ただいまぁ～。つい先ほど帰ってきました。
木曜・金曜と、東京に出張でした。
今回は、ウチの会社の本社に赴いた訳ではなく、大田区産業プラザってトコに行って、ソコで会議やってきたんじゃわ。会議そのものは木曜の午後半日、しかも聴講のみという比較的容易な内容。
で、夜の空き時間があるので、関東圏の誰かに逢いたいな…って思って、ある人に連絡をとった。
かれこれ7年はご無沙汰してる人。
そう。もう、あれから7年も経ってしまったのか…
以前、呉のウチの事業所に、U社の大型コンピュータが設置してあった頃、その大型コンピュータのCE(CustomerEngineer：サービス技術員。客先に納入したコンピューター・システムの保守を担当する技術者)として駐在してくれていた、K城さんである。
K城さんとは長らく仕事上の付き合いもあり、親しく仕事をさせて頂いてたが、U社のマシンが無くなったことに伴い、駐在CEも不要となったために、呉を離れられた。
そのK城さん、関東圏に居られると聞いてたのでメールして、22日の夜にお会いして一杯やりましょうとお誘いした。
JR大森駅前で落ち合い、K城さん行き付けの炉端焼きのお店に向かう。
ひなびた感じのこのお店。この日のお客は私ら2名だけ。
二人で昔の話とか、その後の互いの仕事の状況や近況など話した。7年のブランクを感じさせないと言うか、やっぱ昔と変わってないよ。
普段は毎日午前帰宅になるほどの多忙な毎日らしいが、この日は無理して早めに来てくれたんじゃないかな。気ぃ遣いだから。
ありがとう。
ひょっとしたら、この先で逢うことはもう無いかも知れない。
あんまり頑張り過ぎないでね。カラダ壊したら元も子もないんだから。
そう言いながら握手して別れた。
K城さんとの話の中で「昔は良かった」と言うセリフが何度も出たが、そんなことをクチにするようじゃ、もう年寄りか…でも、確かにあの時代は仕事が楽しかった。
今は技術的にも進歩して効率は良くなったが、遣り甲斐とか愉しさを仕事の中に見出すのが難しい時代になっちゃったんじゃないかな。
昔は確かに効率は悪かったけれど、遣り甲斐も愉しさも余裕もあった。
あぁ…ジジイよのぉ～。
って思いながら宿までの道のりを歩く。
大森のホテルで一晩過ごし、翌金曜日の今日は、昨日の会議の主催者がセッティングしてくれていた工場見学。
工場と言っても、フツーの工場ではない。
羽田にある『ANA機体メンテナンスセンター』である。
そう、ANAのジェット機の整備工場を見学させてもらえるんじゃ!!
いや、今回の出張はコレがメインじゃと言っても過言じゃない。そんなところを見学できるなんて、二度と無いから。
って思って参加したら、ANAのホームページから見学申し込みすれば、誰だって見学できるんじゃね。知らんかった。
座学で簡単に話を聞いた後、いよいよ整備場に向かう。案内してくれるのは、身なりはスチュワーデスさんと同じ格好の女性の方。ヘルメットを被って、ドア一枚抜けたソコには、ドドーンっと広い視野。
カメラ撮影もOKとのことなので、沢山撮影したが「ネット公開するなら、画像をANAに見せてからね」と言われたので、ココには掲載しません。(承認得るのが面倒だから…)
で、他の方が掲載しているページがありましたので、そちらをご覧下さい。本日の様子も全く同じでしたから。
(横着でごめんなさい…)
いや～あ、凄いスケール感じゃったよ。ジェット機をあんなにも間近に下から見上げるなんて機会無いじゃない。
丸裸のジェットエンジンとか、そこら辺にすっ転がってるし…
案内役の女性がジェットエンジンの前に参加者に対して「良ければ、お写真撮りますよ」って言うので、ジェットエンジンをバックにスチュワーデスさんに写真を撮って貰う面々。
「ハイ、チーズ」って言うところを「ハイ、グッドラック」って言いながらシャッター押してた。(キムタクのドラマを思い出すな…)
参加者のほとんどは男。そう、オッサンばかりなんじゃが、客観的に見ていて思った。
ワシら今、あたまン中は小学生に戻っちょるじゃろ!!
そう、もうねぇ～、顔つきが全然違うんよ。悪ガキになっちょる。
そう思った瞬間に、何だかおかしくてねぇ～。
座学の中の話であったが、ジェット機の整備士は国家資格が必要だし、ボーイング社なんかにも研修に行くとか、24時間の交代勤務であるとか。アタマが良くなくてはなれない仕事だし、体力的にもキツイ仕事だな。
「将来はパイロットになりたい」なんて夢を聞いたりしていたが、航空整備士は縁の下の力持ちと言うか、華やかな航空業界を下でしっかりと支えている、大変な仕事だと感じた。
だって、何百人もの命を預かる仕事だもんね。ご苦労様です。
そう思えばワシなんて、なんていい加減なサラリーマンよ…
そうそう、聞いてみた。女性の整備士の姿もちらほらあったので女性比率を尋ねたら、300人中40人が女性との回答。激務をオトコと対等に渡り歩く仕事、頑張ってください!!
ANAの見学は午前中で終えたので、あとは帰るだけですがちょっと寄り道。ウフ♪
以前たまたま見かけたホームページ。中目黒にコルナゴのショップがあるってんで行ってみた。
(COLNAGO)コルナゴと言えば、自転車乗りで知らない人は無い自転車メーカのトッププランド。
ワシ自身は(Bianchi)ビアンキが好きなんじゃが、後学のために、いいもの見て目を肥やしておくのも必要じゃし。
フツーのブティックほどの店内、あんまり広くは無いが、コルナゴの各車が30台ほど置いてある。
いゃ～、スゴイのが沢山あるよ。コルナゴ・フェラーリモデル = 140万円!!などなど、スゴイのが並んでいる。
どれも高嶺の花じゃが、ワシがいいなと思ったのは、PRESIDENT LDV ダヴィンチスペシャルペイントって言う自転車。リンク先の画像を見てもらえば分かるんじゃが、車体にダヴィンチが書かれています。
勿論、マシンとしてのスペックは申し分無いですし、当然、お値段も…98万7千円って!!!
フルカンパのレコードとなりゃねぇ～…(憧
しかし、こんなマシンはこなきはとても乗れんです。恥ずかしくて、恥ずかしくて。
定例コースを走る程度なら乗っても良いですが(って何てふとどきな言い方)、先日の石見グランフォンドのようなイベントには絶対に出れません。
エンジン性能(カラダ)が生ぬるいのに、車体だけがどんなに素晴らしくてもねぇ～。といも不釣合いです。
あぁ、考えただけでも恥ずかしい…
今のワシのレベルで丁度いいのは、30万円ほどの自転車です。
(って、これまた何てふとどきな言い方!!)
この辺りかなぁ～…
あ、会社の人ゴメンナサイ。
業務出張なのに、こんなに楽しんじゃって。ちゃんと出張報告出しますから。はい。(汗
