かきしま海道 走ってきました – その1

ここ最近、呉界隈の道路に謎のロードペイントが出現している旨は既に何度か書いたが、ある朝、写メが届いた。

White Noiseさんからの挑戦状
White Noiseさんからの挑戦状

送り主はWhiteNoiseさん。「こんなんありました」ってw
新手のロードペイントが呉港の近く(マリンボールの前だね)に設置されたと。
この画像見てね、最初に思ったのは、呉港からフェリーに乗って行くんかと思ったのよ。

でも、色々見てみると「かきしま海道」ってのが制定され、そのルート案内のためのブルーラインと言うことが分かった。

かきしま海道
かきしま海道

そかー。呉駅前から音戸を経て江田島の切串まで行くルートか。距離は74キロほどらしす。

こりゃあ早速走っちょかんにゃいけまぁでぇ

ってことで、日曜に走ってきた。

9時20分
呉駅前の喫茶「レスト」の前がかきしま海道サイクリングコースのスタート地点だ。

呉駅前 スタート地点
呉駅前 スタート地点

Road to 切串。
いいじゃないか。行政サマが、私らのようなマイノリティなサイクリストを相手してくれるようになったんだ。
時代も変わったもんだよ(しみじみ…

交差点に差し掛かる手前では、ルート案内の役目も果たしている。

右折
右折

50m先の交差点を右折ってことだな。
これは分かりやすくて良いじゃないか。

ブルーラインに従い、自衛隊総監部前を過ぎIHIへと…

IHIドックを見下ろす
IHIドックを見下ろす

戦艦大和が建造された海軍工廠。その跡を引き継ぐ造船所だ。
この日もタンカーっぽい大型船が建造中だった。

IHIを過ぎて坂道を下り降りると、行列が見えてきた。

艦艇一般公開
艦艇一般公開

日曜に自衛隊の船を一般公開してるイベント、艦艇一般公開
子どもの頃に行ったことはあるが、もぅ随分と見たことない。
しかし、10時の一般公開を前にした9時40分の時点で、こんなにも行列してるとは知らなかった。すげー。

その後、アレイからすこじまの潜水艦を眺め、日新の高炉を横に見ながら音戸方面へと快走。

警固屋界隈は道幅が狭い上に、クルマの交通量も比較的に多いので要注意。

9時50分
路面の指示に従い、音戸の渡船口に到着。
第2音戸大橋を走って渡りたいところではあるが、今回はあくまでもルートに着実に走ってみるぞ。

音戸渡船口
音戸渡船口

そう。
今回のかきしま海道征服ライドはこなき単身ではなく、ひらりんさん(以下、敬称略w)も一緒だ。

上の画像で、椅子に腰掛けてるおっちゃんが声を掛けてくれる。

桟橋に出にゃ船 来んでぇ

と。

そう。
この時、渡船は向こうの島側に居た。
桟橋まで出て、私らが待ってる様子を船頭さんに見せて伝えないと、船が来てくれない。
ってシステムだ。

料金は自転車と人で90円。今回は船頭さんに直接払った。
(あ、ひらりん90円サンクス)

渡船あぼーど
渡船あぼーど

5分も掛からない船旅。音戸大橋を眺めたり、行き交う大型船の波を受けて大きく揺れたり。

音戸の島に渡ってからは、左方面にブルーラインが続いているので、そちらへ向かう。

いいわぁ~、コースアウトする余地なし。
追い越していくクルマは、私らがブルーラインに従って走ってる様子を見て、どんな風に感じているんだろうか。

10時23分
早瀬大橋が見えてきた。

早瀬大橋が見えてきた
早瀬大橋が見えてきた

音戸はあっと言う間に走り抜けれる。だって、ほとんど平地だから。

軽く登坂して橋を渡る。

早瀬大橋を渡る
早瀬大橋を渡る

今回のかきしまルートでなんとかして欲しい部分がココ。
早瀬大橋は歩道を走るべきか車道を走るべきか。行政はどちらを推奨するのだろうか。
現時点、橋にはブルーラインが引かれてなかった。

私らがさしかかった時、車道はクルマの通行量が多めで、歩道を歩いてる歩行者の姿は無かったので、今回は歩道を選択して走った。
けれど厳密に言えば、ココは自歩道では無い。だから車道を走るべきなんだが、車道は狭い上にクルマが多い。
さぁさ、行政さん。早くブルーラインを早瀬大橋に引いてください。どっちに引くのか待ってます。

10時35分
大柿に来て、切串50kmの表示となった。

残り50キロ
残り50キロ

呉駅から24キロ走ってきた訳だ。

柿浦の三叉路。
普段なら右折して秋月方面に行くところ。今回もうっかり右折してしまいコースアウト。

かきしまルートは、ここを左折させるんだな。

ちょっと峠
ちょっと峠

小さな峠をパスし、大柿高校のところに出た。

大柿から鹿川(かのかわ)に至る。セブンイレブンも、大豆うどんもパス。

10時50分
鹿川の三叉路で左折看板を見落とし、直進してしまうコースアウト。

左折看板
左折看板

だって、ブルーライン無かったんだもの。
下ばかり見てて、看板を見落としてたよ。

上の画像の左折指示看板が実は笑える。

軍手ホールド
軍手ホールド

既設の道路標識のポールに左折看板がワイヤー固定されてんだが、ポール干渉に新しい軍手が挟まれているwww
今期末の設置完了を急いでる様子が分かるぞw

分岐地点には下のような方向・距離表示もあった。

ちゃんとした方向指示
ちゃんとした方向指示

が、ちょっと小さめで見落としそうになる。

鹿川から岬方面に行くと、巨大なアレに急接近!!

巨大な石油タンクの脇を通過
巨大な石油タンクの脇を通過

石油タンクらしい。いつ見ても巨大だ。
この日は道路工事してて、路面は未舗装状態だった。

そしてやって来た。

真っ暗なトンネル
真っ暗なトンネル

そう。
真っ暗なトンネル。

「このトンネルの中もブルーライン引いたらスゲーよ」とは、ひらりん談。
確かにこんだけ真っ暗ならライン引かれても見えない。

そしてそして~
トンネルを抜けると、いきなり見えたのは…

廃船解体工場
廃船解体工場

そう。
ここは船の墓場。
巨大な船はどーやって陸揚げされるのか不思議だけれども、古くなった船を解体してる場所だ。

「これは自衛艦でしょ。あの丸い穴は砲台があった穴じゃない?」
流石ひらりん。鋭い。

既に切断されてる部分を見てみる。

船室とか
船室とか

中は4層構造になってて、ベッドや机などがそのままの形で残っている。
すげー。

以前来た時にココで解体してたのは、ニュースでも話題になったロシアで座礁した船だったよな。

その後は、順当に海沿いを平和に走る。

能美の海
能美の海

青い海。
春って言うには、まだ少し早い3月中旬だけれども、海の色は明るい色の真っ青。
クルマの通行量は僅少。
日差しも暖かく、のんびりまったりの2人ライド。

しかし、ひらりん。
お願いだ。
平地でのペース、もちょっと落としてくれないか…
島に渡ってからずーっと滝汗なんだが…

長くなったので後編につづく

4件のコメント

  1. お疲れっす!
    真新しい舗装にブルーライン、さらに追い風なんか吹けば、いやが上にもテンション上がりまくりですヨ。
    そして自転車乗りにとっても、追い風基調。しかし行政サマに「やらなきゃよかった」と言われないように、予備チューブとマナーは携行しておきたいものですネ!

  2. ひらりん さん

    1日ありがとでした。
    風はちょっとあったけれど天候も良く、いいライド日和だったね。

    これを機に、自転車乗りが色んなシーンで認知を深められたらいいよね。

  3. コメントは「お久しぶり」です。(^^;
    さっそく偵察されたのですね。
    ”潮彩”他は”さざなみ海道サイクリングロード”の「補助幹線ルート」とのことで、全部で9ルートあるそうです。

  4. White Noise さん

    色々情報ありがとうございます!!
    全部で9ルート!?
    そんなにぃ~!!

    そりゃ全線制覇せにゃいけんですね。

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