いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった
季節はまた変るのに 心だけ立ち止まったまま…

って、コレ↑もMじゃけれど、今日のお題はこちらのM↓。

マゾヒズム 【masochism】
肉体的・精神的苦痛を受けることにより性的満足を得る異常性欲。マゾ。

自転車乗りは”M”じゃないかと。
以前から思ってるし、そのように書かれてる記事やブログもちょこちょこ見かける。
(以下、自転車はママちゃりなどの一般車を除く、スポーツとしての自転車の意)

何を好き好んで、急な坂道を登ったり
ただでさえ暑い日に、汗だくになりながら乗ったり
寒い日には耳が千切れそうに感じたり、つま先が霜焼けになるんじゃないかと思ったり
平坦な近い道もあるのに、何でわざわざ遠回りな坂道を通るの

やっぱ”M”なんでしょね。自転車乗りって。

それと、決して明るいスポーツじゃないよね。
明るくて協調性のある人は、野球とかサッカーなどの団体競技やるでしょ、フツー。

孤軍奮闘
基本的には一人で黙々と走る

あー、暗い暗い。
せめてもの救いで派手なウェア着たり、ピカピカの自転車に乗ったり

最近少しづつ増えてきたけれど、女性や芸能人の「自転車乗り」が増えて来るとM的なイメージも変わってくるんじゃないかと思うけれど、まだまだ少数派だよね。

忌野清志郎が160万の自転車を盗まれたことはかなり有名になったけれど、
安田大サーカスの団長が乗ってるや、アリtoキリギリスの石井サンが乗ってるなんて
自転車やってる人しか知らないよね。(リサ・ステッグマイヤーはトライアスロンじゃし)

芸能人がTVで自転車をもっと宣伝してくれて、自転車乗りの総人口が増えたり、
女性がオシャレ的な観点から自転車を始めてくれるようにでもなれば、
もっと自転車がメジャーな存在になれると思うんじゃが、
それにはまだまだ時間が掛かりそうね。

草なぎがドラマの中でロード(60万円らしい)乗ってるシーン見たことあるけれど、あんなに淡々と走ること出来んし。主人公が「明るく」ロード車で峠を攻める。
そう、シャカリキって自転車漫画があったけれど、アレを月9枠でやるとか(無理!)

ま、色々書いたけれど、
ロードで坂道登るのだけが自転車乗りじゃないし
ミニベロで街中を流すのも楽しみ方だし
マウンテンで未舗装道走破するのもあるし
折り畳みで旅先で転がすも良し
リカンベントでリラックス走するも良し…

十人十色の自転車があって、十人十色の愉しみ方があってイイと思う。

しかし、自分の場合は、やっぱり”M”じゃと思う。
 

2007出雲路ワンデイラン160 – 当日

前日の記事に続く…

行ってきました、松江 – 2007出雲路ワンデイラン160
来年の自分のために、こと細かく(とても長文で)書いておきますので、サラッと読み流しちゃってください。

2007年9月30日(日) – ワンデイラン当日

松江の朝は早かった。と、言うか嬉しさ余って早く目が覚めた。

午前4時。

ジジイか!!とアナタに罵られそうな早起き。遠足前の小学生並みである。
別のホテルに泊まってるT氏がクルマで迎えに来てくれる待ち合わせ時刻は5時20分。荷物を纏めて、前夜に買った菓子パンを食して、今日の天気をチェックして、服装を選んだりしながら時間を待つ。
待ち合わせ時刻にやって来たT氏のクルマに乗り込み、玉造温泉に向かう。

まだ薄暗い松江の街を抜け、玉造に近づくと自転車を積載したクルマに何台も出逢う。指定された駐車場に行くと既に何台ものクルマが来ている。時と共にその台数は増え続け、6時45分の時点でこんなにも…
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200台停めることの出来る駐車場はクルマで埋め尽くされ、各人が自転車を下ろし、ど派手なウェアを着込み、アップを済ませ、はやる気持ちを抑えきれず、周囲の坂道を登ったり降りたりしている。

T氏とこなきは、6時から始まっているエントリー受付に行く。
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郵送されてたゼッケン引換証と、大会参加の制約書にサインしたものを提出しゼッケンを貰う。
こなきのエントリーナンバーは[044]。T氏は338番。T氏は締め切り間際のエントリーだったらしいので、どうやら申し込み順につけられている番号みたいである。全部で350人(その中で、女性は10名程か…)ぐらいの参加かな…

程なくかつお氏も来た。暫くしてU氏も登場。広から参加の4名が初めて顔を揃えた。
仕上げにVAAMの一気飲み!!

7時 ブリーフィング(事前説明会)が始まる。
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主催者の説明に聞き入る参加者。『自転車は手から離して聞いて下さい』とのアナウンスに従い、参加者の自転車がこんな風に…
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スタンドが付いてないからね。ディレーラ(変速機)が付いてない側を下にして置くのがお約束。

主催者からは、コースの説明、サポートカーの話、AS(エイドステーション)の話など。また、特に言われてたのが、『本大会は時間や順位を競う競技ではありません。山々や海、湖の景色を見ながら出雲に親しんでいただくサイクリングイベントです。くれぐれも競争にならないように。道路規制もしていませんので信号機や標識の指示にはキチンと従って下さい』とのこと。そうレースじゃないと言うのが大前提です。

ブリーフィングも終わり、スタートの時が近づいて来ました。350人がソワソワしている感じが会場内に溢れています。

3名の方々も意気揚々!(左からT氏、U氏、かつお氏)
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こなきはこんな感じ…
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今日のポイントは“10//2″のウェア。かのランス・アームストロングが癌の宣告を受けた10月2日に因んでます。アームストロングは宣告を受けた後に奇跡の回復を果たし、その後に前人未到のツール・ド・フランス7連勝を果たしました。詳しくはコチラ…。10月2日が近いから、このウェアを選んだと。また、会場はハデハデなウェアが多いだろうから、逆にシンプルな白もいいだろうと。自転車のフレームの白い部分とも、微妙なマッチングも意識して…。

スタート地点で、素晴らしい参加者を見かけた。左足が義足の方(男性)である。
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前夜、ヤングイン松江の部屋でTV見ていたら、米国で義足の女性がトライアスロンに参加して完走したとの番組を見たばかりだったので、痛く感動した。ワンデイランでもゴールまで頑張って下さい。

7時30分

いよいよスタート時刻です。ゼッケン順のスタートではなく、自分は速く走りたいと言う意気込みの人順に10秒間隔でのスタート。私ら4名はだいたい200番ほどでスタートです。
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スタート直後のダンゴ(集団)状態のまま、誰しもイベントピッチが掴めていないので、前を走る人のケツにぴったりと貼り付いての一直線走行です。私らのようなのんびりスタート者はこの時点で20人ゴボウ抜きのようなことをする勇者はいません(先頭の人もピッチが掴めずゆるりと走っているのでしょう)。ゆるやかなスピードでの走行で自転車と自転車の間隔も詰まり詰まって、私の前を行く人がその前の人と接触し急なブレーキを掛けたようで、後輪が浮くジャックナイフ状態になる。危うくその後ろから追突しそうになっちまったが、右に逸れて危険回避。

ここの経験で、ダンコのケツは危ないとの認識をしっかりと持ったこなき。以降、車間は意識するようになりました。

間もなく左カーブを曲がると、いきなりの150m登板が始ます。ダンゴは相変わらず緩やかなスピードで登って行きますが、その遅さが自分のピッチと合わないので、右からダッシュ掛けます。20~30人抜いたでしょうか。人の切れ間でピッチを落とし、後方を確認。

緩やかにカーブしている道を下の方から、何十台もの自転車が登って来ています。その様子は、まるでツール・ド・フランスの山岳ステージ(下図はツールの画)を見ているかのようです。
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そんな景色の中に自分が居るということに、嬉しさがこみ上げてきます。登板のペダルにも、いよいよチカラが入るってもんです。

ブリーフィングの指示通り、信号機ではキチンと皆さん停車。列を乱さない律儀さです。
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ゼッケン338はTさんね。

この後も山岳コースは続き、ダンゴも解消されて、散り散りになって行きます。私ら4名は、この時点では一緒に走ってました。

異常が起きたのは14キロ地点。私の直後を走っていたTさんの自転車から「カチンッ!」と金属音がしました。何やらUさんとTさんが話しています。4人で停車してTさんの自転車を見ると、後輪のスポーク1本がハブの根元で折れている。その影響で後輪のリムが大きく振れており(歪んでいる)走行困難な状態になってしまった。

この時、偶然にもサポートスタッフが近くを走行していたので、スタッフが事務局に連絡して、交換可能なリアホイールが無いかと探してくれたものの、ホイールの予備は無いとの答え。

『どうぞ、皆さん僕の分まで頑張って走ってください』

Tさんのその言葉。無念のリタイアである。
後に携帯メールでその後の様子が送られてきた。
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何故か真っ赤なじゅうたんが敷かれた軽トラの荷台に寝かされたTさんの愛車。この軽トラでスタート地点まで戻ったそうである。

3人は走り出す。最初のAS(エイド・ステーション。飲み物やちょっとした食べ物を補給する場所)までは、まだ15キロもある。標高300mに至る険しい上り坂に差し掛かりちょっとダッシュして、U氏とかつお氏と離れた。

坂を登りながら、何だか泣けてきた。Tさんのこの日までの思い、スタートの興奮、直後のリタイア…どんなに落胆しただろう。明るく振舞っていたものの、心の中ではどんなに泣けてただろう。
そんなことを考えてたら泣けてきた。(こーやってPC打っててもこみ上げてくるよ…)

石川五右衛門の名言 … 今宵の斬鉄剣は一味違うぞ

じゃないけれど、今日のペダリングはいつもと違うぞ!!こみ上げてくるその思いの分、いつもよりチカラが入るぞ!!Tさんの分まで頑張る。300mに至る坂を、U氏とかつお氏を残して駆け上がって行きました。

坂の頂上を過ぎトンネルを抜けて長い下り坂を下って行くと最初のAS、広瀬中央公園に来ました。

9時6分 30キロ地点

既に多くの方が到着しており、既に次のASに向けて走り出している人もいます。Tさんのマシントラブルで止まってた分、かなり遅れているようです。

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このASへの到着遅れで気がついた事がある。飲み物や食べ物の量が多くないと言うこと。カロリーメイトにしても、本来は1人1個、ドリンクも紙コップ1杯なんだろうけれど、複数の食べ物を漁ったり、ドリンクを自分のボトルに注入する輩もおり、遅めに到着すると食べ物・飲み物にありつけないと言う事実。
この事実を知ってしまった以上、この先のコースを気ままに走る訳には行かなくなりました。

ココでの休憩は短めにして、出発です。

川沿いの緩やかな道を経て、住宅街を抜け、国道9号の下をくぐり、中海に面した道路に出ます。
中海沿いを走り、大根島に渡ります。大根島は眺めの良い場所。
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廃船も風景の一部として、風情を醸しています。

10時35分 67キロ地点 

暫く走って第2のAS、八束江島ファミリーマートに到着。
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意識して早めに入ったお陰でバナナの量も豊富です。サルでも連れて来ましょうか?
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ファミマの駐車場で、思い思いにくつろぐ参加者。寝てます。

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コレがASに置かれているCP(チェックポイント)の用紙。自分のゼッケン番号の欄に、自らの手で名前を書くことにより、通過証明とします。
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順位を競っての競技ではないと言うものの、全体の中で自分がどの辺りを走っているのかは気になります。ここで名前が書かれている人が、ココのASに到着した人の数ですから、(後日)数えてみると170程書かれてかかれています。170/341。ほぼ中盤でした。

バナナとカロリーメイトを食って、次に向けてスタートです。この時点でUさんとは一緒でしたが、かつお氏とは離れてしまい、以降のASでは会えなくなってしまいました。

10時47分

大根島のASを発って島根半島に向かいます。この道も直線の走りやすい道路。走りながらカメラを後方に向けて何度かシャッターボタンを押してみました。

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デジカメは服の後ろにあるポケットに入れており、道の状況が良くてクルマの少ない所では走りながらも撮ってました。ファインダーを見ずに撮ったのですが、後方を走っているUさんの撮影に見事成功。しっかりガッツポーズをとってるじゃないですか。

このUさん(実は50代後半らしい)とは、この先もほぼ同じペースで走っていくことに。

中海に別れ、島根半島に渡ると、待ってましたとばかりに登板のスタート。
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日本海の荒波に削られた半島の海岸線は起伏が激しく、アップダウンが続きます。標高差にすれば100m程ですが、登っては下り、登っては下りの繰り返し。

11時32分 88キロ地点

第3のAS、マリンゲートしまねに到着。
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ここでは、みそ汁、さざえご飯(本当にサザエ入ってた?炊き込みのおむすびだった)、イチジク、ドリンク類がある。CP表を見ると、140/341番くらいかな…ちょっと上げてきた。

道中、サポートカーとして走ってくれているハーレー。サポートは実際に自転車で伴走しているのが3名、他にハーレーや軽トラも居た。

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次のASに向けて出発。(Uさんもちょっと遅れてココに来たのですが、ちょっと出し抜いてUさんがトイレに行っている最中に、コソッと出発した意地悪w)

相変わらずの起伏が続きます。小高いところから下を見ると海岸の岩が洗濯板のように削られた部分が見えます。分かり難いですが、奥に見えている岩場も地層のスジがはっきりと見えてます。

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コース全体を通してですが、見通しの悪い坂道を下る時や、交差点が近い下りの坂道では、路面にこのマークが書いてあります。

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このマークを見つけると減速必須です。
急な下り坂を抜けて、平坦な土地に来ました。

ここの川はマリーナになっているようで、沢山のボートが係留されています。
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この川沿いを下って橋を渡り、反対側の川沿いをさかのぼるようなコース(下図、赤線)なのですが、川をさかのぼって走っていると、向こう岸を逆方向に走っている参加者が目に入ります。

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逆方向に走っている参加者を見かけると「もしかして、自分はコースを外れて走っている??」と言う不安に激しく駆られてしまいます。たまたまこなきと前後して走っていた参加者の方(Uさんとは、この時離れていた)と3名で立ち止まってコース確認。

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このお二人と互いに確認。ココの交差点では左に曲がる。

mapを見て確認すると間違ってないことで合意されて、3名安ど。
片方の方が『ボク、コースアウトしちゃって6キロ走ったところで気がついて、そこから折り返したから12キロもロスしちゃったんで、とっても不安で走ってたんです』とのお言葉。

確かに、マップリーディング方式(地図を頼りに走る)ってのはコースアウトが不安になります。
見ず知らずの人でもある程度のダンゴになって走っていると安心感があるのですが、ダンゴから千切れて一人で走ってると「本当にこの道で正しいのか?」って不安が湧いてきます。

路面の矢印、ハーレーのドライバー、要所要所の交叉点には道案内のバイト、などなどが案内してくれているのですが、全ての分かれ道に案内人が立っている訳では無いので、路面の矢印を見落としたらコースアウトは必至となってしまいます。この点が要注意でした。

12時28分 104キロ地点

第4AS、佐太神社に到着。ここのASは食料の量が豊富。バナナとおむすびを食べる。
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この先の安全を祈る(?)参加者も。
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ココでのCP表を見ると、106/341番くらいかな…いい感じ。

ちょっと遅れでUさん到着。で、今度はこなきがトイレに行ってる最中に出発してたw!!
チッ、仕返し食らっちまった(爆)
Uさんがコソッと走り去る後姿を見かけたので、慌てて出発ですww

Uさんの後方に次第に近づく…www
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なんて笑ってられたのも僅かな時間でした。

宍道湖の北側、湖沿いではなくちょっと奥に入ったところにあるコース、下図の赤枠で囲った辺りは登り下りの連続です。

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高低図で見ると、最も高いところでも100m。それ以外は50メートルほどの小高い部分のアップダウンの繰り返し。下図の突起の部分を数えると主だったものだけでも18のピークがある。

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登ったり下ったり、登ったり下ったり…18回も繰り返すと、イヤになってくるよ。
下った先に次の上り坂が見えると「エ~ン、もうイヤ~。登りたくないよ~」とすっかり弱気。

対して、前を行くUさんは大したモンじゃ。何個目の登り坂でも、ダンシング(立ちこぎ)で果敢にアタックしている。こなきもダンシング出来ない訳じゃないけれど、長時間持続出来ないのよね。Uさんスゴいです。

もう幾つの坂を登っただろう。幾つの坂を下ったろう…。幾つもの「エ~ン、もうイヤ~。登りたくないよ~」を繰り返したか…。そんな果ての小さな交差点にハーレーが停まってて、ライダーが大きく左折サインを出してる。

やったぁ~!もう登らなくていいんじゃ!!

と、実際に声に出して言ったけれど、そんな風に感じた参加者が大多数ではないか。
左折したその先には、宍道湖方面に向けて続くのどかな田園風景が続く。
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13時41分 130キロ地点

中ノ島ぶらりAS到着。

ASの入口には、路面にASのマークがある。
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ココでのCP表は88/341番くらい。順位競争では無いと知りつつも、やはりオトコノコとしてはちょっと嬉しい。U氏もCP表に名前を書いている。

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ここでの食料はちくわ、めかぶ汁、ドリンク類。
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ふと自転車を見ると、観光で来ている親子がこなきの自転車を見ながら何か話している。
「この自転車、変な色~」っとでも言ってんのかな…。チェレステって言う色なんだよ。

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ココで思わぬ人出現。
14キロでリタイアを余儀なくされたTさん出現。余りにも早くに離脱したので、しまね お魚センターまで行き魚介類のお土産を買った後、今回のコースをクルマで走って追っかけてきてくれた。

かつお氏の様子を聞くと、18回登り下りの辺りで見かけたと。しかも足が痙攣して(つって)苦しんでいるとのこと。ボチボチでも走ってるならいいんじゃけれど…ガンバレ~。

Tさんは、ラストスパートに向けて(自分では使うことの出来なかった)PowerGelをくれた。ゴール地点での待ち合わせを約束して、次のASにスタート。

宍道湖の西岸を走る、この辺りは平坦な道。癒される。先を行くU氏もグループに引っ張られながらのリラックス走。
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Uさんの後ろをマターリと流す、こなき。
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頂いたPoweGelを食べつつ、起伏の少ないこの区間を終え、次のASに…

14時45分 149キロ地点

第6AS 宍道蒐古館AS、最後のAS到着。

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ここでの栄養補給は、オニギリ、クラッカー、コンソメスープ、ドリンク類。

コース最後のCP表では102/341番。ココのCP表でゼッケン157の記名欄に『PM1:12 ○○』と名前が書いてある。本来、時刻は記入の必要が無いんじゃが…。自慢か?ま、自慢しても良い速さじゃ。

が、しかし順位や早さを競うレースではない。サイクリングイベントですから。

最後のASを出発し、ゴールの玉造温泉に向かう。
手元のサイコン(サイクル・コンピュータ)では、走行距離が147.58kmと出ている。あと12キロ程か…

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が、最後の最後まで登板に苦しめられる。150m越えの峠があり、ここで参加者は最後のエネルギーを使い果たす。PowerGelの効果があったか否かは分からないけれど、何とかこの坂も登りきり、玉造温泉の温泉街に入る。

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スローダウン指示に従い、温泉街をゆっくりと走りぬけ、イエローアーチのあるゴール地点へと辿り着く。
ゴールは温泉街の中の「松の湯」さんの玄関前。
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ゴール時刻、15時25分

走行時間:6時間33分(走ってた時間)
総走行時間:7時間50分(休憩時間も含めたゴールまでの時間)
走行距離:161.3km
平均速度:24.5km/h
最高速度:65.6km
ゴール地点では、(こなきの大好物である)ぜんざい、にゅうめん、ドリンク類が振舞われている。
Uさんもゴールしている。

参加賞を受け取っているUさん。
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参加賞はコチラ。
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キャップ、完走証、温泉の無料入浴券。
160k COMPLETEDと書かれた完走証は、やっぱり嬉しい。

最後の最後まで、アスファルトに転がされてる自転車たち。
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かつお氏は、16時36分に無事ゴールイン。お疲れサマでした。

無料券で入ることの出来る温泉は、ゴール地点、松の湯さんの向かいにある、ゆ~ゆ

ココで 汗とアブラを流してリラックス。温泉の中で、スタート地点で見かけた義足の男性も居られました。無事にゴールされたようで、何よりです。

ケイデンス(ペダルの回転数)を計ることの出来るサイコンに変えて初めての走行でした。自転車雑誌の記事などでは、平地でも坂道でも90回/分のペダリングを意識せよ。って書かれてますが、こなきにはまだ無理です。初盤、いつも自分が走ってるペースでケイデンスを見ると77回/分だったので、77をキープするように意識しつつペダリングとギアチェンジを行いました。また、スタート前のVAAM、ASでの栄養補給、Tさんの差し入れなどなど、いつもは行わないエネルギー補給も十分でした。

また、オカムラさんによる自転車の最終チェック、出発前夜の自転車クリーニング、レース用タイヤの装着など機材面での配慮のメリットも大きかったです。
これらのお陰で、ゴールまでパンクも無く走り抜くことが出来ました。

ゴール後、Uさんがこなきのピッチに引っ張られてオーバーピッチだったと言っておられましたが、謙遜し過ぎです。ワンデイランよりも過酷な石見ライドを完走するUさん。そのパワー、素晴らしいですよ本当に。

晩飯食って、広に帰着したのは23時を過ぎ。Tさん、最後の最後までありがとうございました。
長くもあり、苦しくもあった1日でしたが、とても楽しい1日でした。膝に疲れが出てます。

来年もまたエントリーしたいか?って??
当然、来年も出ますよ。

Tさん、来年は快走してこなきよりも先にゴールしてくださいよ。

2007出雲路ワンデイラン160 – 前夜

行ってきました、松江 – 2007出雲路ワンデイラン160
来年の自分のために、こと細かく書いておきますので、サラッと読み流しちゃってください。

2007年9月29日(土) – ワンデイラン前日

この日は、ちょっと早めに松江に入り、コースの主要(難攻)な部分を下見しておこうと言う話を、T氏かつお氏の3人としてた。
am8:00 オカムラさんにてT氏待ち合わせ。営業時間よりも早いにもかかわらず、シャッター半開で待っててくれた岡村さんと共に店内で喋っているとT氏到着。T氏のクルマは軽1BOX車ながらも『自転車を積むためにこのクルマを選んだ』と言うだけのセカンドカーとあって、氏のロードバイクが「キッチリ」と積載されている。残り半分のスペースに、こなきロードも積ませてもらえば、計算されたかのようにピッタリとスペースが埋まる。大人二人とロード車2台をキャリーするのには、あまりにもぴったりなナイスなクルマです。(積載の様子も写真撮っとけば良かった…)

さ、松江に向けて出発です。このクルマにはナビ&ビデオが搭載されており、『モチベーションを上げるために、コレでも見ましょうや』とビデオを再生してくれようとする。ムフフなビデオを朝っぱらから拝むことが出来るのかと、ワクワクしたが、ナビ画面に現れたのはツール・ド・フランスの映像。
2003年のツールドフランス(フジテレビ)、T氏が師と仰ぐランス・アームストロングがまだツールで連勝を続けていた頃のものである。

松江方向に国道375号を北上するも、黒瀬・東広島界隈は渋滞してる。ツールを見ている、こなきにしてみれば丁度良いもんじゃ。ツール選手のような走りは、所詮私らのようなホビーライダーには無理とは分かっているものの、見てるとモチベーションは向上するし、感動も呼び起こされてくる。

渋滞が終わり、みわ375で一息入れて、更に北上。三次から国道54号に移り快走。松江市内に到着したのは正午ちょっと前。先行してるかつお氏と、松江市内で最も高いビル山陰合同銀行本店前にて落ち合う約束だが『昼飯は二人で食っててね』とかつお氏に言われてたので、T氏とこなきは『出雲と言えば蕎麦でしょ』の合言葉で、蕎麦屋を探す。

蕎麦食いたいとの発想は良かったものの、その後がいけません。松江市内なら蕎麦屋ぐらい幾らでもあるでしょと言うあんちょこな思い込みが失敗の元でした。市内をクルマで走り回ること約1時間(!)。蕎麦屋を見つけることが出来ません(このまま行ったら米子まで行くよ!なんて…)。お陰で、奇しくも市内観光を果たした二人。

松江市内、堀川遊覧
堀川遊覧(上図)や、松江城、島根大学…(コレはコレで良かったのかも…って、今なら思える)

ようやく1軒見つけたものの、並んで待ってるので他をあたる事にし、更に30分ほど。
でも、やはり蕎麦屋にたどり着けず、もはやファミレスでも仕方無いかと言う、二人の間に無言の中にも、諦めの空気が漂っている車内。 廻りまわって結局、30分前に見つけた蕎麦屋に再びたどり着いて、ようやく蕎麦にありついた二人。

出雲蕎麦を食した後に、かつお氏にメールして松江市内で最も高いビルの前で落ち合う。この時、既に14時を過ぎていた。

で、そのビルの最上階は無料開放されてて、市内と宍道湖が一望できるってんで、あがって見る事に。
宍道湖ってデカイよね。広界隈で考えると、フツーに瀬戸内海とその向こうに見えている島じゃないかと思えるくらいにデカイ湖じゃ。この湖を明日は周回すんのかと思うと、ちょっと「見なきゃ良かった」的な気分になっちまった。

では、肝心のコース下見に行きましょう。コース詳細mapはWebにて公開されてます。
かつお氏のクルマに乗って、先ずはスタート地点の玉造温泉に向かう。かつお氏は大学時代を島根で過ごしてるので土地勘はある。
スタート地点から出発してmap通りに行くと、いきなりの坂道。スタート早々の登りにちょっとげんなり。
更に行くと、もっと険しい山道に一同無言…重い空気が車内を満たしてる。

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画像では道の傾斜が分かり難いけれど、なかなかの登坂である。しかも、道の真ん中、轍(わだち)のタイヤが踏まない部分には苔が生えている。『ココ踏んだら転倒間違いない』との意見に一致。

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標高にすれば300mにも満たないところじゃけれど、スタート早々の登坂はカラダが温まってないので、なかなかの試練となるな。

暫く行くと分かれ道に来る。ココで路面にマーキング(矢印)が書かれていることを発見。
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この矢印を目印に走行しろってことじゃね。以後、下見は矢印を探すことに血眼になる。

30キロ程走り、最初のAS(エイドステーション。飲み物やちっょとした食べ物の補給所)まで到着。
この地点を確認し、次のASを目指す。国道9号をくぐって中海沿いに到着。

中海に浮かぶ弁天島へと続く道はまっ直線。
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この後、峠道が続く島根半島も下見しておきたかったものの、時間切れで断念。やはり、蕎麦屋探しの1.5時間が無駄であった…トホホ。

17時に松江市内に戻り、ホテルにチェックイン。18時に待ち合わせて、晩飯を食べに繰り出す。
この日のために、かつお氏が予約しておいてくれた、鶴丸。隠岐料理のお店って初めてじゃ。

山陰の海の幸を味わうことの出来る鶴丸。画像は刺身の盛り合わせ(一人前)。奥のカブトガニみたいなのは、ウチワエビのから揚げ。こんな海老、初めて食べた。身がしっかりしてて美味よ。
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明日は朝が早いから食事もアルコールも軽めに。

しかし、大会前日の晩飯として、これだけでは不十分!!炭水化物を摂らなくちゃ。カーボローディングってヤツです。屋台ラーメンを食して炭水化物の摂取を完了し、其々の宿にと帰還。

今回、こなきが泊まったホテルはかつお氏ご推薦のホテル、ヤングイン松江
なんと、一泊2100円!!の激安ホテル。

あまりの安さにかT氏は別のホテルに泊まったが、こなきは「コレもブログのネタになるな」との計算もあり、ヤングインにした。広でもありえない一泊2100円のホテルとは、どんなもんや。

1階から入ると、いきなりスタンドバーである。チェックインするカウンターが無い。カウンターでおばちゃんがビール飲みながらこちらを見てる。従業員は…遅れて出てきた。バーのカウンターがチェックインカウンターも兼ねている。

用紙に記入したのち、前金2100円を払って指定された202号室へ。

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部屋にはベッド×2(ツイン)、洗面台、TV、エアコンのみ。便所はフロア毎に小学校のトイレみたいなのが1箇所。風呂は無くて1階に共用のシャワーがあるのみ。「寝るだけ」と割り切って泊まるには、全く不自由の無いホテルじゃ。予約を入れたじゃらんのページにあるクチコミ評価も好印象のものばかり。
部屋に入ってスグには、安い宿独特のニオイを感じますが10秒もすれば鼻が慣れて感じなくなるので、問題ないです。コレはコレでいいんじゃないでしょうか。明日も早いし、することも無いので、TVをちょっと見ただけで早々に寝ましょう。

ってことで、松江の初日レポを完了です。
続きの2日目、いよいよワンデイランの模様は次のブログに続く…

かつお氏とTさんとUさんに業務連絡

いよいよ今週末となりましたね。2007出雲路ワンデイラン160

一緒に参加される、お三方に業務連絡です。

こなきは、Tさんのクルマに乗せてもらって松江に向かいます。8時にオカムラさんとこの駐車場で待ち合わせします。
8時にこちらを出て、12時過ぎに松江到着予定です。

で、現地でかつお氏と落ち合い、主要な部分だけでもクルマで下見して、晩飯を食う予定ッス。

 

機材類ですが、
ケミカルでは、オイルを2種類持って行こうと思ってます。ツールはフロアポンプ。

コースにも持っていく機材としては、スペアチューブ×1、イージーパッチ、ミニポンプ、タイヤレバー、お古のチューブを10cm程に切ったモノ×2。

ボトルはダブルにします。

前ライト(白)、後ろフラッシャー(赤)。

郵送されて来たゼッケン引き換え用紙。

ヘルメット、アイウェア、シューズ、ソックス、ウェア(2枚)、レーパン(2枚)、小銭入れ、携帯電話。

 

当日朝の受付は6時~7時ですよ。前夜は深酒せんよーに。

こんなもんかな。他に何かあったら携帯にメールしてください。

東京2日目

昨日の茅ヶ崎でのエンゾ氏訪問に続き、いよいよ今日から出張の本来の目的である、ネットワーク関係の教育受講である。

都庁の裏手にある大きな公園のスグ隣にあるセミナー会場。
通されたセミナールームには16台のPCが設置してあるものの、コーステキストが置いてあるのは、たった1台のみ。

おいおい、生徒はオイラ一人かよ!

確かに、かなりマイナーなコースだとは思うよ、しかし生徒一人に先生一人のマンツーマンかい。
進学塾じゃないんだから個別指導は勘弁してよ。って思ってると、講師の方が入ってきた。

女性!

ちょっと中山エミリに似た(?)感じの女性。オイラよりは若いが、この分野でのスキルは高いようである。
広い会議室にこなきとエミリの二人きり!!
グフフ…  って、何にも無いですから。ビジネスですから。

マンツーマンでのセミナーってのは初めてなんじゃが、生徒一人ってのは厳しいよ。
だってちょっとも気が抜けない。
先生喋って説明して「さぁ、PC使って演習してみましょう」ってな具合だから、ボーッとしてると演習問題が解けない。いやはや参った、参った。

でも、内容としては理解できるし、それなりに(自分では)鋭い質問咬ましてるつもりだし、テキストと演習の間違いを指摘したりもして、まぁ、互角に戦ったと言うか、明日に延長戦と言うか…
って、勝つとは負けるとかそんなんじゃ無かったね。

で、優秀な生徒1名のお陰で18時終わり予定のセミナー1日目は17時過ぎには終了。
いよいよ、ムーパパさんに出会う番が来ました。

都営大江戸線で麻布十番まで来なさい。

女王様の指令は田舎者には鞭打たれるよりも厳しいものです。
携帯のezナビウォークが今日も大活躍!!

で、マイミクのムーパパさんとは、去年の恵比寿以来の再会ですが、今回は広町出身のもう一人のマイミク、momoさんに会える!

momoさんは、麻布十番の改札口で待っててくれた。momoさんには会った事が無いから、こちらからは分からないので、momoさんから声を掛けてもらって助かりました。

遅れてきたムーパパさんともカフェで落ち合い、ムーパパ御指名のお店へ。
いや、この店スゴいです。店内は昭和の雰囲気で溢れてるけれど、飲み物は「青汁の豆乳割り」みたいな。マンゴービールみたいな。(詳しくはリンク先のメニューを見てみてね)
青汁ラーメン(これは美味)や青汁カレー(下図、これも普通のカレー)など。

pic012.jpg
青汁の元、ケールがトッピングされている。

で、謎多き人物、ムーパパさんと語りあったり、momoさんとも郷土の話で盛り上がったり。
後に呉出身のryoさんも合流して、麻布十番の夜はあっと言う間に更けました。
皆さん明日があるので、早めの解散。(って、ムーパパさんはまだ残ってたけど…)

帰路も新宿駅からホテルまでの道を迷って、またまたezナビウォークに助けてもらう始末…
あー、今日もいい1日でした。明日が最終日。マンツーマン授業、エミリ頼むぜ!!

 

私淑に会いに行く

私淑(ししゅく) … 〔私(ひそ)かに淑(よ)しとする意〕直接教えを受けたわけではないが、著作などを通じて傾倒して師と仰ぐこと。 … 引用 goo辞書

そう、私淑。私にとっての私淑は、この人

エンゾ早川氏。幾つかの自転車関係の著者であり、自転車店を経営し、自らも箱根峠を1日に2回も走破する男。
知る人ぞ知るって感じじゃないかな、自転車乗らない人は、先ず知らない人の方が多いでしょう。彼の自転車に対する想い、入れ込みよう、考え方、テクニック、体力、メンテナンス…それら全てがこなきの憧れです。

ロードバイク バイブル」「ロードバイク セッティング バイブル」の2冊を、こなきも所有してます。
もう一冊出ているのですが、未だ手に入れてませんでした。

で、エンゾ氏の経営するお店が茅ヶ崎にあると分かったのは、もう随分と前の話。
茅ヶ崎かぁ~。東京から電車で1時間ほどみたい。いつか出張に絡めて行ってみたいな…って思ってた。

で、チャンス到来。出張用件が休日明けにあるので、1日早く関東圏に入って、茅ヶ崎まで行ってエンゾ氏に会いに行くぞ!!

くるぱんに「会いたい人がいるので、ちょっと早く出るよ」って言うと、大きな誤解を受けた。オンナ?って。
いやいや、そうじゃない。この本の著者、エンゾ早川って人が茅ヶ崎に「エイド・ステーション」って名前のショップ開いてるから、行ってみるの!!
何とか誤解を解いて(解けたのか?)早めに家を出発。

9時前に新広駅でJRに乗り、新横浜に着いたのは、13時47分。地下鉄に乗り換えて横浜まで出て、も一度電車に乗り換えてようやく茅ヶ崎駅に到着したのは14時半頃か。

予めネットの地図で、おおよそのお店の位置はチェックしていたので、茅ヶ崎駅から歩いてお店を目指す。
茅ヶ崎駅前から、海の方に向いて一直線に延びてる道は「雄三通」って名前がついている。流石だな…って感心していると、面白い自転車を発見!!

サーフボードを乗せた自転車

ママちゃりに何だかUの字形の金具を付けてサーフボードを乗っけて走ってる。服は当然、ウェットスーツ。
流石、茅ヶ崎だ。さすが雄三通りだ、バンザーイ!!

この後もビーチクルーザを何台も見かけた。土地柄って言うんかな。広では考えられない光景じゃ。

その後、地図を元にお店を探すが、どうも見つからない。
おかしい、行き過ぎているな。
携帯のezナビウォークで探しても、かなり近所をグルグル回ってるんだが、お目当ての自転車屋が見当たらない。近所でクルマを洗車してるオジサンがいたので尋ねてみることに。

こなき:すみません。ちょっと道を尋ねたいんですが、いいですか?
おじさん:はいはい、どちらに行かれますか?
こ:このご近所で「エイドステーション」って言う自転車屋さんを探してるのですが。自転車屋さん。
お:エイ…?自転車屋?? …(沈黙)
こ:ご存知ないですか… (あきらめかけようかとしたそのとき…)
お:あぁ!何だか高級なスポーツ自転車が集まってる、店なら…
こ:それです、それ!!そのお店ってどこですか!!
お:あぁ、すぐそこにあるよ。あの、黒い看板のところ。
こ:ありがとうございました!!!

って、その先を見てみると、さっきも何回も通ったところじゃないか。あそこに自転車屋があるんか?などと思いつつ、もう一度その場所に戻ってみる。

茅ヶ崎のエイドステーション
ココかっ!!

外観、パッと見では気がつかなかった。だって、どこにも書いてないんじゃもん。
でも、ショーウィンドの中を見ると、確かに自転車のフレームが置いてある。

間違いない。(長井秀和)

緊張が一気に高まる。恐る恐る扉を開けてお店に入ると、そこには…

エンゾ早川氏、ご本人が座ってパソコンに向かってる。
「こんにちわ~ぁ。お邪魔します…」って低姿勢でお店に入り、こちらを見てるエンゾ氏に話し掛ける。

「あの、私、エンゾさんに会いたくて、広島の呉と言う土地からやって来ました…」って話を切り出すと、氏は快く私を迎えてくれて、こちらに来て座ってよと言う。エンジ色の早稲田のTシャツを着たエンゾ氏は、本で見たまんまの彼である。

本を執筆し、その内容もかなりのこだわりがある彼だから、何となく怖そうなイメージを抱いていたが、とってもおだやな話し方で私を迎えてくれた。
最初はおっかなびっくりに話していたものの、彼のじょう舌な話しぶりに、いい気になってしまい、色々と話し込んだ。奥さんも居たし、後から常連さんもお二方来られた。

色々と長話したよ。今日、ここまで来るのにくるぱんに誤解されたこと、呉のこと、都会の自転車乗りとショップのこと、著書のこと、お店のこと…。「私にとってエンゾさんはキムタクよりも憧れです」なんて話も。
奥さんにはアイスはご馳走になるは、昨日ソレイユの大型書店でも手に入れることができなかった『ラクダのコブのある自転車乗りになりたい』って本を、茅ヶ崎駅前の本屋さんで買って来てくれたりも。

話の途中、エンゾ氏はオイラの体型を見て「いいカラダしてますね。きっと、いいフォームで走ってんですよ」って褒めてくれた。
ありがたや、ありがたや。いつも著書を見てはライディングフォームに苦労してる甲斐がありました。

行きつけの自転車屋さんの話や地方でのロード乗り、自転車に乗って18キロ痩せた話などしてると、自分は結構恵まれた自転車環境なんだなと言うことがわかりました。オカムラさんって、やっぱりいい自転車屋さんなんだなと、再認識させられちゃいました。

常連さんのお一人は、著書の中にも写ってる人だった。「ライバルがチギレて行くって書かれた方ですよね…」って。
エンゾ氏は、この後常連さんお二人と一緒にパソコンを買いに行くってことで、去って行った。

奥さんに、店頭にあった新聞の切り抜きのコピーを頂いたり、著書の裏話や茅ヶ崎にお店を構えた理由など、またまた話し込んでしまった。

長くなったので、そろそろ失礼します。
そう言い残して、新宿のホテルに向かいます。
電車の中で思い出しては、一人ほくそ笑んでました。周囲からは、変人に見えたことでしょう。

そうそう最後に、私淑・エンゾ早川氏とのツーショットを撮ってもらいました。

憧れのエンゾ早川氏とツーショット

わ~ぃ、オイラの貴重な宝モノです。
で、持参した2冊の本にも、さっき奥さんが買ってきてくれた本にも、サインを書いてもらった。

エンゾ氏のサイン

わ~ぃ、これもオイラの貴重な宝モノ!!
ったく、エェ歳こいたオッサンが、こんなに幼稚でいいんか?

吉野家で牛丼食って、ビール買ってホテルに入り、このブログを書いてます。
あぁ、今日はエェ1日じゃった。エンゾ氏に会えて本当によかった。

9月30日の自転車イベント、これでモチベーションが一層上がりました。
楽しみです。

エンゾ早川さんと奥さん、お店の常連さんお二人、大変お世話になりました。ありがとうございました。
地方の片田舎でも、こんな男がアナタに憧れて今日もペダルを回してます。

またいつか訪れてみたいです。
その時は、私ももっとラクダのコブを大きくして来ます。

あずさ2号

明日私は 旅に出ます
あなたの知らない ひととふたりで
いつかあなたと 行くはずだった
春まだ浅い 信濃路へ… by 狩人

そう、明日は朝から広を旅立ちます。

出張

今回は業務出張じゃなく、教育出張。
またまたネットワーク関係の勉強受けさせてもらいに行ってきます。

で、コースが休日明けの朝10時からなので、前泊。
休みの日の前泊なので、くるぱんに無理言って、朝のうちから家を出発して、ちょっとブラブラしたいところをブラついてみたいと思っています。

以前から逢いたかった、あの人に会いに行ってみます。アポなしでの突然の訪問ですから会えない可能性もありますが、まぁアポ取っても待っててくれる人ではありませんから、仕方ないです。

翌日の晩は、ムーパパさんにお願いしてる小宴も待ってます。
(ムーパパ さん、ヨロシクです)

さ、そろそろ荷物をまとめるかな…

8時49分の呉線で
私は私はあなたから 旅立ちますぅ~♪
(クッ、てんまるオフ行けれんし…)

 

大さじ1ぱいの油で1kgのポテトを揚げる

大さじ1ぱいの油で1kgのポテトを揚げる

そんなマシンが登場です。Tefal(ティファール)のActiFryと言うマシン。

機械好きとしては、どんな仕組みで僅かな油で「揚げる」ことが出来るのか、その仕組みが不思議で最大の関心事。Youtubeの動画でその様子が見れる。

こちら

302ドルって、35000円?
コレがあれば廃油捨てなくていいし、レンジフードの油汚れも激減するんじゃないかな。
国内発売が待ち遠しいね。

2週間前

2007出雲路ワンデイラン160イベントまで、あと2週間となりました。
サイコンも結局見つからず新しいのを本日装着しました。

オカムラさんのお店に行けば、一緒に参加するUさんも姿を見せ、自転車の最終点検を依頼されてました。
一緒に同行させて頂くTかんからも携帯メールが届き、おNewのタイヤを注文されたとのこと。
かつお氏ともSkypeで話して、前日の下見の話やら、こっちを何時に出発しようかと相談したり。

くるぱんには「アタマん中、自転車のことばっかりで、少しは家族をかえりみろや!!」って激られちゃったり…てへ。

で、その前の23-25日は東京出張があったりして、ソレも気がかりだし。

ちょっと2週間ほど忙しいですから。オイラ。

ソニーのロリー

ソニーからロリーと言う商品が出るらしい。正確にはRolly。
http://www.sony.jp/products/Consumer/rolly/

手のひらサイズの”踊るオーディオプレーヤー”って触れ込みらしい。ベースには、あのAiboの技術も含まれているとのこと。 

肝心の動く様子も見れる、紹介記事はコチラ…

【動画付き】ソニーが手のひらサイズの“踊る”オーディオプレーヤー発表
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070907/281484/

製作裏話はコチラ…

【インタビュー】AIBOでは許されても、Rollyでは許されないことがある
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20070907/281482/

音楽の楽しみ方の新ジャンルって商品かな。
スピーカの位置がレフトとかライトにコダワルなんて発想を捨てて、エンターテイメントとして楽しんぢっゃてますな。

あのサイズからどんな音が出るのか聞いてみたいものです。
Aiboを二世代持っているAzukiさん、コレ欲しい??

しかし、ローリーと聞けば、ローリー寺西を連想しちまうし
動いている様子を見てたら、どうしてもハロを連想しちまう。オイラって…