さらば白熱電球

去年12月頃のニュースで見かけた

白熱電球の製造中止へ

と言うニュース。確かに電球は消費電力が多い。
電球と蛍光灯との大きな差は「パッ」っと一瞬で点灯するところじゃないか。だから、長時間点灯しっ放しじゃなく、短時間にちょっとだけ点灯するところに使われているのが特徴。

んなこと、今さら言わなくても!!って、ハイその通り。

我が家の年末の大掃除の日に、電球一掃作戦を始動!!
電気店に行く前に、どれだけの種類の電球が使われているのかを調べるのも一苦労。

風呂、トイレ、玄関、勝手口、階段、廊下。
調べてみて初めて分かったんだけれど、色んな種類の電球が使われている。

ワット数だけでも、40W/60W/100W。口金のサイズもE17やE26と種類がある。
我が家の電球は全部で15個。それぞれのワット数と口金のサイズに合った、電球型蛍光灯を買ってきた。

で、大掃除でランプのカバーを清掃しながら電球を交換。
集まった白熱電球、15個。

20080115.jpg

どれもまだ使うことは可能なので、捨てるのも惜しいが、我が家からは白熱電球は一掃され、ちょっとだけエコ気分。

しかし、ちょっと困った点も。
電球型蛍光灯は点灯し初めが、ちょっと暗いのよ。
ぼや~っと点いて、30秒ほどすると明るくなる。(日立のポンパが登場する以前のテレビのように…)

電球型蛍光灯の種類にもよるんだけれど、早めに明るくなるものや、なかなか明るくならないモノもある。
個人的感覚だけれど、どうやら安いモノほど立ち上がりが遅いみたい。
トイレも、用を足しているうちに次第に明るくなる感じ。

子どもたちも最初は「暗い」って言ってたけれど、「これもエコなんよ」と言うと納得してくれた。

しかし、最大の難点は価格。だいたい1個が1000円ほど。1万5千円も投入したのだ…

初挑戦!成分献血!!

あ~。今日で年末年始休暇も終わりやなぁ~…。
との気を紛らわせる訳じゃないですが、本日、初めての成分献血に行ってきました。

献血バスが会社に定期的にやって来る(春と秋の年に2回)ので、400mlの献血ってのは(献血オタクじゃないけれど)もう何十回もやってきた。既に献血カードには69回と記録済み。
また、骨髄バンクのドナー登録も、随分以前から済ませている。けれど、成分献血って今までやったことなかった。
広島市内の献血ルームに出向かなくちゃならないってのが最大の要因なんじゃけれど、今日はまたまた市内に出かける用事があり、時間的にも余裕があったので行ってみた。

で、成分献血を行う前に、予備知識を得ておこうとGoogleで検索していたら、きのぴ~ヽ(´▽`)/さんのサイトが引っかかってきた。フムフム、ためになる。事前チェックを終え、行ってみよー。

場所は広島市内のど真ん中、本通の入口にあるビル。
1階が受付となっており、ここで献血手続きを行う。既に献血カードを持っている、こなきは名前や住所を書くことなく、暗証番号だけでOK。

また、献血バスだと事前の質問事項をマークシート方式みたいにボールペンで塗るんだけれど、ココは設備が良い。パソコンとプリンタがセットされてて、画面に表示される質問事項に回答して行くと、Yes/Noが印刷されて出てくる。
献血質問用紙を印刷してくれる

たったそれだけのことじゃけれど、コレは簡単でいいね。
(ってか、その結果を直接サーバに送ればエェんじゃないか。との突っ込みどころはあるな)

受付と質問を済ませて2階に上がる。
ここでは番号札を渡され、以降、番号で呼ばれる。本日のこなきは103番。

待合室の様子。
献血ルーム、待合室

おぉ!これが噂の飲み放題自動販売機。
献血ルーム・飲み放題自動販売機
お金を入れるところが塞がれていて、常時どのボタンの赤ランプも点灯している。
すげぇ~。きのぴ~ヽ(´▽`)/の言ってた通りじゃ。

103番の方ぁ~(1回目のコール)。先ずは血圧・脈拍と採血検査。キンチョーしてんのか、いつもよりも血圧が高いw。

103番の方ぁ~(2回目のコール)。奥の部屋に行き、心電図を取る。胸毛のあるこなきは、あの吸盤が吸い付き難く、なんども看護婦さんが苦労されてた(スンマセン)。

103番の方ぁ~(3回目のコール)。いよいよ採血。
採血室(?)に入る。25席はあるか、かなり広めな部屋に採血のベッドが並んでいる。こなきは一番奥の席に座る。
成分献血は1時間程度掛かるとのことなので、ベッドの前には液晶テレビとDVDプレイヤーがセットされており、DVDも見放題である。

ただ、初めての成分献血なのでTVよりも、採血機器の方が気になる。
こなきの体内から出て行った血液を遠心分離して、血液の中から血小板と血漿を分離する装置である。で、血小板と血漿だけを採取し、それ以外の血液成分(赤血球と白血球)を体内に戻すらしい。

ある程度、血が出て行った後、暫くすると分離された血液が戻ってくる(心なしか冷たいような気もする)。
で、採血・分離・戻す、このサイクルを3回繰り返した(日によっては2回や4回のこともあるらしい)。
採取された血小板と血漿は別々のバッグに溜まっており、どちらも薄黄色な液体。不思議やなぁ~。
コレがどんな患者さんに、どんな風に役に立つのか。追跡調査してみたいわ。血小板トレーサビリティなんちゃってw。

1時間ほどで採血は終了。採血室を出て、コーヒー飲んでひと休み。
2時間分の駐車場割引券と、食器洗い洗剤も貰って帰ったわ。

いや~、初めての献血ルームちょっと緊張したよ。でも、楽しかった。
呉にもあれば、もっと行くのに。
呉駅のテナント一角にでも献血ルームがあればいいね。

2008年 元旦

新年 あけまして おめでとうございます

早いもので、2008年も1日終わってしまいました。
残すところ364いや、今年はうるう年だから363日なのかな…?
良く分からないけれど…

食って飲んで寝て、テレビをボーッと見つつ、頂いた年賀状を眺めていると
去年はご無沙汰だった方々に、最後に会ったのはいつだっただろう…なんてことを思いつつ、気持ちを新たにしております。

年に一度しか、この賀状でしか挨拶をしない、細い縁。
ちょくちょく顔を逢わし、嬉しい事も腹立たしいことも日々意思疎通している方々とのご縁。

どちらも、出会うべくして出会えた貴重なご縁。

細く長い糸も切れることなく、ずーっと手を離さずに持っていたいものです。
きっと、その糸の先はまた太くなっているでしょうから。
或いは、その糸は別の糸に繋がってて、また新たなご縁に結びつくかも。

去年に始まった方々とのご縁も、今年は尚深めたいですな。

さ、今年も忙しい1年になりそうな悪寒!?
先ずはカラダが資本、家庭がホームグラウンド。

よっしゃ、今年もやったるでぇ~!!

四十にして惑わず

吾れ十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順(みみした)がう
七十にして心の欲するところに従って、矩(のり)を踰(こ)えず

私は十五歳で学問を志した。
そして三十歳で一本立ちした。
四十歳であれこれと迷うことがなくなり、
五十歳になると天が命じたこの世での役割と自らの限界を知った。
そして六十歳になったときには、人の言葉を素直に聞けるようになった。
七十歳になると、自分の思い通りにふるまっても道に外れることはなくなった。

                                                                         出典はこちら

11月15日 こなき誕生日 いよいよ四十路に突入
しかし、四十やで、四十。オッサンでぇ~。

かの孔子ですら、40歳で迷いが無くなったって…?
おいら、まだまだ迷いだらけよ。

この先の趣味は自転車ってことだけは迷いが無くなったけど…
以前の趣味はPC自作とかって暗くやってたけれど、その趣味は廃業しました。

しかし、迷いだらけですワ。
でも孔子サマですら、60歳で人の言葉を素直に聞けるようになったんでしょ?
四十路なら、まだワガママ言っても許される?

               って、逃げてんじゃねぇ~よ > 自分

孔子サマの時代と違って、現代は外的要因によって生き方が大きく左右される時代じゃない。
例えばリストラとか離婚とか倒産とか誤認逮捕とか、元凶が自分に起因しているにしても孔子サマが生きてた頃よりも、迷い多き時代にはなっちょると思うんよね。

30になる頃に広町.comが始まって、今の自分の身の回りの多くのことが、広町.comから広がったご縁によりもたらされていると思うんよ。
そーゆー意味では、広町.comを始めて本当に良かったと思ってる。
この10年、広町.com様々。

                皆さんに感謝してます > All

で、そんな自分の40代

広がったご縁を基に、この10年は深めて行きたいな。
(広げるのはもうそろそろエェかもね…)

会社人としても、40代が飛び切りの成長期であるとは思えないし、
カラダもそろそろガタが出る時期じゃろうし、
その分、子ども達が成長し、そこに多大にパワーを注ぎ、
次世代にぼちぼちとバトンを渡してかなきゃならないし、
何より家庭は今まで以上に大切にしなくちゃ(ここはポイント)。

この先の10年。どんな風に生きて行こうかしらん。
どんな楽しいことが待ってるかしらん。
どんな荒波が待ち受けているのかしらん。

先ずは40年大過無く生きてこられたことに感謝。
両親、親族、知人、友人、同僚。家族。伴侶。 感謝 感謝です。

人生80年として折り返し地点かな。

 

 

 

 

過ぎたるは、なお及ばざるが如し

最近、アタマの中に良く浮かぶ言葉がある。

過ぎたるは 及ばざるが如し

自分の勝手な解釈では『何事も度を越しているのは、出来てないことと同じなんじゃ』って思っていたけれど、正しい意味と、ことわざの歴史がコチラに詳しく書いてある…

故事百選 → http://www.iec.co.jp/kojijyukugo/vo05.htm

そうなんよね。分かっとるよ、わかっとる。アタマの中では良~く分かってるつもり。

どうしてそんなに完ぺきを求めるんだろう

人それぞれ 生きてきた道が違うんだから
考え方が違っても 当たり前じゃない

全てに完ぺきを求めたところで
絶対なんて あり得ないじゃない

なのにどうして もっと上を上をと求めてしまうんだろう

もっとゆったり ゆっくり

自分の出来ることは自分で 他人様のチカラを借りなきゃ出来ないことは
おチカラを拝借して そのチカラに感謝しつつ

みんなそれぞれ 自分にしかないチカラを持っている
ひとりで全てのチカラを持っている人なんて無いよね

年の差とか 男、女の差とか 学歴じゃとか
色々あるじゃろうけれど

過ぎたるは、なお及ばざるが如し 

屁コイてもえぇ?

別に盲腸になった訳じゃありませんし、秋だからと言ってサツマイモ食い過ぎた訳でもありません。
糸井重里氏がいいこと言ってます。

今の世の中、何だか変な方向にむかっているなぁ~と常々思っていたけれど、こう言うことだったのね!って上手く表現してくれています。

「屁尾下郎」氏のツッコミが世の中を詰まらせる
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071023/138300/

会社内部の様子とオーバーラップして思えます。
いや、ココでは詳しくは書けないけれど… マヂで。

 

赤福について考えてみる

赤福の話題でここんとこのニュースは騒がしいね。
ま、マスコミにしてみれば絶好のネタ投下でさぞかし嬉しいとじゃろう。

で、今回の騒動は何が拙かったのかを考えてみると、中日新聞のサイトの図が分かりやすく説明してくれている。
色々と細かな不祥事があるものの、柱としては『売れ残りを冷凍保存して、後日、再包装して出荷した』ってことがダメなんじゃろ?

売れ残りを冷凍して再出荷するからダメなんじゃないか。最初から製造直後に冷凍して、出荷する時に解凍・梱包して売りゃあいいんじゃないの?

ソレって食品業界ではよくやってることじゃない。
クリスマスケーキにしても、あの一時期に多量のケーキを製造することは不可能なんだから、ちょっと前から造って凍らせておいて、ここぞと言う時に一斉に解凍して店頭に。

街のケーキ屋さんみたいな小売のケーキ屋さんは本当の手作りだろうけれど、ちょっと大きなチェーン店のケーキなんて製造ラインで工業的に造って流通段階では冷凍で運んでんでしょ。

だったら、赤福も最初っから「冷凍食品」にすりゃいいんだ。

あの中味が何となく「手作り」を連想させる。あの「うねり」が人の指で盛り付けられたって感じを連想させる。
その点では、買う側が上手く洗脳されてたんだろう。
どの箱を開けても、綺麗に「うねり」が乱れもなく付いている。そんなものを大量に製造するには膨大な「熟練工」が必要になる。その時点で我々は気が付くべきだったんじゃ。コレは手作りじゃない。って。食品工業製品なんだって。

赤福社は商品の手作り感を保ちつつ、本店の外観を古めかしい建物のままにすることにより、その食品のイメージの「手造り感」を維持してきた。
商売としてはとても上手な手法だったね。

赤福がどんな形で私らの目の前に再現するのか、今の時点では分からないけれど、オイラは工業製品てある以上は冷凍もアリだと思う。
或いは過剰生産をやめて売れ残りを無くし、品切れ状態もありうるような「プレミアム感」で売って行くかじゃ。
「あんこ」好きなオイラが大阪に出張した際には必ず買って帰る土産だっただけに、その行く末は気になる。

良い形での再現を期待しつつ。

3 A DAY

一度聞くとスグに覚えられる曲

3 A DAY
http://youtube.com/watch?v=xEwwycl3Xik

スーパーのチーズとかヨーグルト売り場の前でエンドレスで流れてるヤツ

仕事中にフッと思い出すと、その日1日中アタマん中グルグル回っちゃうんよねぇ~。

3-A-DAY 3-A-DAY 牛乳 ヨーグルト チーズ♪

拓郎並みの歌詞の詰め込み方じゃ…

いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった
季節はまた変るのに 心だけ立ち止まったまま…

って、コレ↑もMじゃけれど、今日のお題はこちらのM↓。

マゾヒズム 【masochism】
肉体的・精神的苦痛を受けることにより性的満足を得る異常性欲。マゾ。

自転車乗りは”M”じゃないかと。
以前から思ってるし、そのように書かれてる記事やブログもちょこちょこ見かける。
(以下、自転車はママちゃりなどの一般車を除く、スポーツとしての自転車の意)

何を好き好んで、急な坂道を登ったり
ただでさえ暑い日に、汗だくになりながら乗ったり
寒い日には耳が千切れそうに感じたり、つま先が霜焼けになるんじゃないかと思ったり
平坦な近い道もあるのに、何でわざわざ遠回りな坂道を通るの

やっぱ”M”なんでしょね。自転車乗りって。

それと、決して明るいスポーツじゃないよね。
明るくて協調性のある人は、野球とかサッカーなどの団体競技やるでしょ、フツー。

孤軍奮闘
基本的には一人で黙々と走る

あー、暗い暗い。
せめてもの救いで派手なウェア着たり、ピカピカの自転車に乗ったり

最近少しづつ増えてきたけれど、女性や芸能人の「自転車乗り」が増えて来るとM的なイメージも変わってくるんじゃないかと思うけれど、まだまだ少数派だよね。

忌野清志郎が160万の自転車を盗まれたことはかなり有名になったけれど、
安田大サーカスの団長が乗ってるや、アリtoキリギリスの石井サンが乗ってるなんて
自転車やってる人しか知らないよね。(リサ・ステッグマイヤーはトライアスロンじゃし)

芸能人がTVで自転車をもっと宣伝してくれて、自転車乗りの総人口が増えたり、
女性がオシャレ的な観点から自転車を始めてくれるようにでもなれば、
もっと自転車がメジャーな存在になれると思うんじゃが、
それにはまだまだ時間が掛かりそうね。

草なぎがドラマの中でロード(60万円らしい)乗ってるシーン見たことあるけれど、あんなに淡々と走ること出来んし。主人公が「明るく」ロード車で峠を攻める。
そう、シャカリキって自転車漫画があったけれど、アレを月9枠でやるとか(無理!)

ま、色々書いたけれど、
ロードで坂道登るのだけが自転車乗りじゃないし
ミニベロで街中を流すのも楽しみ方だし
マウンテンで未舗装道走破するのもあるし
折り畳みで旅先で転がすも良し
リカンベントでリラックス走するも良し…

十人十色の自転車があって、十人十色の愉しみ方があってイイと思う。

しかし、自分の場合は、やっぱり”M”じゃと思う。
 

私淑に会いに行く

私淑(ししゅく) … 〔私(ひそ)かに淑(よ)しとする意〕直接教えを受けたわけではないが、著作などを通じて傾倒して師と仰ぐこと。 … 引用 goo辞書

そう、私淑。私にとっての私淑は、この人

エンゾ早川氏。幾つかの自転車関係の著者であり、自転車店を経営し、自らも箱根峠を1日に2回も走破する男。
知る人ぞ知るって感じじゃないかな、自転車乗らない人は、先ず知らない人の方が多いでしょう。彼の自転車に対する想い、入れ込みよう、考え方、テクニック、体力、メンテナンス…それら全てがこなきの憧れです。

ロードバイク バイブル」「ロードバイク セッティング バイブル」の2冊を、こなきも所有してます。
もう一冊出ているのですが、未だ手に入れてませんでした。

で、エンゾ氏の経営するお店が茅ヶ崎にあると分かったのは、もう随分と前の話。
茅ヶ崎かぁ~。東京から電車で1時間ほどみたい。いつか出張に絡めて行ってみたいな…って思ってた。

で、チャンス到来。出張用件が休日明けにあるので、1日早く関東圏に入って、茅ヶ崎まで行ってエンゾ氏に会いに行くぞ!!

くるぱんに「会いたい人がいるので、ちょっと早く出るよ」って言うと、大きな誤解を受けた。オンナ?って。
いやいや、そうじゃない。この本の著者、エンゾ早川って人が茅ヶ崎に「エイド・ステーション」って名前のショップ開いてるから、行ってみるの!!
何とか誤解を解いて(解けたのか?)早めに家を出発。

9時前に新広駅でJRに乗り、新横浜に着いたのは、13時47分。地下鉄に乗り換えて横浜まで出て、も一度電車に乗り換えてようやく茅ヶ崎駅に到着したのは14時半頃か。

予めネットの地図で、おおよそのお店の位置はチェックしていたので、茅ヶ崎駅から歩いてお店を目指す。
茅ヶ崎駅前から、海の方に向いて一直線に延びてる道は「雄三通」って名前がついている。流石だな…って感心していると、面白い自転車を発見!!

サーフボードを乗せた自転車

ママちゃりに何だかUの字形の金具を付けてサーフボードを乗っけて走ってる。服は当然、ウェットスーツ。
流石、茅ヶ崎だ。さすが雄三通りだ、バンザーイ!!

この後もビーチクルーザを何台も見かけた。土地柄って言うんかな。広では考えられない光景じゃ。

その後、地図を元にお店を探すが、どうも見つからない。
おかしい、行き過ぎているな。
携帯のezナビウォークで探しても、かなり近所をグルグル回ってるんだが、お目当ての自転車屋が見当たらない。近所でクルマを洗車してるオジサンがいたので尋ねてみることに。

こなき:すみません。ちょっと道を尋ねたいんですが、いいですか?
おじさん:はいはい、どちらに行かれますか?
こ:このご近所で「エイドステーション」って言う自転車屋さんを探してるのですが。自転車屋さん。
お:エイ…?自転車屋?? …(沈黙)
こ:ご存知ないですか… (あきらめかけようかとしたそのとき…)
お:あぁ!何だか高級なスポーツ自転車が集まってる、店なら…
こ:それです、それ!!そのお店ってどこですか!!
お:あぁ、すぐそこにあるよ。あの、黒い看板のところ。
こ:ありがとうございました!!!

って、その先を見てみると、さっきも何回も通ったところじゃないか。あそこに自転車屋があるんか?などと思いつつ、もう一度その場所に戻ってみる。

茅ヶ崎のエイドステーション
ココかっ!!

外観、パッと見では気がつかなかった。だって、どこにも書いてないんじゃもん。
でも、ショーウィンドの中を見ると、確かに自転車のフレームが置いてある。

間違いない。(長井秀和)

緊張が一気に高まる。恐る恐る扉を開けてお店に入ると、そこには…

エンゾ早川氏、ご本人が座ってパソコンに向かってる。
「こんにちわ~ぁ。お邪魔します…」って低姿勢でお店に入り、こちらを見てるエンゾ氏に話し掛ける。

「あの、私、エンゾさんに会いたくて、広島の呉と言う土地からやって来ました…」って話を切り出すと、氏は快く私を迎えてくれて、こちらに来て座ってよと言う。エンジ色の早稲田のTシャツを着たエンゾ氏は、本で見たまんまの彼である。

本を執筆し、その内容もかなりのこだわりがある彼だから、何となく怖そうなイメージを抱いていたが、とってもおだやな話し方で私を迎えてくれた。
最初はおっかなびっくりに話していたものの、彼のじょう舌な話しぶりに、いい気になってしまい、色々と話し込んだ。奥さんも居たし、後から常連さんもお二方来られた。

色々と長話したよ。今日、ここまで来るのにくるぱんに誤解されたこと、呉のこと、都会の自転車乗りとショップのこと、著書のこと、お店のこと…。「私にとってエンゾさんはキムタクよりも憧れです」なんて話も。
奥さんにはアイスはご馳走になるは、昨日ソレイユの大型書店でも手に入れることができなかった『ラクダのコブのある自転車乗りになりたい』って本を、茅ヶ崎駅前の本屋さんで買って来てくれたりも。

話の途中、エンゾ氏はオイラの体型を見て「いいカラダしてますね。きっと、いいフォームで走ってんですよ」って褒めてくれた。
ありがたや、ありがたや。いつも著書を見てはライディングフォームに苦労してる甲斐がありました。

行きつけの自転車屋さんの話や地方でのロード乗り、自転車に乗って18キロ痩せた話などしてると、自分は結構恵まれた自転車環境なんだなと言うことがわかりました。オカムラさんって、やっぱりいい自転車屋さんなんだなと、再認識させられちゃいました。

常連さんのお一人は、著書の中にも写ってる人だった。「ライバルがチギレて行くって書かれた方ですよね…」って。
エンゾ氏は、この後常連さんお二人と一緒にパソコンを買いに行くってことで、去って行った。

奥さんに、店頭にあった新聞の切り抜きのコピーを頂いたり、著書の裏話や茅ヶ崎にお店を構えた理由など、またまた話し込んでしまった。

長くなったので、そろそろ失礼します。
そう言い残して、新宿のホテルに向かいます。
電車の中で思い出しては、一人ほくそ笑んでました。周囲からは、変人に見えたことでしょう。

そうそう最後に、私淑・エンゾ早川氏とのツーショットを撮ってもらいました。

憧れのエンゾ早川氏とツーショット

わ~ぃ、オイラの貴重な宝モノです。
で、持参した2冊の本にも、さっき奥さんが買ってきてくれた本にも、サインを書いてもらった。

エンゾ氏のサイン

わ~ぃ、これもオイラの貴重な宝モノ!!
ったく、エェ歳こいたオッサンが、こんなに幼稚でいいんか?

吉野家で牛丼食って、ビール買ってホテルに入り、このブログを書いてます。
あぁ、今日はエェ1日じゃった。エンゾ氏に会えて本当によかった。

9月30日の自転車イベント、これでモチベーションが一層上がりました。
楽しみです。

エンゾ早川さんと奥さん、お店の常連さんお二人、大変お世話になりました。ありがとうございました。
地方の片田舎でも、こんな男がアナタに憧れて今日もペダルを回してます。

またいつか訪れてみたいです。
その時は、私ももっとラクダのコブを大きくして来ます。