BRM725広島200k(日御碕) – 往路

行ってきました、走ってきました、走り切りましたBRM725広島200k(日御碕)。
早速レポ行きましょう。

前の記事で書いたように仕事がちょっとゴタったので、金曜は半ドンにして逃げ帰るw
午後から最終準備をし、夕方から3時間ほど寝ることができた。これは幸い。災い転じて福となす。

日付が変わる頃に自宅を出発し、一路スタート地点である道の駅・福富へと、とうくれ道を走る。
午前1時頃、現地到着。既にスタート地点設営完了しており、いつものAJ広島スタッフの顔ぶれが並んでいる。
おはようございます。

自身としては久しぶりのBRM参加。ちょっと緊張するね。
参加者、順次集結しまして、受付、車検を受けられる。

いつもの常連の顔、お久しぶりにお会いする顔、初めましての顔…
物好きなのが多数、この真夜中にココにいる訳ですな。

午前1時半
ブリーフィングが始まる。

ブリーフィング
ブリーフィング

AJ広島代表T田氏の流暢なブリーフィングだ。
さすが経験者だ。呉200を担当した自分の喋りとはやはり雲泥の差だな。

今回のBRMは、ルート的に不安のある場所は無い(はず)。
なので、ルートチェックはほとんどしてない(コレが後で後悔するハメに…
接近しつつある台風も、速度遅めで今日はいい天気になりそう。ってか、暑くなるだろーな…

午前2時
いよいよ、300キロ20時間ブルベのスタートです。

スタート
スタート

このスタートする瞬間の高揚感と言うかドキドキ感と言うかは、何度経験しても、何とも言えない好ましい気持ち(なんちゅー表現)なんだろう。今日は無事に走りきれるだろうか。トラブルが無いことを祈りつつ…どんな景色に逢えるだろうか…どんな坂道が待ってるのだろうか…。
そして、ゴールする瞬間のあの一瞬の喜びのためだけに今まさにそのペダルを回す最初のひと漕ぎが始まる。

スタート後、間もなくの交差点での信号待ち。

赤い車列
赤い車列

真夜中の交差点は行き交うクルマも無いんだが、ちゃーんとこうやってみんな信号待ちするお行儀の良さたるや。
その後も真っ暗闇の中を赤い車列は黙々と走り続け県境を目指す。

向かうはR.54、島根県堺の赤名峠。
前を4人ほどが走ってて、その後に続いて走ってるなう。

ふと、後方を振り向くとパッと見に15台ほどの自転車がライト煌々と照らして続いてきてる。
いつの間にこんな長い車列になってたんだ…

いや、正確にいえば15台ってのは定かではない。
1台あたり複数のフロントライトを点灯してるので、実際のところ多いんだか少ないんだか、良くわからない。

この長い車列をさっきからずーっと同じ人が牽いてくれてる。申し訳ない…
見るに見かねて、先頭に出る。

お疲れサマでした。前を代わりましょう。

と、まぁカッコ付けてこの50前の男がしゃしゃり出る訳ですな。
ブルベは個人種目なので、前を牽くとかは本来は無いんだけれど、ペースを掴み辛いのでやっぱ誰かの後ろに付くのが楽っちゃ楽よね。

で、この大集団を牽いて暫くはいいピッチで走ってたんだが、県境に近付くにつれ斜度も上がって来ましてのペースダウン。
それを待ってましたかのように後続が容赦なくブチ抜いてきやがる。

テメーら…(-_-メ)

あぁ、行けばいいじゃないか。
どんどん抜かれてって気が付けば一人旅。って、おい。

ふと路肩で光るものがあるかと思えば、AJ広島代表氏がパパラッチってるしw

で、いよいよというかやっと県境・赤名峠に来ました。

赤い峠
赤い峠

高速道路が整備されたお蔭で、この山陽と山陰をつなぐ主要道もすっかり車両の通行量は激減。昔の、大型トラックが深夜でもバンバン走ってた頃がウソのようだわ。まぁ、そのお蔭でこうやってブルベのルートに選定できる訳ですがね。

トンネルを抜けると島根県。そして下り坂。
目の前に広がる空は早くも夜明けの雰囲気。時刻は4時半。

夜明け
夜明け

そして、空はますます明るくなって行く。

夜明けた
夜明けた

4時半過ぎ。
最初のPC、赤名のポプラに到着。

PC1 ポプラ
PC1 ポプラ

スタートから2時間半。ここまで74キロ。
赤名の登りはあったもののまだ幾らも走ってないし、気温も涼しく快調に走ってきたが、これから先のことを考えてちゃーんと食べとこう。ムスビとサンドイッチなどを食しておりますと、ほぼ同時刻にここに到着された方々は早々に次へとスタートされている。は、早いな。

ここでもカメラ片手に撮影してるAJ広島代表氏としばし会話して、こちらも再スタート行きますか…。
R.54を離れ広域農道に入りますと、何だか空がキレイであります。

電線の上に…
電線の上に…

あの電線の上を猫バスが走ってる訳ですな。
その後、こんなトンネル(?)も通りまして…

防雪トンネル(?)
防雪トンネル(?)

って、PC1のポプラ出発以降、ずーっとひとり旅が続いてる。
この時点での感想は…

眠い!!

そう、下り基調だしルートも単調だし、区間距離が25キロとか長過ぎですから…なので眠気が襲ってきてる。眠い眠い眠い眠い眠い眠いいいいいぃぃぃぃ!!!!!
ピッチが上がらず、ゆっくりとしたスピードで緩やかに下って行く。

と…

また逢えたね♪
また逢えたね♪

そか、ここは島根県。君たちが住んでる地域だったね。
この道をあがったところに小学校があるらしく、道の左右で子どもたちを毎日見送ってんだな。

って思ったら、次の交差点では黄色い女の子が3人居た!w
密度高過ぎですからwww

しばらく行くと見覚えのある景色の道に来た。
そうか、去年の日御碕ルートはスタッフとしてクルマでこのルートを走ったな。そうそう、志津見ダム。
あれからまだ1年しか経ってないのか。もう随分と前のような気がして懐かしい。
懐かしいのでダム管理事務所のトイレに寄っとこう。

あれから1年…
あれから1年…

その後も眠さ半分で、ぼちぼちペースで走る。

どこまでも…
どこまでも…

朝日がまぶしい!!

ようやく長い区間距離の部分が終了。キューシート17番の交差点を左折。

左折
左折

で、ここまで来てもまだひとり旅は続いてる。
前も後ろも誰も見えない。

コースアウトしてない自信はあるので不安にはならないが、誰の姿も見えないってのも寂しいじゃなか…

特徴的な山の形
特徴的な山の形

立久恵峡って名の奇岩がそそり立つエリアを通過。
さて、ようやく市街地に出てきた。出雲ですな。

いよいよ街中
いよいよ街中

街中とは思えないほど、どこまでもまっすぐな道が続きます。流石、平野部が広い山陰側ですな。

あ、山陰と言えば、TV-CMで一躍有名になった、アレが出雲にもありましたw

出雲のベタ踏み坂w
出雲のベタ踏み坂w

ベタ踏み坂ですな。
あっと言う間にパスしちゃいますけれどもw

で、出雲のベタ踏み坂を過ぎた辺りで、遙か後方にひとりの参加者さんが接近しつつあるのは現認してたが、交差点の信号のタイミングでようやく、前を行く参加者さんに追いついた。

ようやく遭遇
ようやく遭遇

5人の車列完成。

時刻はまだ7時半前だと言うのに、既にこの時点で

暑いッ (><)!

じゃないか。
今からこんなんでどうする。

って、間もなくPC2のローソン 浜山東店に到着。

PC2 ローソン
PC2 ローソン

ここまで138キロ、時刻は7時21分。
パンとジュースを食してさっさと行きましょうか。
停まってた方が暑いから。

程なく、有名な観光スポット前を通過。

島根ワイナリー前、左折
島根ワイナリー前、左折

島根と言えばワイナリー。
周囲はぶどう畑ばかり。

で、キューシートの21番でワイナリー前の交差点を左折するんだが、ソコの交差点の角にあったものが、こちら!!

おっと、楽しそう♪
おっと、楽しそう♪

子どもたちが楽しそうに遊んでましたw

で、程なく出雲大社前を通過。

出雲大社前通過
出雲大社前通過

朝も早いのに観光客多し。

大社を過ぎると坂道の向こうに日本海が見えてきました。

日本海
日本海

ここからは海沿い道を快適に流す。

水平線
水平線

どこまでも続く水平線。瀬戸内育ちには同じ海だとしても、やっぱり新鮮な景色だ。

8キロほどで、折り返し地点の日御碕灯台に到着。
ここまで151キロ、現在の時刻は8時14分。スタートから6時間14分。

日御碕灯台と自撮り
日御碕灯台と自撮り

ここの通過証明は「灯台と自撮り」。
ってことで撮影したのが上の画像。この頃はまだ元気だったな。

往路の日御碕灯台までは、かなりいいピッチで走って来れた。
基本的に下り基調だったし、風もいい具合に追い風だったからね。
ここまではみんな快調だったんじゃないかな?

で、復路はあんな事態が起きようとは…
つづく。

2件のコメント

  1. 随分と遅くなりましたが、改めてBRM725広島300k日御碕どうも乙㌍でした。
    それにしても、日御碕が8時14分とは流石に速いですね!
    私は日御碕10時でした(^^;

  2. black mtb さん

    こちらこそ、お疲れSummerでした(笑)
    往路は基本的には下り基調だったから何とかなりましたが、後半のダメダメさ加減からして往路で飛ばし過ぎたんかな?とも反省してます。ハイ…

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