昨夜帰宅すると長男(小2)が母に激しく叱責されている。どうやらウソをついたらしく、そのことをとがめられている。母(ヨメさん)はウソをつくことについては厳しく叱る方だ。
父の立場としても放任してはおけないので、感情としては激しく怒ってないものの、一応は叱る。
子を叱る時にいつも思い出すことがある。自分が子供の頃、父に激しく怒られた時のお仕置きの方法である。
当時の我が家は古い民家だった。広い土間に、くど、流し台はタイル張りに五右衛門風呂。祖母が茶道していたらしく和室の畳の一部をめくると「いろり」のように火を起こせるようになっていた。
離れには農機具が置いてあり、収穫した米を入れる小さな室(ムロ)があった。畳半畳ほどの狭い室はカビ臭くそして真っ暗だった。
悪さをすると、その室に閉じ込められた。とても怖かったことだけは今も覚えている。
それと、お仕置きのもう一つが「やいと」である。
私を畳みに押し倒して、父が背中に馬乗りになって、母がどこからともなく「もぐさ」を持ってくる。今、思い返してもあのもぐさがどこに隠されていたのかは分からないが、小さな木箱に入っていた。
そして背中にもぐさをすえて火をつける。
熱くて手足をジタバタ、大きな声で泣き叫ぶ。
どんな理由で怒られたのかさえ覚えていないが、やいとの恐怖も覚えてるよ。
ここ最近は、やいとをすえる親なんていないじゃろうね。私自身、どうやってやいとをすえて良いのか方法も知らないし、何よりもぐさが無い。
今の時代にやったら、背中に跡が残るから「虐待」とかって扱われちまう可能性もあるよねぇ。そんなにがんぼじゃったつもりも無いが、何度かやいとはすえられた。
あぁ懐かしい。
今度、千年灸でも買って、こっそりと押入れに仕舞っておこうかしら。
こなきさん、「もぐさ」・・・売ってますよん。(^^)
今でも愛用者の人は多くいらっしゃって、千年灸と同様、売れてます。
私も子供の頃に、ようすえられとったのぅ・・・
今、やいとをすえると「虐待」ととられかねん気もするね。(^^;)
わしもよう”やいと”すえられよったわ~。
わしの場合、もぐさと線香を隠しとるとこ知っとったけぇ、親に隠れてベランダから投げ捨てよったけど、いつの間にかまた増やしてあるんよねぇ・・・。
今思えば、あのもぐさと線香は、ダミーじゃったんじゃろうな。
でも、確かに今”やいと”なんかすえたら、虐待って言われるんじゃろうなぁ。
やりにくい世の中になってしもうたね。
あ、せんねん灸なんか子供にすえたら、気持ちエエって喜んでしまうかもよ。(笑)
あぁ~私と一緒!!!
私の場合、母親が馬乗りになって「やいと」をされとりました。
もう、あの時の恐怖と言ったら、殺される~!!くらい、強烈なものでした(笑)。
我が家の長女がまだ小さい頃、私が腹を立てて頭をチョコンと叩いているのを見た母が、
「叩くのはよくないから、やめなさい。代わりにやいとをしてやりなさい。」
と言ったのですが、とんでもない!!!!
私にとって「やいと」は殺されるぐらいの怖いもの。
やいとをされるぐらいなら叩かれた方がまし!!!
そう親に抗議したことがあります(笑)。
だって、ほんま、「やいと」って一種の火傷でしょ!!!虐待よ~!!!(笑)
やいとすえるド!とは脅されたけど、ほんまにすえることもあるんですね。
しかしおばあちゃんなんかは自らすすんであちこちにすえよったよ。
私も大人になってからセルフせんねん灸してみたけど、マイルド位じゃったら
なんとか我慢できるね。
しかしあれのモグサまんま版じゃあ、子どもには効きすぎるじゃろうね。
二度とわるさせんようになりそう…!
やっぱり皆さん、やいとすえられちょるんじゃねぇ。
☆ たかちゃん さん
ほぉねぇ~。もぐさの売れ行き好調なんじゃね。今度千年灸買いに行きますワ。右腕が腱鞘炎っぽいので、ちいと刺激してみよう。
☆ MAN3 さん
ベランダから投げ捨てるってサイコーです(^v^)
光景が目に浮かびます。が、親のほうがやっぱり一枚上手(うわて)でしたね。
☆ ekko さん
ekko さんもすえられちゃったんですね。しかもお母さんからは、孫に対してやいとすえれとは…(^_^;
☆ ボージー さん
ボージー さんの年齢を知らないんじゃけれど、もしかして20代?世代が若いんとちゃう?か、末っ子で可愛がられていたとか…(ウチのヨメさんはこのクチです)
まぁ、やいとの恐怖は知らなきゃ知らないで、その方が幸せですよ。
☆☆
まぁ思うんじゃが、子を叱るってある意味「親の怒りのぶつけ処」って意味もあるんじゃ思うんよ。悪さした子を懲らしめると共に、ハラワタ煮え繰りかえった自分の気持ちをぶつけて、親自身も気が済むみたいな…でも、親も泣き叫ぶ子を見ていい気はして無いんよね。
ここ最近事件になっている虐待は、度を越して自制が効かなくなった果のことじゃと思う。子を叱るにも、その根底には愛が無けらにゃいけんのよぉ。
やいと懐かしいですね。子供の頃によくお世話になりましたな。やさしいおばあちゃんでも僕が悪いことをしたら急に怖いおばあちゃんになって、僕の一番嫌な熱くて痛いやいとをよく据えられていました。今でも腰に2箇所鮮明な痕があります。いつももぐさを7つづつ据えられていました。悪さの度合いで今日は、10ことか言っていました。押さえつけられて足をバタバタさせながら跳ね回って据えれれていましたから時々もぐさが転げて位置がずれて大きな痕になっていました。今でもやいとを据えられているところはあるのでしょうか?やいとは死語になっているのではないでしょうか?
☆ 和也 さん
私と世代が近いようですね。しかし、今でも跡が残ってるとは、かなり据えられたようですね。
今となっては懐かしい記憶ですが、子供当時は、そりゃ恐怖でしたね。
やいとするなんて虐待じゃん
お仕置きとしての「やいと」を虐待と受け止めるかどうかは、その根底に「親心」があるかどうかの違いじゃないかな。据えてる親にしても、心痛んでたと思う。
昔は思考がシンプルだったからね。
今は難しい世の中になっちまったな。って思うよ。
やいとの痕がついている美女にあいたいなあ。
腰のえくぼにヤイトすえられた美女のヌ-ド見たいです。
きっと こなきさんより 年上ですが、やいとは、経験ないですね。その代わりに 押し入りに入れられました。 小学生の時は、門限が6時だった事から、一分でも遅れると、夕飯抜き ぐらいの勢いで、叱られてました。
ひとりっ子だったのもあるんでしょうけど。 自分の子供達には、6時門限なんて 通用しないですね〜 6時なんて言うと 笑いで、軽くスルー ですよ〜。
☆ a さん
かく言う私も、やいとの跡って残ってないんですわ。
腰には据えんでしょう…^_^;
☆ さくら さん
やいとって全国共通語なんかな?
経験無いって、相当可愛がられていたんですよ、ご両親に。
あ、私は昭和42年生まれです。ハイ。
こんばんは。やいと の言葉は、聞いた事ありますよ〜。ただ お灸の道具が家にはなかっただけだと思います。(笑)
特に可愛がられた記憶は?
ただ父親からは、一度も叱られた事ないですね〜。
男の人は、年齢気にしなくていいですね。私は かわいい ウサギ歳です。(笑)
さくら さん
ウサギさんでしたか(^^♪
だから、やいと経験が無いんですよ。(意味不明)
幼稚園に行くか行かないかの頃に怒られるたびにやいとを据えられました。汗
背中や腰が多いみたいですね。私は足の指の間に線香で押し付けられていたのですが跡はいつのまにかなくなってました。
平成手前の生まれですが、周りに聞くと驚かれます。子供がいないので親の気持ちはわかりませんが、叱るのも大変なんだろうなと思いました。
今回はやいとってよくあるものなのかなと調べてたらここにたどりつきました。親は京都出身の60歳手前ですが、この習慣は地方独特のものなんでしょうか。
ぽち さん
足の指の間!?それは初めて聞いたです。何かとっても熱そうな予感…(汗
親になってわかるのは、やはり自分の親の気持ち。あれから数十年の時を経て、親のありがたみがこの歳になってよくわかります。
親孝行せねば。
ネットで調べた感じ、やいとに関する記事はは国内のあちこちであるように見受けられましたが、実のところはどーなんでしょうね。