前半よりつづく。
淡路島・洲本の甘味処 紺屋さんでゆっくりと休憩したとこまで書きましたね。
では後半戦行きましょう。
と、その前に…
淡路のあちこちで多く見かけたモノがあったのでその話題から…

そう!
かの有名な飛び出し坊や。島内のいたる所で飛び出そうとしてて危険極まりない状況でした。しかも亜種ばかりだw

体操服児童のもの…KWII.

これに至ってはもはや坊やじゃないし!ww
撮り損ねたが、しょくぱんまんサマァ💛って言ってて目がハートになってるドキンちゃんが飛び出しそうになってるのもあった。
とにかく多かったね。広島じゃそんなにいないよ。
ま、島根の女児には叶わないですな(笑)
さて、走りの方行きますか。
洲本の町中を抜けて川沿い道を単独走っておりました。恐らくはまたもや最後尾に落ちてると思います。
ふと見ると右手の川に掛かる橋の上でひとりのランドヌールが停まってた。その橋は明らかにコースアウトしている橋。橋の上での姿は明らかに
ここは何処?
って様子を体現していた。
オンルートで走ってる自分に気が付いた彼がこっちをガン見してきたので、
あっちあっち→→
って手でサインを出してルートを指示してあげた。
すぐさま彼は付いて来て言うんだ。
あー助かりましたあー助かりました(;´Д`)コースアウトして、ここがどこなんだか、全く分からなくなってたんです。どっかの団地まで行っちゃったし…💦💦
と、半泣きのご様子。いいとこでワシが通りかかりましたな。
信号停止し横を見ると見覚えのある景色だ。

あ、ここだわ。この工場の看板に見覚えがある。ストビューでの予習が発揮された瞬間!
この細い道に入って、工場の手前を左折ね。
と、彼に告げる。
お任せくださぁ~い。経験値だけはムダに高いですから(笑)
彼とあれやこれや話しながら走ってる。
ブルベは初参加。仲間とエントリーしたけど自分だけ8時半スタートになっちゃって仲間と離れて走っている。とのこと。
そか、そりゃ大変だわ💦
しかもガーミン一丁だけでルートトレースをしようとしてたと。
なかなかの猛者じゃの(笑)
で、自分が前を行ってたんだが(多分)彼は気を使って
牽きますッ!
って前に出てくれた。あ、ありがとう…
でも彼…

ずーっとアタマが落ちている。多分ガーミンをずーっと見ているんだと思う。そりゃペースも落ちるわな。
自分が前の時は29くらいで先行してたんだが、彼が前に出ると23くらいに落ちる。それを何度か繰り返した。
もちろん自分としてはソロライド主義者なんで前半でも書いたように、他の参加者さんに付いたとしてもコースは外して走るんだが、彼は気をつかってくれているようだ。まぁ、彼の父親と言っても過言ではない歳の差だから、ここは有難く恩を受けるべきか…しかし遅い…。
その後しばらくご一緒したが、あー助かりましたあー助かりましたを繰り返している。その言葉尻には
ゴールまでお願いしますね(はーと)
って聞こえているのは気のせいでしょうかね?ん?
だったらもっとピッチ上げて欲しいんですが…。
ちょっとした登り坂でペース激落ちの彼。
峠で到着待ちしてあげる(優しい→自分w)。
追いついてきて言う
ガン踏みですね!
そ、そうかなぁ~…そんなゲキサカじゃないと思うんだが…💦
まぁまだ経験も浅いから仕方ないよね。ソコは素直に頑張って!って思う。
しかしこの調子でゴールまで一緒ってのは正直ツライ。
ご一緒賜りたいならもっとペース上げて。お願い!
でもそれも無茶振りなのも重々分かる。
じゃぁの! って置いてくのは簡単だ。
でもそれやっちゃうと彼にとっては今日が最初で最後のブルベで、私らにとってはランドヌール仲間をひとり失うことになる。
ブルベ界に若い人を多く迎えたい身としては、ここはグッと我慢してゴールまで面倒見るのもそれはそれで意義ある行為だし…
悩ましい…。
今日のところは最後まで面倒見るかな…。それもブルベの楽しみ方のひとつよの…。って思うことにした。
ま、自分が前に出た折には23→24→25→26…って徐々にスピード上げてったのに彼が気が付いてたかどうかは知りませんけどねwww
あれやこれや話しながら走っているうちに次のフォトチェックポイントが見えてきた。次は弁天島の橋とバイクの撮影だ。
15時半
そのチェックポイントに到着すると彼が言った!
あッ!友達がいましたッ!!
マジか!
アンタの友達に合流できたんか。そりゃ良かった良かった!
ホント良かった(自分も)ww
お仲間さんは橋とバイクの撮影をしている最中だったので、彼らに言った
迷子になって泣いてた友達をお連れさせて頂きましたよ(笑)
ジジィらしいセリフでエェでしょ?w
彼を仲間たちに合流させ、自分も橋とバイクの画像を撮っとかんと。

何だよ赤い橋と撮影って書いてあったけど、赤いってのは赤サビかよ!(笑)
この橋は砂浜の沖合にある小島への渡り橋なんだな。
夕陽がちょうど逆光になるので、橋のたもとまで行って夕陽が入らないように撮影した。
撮影してると岸にいた彼が
ありがとうございました!
って大きな声で叫んで、深々と頭を下げていた。
なんだいいヤツじゃねぇかフッ…
最近の若いモンも捨てたモンじゃねぇですゼ。
大きく手を振って彼らとは分かれた。彼らは公園の自販機コーナーで休憩するようだった。その後無事に全員ゴールできたと思う。いい初ブルベの記憶で今日を終わって欲しいな。
さぁて再びソロライドになった。いつもの調子で行きましょうぞ。
残り70キロを切ったこの弁天島の辺り。淡路島の左下に位置する場所だ。
風が強い地域なんか、風力発電が多数あったな。

次はPC2道の駅うずしおに向かう。距離的には近い。数キロだ。
ここにもリサーチ済のお目当てポイントがある。

折角のPC画像、上の変なのしか撮ってなくて後悔する自分。
PCは有人チェックでGTO夫さんが受け付けてくれてた。長時間の待機お疲れさまです!その様子さえ撮るの忘れて向かったのがこちら…

そう、このあわじ島オニオンビーフバーガーを喰いたかったんよ!ね!!
17時までだから間に合うかどうか気が気じゃなかったんだが間に合った!
良かった!!

ソフトもあるらしいが、それはまたの機会に。
バーガーって言っても何種類もあるようだが、初見なら妥当な線から攻めるでしょ。一位のヤツください!!

お店は行列ができていて、その列の中には複数のランドヌールが含まれていた。みんな考えることは一緒ね♪
しばし待って到着したバーガーがこちら!

え?
良くワカラン??
じゃったらコレならどーよ↓↓↓

バンズの間、上からデミグラスソース風の味付けされたビーフ、その下にオニオンリングのフライ、そしてレタス。
甘いタマネギとビーフの濃い味がマッチしてウマイ!来た甲斐ある!
石見GFの三瓶バーガーと同じ趣向だ。
しかし三瓶バーガーは石見GFの途中で喰った時より、クルマで訪れて喰った時の方が美味しかった。そーゆー意味ではこのバーガーも旅行で訪れて喰った方がもっとウマいんだろうな(笑)
喰い終えてお店の裏手に出てみた。おぉ絶景ポイントじゃないっすか!

夕陽が鳴門海峡に沈むところだ。うず潮もキラキラと輝いている。
うん。やっぱり来て良かった。
さて行きましょうかね。GTO夫さんに挨拶し別れる。ゴール地点でお会いしましょう(^^)/
ここで17時に間に合っただけでも十分なんだが、もう1か所だけ訪れたい場所がある。いそげ!
急いだ!
見えてきた!この建物が目印だ!!

人形座らしいがこの建物は単に目印。お目当てはこの建物の右となりにあるコレだ!

足湯。
そう、ブルベの途中で足湯に浸かってリラックスできるなんて最高じゃない?

そうそうココだよココ!間違いない!!
上の画像、右端に写ってるおばちゃんがいるが、この方がここの施設の管理人さんのようで、どうも仕舞支度のように見えたんで聞いてみた
足湯ってまだ入れますか?
現在時刻は16時55分。
17時までだってのは知ってる。おばちゃん曰く
今いま終わったんよ
ガーン😨
マジかー…まぁ仕方ないなぁ~終わっちゃったんなら…
淡路一周の途中なんですよ、ここの足湯に浸かりたくて来たんですが間に合わんかったですわ…って言うと、
そーね、そりゃ悪かったねぇ~…
足湯は終わったけど、あちらにある手湯ならまだ使えるよ。
お!
そうですか、折角来たんだから手だけでも暖めて行くですよ、もちろん!

この流し台のようなステンレスの容器。確かにお湯だ。暖かい。
冷えた指先だけでも暖められるのは、まぁ嬉しい。ホントは脚を癒したかったけれどね…。
おばちゃんにお礼を告げ再びスタート。
ちょっと行った先にこれが建っていた。

チャンチャカチャンチャン、チャランチャラーン♪
足湯に5分前に着いたのにぃ~
入ることができませんでしたぁ~
チッキショー!
って言ってる気がした。多分気のせいだ。
その後、恵比寿さんの前を通ってゴールへ向かう。

17時半
いよいよ陽は沈み、夜の足音が聞こえてきた。

キューシートの最後から2番目の行「湊」の信号を右折し、ゴールコンビニまで区間45キロをひた走る。
200キロブルベで45キロのコマがあるってスゴ!
この辺り=淡路島の左側海岸。
淡路島サンセットラインって言うらしい。

うん。
確かに水平線の向こうに陽が沈んで行く。キレイだ。
陽が沈み終わり闇が訪れる。闇の中を淡々と走る。
2、3名のランドヌールと前後しつつ無言で走っている。
今回のブルベで初登用した機材がある。

キャットアイのQUICK。
このサイコンええよ。
バックライトは無いんだが、ブルベ常用のヘルメットライトでちょっとだけでも照らされているシーンで非常に見えやすい。通常の白地に黒文字のサイコンよりも格段に視認性が良い。
コレはオーバーナイトブルベの常連決定だわ。
そんなこんなで45キロを黙々と走り続けたほぼ終盤、山影の向こうに光るモノが見えてきた。

お!
明石海峡大橋のライトだ!!
うはぁ~ この演出はニクイなぁ~…
ぐるっと一周した最後で闇の中に橋のライトが見えたらゴールとか最高じゃね?
アワイチの良さってここに尽きるんじゃね。
分かったよ。
19時25分
ゴールコンビニ到着

コンビニには既に多数のランドヌール・ランドヌーズが到着していた。
皆さん、お疲れサマでした。
さ、レシートゲットしたら最後のゲキサカ登ってゴール受付行きましょう。
受付はハイエースの車内で。アタタカイ…
手にしたのはメダルと…

今年で見納めとなるデザインの200kメダル。
そして前々から欲しかったオダ近ピンズ!
さすが巨大組織だわ、こんなピンズまで作れるなんて。
広島も頑張ります、色々。
だから皆さん、AJ広島開催のブルベに是非お越しください!(笑)
さぁて…冷えるんで帰りますか。
GTO夫妻、KTYM夫妻にお礼と別れを告げて港に向かう。ありがとうございました&お世話になりました。またどっかのBRMシーンでお会いしましょう(^^)/
港までちょっとの自走。20時の船は出たばかりで40分待ちか…
寂しい感じの待合室でひたすら時間を潰す。
到着した船は朝の船とは違う種類でカラフルだった。

やぁ~、終わった終わった。
初遠征。初アワイチ。初オダ近。終わり。
明石港に到着しユルユル走ってホテルに戻る。
ホテル前で輪行袋にバイクを納め、部屋に戻り、風呂で暖まってサッパリと。
さて晩飯行こうかね。
走った後は回復食。回復食と言えばコレしかないでしょ。

Googleセンセにステーキ店を案内して頂きました。
いつもお世話になります。ハイ。
淡路島での200キロブルベ、色々と楽しめました。
遠征っていいわ。是非、遠征ブルベやってみて。良かったら広島までwww
最後に今日の記録ね
次記事は翌日の様子をお伝えします