以前の記事からの続きな訳で…
現実的なお値段でサドルバッグなどの荷物収納スペースを何とか確保すべく、あれこれ探してみると面白いものに出逢った。

Carradiceと言うメーカ。UKだ。ソコのBagman 2 Expeditionって名の商品。
サドルレールとシートステイで固定するタイプのサドルバッグ用キャリア。
当然に、Carradice製バッグならジャストフィットするんだろうけれど、他社バッグでも乗らん訳は無いだろう。
との、いつもの如く甘いヨミ。国内では扱いが無いみたいなので、2度目のWiggle購入。
2週間ほどの後、ボロボロの段ボール箱で届いた(笑

内容物はコレだけ。(画像中央のベルト様のモノは用途不明)
想像していたよりも大きい。高さは約20cm。2本のステーの長さは約36cm。
説明書もコレだけ。

モノとしては単純な機構だ。シートレールに取り付けてみた。

いい感じだ。
しかしタイヤとのクリアランスがヤバイ。5mmほどしかない。

振動でタイヤに触れて痛め付けそうだ!!
薄々気が付いてたが、単純なモノだが単純にはMadoneには取り付かない。
問題はシートステイ側の取り付け方法。何せリアブレーキすらいつもの位置には無いから…
しかも、荷物の荷重が掛かり、三日三晩の振動に耐え、万一の転倒の際にも、このキャリアがフレームを痛めつけることの無いように固定したい。
やぁ~、悩んだ悩んだ。
あれこれ手持ちのホルダー類をあてがったり、タクミ工場長にも相談に乗ってもらいつつ、辿り着いた結論がコレ。

400kブルベの時に大変役立ったライトホルダー。
そして、こちら…

糸巻きの芯のような樹脂製の軸。とある廃品から取り外したモノだ。
この廃品がいい仕事をしてくれる。

M5 × 60mmのネジで締め付けると…

こんな感じで、いい具合に取り付いた。
かなりしっかりとしてて、多少のことではブレない。しかも、フレームそのものには直接触れてない。
タイヤとのクリアランスが厳しかったのは、本来の取り付け穴を使わず、別に穴を開けて外側に金具を取り付けた。

それにより、指1本分くらいのクリアランスが確保できた。

いいじゃないか。
これで、Madoneにサドルバッグ用のラック取り付け完了。
次は、どんなバッグを付けるかだ…
つづく。