石見グランフォンド2009 – 当日編(前半)

2009年5月10日()

石見の朝は早い。4時半起床!!
窓を開け、外の冷たい風を入れて温度に慣れる。やっぱり朝は肌寒いな…
ゴソゴソと着替えを済ませ、TVの天気予報を確認。晴れで今日も気温が上がると。

今年は天候の不安は無いな。ショートビブと薄手のジャージでええやろ。
アームウォーマもレッグウォーマも不要。携行する荷物が少なくて済みそう。(嬉

5時半からの朝食を待つ。朝食は和食バイキングだけど程々にしとかないと胃が重くなるからね。

6時にホテルを自走にて出発。スタート地点である大田自転車競技場に向かう。

宿泊先ホテルからスタート地点に向かう
宿泊先ホテルからスタート地点に向かう

この時点では、各自の荷物はまだ背負ったまま。

ホテルから大田自転車競技場は近く、スグに到着。
走行時間=12分10秒
距離=4.20km

会場には既に多くの参加者が集まっている。その中に妙なプラカードを持つ男、1名。

mixi、石見GFコミュ
mixi、石見GFコミュ

 この人はこゆーの好きだなぁ…えこにんさんである。
ここで、普段はネット上だけの交流の方からリアルにお会いする仲へと進展する。

初めましてぇ~…

6:32
参加者、どんどん集ってくる。

エントリー受付、当日分
エントリー受付、当日分

こなきは、 昨日のうちにアクアスででエントリーを済ませているが、そちらに行ってない人はこの時点でエントリー。

持ってきた手荷物の中で本日の走行中に必要の無いものは、主催者側に預けるとゴール地点まで搬送してくれる訳やね。

手荷物預け渡し
手荷物預け渡し

ここで簡単なバイクメンテを受けることができる。

前日パンクしてもーたので、フロアポンプ借りてエアを再注入。
また、リアのディレーラ辺りがキュルキュル鳴くので、いろんなところに注油してもらったが、結局キュルキュル音は消えなかった。残念。
まぁ、走行に支障は無いので、このまま行くことにしましょう。ありがとうございました。

 6:35
自転車競技場のトラックの中に全員移動。

自転車競技場の中でブリーフィングに聞き入る
自転車競技場の中でブリーフィングに聞き入る

ブリーフィング(事前説明会)が始まります。今年は昨年の倍の参加者がエントリーしてるらしく、トラックの中に入って説明を聞きます。

いつもお世話になってます、サイクリスト・ビューさん。

ブリーフィング
ブリーフィング

手に持っている矢印のプラカード。これがコース上の見えやすい場所に取付けてあるので、この矢印に従って走行します。

7:10
ブリーフィングも終わり、いよいよスタート地点に移動。
毎度のことですが、スタート順は「俺は行くゼ!」って意気込みの強い人順。
ここであんまり後方に付くと、ローペースな方に張り付いてしまうので、ある程度は真ん中ほどに位置しないと…って、前夜打合せたんよ。

スタート地点に並ぶ
スタート地点に並ぶ

7:21
こなきスタートです。

走り始めの大田市内
走り始めの大田市内

先ずは大田市街地の平地走行。クルマの交通量も多いので、この区間では追い越し禁止です(だから、あんまり後方からスタートすると不利なのよね…)。

8:00
市街地を抜け、ぼちぼち坂道に差し掛かります。

いよいよ登り始め
いよいよ登り始め

前を走るゼッケン116番はaveさん。いつも、こなきのブログ見て頂いてると声を掛けていただいた。こなきとほぼ、同じペース(いや、実際のところはこなきよりもパワフル)なので、ここまで前後並んで走ってきた。
が、この先もずーっと一緒に走ることになろうとは…この時点では思ってもみなかった。
しかも、aveさんが乗るGIOS-AeroLiteは、くるすけさんのと同じだし、柔らかなものごしだし、何か親しみがわきます。

8:04
いよいよ三瓶の坂道も本格的に攻めてきました。

三瓶に向かって登坂
三瓶に向かって登坂

まだ8時なのに暑いです。汗がぶち出ます。

三瓶に向かって登坂
三瓶に向かって登坂

アタマからの汗が目に入ってとても痛い。サングラス外して汗をぬぐうほどに。

三瓶に向かって登坂、ほぼ終盤
三瓶に向かって登坂、ほぼ終盤

えこにんのYoutubeのコースガイド見て、ここの坂道はイメージしていたけれどやっぱりキツいわ。

三瓶に向かって登坂、いよいよ峠
三瓶に向かって登坂、いよいよ峠

8:19
三瓶の登坂を抜け、西の原・定の松まで登ってきた。立派な松です。

三瓶、西の原 定めの松
三瓶、西の原 定めの松

こうやって、時刻を見返してみると三瓶の登坂も20分ほどしか登ってないのよね。
結構キツかったけれど、まだスタート早々と言うこともあり、難なく越せた(と思う)。

8:21
スタートから約18.5km。
定の松のふもとに設営されている、最初のチェックポイント「三瓶山西の原」に到着。

三瓶西の原チェックポイント
三瓶西の原チェックポイント

チェックポイント用紙に自分の名前を記入し、紙コップ1杯のドリンクを飲み、スグにスタートです。そう、「和み禁止」ですから。

真ん中、ちょい右に写っている緑のウェア、yoshiさん。
去年の石見でお会いしている方。また、今年のポスターのトップをバンザイ姿でデカデカと飾っているのがyoshiさん。

aveさん、yoshiさん、こなきの3名でこの先しばらくはツルンで走ることになる。

8:36
美郷町に入る。気温20度。

三郷町に入る
三郷町に入る

去年は8度やったよねぇ~。寒かったよねぇ~。とyoshiさんと交わしつつ、一転、今年は暑い。しかも、結構風もある。 

こなきの後方を快走のyoshiさんを激写。

yoshiさん、快走
yoshiさん、快走

カッコイイよねぇ~。男前よねぇ~。

8:39
今回のコース上で2つしかないと言われたコンビニの1つ目。
ポプラ邑智粕渕店前を左折。ここから先は平坦なコース。

ポプラ邑智粕渕店の前を左折
ポプラ邑智粕渕店の前を左折

8:46
JR浜原駅前に到着。ここから先のコースは1月の試走の時に走っているので、道は任せろ!!

浜原駅
浜原駅

浜原のダムに来ました。

浜原ダム
浜原ダム

aveさん快走です。この直前をyoshiさんが走っています。

浜原ダム湖脇を快走するaveさん
浜原ダム湖脇を快走するaveさん

3人で走るトレイン(列車)。その様子を動画でどーぞ(風切り音注意)。

aveさんのケツと軽快なペダリングが美しいですw

ロードバイクの場合、複数の人が一直線に並んで走り、前の人の背後にぴったりとくっつくことにより「風除け」ができて、楽に走れる。
その代わり、先頭の人は風を真正面から受けるので疲れる。だから、ある程度走ったら先頭から最後尾に移動して休憩する。

このように、先頭交代ローテーションを繰り返すことにより、一人で単独走するよりも、よりハイペースで、より疲れを少なくして走ることができる。
しかし、実力がほぼ同じ人同士じゃないとトレイン構成も難しいのよね。実はこなきも、今までやったこと無かった。

今日はyoshiさん、aveさんのおチカラを借りて、初めてのトレイン構成です。

9:10
国道375号に移って平地走行が続きます。
ここで、私ら3両編成の列車を、20両ほどの人が構成している、高速列車がスゲェピッチで抜いていきます。

高速列車
高速列車

この高速列車に、私らの3両編成も連結させて貰いましょう。
タダ乗りですww

9:18
スタートから約49km。
高速列車のお陰で、あっという間に2番目の「グリーンロード大和」チェックポイントに到着。

グリーンロード大和チェックポイント
グリーンロード大和チェックポイント

「今の高速列車は最高だったねぇ~」と、会話が弾みます。
本当に良かった。ありがとうございました。

そして、毎度お約束のロードバイク転がし。

いつもより多く転がしてますww
いつもより多く転がしてますww

ここでも和みません。
サインして、トイレ行って、自販機で水のペットボトル買って、駆け足で走り出します。

yoshiさんが「もぉ高速列車は発車しちゃったの?」。
うん、さっき出て行きよったわ…

残念。また3両編成です。
都賀西のクネクネした山道、えこにん命名:小腸道路を登ります。
1月に走ったときは一人だったから寂しかったけれど、今日は3人でべらべら喋りながら登るので、何だか気が紛れます。

9:55
村之郷の登坂、気温25度。

峠を登る
峠を登る

邑南町に入ります。
ここでも登り道。

邑南町
邑南町

登っては下り、登っては下り…

ずどーんと抜ける道
ずどーんと抜ける道

こんなまっすぐな下り道は気持ちいいね。

でも、また登る。

快適に飛ばしてます
快適に飛ばしてます

10:32
国道261にでます。ココは右折して断魚渓方向に向かう。

国道261号、T字分岐を右折
国道261号、T字分岐を右折

「止まれ」の標識の下に、例の矢印が出てます。
コレです、これ。

右折の目印
右折の目印

右に曲がれとの指示です。

国道では工事中で片側交互通行。

片側交互通行もちゃんと停まります
片側交互通行もちゃんと停まります

どんな信号もキッチリと停まります。自転車を愛してますから。

川沿いを走る、ゼッケン084の方。

断魚渓が近づいてきました
断魚渓が近づいてきました

もうちょっとで断魚渓です。頑張りましょう。

10:44
断魚渓の入口の二叉路。
トンネルには入らず、左に登っていきます。

断魚渓入口に立つコースガイドの方
断魚渓入口に立つコースガイドの方

要所要所の分岐には、こーやってコースガイド役の方が立っておられます。ご苦労様です。
ですが、全ての分かれ道に立っている訳ではありませんので、基本はあくまでも矢印を見落とさないことです。

断魚渓を見下ろします。

断魚渓
断魚渓

いや、いつ見ても高い崖っぷちから見下ろす渓谷は美しい。
ですが、この谷底まで降りることは無いんでしょうな。

10:46
スタートから約83km。
3番目のチェックポイント「断魚渓」に到着。

断魚渓チェックポイント
断魚渓チェックポイント

チェックポイント表に名前書きます。

チェックポイント表
チェックポイント表

順位は関係ないのですが、ちと気になります。40番目みたいです。

つつじとホイールの輝きが美しい
つつじとホイールの輝きが美しい

ここでお昼ご飯を頂きます。

お昼ごはん食べてます
お昼ごはん食べてます

芝生に腰を下ろし、木陰でしばし休憩。
この真ん中に写っている赤いジャージのおじさん。松江のお好み焼き屋さんのマスターで、くるすけさんを知っているらしく、声を掛けてくれた。
いやはや、世間は狭い。

今年のお昼ご飯はコンビニのオムスビ
今年のお昼ご飯はコンビニのオムスビ

オムスビは3個配られる。
周囲の方々と、しばし談笑しながらパクパクと食べる。

って、yoshiさんが出発するって叫んでる。待ってえぇぇぇ….
急ぎましょう。

再スタートする前に、またまた声を掛けていただきました。
「こなきさんですか?ブログ見てます」。ありがとー。
「コレが例のビアンキなんですね。カンドーです」って、そんな珍しいモンじゃないですから…(恥

で、自分の背中を撮影して貰いました。なかなか撮れないもんね。

今年のゼッケン
今年のゼッケン

 黄緑色のジャージは、この冬に出来て来たオカムラサイクルさんとこのチームジャージ。

そして、今年もお約束のこんなモン背負って走ってます。

ラマーズ法ですww
ラマーズ法ですww

18時15分、アクアス到着
シャカリキ!! 200kmRIDE完遂
この矢印を見落とすな!!
って、お前が言うな(っ`Д´)っ

安産祈願!!アーリャとアンナ 「ひっひっふぅ~」

感謝!!サイクリストビューさん
いつもお世話になります

 ソフトバンクのTV-CMで有名になったシロイルカ。今、ご懐妊なんだって。
だから安産祈願、呼吸はラマーズ法だよ「ひっひっふぅ~」ww

さ、ここまでのサイコンの値を書いておきます。 

スタート~断魚渓まで
到着時刻 10時46分
走行時間=3時間15分57秒
距離=82.99km
平均速度=25.4km/h
最高速度=59.9km/h

後半につづく…

10件のコメント

  1. やはり読み応えがありますね。
    早く後半が読みたいです。

    松江市の お好み焼き屋さん 大福のマスターにお会いしたとは!
    こういう出会いもヨカですね。

    とてもお好み焼きさ屋のマスターとは思えない(失礼!)、
    とてもダンディーでカッコいい方ですよ。
    ご夫婦で自転車ライフを楽しまれているのも羨ましいかぎりです。

  2.  いやホントに楽しそうですよね~☆ 200キロのロングライドですから、辛さが強調されてもいいかなって思いますが、伝わってくるのは、心から自転車を愛している、こなきさんの姿勢やそれがあるからこその、うれしさですかね~☆
     
     まるで自分が走っているような気持ちになります。後半も楽しみにしてますので、週末アップですかね☆

  3. 特急列車、最高でしたね!
    この上ない爽快感と、ほんの少しの罪悪感ww

    この辺りまでは調子良かったんですがね〜

  4. 同じトレインに乗ってたかも??

    当初、3台のトレインだったのが、巻き込んでどんどん増えていったんですよねー

  5. いつも思うのですが、話のテンポいいですよね☆
    ドラマを見ているようです。
    この先が早く読みたいっす。

  6. こんなん読むと、やりたくなりますねえ。
    無理っすけど。

  7. ☆ くるすけ さん

    この方、鶴見辰吾に似てると思いません?
    カッコえぇなぁ~。お店に行ってみたいよ。

    ☆ 赤白トレック さん

    いやいや、後半はキツかったよぉ~。続きも見てみてちょ。

    ☆ ave さん

    早速にコメントありがとうです(^^♪
    確かにあの特急列車は最高でした、ホント。

    そうそう、断魚渓までは良かった。風もそんなに気にならなかったしね。
    後半編にもaveさん、沢山登場してます(^^♪

    ☆ Shin U さん

    一緒のに乗ってましたか、奇遇ですね。
    信号が無く、道路も平坦で、クルマもほとんどいないから必然的に長い編成になって行ってしまうと思うんてすが、先頭グループの方々に対しては罪悪感ありますよね(^◇^;
    しかし、ヘビは轢きたくないですワ…って、どこだったか覚えてないけれど、路上で轢かれてるヘビ見ました。あれ、Shin U さんじゃったんじゃね…ナンマンダブ

    ☆ JUN さん

    続き、よーやく公開できました。見てみてちょ。

    ☆ ちょう さん

    いつも長い記事読んで頂いて恐縮ですわ。
    自転車じゃなくても、何か新しいこと始めてみませんか?

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