BRM430須波1000k 参加れぽ(2)

Part1よりつづき。

足摺岬を離れ、宿毛(すくも)を経て宇和島の方へ向かいます。
四国の左下から左上の方向に向かう感じですかね。

途中、こんな郵便局がありました。

郵便局
郵便局

ちょっとピンぼけってますが…
ここの局名が…

嵐 郵便局
嵐 郵便局

嵐 郵便局(笑)

5月7日、8日と広島グリーンアリーナでツアーやるらしいですね。嵐。

地名が嵐!!
地名が嵐!!

嵐が多い地域なのでしょうか…ね。

キューシート85番の交差点。”変則╋字路”と書かれている。
右折困難につき、路面標示の指示に従い横断陸橋を渡る。

陸橋渡る
陸橋渡る

さて、この辺りで18時だ。電話せねば。
2日目の夜となる今夜は宿に泊まる手はずをとってある。

泊まるのは愛媛県北宇和郡鬼北町 ON&OFFさん
何て言うのだろ。オートバイ乗りのための宿? ライダーハウス??

今回の1,000kにエントリーするに際し、どこかで宿泊を考えた場合、600キロ界隈=宇和島界隈での宿が妥当かと思い探してたら、ON&OFFさんを発見。FBにアカウントあるので、連絡とりまして『何時に到着できるか分かりませんが、素泊まり、風呂、布団だけ貸してください』とお願いしておいた。
で、到着が何時になるか、18時の時点で電話するとの約束だったのよね。

18時の時点での現在地は宇和島の10キロ手前、津島と言うところにいた。
9時か10時には到着すると思います。

さて、10キロほど走って宇和島到着。PC6だ。
ここでの通過チェックは『ジョイフル宇和島並松店(又は約130m先のローソン宇和島中沢店いずれでもよい。)』となっている。コンビニ食ばかりなので、少しはちゃんとしたもの食べたいのでジョイフルに入ろう。

ここのジョイフル、以前のブルベでもお世話になったな。
ハンバーグ定食っぽいヤツそそくさ食べて、レシート時刻19時11分。さて行こうか。

次のPC7 道の駅 日吉夢産地 が37キロ先で、リミットが日が変わった2時47分。微妙な時間制限だな…
PC7の通過証明はポイントとなる時計台を写真撮影し、掲示板に画像UPするのが証明とのこと。

宿泊予定のON&OFFさんは、そのPC7の9キロ手前なのよね…。
う~ん…
ならば先にPC7に行き、掲示板にUPしてから宿に入る方がゆっくりできる。

ってことで、ON&OFFさんの前を通り過ぎ、先にPC7 道の駅 日吉夢産地に向かう。
撮影ポイントの時計台の前にMadoneを置き、写真撮る。

通過証明
通過証明

撮影時刻19時13分。
これを連絡用掲示板にUPする訳だが、上手く出来ない。う~ん、もどかしい…
とりあえず、書き込みだけしてゴール後対処とさせて頂くか。

さて猛ダッシュで9キロ戻り、今夜の宿ON&OFFさん到着。
今夜はオートバイのお客さん13人宿泊とのこと、無理言って泊めて頂き申し訳ない。

シャワーを浴び、洗濯機をお借りしジャージを洗い、寝る。
明日の起床は5時にアラームセット。23時前には寝たと思う。

あっと言う間にアラームが鳴って起床!!

あぁ~、良く寝た。やっぱり布団で寝るのはサイコーだ。
長距離ブルベやると、いつも布団の有難さと、自動車の素晴らしさを再認識するよね(笑)
そそくさと準備し、外へ出る。夜は既にあけている。
管理人さんに「朝は早い時間なので黙って出ます」と告げておいた。

ON&OFFさん(感謝!!
ON&OFFさん(感謝!!

オートバイの人がおられたのでしばし談笑。
そして、管理人さんの有難い心遣いがハンドルの上に置いてあった。

バナナ(感謝!!
バナナ(感謝!!

バナナ1本。この後、有難い朝食となる。
お世話になりました。大変助かりました。ありがとうございました。

さて、3日目スタートしますか。
川沿いの緩やかな道を登って行く。ここは昨晩も通ったハズの道だ。

3日目スタート
3日目スタート

今日の最大のヤマ場は四国カルスト 天狗高原への登坂。標高1,500メートルほどの場所への登坂だ。これは過去ブルベでも最高の標高である。どんな坂道なんだろうか、楽しみだ。

9キロ走って、PC7の道の駅 日吉夢産地を再訪。

再訪
再訪

ここで、2人の参加者さんに遭遇。
お二方ともあまり寝れてないとのこと…お疲れ様です。

あ、

あ、忘れ物...
あ、忘れ物…

反射ベストの忘れ物が…(汗;

さて…

コワヒ...
コワヒ…

怖い顔のケイカンさんに朝のご挨拶。

順次坂道を登って行きまして…。梼原、津野へと至る。
まぁ寝たんで楽なモンです。

雲の上界隈
雲の上界隈

ここら界隈、雲の上の○○ってキャッチで売っているようですな。

で、愛媛、高知の山沿いの道で見かけて気になってるものが、ここにもあります。

気になる木箱
気になる木箱

小さな木箱が道路脇のちょっと高い位置に置かれています。上にトタンが置かれ、重しのように石が載せられてます。お地蔵さん的な雰囲気ですが、何かちょっと違う。
結構あちこちに沢山あるんだが、これはいったい…

さて、いよいよ天狗高原に向けて最も過酷な坂道の始まりです。

いよいよ天狗高原へと
いよいよ天狗高原へと

ここから天狗高原に向けて約10キロが最も斜度があるエリア。斜度は8%ほどってとこかな?
こんな細い道をゆっくりと登って行く。

キツい
キツい

途中にあった案内看板が人を馬鹿にしてる(笑)

まだ先って!!
まだ先って!!

天狗荘 まだ先

まだ先って…w
そりゃまだ先だろうよ。

この後、天狗荘まであと3キロって看板が出現。
そして2km…長いな。

あと2km
あと2km

まぁ、39×25で足を着くこともないので、登れるっちゃ登れるんだがね。
過去最もキツかった登坂は、羅漢の山頂にしんちさんと登った時の、あのラストの登りかな。アレはキツかった。16-18%くらいじゃなかろうか。

天狗荘まであと少しと言うラストの急こう配で、背後にぴったりと無言で付いてきてた日本一周系の若者達がブチ抜いてった。

日本一周系サイクリスト
日本一周系サイクリスト

そんなこんなでの10時ちょうど。天狗荘到着。
よく登りきりました。ハイ。655キロ地点。

天狗荘 到着
天狗荘 到着

上の画像で、アスファルトに白線が引いてあるのが見えるだろうか?

県境
県境

県境ですな。天狗荘の住所はどちらの県だろか、
あ、入口のある高知県のようですな。

県境と言えばお約束のこちら…

お約束
お約束

オートバイで登ってきた人たちがやってたのを真似てみた次第です。

さて、天狗荘の裏手にあるこの案内看板に到着クイズの答えが隠されているのでメモメモ。

クイズポイント
クイズポイント

さぁ~、到着確定したのでちょっと休憩しましょうぞ。
振り向けば四国の山々が遙か遠くまで見渡せてとてもいい景色だ。
晴れてて良かったぁ~。

天狗高原からの眺め
天狗高原からの眺め

ボトルの水も売り切れてたので、水分入れとこ。
ここの自販機がサイコーでファンタ・オレンジがあった。これ好きなんだ。

オレンジ
オレンジ

ソフトクリームなんかもあったんだが、この先のことを考えるとオナカが冷えそうなので自主規制しとこ。

さて、長居は禁物。急ぐ旅なので先に行きましょう。
登って来た道とは違うルートで天狗高原を縦走する感じです。

広島人にすれば、この光景は秋吉台を一番に連想するとこですが、あちらは広い高原のイメージですが、こちらは切り立った山の嶺づたいと言ったところでしょうか。平野部があんまりありません。

牛がいました。

最初の頃は珍しくて撮影してましたが、行っても行っても牛がいました。

至近距離
至近距離

レア感が無かったです。ハイ。

風力発電
風力発電

素敵な時間と言うものは、いつもあっと言う間に過ぎ行くものです。
天狗高原には、急激な下り坂で下って分かれます。

距離3キロの長い長い地芳トンネル(愛媛と高知の県境)の入口にあった表示が

エンカルw
エンカルw

エンカルw
塩化カルシウム=融雪剤よね。ストレートな表現がなかなか乙。

トンネルを抜けると、そこは愛媛県。
松山の文字が見えはじめると、心理的には終盤に入ったイメージが湧いてくる。

愛媛・松山
愛媛・松山

しかしまだ300キロ以上あるんだが…。

この付近で見かけたバス停…

ごうかく駅
ごうかく駅

お守りは売って無かったです。

山深い
山深い

そして、こんなのがあったので立ち寄る。

福地蔵の湧水
福地蔵の湧水

湧き水汲み放題。

福地蔵の湧水
福地蔵の湧水

急ぐ旅だがちょっと立ち寄り、タイムリーに空になったボトルを満たす。
この水、とてもまろやかな味。軟水でいいわ。いくらでも飲めそうだ。

集落
集落

下って下って、半ループの橋を渡り、ここまでで688キロ。

半ループ橋
半ループ橋

時刻はちょうどお昼だ。
松山52kmの表示がある。

松山近し
松山近し

この「帰った感」に陥る自分が、このあと大変になる自分の引き金になってようとは…

そんなことはつゆ知らず、ひとときの観光気分に浸る。この界隈の景色がとてもキレイだったから。

吊り橋
吊り橋
新緑
新緑
おぉ~
おぉ~

切り立った岩肌に蛇行する川。久万高原町の仕出と言う場所だ。とっても景色の良いところでつかの間癒される。

しかし、天狗高原を下って以降、問題が起きていた。
左手の指にシビレ感がある。フロントのシフターをインナーからアウターに上げることすらままならない状況だ。
チカラが入らない。仕方ないので、シフターの前に手を回して指4本でよいしょと動かす。

12時50分
通過チェックポイントである”道の駅みかわ”到着。ここまで696キロ。ようやく7割方か…

通過チェック4 道の駅みかわ
通過チェック4 道の駅みかわ

実は、ここまで食事らしい食事は摂ってない。
ON&OFFさんで頂いたバナナ1本と、持参してるようかん1つのみ。

ここの道の駅まで来れば、何か食べることができるだろうとの期待で空腹を抱えてやって来たが、まさかの

店休日

おい。
道の駅が連休中に休みって何だよ!! あり得んし。

そうそう、クイズの答えも忘れずに探しとこう。

クイズ
クイズ

あぁ…
缶コーヒーでも飲んで気を紛らわすか…

ここまで696キロ
ここまで696キロ

で、ココでゆっくりくつろいでるランドヌーズがおられる。
話を聞くと、DNFだと言われている。

落車してメカトラに遭ったとのこと。
お怪我は無いとのことで何よりなんだけど…

駆動系トラブルの方
駆動系トラブルの方

リアディレーラのワイヤーが切れてて、チェーンもひとコマ分の内側のプレートが外れている。

11sのリンクがあればフィックスにして走れるんだけど…

あ、ソレ持ってます。
チェーン切りもありますが…。

リンクはプレゼントしますし、もし良ければ修理のお手伝いもやぶさかでないですが…。
また丁度いいタイミングで、撮影隊のBrothers-Kがやって来ましてワイガヤ言いながら修理です。
左手が麻痺してんので、Brothers-Kにも沢山手伝ってもらいました。

固定化完了
固定化完了

あ、撮影隊と言えば、スタート時点で海上でドローンが飛んでたんだけど、あれを飛ばしてたのがBrothers-Kだったんだと後で聞いた。

そしてスタート地点の様子や、ここの地点での修理の様子などをまとめた動画がYouTubeにUPされている
す、素晴らしい…
ブルベ走行の様子をドローンで撮影してるのは、恐らくは日本初!?
海や、橋の景色がとってもきれいだし。ラストのランドヌーズの様子が何ともいい。

さて、話が逸れましたが、リンク修理した女性と一緒におられた男性は旦那さん。ご夫婦だったんだ。
リアがTOPで固定されてるのもツライので”H側”のネジ回して、TOP側から3枚目に固定。
フロントは壊れてないので、インナーとアウターに変速は可能。
これで行けるとこまで行くしかないっしょ。

ってことで、撮影隊に見送られて3人で再スタート。

お遍路さんと...
お遍路さんと…

しかし…

おーぃ...
おーぃ…

TOP側3枚目に固定されたギアでの登坂が、自分より早いのは…つらい(笑)

しかし、食事にありつけない状況は変わってない。

737キロ。キューシート106番のコマのところに道の駅があった。
ここなら何かまともな食事にありつけそうだ。

15時20分
道の駅 内子フレッシュパーク からり

食べ物屋さんは幾つかあるが、早そうなハンバーガーにしとこ。内子豚もろみ焼バーガー。

やっとのご馳走
やっとのご馳走

このハンバーガーがめちゃくちゃ美味しいんだ。
ソースが味噌ベースで、柔らかいお肉や野菜がたっぷり。パンも柔らかくて美味しい。

が、味噌ベースのソースがサラサラでこぼれるんだ。
レーパンに付いて、まるで オナカの調子が悪い時にう○こ漏らしたみたいに…(汗;

さて、ようやくオナカも満たされたので、終盤行きますか。
そしてこの直後、DNFの原因となる大きなミスをやらかしてしまうのだった。

つづく。

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