夏の地底ライド!

色々忙しく、2ヶ月前の記事になってしまった…

美川ムーバレーって行ったことないんよね

きっかけは自分のその一言だった。
以前、TV-CMやってたよね。地底探検、美川ムーバレーって。広島地区限定だとは思うけれど…

漠然とした自分の中のイメージで、萩とか長門の辺りにあるんだろうと思ってた(無知)。
その事をAJ広島スタッフグループの中でボソッと呟いたら、福ちゃんが「じゃあライド企画しましょう!」ってクイックレスポンスを返してくれた。流石の行動力・実行力、そして走力の持ち主!

メンバーを募って、AJ広島スタッフライドを決行!

本当はしまなみ海道で夏合宿しよう!って話だったんだけど、例のコロナの影響でそれもままならず近場ライドだけになってしまったのよね…

この日の段取りは全て福ちゃん任せ。お世話になりますッ!
集合場所は岩国の錦帯橋近くの駐車場。天気がちょっと微妙な感じなんだが、まぁ大雨にならなければヨシッ!

先ずは出走確認の画像を1枚。

スタート
スタート

お約束の錦帯橋ですね。
ここを先日オフロードバイクで駆け抜けた輩がいるとかで、見ると確かにタイヤ痕あったわ。どんだけアホやねんなぁ〜…

錦川沿いを遡上するルートかな…ルート把握もままならない自分をメンバーが上手く引いてくれる。助かる。楽ちん。

序の序盤
序の序盤

スタート間もなく、雨が降ってきた。
ちょうど欽明路近くの細道を通ってた最中だったので、高架下で雨宿り。救われた。

雨やどり
雨やどり

しかし、この細道はめちゃくちゃ激坂!

激坂
激坂

上の画像、しんがりを行くのがこなき。
コロナ自粛ですっかりしっかり走れていなかった頃の自分なんだが、それは他のメンバーも一緒。堕落して行くのは早いのに、それを回復するのにはめちゃくちゃ時間掛かってしまうのは自然の摂理よの…

にしても…この激坂は相当なもので最後には押し歩きしてしまう始末。

下車w
下車w

何でも地元ではこの峠道を「貧乏峠」と呼んでいるとか。
理由は、現在は通行無料になっている欽明路がまだ有料道路だった頃、通行料金をケチるための迂回路がこの峠だったらしく、そこからインスパイアされたネーミングが貧乏峠w
何ちゅーネーミングなんだw

ネーミングも酷いが斜度も酷い坂道だったわ。

それを越える頃には雨もあがり、標識に美川の文字が出現。
おぉ…意外と近いんだな美川…萩の方だとか言ってたのは誰だ!

 

美川方向へと
美川方向へと

快走しておりますと、川沿いの細い道に入ります。
ナルホド、主要道を避け自転車にとって走りやすいルートに導いてくれているんですな、感謝しかない。

あっ!
何かデカイのがある!

大きな輪っか
大きな輪っか

何なんだこの意味不明な赤い輪っか!
公園の片隅にあるんだが、その公園とて行き着くには細道しかないような場所。

ググってみると、ここは桜つづみ公園って場所らしく(いや、当日も福ちゃんはそう言ってただろ!)そこのモニュメントらしい。

直径10メートルか。デカイ…
で、こんなのを見るとほっとけないのが自転車乗りのサガ。

輪を見ればコレ!
輪を見ればコレ!

こーゆー映え画を撮りたがる訳ですね。

で、この先はお楽しみがありますよ。
って言うので、どこに行くのやら…と、思ってると、なんか過去のBRMで見覚えのある景色の場所を通って…あー、この先にはアレがあるんじゃないかなー…って思ってたら案の定、ど田舎の山中に突如出現する巨大なビル!

獺祭!
獺祭!

そう、一躍有名になった酒造元、獺祭。
自分の中では、杜氏の技をコンピュータで再現している酒蔵として認識している。

その獺祭の前にあるのが獺祭ストア。ここで獺祭アイスを食すことができるとな!初知り!

獺祭アイス
獺祭アイス

酒蔵の売店って位置付けですから、本来であればお土産に獺祭そのもを買って帰るのが至適なのでありますがが、今日はそうは行かないので、アイスを食す。って、獺祭アイスの存在そのもを知らなかった。

ほんのりお酒風味
ほんのりお酒風味

ほんのりお酒の香りのする美味しいアイス。
伝わりやすく表現するなら、甘酒のアイスをイメージすると近いかな。

ここの建物も2年前の豪雨被害に遭ったとか。あの時は本当に大変でしたね、お互いに。

アイスを賞味し終え、ここから美川ムーバレーは近いとのことなので、ちょっと寄り道しましょうぞ。と、また激坂を登らされるトレーニング。
登った先には…

でか丸くん
でか丸くん

さっきの赤い輪っかと同じくらいの水車があった。
画像では分からないが、実際に回っている。
で、さっきと同じような景色がデジャビュ…

輪を見ればコレ!
輪を見ればコレ!

その撮影の様子を撮影。

撮影風景
撮影風景

過去、この水車では蕎麦を挽いており、隣接の茶屋でそれを食すことも出来たそうなんだが、現在では営業を終えており、巨大水車は虚しく空回りするばかりであったとさ。

アクセスの良さって大事よね。

水車を出発し、しばらく走ったら本日のメインイベント会場、美川ムーバレー到着。
おぉ〜、こんな所なんだねぇ〜、こなきは本当にこの地には来たことが無い。

美川ムーバレー
美川ムーバレー

上の画像には写ってないが、手前にレストハウスみたいなのがあって、その前に多数の自転車乗りが集結していた。米国人さんのグループぽかった。恐らくは岩国基地の人たちじゃないかと思われるが、やっぱカラダでかい!当然、チャリのフレームもでかくて前三角の巨大さたるや!やっぱ日本人ってちっちゃいよねぇ〜..

彼らに軽くコンニチワハァ〜♪と挨拶し、チャリを地球ロックして、さぁ!私らは地底探検に出かけましょうぞ!

パターン選択可能
パターン選択可能

探検のシステムが良くわかって無かったのだが、リピーターのために、探検の方法は何パターンもあって選択できるようなシステムのようだ。
どこかで見たことのある、カラダが子どもの名探偵を連想してしまうのはここだけの話…

ここが一番寒い!
ここが一番寒い!

地底の奥から吹き出して来ている風は冷たく、ここまでのライドで火照ったカラダを急速冷却してくれる有り難さたるや!
AJ広島スタッフ御一行様は地底入口でウィンドブレーカーを着込み、システムのエントリー料金を支払う。

探検の選択肢が幾つかある中で、今回御一行様が選択したのは最新のシステム!各自のスマホに専用アプリをインスコし、そのアプリの指示に従って地底探検を行うと言うものだ。
この時点で、システム屋としてはイヤな予感を感じざるを得なかったが、それはクチにはせず…いよいよ地底探検の始まり!!

いよいよ地底探検!
いよいよ地底探検!

ここは日本のハズなのにどこかインカ帝国をイメージしてしまう壁面彫刻。
インカ帝国とムー大陸の関連性すらその知識を持ち合わせてはいないのだが、どこか時間と場所を大きくワープして来たような不思議な感覚に陥る。

おぉ〜…
突如現れた看板の文字が、ここが現代の日本であることを思い出させてくれたw
あちこちにクイズポイントが

あちこちにクイズポイントが

ふむふむ。
洞窟のあちこちに2次元バーコードがあり、それを見つけ出して探検アプリでスキャンして謎を解きつつ地底の出口を目指すのが本探検のシステムのようだな。理解した。

メンバー全員でバーコードを探しまわり、発見するとスマホをかざしてアプリで読み取り、謎を一つづつ解いて行く。

どこまでも続く地底迷路
どこまでも続く地底迷路

しかし地底はどこまでも深く長い。
下ったり、登ったりする場所もある。
巨大なホールみたいな場所もあった。
地底湖もある。

地底湖も
地底湖も

3つ目のバーコードをスキャンした後だった。
手中のスマホで稼働させていた探検アプリがなぜか終わってしまった。
おいおいおい…
アタマの中でひとし君人形がボッシュートされてしまう時の「チャラッチャラッチャ〜」音が聞こえた気がした。恐らく気のせいだとは思う。

DNF組
DNF組

他のメンバーがキャッキャウフフと楽しそうに地底探検しているのに、アプリ終わった自分はさながらヒマラヤ登山のシェルパのようにただ呆然と後を付いて行くのみ(おい!シェルパに失礼な事言うな)。

謎解きは続く
謎解きは続く

バーコードは何箇所あったんだろうか…10箇所ほどあったように見えた。

洞窟を出ると外界の気温に。おぉ〜あったけぇ〜。
出た先が最後のバーコードで、ここでミッションコンプリート!
あ、ネタバラシしちゃった💦

外界に出た
外界に出た

昔はここは何かの鉱石を採掘する鉱山だったとは聞いたことあるが、思ってた以上に巨大な鉱山だったんだな!そして、ムーバレーのルートに使われているのはその当時の坑道のごく一部と言うことなので、どんだけ広大な鉱山だったんだ…調べてみると玖珂鉱山と言う名称でタングステンを採掘していたと。へぇ〜輝かしい歴史だったんだなぁ…

さて、ここまでの自走と地底探検を終えたメンバー御一行様はすっかりお腹が空きました。
ムーバレーの川向かいにあるレストラン兼土産物屋さんが入っている建物で食事。

学食的な麺類w
学食的な麺類w

学食かよ!
との心の声がクチから出そうになりましたが、今の空腹感にはまさに背に腹はかえられません。大切なのは質より量よりタイミングです。

ここの名物はピラミッドカレーと…

ピラミッドカレーw
ピラミッドカレーw

ムー大陸と古代エジプトに何の接点があるのか若干の謎が付きまといますが、それが目の前に食事と言う形で供されている以上、そこは深掘りするところでは無いのだと悟った次第であります。

ちなみにスコップ型のスプーンはズッシリとした重厚感があり、1階の土産物売り場でお土産として販売されていました。

さて、ランチにありつけたし映えるおっさん’sの写真でも記念に撮っておきましょうかの。

映えてる?
映えてる?

映えてないな…w

さぁて、あとは帰路です。
錦川沿いを下流に向かって走るのみ。
途中、沈下橋があったので寄り道してみます。

沈下橋
沈下橋

沈下橋って高知のイメージだったんだけど、山口にもあったんだね。初知り。そういえばTwitterで、沈下橋からブルベ途中の自転車が川に落ちて流されちゃった!って人がいたな。直後に自転車は引き上げられて無事だったとのことだが…

さっそく通ってみた。

本日のこなき
本日のこなき

この画像、橋の右側。分かりにくいけれど川で水遊びしている親子さんがいた。また、川で泳ぐ中学生も下流に数人いたし。

海沿いの地で育ってきた自分には川で泳ぐと言うイメージは無いんだが、ここ清流・錦川だと川で泳いで育つって子が多いんだろうね。川で泳いだことないからちょっと羨ましい。

沈下橋から更に下流に行くとあった。例の場所。

観音茶屋
観音茶屋

2018年の大晦日に訪れているな。2年ぶりの訪問だ。
せっかくラーメンの自販機あるのに、誰もラーメン食わねねでやんの!
何だよーネタ画像撮れねぇじゃねぇかよぉ〜www

ドリンク飲んで、レトロ自販機談義で盛り上がりつつ休憩し、さぁ、ラスト行きますか!

ゴール!
ゴール!

程なくスタート地点である錦帯橋の対岸に到着。
何で対岸?w
まぁ、ビジュアル重視と言う理解で。

そして更に対岸に(もちろん車道で)渡り、例のソフトクリーム屋を訪れる。

1/170テイスト
1/170テイスト

錦帯橋に来たら、ここは必訪ポイントよね。
珍百景で紹介された時は100種類のテイストがあるソフトクリーム屋だったと記憶しているが、今は170種に増殖していた!すげーよwww

さて、走ったしソフト食ったし…あとは風呂だな。
ちょっと足をのばして、ゆう温泉に移動。
ゆう温泉、懐かしい。
AJ広島がかつてブルベのスタート地点として由宇の海岸スタートだった頃にここの温泉に入りに来たりしてたな。

みんなで風呂に入り、露天風呂で川面を見ながらあーだのこーだの自転車談義を語れば、いつまでたっても湯から上がることもなく。
今日の疲れはすっかりお湯に流して…お腹すいたな。

ディナー
ディナー

最後も福ちゃんの道案内で玖珂IC近くのレモンと言うお店でディナーを。
いやはや、最初っから最後までお世話になりっぱなし。今日1日お世話になりました。

新メンバーも増えたAJ広島スタッフ勢。
今年はコロナ影響でBRM開催もままならないけれど、来年もどどーんと、キツくも面白いBRMを提供し続けることができることを祈るですね。

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