グラベル化を目指してみた

数年前に自転車界にグラベルロードブームが起こった。
グラベルを直訳すれば砂利だが、自転車界隈では未舗装路を意味するだと思う。

その時、自分は

グラベルって言っても、そもそも日本では未舗装路そのものがレアでしょ。
林道も立入禁止の所が多いし。
だから、グラベルロードで走って楽しい道って皆無じゃね?

って、思ってた。

思ってた。

で、こちらに来てあちこち走るのに、GoogleMapsとストリートビューを日々にらめっこしているんだが、和歌山の山の方が気になってきたんだ。


山の方のこんな、うねうねした道って気になるよね(え、気になんない??)。

ストビューで見ると、こんなだったり、


こんなだったり…


未舗装路ではないので真のグラベルではないが、ロードタイヤで赴くにはちょっと気が引ける道が沢山ある↑↑↑。

で、こっちではクルマが無く輪行で赴くことしか出来ないので、輪行トレーニングは各路線でやってみた。結果…

輪行で行けるんじゃね?

泊まりにすると宿代もバカにならんので、日帰り輪行グラベルだ。

輪行→100キロ以下程度で変な道うろちょろ→輪行帰宅

輪行して高野山付近の変な道を通ってみた。
斜度はあれどマトモな道だった。

ちがう。
自分が求めているのはこんなのじゃない。

攻めたい道はあるが、ロードタイヤではリスク高いぞ。
でも、グラベルロードを買うほどの財力も保管場所もない。

あれこれ思案した。

そか!ホイール変えて、太いタイヤを履かせればいいんじゃね?
その路線で調べてみると、どうやら650Bってサイズのホイールがあるらしい。

スペシャのサイトにも、そんな記事が掲載されているじゃないか。
https://specialized-store.jp/hokkaido-experience-center/blog/8846/

馴染みのない650Bホイール。
調べてみたが、そんなに種類は多くは無さそうだ(高価なものは除く)。

そんな中、MAVICのサイトにたどり着く。ALLROAD DISC。
https://www.mavic.com/ja-jp/p/allroad-disc-rr0994

重量はそれなりにあるが、ディスクブレーキ&チューブレスレディ&お値段的にも手が出しやすい。
が、ネットを漁っても取扱いはそんなに多くない。売れんのかな…

GMT Cycleさんと言うネットショップで扱いがあるので注文。1カ月ほど待って届いた。


自身、初のMAVICだ。
重量は確かに重い。鉄下駄確定。

スプロケ、ブレーキローターも別途調達。


先走ってタイヤを購入して、合わなかったら残念なので、リム幅やフロントフォークのクリアランス幅など計測してタイヤチョイスした。

選んだのはパナレーサーのグラベルキング。
そして、サイドウォールがアメ茶のを入れてみたかったんだ!


GRAVELKING SK 650x43B (F650B43-GKSK-D2)
チューブレスレディの幅43mmのタイヤだ。


出してみた。


デカいな。
バウムクーヘンかよ!って感じ。


早速、MAVIC ALLROADに装着してみる。


太いからか、簡単にリムにハマり、ビードも楽に上がった。
以前から使っているIRCの25Cと比べてみる。


その差歴然。
見た目もだが、重量もなかなかにヘビーだ。

前後とも装着してみた。


いいじゃない!いいじゃない!
同じエスワとは思えないルックスだ。グラベルっぽい!😍

計測した通り、フロントのタイヤとフォークのクリアランスは余裕がある。


リア側も…


え?
ホイールが回らないんだが…

裏から見てみた。


チェーンステーに当たってんじゃん!

しかも…


eTAPのバッテリーにも当たってんじゃん!

なんだよ、クリアランスって前と後ろで違うんかよ!
なんだよ、なんだよ、なんだよ

フロントはいいにして、リアはもうちょっと細いタイヤにしてやらんとダメじゃん。
本当はリアを太く、フロントをちょっと細めにしてもいいか?って思ってたのに、それも出来ないじゃん。

え~…これからどうしよう…

《以下、つづく》

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