Pista分解

 

日頃、通勤用に使っているBianchi-Pista。
ここんとこ、なんだか走りが重いので年末年始の休み期間中にじっくりとメンテしてやりましょう。

とりあえず、今日は分解。

Pista最初の姿
Pista最初の姿

以前より、チェーンが怪しいと思っていたので、ツールでチェックしてみる。

Wipperman チェーンゲージ
Wipperman チェーンゲージ

Wippermanのチェーンゲージは、単なるコンパスみたいなツール。

コンパスみたいなチェーンゲージ
コンパスみたいなチェーンゲージ

使い方はカンタン。
上側チェーンの水平な部分に乗せるだけ。

伸びてないチェーンだとすき間があく
伸びてないチェーンだとすき間があく

まだ伸びていないチェーンだと、コンパスとチェーンの間にすき間が開く。

伸びたPistaチェーンだと、すき間が無くなる
伸びたPistaチェーンだと、すき間が無くなる

伸びてしまったチェーンだと、このようにコンパスとチェーンがくっ付いてしまう。こうなれば、チェーンの交換時期。

この日のために、ACOR製のチェーンツールを新調しました。

チェーンカッターでチェーンを切る
チェーンカッターでチェーンを切る

今までの携帯用チェーン切りはチカラが要りますが、やっぱり大型ツールは楽チンですな。

コネクトピンが抜ける
コネクトピンが抜ける

カンタンに切れて、チョコベビーみたいなコネクトピンがぽろんと抜けました。
これで旧チェーンの取り外しは終わり。

続いて、ホイールを外して行く。

15mmレンチでホイールを外す
15mmレンチでホイールを外す

15mmレンチでナットを回す。
反対側も同様に回して、リアのホイールが外れた。

反対側も外して、ホイールが外れた
反対側も外して、ホイールが外れた

フロントも同様に外して、このような姿に。

前輪も外して、この状態
前輪も外して、この状態

次はペダルを外す。
15mmのペダルレンチで回す。

ペダルレンチでべダルを外す
ペダルレンチでべダルを外す

反対も同様に…

反対側のペダルも外す
反対側のペダルも外す

左右両方のペダルを外した。

続いて、クランク・チェーンリングを外す。
10mmのアーレンキーをクランク軸に入れて回す。

10mmのアーレンキーでクランクを外しにいく
10mmのアーレンキーでクランクを外しにいく

回す向きは、反時計方向。

コマのようなネジが外れる
コマのようなネジが外れる

結構カンタンに回って、コマのようなネジが外れる。

このコマが取れたネジ穴に、コッタレス抜きツールを手でねじ込む。

コッタレス抜きツールの登場
コッタレス抜きツールの登場

手でねじ込んだコッタレス抜きツールを15mmレンチで回す。

コマのようなネジを外したところにコッタレス抜きツールをねじ込む
コマのようなネジを外したところにコッタレス抜きツールをねじ込む

クランク軸を左手で、レンチを右手で持ち、それぞれを押し下げる要領で。そんなにチカラは必要ない。

けっこう簡単にチェーンリングが外れる
けっこう簡単にチェーンリングが外れる

スルスルと回って、チェーンリングごとクランクが外れる。

反対側のクランクも同様に外す
反対側のクランクも同様に外す

反対側のクランクも同様に外してやる。

次に、コレも新調したCOUCOUのボトムブラケットツールの出番。

BBツールの登場
BBツールの登場

オカムラさんトコで、これを買う際に

BBはとても堅く締まっているので、なかなか回らないから

って言われたとおり…

ビクともしません
ビクともしません

ビクとも動きません。

反対やったっけ…??

やはりビクともしません
やはりビクともしません

ちっとも動かない。しかも深く入ってなくて、ちょっとナメてしもうた。
BBの溝に入り込んでいる小石や砂を予め除去してやるといいみたい。

くそ。

どーにもならんので、BBは後回しじゃ。

フロントブレーキを外す。

フロントブレーキを外す
フロントブレーキを外す

バーテープも結構傷んでるので交換しよう。

痛んだバーテープ
痛んだバーテープ

糊がべっとりと付いているので、バキバキはがす。

バーテープも外しましょう
バーテープも外しましょう

シートポストは抜く前に、ビニールテープを巻いて、位置をマーキングしときます。

シートポストはビニールテープで位置をマーキング
シートポストはビニールテープで位置をマーキング

ヘッドのてっぺんのネジをアーレンキーで回す。

ヘッドの引き蓋を外す
ヘッドの引き蓋を外す

ステムを締めている後方の2本ネジも取るとステムが外れる。

ステムも外す
ステムも外す

4つも入っているスペーサーを取る。

スペーサー4個も取る
スペーサー4個も取る

ここまで来ても、フォークは抜けない。

上のリングをウニウニ回してると取れる
上のリングをウニウニ回してると取れる

上の写真で回しているリング部分をクネクネと右に左にと回していると、ぱかっと抜けた。ネジになっているのではなく、ただはまっているだけ。

フロントフォークが抜けた
フロントフォークが抜けた

あっさりと、フロントフォークが抜けた。

上のリングを外すとベアリング登場
上のリングを外すとベアリング登場

指で回してた部分をぱかっと外すとベアリングが見える。

ベアリング取り外す
ベアリング取り外す

このベアリングも灯油で洗ってやりましょう。

グリス除去。キレイ(^^♪
グリス除去。キレイ(^^♪

汚れたグリスを拭き取ったヘッドチューブ内部。結構キレイです。

Bianchiロゴが目立つヘッドチューブ
Bianchiロゴが目立つヘッドチューブ

前から見ると、Bianchiロゴが目立ってなかなかカッコイイ!!

どだ
どだ

どだ!
って持ってみるものの、まだBBが付いたまま。

回す方向を間違っているのかと、ネットを徘徊して事例を探す。
あった、あった。こちらの方がやっているので参考にさせてもらう。

ふむふむ…
チェーンリングが付いてない側から外すのか。反時計回りやね。

BB外し、再トライ
BB外し、再トライ

くいっとな…

どや
どや

やたー(^^♪

BBカップがとれた
BBカップがとれた

BBカップが取れましたがな。

続いて、クランク側。こちらは「時計回り」やと。思ってたのよりも、反対やったわ。でも、手で回してもやはりビクともしないので、足で踏む作戦に変更。

踏みつけて外す作戦に変更
踏みつけて外す作戦に変更

上の写真のように置いて、チェーンステーを左足で、BBツールの先っちょを右足で踏む。

そして、ようやくBBが回ってくれました。
やれやれ。

ようやく御大あらわる
ようやく御大あらわる

これがBBね。

これがBB(ボトムブラケット)
これがBB(ボトムブラケット)

型番は BB-7420って刻印あるがスギノ製ではないみたい。OEM品かな?
BC1.37×24″っても書いてある。

フレームだけになったPista
フレームだけになったPista

フレームだけになった、Bianchi-Pista。
これはこれでカッコエェです。お約束で重量計測。

フレーム重量2.0kg
フレーム重量2.0kg

2.0Kg。

フロントフォーク重量1.0kg
フロントフォーク重量1.0kg

フォークの重さも量ってみませう。1.0Kg。

さ、とりあえず今日はここまで。それぞれのパーツはキレイキレイしてから組み戻してやります。

何か気が付いたポイントあれば、また後日UPします。

5件のコメント

  1. シンプルなピストでも結構大変そうですね…
    最近近所のお散歩用にピストが気になる今日この頃です。

  2. うーん、凄いの一言ですねぇ。
    ここまで分解できると手の届かない汚れまで綺麗に落とせますね。

    クロスも、いつかリフレッシュしたいですが、工具一式そろえるだけでも結構なお値段。(汗)
    そもそも、ばらす→組み立てるの工程で絶対何かを忘れ、取り返しのつかない事になりそうでコワイ。^^;

  3. ☆ りゅうじ さん

    お散歩用に気になる自転車、ワシもあるんです。
    コレ↓
    http://item.rakuten.co.jp/kaminorth/10001351/

    前輪が大きくて、後輪が小さい。なかなか珍しいよ。

    ☆ JUN さん
    工具一式はお貸ししまっせ(^^♪
    あと、技術サポートも。

    ☆ 和くん♪
    いやいや、和くんの会社の機械を操作する方がよっぽど難しいですから。

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