もう今日は、散々このニュースやってますね。
10時代の古館さんの報道ステーションでもトップで扱われるほど。
毎日新聞の記事はこちら。
交通事故:バスにはねられ新入学の女児2人死傷 広島・呉
両谷のバス停。我が家からも、そんなに遠くないところです。
いつも通っている、あの場所です。
その場所が、テレビで大々的に流されています。
こんなにも悲しい事故で…
マスメディア的には、格好のネタなんでしょう。入学3日目の小学1年生、バスにはねられる。そりゃあ、タイトルとして一般の目を引くショッキングなネタには間違いないでしょう。ヤツらは事件・事故を日々浪費して行くだけですから。
しかし、当事者はどうよ。
親御さん、ご親族。
小学校の桜も満開の今日。入学してまだ3日目。突然に我が子を失う悲しみ。
いゃ、悲しみなんてひと言では片付けられるはずがない。
私なぞがどれたけ沢山書き連ねても、その思いを代弁することなんてできないでしょう。
胸中、お察し致します。
加害者となった運転手。
事故の詳しい状況など私なぞが知る由も無いですし、根拠も無いことを憶測や噂話だけで非難することはしませんが…
しかし白石循環線では、数年前より「あの狭い道路をバカみたいに飛ばす運転手が居る」って話は、ここら界隈ではちょっとは有名な話です。
今回の方が、その本人かどうかは存じませんけれど、加害者となられた運転手さんにも、ご家族がお在りでしょうし、その年齢からして、お亡くなりになられた娘さんと同じ年頃のお孫さんが居られてもおかしくは無いでしょう。
運転手さんのご家族の胸中を察しても、つらいものがあります。
時刻表より遅れると文句言われるし、バスカードの清算も気を使うし、自転車は平気で車道を走るようになるし。
明日から、他の運転手さんも風当たりの強い日々がしばらく続くのか。
市交通局や学校の先生。
事後対処、本当に大変だろうと察します。いつも見ている校長先生がTV出てました。想像できない事故直後のインタビューであれだけ冷静に言葉を選んで応えている姿は、私なぞには真似できません。
また、「そのバス」に乗っていた女性の先生が居られたとのこと。
その方の胸中を察するのがつらい。目の前で、自分が乗ったバスが…
まだ先で降りるお子さんが居るから両谷で下車しなかったんだろうけれど、しかし気分としてやり切れないでしょう。いや、やり切れないなんてもんじゃないでしょう。
親御さん・親族さんの次につらいと思います。
我が家からは職員室が見えるのですが、今も煌々と灯りがついてます。暫くは先生方も大変でしょう。
子どもたち。
PTSDって云うんかいね。周囲の子どもたちの心に大きな傷が残る。
バスに乗れない子が出たりするのかも。一番弱いんだから最優先でケアしてあげて欲しい。
私ら第三者には何が出来るのだろうか。
ウチにも小学生の子が居るから決して他人事じゃないし、ましてや、こんなにも身近。
云って聞かせてます。
また、このような事故を決して他人事と思わないこと。
自分が運転してるクルマで…
自分の子が事故に遭い…
そんな可能性が、明日はわが身かも知れないと思い知ること。
そうすれば、黄信号で敢えてアクセル踏み込んで突っ込むなんて運転は出来ないハズ。
そう、想像力と云うかイマジネーションと云うか、自分の身に置き換えて考えてみるって云うか。それが大切じゃないかと。
亡くなられたお子さんには、心よりご冥福をお祈りいたします。
ご家族・ご親族の方々、心の傷は一生消えることは無いでしょうがご姉妹のためにも頑張られてください。
会社の帰り途中に現場に寄って手を合わせてきました。
重傷を負われた娘さん、早く回復されることをお祈りします。
関係者の方々、倒れんで下さいね。