タイトル見て「コイツ、あざといタイトル付けてるな」(-_-;)
って思った皆さんは流石です。えぇ、SEO対策ですw
3月に書いた記事で、自宅の電力計がスマートメーターに交換されたことは書きました。電力契約はauでんきです。
まぁ、auでんきって言っても所詮は地域電力会社=中国電力の卸売りなだけで、何も変わってないんですがね。本当のところはグリーン電力とかになって欲しいところだが、まだ今のところは仕方なく我慢するしかなさそうだ。
でね、
auでんきにしてスマートメーターにしたらスマホのアプリで電力使用量が見えるようになる。ってので期待してたのよ。
自宅の使用電力量って結局のところ、良く分からないじゃない。
1ヵ月経った頃に先月はナンボ使ったって言われても、どーもリアリティないよね。
なので、auでんきアプリに期待してたんだが…

確かにアプリで上図のようなグラフは出るが、リアルタイム感が全くない。
9月13日現在で表示できる最新情報が8月20日分のグラフ。しかもY軸の単位すらない雑さ。これで何をどう把握しろと???
3月の記事で書いてたようにBルートを使用して個人の努力で何とかスマートメーターから直接データをゲットするしか無さそう…って思って色々調べてたが、機材が色々大変そうな感じで頓挫してた。
で、つい先日、ようやく個人レベルで実用的な商品が発売されるとの情報を得たので、発売日当日予約でヨドバシドットコムに注文してたのがこちら。

nextDriveのCube J1 HEMS Gatewayって商品。
IIJの製品ってところも、古くからのネットユーザーには嬉しい限りじゃないですか♪♪♪
大きさの具合はこんな感じだ。

コイツがスマートメーターのBルートを使用して電力使用量を30秒毎にGetしてきて、スマホに入れたアプリからその状況が見れるようになると。
期待大
早速アプリをインストし、Cube J1本体をコンセントに挿しアプリ起動。
WiFiの設定やって、アカウント登録して、Cube J1本体のファームウェアの更新をいきなりやって…
だがここで壁が。
J1がスマートメーターに接続するためには、スマートメーター本体のIDとパスワードが必要とな!!
それは電力会社に聞けとの指示だ。
電力会社?
auなのか中電なのか…
まぁ、中電だろうなとは薄々感じてが、まぁ、auでんきのお手並み拝見と言うところでauでんきのサポートを見てみた。
サポートサイトでは、チャットBOTでFAQに答えてくれると言うのでBOT相手に質問してみた。「スマートメーターのIDとパスワードをよこせ」と。
当然にBOTは答えられず、オペレータとのチャットに切り替わったが、オペレータ回答はauでんきの電話サポートに電話して聞けと。
使えんな、チャット。
まぁ、そんなことだろうともわかってたんだがね。
で、言われた電話番号に電話しサポートのおねいさんに聞いてみた。
おねいさんはBルートと言うコトバも初耳のようで、事情を事細かに説明しIDとパスワードを要求。
が、やはり地域電力会社に聞けとのこと。
だろうな。
そう言われると九分九厘思ってた。
いい悪いではなく、全て想定範囲内。
早速中電に電話。
窓口のオバチャンは、契約者番号をいきなり尋ねてくる。
こちとらオタクとは直接契約してないんでね。御社独自の番号は持ってないんですが…
名前と住所を伝え、折り返し連絡するとのことで電話を切る。
2時間もしないうちに架電あり、実直そうな感じの男性から郵送で申込書を送るのでそれに記載し返送してくれとのこと。
翌日、自宅に申込書が届く。
記載事項は氏名と住所。開通希望日の欄があったので、翌営業日を記載しておいた。返送用封筒も入ってて、なかなかやるじゃないか。早速投函。
中1日で認証IDとパスワードのお知らせ書面が届いた。
仕事早いな。いいぞ、中電。
ついでなお願いとしては早く原発を廃止してくれ。
さぁ、必要なモノは全て揃った。CubeJ1が届いて6日目だ。
ちょっとダサいUI感のアプリを起動。

左上の三本線メニューアイコンからメニューを開く。

デバイスの追加を選択。
色んなIoTデバイスが追加登録できるようだが、今回はスマートメーターを選択。

さぁ、いよいよ認証IDとパスワードを入れる画面だ。

アプリ上では4桁毎に区切られているが、中電からの書面は32文字がベタで書かれていると言うダサさ。4文字毎に空白1文字入れるとか配慮ないのか。
まぁ、とは言えテキトーにタップし全ての認証ID文字列とパスワードを入力。

[OK]をタップ。
J1がスマートメーターを探しに行ってる。

そして…

あっさり繋がった。
大体の場合、ここら辺で何らかのトラップが仕掛けられててなかなかつながらないと言うのが良くあるパターンだが、すんなりつながった。

スマートメーターと繋がると、アプリ上のスマートメーターのマンガに電気ビリビリマークが付くw
早速[見る]をタップ。

何かそれらしい表示になった。
まだ時間が経過してないので、詳しい数字は出てこない。
瞬時電力値って部分をタップ。

キター!
いま現在の消費電力量が見えた!!!!
そうそう。
2077w
多いな。
それもそのはず、いまこのま横で奥さんがホットプレートでお好み焼き焼いてるから。

30秒毎に微妙に数値が変わる。
お好み焼きを焼き終え、ホットプレートの電源を切ると一気に500wほどに減った。
その後、数時間経過した後にアプリ再起動。

白い丸の部分は指で左右に動かせて、その時点時点での電力量が分かるようになっている。
これはイイ!
これでようやく、リアルタイムな電力量使用量が把握できるようになった。
電力使用量の「見える化」だ。
エアコンとかホットカーペットとかの状況がようやく見えるものになった。
数日連続稼働させてみて、アプリもあちこちいじってみての使い込みだな。
先ずは当初目的達成!!
スマートメーターとの通信に使ってる電波はWi-SUNとか言う規格らしく、(理論上の)通信可能距離は500mとも1kmとも言われているので、CubeJ1は家庭内のどこのコンセントに接続しても大丈夫だろうな。
おしゃ。面白くなってきやがったぜ!!!!!