BRM1024広島600k 参加れぽ

AJ広島 今年最後のブルベ。600キロがあったので参加してきた。
今回もスタート地点は三原にある須波海浜公園の駐車場。

JR呉線・須波駅から近いので、今回は輪行で行ってみようと決めてた。
奥さんは「クルマで送ったげるよ」と言ってくれてたが、午前0時スタートの真っ暗な駐車場に片道1時間以上かけて行ってもらうのもしんどいだろうし、久しぶりに輪行もしてみたかったので、広駅を21時29分発の糸崎行き列車に乗る。あ、広駅まではクルマで送ってもらった♪感謝!!

金曜夜のJR呉線。意外と乗客多いのね。
座席に座れたのは安浦を過ぎてから。

輪行にて
輪行にて

あ、上の画像でハンドルが露出してますが、転倒しないように黄色い持ち手にハンドルを引っ掛けてるからでして、本当はちゃーんと袋にぜんぶ収まってますからね(一応、予防線をはっとくw)

で、広駅から乗車した時には気が付いてたんだけど、この車両にもう一人の輪行者がいる。

お、あちらにも!!
お、あちらにも!!

この時間に輪行してるって、間違いなく600ブルベ参加者だろうな。
誰だろ。Panaランドナー氏かな?w

須波駅に到着したのは22時46分。
もう一人の輪行者の方と共に下車し、駅裏のちょっと明るいところでそれぞれ自転車を組み立てる。

もう一人の方はPanaランドナー氏ではなかった。前回、927BRMの200kにマウンテンで参加されてた方だ。ちょっと挨拶しまして、組み終わったので先にスタート地点に向かわせてもらう。

海浜公園までは3キロも無い。
程なく到着すると、いつものAJ広島スタッフさんの受付は既に始まっていた。

受付中
受付中

ご苦労さまです。スミマセン、到着遅くなっちゃって…
海浜公園の駐車場は街灯ひとつ無い真っ暗な場所。それぞれ持参したライトのみが明るさの頼り。

今回の600kではドロップバッグが使える。

ドロップバッグ受付
ドロップバッグ受付

ドロップバッグとは、着替えや小物などを入れた手提げカバンやリュックなどをスタッフに預けておけば、途中のポイントでそのバッグを受け取れると言う仕組み。

良くあるのは、着替えを預けておいて途中で着替え、汗まみれになったウェアを再び預けといて、スタート地点まで持って帰ってもらう。ってとこかな。

こなき自身は、途中で着替えようと言う気が無かったので、ハナからドロップバッグを使おうとしてなかったのよね…。

参加者集結中
参加者集結中

今回の600、エントリーリストには31名の名前がある。
が、ここにいる参加者は明らかに少ない。数えてみると17名。ん~、少ない。
お、女性参加者さんの姿もある。頑張りましょう!!

こないだの1000kは36名エントリーで19名出走、5人完走だったらしいが、今回も規模的には近いのかな。

23時半
ブリーフィングが始まる。

ブリーフィング中
ブリーフィング中

今回は通過チェックポイントで、ポストへのハガキ投函が2か所ある。
なかなかユニークな仕組みだ。これは愉しみ♪♪

定刻の午前零時
スタートです。

スタート
スタート

三原方面に向かって海沿いを快走。
程なくして左折して山岳ルートが始まる。

おそい車は左へ
おそい車は左へ

夜が深まるにつれか、標高が上るにつれかはワカラナイけれど、気温がどんどんと下がって行くのが分かる。
なかなかの登坂具合で前後してる参加者さんと共に汗をかきながら登っているんだが、顔や手足は寒さを感じ取ってる。

暑いんだか寒いんだか良くわからない状況での登坂がしばらくつづく。

快走中
快走中

御調(みつぎ)のちょっとした市街地を抜ける辺りは、つかの間の平坦なルート。
この辺りまでは、皆さんの間に交じってそれなりのペースで走れていた。

が…

この後の登坂(そんなに急ではない)辺りから、寒さがいよいよ強く感じられるようになってきて、明らか「寒い」と言う感想しか無い状況になってきた。
それにつれペースもダウン。そんな登ってないだろうと言うような場所でも20キロほどしか出せてない。

寒い。寒い。寒い…。

ところどころの道路脇にある気温計は11度だったものが、9度になり、7度との表示が多く現れてきた。
7度か…全くの想定外の気温だ。

低くても11度くらいかと思ってて、まぁ寒かったらモンベルのゴアテックスレインでも着れば何とかなるだろうとのヨミが甘かった。アンダーウェアに夏用半袖ジャージ。アームウォーマにレッグウォーマ。完全に外してきてるパターンだ。

この気温なら冬用ウェアを適用すべきだったが、そんなことは全く考えても無かった。

最初のPC1のコンビニまであと10キロほど。コンビニに着いたらモンベルレインを着ようかと思ってたが、そこまで持たずに下車してモンベルを着こむ。
しかし、レインウェアは所詮レイン用。雨にはいいが、寒さにはさしたるメリットは感じられない。

寒いぞおい。

時刻は午前2時台。
最も冷えるのは明け方じゃない、いつも。しかもこの先はもっと標高を上げて行くルート。もっとこの先寒くなるだろうな…。

もうアタマの中ではDNFの文字しか浮かんでこなくなってる。
ムリムリ。絶対ムリ。ハナミズ出てき始めてるし、まだ仕事忙しいから風邪ひいてなんかで休めないし、月曜は免許センター行かなきゃならんし、鳥取から輪行で帰るとかってしんど過ぎだし…etc…
もうそんな弱気なこと = self言い訳 しか考えなくなってる自分。

とりあえずPC1までは行こう。
そこで判断だ。

2時40分。
スタートからたったの53キロ地点。最初のPC、上下のセブンイレブンに到着。

PC1 上下のセブンイレブン
PC1 上下のセブンイレブン

多くの参加者が既に到着している。さっきまで自分と前後して走ってた人たちだ。ようやく追いついた感。
何か暖かい飲み物でも買おう。

レシートGet!!
レシートGet!!

ペットボトルの暖かい紅茶など飲んでみるが、やはり寒い。
ってか、走ってないのカラダ内部からの発熱が下がったせいだろう。もっと寒くなってきた。震えが出始める。

で、モノに頼ってみる。
再び買い物をし、買ったのがコレ。

暖を取る
暖を取る

ホカロン(笑)
こんなの買ったの何年振りだ?

で、オナカに2枚、セナカに2枚貼ってみたもののそんなにスグに暖かさが感じられる訳でもなく、やはり寒い。
もはやDNFしかないな。

他の参加者さんは寒いと言いながらも次へと向かって順次スタートを切っている。
が、自分はどうしても次へ行く勇気が湧いてこない。

今日は午前零時から朝までの「夜半分」しか走らない訳だが、明日は陽が落ちてから朝までの「夜全部」を走る訳だろ。しかも雨が降るかもとの話も聞いている。
鳥取の山奥で低体温症でDNFブッコイて危機に陥る可能性が高いと考えられるな。マジで。

仕方ないな…
全員のスタートを見届けた後にスタッフに電話しDNFを伝える。

無念だ…。

で、DNFするにしてもここから何とかして自力で帰るしかない。
福沿線の上下駅がここから近いが、始発まで3時間半もある。そこまでこの寒さを我慢しつ続けることはムリだ。

仕方ないので、来た道そのまんまを戻る方式を採択。
コマ図を来た時とは逆に読みながら帰って行く。

で、しばらくしてホカロンが暖まってきてまぁ寒さは落ち着いたんだが、時すでに遅し。

やっとの思いで再び須波駅に到着したのは6時前。

須波駅Returnd...
須波駅Returnd…

6時24分の呉方面行き便があるようなので、輪講袋に収めるにもちょうどいい時間だ。
そそくさと収納を済ませ、到着した列車に乗る。この時間は流石に車内はガラガラ。

奥さんにLINEでDNF連絡すると即座に返事が来て(土曜なのに早起きね)広駅までピックアップをお願いしてしばし寝る。

車内の騒がしさで目を覚ますと安浦で、多くの中学生らしき生徒が乗ってきた。
その生徒たちと共に広駅で下車し、奥さんにクルマで連れて帰ってもらう。

自宅着が朝8時頃。
あぁ…みんな愉しそうに走ってるんだろうな…ハッキリ言って悔しい。

風呂に入ってご飯を食べ、ちょっと寝てからこのブログを書いてる午後2時台なんだが、今の外気温は23度とかある。今は暑い暑いと言いながら走ってるんだろうな…昼夜の気温差をどのように乗り越えて行くかが今回のブルベの鍵なんだろうね。

ん~…

返す返す考えても悔しいが、あの場所であの時の状況で先に行くことは自分にはできなかった。
夜間気温低下のヨミの甘さが今回の敗因です。バイクもカラダの調子も全く問題は無いのよね。

ハァ~…

初の兵庫県入り、やってみたかったんだよね…。
まだ見たことのないルートを見に行くのも愉しみだったんだよね…。

残念。
本当に念が残ってる。
でもまぁ仕方ない。
全て自分の判断ミスだから。

日曜の16時リミットまで他の参加者さんはまだ頑張ってることと思います。
今日の夜、あんまり気温が下がらないこと、雨がそんなに降らないことを祈ってます。
引き続き頑張ってください。

明日の日曜、三原須波の海浜公園に行きます(現時点予定)。

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