昨日、定例コースの途中で仁方の工場に立ち寄っていると、こんなカッコイイバイクがやって来た。

あ、ナイト2000じゃないんだから、当然にバイクだけがやって来た訳ではなく、とても陽に焼けて脚のスラッと長いサイクリストと共にやって来た。
そのサイクリストと工場長は、0.1mm単位で右にやるとか左に寄せるとこーなるとか、このプレートは強度が…だから、この位の厚みが必要で…。みたいな、密で濃い話をしておりました。
やぁ~…
上と云うか高みを目指す方々は、緻密な部分へ愛着と拘りを持つのであります。
そして、己へも辛い試練を与え続け、それを乗り越えるぺく日々鍛錬をされておられるのですね。
尊敬致します。
一方、私も工場長にとある品の製作を依頼しておりました。
それは…
以前の記事で書いたサドルバッグ用のBagman。
いい製品なんだけれど、所詮はロードバイク用ではないし、この典型的日本人体型の自分には…

バイクのポジションを適正化した結果、タイヤとのクリアランスが非常に厳しいものとなりまして。
ソコを何とかしようと、無い脳を動かしまして、辿り着いたのがこちら。

LifuのChain Master。
ホイールを外した後のチェーンがブラブラするのを防ぐための小物なんだけれど、そのクイック部分だけを使っていい具合を目指すことに。
図面を描いて工場長に製作してもらったのがコチラ…

アルミ材を意味深な段を付けて削って、M6の穴を開けただけ。
でも、この小物がいい仕事をしてくれる。

上の画像。サドルのスグ下に使われている。
Bagmanからのレールは本来はサドルレールの下に来るんだけれど、レールとレールの間を滑り込ませてサドルレールの上に位置させた。
で、本来M8ネジで固定されてところを、M6ネジのCainMasterのネジを特製アルミ金具で受ける。
分かりにくいね。
でも、まぁそれによってタイヤとのクリアランスは確保できた。

ありがとう!工場長!!
今現在取り掛かっているモノに比べれば屁でもないような簡単なモノだけれど、製作してくれたアルミ小物のお陰で安心して今年のブルベに参加できます。
本当に感謝!!!
ついでにドロヨケも製作。

すき間にポンプもマウントしまして。
なかなかいい具合に、本来用途のMadoneが残念な感じへとデフォルメされて行く訳であります。
世のMadone乗りの皆さん、こんなにしちゃってごめんなさい。
でも、今週末の600kブルベのためには、こんなにするしかないのであります。
え、
マドンでブルベに出るのが無理!?
ソレを言っちゃあ元も子もないじゃないですか…
大丈夫です!
C59をSPDペダルに付け替えて、マウンテン用SPDシューズで坂道は押して上がろうとしてる人もいるみたいですからwww
プチメタ さん
ん~…。
なかなかの猛者。恐るべし。
長靴と作業着で挑んでる方とどっちが猛者かな… 😆