ブルーラインの良い点、頑張ってほしい点

前回記事のコメント欄ブルーラインの話題になりましたが、広報誌の取材の時に取材してくれた行政の方にも言ったんです。

ブルーラインは本当に成功だと思います。あの事業に携わった方にお会いする機会があったら是非とも、「自転車乗りが喜んでました。」とお伝えください。

と。
コレ本当の話ね。

ブルーライン。
サイクリストにルート案内する青い線。2年前にこんな記事を書いてるね。

その時と考えてることは変わってないよ。
路肩の青い線で、サイクリストが目指すであろう代表的な地点に向けてのルート案内をしてくれる。
それと、県が目的のひとつにあげている

『自動車運転者に対して、自転車への注意を喚起する。』

と、この効果がとってもあったと感じてる。
ブルーラインのお陰で、クルマのドライバーが車道の左側を走る自転車に対して一定の理解を示すようになったと。
以前にも増して、車道が走りやすくなった。

もうクラクションを鳴らされることはほぼ皆無。
自転車との間隔もちゃんと意識して追い抜いてくれるようになった。

これは間違いないね。

でね、あの青い線ってのはあくまでルートを示すだけで、別にアレが自転車レーンな訳では無いのよね。
ココ、サイクリストにもドライバーにも誤解してる人が多いんだけど、別にあの青い線をキッチリ走る必要は全くないの。

でも、「自転車レーン」的に誤解しているドライバーのお陰で、自転車が車道脇を走ってることに抵抗が無くなったんじゃないかと思う。

ってことで、あの路側の青い線は、とってもメリットあった。

もっと頑張ってほしい点…

コメント欄で書いた通り、県内ブルーラインのMAPが欲しいよね。どこにあるのか、全容がイマイチ分からない。
例えば、安芸津の木谷でトンネルの手前から右側に入って行く道にもブルーラインがあるみだいだけど、あの奥に向いて入ってたことが無いのよね。

他にも、筆影山なんかも確かあったような…

だから、どこにあるかが分かったら、またそれはそれで走るきっかけになっていいと思うんだが。
あと。S3-1とか、どんな意味があるのかも解明してみたいよね。
オリエンテーリング的な意味でわざと全容を明かしてないのかも知れないけれどね。うん。

まぁ、それは大したデメリットでもないので、メリットの方がはるかに大きいよね。
何よりこうやって行政なりが、そんなに脚光を浴びてなかったサイクリストにスポットライト当ててくれてるのが有難いやね。

でも自転車乗りって、そんなに大きな経済効果をもたらしてないよ、実際。
しまなみ海道行ったからと言って、土産物を買って帰れるでもなし。寄るのはコンビニか食べ物屋さん程度。
車検制度がある訳でもないし、ガソリンも消費しないし、中古車市場もないし。市場規模って意味だけで言えば、そりゃ経済圏は小さいよ。

でもその愉しさや、健康にいい具合(他に言いようは無いのか)は、相当イケてると思うよ。
消費するのは、そのオナカ周りに蓄えられてる油だったりするから。

話が逸れました。
ってことで、ブルーライン。助かってます。ホントに。
これからも色んな意味での「充実」を期待していいですかね?

行政の広報誌に掲載いただきました(*^^)v

呉市内のお住まいの方のお宅には、毎月中旬に広報誌が届いていることと思います。
『市政だより くれ』と言う広報誌。以前は2色刷りでしたが、最近は全面カラーページになりましたね。

で、現時点での最新号が7月号なのですが、そろそろ各ご家庭に届き始めてる頃と思います。
ちなみに、表紙はこんな感じのヤツです。

市政だより くれ 7月号
市政だより くれ 7月号

セーラー服JKが派手に飛んでるヤツです。ハイ。

この誌面のほぼ終盤のページにある連載コラム「家族っていいな。」のコーナーに、こなき親子登場させて頂きました(><)/!!

マメジャージ登場!!
マメジャージ登場!!

この画像じゃワカランだろ!

とか

おい、呉市民じゃない自分は見れないだろうが!!

と、言われる方を想定して(←そうじゃないだろ)
Webページで誌面が公開されてます。

ここをクリックすると、7月号の紹介サイトが開きます。
上のリンクでウマく見れない場合は、ここをクリックしてみて。PDFでいきなりページが開くから。

やぁ~、行政の誌面とは思えないページ構成。
取材して頂いた呉市担当者さん、お世話になりました。こんな大胆な構成で、良く稟議が通ったものだと感心します。

こなきが写ってる角度がちょうど良くて、デブが分かりにくいアングルなのがサイコーですわ(笑)
先般の1000キロの影響で腕もいい具合に日焼けてるのも走り屋っぽくてイイし、バイクのセッティングも申し分ない。

強いて云うなら、息子のメットが明後日の方向を向いてるのがイマイチ。
テメー、後頭部のダイヤル回すの忘れてただろ(-_-メ)

文章的には当日インタビュー受けた際にあれこれ沢山話した内容を上手くかいつまんでまとめられてて、担当者さんの文才が発揮されてると感じましたね。

息子の感想は…
『職場の人にバレなきゃいいが…』
って、そりゃ無理だろうよw

文面にもありますが、呉は自転車乗りにはサイコーの土地です。
瀬戸内の温暖な気候で冬でも乗れるし、とびしま・かきしま・さざなみの三海道は日常的に走れるし、聖地しまなみ海道も相当に近場だし、三次方面にも行けるし。走る場所を選ばない。
広島市内の人が言ってましたが、広島市内って市街地を抜けるまでのあの交通量の中を抜けるまでが最大のヤマ場だと。呉(特に広地区)は、いきなりに快適な自転車コースが始まるもの。

で、趣味界における運動ってジャンルにおいても、例えば、多くの球技種目のように場所を予約して一緒にプレイしてくれるメンバーとスケジュールを合わせて…みたいなのが無くても始められるのがいいよね。ひとりでも、1日のうちの何時からでも走り始めることができるし、もちろん仲間とのライドは格段に愉しいし。自転車って自由度の高いスポーツだと思うのよね。

更に言うと自転車って、ホラ、基本的には座ってする運動だから。脚に全体重が掛かってる訳じゃないので、負担が軽い。そりゃ意図的に野呂山登るとか、そんなルートを敢えて選択すれば格段に負荷は上がるけれど、海沿いの道を走るとかだとカラダへの負荷はそんなに掛かるもんじゃないよ。
それと、よく言われる「足が太くなる」論だけど、自分が自転車を始めたン十年前頃は、重いギアを踏み倒しながら乗るのがカッコイイって定義だった(と思ってた)んだけど、そんな乗り方してたら確かに足は太くなるけれど、最近のトレンドはギアを適切に軽めにして速く一定ペースでまわしながら乗るのが効率が良いと言う風潮なので、それだと脚が太くなることは無い。フルマラソンを走る選手の脚が太くないのと同じことだよね。

ついでに言っちゃうと、オバチャンがスポーツタイプの自転車に初めて乗った時に言うセリフ、

あー、こんなん乗ったら膝が悪ぅなるわ。

って言い訳。
あれも間違ってる。ちゃんとした乗り方が出来てないだけ。ちゃんとした乗り方を教えてくれる人がいないのが残念なだけ。決して自転車が膝に悪い訳ではなくて自分が悪いのにモノのせいにしてるだけ。

多くの球技種目だって、最初はちゃんとタマを打ち返す基本的な動作ができて、初めてたのしい要素が見えてくると思うんだ。
で、そのたのしい要素の中に含まれる「上位者がスゴイ理由」を見つけた時、それに憧れて上位者を目指そうとするのか、あぁ自分にはできないと諦めてしまうのかは、あくまでも自分の問題(向き不向き)であって、運動種目の良し悪しじゃあないよね。

それと同じことだと思うのよ。

趣味としての自転車を始めるに際しての具体的な考えは7年前に書いてるので、そちら参照ください。

このようなウンチク話を語り始めたら何時間でも与太話できますぜゼ(笑)。
そんな話を聞きたい方、もっと多くの自転車の愉しみ方を見つけたい方…

広町.com自転車部。

随時入部可能ですし、部に入らなくても「ちょっと一緒に走ってみたいんだけど」的なご要望や、新車購入前の相談に応じたり、パンク修理のレクチャーもできます。

初心者に優しい広町.com自転車部。

入るのも出るのも敷居は低いです。クドくてゴメンナサイ(笑)

ハブの寸法

備忘用につきスルーよろしく

フロント Shimano Dura-ace HB-9000 28Hole

PCD(Pitch circle diameter) = 37mm (左右とも)
Flange distance = 35mm (左右とも)
Ø-Spoke hole diameter = 2.5mm
Weight = 120g

リア Shimano Dura-ace FH-9000 32Hole

PCD(Pitch circle diameter) left = 44mm
PCD(Pitch circle diameter) right = 45mm
Flange distance left = 36mm
Flange distance right = 16mm
Ø-Spoke hole diameter = 2.5mm
Weight = 247g

ペダルのグリスアップ

ども。
いつまでも疲れが抜けない状況が続いてます。

1,000kmの疲れが抜けきらないうちに石見GFに出て、仕事も継続的に多忙。
シッコは真っ赤ですよ。

でね、左手の指のシビレ具合もなかなかに継続中で、かなり動くようにはなったものの、指のシビレは中指、薬指を筆頭にシビレたままです。

さて、そんな日常だから今週末は走りに行かず、家でいい子しときましょうかね。
でも、ゴロゴロしてても仕方ないので台所の換気扇の掃除したりして…あ、こんなだからいつまで経っても治癒しないのか(テヘ

で、換気扇掃除終わったら、もうひとつ気になってた部分の掃除を。

PD-6700-C
PD-6700-C

そう、ペダル。シマノのPD-6700-Cって言うアルテグラグレードのペダル。
この回転軸の根元から、黒いグリスがこんにちわ~ぁしてるのが、前から気になってたのよね。
気が付いた都度に拭き取ってんだが、気が付くとまた、こんにちわ~ぁしてるので、中がどんな具合なのか気になってたんよ。

使用開始から約2年半。
ブルベも沢山経験させちゃったからな。たまには優しくしてやんなきゃ♪

でね、ペダルを御開帳するとなると以下のようなツールが必要で、実際コレも持ってるんですが、今回は出番なし。

TL-PD40
TL-PD40

フツーの6角だ。径は17mmだったかな。

軸を緩める
軸を緩める

手持ちのアストロプロダクツのハブコーンレンチが丁度具合いいので、コレを使って軸を取り出した訳。だが…

抜け軸
抜け軸

6角ナットの部分はアルミ製で、長いネジが切ってある。そこに止水用と思われるロックタイト的な赤いのが溝を埋めている。

で、先っちょの玉押しを見てみると…

キレイだ...
キレイだ…

この部分のグリスの状態はとても良く、きれいなんだ。

この時点で、

いらんことした感溢れる。

メンテするほど汚れた状態では無いと言うことだ。
元々、バラす前からペダルにゴリ感があった訳でもなく、むしろ快適であり、時折流れ出てくる黒いグリスがちょっとだけ気になってただけだから…

見なかったことにして元に戻そうか…とも思ったが、開けてしまったからには最後までやらなきゃ。

まだキレイなグリスを拭き取る。

グリス拭き取り
グリス拭き取り

ロックナットが先端に見えている。かなり小さいサイズだ。
モンキーで緩めようとしたが、かなり固く締まっている。無理するとナメてしまうの必至。
タイムリーにホームセンターに言ってる奥さんと息子に連絡し、7mmのレンチを買ってきてもらう。

ロックナットと玉押しとれた
ロックナットと玉押しとれた

玉押しは10mmのレンチでとれる。

この時点でベアリングが見えた。

ベアリングのタマ
ベアリングのタマ

タマ小さい。
直径2mmほどか。片側で12個入っている。無くさないように、気を付けながらタマ除去。

タマが収まってた円筒形状のパーツを抜くと、反対側のベアリングのタマも転がり落ちてくる。

黒いグリス群
黒いグリス群

この時点で、流れ出てた黒いグリスの正体判明。
そうね。やはり止水用だね。なので、流れ出るのはある程度仕方なく、また、気にすることも無いんだ。
黒くはなっているが状態は良く、やはり いらんことした感 溢れる。

今回、自分は全部やってしまったが、普通の方はこんなことはやらない方がいいと思う。
もしペダルにゴリ感出たら、新しいのに買い替えるのが最善だよ。やっぱ。

さて、止水はキチンと効いているようだな。
もう仕方ないので、最後までバラそうw

アルミカバー(?)
アルミカバー(?)

最初に緩めたナットの部分。小さいパッキンが埋まってたが、とても軽い。
アルミ製のようで、この部分には大きなトルクは掛からないと言うことが分かる。

で、全てのパーツをキレイにしまして組戻し。
グリスはいつものデュラグリスのように硬いものではなく、シマノ・ハブグリスのようなトロトロのヤツだったので、ハブグリスを使って組み上げる。

軸をキレイに
軸をキレイに

組戻す工程はなかなか大変だったので撮影は忘れてた…
ベアリングのタマがとても小さいので、視野にフィルタリングが掛かってる年頃としてはなかなかに拷問である。

また、お約束の玉あたりの具合の調整は比較的に簡単だった。
これはいいね。

で、玉あたりの調整に役立ったのが、アストロのハブコーンレンチに10mmのレンチ穴が開いてるのでこの部分と、7mmのコンビネーションレンチで締めると、とても楽だったよ。

7mmのコンビネーションレンチとか初!!
7mmのコンビネーションレンチとか初!!

最後にペダルに収める時は、ロックタイト222を付けて組んでみた。

で、この工程をもう一方のペダルにも行い…
いい子して1日家で大人しく過ごすことができました。

さぁ、テストライドに行きたいが、来週かな。

ブログタイトル変えました

ども、こなきです。

お気付きでしょうか。
ここのブログのタイトル、変わってます。

旧:こなきの”ドンマイ10%”

新:こなきの”ドンマイ1000km”

はい。
直近の実績を反映させた結果です(笑)

以前のタイトル「どんまい・てんぱーせんと」と自分では発音してたのですが、今後は
「どんまい・せんきろ」略して「どんせん」と発音戴いてOKです。

引き続きご贔屓に…

見に行ってみた

土曜日。
広町.com自転車部、とびしま海道ライド開催の日。

今回のライド目的地は、とびしま海道の中にある御手洗。
そう、いま話題のあのTV-CMのロケ地巡りと言うミーハーさw

最初にこのTV-CMを見た瞬間に、あ、これ御手洗じゃん!!
って気が付いた。

このCMの詳しくはこちら。こまんたれぶー。

もう何度も行ってるけれど、改めて行ってみるのもいいかも。
ってことで午後1時にいつもの広銀集合を掛けたが…

雨雲がががが...
雨雲がががが…

九州方面より迫りくる雨雲の集団…
うーん…

自分のソロライドで途中降られるのは一向に構わないが、みんなを雨ざらしに道連れるのは心苦しい。
なので、仕方なくライド中止告示。

トライクのかつお氏はピッチが合わないので、2時間前には既にスタートしてるって云うのに…
も、申し訳ない。

まぁ天気はどーもできやせん。
中止したからには家でゴロゴロしてても仕方ないので、ちょっと出かけてみる。

広島市内方面へと。

途中、広支所前で、とびしま方面へと向かうあがーもんさん発見。
なんだ、やっぱり行くのか…ってか、結局のところ降らずにめいっぱい楽しんでる。やぱっり行けば良かった。

まぁ、仕方ないやね。

こちら、奥さんと二人で広島市内到着。
今日の目的地はこちら…

平和公園。
そう、昨日オバマ大統領が来たので、改めて訪れてみた。
こちらは天候不問だもの。

いつもよりも人、多い気がする。

元安橋を渡ったとこが、この場所。

キャプ画像
キャプ画像

オバマ大統領が原爆ドームを眺め、大統領専用車に乗った場所。

いまはくるぱん奥さんが立ってますが(笑)
周囲では、この場所からドームを撮影している人多しw

その後、慰霊碑へと向かいます。

今日の最大の目的は、オバマ大統領が献花した、あの花輪を見てみたい。
との思いだったが、既に花輪は撤去されてた。残念。

そっかー、まぁ一晩この場所に置いとかんかぁかぁ~。悪さするヤツもおるじゃろうからね。
チッ。

慰霊碑近くでは、今日もTV撮影があちこちで行われている。
さて、ドームの見える川辺に行ってみよう。

やっぱり人多い。オバマ効果。

その後、ドームをぐるっと一周して帰路。
160529-5

人海戦術で動かした物置を見学して帰りました(爆)

うーん。
ライドも行けなかったし花輪も無かった。
すっかり空振りだらけの1日だったけど、まぁ、こんな日もあらーな。

リベンジの御手洗はまた来週行きますかな♪
部員各位、また調整させてください。

歴史的な1日

昨日。2016年5月27日。
この日は歴史的な意味を持つ日になるだろう。

そう。
米国オバマ大統領が、ヒロシマを訪れた日だ。
米国の歴代大統領としては初めてのヒロシマ訪問。

平和公園でスピーチし、慰霊碑に献花し。

原爆ドームも遠巻きながらだけど見て。

そして何より、被爆者の方と言葉を交わす場面があった。

こなきはリアルタイムでは仕事が終わって呉に出るバスの中で、スマホのワンセグで見ていた。

オバマ大統領がヒロシマに来たと言うだけで従来の考え方からすれば、これはもうとても信じられないことなんだけど、何より嬉しかったのは僅かだが被爆者との交流の場が設けられてたと言うこと。

被爆者の方と握手し会話してるシーンは感動的だった。
それに加え(画像には撮れなかったんだけど)、別の被爆者の方とは抱き寄せあう場面があった。これはもうたまらなかったね。見ていて涙がでた。

今回の広島訪問について、色んな意見があるのは当然だと思う。
謝罪が無かったとか、長崎には行ってないとか、もっと時間かけろとか…
これはオバマ氏個人としての行動の側面が強いであるとか、大統領任期が残り少ない時期だからとか、単なるポーズだけで核兵器は結局のところ削減されないとか…
それらの意見はもちろんその通りだと思う。

しかし、それらを差し引いても今回の米国大統領の広島訪問はとても意味が大きくて深く、そして歴史的な出来事であったのは間違いない。

広島市内よりちょっと離れた呉に住んでいるが、被爆地としてのヒロシマは自分にとってもやはり意味深い地であることは変わりなく、そのヒロシマに米国大統領が訪れるなんて、本当に凄いことだと思う。

これから先、何か変わるか、何も変わらないのか、それは分からない。
でも、この出来事が歴史的であることは、この先ずっと語られることになるだろう。
その日にこうしてリアルタイムに見て感じることが出来たと言うことだけで、とても感動的であった。

大きな大きなことは簡単には変わらないが、ふと振り返ったとき、

あ、あの時が歴史のターニングポイントだったんだな

と、思い出す日になってほしい。

留守中のできごと

連休中のできごと、りめんばー。

もちろん、BRM430須波1000kに出てて走ってた訳だが、走ってる最中、TwitterのTLやLINEで、何か反応が届いてるのに気がついた。

テメー、新聞出とるやんけ!!

あれ、そう?
おかしいなぁ、何か新聞沙汰になるようなワルサしてないんだけど…

で、BRMをDNFブッこいて帰宅してから新聞を見た。

いつもお世話になってるウチの地域を配達してくれてる配達店から、また沢山の同日の新聞も届いている。
毎度スミマセン、お手数をお掛けしてます。

怒涛の五連載
怒涛の五連載

その記事を見て思い出した(笑)

こっそり出てますw
こっそり出てますw

あぁ~、この取材の件か。
実はすっかりBRMに没頭してて忘れてました(汗;
連載の第1回がタイロンさんである辺り、ちゃーんと優先順が理解されているな(笑)

今回の記事、ひょんなことから取材の依頼が来まして、オカムラさんとこで記者さんと待ち合わせて取材を受けたの。

で、とびしま海道における自転車乗りの思考と今後の考察について…的な内容であれこれ話しまして、まぁ写真も撮られなかったし、「連載になりますから」みたいな雰囲気だったので、まぁ当分先で記事になるんかな?
って思ってたら、GWに当ててきたのね。

で、その記者さんも聞けば自転車乗りとのこと。
こなきが「ブログやってんですよ。」みたいに言いつつ、オカムラさんとこのノートPCをいじりながら、ドンマイブログを開くと

え、こなきさんですか!?

みたいに驚かれて、
なんでこちらの素性を知ってんだ? 何か、編集長(的なポジションの人)が、ブルベに出てるとは聞いているが…ソコからのリークか!?

みたいに勘ぐってたら、県内の某サイクルショップのチームに所属してて…ゲフフン…w

え、なんだ、直接はお会いしたことはないけれど、めちゃ近い関係じゃないっすか!!!
なんだよぉ~、最初から分かってたらまた違う感じでお話できたのに。

で、先日の石見GFでお会いしたMCRの方も、この記者さんの一味だと言ってたしw

世間狭いな。

ってか、ここら界隈の自転車乗りの総人口がまだまだ少ないことの証左なんだろうけれどね。

いやぁ~、K記者さん。
その節にはお世話になりました。また何か仕事にかこつけて自転車記事をUPしてくださいw

なーんて言いながら先日もまた別の取材を受けまして、また近日中に記事になる予定です。
そのことはまたの機会に…

石見グランフォンド 16′ 参加れぽ

平日はどうしてもブログ書く時間と気力が無いので、遅くなっちゃいました。石見れぽ。遅まきながらどぞ。

2年ぶりの参加となる石見グランフォンド、行ってきました。今年は例年より1週間遅い5月15日の開催だったね。
翌日の16日が仕事のヤマ場で、前の日に走れる余裕があるかどうか不確実だったので、宿泊はとらず車中泊と決めていた。

Googleセンセによると2時間半ほどで現地到着するとのことなので、ちょっと早めに出てコースの下見でもしておこうか…。何かルートが変わってるとか言ってたしな。

あ、先日の1000キロブルベでコースアウトしたから、今回は入念に下見しとこう。って気じゃないよ。ホントだよ。
浜田道を大朝ICで降りてちょっと行くと、見慣れた道の駅・瑞穂前を通過した。
確か、この先で曲がると明日のオンルートになるんじゃなかったっけ…?

あ、ありました。

オンルート
オンルート

もうすっかり見慣れた道案内の矢印ハッケン。
しばらくオンルートで走ってみる。粕淵まで行ったんだが、途中、江の川沿いの道は橋を渡ってR.375を行かなきゃなのに、そのまま川の左側をずーっと走ってたら、道が凄く荒れてきて

おぉ、流石グランフォンドだ!!

なんて最初は言ってたのに、道の荒れ具合が本当に半端なくなってきて、こりゃ流石にコースアウトしてるな…
って思ったんだけど、まぁどっかで粕淵のCPに着くでしょみたいに呑気に走ってたら、走ってるのは自分だけじゃなく、タヌキやイノシシの集団も走ってたり、薄気味悪いトンネルも通って、グランフォンドの神髄の一端を垣間見たような気がした ←違うだろ!!

三瓶に登るところは下見しなかった。
コレは明日のお・た・の・し・み♪

粕淵まで走ったらスタート地点のある太田に向かう。
途中コンビニに寄って明日の朝食をGetしてスタート地点着。

真夜中。恐らく11時前かな。スタート地点である久手の海水浴場到着。駐車スペースには既に多くの車両がブッ込まれている。
明日のスタートとなるエアアーチに最も近いスペースにこなき車両をブッ込んだが、軽自動車用っぽく奥行が短かったので、流石にケツだ出てると明朝のスタートする人たちに迷惑だろうと、奥行きの深いエリアに移動させた。
(が、翌朝に見るとそのアーチに最も近いスペースには大きなRV車がブッ込まれてた。ツワモノだ…)

さて、寝るよ寝るよ。
以前はクルマの中で寝るのは苦手だったが、ブルベ始めて以降、クルマの中でも十分に睡眠できるようになった。
これは進化なのか退化なのか劣化なのか、どんな適応能力なんだろうか。

まぁ、そんなクダラナイこと考えながら毛布に包まって就寝。

やけに車外が騒々しいなぁ~、何時だと思ってんだ!!
と、思って目を開けると、窓の外は既に明るかった(笑)

まだ5時にもなってない。もうしばらく毛布の中でウトウト過ごす。
さて、そろそろ活動開始しますか。朝飯食べて車外へ。

今年も来ました
今年も来ました

既に多くの参加者集結中。
しかも知った顔多し。各方面に挨拶しつつ、エントリー受付しとこう。

早朝
早朝

今年のゼッケン番号は 104。

誓約書にサインし、ゼッケンを受け取る。
コレはヘルメットの右側に貼るらしい。
以前は車体のどっかに貼ってたような気もするが…。

ゼッケン受領
ゼッケン受領

で、エアアーチ界隈を見ますと、既に多くの車両が転がされてますので、こなきの車両もすき間に入れさせて頂いた。最前列から5列目あたり。

スタート位置について
スタート位置について

過去の石見でこんなにも前方スタートしたことは無い。だいたい中盤以降。
今年はちょっとガッツ出して前に出てみよう。
一列毎のスタートなので、後方になるとやっぱり時間ロスが気になるもんね。

さて、そんな今年の石見ですが、私らには特別な想いが詰まっている石見GFとなっている。

彼を想って...
彼を想って…

左肩に黒いリボン。喪章。
奥さんが e と刺繍してくれた。

昨年の大晦日にこの世を去った「えこにん」を想ってのことだ。
彼の石見GFへの想いの入れようは半端なかった。代表的なのはやっぱりYoutubeにUPされているコースガイド
あの音楽すら彼の作品。
コースルートの発案や、路面清掃など、本当にこの大会に尽くした彼の功績はいつまで経っても色あせることは無いだろう。

ロラさんはボードを用意してくれてた。

ロラさんの想い
ロラさんの想い

あぁ…
ダメだ、こんなの見せられたら平常心で居られないじゃない(泣;
ロラさんは黒いリボンをたくさん作ってくれてた。彼を想う人たちの手に渡り左肩に…

さて、らとちゃんは軽快に手を振ってくれてますが、何かひとり寂しそうだった。
顔で笑って、心で泣いて…ってヤツですか?

らとちゃん
らとちゃん

6時45分
ブリーフィングが始まる。

パフォーマー
パフォーマー

皆さん真剣に本日のコースの補足説明などを聞く。
工事中箇所か多いみたいね。気を付けよ♪
まぁ、レースじゃないんだからブッ飛ばさなきゃいいだけの話よね。

7時15分
いよいよスタートだ。

行きましょうか♪
行きましょうか♪

最前列にがっきーⅡさんの姿あり。なんだ。やる気むき出しじゃないか。
その後、3分ほどでこなき出走の番がきた。
近くにはyoshiさんやタムチョンさんなど、いつも顔がある。
ブルベ常連さんも多数来られている。知った顔多いってやっぱ嬉しい。
さぁ、今日1日えこにんを想いつつ石見を走り尽そう。

バイクサポーター
バイクサポーター

毎年恒例のバイクサポーター、今年もお世話になります。
後ろに乗ってる女性がやたらカワイイのは、やはり野郎共に「いいとこ見せてる」パフォーマンスを期待してのことと思っていいですかね(笑)

そんな想いを胸に秘めてるかどうかは定かではありませんが、皆さんスタート直後のイキオイで最初のチェックポイント目指して快走してます。

序盤のハイペース
序盤のハイペース

こなきも集団形成に加わり、ハイペースなまま最初のポイント、いつもの高山そば道場に到着。

CP1 高山そば道場
CP1 高山そば道場

まだ人が少ない。
早めに着いた証拠か?

あ、まーちゃんいつの間に後ろに付いてたん。付いたなら声掛けてよ。

まーちゃん登場
まーちゃん登場

我が広町.com自転車部からは今年は2名の出走。若きエースのまーちゃんともうすぐ五十路のこなき。
親子ほどトシが離れているが、こうやって同じ土俵で愉しめるのが自転車よね。

ここのエイドで、こなきさんですか?と声をかけて頂いたお二人。

行きましょう!!
行きましょう!!

この特徴的なジャージが良く目立つMCRの方々。共に頑張りましょう!!
スタート地点や、あちこちのCPで「ブログ読んでます」と声を掛けて頂いた方多数。
ブルベ繋がりの方々にも多く声を掛けて頂いて、ここのブログであることないこと変なこと書けないじゃないですか。
見ないでください。お願いだから。

さて、蕎麦食ったら早々に再スタートだ。
これ以降、まーちゃんと二人で行く湯けむりの旅が始まった(笑)
うさぎちゃんはどっかにいませんかね???

で、これまた毎年のことだが、この時期この地域は田植えのシーズンなんだ。

農耕車とスライド
農耕車とスライド

田植え機と華麗にスライドする光景も、また石見GFの風物詩。

田植えシーズン
田植えシーズン

ちょっと山の中を走りまして…
って気がつけば前に誰もいなくなってる。

森の中にいます
森の中にいます

あれ、みんなどこに行っちゃったの?
まーちゃんは後ろにぴったりべっとり張り付いてますが(笑)

ちょっと細い山道を下り、あっと言う間に次のCP、桜江に到着です。

CP2 桜江
CP2 桜江

かつて学校であったことが分かる校舎と校庭。

バナナや梅干しなどの補給が得られる。HPが1つUPした。つぎ行こう。

補給 補給
補給 補給

特徴的な桜江大橋を渡る。

桜江大橋
桜江大橋

あ、目の前を行くのはyoshiさんだ。

踏切を渡ると、ロングコース(200k)とミドルコース(140k)の分岐ポイントに来る。
ロングの人は左折。ミドルの人は直進。

広町.com従業員は迷わず左折ね。

桜江の峠へと…
桜江の峠へと…

まっすぐな道の向こうに見えている峠をこの後間もなく攻略する訳で…

暑い...
暑い…

比較的に新しいこの道。まぁ過去にも通ったことある訳ですが、もうすぐ峠と見せかけて、実はまだ先だあるというフェイントをかましてくれる有難さ。

9%
9%

毎日のトレーニングには欠かせないルートですね。

ようやくてっぺんまで来まして、シゴンさんの住む邑南町へ侵略開始。

ようやく峠
ようやく峠

邑南に入りますと、新しい学校が出来てた。

邑南 食の学校
邑南 食の学校

邑南町立 食の学校とな!!
走ってるときは、子どもに地元の食文化を伝える学校とか、そーゆのかと思ったが、Webを見ると大人向けの調理学校なんだな。

町を抜け、ちょっとした峠を抜ける頃
後方から、ナイン ワン ポイント セブン … みたいな機械の音声が聞こえる。

外国人さん♪
外国人さん♪

なに!?
って驚いて振り向く瞬間に抜いてったユニオンジャックのこの方は外国人さんだった。
石見で外国人さんのエントリー見たの初めてのような気がする。

なーんてことを思いながら走ってると見慣れたルートに出まして、程なくCP4の断魚渓に到着。
(CP3はミドルコース用なので通らないのよ)

CP4 断魚渓
CP4 断魚渓

毎年、昼食ポイントとなるココ断魚渓CP。
時刻はまだ10時40分。お昼ご飯にはちょっと早いが喰えるモンは喰える時に喰っとこう。

食事を受け取って木陰に入り、芝生に腰を下ろす。

オロチ丼
オロチ丼

今年のメニュー、オロチ丼って言うらしい。肉、ゴボウを甘辛く煮たヤツに、とろろわさび、刻みキャベツ。
特大サイズでお願いしたい美味しさですわ。トン汁(?)も味が濃い目で美味でした。

喰って、ちょっと休んで…まーちゃん、すぐに行こうや!!

つかの間、休憩
つかの間、休憩

次々に到着する人、続々と次のポイントに向け出発する人。
通過チェック受ける人の列ができていた。

スタート後、例年だと右折して川本の方に行くが、今年は来た道を引き返す方向らしい。
断魚渓に向かう人たちと笑顔でスライドしながら、こちらも先を急ごう。

快走 快走
快走 快走

正午に近づき、気温はますます上昇。暑い!!

上の画像は平地を行くように見えるけれど、実際は…

登ってばかり
登ってばかり

アップダウン多し。流石だグランフォンド。
いやね、ブルベでも散々登ってますがね、ココのキツイところは兎に角ペースが速いんだわ。
三瓶に登るには、手前の粕淵のポイントを規定時間までに通過しなきゃならん訳で、まぁそれは今に始まった話じゃないんですがね、その時間を気にするためにどーしてもハイペースになる訳なんですね。はぃ…

まーちゃん牽き
まーちゃん牽き

で、今年は強力な助っ人、まーちゃんが前を牽いてくれる。
こなきが前を牽く頻度より、彼が牽いてくれてる割合の方が明らかに多い。(感謝!!

12時10分
CP5 はすみ文化プラザってとこに到着。さっきの断魚渓から約30キロ。
まーちゃん列車のお蔭であっと言う間に到着。

CP5 はすみ文化プラザ
CP5 はすみ文化プラザ

まーちゃんを前にハイペースで走ってて、気がつけば後ろに車列が伸びてんのよ(笑)
でね、ここのCPに着いた時に「さっきは牽いてもらって、ありがとう」って数人に声を掛けられたの。
嬉しいね。やっぱり、ちゃーんと知ってる人は礼儀をわきまえている。

普段のライドの時なんかに走ってて、気がつけばま後ろに知らない誰かが黙ってくっついて来てて、「付きまーす」や「こんにちわ~」のひと言も無いままに、ずーっと連結されて、ブチ頭に来たからこちらも黙ってコンビニにチェックイン!!
なーんてことも珍しくないが、やはり石見レベルのイベントに出る人は皆さんとっても礼儀のある方たちばかりだ。

さて、はすみで提供されてた補給がこちら。

エナジーロール
エナジーロール

エナジーロール。って書いてあった。
タコスっぽいヤツで、ジャムとかナッツとかバナナとかハイカロリーなものが巻かれてた。これはいい。こーゆーの好きよ。普段から食べてるとデブになるヤツだわ。

さて、ボトルのドリンクが底をつきそうなので近くの自販機で補充して次へ行こうか。

大庭って地域かな?

右の峠へ...
右の峠へ…

快走道をまーっすぐ行きたいところだが、コース立哨さんが、どうしても右の峠に登れと言うので、泣く泣く右折して峠へと。

お祭り
お祭り

大きなノボリが立ってました。お祭りなんでしょうかね。

まぁ、そこそこ登りましたかね。今となっては全てがいい思い出です(笑)

峠到着
峠到着

峠を越えまして以降は下り基調で快適快適。
古い町並みを抜けます。

いい感じのまちなみ
いい感じのまちなみ

この画像から見て分かるように、相変わらずのまーちゃん牽きは継続中であります。

江の川沿い
江の川沿い

江の川沿いに出まして。
えぇ、昨夜疾走しすぎて失踪しそうになった辺りです。
イノシシ3頭はもう姿は無かったですね。流石に。

途中通過した駅…

天空の宇津井駅
天空の宇津井駅

有名な宇津井の駅。天空の何某ってヤツです。
クリスマスシーズンにはライトアップされてるらしいので、その時期に訪れてみたいもんだ。

いい景色だわ
いい景色だわ

やぁ~、景色もいいし、道も平坦だし、まーちゃんに牽いて貰ってるし、とっても気持ち良い。

さて、見覚えのある景色が続きまして、そろそろ粕淵のCPに到着する頃でしょうか。
はるか前方に三瓶の山々が見えてきました。

三瓶が見えてきた
三瓶が見えてきた

13時50分
粕淵のCPに到着。15時35分がココの通過リミットなので、貯金は沢山ある。サンクス若き翼。

CP6 粕淵
CP6 粕淵

竹製のバイクハンガーのしなり具合がなかなかにスリリングで、疲れたカラダにビシッと激を入れてくれてるようで良かったです。

だからでしょうか。
ここでの補給食は…

たけのこご飯
たけのこご飯

竹が良く採れる地域なんでしょうかね。
たけのこご飯。
乾いた喉の水分を更に奪う作戦か!?(笑)食べてる人、少ないように感じました。
でも、もちろん当然に美味しかったですよ。食べなかった人、勿体ないことしてるよ、ホント。

こっそりちゃっかりメイタンCCゴールド注入したのはナイショです。

さて、足切りポイントは定刻までに通過したので、ここから先は急ぐ必要は無いが、ここからが試練。
いよいよ三瓶アタックだ。

江の川を渡り、三差路にあった看板。

明日はどっちだ
明日はどっちだ

200キロ制覇する者は右へ。それ以外のコースは左へと進む分岐点。
大事なポイントなのに立哨なし。広町.com正社員は漏れなく右折。

浜原駅
浜原駅

ちょっとした町並みを抜ける途中、駅があった。浜原駅。
ここの前がCPだった頃もあったよね。

さて、そんなこんなでいよいよ三瓶アタックの季節がまいりました。
折角登ってきたのに、意地悪なコース立哨さんが左へ下れと言っておられます(笑)

千原温泉方面へ
千原温泉方面へ

ちょっとだけ下って、そこからは激しく登坂が続くエリア突入です。
途中、立哨もコース案内矢印もない分岐点がありまして、右に行くと温泉、左は激しく登ってましたので、うさぎちゃん探しの旅にも出たかったのですが、そこは大人なので後ろ髪引かれつつ左に行き、登坂路へと…

序盤、サポートバイクが抜いて行きました。

バイクが軽快に...
バイクが軽快に…

後ろに乗ってるオネエサンが差し出す小さな黒板には

水分補給をこまめに

って書いてあった。

ドライバーさんが「水ある?」って聞いてきたので、あるよ。と答える。
こなきが「この坂ってながい?」って聞き返すと「かなり長いよ」ってマジ返してきたので、

聞くんじゃなかった!!

って返すと、オネエサン爆笑してた。

ってね、ここの登坂マジキツ。

ユイの坂
ユイの坂

ホンマにユイの坂。知らん人はググってみて。
何% ?
13とか14とか?

そりゃ、登れるか登れんか言うたら登れるよ。
39×25で足を着くことも無いよ。
だがキツいね。

分岐路のとこでまーちゃんが待ってて「どっちに行くんですかね?」って聞いてきたので、まぁ大人は左でしょ。って答えた後に、ここから先は待たなくていいから、それぞれ自分のペースで登ろうや

って言ったら、ホンマに自分のペースでガシガシ登ってって、あっと言う間に見えなくなった。

今まで手加減(いや、足加減か…)してくれてたのか、キミ…

それからどのくらいの時間が経ったのだろう。
途中のコース立哨のおばちゃんが、信号待ちのポイントで私設エイドステーションをやってくれてて

バナナ? コーラー?? ポカリ???

って言ってくれてるので、コーラを頂いた。
これは有難かったね。

その後、三瓶の温泉地を抜け、やっとこさいつもの西の原に到着。

西の原到着
西の原到着

もちろん、まーちゃんの姿ここにあらず。

三瓶 三瓶 三瓶
三瓶 三瓶 三瓶

やぁ~、西の原から見る三瓶。
何度来てもきれいだが、やっぱり自分の脚で登って来てから見る三瓶が一番キレイだ。

定めの松を過ぎて右折。サイコンの値を見ると180キロを過ぎる頃だった。
何だか急に悲しくなってきた。
あぁ、もう三瓶も登っちゃったし、あと残すは20キロほどかぁ~…

もう終盤よね。
この先、えこにんが「Z坂」と名付けたつづら折れを登るとバーガーよね。

もう終わっちゃうのか。…えこにん…。
自転車イベントでこんなにも悲しい想いが込み上げたのは初めてだよ。
彼への感謝の想いが溢れる。ありがとう、えこにん。

ゴールした後で、yoshiさんも全く同じポイントで全く同じことを想ったと言っておられた。
やはりそうですよね。ぅん…

そんなことを感じながらZ坂を登りましてよやくCP7の三瓶バーガーに到着したのは15時55分。

CP7 三瓶バーガー
CP7 三瓶バーガー

最後の補給はヨーグルト。
もちろん、これだけでは済まないので三瓶バーガー喰うぞ!!

って思って店内に入ると、まーちゃんがバーガー喰ってた。
テーブルに置かれたアイスコーヒーは既に半分以上飲み干されてた。
どんだけ早かったんだと。どんだけ余裕カマしてたんだと。問い詰めたい所存です。

こちらも負けじと三瓶わさびバーガー注文しまして、飲み物はやはりここでもオレンジジュース。

三瓶わさびバーガー
三瓶わさびバーガー

やっぱウマいやね、三瓶バーガー。肉の肉々しい感じが肉好きにはタマンナイ。
で、車で来て喰うよりも100倍はウマい。これは間違いない。

まーちゃんとやっと合流させて頂けましたので、この先の下山はまた二人で。
もう下る一方。下って下って下って。地球の引力で、出したくもないのに無茶なスピードが出てしまいます。
クレームは地球に言ってください。

脳内BGMに月のしずくが鳴り響く頃、気がつけば久手の海岸が目の前に広がっていた。

終わっちゃう...
終わっちゃう…

青いエアアーチをくぐったのは何時間前だっただろう。17時ちょうど、ふたたびアーチをくぐりゴール。
会場では神楽が舞われてた。音量はもうちょっと何とかならないものか…

完走チェック欄に記名。

ゴールサイン
ゴールサイン

そして完走証としてのステッカー。2016年Ver.

完走証
完走証

最後の補給はそうめん。

そうめんゴール
そうめんゴール

お立ち台でまーちゃんと記念撮影。
まーちゃん、ありがと。いっぱい牽いてくれて感謝だよ。

お立ち台にて
お立ち台にて

あぁ~終わったなぁ~…
毎年ここでしか会えない顔ぶれ多数といつまでも尽きることのない会話を惜しみつつ会場を離れる。
えこにん、終わっちゃったよぉ~…また来るからね。

ありがとう石見
ありがとう石見

石見GF 2016。
今年は特別な石見でした。

スタッフ関係者、参加者各位。お世話になりました。お疲れさまでした。
まーちゃんもホントに沢山牽いてくれてありがとね。
今年も素晴らしい石見GFでした。
これだけの規模の自転車イベント、瀬戸内側ではなかな出来ないです。
やっぱ島根は自転車乗りにとって、とてもいいとこです。
また来ます。

P.S. GoProで動画も撮りましたので、後日UPしました