その後の個人的感想

その後の個人的感想

以下、自分の気持ちを整理するために書き連ねてみます。
多分、読み終わった後で暗ぁ~い気持ちになってしまうと思うので、それが嫌な方は読まないことをお勧めします。

木曜日に目撃した事故の様子。あの時目にしたものがその後、アタマから離れなくてね。あれから、ずーっとあの時のことを思い返しては、その時の様子とか、自分のとった行動は正しかったのかを、ずーっと自問自答してます。もう何度も何度も。で、こんなことをココで書くのもどうなの?って気もあったんだけれどね。

ここのブログにもコメント頂きましたし、mixi日記へも多数のコメントを頂きました。みんな、ありがとね。
そのコメントの多くが言うところは、1)お子さんに怪我が無くてよかった、2)こなきはちゃんとゴメンナサイを警察官に言わせたのはエライ。この2つかと。

1)のお子さんに怪我が無くてよかったの点については、本当にその通りだと思うんです。返す返す思い返しても、無傷だったのは不幸中の幸いだったのかとも思えるんです。

もしも、もうあと20センチほど道の真ん中に出ていたら。
もしも、パトカーを運転をしていた警官が、あと0.5秒でも子どもの発見が遅かったら。
クルマの側面ではなくバンパーに当たって、きっと大変なことになっていたでしょう。

だからこそ道でつばえている子どもたちに対して、自分がひと言掛けてあげることが出来ていたら、何ごとも起きなかっただろうに。って。(悔

2)のこなきはちゃんとゴメンナサイを警察官に言わせたのはエライ。ってところですが、実は、あの日の日記では、ダラダラ長くなるから書かなかったのですが、それは傍目八目と言うものです。

事故を目前で目撃しても、自分は被害者でも加害者でもない。第三者だからこそ、その時の状況を冷静に見ることが出来た。と、そういうことです。

で、傍から見ていたのですが、警官がこのような状況下では、どのような行動を取るのかが非常に気になりました。いつもは事件事故を第三者の立場から扱うプロフェショナルが、一転、当事者となった場合にどのような行動を取るのか。
とっても不躾ではありますが、彼らを観察させて頂いてたのです。

だから、クルマから降りてきて来た警官の仕草は、かなり観察させてもらった。(悪いね)
当日の記事にも『しばらくしてパトカーから警官二人が降りてきた。』と書きましたが、スグにはクルマから出てこなかった。どこかに連絡してたのか、二人で相談してたのか定かでは無いが、なかなか出てこなかった。

目の前の子が跳ね飛ばされると言う非日常の事態に、ワシ自身も初めは動揺してたから、短時間の出来事を長時間に感じたってのもあるかとは思うが、感覚的には1分近くは出てこなかったと記憶してる。

普通、例えばワシが万一、子どもを撥ねてしもーた場合、一目散にクルマから飛び出して子どもの所に行って、大丈夫か!怪我はないか!!って焦るじゃない。
その焦った様子ってのが全然感じられなかったのよ。ま、アスファルトに横たわってた訳じゃないから、焦らないんだろうけど、まるで自分らは、事故現場に後から到着した警官のように普通なのよね。沈着冷静って言う解釈も出来るんだろうけど、ちょっと一般人感覚からは信じられなかった。

で、子どもに大丈夫?怪我は無い?とは聞いたものの、すぐ直後から、名前は?住所は?何歳?って聞き始めたのよ。冷静に。

違うやろ!順番が違うやろ!アンタら、ナニ様って!!
先ずは、『大丈夫か!怪我は無いか!ごめんね、痛かったね。』ってなぜ言えない!!
そこの部分だけが、ホントにその部分だけが許せんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワシ、病院つれて行ったら?って言ったけれど、サラッと聞き流された風だし。だから、どの場面で謝るのかな?ってずーっと聞き耳立てたんだけど、そのまま事後処理に入っちゃったのよね。

だから親御さんが来て、子どもさんが落ち着いた様子の時に、そっと耳打ちして「ねぇボク。あの警察のオジサンのうち、どっちかでもボクにごめんね。って言った?」って聞いたんよ。
ボクはちょっと小首を傾げるだけで何も言わなかった。

謝ってないな。

だから、最後の最後に、言ったんよ。
『最後にひとこといいですか。撥ねてしまった、アナタはこの子に謝ったんですか?』って。

閑話休題

金曜日に会社の勤務中も、その日のことをずっと考えてた。

子どもって飛び出したりして当たり前ってのは、確かにあるよね。だから大人の側が気をつけてあげなければならんよね。

もしも、あのクルマがファミリアじゃなく、トラックだったら。
もしも、自分の子が目の前で…
もしも、もしも…
って考えてたら、子どもの安全って周囲の大人が気を使ってあげなくちゃならないよね。

で今日、自分のクルマで現場を走ってみた。
弁天神社の方から商店街に入り、現地が近づく。その地点のスグ前には電柱が立っている。そして、子どもが出てきた横道は、走ってるクルマからはとてもわかり難い。両サイドを壁が囲ってて、知らない人はそこに道があるとは思わないだろう。確かに危険な脇道ではある。

あー、気を付けなきゃね。

って、現場を通り過ぎ行くと速度制限の標識が立ってる。丸に30って!?

この前「35キロほどで運転してた…」って証言してたよね。(マジ汗;

 

2件のコメント

  1. この事故の経緯を読んでいて、感じたことを述べたいと思います。

    確かにこういう状況(人対車)では、車に落ち度があったような結果になります。
    が、しかし、よく考えて下さい。
    パトカーの運転手さんは時速35キロで走行されていたんですよね。
    本当に低速ですね。
    仕事中なので慎重に運転されていたんだと思います。
    子供の飛び出し…これが一番悪い事です。
    学校でも交通安全教室とかやっているはずです。
    小さい道路から大きい道路に出るときは、立ち止まって右左を確認して出ると習っているはずです。
    それが、友達と話をしながら、後ろ向きに道路に出た訳ですから、車に引いてくれと言っているようなものです。
    叱るならば、警察官ではなく子供にですよ。
    警察官→子供に謝るのではなく、
    子供→警察官に謝るべきです。
    「僕が前をよく見ていないで、後ろ向きで友達とのおしゃべりに夢中になっていて、道路に出たものだからパトカーを壊してしまいました。」
    これが、正解です。
    警察の方には、落ち度はなかったように思います。
    「大丈夫?けがはない?」
    子供の安否を気遣い、大丈夫そうだったのですぐに事故処理を頼んだのでしょう。
    当たった場所が側面なら、なおさらです。
    他の2人の子供たちは、パトカーの存在に気づいていたでしょう。
    その子が後ろ向きに歩いているのがいけない事です。
    その子供の親は、どんなふうに警察官に言われていましたか?
    「うちの子をこんな目にあわせて、どうしてくれるんですか!!」
    とでも、言っていましたか?
    蛇人間が、その子の親ならば
    「どうもすいません。前をよく見ずに道路に出てしまったのでしょう。今後、安全に道路を渡れるように指導いたします。ご迷惑をかけました。」
    と、謝ります。
    蛇人間も毎日車に乗っております。
    だから、車側の気持ちがよくわかります。
    この道は、毎日といっていいくらい車で通っています。
    もっと、スピードを出していると思います。
    急に横から子供が飛び出してきて、ぶつかって、こっちの責任にでもなったら、おかしいですよ。
    こっちは安全運転をしていても、前方不注意とか左右確認の怠りとか言われたら、どのように日々運転しなくてはいけないのか困惑してしまいます。
    全国の一般道路は時速30キロ走行にしなくちゃいけなくなるでしょう。

    うちの子も、自転車で道路に飛び出しバイクとぶつかった事があります。
    本当にうちの子の前方不注意というより、何の気もなしに車が来ないと思って飛び出したのですから、私はバイクの方に謝りました。
    子供は、擦り傷で済みました。
    でも、バイクの不注意ではない事がよく分かっていたので、ひたすら謝りました。
    バイクの方も、うちの子を避けようと転倒されて怪我をされてました。
    それなのに、謝罪されました。
    親として、子供に徹底した交通安全を教えていなかったからです。

    長々と申し訳ありませんが、これが蛇人間の考えです。

  2. 蛇人間 さん

    お久しぶりです。
    そうですね。確かに、その考え方も一理あるのは良く分かります。

    予めご理解頂きたいのは、敢えてこの場では細かな話は避けさせて頂き、おおまかな話しか書いておりません。Web上は誰が見ていて、どのような解釈で物事が理解されて行くのかがワカラナイので、ここで詳しく書くことによって、親御さんの迷惑となりかねませんので、もっとも核心の部分については書いておりませんので、その点はご理解下さい。
    当日の親御さんの様子についても、ご報告できませんのでご了承下さい。

    以下は、そのことを踏まえての個人的意見ですけれど、やっぱり子どもは子ども。
    幾らダメよと言い聞かせても、その場の雰囲気で舞い上がってしまうのが、子どもだと思うんです。ウチの子もその典型ですし、それが子どもの良いところでも悪いところでもあると思いますし、だからこそ成長するんだと思います。

    だから、すく後ろにいた私が「危ないよ」と一言かけてあげていれば、こんなことにはならなかったのにと悔やまれます。

    また文末に書いてますが、あの道は制限速度30kmなんですよね。実のところ。
    30kmと言えばかなりスローです。確かに。
    それは、道幅が狭く小さな脇道もあるから30kmに制限してんだと思います。
    (お上のやること、ホントの理由は分かんないですけれどね)
    最近のクルマは性能が良いから、アクセル踏まなくてアイドリング状態でDレンジに入れるだけで30kmを超えてしまうかも知れませんね。

    しかし、交番スグ横の道が30kmって、当の交番に勤務してる警官なら知らないハズが無いですよね。そこを35kmで走ってて子どもを撥ねたとなりゃ、ちょっと待てよと言いたくなりません?しかも、リアクションが遅いとなりゃ尚更。

    私の場合は撥ねた警官が悪いとか、子どもが悪いとかは論じるつもりは無いです。
    当日の事後検証も事実を述べただけで、どっちが悪いとかの私情は入れませんでした。

    私は、その場の大人(警官)の態度に?マークが点灯してるだけですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です