今朝の中国新聞一面にこのような記事が掲載されていた。人口減の歯止めとして産科での出産費用の無料化を検討すると。
個人的な感想を言わせてもらうと「場当たり的な対応」との感が否めない。と考える。
ここ最近って知らんのじゃが、出産費用って30万円くらいじゃないん?その費用を政府が援助したからって、「じゃあ子供産もうかしらん」って思う夫婦がどの程度いるんだろうか。
我が家の場合、今は子供は二人。ホンネならもう一人欲しい。が、もう一人産まない(産めない)理由は学費である。幼、小、中、高までなら何とか経済的になるだろうけれど、問題は大学である。学費の安価な大学に行ける程の頭脳なら心配は無いが、所詮はこの親の子である。毎年高級車が買える程の学費を払わなければならない大学に行くようになることを想定すると、空恐ろしくてとてももう一人とは考えられない。
この親の子だから大学に行かない可能性もあるが、最近はほとんどが大学行っとんじゃろ?なら、両方の子が大学に行くことも想定範囲内に入れとかんにゃいけんじゃろ。
んー。そう思うとやっぱりもう一人は望めんワぁ。
少子化対策、時間は掛かるがもっと社会全体の意識の持ち方が変わらんにゃいけんのじゃないのかのぉ。
1) 働く女性が結婚・出産し退社することや、結婚せずに働き続けることに「勝ち組」だの「負け犬」だの判断しない。
2) 子がある程度(せめて小学6年くらい)までは女性が子と過ごし、以後職場に復帰することへの理解。
3) 親になることの意義、いや、親自身が目の前に居る子に対して「親って大変なんよ」と暗に子供に思わせてないかい?それじゃあ子は子を産まんでぇ。
4) いつも思っていることじゃが、もっとゆとりのある世間であって欲しい。
書き上げればキリが無いが、時間は掛かるがゆっくりと効果のある方法じゃないと少子化に歯止めは掛からんと思うんじゃが、あんたはどー思うよ?