コロナ陽性になってました

まぁこんな経験も二度と無いだろうから、自分自身の記録って意味も込めて書き残しておきます。

2022年12月
11日(日曜) いつものように朝から晩までサイクリングやってました。

12日(月曜) 朝から何だか喉に違和感を感じたので、職場同僚との会話も一度きり。もちろんマスクは常時していたし、デスクはパーティションで仕切られていたので職場へは最大限の配慮。この日の夜から、自宅では自分ひとり2階部屋での就寝が始まる。

13日(火曜) 今の時代を象徴すると言っても過言では無い「テレワーク」就業。午後に体温を測ると37.6℃。

きたねぇ~…
とあるネット情報によると日本人の平熱は36.8℃らしいが、自分は平熱がとても低く、多くの場合35.1℃。時には34.9℃の時もある。37.6℃ってことは自分にとっては高熱なんだよ。やべぇ…

14日(水曜) 仕事を休んで、朝からかかりつけの病院に行く。医院建物の裏手に建てられたプレハブ小屋に通され、問診・検温など。
自覚症状は軽い喉の痛みと37℃台の発熱だけ。いわゆる軽症。

そして噂には聞いていた、綿棒で鼻の奥をグリグリされる抗原検査ってのを初めて受ける。綿棒を持った医師は「ちょっと待っててね」と言って小部屋から出て行った。
が、ものの1分もせずに小部屋に戻ってきて「コロナ陽性ですね」って言われた。

はや!

インフルエンザと新型コロナの両方を一度に検査できると言うヤツ(大塚のクイックナビ)で、コロナを示す部分に線が出ていた(しまった、画像を撮っておけば良かったな…)。

来たかぁ~、そっかぁ~、来ちゃったかぁ~…

医師:コロナの薬ってのもあるんだけど、軽症そうだから飲まなくていいとおもうんだけど、どぉ?普通の風邪薬でいいと思うんだ。どぉ?

え、どぉ?って言われても…

こなき:あ、普通のでお願いします…みたいなw

ってことで、フツーの風邪薬(トーワチーム配合顆粒って書かれてた)と熱冷ましのカロナールってのが処方された。

奥さんにクルマで送ってきてもらってたので、妖精に進化した旨を告げ距離をとる。隣接の薬局から薬剤師さんがフツーの風邪薬をクルマまで持ってきてくれた。

薬剤師:コロナ陽性なので薬は無料です

え?そうなの?これが2類ってことか!?
無料♪ってのに浮かれて帰宅していると病院から着信あり

病院:クスリはタダでも、診察料は払って頂かないと…

あ、そうでした。すっかり忘れてました💦急ぎ病院に戻る。タダに弱い日本人。

帰宅。さて、ここから長丁場が始まるな…
会社にメールする。妖精になりました。

上司からExcelのフォーマットが送られてきた。陽性2日前からの行動と体調をこのフォーマットに記録しておくように。これから10日間ほどそれを継続との指示。へいへい。

同僚には手間を掛けて申し訳ない。ただ、ずっと家にいるので、何かあればメールでも電話でもで問い合わせて欲しい。

さて、自宅2階部屋での本格的な隔離生活が始まった。
会社のPCが2台。自分個人のPCが1台。計3台のPCを持ち込んだ。

いままで大きな事故や怪我、病気を経験したことがなく、入院とか手術とか全く経験が無い。なので「二週間くらい入院して骨休めしたいモンだわ」なんて常々言ってが、まさしくその二週間の骨休め(違うよ!)が爆誕してしまった。

医院で「明日あたり呉市からメールが来ますから」ってのが、SMSで届いたHER-SYSってシステムの利用開始案内だった。

体温/酸素飽和度(SpO2)/表情・顔色/咳・鼻水//息苦しさ/全身倦怠感/嘔気・嘔吐/下痢/意識障害/食事困難/排尿がない/その他保健所への連絡事項
これらを毎日自分で入力して行くシステムだ。入力を督促するSMSは毎朝9時10分頃に届く。

自宅2階部屋に2週間の隔離生活中、トイレが2階にもあるお陰で奥さんとの濃厚接触は避けることが容易だった。食事は部屋の扉の外に置いてくれたのを非接触で受け取る方式。

奥さんが仕事に行ってる間に少しだけ1階に降りることもあったが、それも必要最小限に留める。

近隣の小学校から子どもたちの声が聞こえてくる。
あれだね、時代だね。休憩時間に校庭に出てきた子ども同士の最初の挨拶が『お疲れ!』。子は親を映す鏡とは良くいったもんだわ。

奥さんには本当に手間を掛けたよ。ありがとう。

体調記録を要約した表を以下に…

こんな感じで本当に軽症だった。
軽症で済んだのは、日頃から自転車に乗っていたお陰だと信じたい。うん。

家庭内隔離のお陰もあり、奥さんを妖精に進化させることもなく。毎日が過ぎていく。
毎朝届いてたHER-SYSの登録督促SMSも12月21日を最後に来なくなった。
もう療養期間が終わったってこと?

呉市のサイトには、こう書かれている…
発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快後24時間経過した場合には8日目から解除が可能となります。

ふむ。ってことは12月20日にはもう軟禁は終わって良いのか…
誰からも「終わり」の連絡は来ないので、もう終わったのかどうかがわからない。自己判断でえぇんかな? これが迷ったポイント。

12月27日から出社することになったが、この日が職場としての年内最終出勤日と言うね。なので、年末年始休を含めると20日ほどゆっくりさせてもらったわ。

で最後に…
2週間の隔離生活が骨休めになったのか?
って話だが、まぁ骨は休まったかも知れないが、気は休まらんかったね。
部屋から出れないってのがこんなにもストレスフルだとは思わんかった。まぁ、良い経験をさせてもらったと思おう。

その後の後遺症が気になってたんだが、大きくは症状はない。
でも、なんだかしんどい日々が続いた。
そのしんどさってのも、めちゃめちゃしんどいって訳でもなく、なんとなくしんどいんかなぁ~…ちょっと疲れやすくなってる気もするなぁ~…程度。1月いっぱいくらいそんな日々だったように思います。

以上、記憶の糸をたぐり寄せながらコロナ体験を書き綴っておきます。おわり

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