今日は会社が休み。6月は祝日が1日も無いからどっかの金曜を休日にするらしい。ん~…何たるおせっかい、いかにも昭和世代的。それなら有給休暇1日増やして欲しいわ。
なんで、仕方なくの3連休です。
家の中にはおっさんと犬しか居ませんので、ちょっくら走ってきますか。前から気になっていた「桂の滝」ってのを見に行きたいんですわ。
いわゆる「コソ練」ってやつです。こっそりと練習…いや、twitterでは一応流しときましたが。
9時半に自宅を出発し、小坪、仁方を経て下蒲刈を周回。そして、上蒲刈へと入る。今日は風は無いが、気温高めで汗が良く出ます。
宮盛方面へと...
いつもは県民の浜方面へ走りますが、今日は宮盛の峠を目指す。
いきなりの峠アタックですが、距離的には短い。あっと言う間に峠の蒲刈トンネルへ到着。
蒲刈トンネル
斜度は10%ほどかと思われ。滝がどこにあるのか全然知らないので、この登った峠辺りにあるのかと思ったが、滝の表示はどこにも見当たらず。
仕方ないので、道なりに下って行きます。
下りも10%
下りは直線的に10%の快適ライド。汗が後方に飛んできます。
あっという間に平野部に。
宮盛方面へ行けと...
小さな「桂の滝」表示の看板は右折して宮盛方面へ行けと書いてある。
右折してスグに田戸トンネル。
田戸トンネル
田戸トンネルを抜けてスグに左折指示あり。も一度左折すると農免農道を登れ指示あり。
左折して農免農道へ
農免農道からは本格的に登ってくる。
滝への方向指示はあちこちに出ているので、道に迷うことは無い。
桂の滝、方向指示
標高もちょっと上がってきた。周囲はみかんの木が沢山あり、左手を見ると瀬戸内海の島々、遠くに野呂山も望めるいい景色が広がっている。
美しい瀬戸内の眺め
農道入口から、距離にして2キロ弱で「桂の滝」到着。ちょっとキツ目だがそんなに厳しくは無い坂を登ってきた。
桂の滝精製所
ここの水は販売もしているらしい。知らんかった。
ボトリング済
そして、この鳥居の奥が本当の「桂の滝」。
桂の滝、入口
何だか神社っぽい感じ。Nirone待ってろよ。
横に建てられている看板の文面を書き起こしてみた。
この谷にある「桂の滝」の水は不思議な効験のある霊水で、どんな病気にもよく効くといい伝えられている。四十年ほど前までは、夏ともなれば目の病気や、腫物(おでき)、かたこりなどを治すために、町外の仁方や、川尻、安芸津の方からも、たくさんの人々が水を浴びに来ていた。
又、病が重くなり、何も食べられなくなっても、ここの水だけは喉を通るといわれ、今でも遠くの方から水をもらいに来る人がある。
滝の水は杉林の中の泉がこんこんと湧き出しており、どんな日照りの年でも枯れることはない。
泉の少し上に薬師堂の跡があり、ここに明治の初めの頃まで、宮盛の薬師さんが祀ってあったという。その屋敷跡には今も梅の古木があり、春になれば可憐な花をつけている。
へぇ~。何も食べられなくなっても、喉を通る水かぁ。自転車乗ってて、1日に4リットル近く飲むと、最後の方は水も喉を通らなくなるのよね。
そんな時に愛飲していたミネラルウォータ「ヴァットヴィレール」。でももう国内では販売してない(サッポロが扱いをやめたらしい)。なので、どんな時にも喉を通る水って有難いね。
普通の靴なら3分もあれば簡単に登れるんだろうが、靴底にクリート(固定具)の付いた靴で登るには厳しい。
その様子を動画でどーぞ。
防水デジカメなんで、初めて浸水させてみたw
乾いたボトルに桂の滝の水をたっぷり補給。
桂の滝の場所も分かったし、給水も完了。さあ、目的は達成したんで帰路に着きますか。来た道を帰らず、道なりに進んでみよう。
坂が急になり、貯水池に。
ため池
坂は急だけれど、距離的には短めで峠へ。
その峠を下ると県民の浜へと出た。大浦へ左折。
大浦方面へと
大浦港を過ぎた辺りの夫婦岩(?)です。
大浦の島
後は道なりに帰宅していると、りゅうじさんから着信「いま下蒲刈走ってます」。まだ上蒲刈なのよね。結局お会いすることは出来ず。ごめんねー、この後が無いならゆっくり待ってたかったけれど、予定あるので早めに帰宅したかったの。
安芸灘大橋の上ではガリレオさんに遭遇。
ガリレオさん
久しぶりですね。ちょっと幸せ太りされました?
川尻駅に立ち寄る。これを見に。
川尻駅の高速船の看板
川尻駅の高速船の看板
川尻駅の高速船の看板
船で御手洗まで行って、そこから走って帰るのもええな。
または、走って行って御手洗から船で戻るか。いつかやってみよう。
本日の記録:
時間=3時間8分
距離=70.16km
平均速度=22.3km/h
最高速度=53.8km/h
帰宅したのは13時。桂の滝も発見できてよかった。暑い日のコソ練完了です。