BRM501呉・舞鶴1000km
このフレーズを言い始めて、もう何年になるだろうか。
軍港ライド。
呉から舞鶴に行き、また呉に帰ってくる1000kmブルベ。
ゴールデンウィークのお楽しみ。
2019年は台風到来で中止。
2020年はコロナで中止。
そして、3度目の正直だった2021年こそは!ってかなり頑張ったものの…
結局コロナで中止になってしまった。
今年は相当に気合入れて準備してたんだよ。
最初は2020年の10月末日。
奥さんの誕生日記念で『天橋立・城崎温泉に行こう!』と、クルマで6時間飛ばした。
人生初の天橋立。
この頃はコロナが一時的に沈静化しつつあり、GoToキャンペーンとかでお安く旅行できると言う甘美な誘いもあり、まんまと乗っかった次第。
遠出するのに手ぶらで出かけないのが、こなき家。
当然、持って行きました自転車。
こんな時のためにHONDA-FREED+に乗ってる訳ですからね。
で、自転車で天橋立界隈を巡ってたんですが、何と!(これはマジで事前リサーチしてなかった)天橋立そのものをサイクリングすることが出来た。
足元は砂地の未舗装道。
砂地を自転車で走るってこともなかなか無いので新鮮な感覚だ。
多くの観光客は、もちろん歩いている。
天橋立そのものは2キロほどの距離があるんだが、皆さん歩いてて結構しんどそう。一方こちらは持参したMyちゃりで軽快にサイクリング。
ちょいとイイ気になってもいいですか?
天気もとっても良くて天橋立はとっても良かった。
天橋立界隈の観光は自転車で移動したことで快適な観光となった。
「クルマなんだから、乗らないにしても持って行っとけば良くね?」って考えは大正解だった。
そしてその日のお宿はお目当ての城崎温泉。ここも初訪。
GoToキャンペーンのお陰で、ちょっと普通じゃ泊まれないクラスのお宿にチェックイン。
リーズナブルに宿泊できた上に、クーポンまで頂いて…
今まで買ったことのない額のお土産も買いました。
城崎と言えば、外湯巡り。
夜になって、すっかり暗くなった温泉街をカラコロと下駄の音を響かせてそぞろ歩く。
外湯は何箇所もあり、あっちの湯に行ったり…こっちの湯に浸かったり…。
どこも人は多いので、温泉の前でちょっと並んで待つようだったけれど、またそれも楽しい。
そして旅の楽しみと言えば宿の食事。夜のご飯は撮る機会を逸したのですが…
朝からこんなに沢山。幸せなことです。
2日目は舞鶴に行き、ドロップバックポイントとして使わせて頂く、古民家の宿 宰嘉庵(さいかあん)さんにご挨拶。
以前はたばこ屋だったと言う古民家は、間口は狭いものの奥行きが深く、そして奥に行けば行くほど風情のある建物だった。
上の画像で赤い自転車が置いてある土間スペースにランドヌールの自転車を運び入れ、座敷で通過チェックを行い、奥にあるお風呂に入ってもらったり、居間の畳で雑魚寝してもらったり…これはもう最高なスペースじゃないですか!
奥さんが「今日は私の誕生日で天橋立きたんだよね…ここも誕生日ツアーの一部なの?」と賢明なツッコミを入れてきたのは言わずもがな…💦
舞鶴は呉・佐世保・横須賀と並ぶ旧・軍港、日本文化遺産の町。
街並みや景色がどこを見ても呉と似ている。
旧・軍港の建物を言えばやはり赤レンガ倉庫。ここにもあるですね。
そして、画像は撮り損ねたんですが、ボーリング場があってその名前が「マリンボウル」だったのは笑った。呉にあるのは「呉マリンボウル」(あ、経営者が中学時代の同級生だったりします)ってことは、舞鶴の方が先だったのかな?
そんなこんなで奥さんの誕生日にかこつけて舞鶴の下見したりした💦
そして今年に入ってからは、BRMルートをトレースする形でのクルマルート確認。今回も奥さん帯同。
フォトチェックポイントの確認も余念なく。
県内では有名な牛乳屋さんの建物。
あ、今回ピストを持って行ったのは乗る気じゃなくて、フォトチェックのサンプル用に何らかの自転車を持って行く必要があったから、積み下ろししやすいピストを持って行っただけ。
大山が見える米子の町はずれ。
このパン屋さんの看板がある交差点を左折する。
そして今回、初の試みとして米子市内の焼肉屋さんを通過チェックに使わせて頂く!
焼肉 喜多八さん。
自転車乗りの店主さんとTwitter友だちなので無理を承知でお願いしてみたら快諾頂けまして「ブルべ途中で焼肉の食える1000キロブルべ」と言う乙な企画を考えた訳だ。
で、ご挨拶に伺うだけってヤボなことはしないので、当然に焼肉喰うわな。
やぁ~めっちゃウマい😋
メインのお肉はもとより、腕によりをかけた玉子焼きもサイコー!!
ビールもススムわーススムわーススムわー!!!
もちろん、通過チェックをどのような形式で行うかの打ち合わせもしましたよ。半ば酔ってましたけどね💦
店長ありがとうございました。今年は開催できませんでしたが、来年も引き続きよろしくお願いいたします。
米子市内のホテルに泊まり、翌日は米子から舞鶴方面にドライブ。
米子からほど近いところに米花商店街(!)がある。
ここはコナンの作者 青山剛昌先生の出身地なんだね。
近くには眠りの小五郎の像もあった。
ここだけの話、コナンはあーんまり興味ないんだけど、好きな人はここ訪れたらタマランだろうね。で、ブルべ途中でこんなのを撮りながら楽しんでもらえれば眠気もさめるでしょ?
国道9号線を経て京丹後方面に行く細い道。
なかなかの獲得標高アゲアゲじゃないですか。
悪いのはルート引いた自分じゃないです。道路作った人ですからw
丹後半島をぐるーっと回り込み経ヶ岬のバス停もフォトチェックポイントね。
昨年、ここを夜に通った時は大量の鹿の群がいて驚いた。
宮島でもあんなに多くの鹿はおらんで。
で、舞鶴や丹波をルート通りに巡って、岡山のココに…
え゛ーっ!
今日も倉庫閉まってんじゃん!!
道の駅 久米の里のガンダム。コロナ影響で人が寄り付かないようにシャッター閉まってたorz
仕方ないっす。
で、広島に戻ってきて豊栄のB’zかかし。
ここもフォトチェックポイントね。
ちょっと分かりづらいとは思う。特に夜だったら。
そんなこんなで開催前のルート確認もちゃんと行ったんだ。
けどね…
ご存じの通り、コロナが凄くてね…
5月1日の開催予定日に近づくにつれ感染者数もどんどん増えて行き、ブルべはN2BRM形式で参加者が集まらない形式での(道中、基本ソロライドのみ!)開催とすべく準備もバッチバチに用意したんだけどね…
目的地でもある兵庫県や京都府が全域で緊急事態宣言下におかれ、他県との往来自粛も叫ばれる中、自転車乗りがじゃんじゃん訪れるサイクリングを開催する訳にも行かず…
結局今年も呉舞鶴1000kの開催は叶いませんでした。ちゃんちゃん。
3度目の正直ならず。
だったら4度目の正直にチャレンジすればいいじゃないか!
来年もチャレンジします。ランドヌール・ランドヌーズ各位。
開催は今年と同じ5月1日。
ドロップバッグポイントの古民家の宿 宰嘉庵(さいかあん)さんも既に予約済ですからッ!!!
スケジュールあけといてよ。今から言っとくよ。
なかなか諦めの悪い男です。
そして来年(2022年)開催ルートもAJ広島スタッフ内ではルートの検討が始まっておりまして、スタッフが増えましてルート開催担当者も人数が増えたおかげで様々な、本当に様々なルートのブルべが開催できるようになってきましたAJ広島。
いいことです。
少ない人数だとどーしても似たようなルートばかり開催しがちですが、ルート引く人間が多いとそれだけ個性的なルートが増える訳で、エントリーする側からしてもどれに出ようか迷っちゃういっそぜーんぶにエントリーしちゃお♪状態にまで持って行けるじゃないですか(謎
いいことです。
間口は広くて始めることのハードルは低いのに、その低さに騙されて一歩その世界に踏み入れば、奥の深さというか沼の深さはどこまでも底が見えないのが趣味としての自転車。
沼の底を自分で設定するも良し。
ある程度の深さまでで見切るのも良し。
沼から沼に渡り歩くのも良し。
趣味ですから。
楽しみからは人それぞれですから。
もちろん、ブルべ沼には近づかないって選択肢も大正解。
でも自分は、もーちょっとこのブルべ沼に浸かって深さを探ってみたいし、多くの人を沼に引き込みたいとは思ってないけれど、そんな変な沼があるってことを多くの人に認知して欲しいと思ってる。
なので、懲りずにもうしばらくここにいます。はい。