BRM702岩国400k れぽ1 からの続き。
PC1で多くの参加者さんに追い付き、まぁ気分的な焦りは無くなりました。
ブルベの距離は200k/300k/400k/600k/…と色々あるけれど、400kが一番キツイと言われてるよね。
それはやっぱり時間的に余裕がないから。
余裕が無い中で、仮眠をどのようにとるか。200や300なら寝ずに走り終えることができるけれど、400以上になると寝ない訳にはいかない。600kは時間に余裕あるのでまとめて寝る時間がとれるが、400kは時間に余裕が無いので長時間寝ることは難しい。
なので、テキトウなところでテキトウに仮眠をとるしかないよね。今夜、自分はどこでどんな風に仮眠をとるか…この時点ではまだ全く考えてなかった。

さて、この先は山口市を経て秋吉台を目指して登って行きます。
さっきのPC1に到着した時点で路面は良く濡れており、つい今しがたまで雨が良く降ってた様子がわかったが、自分自身はここまで雨には遭ってない。
が、当然のように雨襲来。

まぁ想定内なので焦ることは無いね。
この時期のこの時間の雨だったら、全く問題ないよね。肌寒い季節の夜の雨とかだとこんな余裕は無いけれど。

短時間だけどザーッと降られます。
シャワーみたいで、ある意味気持ちいい。
雨があがると、パラボラが見えてきました。山口市が近い証拠だ。

って、この辺りは全く降ってないんだな。
程なく山口市街地を通過。街場です。

市街地特有の、短い間隔で交差点の赤信号に順次停まるパターンで通過するのに時間が掛かる。
あ、豆子郎。

山口のお土産と言えば豆子郎よね。
友人の娘さんがこの会社に就職したんよね。元気でやってることでしょう。
市街地走行、行っては停まりの赤信号にウンザリしつつ、これまた気分が漫然となる危機的な状況下、目の前の交差点に見覚えのある赤いジャージのお二方。
MCRジャージのたっかんさん達だ。
右折の信号を待っておらた。あぁ、ここがキューシート25番の右折ポイントか。
良かった。この方たちに逢わなかったら、この信号直進してまたコースアウトしてたよ。
感謝感謝!!
お陰で迷わす25番ポイントを右折しましてルートに乗った訳ですが、ここで問題発生。
ボトルのドリンクがそろそろ尽きそうなので、自販機で水を買おうかとMCRのお二人に別れを告げて停まる。
モンベルのフロントバッグは防水性には期待できないとは聞いてたので、さっきの豪雨で、まぁ内部は濡れているだろうなとは思ったが、千円札がビショ塗れになってしまってた。
いつもならお札は小さめなジップロックに入れてるんだが、今回は雨は無さそうとの甘いヨミでダイソーのチャック付きビニール袋にしてたのよね。これが甘かった。
塗れたお札は自販機に入らない。
何とか130円の小銭があったので水は買えたが、この先は厳しい。水分少な目だ。

気温も上昇中。
もちろん標高も上昇中。登坂車線とか萎え用意のサインよね。
でね、そんな登坂をみんな頑張って登ってくのよ。

まぁ、標高にすれば300mほどだから、そんなに長時間登ってく訳ではないんだけどね。
そこそこキツいやね。
しばらく登りまして、ようやく秋吉台の看板が見えてきました。

で、待ち構えてたかのようにここでも豪雨。

こなきと前後して走ってる方は停車してレインを着る方が多かったが、まぁレインって結局のところ蒸れるから着たところでビチャビチャなのは変わらないと思ってるので、そのまま走ってみる。

山の気候。すぐに雨は止んだ。

つかの間の秋吉台観光。

気になるのはボトルの水の残量のみ。

サファリ前も通過しまして順調に角島を目指す。
で、この頃になってようやく気分が乗ってきた。

お約束の妖怪スイッチオンのお時間です。

そうよねぇ~、スイッチが入るのってだいたいいつも160キロほどなんよねぇ~。
さぁ、ピッチ上げて行きましょうぞ!!

前の方に追い付く。
合流させて頂こう。
程なくPC2に到着だ。

PC2のセブンイレブン長門三隅町店に到着。ここまで公式には155キロ。現在時刻 16時20分。
今日は角島の大橋や灯台は、闇夜の中での訪問かと思ってあまり期待してなかったんだけど、この調子だと明るいうちに訪れることが出来そうだ。ちょっと嬉し。
休憩も程々に再スタート。

そう、大切よ、命。
この先は広域農道。

道の状態は良く、交通量少な目よね。広域農道って。
で、お約束のこの標識も…

牛か。
長州牛とかなんかな。
匂いはすれど姿は見えず。
で、ここに来て腹減った。
さっきのPC2で買ったものの食べてなかったモノを頂きましょう。

フロントバッグっていいね♪
饅頭を置くこともできます(笑)
走りながら食して、勿論ゴミはちゃんとバッグに仕舞いますよ。
さて、広域農道が終わる頃、日本海が見えてきた。

ザッと下って、突き当たりを左折。キューシート37番の三差路になる。
曲がってからは海沿いの道。

スタート地点では風が強く、今日は風に苦しめられる日か…と、他の参加者さんと話をしていたんだが、ここまでのところ風が強くでヲェーってことは無く来ている。
さて、長い長い橋、角島大橋まできました。

橋の上は流石に風が強いね。欄干が風に鳴いてます。
ハンドル取られないよう、しっかり握りしめて渡って行きましょう。

先日のケンミンショーで、瀬戸内の人は太平洋や日本海が「怖い」ってやってましたが、まぁ、怖いって程ではないけれど、荒波って瀬戸内では台風の時くらいしか見ないので、普段から白波が立っているってのは、やはりちょっといつもの海とは違うので、風つよー波たかー、って思うやね。
さて、橋をするっと渡り終えたところで撮影隊のBrothers-Kが待ち構えてました。
ここでも撮ってくれているようです。感謝。感謝。
角島に渡ってもスグに灯台がある訳では無く、5キロ程走って灯台に着く。

18時半
ようやく折り返し地点の角島灯台到着。公式にはここまで200キロ。個人的には216キロ走ってきた(汗;

灯台のふもとに到着すると、大勢の参加者さんがいたが
つい今しがた、集合写真を撮ったんだよ。
って言って、皆さん蜘蛛の子を散らしたように走り去ってった…orz
まじかー。
ほんのちょっとの差で集合写真に間に合わずかよー。
右上の丸囲みに顔だけ参加でいいですから、加えて頂けないでしょうか。え、ダメ…
惜しい。もう少し早く到着してたら。
まあ悔やんでも仕方ないので、セルフ記念撮影。

そして、下の画像がここのクイズポイントの答えを含む画像ね。

さて…
灯台ンとこに残ってる参加者さん少ない。自分含めて3人ほどだったかな?
その中に、2年前の角島ブルベの時の帰路でご一緒したTさんがおられた。
2年前のブルベ再来!!
今回も帰路をご一緒に行きましょう。
で、もう一人。関東出身23歳と言われてた方。
3人で帰路を行くことになった、これは心強い。
コースアウト、もう無いよね(笑)

角島大橋を帰る方向に渡って行きます。
が、渡ってからの帰路は往路とは違うルート。

帰路では秋吉台は通らないのね。
そんなことすら事前に調べてない自分って…

すっかりどっぷり夜。
風は無く、雨も降らず、気温も丁度いい快適な夜の道を3人でするすると走ってきます。
フロントバッグの中の千円札を見ると、まだ湿ったままなので片手に持って風乾燥させながら走るw
あらかた乾いたようなので途中の自販機で試してみたところ、偽札チェック回路通過し水を買うことができた。やれやれ。
20時頃だったかな…
若干の睡魔が感じられる。どこかに停まってちょっと休憩したいが、適当な場所も無い。
眠気も深刻では無いので、そのまま走る。
21時40分。
PC3のローソン美祢インター店到着。ここまで公称252キロ。

えーっと、もはやここのPCがどんなだったか覚えてないですわ。
この後も3人で走りながら、若い彼が
僕は関東出身なんで、こんな真っ暗な夜空で満天の星空ってのは経験無いので、本当にキレイですね。
って痛く感激してた。
まぁ、都会に生まれ育てばそうなのかも知れないね。
なーんて話を3人であれやこれや話しながら真っ暗な道を行く。
午前零時が近づき、いよいよ睡魔も佳境に。
山口市内のPC外コンビニの横の方邪魔にならないところでちょっとだけ休憩させて頂く。
30分ほど気を失ってたかな。
復活しまして、また3人走り出す。
その後のPC4のローソン徳地堀店はPC1として朝も来たところ。午前1時半到着。30分くらいはココに居たかな。
午前4時
朝はスルーした、須々満のローソンで40分ほど意識不明に。これで睡魔退散!!
結局、トータルの仮眠時間は1時間半ほどかな。
4時半
夜は明けてきた。ラストスパート行きましょう。

5時すぎ
下松の市街地を抜ける。残すところ50キロほどだ。

早朝の街中は人もクルマも少なく、快適に走り抜けることができる。

5時50分
PC5 セブンイレブン光市室積新開店に到着。ここまで公称365キロ。

もう気分としてはここがゴールのコンビニのような気がしてならない。
居合わせた多くのランドヌールも、もうすっかり終わったような気分に浸っているのが良くわかる。
さて、ここからはもうウィニングランだ。
ゴール地点に向かって皆さんで列成して走ってく。

アップダウンもない海沿いの道を黙々と走る。
そして、スタート場所である由宇の海岸まで来たが、一度ここは通り過ぎる。

1キロほど行った先にあるセブンイレブン山口由宇店のレシートをGetすることがゴール証明。
ここには7時40分到着。

やぁ~、一晩の自転車遊び、400キロを走り終えました。
リザルトによると、こなきの走行時間は23時間42分。ギリギリの24時間切りですな。
早い人は更に5時間も早くにゴールしてる人がいるじゃないか。
どんだけ早いんだと(驚愕
その後、スタート地点まで戻りまして、ようやく終了~♪

すっかり陽は登り、暑くなりはじめる前に帰着。
ここまでご一緒頂きましたお二方、ありがとうございました&お疲れさまでした。

今回も僅かな(?)コースアウトありましたが、まぁ何とか無事に走り終えることが出来て良かったです。
パンクや落者などのトラブルもなくて良かった良かった。
シャワーでサッパリし、この後にゴールされる方を待ちつつちょっと休憩し、11時のゴールリミットを待ち解散しました。
最後に最後に!!ドローンの撮影ですが早速に編集が完了したようでYoutubeにUPされました。
いやぁ~、これは素晴らしい!!
のひと言に尽きますね。空から見た海は美しいとは前作から感じてましたが、山もとても綺麗です。
ダムのところなんて…、ホントもうねぇ~…サイコーです。
Brothers-K.今回も感謝感謝!!
人生の岐路?で、お役にたてたようで何よりです(^.^)
若きころ赴任していたので、あの界隈は土地勘がそこそこあるのでした。
ただ山口市から美東への上りは道が完全に変わっていましたが。
にしても、後半の快走ぶりが素晴らしい!
見習いたく思います。
またよろしくお願いします!
たっかん さん
いやホントに助かりました。後光が射してましたもの(笑)
土地勘あるっていいですよね。参加者さんの中に、スタートから100キロほどの地点に自宅があるって方がおられました。
これは本当に恵まれたルートですよね。
後半?後半ねぇ~…
睡魔との闘いでしたよ、実際のところ。
ってか、ブログにリンク貼らせて頂きました(事後申請)
今後ともよろしくお願いします。
リンク貼っていただくとは光栄の至りです!
こちらこそ、よろしくお願いします。
ぼくもお願いします。
ってリンクどうすればいいのか(^-^;)
調べます!ww
お疲れさまです。
ものの見事に大遅刻のPANAランドナーです。
お話の通りかっ飛ばしにかっ飛ばし、PC1到着時点で足が売り切れました。(^_^;
それに引き換え、24時間切りとは。
25時間超のこちらとは大違いです。
これから600kmも控えていますので、精進します。
それにしても、日中の角島燈台から夜明けの光市内にかけても絵になりますね。
今回の反省をもとに、次は万全のスタートで走れるようにします。
「命を大切に」の横断幕を見る余裕すら無かったからトンネル内で車道側へ落車する事故を起こしてしてしまう訳ですね~(汗)。
基本的に眠気を催したときに適当な場所?で仮眠を取っていましたが次回の600kでは仮眠時間を確保しつつも時間内に完走できるのか…鬼に笑われますが今からDNFしたときの対応を考えています(苦笑)。
たっかん さん
相互リンクに感謝!!
PANAランドナー さん
いやホント驚きましたよ、Brothers-Kさん共々に「DNS確定」と言ってましたから(笑)
今回は気候に恵まれましたね。ちょっと雨は降りましたが。
翌日は猛暑だったので、あの暑さの中だったら本当にキツかったですよね。
またお会いしましょう(^^)/
ツネ さん
落車されたんですね。それは眠気から来た落車でしょうか?
良く聞く話ではありますが、状況次第では命に係ります。正に命を大切に(笑)
600kですかぁ~
タイミング良くラブホあれば最善なんですがねwww
DNF対応は考えれば考えるほどに傾向と対策は難しいですよね。
どんな場所でどんな時間にどんな状況でDNFになるかは予測がつかないですから。
正に命を大切に(笑)