

あれこれ雑談してますと、カワモト撮影隊員がニヤニヤしつつ何か出してきました。

「今までお疲れ様でした」って言いながらニヤニヤしつつ、アーモンドフィッシュの冠と、クッピーラムネで作ったレイを頂いたw
幼稚園のお遊戯会みたいwww

ありがとうございます。スタッフ一同、記念撮影。

この辺りの様子は動画にまとめてくれましたので、見てみて。

カワモト撮影隊長。いつもありがとうございます。今回もオモロイ仕上がりになってますね。これからもAJ広島YouTubeチャンネルを宜しくお願いしますね。
(夜遅くまで編集しちゃダメですよ。健康第一で)

さて、皆さんに感謝を告げ、私らは参加者を追います。
まぁ、道はだいたいこんか感じの所が多かったですね…

そして、ビューポイントは井仁の棚田。
もう稲刈りも終わってましたが、今日もいい天気といい眺めでした。

わちゃわちゃタイムが長すぎたので、なかなかランドヌたちに追いつけませんw

あ、いた!!
頑張ってくださーい!と声を掛けつつ先を急ぎます。

県境。ここから島根県。
実のところ、今回のルートは半分以上は島根県内を走るんよね。

ロードバイクの敵、グルービング舗装の道を行くランドヌ。
のぼりだからまだいいけど、くだりはサイアクよね…

10時20分
通過チェック3、道の駅 サンエイト美都。
ここでもランドヌ発見!
今回のルート上でレアなお食事ポイントなんだけど11時オープンなので、まだ食べれない…

しばらく行くと、浜田市の巨大な標識(看板?)。
島根県道34号。県道だけど、クルマがほとんど通らないこんな山の中に何故にこんなデカいのを…

その後も皆さんに追従しつつしたのですが、このまま最後まで行くと長いので、金城から浜田道に乗ってショートカットで千代田まで戻らさせていただきます。

さて、千代田まで戻ってきたものの、ゴール受付の開設にはまだ早いので、ちょっと観光をw

ふりかけ資料館 楠苑。
赤紫蘇の「ゆかり」で有名な三島食品の資料館?だ。

前から来てみたかったんよねー…
館内に入ると親切なおじさんがあれこれ丁寧に教えてくれる。

展示品の中に懐かしいもの発見!
サラヤのむすび!!
懐かしいねー!!!
コンビニがまだ無かった頃、サラヤのお弁当はドライブの友だったよね。父も生前好んで食べてたわ。懐かしい。三島さんがやってたんだね。

三島さんがやってたと言えば、広島西バイパス沿いにあるミスズガーデンも三島さんなんじゃね。

そして、ふりかけの展示コーナー。
すごいのは自社製品だけでなく、国内各社の製品も展示されているところ!

さて、ゴール受付地点に戻りますか。
最初の戻って来られた方…この方がわざわざ関東から来られた方…ありがとうございます!!

その後、三々五々に皆さん戻って来られまして…

お疲れ様でした~。

お土産として頂いた、東京ひよこを皆さんで頂きながら、しばしゆっくりされてください。

クローズ時刻の午後7時半。
DNFがお一方おられましたが、無事であることを確認しましたのでこれにてBRM1001らんどね北広島は終了しました。

これで自分のすべてのBRM開催は終了です。
本当に皆さまありがとうございました。

最後に、Twitterの方に沢山のメッセージを頂いておりますので、リンクを貼ってご紹介させて頂きます。

AJ広島スタッフ終了

遂にこの記事を書く日が来てしまいました。

2012年3月に初めての200キロブルベを完走し

BRM324岩国200k – 完走

2年後の2014年3月には、初めてスタッフ的なことをやってんな

BRM323広島200k三瓶 – スタッフぅ~お手伝いでした

かれこれ10年ほどブルベを走ってて、そのうち8年ほどスタッフやってきた自分。

潮時が来ました。
AJ広島スタッフを卒業しようと思います。

広島スタッフ内部では1年前に「来年いっぱいでスタッフは卒業します」ってのは伝えていました。

辞める理由?
就業先事業所が来年終わっちゃうから。
それだけ。

終わっちゃった後、自分の身がどこにどうなるのか、全く見通せない状況において、来年以降もコース担当持って、突然辞令が出たらコース開催できないじゃん。そんな無責任なことはできないじゃん。

そんな心持ちで日々を過ごしてると、自身のリソースをブルベスタッフに割り当てる余裕が無く、自分自身の事で精一杯なんよね。なので、実は今年1年がとってもしんどかった。

AJ広島の副代表ってポジションも降り、担当コースの開催ももう持ちません。
ですが、BRMの事務方と言うか裏方ならば全国どこに行ってもできるので、引き続き籍を置いて、事務処理面でのスタッフは継続して行こうと思います。裏方中の裏方ってな寸法です。
AJ広島スタッフのみなさん、ありがとうございました。老害になる前に身を引きますね。

今までスタッフ矢口開催の各コースに参加頂きました皆様、ありがとうございました。皆さまのお陰で充実したブルベスタッフ人生を過ごさせて頂きました。

思い出深いコースが沢山ありました…
足掛け4年で開催した呉舞鶴1000。自分自身は1000kを完走したことが無いのにね…。
Youtubeに動画が残っているAroundHiroshima600。あれはいいルートでした。引き続きスタッフできるなら逆まわりコースをやってみたかった。
前代表氏にサービスコースと揶揄された呉松山200は多くの方に参加頂き通年開催となりましたね。

200と言って思い出すのは2020年の行ってこい、こんぴらさん200
参加人数は少なかったものの、宿で皆さんと過ごした時間はとっても楽しかったです。

自分の引くルートは、
1、なるべく遠くに行かせたい
2、なるべく獲得標高は下げたい(いたずらに山を登らせたりしたくない)
3、なるべくビギナーさんウェルカムにしたい
この3点は常に意識してました。

難易度を上げたルートを攻略したいのでしたらそういった趣向のルートは他に幾らでもありますので、そちらにどうぞ。

私はビギナーウェルカムと言うか、最初の一歩を踏みだすかどうしようか…って悩む人に、先ず最初に広島を走って頂きたい!って思いでやってきました。なので、ブリーフィングで「初ブルベの人!」って聞いて挙がる手の多さが嬉しかったです。

より早く、より強く、より長距離に、より世界に!
そんな方々は放っておいても、どんどん先に行ってくれます。

そうじゃなく、自分はもっとブルベの裾野を広げたいんです。
走る人の年齢層を幅広く。男女関係なく。

そして、自転車に乗らない人にでも「ブルベ」ってのがどんなものなのかを、より多くの人に知って欲しい。そんな思いでマグネットステッカーなんかも作りました。

例えるならトライアスロンです。
やってる人ってそんなに多くないけれど、トライアスロンがどんなスポーツなのかはみんなが知ってるじゃないですか(まぁ、あちらはオリンピック種目ですしね)。
そんな地位にブルベもなって欲しいって思ってやってきました。

沢山のランドヌール・ランドヌーズに出会い、他では得難い素晴らしい経験を沢山させて頂きました。そうじゃない経験も何度かありましたが…。
ですが、全ての経験が自分を成長させてくれたことには間違いないです。
そしてその成長はこの先もまだ続くと思ってました…

ですが自分も単なるサラリーマン。
生きて行くために優先すべきは生活の支えですよね。

これも時代の流れ。
時代の大きなうねりの中で個人にできることなんて何にも無いですよ。
流れに流されるまま…

お陰さまでAJ広島もスタッフが増えています。
自分がオモテから姿を消してもまだ多くのスタッフが来年以降も沢山の面白いルートで皆さんをお待ちしております。
面白そうなルートがあったら、是非また広島に走りに来てやってください。

自分もスタッフから単なる参加者になりますので、どっかの遠征に行ってみたいと思ってます。石見グランフォンド、出雲路センチュリーライドも数年ぶりに出てみたいな。自分のルーツだし。

書けば書くほど思いは尽きませんが、皆さんには本当に感謝しかないです。ありがとうございました。
引き続きAJ広島を贔屓にしてやってください。
スタッフ一同、皆さんのエントリーを心待ちにしておりますので。

終わりははじまり 終わりははじまり

では
AJ広島 スタッフ矢口

追伸:BRM開催前のピリピリしている時、いつもそっと見守ってくれてたくるぱん奥さん。感謝してます。いままでありがとう。

センテニアル911当日編

さて、2週間前に認定試走したBRM911尾道・しまなみ・風和里200ですが、いよいよ開催前日となりました。
911は朝早いので前乗りで尾道入りです。

今回、エントリー数200名と言う過去最大数のご参加頂きましたので、6月の300キロと同様にAJ広島スタッフ総出での対応となります。加えて、くるぱん奥さんも助っ人いり。

そのくるぱん奥さんに明日朝のスタート地点を現説しに行きました。

この時夕方ですが、軽トラの乗ったおっちゃんがやって来て、敷地内のトイレの清掃をやってくれていました。おぉ!さすが尾道市。
スタート地点での段取りを話終え、今日のお宿に行きましょう。

帰りは船で。

クルマを乗船させると言うと、結構なお値段するような気がしますが、ここはクルマと乗客2名で確か230円だったかな。この値段なら橋を通らずに航路で行くのもアリですね。

今日のお宿はurashima INN-GANGIと言う素泊まりのホテル。最近できたようでオシャレなホテル。尾道水道に面しているので、ここからの景色はサイコー。明朝の景色が待ち遠しい。あ、でも朝早いからまだ真っ暗か…

さて、尾道での晩飯はノープランで来てしまったんだが、スタッフ勢の多くがアルファワンに泊まってて、その1階が居酒屋になってる。ってんで、そこで事前ミーティング兼お食事会を。突発です突発。

や、断じて言っておきたいのは、明日の段取り最終打ち合わせにも余念が無かったと言うことはスタッフの名誉の為にも申し添えておきたい。うん。

打ち合わせ事項が全て終わり、明日の意思統一がなされたところで早々に解散。明日も早いんで。

4時起床。
ホテルを飛び出し、向島に向かいます。

向島に渡る尾道大橋で、反射ベスト着用のサイクリスト発見!

たぶん911参加のランドヌでしょう(敢えて断言はしないw)。

有道ふれあいセンターに到着すると既にスタッフ集結済。みんな早いな…
タープテントを建て、テーブルを出し、書類一式を揃えて受付開始。

まだ真っ暗ですな。今回計算が甘く、照明の準備を忘れてた💦
スタッフ総出で受付、車検を実施。

出走15分前からブリーフィング開始。

こなきの足元に謎の青い大きな袋が…w

今回、100周年記念と言うことでメダルはいつもと違い特別なデザインのものになります。実物はコレなんですが、小さくて見えないですよね。なんで、拡大したものがコレになります。

じゃーん!

一同、軽くウケる。
いいよね、ブリーフィングってだいたいつまんないじゃないですか。
なので、こーゆー小ネタを入れて面白おかしいブリーフィング、自分は嫌いじゃないんですが、皆さんはどうです?

スタート5分前。
折角なので、集合写真を撮りましょう。
行くぞ!オーッ!!

いいですね、皆さんノリが良くて。

さて、いよいよ6時の組がスタートです。有道ふれあいセンターを出ると右側に向いて走って行きます。

そしてランドヌール、ランドヌーズを追ってスタートする原付バイク1台。
AJ広島と言えばYouTubeのAJ広島チャンネル

今回のセンテニアル200も動画撮影班、ハンパないチカラの入れ様で、遂に尾道でレンタルバイクを借りて参加者を追う作戦を決行!
初の試みが成功するか否かめっちゃ楽しみ!!!
下の画像では分かりづらいですが、背中に360度撮影のカメラが立っていますよ。

そんな出走者たちを見送るスタッフの片手には自作のうちわ…。
AJ神奈川のツイ名:元気な虫さんが制作しTwitterで流れてた画像を許可頂き、こちらでもパクら制作させて頂きました。ありがとうございます!!

さて、6時組の出走を見送り、暫くすると7時の組のランドヌが到着し始めました。その中に有名な方が…Twitterやってるブルベ民にはすっかり有名なこの方のバイク。

特徴的な水玉模様。
今年の夏に佐多岬から宗谷岬までの日本縦断2600キロ(だったっけ)のギネスレコードに挑戦された方だ!うぉー!自分も直接お会いするのは初めてです。
その節には感動的なライドをネット越しに観戦させて頂きありがとうございました!

さて、7時の組もスタート15分前からブリーフィング開始です。が、先ほどから雨が降ってきてしまいました。

うぅ…この中にシャーマンいるのかよ…雨よあがれ。
そして、今回もデカい記念メダルで笑いを取る…

気になるのは大先生のカメラ目線とこなきの段々腹やな💦

行くぞ!おーっ!!

行ってらっしゃーい!お気をつけて楽しんできてください!

さて、こちらもGoProでの撮影任務がありますので、クルマでルートを追って行きます。

途中のコンビニで補給している人を見つけたので、駆け寄り動画撮影。
この方、関東方面より来られてて、暑くなってきたので、ハイドレーションに氷をぶち込んでおられました。

そうこうしていると、参加者さんどんどん走ってこられます。
6時スタートの方なのか、7時スタートの方か判別不能!

行ってらっしゃーい!いいエヅラじゃね。

さてと…2週間前の試走時に食べ損ねた伯方の塩ソフトを食べるぜ!

その後、四国本土に渡ってからパンクの神降臨してる方を見かけたので動画ネタ拾いで声かける。ブルベルールで、スタッフによる支援はPC以外では出来ないので、あくまでパンク修理のお手伝いはせず、お声がけだけ…きっと邪魔だったと思います。スンマセン…

その最中も次々と走り抜けて行くランドヌたち。頑張ってくださーい!

このまま折り返し地点である、道の駅風和里まで行くとちょっと時間的にタイトな気がしたので、そこまでは行かず折り返すことにした。

折り返して亀老山。

山頂展望台に、どっかで見たことのある二人組の姿があった。
ハーイご機嫌いかが?
山口組の二人はいつも仲がいい。

彼らと合流し、しばし亀老山に滞在。
景色は…う〜ん、イマイチやなぁ…

一応、記念ショットでも撮っておきますか。

山頂にいても仕方ないので、ちょっと下った所にあるクルマを停めやすい場所に移動して来て、ランドヌたちを待ち構える作戦に変更。

登ってく来る…下って行く…

「日本縦断よりも楽でしょ?」
「いや、この登りキツイっス!」
いやいや、それはないやろw

ここの待機ポイントでは多くのランドヌに遭遇し応援できて良かったです。

さて、山口組の二人を亀老山に残して、こちらは耕三寺のフォトチェックポイントに先に移動。

ここでも多くのランドヌに遭遇できました。

行ってらっしゃーい!

ここ耕三寺フォトチェックの近くには商店街があり、しまなみを走る自転車乗りたちがこぞって押し寄せては地元グルメに舌鼓を打つ有名な店がある。

こちらはそのことは伝えてはいなかったんだが、皆さん事前リサーチには余念ないようで、多くの方がちょっと寄り道して美味しいもの食べてましたね。うんうん。これもブルベの楽しみですよね。

耕三寺を出ると、あとは尾道ゴールを目指すのみ。
向島からフェリーに乗って、着いた先にあるセブンイレブン尾道土堂店がゴール。ここで買い物して入手したレシートの時刻がゴール時間である。

ゴール後の受付場所は、古民家・会雩(あっこ)さん。

土堂のセブンから700mほど走ってきてもらうようになるが、こちらも探しに探してようやく出会えた素敵なゴール待機場所。

古民家のゲストハウスと言うことだが、なぜかCOLNAGOを扱うサイクルショップ的な店構え(?)である。

なんだかハイエンドは機材が所狭しと並んでて、目の保養には素晴らしいお宿です。

オーナーさんの趣味らしいが、その数がハンパなくて、いやはや自転車談義は何時間あっても尽きそうにないです。

この古民家はその昔は新聞社だったらしい建物で、土間は奥まで細長く続いており、ゴールしてきたランドヌたちたが続々と列を成してる。

ゴール受付処理を一生懸命やってるんだけど、出走人数が多いのに受付がひとりだけだったのが敗因ですね。申し訳ない💦次回からはゴール受付も二人体制でやります!

ゴール到着ラッシュが過ぎ、すべての走者到着を待つことしばし…

認定制限時間ぴったり!でゴールされる方あり、惜しくも時間に間に合わなかった方もあり…ともあれ、大きな事故もなく全員の所在が確認できましたのでこの場は解散です。古民家・会雩(あっこ)さん、長時間の利用ありがとうございました。

さて、明日は月曜なので、仕事休めないスタッフは急いで帰路につきましたが、明日も休めるスタッフはもう一泊するので軽く打ち上げときます。

お疲れっす!

昨年延期開催となったアニバーサリーBRM911。
エントリー:200名
出走:127名
完走:126名
認定外完走:1名

と言うリザルトで終えることができました。
AJ広島始まって以来の最大人数でのBRM開催、何とか終えることができました。参加頂きました皆さん、お疲れ様でした。
スタッフの皆さん、開催にご協力・ご尽力頂きました方々もありがとうございました。

今年のセンテニアル(100周年記念)ブルべは200kと300kが開催されました。来年は400kの記念ブルべが開催予定です。一説には600よりキツい…とも言われる400k。どんな記念BRMになることやら。

日々鍛錬ですゼ、ランドヌール、ランドヌーズ各位!

センテニアル911試走編

BRM911尾道・しまなみ・風和里200キロ
この開催名は一生忘れることがないだろう。

100年前の1921年9月11日
この日、フランスで世界初の200キロブルべが開催された。

それを記念して、世界各国のブルべ開催団体が2021年の9月11日に同じ200キロを走るブルべを開催して祝おう!
って予定だったんだが、コロナで開催延期。

そのことは以前のブログ記事に詳しい

21年開催の時、大変だったのはスタート、ゴールの集合場所を確保すること。
最大200人が集まる場所を確保するのは、なかなかに困難だった。

そして今年…尾道では9月11日なにがしかの大型イベントが開催されるらしく、昨年使う予定にしていた施設に片っ端から断られてしまった💦

マジすか。200人が尾道に集うんやで。観光効果とかカネを落として行くとか匂わせたがさすが相手は行政だ。こちらとら素人の言うことは、全く攻撃力を持たない。グヌヌ…

仕方ない。こうなったら地縁血縁作戦だ。
尾道にお住まいのランドヌに直訴して、何とか200人が集まれる場所を使える約束を取り付けてもらった(感謝しかない)。すぎちゃんありがと。

それが今年のスタート地点、有道ふれあいセンター。

いわゆる廃校跡だ。
場所は向島。本土の尾道駅界隈からは船か橋で渡った先と言う、ちょっと微妙な場所。しかしもうここしか無かったんよ。みんなゴメン!

渡船の始発が6時。スタート時刻は6時の組と7時の組があるので、6時組の人は橋(約8キロ)を自走して来てもらわなきゃならない。
ん~…本当に申し訳ない。でも、こうしか出来んかったんよ、ホントごめん!

ってことで、8月末に認定試走に行ってきた。
この日の試走はスタッフ3名。福ちゃん、常ちゃん、こなきの3名が30分づつ時間をずらしてスタートした。

逃げの常ちゃん。追うこなき。

そして、爆速の福ちゃんがしんがりスタート。
おーっと!福ちゃんまさかの反射ベスト忘れでワークマン7時開店待ちで購入とな💦

聖地までは逃げ切ったが、案の定追いつかれる鈍足こなき爺。

そしてスグに置いてけぼりになると言うねw
風和里に向かう途中、逃げの常ちゃんとスライド。

折り返し地点の道の駅・風和里では屋台メニューで腹を満たす。

ブルべ中の喰いモンには執着ないんで、こんなジャンキーなんで十分なんっすよね。

その後、今日は背後からの電アシBBA襲撃受けずに亀老山へ。

山頂の展望台に行きたかったが、観光客多いんで下の展望台で記念撮影。

ええ天気やね。来島海峡大橋もキレイに見える。
911当日もこんなエェ天気であって欲しい。

亀老山から降りて、伯方の塩ソフトを…

え、閉まっとるじゃん。
貼り紙してあって、従業員がコロナで…あぁ…
海水浴で来ているオネェサンも「えーッ、すっかり塩ソフトのクチで来たのにぃ~」と落胆。ダイジョウブ。すっかり塩ソフトのクチで来たのは君だけじゃないからw

ま、コーラでクチを濁してさっさと行きますよ。

16時ちかくになっちまったんで、もう売り切れてんだろーなー…
と、思いつつ瀬戸田のバーガー・ゴロッケンさんに。2度目の訪問です。

幸いなことに、バーガーまだ残ってた良かった。
ウハウハ食べてたら地元のおっちゃん来て、地元のあーだのこーだの話に巻き込まれちまって小一時間話し込んでしまった。まぁ、面白かったからヨシッ!

ゴロッケンのマスター、今日もありがとうございました。また来ますね。
で、近くの耕三寺山門前にてPhoto。

すっかり遅くなっちゃったねぇ…でも、その方がしまなみの美しい景色を拝むことが出来ていいよ。

渡船に乗ったのは18時40分。

甲板から本土側を見ると、こちらに向いて手を振る人3名。ん?
福ちゃん、常ちゃん、そしてわざわざ大先生も来てくれてた。相変わらず律儀やなぁ…

ゴールコンビニで缶コーヒ4本買ってきて、土堂の桟橋で乾杯だ!

これにて認定試走終了終了。
コインシャワーでさっぱりして近くのココイチに駆け込む。

以上が8月28日の試走の様子。
次編は開催の様子をお伝えできるかな。