まーちゃん、定例コース

ここ数日は雨が良く降りましたな。
カミナリも。

我が家のメンバーで一番カミナリを怖がるのが↓↓↓

怖がる犬
怖がる犬

カミナリの音は苦手みたいね、何歳になっても。
洗面所の狭いところに入り込みガクガクブルブル震えてる。目は見開いてて息も荒く。

そんな折、こなきは夜な夜な自転車部屋にて作業。

赤バーテープ
赤バーテープ

ブレーキのアウター換えたついでにバーテープも巻替え。
ゲスな赤いバーテープが何がしか辛子明太子かロブスターみたいでもあります。

さて、週末の土曜はまーちゃん企画の定例コースライド。
いつも広交叉点に7時半集合。

いつもの広交叉点集合!
いつもの広交叉点集合!

先週と同じエズラですな。
で、先週と同じようにお見送りの人や、朝練帰りのメンバーといつまででもちゃぶちゃぶ話して…。

で、実際走り出したのは6人ほどだけれど、途中で順次離脱りまして、最終的に定例コース走ってるのは、まーちゃんとメガトン氏と、こなきの3名。

下蒲刈周回
下蒲刈周回

↑↑↑
アレだね…
遠近法以前の大きさの違いが分かるねw

下蒲刈周回した後、安登で仕事途中のくるすけ氏に捕捉され、少し駄弁る。
その後、反対方向から来た野呂山アタック帰りのタクミ氏とスライドしたので、号令一発!

逃げろ!

ても、あっと言う真に捕捉され、4人で野呂ダムを登坂し始める。
その頃から雨が降り始め、あっと言う間に…

ゲリラ豪雨なぅ
ゲリラ豪雨なぅ

黒瀬の国際大学前のファミマに逃げ込んで、一番豪雨の瞬間は雨に当たらずセーフ!!

雨宿りなぅ
雨宿りなぅ

↑↑↑
貧相なエズラですな…

20分ほど休憩してますと、雨も弱まったので走り出しまして、ここでメガトン氏離脱。お疲れしたぁ~。

ウソのように晴れる
ウソのように晴れる

その後、まーちゃん、タクミ氏との3人で帰路につきまして…。
石内の旧道入るところのグレーチングでこなきがスリップ落車。アチャー…(><;
まぁ、低速なんで立ちゴケみたいなもんでスグに走り始めまして、11時半頃に交叉点ゴール。

ゴール
ゴール

いやいや。予想外に雨にヤラレちゃいましたな。

しかしアレだ…
まーちゃん、急成長だわ。
野呂ダムの登り、タクミさんとほぼ同じピッチで登ってたよ。強くなってるわ。うん。

マズいなぁ~…
ここ最近入部してくる人って、成長著しいよね。

どんどん置いてかれるよ。
敬老の日って知ってるかい、キミら…w

まーちゃん、仕事の都合でなかなか土日に休めないらしいけれど、休みが合えば、また走りましょう。
風邪ひかんよーにね。オツカレー!!!

たっちゃん、初の定例コース

こないだの日曜日。
7時半にいつもの広交叉点に集合。

いつもの広交叉点集合!
いつもの広交叉点集合!

今回の言いだしっぺは、たっちゃんfrom広島市内。
実は初の定例コースアタック!!

実際に走ったのは7名なんだけれど、お見送り部隊も7名来てて交叉点歩道は賑やかな早朝だったでしょう。

下蒲刈周回
下蒲刈周回

下蒲刈はブルーラインに導かれて周回し…

満点ママで紹介された「あとてつ」…には寄らず、いきなり激坂へと。

激坂へと…
激坂へと…

今回も激坂アタック動画は撮影したんだけれど、イマイチ綺麗に撮れてなかったのでyoutube公開は見送ります。

初めての激坂なんだけれど、たっちゃんは果敢にアタック。
足を付くこともなく無事に登りきりまして、見事クリア。

まぁ、その時の様子は、黄タクミ氏の記事に詳しいので詳細はそちらに預けるとして…(笑

どうでしたか、初めての定例コースは。
ココを毎週末に走ったとしたら、相当に強くなれるコースでしょ(笑

自身の目標に向けて着実に努力してる人はみんな輝いてるよね。
たっちゃんさん、お疲れでしたぁ~。また行きましょう!!

 

チームジャージを着ることの意味

チームジャージがもうすぐ出来る訳ですが、「チームジャージを作ろう!」って決めた時期にちょっと色々ありました。

その「ちょっと」なんですけれど、自転車乗ってる人なら知ってるだろうけれど、猫投げ事件。
知らない人はまぁ、気が向いたらぐぐってみて。

要は、タダでも目立つ派手な自転車乗りのジャージ。
それがお揃いで何人も走ってたらなお更目立つじゃない。

その…
何と云うか…

迂闊(うかつ)なことが出来ないじゃない。何かと目立つから。

猫を投げるなんて極端なことは無いけれど、ちょっとした「ん?」って行為が「ヒロマチのヤツらが変なことしよった」みたいに云われて、どっかのネットとかに都合のいいよーに書かれたりしたら面倒いじゃないかと。そんな意見があったのよね。

本文とは関係ありません(笑
本文とは関係ありません(笑

チームジャージはある意味、広告塔よね。
良くも悪くも目立つから。

だから、着る人はそれなりの気持ちで走って欲しいと思う。
まぁ、逆走や街中での無意味な歩道走行するよーなヤツは、ウチの部にはいないから心配はしてないけれどね。

でも、みんなでお揃いのジャージ着て走ったら嬉しいだろうね。その気持ちも分かる。
あ、今回買わなかった人も部員には変わんないんだから、気にせんといてよ。

みんな揃ってのお披露目は出雲路センチュリーライドになるかな…
よしゃ、来年の出雲路のWebトップバナー飾れるように、オールスポーツのカメラマンが居そうなところでは、列になって走るんだッ!DAID○やT○Cに負けんなwww!!!

チームジャージ – オリジナルキャラの巻

広町.com自転車部のチームジャージを作ろうって声は、部員の間ではかなり早い段階から出ていたのよね。
だけれども、絵心のある野郎どもではないので、あれこれと案は「声」では出るものの、目に見える形での案ってのがなかなか難しい。

そこで、プロにお願いすることにした。広まちづくり関連でお世話になっている、呉市在住のデザイナー小林さん
部員数名と最初に小林さんに会ってジャージの話をしたのは恐らく1年半ほど前じゃなかったかな…

その頃、私らもまだ何も分かってなかったので、手ぶらの丸腰でお会いしたのよ。こちらのイメージをお伝えすれば、なにがしかのラフスケッチでも書けるものかと勘違いして。

そしたら「何か部としてのチームロゴとか、マスコット的なモノは無いんですか?」って逆に尋ねられる。
そうだよね。
イメージゼロからは組み立てられらんないよね…。

では、何がしかのチームロゴかマスコットとかを考えますわ。
って、持ち帰り検討。

ロゴかマスコットねぇ~…
単なるオッサン集団にはいきなり高いハードルが設定された訳だ(笑

そこで、これまた他力本願。

娘の友達にキャラが書ける人が居るので、その子に声を掛けてみる。
それが去年の春頃だったかな…(遠い目…

当時、高3だった娘の友達ハル(仮称)。
倉橋に住む彼女は過去にもウチに泊りに来たことがある仲。そんなハルは来る度に、紙切れの端っことかに、面白いマンガを描いて帰ったりしてて、後で発見した私らを大いに笑わせてくれたりしてた。

トトロ
トトロ

ジブリキャラなら、何も見ずにソラで書ける。それだけでオッサンにはスゲーよ。

なので、ハルなら何か広町.com自転車部のオリジナルキャラクタを生み出してくれるものと期待して、一泊させメシも盛大に喰わせた上で、キャラ製作を依頼した。

最初のキャラがケータイの画像で送られてきたのはスグだったと思う。

オリジナルキャラクタ
オリジナルキャラクタ

小さなメモ紙に書かれたこのキャラクタ。
ハルにイメージの由来を聞いてみたら、「.comって言ってたじゃん。ネットとかサイバーなイメージにつながったんで、ちょっと電脳っぽいキャラにしてみた」とのこと。

そか。電脳クンな訳だな。

後々ではこのキャラに賛否両論あるものの、こなき的には気に入ってた。
何せ、部のオリジナルだよ。

オリジナル

そう。今回のジャージ製作で一番こだわりたかった部分。オリジナル。
どこかのプロチームジャージに良く似たジャージや、どっかのネットで拾ってきたデザインをパクってちょっと手を加えただけのモノにはしたくなかった。
いや、そー言ったジャージを否定してる訳じゃないんよ。こちらの部内でも、当初はプロチームジャージをデフォルメした案も出てたから。ただ、折角ゼロからつくるんだから、どこにも無いデザインにしたかったって思いが強い。
だから敢えて小林さんやハルのような、自転車界に全く無縁な人たちに声を掛けてオリジナルジャージを生み出すお手伝いをして欲しかったのよ。

ハルが描いてくれた、このキャラ。
どこにも無い、広町.com自転車部のキャラとして育てて行こう。うん。

よし、ハル!
キャラはこの子でいいよ。次はジャージ全体のデザインを考えてくれないかな…
また泊らせて、盛大に喰わせて依頼する(笑

ハルはなかなか面白い子だ。
泊った日の朝、早く目が覚めて起き出してはコタツの上に置いてあったミカンをひとりでモソモソ食べてたりするオモロイ子だ。倉橋の向こうの方に住んでるからクルマで送って行くと、漁業やってるご両親から食べ切れないほど大量のサザエを頂いたり、地物のサカナを豪快に刺身にしてくれたりして、私らに持たせてくれた。

いやはや、申し訳ない。

そんなハルは今年度、地元を離れ遠くの地にあるデザイン系専門学校に進学した。

チームジャージのデザインは…
チームジャージのデザインは…
チームジャージのデザインは…

その後、幾つかの派生キャラデザインは生み出してくれたものの、ジャージ全体像としての完成形になったものを見ず…

…。

いや、こなきも悪かったんよ。得意技の丸投げをいつも連発してたからね。もっとキャッチボールしながらだと何がしかの仕上がりに至ってたんだよね。ゴメン。

手元に残ったのは、オリジナルキャラのみとなった。
小林さんに依頼するか…。ってか、もうそれしか無いな。

小林さんにメールして、オリジナルキャラが生まれたので、もう一度お会いして話をさせて頂くことに。

…つづく。

チームジャージ – サイズ試着

5月のとある日、広島市内のショッピングモールに行きますと、こんなのに出会いました。

ビバンダム君
ビバンダム君

PRO4なんかのタイヤに付いてるビバンダム君のデカイ版です。
一緒にツーショット撮ってる子どもらに混じって、なんと嬉しげな45歳!!
いいのかコレで… ビバンダム君はマッチョキャラでした。
ミシュランガイド広島には、広のお店が2店掲載されてたね。

*

6月初旬。
我が広町.com自転車部のチームジャージ製作の打ち合わせと云うか、試着が開催されまして…

どの生地がいいかねー
どの生地がいいかねー

今回の製作は波一番ことwave oneで製作するので、サイズ試着見本を取り寄せました。
生地もフツーのやつか、レジェフィットと言う生地を使ったヤツかを選ぶ訳で…

俺のどぉ?
俺のどぉ?

集ったメンバーが着てたTシャツがまた、コレが面白い柄で

Tシャツの柄が…
Tシャツの柄が…

コレは乗ってる人しか分からない柄だな。

んで、試着の結果、レジェフィットのハニカム生地を選択することに決定。
そして今回のチームジャージ製作にあたっては、プロのデザイナーさんのおチカラを借りることにしました。

まちづくりで繋がりのあるデザインAXISの小林さんに依頼しました。
この試着の日には、既にデザインも仕上がってたんですわ。

その気になるデザインは…
またの機会に披露いたします。

久々の定例コース

右のリンク一覧にkatu!さんの50×12 → 4.17ブログへのリンクを追加しました。
勝手に。事前承諾も得ず。実の親御さんからアイスクリームを頂いた仲ですから、無断でOKっしょw

それはいいんですが、さて…
あれから2週間。
あちこちバラしてメンテしつつ、ブルベ激闘のNirone君と共に、互いの労をねぎらう。
Fブレーキのアウターが逝ってるっぽいので、近々に交換だな。

んで、久々に標準仕様となったNirone君と共に、いつもの定例コースに夕方から繰り出す。

あきなだおーはし
あきなだおーはし

いや、快調快調。
今日はいいピッチで走れるわ♪

郷原の田んぼ
郷原の田んぼ

本日の記録:
走行時間=2時間12分
距離=62.2km
あべ=28.1km/h

さぁ、フツーのライドを愉しむ日々に突入だぁ~!!

ブルベの完走。いや、感想。

初めて200k、300k、400k、600k、この4つの距離のブルベを完走しまして、SR資格を得たわけですが、これらのブルベを走り抜いての感想などを書いておこうと思います。これは、だれかに宛てたメッセージではなく、今後の自分に宛てたものとの意味合いが強いものです。

● キューシートとガーミン

こなきは、ガーミンやユピテル等の電子MAP系デバイスを使用せずブルベに臨みました。仕事がコンピュータ関係と言うこともあり、趣味の世界までをも電子デバイスに関わりたくないと言う思いは以前からですが、ことブルベに電子MAPを投入することには抵抗がありました。
ブルベと言う種目が何年前から開催されているのかは知らないのですが、昔は電子MAPなど無くキューシートと地図、コンパスなどのアナログな資料を元に走っていたはずです。恐らく。
対して、現代はGPS普及のお陰で手軽に自分の位置がどこでも把握できるようになりました。こと自転車の世界にも多くの電子デバイスが普及しています。

その…何と云うか…
同じSRを獲るのでも、何か電子モンに頼って獲ったSRだと…どーも自力で獲ったと云う気になれなくて…。ルートは機械に任せて、自分はただ走るだけ。それだと、昔にSRを獲った人に負けてる気がして…
そんなささやかな抵抗心があったんです。

でも今回、走り終えて分かりました。
完走できるかどうかに与える、電子MAPの割合は非常にごく僅かである。
と、云うことが。

ルートを間違わずに走ることも確かに大切なんだけれど、雪や雨や低気温などの天候影響、パンクその他の走行系機材のトラブル、夜走る能力ではなく夜通し走ることの能力、何もかもが自己責任な孤独な戦い。どんな山の中で単身トラブっても、誰の援助も得られないと言う崖っぷち。全ての権利を放棄しての自分との戦い。大袈裟に言えばね。

DNFに至る理由は沢山あって、その中における電子MAPの役割なんて、ほんの僅かなものだということが分かった。
今まで、意地になってた部分もあると思う。些細なことにこだわってたんだなと。今なら分かる。

● 機材トラブル

色んなケースを想定して、あれこれと機材を持って行ったが、結局のところは幸運にもパンクすら1回もなく4つのブルベを完走できたことは、幸運と言う言葉以外に何も無いと思う。ただ、600kの時に他の参加者さんにタイヤを差し上げることができたり、使いやすいポンプを提供できたのは良かったと思う。

● 登坂に強い

前々からそうかな…とは思っていたけれど、今回良く分かった。登坂に強い。逆に平地は遅い。
いや、登坂が速いとは言ってない。強い。辛抱強いと云う方が的確かも。
確かに、斜度によっては速度が7キロとかになることはあるよ。でも、気持ち的にそんなに「キツイなー、キツイなー」ってことは無いかな。
そして、峠を迎えれば、ものの3秒でそれまでの登坂の苦労はどっかにすっ飛んでいく。多分、忘れっぽいんだう。
『忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですかー』みたいなw

● 寒さに弱い

今回分かったね、寒さに弱いわ。
まぁ、あの300kの時の上下での雪攻めは参加者誰しも寒かったと思うけれど、それ以外の時も比較的に寒さに弱いんじゃなかろうか。ただ思ったのは、ハラが冷えるとしんどくなる。ちょっと調べてみたところ、内臓が冷えるとパフォーマンスが低下するとの記事が幾つか見つかる。確かにそうかも。汗は飛ばしても、内臓を冷やさない工夫が必要だわ。
600kの時、コンビニのビニール袋をジャージの下、オナカの部分に拡げたまま入れて走ってみたんだけれど、なかなかいい感じだった。新聞紙を入れて走る人が居るとは、聞いたことあるけれど、そーゆーことだったのね。やっと分かったよ。

● ダメージ

600kの次の日に逢った人たちが「フツーじゃん」と、みんな云う。
なに?もっとゲッソリとヤツレてるイメージだった?んな訳きゃないじゃん。600まで行くと尻の皮の耐久性に問題性があることが分かったが、アリオネ君とは、この先の付き合い方について相談してみるよ。
それ以外は膝とか腰とかも問題は無いわ。
あ、そうそう。疲労から来てるんだと思うんだけれど、鼻柱のところが赤く荒れてねぇ~。1週間ほどの間、左鼻の中がが痛かった。

● 装備

ホント、装備だけは人それぞれだね。寝袋持参の重装備の人も居れば、驚くほどに軽装備の人もいる。
こなきの場合は、バッグにTopeakのDynapackを使ったんだけれど、コレ4リットル容量にわりには沢山モノが入る。長時間のリュックは苦手なので遠慮しときたいしね。

で、Dynapackのいいところはリアのドロヨケにもなるってこと。で、ギューギューに押し込むことも出来るので、ホントに驚くほどに良く入る。
防水性は期待薄。生地は防水性が高いんだがチャックの部分から水が入る。レインカバーもあるが、それを付けるとテールライトが付けれない。中に入れるものは全てジップロックに入れてて良かった。

● 上には上が

今回の600kをみんな、凄いねすごいね。って言ってくれるんだけれど、こなきはまだ1年生だからね。
長年の経験者はホントに色んな経験を積んでこられ、どんな状況でも完走してしまうよね。ホントに凄いことだと思う。今回、こなきもちょっとそれに近づけたかな。

● で、結局…

ブルベを走って色んな経験積んだことで、自分の世界がまたひとつ広くなったような気がする。気がする。気がするだけかも。
でも、問題が…

目標を見失ってしまった

目標としてたSRを獲れたのは嬉しい。しかし、燃え尽き症候群なう。
どーしよ、ちょっとゆっくりして、また次の目標を見つけよう。いつか。

● 最後に

子どもたちがどんな風に感じているのかは分からないけれど、くるぱん奥さんには沢山心労掛けたと思う。
いつもありがとう。旅はとりあえずこれで終わりです。

ん~…
現時点思いつくのはこの程度かな。
また思い出したら追記しときます。

600kブルベれぽ – その4

…その3からつづく

PC5を出発しUP/DOWNの無い平和な道を通って、米子方面に向いて走り始める。
雨は上がってきつつある。

湖が見えてきた。

8時05分
手間天神社前通過。宍道湖と中海の間をつなぐ川の中にある小島だ。

手間天神社
手間天神社

見慣れた景色に安堵。
松江の市街地を走り抜ける。信号が多くStop&Goを繰り返す。
市街地を抜けると、ここからしばらく宍道湖の南岸を平和に走る。朝の国道9号なので交通量は多いが、島根のドライバーは皆さん自転車乗りに優しいので、危険な思いをすることは無い。
コレは本当に地域の人柄だろうね。

宍道湖
宍道湖

玉造温泉の巨大な勾玉のオブジェ横を通過したのは8時40分。

まがたまの里 玉造温泉
まがたまの里 玉造温泉

宍道湖沿いを走る国道9号の区間距離はキューシート上43.71kmと長い。しかし、コースアウトの心配もない知り得てる道なので快調に走ることが出来る。いいわ。

そんな国道9号を別れ、国道54号に左折する。宍道湖ともお別れだ。さらばじゃぁ~

9時5分
PC6ポプラ宍道大森店到着。448km。

PC6 ポプラ宍道大森店
PC6 ポプラ宍道大森店

ここで島根の自転車乗りaveさんが待っててくれた(嬉!!
お久しぶりーッス!!コンビニで買った大盛りパスタを食しつつ、あれことれ会話。今年の石見GFのこと、ブルベのことetc…
わざわざありがとうございました。

この時点で、残り150km以上あるのか…夜の10時までにゴールすれば良いとは言え、流石に気が遠いな…
それに、ケツが終わってしまってる。特に左側。皮がムケてるんだろう。かなり痛い。座る位置を前後左右に動かして痛みの和らぐポジションを探したりしつつ走ってる。
いま思い返せば、オロナイン軟膏持って行ってたんだから塗れば良かったのに、その時は思いつかなかった。残念。

10時
加茂ラメール前通過

加茂ラメール
加茂ラメール

出雲路センチュリーライドの時に、いつもエイドステーションとして使っているラメール。今日は立ち寄らずにスルーだ。

10時50分
ループ橋っぽいのが見えてきた。

ループ橋?
ループ橋?

これが、おろちループ橋?距離感がおかしすぎる。
後で調べてみたところ、飯石広域農道の架橋だったみたいだ。

12時10分
VESSELのロゴが書かれた建物前を通過。

ベッセル島根 横田工場
ベッセル島根 横田工場

VESSEL。おぉ!あのVESSELか!!
ドライバーやラチェットなどの工具で有名だよね。あの、VESSEL!!いやぁ~、島根にも工場あったんだ。知らなかった。
いやぁ~、何かとても親近感♪♪

12時半

あ、また出会いましたね
あ、また出会いましたね

あの二人連れの方だ。

ここら辺りから2日目の山岳コースに入る。奥出雲おろちループに至る道だが、それは同時に広島県境へと向かう道でもある。
登坂がキツくなってくる辺りから疲れが出始めた。
って言うか、眠気だ。眠い。
トロトロとしたピッチで登って行く。

あ゛ぁ~….どーしようかなぁ~…
って思いつつ登ってくが、ふと気が付いた。

そうだ。こんな時こそ梅丹CCゴールドじゃないか!!

停まって、バッグからメイタンを取り出し飲む。

シャキーン!!!

いやー、やっぱりメイタンは凄いわ!
眠気退散、効き目速攻。

ビシッとしたピッチで奥出雲おろちループへと至る登坂を登り始めた。

12時55分

奥出雲おろちループ
奥出雲おろちループ

ループのたもとまで来た。
緩く大きく旋回しながら登って行く。

13時
登りきったところにある、道の駅に立ち寄る。
お、気になるカラーの車両が居た。

チェレステ楽団
チェレステ楽団

ちょっとピンボケちゃってますが、ボディに「チェレステ楽団」って書いてある。おぉ~…

建物の中ではNOKOの先輩が休んでおられた。
軽く挨拶し、こちらも小用を足して、ドリンクを買い、県境に向けて出発だ。

あ、丁度タイムリーにトロッコ列車が来た。

奥出雲 おろち号
奥出雲 おろち号

何年か前に、このトロッコ列車に乗りにきたことがあるな。懐かしす…

13時20分
広島県境越え。さらばじゃ島根県。

ただいま、広島県
ただいま、広島県

県境を越えてからは快調な下り基調で、あっという間に庄原入り。
もうここから先は長い登坂は無い。

14時40分
こんなオモシロいものの前を通過。

庄原市カープ応援隊
庄原市カープ応援隊

カープ好きなんだね。

14時45分
PC7 セブンイレブン 庄原新庄店到着。ここまで542km。
PCとして立ち寄るコンビニは、ここで最後だ。

PC7 セブンイレブン庄原新庄店
PC7 セブンイレブン庄原新庄店

暑いのでアイスなどを食し休憩。そして、最後の梅丹CCを入れとく。
ラスト50キロ少々。時間は余裕だな。くるぱん奥さんにメールし、6時頃にスタート地点にクルマで来てもらうよう依頼。

15時40分
素敵な景色の七塚原高原を通過

七塚原高原
七塚原高原

ラストを演出する素敵なコース取りだわ。

16時
特徴的な、毎日牛乳販売店の前を通過。

毎日牛乳ハウス
毎日牛乳ハウス

キューシートにも「ミルクハウス」と書かれている程にランドマークとして分かりやすくていいわ。

17時半
通過チェックポイントに到着。キューシート89番。ここまで587キロ。
ブリーフィング時の指示で、

写真撮影ポイント「橋の名前と参加者・自転車が入った写真を撮ってゴール時提示」

ってのが下されていた。

前後する2名の方々、それぞれに橋の欄干に自転車を立て掛けて撮影している。こなきも1枚。

通過チェック写真
通過チェック写真

参加者・自転車が入った写真か…
では、こんなのも撮っとこうかw

通過チェック写真w
通過チェック写真w

参加者ですけれど、なにか…
あ、カメラ目線が余計でしたか。そりゃ失礼しました。

この後、ゴール付近まで僅かに登り基調だが、先ほどの梅丹のお陰と、ラストならではハイな気分で快調に駆け上って行く。

そして、
17時53分B’zかかし前を通過。

B'zかかし
B’zかかし
そしてそして…

18時17分
ゴール!!

ゴール!!
ゴール!!

↑はAJスタッフさん撮影。
あ、しんちさんが来てくれてる。ありがとねー、いつもいつも。

いやぁ~、長かったよ。600km。
スタート前に書いてた
「400kは600kよりもキツイ」とはよく聞きますが、それが本当なのかどうかを身をもって確かめてきます。

ってコトバの真偽ですが…

やっぱり600kの方が断然キツイじゃないか!

嘘つきw!!

いやいやぁ~、長い長い長い長い長いよ。
もうね、ケツの皮が本当に剥げてます。左山のが。

あれから1週間経ちますが、今日あたりからよーやくカサブタが形成されつつあります。
え゛?なら何でジテツウしてんのかって?
あぁ、アレは通勤手段ですから。ハイ。

今回の記録:
走行距離=619.4km
走行時間=28時間34分
ブルベ認定時間=36時間17分
あべ=計測不能

あべ=Error.
あべ=Error.

初めて見た。Av表示での『.E』。ちょっと笑える。

そして今回、やっとGPSロガーの全工程ログが取得できたので、ルートラボにUPします。

走行れぽはここまでで終わり。
感想、雑感などをこの後書きます。

600kブルベれぽ – その3

その2からつづき。

砂丘への寄り道から本来のコースに戻り、鳥取の市街地を松江方面へと抜けて行く。
時刻は19時40分。
道の両側には飲食店が沢山ある。どこか、入りやすいお店に入って何かエネルギーの源になるものを食べたいが、何せこの格好だ。カラダ中が汗まみれ顔はテカテカ、髪はヘルメット型がついてモヒカン状態。こんな姿で単身お店に入るのも、どーにも気が引ける。

マクドのドライブスルーとか、ダメかねw?
どっかに寄りたい気持ちを抑え、「まぁ、どっちみち次もコンビニだらいいか…」と、何度も流して市街地をスルー。
交通量の多い9号線を走りつつ西へ。

日本海が右手に見え始める頃、そっと雨が降り始めた。道端に停まり、あんまり温度が下がらないことを祈りつつレインウェアを着込む。

20時半
9号線の新道(青谷羽合道路?)には入らず、右折して離脱。日本海沿岸を走る旧9号線に向かう。雨はしとしと降る感じだ。

僅かな起伏はあるものの、ほぼフラットな日本海沿岸の道を走り続ける。

砂丘から戻って本来のコースへ復帰した鳥取市街地から、距離にして60キロ弱程度なんだが、かなりの時間を費やして心に思ってた目的地を目指している。眠気はまだ本領を発揮していない。

「心に思ってた場所」
そう。今回はキチンと寝ようと決めていた。予め調べていたところ、PC4の手前に道の駅・ポート赤碕ってのがある。コンビニ併設で、24時間開いている休憩コーナーがあると書いてあった。

寝るならココかな。
休憩コーナーで寝るか、建物裏手の片隅で寝るか、建物裏手に大型遊具があるらしいので、その片隅でちょっと寝るかだな。

そう思ってた。
一路、ポート赤碕を目指す。予定では午前2時頃にはソコに到着できるハズだ。

しかし

走りながらキューシートの一番右に記載されている項目に気が付いた。
次のPC4、ポプラ東伯赤崎店の通過設定時間が15時36分~午前3時16分と設定されている。
午前3時16分って部分に目が釘付けになる。

2時頃にポート赤碕に到着して、仮眠してたら次のPC4の設定時間に間に合わないじゃないか。
ここに来て、途中PCの通過設定時間に焦るとは…

ポート赤碕と、その次のPC4のポプラは約3キロ。そんなに焦らなくてもいいかも知れないけれど、11時間40分もの間に設定されているのに、もはや残り時間僅かな間に通過しなきゃならならんのか!
なにやってんだ、俺。砂丘なんて寄り道して「砂丘なう」なんて調子コイてる場合じゃないじゃないかorz

なんて、繰り返し頭の中で焦りつつ、小雨の中、ポート赤碕を目指す。

23時
道の駅ポート赤碕到着。ここまで 319km。

道の駅 ポート赤碕
道の駅 ポート赤碕

午前2時到着を想定してたので、3時間早めの到着だ。安心…。ホッ…
併設のコンビニ、ポプラでカップ麺とおむすびを買い、店内のイートインコーナーで食す。

その後、休憩コーナーをのぞくと先客が数名寝ていた(笑
よし、建物裏手に回ろう。

東屋(あずまや)があるのでソコのベンチを借りようか。雨はしのげるぞ。
寝るための用意もしてきてる、エマージェンシーシート。薄いアルミフィルムみたいなアレだ。
それと、ダイソーのキッチンタイマー(爆!!

ヘルメットを脱ぎ、エマージェンシーシートに包まり、タイマーを99分にセットし、ベンチに横たわる。
ベンチはコンクリート製で冷たいが、シートは体温を反射してくれるので暖かく感じられる。これなら寝れる。
タイマーのSTARTボタンを押して、意識不明へと堕ちる…

ハッ!

目が覚めた。タイマーは残り22分ってなっている。1時間以上寝たな。シート内部に汗が結露し、それが冷えて冷たく感じて目が覚めた。
んんんんん~~~~~。1時間は寝たか。スッキリ!!
お手洗いに向かい、これまた持参してきてる歯ブラシで歯磨きww
さぁ、行きますか。ポート赤碕を出発する。

0時50分頃
PC4 ポプラ東伯赤崎店到着。お店の画像を撮るの忘れてた。

レシート
レシート

店先でポンジュース飲む。参加者さんがお一人居られた。話しかける。
こなき:大山って、まだ先でしたっけ…
参加者さん:いいえ、この後スグに大山ですよ
こなき:…。

飲み終えて国道9号線の先に行こうとするこなきに、参加者さんが「そっちじゃないですよ、こちらですよ」と市道側を教えてくれた。感謝感謝。いきなりコースアウトするところでした。

さぁ、ここからが今回600kブルベの最大の難関だ。夜間の大山広域農道走行。
午前1時を過ぎ、正真正銘の真夜中だ。雨は引き続きしとしとと降っている。寒くはない。が、もちょっと気温が下がると寒くなってくるであろうギリギリの気温だ。熊鈴の鳴り止めを外し音が出るようにする。

行こう

周囲には誰もいない。広域農道の単独走だ。
視界はライトで照らされている範囲のみ。その他には何も見えない。

うはー

どーする自分。かなーり怖い状況よ、こりゃ。
頼りはキューシートのみ。キューシートを信じて、その距離を走ると、確かに指示された曲がり角が現れるので左折。
行をひとつ進め、また信じてその距離を走ると、確かに交叉点が現れるので直進。

それを何度も繰り返す。

アタマを右や左に向け、ヘルメットに付けているGENTOSのヘッドウォーズHW-777Hで照らしてみると、どうやら周囲は畑のようだ。
時折、牛舎のようなニオイもする場所がある。民家もごく僅かにある。

ハンドルに付けているGENTOS-SuperFireの電池が消耗したみたいだ。電池交換で停まる。
電池を交換すると格段に明るくなった。引き続き闇夜の中を走り続ける。

林の中を抜けるところ。別荘地のようなところを抜ける場所もあった。

徐々に標高を上げてくる。
こなきは霊感とかは無いが、あんまりいい雰囲気ではないな。
事前にひらまつさんから「霧の名所」と聞いてたが霧は出てない。雨のお陰か。これで霧で視界が無いとかだと泣くな。
ってか、もしこの状況下でパンクしたらどーしよう。号泣モンだ。

夜の山道でお約束の野生動物の姿は無い。雨だからか。
カランコロンと熊鈴の音のみが聞こえている。

何時だろう。時間は気にしてない。
ふと気が付くと、視界の片隅で何かがチカチカしている。

ん?

視線を下に下げると、キューシートを照らしている小型のライト=CATEYE HL-EL135のライトが不定期なピッチで点滅している。
は?ずーっと点灯モードにしてたんだが…

しかも、点滅が通常の一定間隔での点滅ではなく、スピードの早い点滅でピッチが不定期だ。まるでモールス信号のように。
何なんだ!!

1度消して、も1度点灯させてみる。しばらくは点灯のままだか、ちょっと目を離すとまたピッチの早い不定期な点滅になる。
雨で壊れたかな…チカチカするのが目障りなので消そう。
EL135は無くても、ヘッドウォーズで照らせるからキューシートは見ることが出来る。

が、また何かチカチカする。

今度はヘッドウォーズのライトが、まばたきのように時折チカッ、チカッと消える。

なんなんだ!おいっ!!
怖ッ!!!

後ろ?後ろなんて振り向ける訳が無いじゃない。
あー、この文章をキーボード打ちながら思い出しても鳥肌が立つ。

なんてことを経験しながら走ってると、大山山頂の輪郭がうっすらと見えるようになってきた。夜が明けるみたいだ。
雨はまだ降っている。

かなり高い標高のところまで来た。もう高原なんだろう平坦道なところだ。周囲はレタス畑か?薄っすらと周囲が見える。
そんな折、前方遥か向こうに赤く光るものが

なに!!

前方にあったのは、先を行く参加者のテールライトだった。ホッ…

4時半
前を行く参加者さん2名に追い付く。

先行者さん2名
先行者さん2名

この方達ここで停まってたみたいで、走り始めたばかりのようだった。
間もなく、大山を下る。急激に。片方の方、上の画像で左側の方の下山速度が異様に遅い。でも、この状況下で追い越すのは危険なので、こちらも距離を置いてゆっくりと下って行く。

4時43分
PC5 ローソン江府町店到着。 376km。既に夜は明けた。
ここで、先ほどゆっくりと下山された方の事情を聞く。

真っ暗な大山の山中でリアがパンクしてたと。
で、あの状況ではパンク修理できないので、そのまま下山したと!!

うはー!!!
想像してた最悪な状況下だったんですね。俺だったら泣いてるよ…

PC5 ローソン江府町店
PC5 ローソン江府町店

って、そのタイヤで下山したってことは、もうタイヤ使えないでしょ。
もうひとりの方と3人掛りでパンク修理だ。

ただ、パンク原因が良く分からない。タイヤもチューブも異常が無い。リムテープがズレているとのこと。
応急処置として店内でビニールテープを買ってこられて、リム内に貼っている。これぞブルベだ!

スペアタイヤ持ってないと言われるので、こなきが持っているスペアのタイアを差し上げるが、
「いや、やっぱりいいですよ」と言われ、元のタイヤにて修理。

ポンプも手押し式の時間が掛かるのだったので、こなきが持っているTNIのマイクロフロアポンプを使って注入。
よし、修理完了。

しばし飲み物を飲んでると…

バァーンッ!

バーストだ。
今修理したばかりのリアがバーストしてしまった。
あちゃー(><)

やっぱり、このタイヤを使ってくださいよ。スペアのタイヤを差し上げ、再度の修理。
今度は大丈夫かな…

修理もひと通り終わったので、お先に行きますよ。米子方面に向いて走り始めた。

その4につづく