広島中央フライトロード開通プレイベント

先日書いた、広島中央フライトロードの開通プレイベントが開催されたので行ってきた。

娘と長男とこなきの3名でエントリー申し込みしてたものの、娘は学校の模試が入ったとのことで、参加キャンセル。
煙とナントカで「高い橋が出来たので、ソコを走る自転車イベントがあるんだけど、参加する?」って聞いたときに、「行く!」と二つ返事で言ったのは娘だっただけに残念だ。

週間天気予報の雨マークは見事にはずれ、良い天気に。だけれど、風は強め。くるぱん、息子、こなきの3名は一路広島空港へと。沢山の画像を撮影しましたので、いつものように動画編集でどーぞ。

新学期

春になりました。

明日の朝には、新小学1年生がピカピカのランドセルを背負ってと言うか、逆にランドセルに覆いかぶさられるようにしながら、元気に登校している姿を見ることでしょう。自らの子の以前の様子を思い出しては懐かしく思っております。

しかしこの時期になると思い出すのが、あの事故です。

亡くなられたお子さんも、あの事故に遭わなければこの春で3年生。
幾ばくかのお金がご遺族に渡るにしても、失われた命は戻ってくるものではない。彼女は自らの命と言う大きな代償を払って、危険性を私たちに教えてくれました。その大きな代償を、私たちはいつまでも忘れてはならないと考えてます。

震災ばかりがメディアに取り上げられる日々、2万人超とも言われている死者行方不明者。でもこの国では何も無い年でも年間3万人もの人が自ら進んで死を選んでいるのもまた事実。2年前の地方で起きたバス事故がメディアに取り上げられることは、もう無いのかも知れません。

「安全」だの「対策」だの「予防」だのと言うのは簡単。だけれど、幼子の心理を大人が推測するのには、やはり限界がある。
悲しいかな「前例」が示されてから初めて具体的な対策が興される。

このバス道路にやたらと標識が増えたり、ガードレールが付いたり、側溝にフタが付いたり。目に見えるハード的な対策は日に日に進んでいるのは間違いありません。しかし良く考えれば、呉市交通局が起こした事故を呉市が対策してる。マッチポンプじゃねぇか。
逆か。事故を起こしたのが当の呉市だから、呉市が真剣に対策してんのか。

しかし、ハードが充実しても、それが当たり前と認識してはいけない。ソフト面。
親御さんたちは、ほんのちょっと前に痛ましい事故があったことを。私ら地域の人間も、子どもらを見守るし。学校は学校なりに頑張ってると感じてるし。
当事者の呉市交通局は…あと1年で広電へと変わる。色々続いたから仕方ない。

今も現場には花が絶えることがない。
風化させず、いつも想っているから。

いよいよ今週末、自転車Life展!!

かねてより告知しております、我が自転車部初の「走らないイベント」。
ECOでLOHASな自転車Life展

ギャラリーイベントポスター
ギャラリーイベントポスター

11日(金)~13日(日)の3日間開催。時間は各日10時から19時、入場無料。詳しくはコチラ
部員の皆さんの活発な準備活動により、ほぼ準備万端整いました。

普通のままちゃりではない自転車、スポーツバイクの愉しさを少しでも多くの方に知って頂きたいとの想いから開催するイベントです。
しかも、今回のイベントのターゲットは

女性

そう。女性の方がメインターゲットです。
女性の方に、是非関心を持っていただきたい。「足が太くなりそう」「ちょっと怖いかも」…。そんな誤解を解くきっかけになって、愉しいスポーツバイクの世界に是非一歩を踏み出して頂ければ幸いです。

天気もいいみたいだし、今週末は是非、広商店街ギャラリーへどうぞ。

がんす焼きそば・広sp in ゆめづくり協働ミニフェスタ

昨日の野呂山TTの後、夕方からあったまちづくり関連イベントについて書いとこ。 

16時に広市民センター5階の会議室へと足を運ぶ。 

ゆめづくり協働ミニフェスタin広
ゆめづくり協働ミニフェスタin広

「ゆめづくり」だの「協働」だの「ミニフェスタ」だの、一般にはなかなか馴染みの薄い言葉のワードサラダじゃ。 「ミニフェスタ」とのネーミングが良く分からなかったのだが、終わってみれば、平たく言って体験談発表会みたくな中味な訳だ。
本日この場に呼ばれた理由は、ココで広のまちづくりについて発表しろや!との命によるもんなんじゃ。 

こなきのプレゼン
こなきのプレゼン

 広まちづくり推進協議会の下部組織マーブルクラブで広でオモローなことしようと動いてる私らの活動を発表。しかし、持ち時間はたったの15分。おい、無理やろ。とツッコみたくなる持ち時間だがソコは仕方ない。
簡単なパワポ資料作ってテキトーに喋る。クチをきくのがうまくなりました最近の自分。こんな場で幾らでもクチから出まかせが出てきます。事前に熟考してた訳でもないのに、場の雰囲気にマッチした喋り。ジジィと化したのは間違いなさそーです。 

広地区に続き、仁方、安浦のまちづくりの事例発表。
聞きに来てるのは、阿賀、広、仁方、郷原、川尻の各地区で、これらを呉市東部地区って括りでグループ化してるらしい。 

どこの地区も、その地区なりに頑張ってるし、抱えてる悩みはどこも一緒。そしてその悩みの打開策をなんとか見つけ出そうとあくせくしてるのも、どこも一緒。ってか、日本全国どこの地域でも、このテの問題は一緒の悩みを抱えてるだろう。どこも頑張ってるんだろう。 

そして、その答えを見つけるべく色んな活動やってるんだ。
そこが私らはバスツアーだったり、ギャラリーの立ち上げだったり、フォトブックの創刊だったり。 

まだまだ頑張らなきゃ>ワシ。 

しかし残念なのは、こーゆー場で一番若いのがワシだって言うこと。もっと若いヤツでこんな場で発表したいヤツはおらんのか!って言いたくなるよ。頑張ってんだ、何とかしよーともがいてんだよ!!って言いたいヤツはおらんのか!!!

テンション下げろや>自分

事例発表の後は、大学教授によるワークショップ。ワークショップの討議ってもう何回もやったよなぁ、あちこちで。 

ワークショップ
ワークショップ

 その後は、お約束の交流会。軽めにな… 

交流会
交流会

 実はここにかなーりチカラが入ってた。 

がんす焼きそば・広スペシャルの初披露 

がんす焼きそば・広スペシャル
がんす焼きそば・広スペシャル

 トッピングに「がんす」が入っているのは勿論、同じく広の特産品「イカの姿フライ」、キャベツは広甘藍、ソースはパピリオソース。
これらを紹介するビラまで作った担当K氏のチカラの込め様は凄い!! 

がんすは当然、がんす娘の三宅水産
イカの姿フライは、「東のなとり、西の大塩」とまで呼ばれた大塩するめ
この時期にしか手に入らない広甘藍(ひろかんらん)、11月から1月いっぱいが僅かに流通するだけのを入手
パピリオソースは、以前にウチが箱買いしてたのを提供。 

そりゃあねぇ、もう「ぶちウマイ」んじゃけぇ。
オードブル類は残ってたけれど、がんす焼きそばは残らず完食。これはB-1グランプリ出れるよ!!
焼きそば作りには、くるぱんとウチの子供たちも手伝ってくれた。ありがとう>家族。

さぁ、まちづくりのイベントをまたひとつクリア。次はいよいよ長浜フォトブックの大詰め。3月下旬を待たれよ>all.

オレンジライドに向けて

11月も今日で終わりですね、明日から師走。
早いなぁ~。

ってことで、オレンジライドはいよいよ今週末。
まだ何にも準備してないので焦ってます。

ビギナー息子のために、クロスバイクのペダルをフラットに戻してやらなければ。だけれど、長年放置してたフラットペダルは、ゴリが出てる。

おしゃ、清掃&グリスアップ実施。

ペダル分解清掃
ペダル分解清掃

前回、ピストのペダルで経験してんので、もう慣れたモンです。
締め付けのガタもゴリも簡単にUPできましたわい。

そうそう、日曜に宮島行った際
広島市内の国道2号線沿いにオモロイ店発見しました。

ASTRO PLODUCTS広島店

自動車、バイク、自転車用の工具を売ってるお店だ。
BicycleClub誌に広告出てたのは知ってたけれど、広島店があるとは…場所はココ

早速立ち寄り、コレを買った。

ハブコーンレンチセット
ハブコーンレンチセット

ハブコーンレンチの4本セット。13、14、15、17mm

前回やったときはオカムラさんに借りたんだが、これからは自分の工具でできるぞ。

ASTRO PRODUCTS、なんか面白い。松本無線ほど怪しくはないが…
また行こ。

安芸灘とびしまオレンジライドによせて

ゴメン、偉そうなタイトル付けちゃって。

(誰かゴーストが書いた)会長や副会長のごあいさつは出ているけれど、蒲刈をホームグラウンドにして長年(ってほどでも無いけれど)走ってきた私ら広町.com自転車部としては、やはり、思い入れのある地で開催される初の自転車イベントに期待や不安が沢山あるのよね、道を知り尽くしてるから。

愛すべき蒲刈の島々。嬉しい反面、ちょっと悔しいって気がする。
何が悔しいのかって?

そーねー…
ココのブログでアピールしたり、雑誌企画に応募したりしてたけど、所詮は個人の頑張りではどーなるものでもなく。
ここ最近の自転車雑誌への「とびしま」の登場頻度の高さは単なる偶然じゃ無いんだと思う。呉市や関連団体が自転車雑誌の編集部に何らかの働きかけをしてんじゃないかと思えるのよね。
じゃないと、あれだけ各誌に一斉に出ないでしょ、この片田舎が。
或いは、広島県が海の道1兆円構想なんて掲げてるから、そこの施策かとも思えるけれど。

色んな思いはあるけれど、ただひとつ言いたいことがあるのよ。

オレンジライドの開催は「安芸灘とびしま海道オレンジライド実行委員会」ってことろが開催するんだけど、実務はJTBがやって広報に呉市が入ったり、各地区のまちづくり推進協議会が「人手」支援したり、多くの方々の努力の賜物で、今回の大会開催に至ってると思うのよ。とってもとっても感謝してます。ありがとうございます。

また、これだけの大きな自転車イベントを受け入れてくれる地元の方々。変なショッカーやショッカーの成り損ないみたいなのが、1500人も島内を走り回るのをお許し頂いて本当にありがとうございます。賛成のご意見ばかりでは無かったであろうことも想像に難くありません。

でもね…

でも。
例え話なんじゃけどね。

実行委員会が「絵の具」だとして、島々が「カンバス」だと思うのよ。これだけ素晴らしいお膳立てに感謝してます。
そこにどんな「絵」を書くかは、私ら参加者ひとりひとりだと思うのよ、1500人の共同作業。

記念すべき第1回大会。おめでたいよね。
でも第1回ってことは、前例が無いのよ、良くも悪くも。

今年走る皆さん、ひとりひとりが前例を作って行くのよ。「絵」を描いて行くのよ、真っ白なカンバスに。どんな絵が描けるんだろうか。ワクワクして来るじゃん。ねぇ。

島根の自転車イベント、石見グランフォンドや、出雲路センチュリーライドに毎年出てきた。かの地は自転車乗りにとって楽園と言っても過言ではない素晴らしい地です。かたやここ瀬戸内はこの狭い地形に多くの人口。せせこましくなるのも仕方ない土地柄。そんな中で唯一の楽園とでも言える「とびしま海道」。
その楽園でたった半日だけれど、自転車を愛する仲間が1500人も集い、愉しいひとときを共に過ごすことができる。とっても素晴らしいことじゃと思わん?

この大会で素敵な絵を仕上げて、来年以降も継続して絵を描き続けることができるか、何かといちゃもん付けたりモメたりして、2度と見たくない便所の落書きレベルの絵で終わってしまうのか、そこを決めるのは私ら参加者自身だと思うのよ。

綺麗ごとだと思うでしょ。
でも、綺麗ごとを言えるのも自転車が好きだからこそ。

どうぞ参加者の皆さん。
共に素晴らしい絵を仕上げましょう。

あ、絵を共に仕上げる作業にご協力頂ける方々を、まだまだ求めています。あと800名ほど。

エンド折れについて考えてみる

今年の出雲路センチュリーライドの報告は昨日しましたが、今回起きた息子のDNFの原因となった、エンドハンガー金物(以下、エンドと記す)折れについて考えてみたいと思います。

その前にお世話になった方々にこの場を借りてお礼の言葉を改めて書かせてください。
AS1のゆらりに息子とエンドの折れたクロスバイクが到着した際に、息子やバイクのケアを沢山の人たちがやってくれたと後で聞きました。車載しやすいようチェーンを外してくれてビニール袋に入れてくれたり、息子の気持ちを察してジュース飲む?と声掛けてくれたり、励ましの声を彼に送ってくれた方々。松江までの帰路を家内に教えてくれた方。などなど、本当にありがとうございました。

彼は僅かな距離(サイコン値:8.06km)しか出雲の道を走ることができませんでしたが、彼の得たものはもしかすると160kmを完走したことよりも大きなものだったかも知れません。

AS1でお世話になった方々、本当にありがとうございました。

さて、ここからがエンド折れ回顧の本文です。

息子が「出雲に出たい!」と言った時に、息子と走れると言う嬉しさよりも、どうやって完走させるかを一番に悩みました。ウチにあるスポーツバイクは、ロードのNirone、クロスのAttivo、シングルギアのPista。
Pistaは規定外なので、ロードとクロスの2台しかない。

普段息子が乗っているのは、以前にこなきが通勤にも使っていたPanasonicのMountainCatと言うマウンテンバイク。比較的乗り方の良く似たクロスバイクを彼に乗ってもらうしか無かった。

あまり時間の無い段階からロードバイクに跨(またが)らせる勇気はワシには無かった。
で、練習でクロスに数回乗せた後、かなり早い段階からビンディングペダルを使うようにした。
160kmもの距離をフラットペダル&普通の靴で走ると言うことは、最初からこなきのアタマには無かった。

当然のこととして、ビンディング初心者の登竜門「立ちゴケ」を数回繰り返した息子。

中学で(一応は)陸上部に属している彼だが、靴底が自転車に固定されているのはどうにも苦手なようであったが、蒲刈周回から帰宅までをビンディングで走破できるようになったのを見て安心してた。

しかし、このとき既にトラブルの芽は起きていたんだと思う。

数回(2、3回)の立ちゴケで派手に右側に転倒するシーンは目撃してきた、その都度車体を目視する程度の確認はしてきたつもりだったが、どうやらリアディレーラ(後輪の変速機)を都度激しくアスファルトに叩きつけていたんだと思う。外観上のキズは見当たらないものの、その衝撃は確実にエンドに伝わり、エンドは衝撃を吸収してフレームへのダメージを回避してくれていた(グッジョブ!)。

逝っちゃってるエンド
逝っちゃってるエンド

エンドの役割は、転倒などでリアディレーラに大きな横方向からの衝撃が加わった際に、フレームに直接チカラが伝わりフレームのエンド(後ろ三角の車軸の部分)が変形しないために、わざと曲がりやすく作られている金属製のパーツなんだ。曲がりやすいパーツだからこそ、ネジ1本で取り外せるようにフレームに取り付けられている。

上の画像のように取り外してみて初めて分かった。比較的柔らかなアルミ素材で出来ている。質感としては1円玉に近いと言う表現が伝わりやすいかな。そりゃ折れるわ。

だから、数回立ちゴケの衝撃を吸収して折れてくれたのは本来の機能をちゃんと果たしてくれてた訳で立ちゴケを誘発した、こなきの「何が何でもビンディング」と言う考え方が拙かったと言うことになる。

息子はリタイアした後に、12月のオレンジライドにも出たいし、来年の出雲に再挑戦したいと言ってくれているが、もうビンディングはイヤだと言っている。怖い。もう立ちゴケは経験したくないと。

うん、俺が悪かった。
ビンディングを付けてみたいと自発的に言い出すまで、金具の付いた靴は封印しとくべきだったんだ。

今、オカムラサイクルさんにAttivoのエンドを注文している。
モノが届いて、カセットの一番小さい方のギア替えて、延びたチェーンも交換したら、一緒にとびしまに走りに行こうな。