600kブルベれぽ – その2

その1からつづき。

PC2のローソンを出ると、いよいよ本日の山岳コースに入ってくる。
序盤は徐々に標高を上げてくる緩やかな登り。

10キロほど行くと小さな温泉地に差し掛かる。

真賀温泉
真賀温泉

真庭は温泉地が幾つかあるらしい。その中のひとつがここ、真賀温泉だ。
温泉地と言うにはあまりにも僅かな宿数。しかし、坂道に沿って小路が続き、その両側にひなびた温泉宿が幾つか並んでいる様は、陽が落ちてからの風情が良いんだろうな…って感じさせるに十分な雰囲気を醸している。

なんてほっくり思ってても、坂道はスグにやってくる。

登坂中
登坂中

前を行く参加者さんに続き、こなきもその登坂の列に参加だ。

本日のこなき
本日のこなき

今回はゲゲゲジャージでの「正装」(笑
鳥取に行くからには、鬼太郎ジャージは外せないでしょ。
って、実はね。そーゆー理由もあるんだけれど、レーパンのパッドが一番しっかりしているのが、このゲゲゲジャージのレーパンだから。と言う理由の方が実は大きい。前回400kの時、帰宅後に風呂で湯船に浸かった瞬間に

あ゛ーッ!!

って飛び上がるほどにケツがヤラレてたのよ。今回は更に距離ある訳だから、パッドの一番厚いものを選んだと。

山岳地帯の間でも、僅かな平坦道では癒される。

先行者さん
先行者さん

前の人に近付いても、その後ろに付いてドラフティングすることはしない。
近付かないし、近付いたとしても走行ルートを外して走る。ブルベって、そんなもんだよね?

この後、この界隈でレアとされる自販機に出会ったので、ペットボトルのコーラを買い、背中のポケットへと入れとく。

15時
鳥取県三朝町に入る。191km。

鳥取県三朝町
鳥取県三朝町

ここまで標高を上げてきたが、この県境を境に一気に標高を下げる。

国道179を右折し、今回最高標高地点の人形峠へと向かう。

激下りからの人形峠
激下りからの人形峠

最初は緩く…

4%
4%

徐々に…

5%
5%

斜度を上げて行く。
後方のかなり遠くから、大型トラックのエンジン音が鳴り響いてるのが聞こえる。
ドドドドド…
しかし、音はずーっと聞こえているものの、追い付いては来ない。

6%
6%

ここの道には「虹の道」の標識が幾つも設置してあり、トンネルにも虹が掛かっている。

向滝トンネル
向滝トンネル

トラックのエンジン音がいよいよ近付いてきた。ゆっくりと。
ドドドドド…
そして、ゆっくりとゆっくりと追い抜いて行く。

トレーラー追抜中
トレーラー追抜中

スクラップを満載したトレーラーだ。Lowギアでアクセルベタ踏みなんだろうけれど、時速15キロほどのスピードでゆっくりと私らを追い抜いていった。

15時50分
追い抜いていったトレーラーが、すぐその先で、1回息継ぎをするかのようにアクセルを緩め、ギアがひとつ上がったようだ。
いよいよ人形峠に来た。

人形トンネル
人形トンネル

人形峠と言えば、私ら子どもの頃の授業でウランが採れると習った記憶がある。が、今はもうウランは採ってないらしいね。
で、その峠そのものは通らず、峠を迂回するバイバスがこのトンネルとなっているようだ。

人形トンネル
人形トンネル

中はひんやりと涼しい。いいわ。

人形トンネルを出ると鏡野町。一旦、岡山県に戻るんだな。

鏡野町
鏡野町

急勾配と言う意味不明な斜度表示の標識を横目に下って行き…

急勾配w
急勾配w

その後に再度の登りを登らせれて、再び鳥取県へと入る辰巳峠。16時半。220km。

辰巳峠
辰巳峠

この辰巳峠が今回ルートの最高標高地点な訳だな。

そしていよいよ、本格的に鳥取へと。

鳥取市入り
鳥取市入り

ズババババババアアァァァーーーーーン

っと一気に下りまして。

鳥取砂丘の文字
鳥取砂丘の文字

いよいよ鳥取砂丘の文字が見えてきましたがな。鳥取と言えば鳥取砂丘でしょ。
下の「流し雛の館」ってのも気になるな。聖飢魔Ⅱっぽい(笑

17時20分
PC3のポプラ八頭用瀬店に到着。「やずもちがせ」って読むらしい。難読だ…

PC3 ポプラ・八頭用瀬店
PC3 ポプラ・八頭用瀬店

カレーパンやコーラなどを買いちょっと休憩。レシートは忘れずに。

程なく行くと、お城が見えてきた。

河原城
河原城

河原城って言うらしい、小さなお城だ。
そして…

18時40分
鳥取市街地なぅ

鳥取市街地
鳥取市街地

今回の600kルートMAPの一番右上に位置している交叉点だ。キューシートの番号で言うと38番。
ココを左折して日本海沿岸を松江方面に向いて走る訳だが…


だが!

折角ココまで来た。時間も比較的余裕がある(と、この時点では錯覚してた)。
ちょっとコースアウトしてみよ♪

右折!!

街中の道をずーっと走って行く。下調べによると、距離は約4キロのハズだ。
そして、
到着!!

鳥取砂丘
鳥取砂丘

19時
鳥取砂丘なぅwww

真っ暗だったら何も見えないだろうから、ココには来まいと思ってたけれど、まだ明るいから来てみた。
ものの。
ものの…

もう、何もかもが閉まっているorz…
土産物屋も、展望台も入れない。

タクシーの運ちゃんが2人でヒマそうに喋りながらこちらを見ている。
寂しす…。

写真だけ撮ってスグに引き返す。

チッ!

まぁいいや。

来た道を4キロ引き返し、先ほどの交叉点まで戻ってきた。
ここら界隈は鳥取市街地のほぼ中心部みたいだ。飲食店も沢山ある。どこかで晩ご飯を食べるかなぁ~…

その3へつづく

600kブルベれぽ – その1

平日は仕事が忙しくてなかなか書けませんです。レポ遅くなっちゃってごめんなさい。
では、600キロ走破の様子をぼちぼち書いて行きます。

スタートまでの様子は、あがもんさんの記事や、くるぱん奥さんの記事が詳しいので、そちらを見てね♪
(手抜きw)

で、今回は6時にスタート。ちょっと早めだわね。

スタート直後。いつもの常連さんだ。

いつもの方々
いつもの方々

今回もこの独特のスタイルBlackMTBさん。そして、NOKOジャージの背の高い方。
このNOKOの方とはペースが大体いつも同じで、かなりよく出会ってる。

そして、最高齢のりょうちゃんさん。

大先輩
大先輩

今回、お年を尋ねると、こなきよりも20歳も上だった(驚!!
いやぁ~、こなきが20年先で乗れているかどうか分からないけれど、出来ればまだ走ってたいよね。がんばりましょう!!

走り始めて1時間ほど。世羅の町を抜けるとき、彼女にまた出合った。

おや!
おや!

やぁ!
お久しぶり!!

そして、またちょっと行ったところにも…

ここにも!
ここにも!

君は中国地方のあちこちに居るねぇ~(笑

同じく、世羅の町を抜けるときに、こんな構造物も…

尾道自動車道
尾道自動車道

尾道自動車道の建設中高架だ。画像では分かりにくいけれど、真下に信号待ちの参加者さん数名が居る。
最近はこんな風に、横に伸びていくみたいな方式での高架橋工事が多いね。

8時
上下の町内に入る。
キューシートで右折する部分の交叉点で、前を行くひらまつさんがコースアウトしてる。

さっき走りながらの会話で、ガーミン e-trexが案内してくれるんよ♪
って言ってたじゃない。もー、ひらまつさんったらww

って思って「右折ですよー!」と叫ぶと、何やら向こうの方で写真を撮っている。

上下の町内
上下の町内

おぉ…アヤメ?菖蒲??良く分からないけれど、端の欄干に生けてある。お洒落。

その横の通りが、上下町の古くからのメインストリートっぽい風情のある通りだ。

いい雰囲気の通り
いい雰囲気の通り

そして、交叉点にはレトロな佇まいの建物。

片野製パン所
片野製パン所

片野製パン所と、入り口のすりガラスに書いてある。素敵な建物だわ。
600kも走るってのに、こんな寄り道してちょっと観光するひらまつさんはやっぱり上級者だわ。この景色に気付かせて頂いたことに感謝感謝。

では、次行きましょうか。気温も上がってきた、温度計は18度の表示。

気温18度
気温18度

ここら辺りから、極寒だった300kルートの逆を走ってることに気が付く。
あの時は、ホントに寒かったよなぁ~…マッチ売らなくて良かった。しみじみ。

9時半

ゆき峠食堂
ゆき峠食堂

そうそう。ココだココ!
あの日、ひらまつさんたちはココで鍋焼きうどん食べて温まってたんだ。温まってたんだ…温まってた…
クウゥゥぅ…
自分の未熟さが悔しいじゃないか。

「の」の字の標識あり。この先ループ橋だな。

のの字
のの字

雪が顔に当たって痛かったエリアだ。
しかし、既に懐かしす。今日はいい天気でループ橋も下り方向なので楽勝楽勝♪

10時
東城の街を抜け、PC1のポプラが見えてきた。

PC1 ポプラ・東城川東店
PC1 ポプラ・東城川東店

既に多くの参加者が憩ってる。

みんな喰うぜ
みんな喰うぜ

10時とまだ早いが、小さめの弁当などを食す。今回は600だから喰っとかなきゃ。どっちみち終盤は食べれなくなるんだし…
食べたらさっさと次行くよ。

PC1を出るとスグに岡山県・新見市に入る。ここまでほぽ100km。
そして、まだ見覚えのある景色が続く。

水車まえ通過
水車まえ通過

日本一の親子孫水車だ。
今回は立ち寄らず撮影しつつの通りすがりとさせてもらおう。

11時
軽快な走りが続く。激しい登りもなく風も無い。天気は曇ってるものの雨は降ってない。絶好のブルベ日和だ。

快調です
快調です

前を行く二人連れの参加者さんに追い付く。
二人連れっていいね。何かと心強い。

先行者さん
先行者さん

この方たちとも、後々で何度かお会いすることとなる。

対して、こちらは一人旅。

補給
補給

今回も魚肉ソーセージ食べながらのマイペースな旅。
でも、次の曲がるポイントまでの区間距離が30キロとかだと気分的にしんどいよね。

12時半
真庭市に入る。ここまで140km。

真庭市
真庭市

13時15分
PC2のローソン中国勝山店に到着。158km。

PC2 ローソン・中国勝山店
PC2 ローソン・中国勝山店

暑くなってきたのでアイスを食べる。
当然に、レシートは忘れずに受け取るよ。

ここで立ち話してる、参加者ではない方が居られた。良く居る「どっから来たの?どこまで行くの?へぇ~、大変だねぇ…」みたいな方かと思ったけれど、妙に話の内容が詳しい。ってか、自転車に関してシロウトではない。

後で聞いたところ、AJ岡山の幹部の方だと。どーりでこの先のルートについて詳しいと思った。
ブリーフィングでこの先、次のPC3までの区間は山岳に入るので補給水不足になるので注意と言ってたな。で、そのことをAJ岡山の方に尋ねると「まぁ、自販機も無いことは無いけけど、数は少ないね」とのお言葉。そうですか。ではドリンクの残量に気を付けつつ行きますか。

13時35分
今回もトトロ装備のひらまつさんと、Bianchiのメッセンジャーバッグを背負ったAudax近畿の方とともにスタート。

先輩方々
先輩方々

このAudax近畿の方と話をしたんだが、通勤でBianchi-Pista Plus に乗っておられるとのこと。おぉ~そうですか。奇遇ですね。私もPistaなんですよと。との話で意気投合。や、街乗りはシングルギアが面倒無くていいよね。

さぁ、PC2を出ると前半の山場。文字通り山場となる人形峠を超えて鳥取県へと至る山岳コースだ。

その2へつづく

600k完走しました

この土日に開催されましたBRM601広島600k大山

皆さまのご声援のお陰で完走しました。

長い長い2日でしたが終わってしまえば、早くも何もかも楽しい思い出。
でも、今回ほど途中で心が折れそうになったことも初めてでした。

メダルは後日発送とのことなので手元にはまだありません。

3月の200キロから始まり、300キロ、400キロ。そして今回の600キロ。
これら全てを完走したことにより、悲願のSR(Super Randonneur:スーパーランドナー)の仲間入りを果たしました。嬉し♪♪

今日はウェアを洗ったり、フレーム内に持ち帰った山陰の天然水を庭に撒いたりしつつ過ごしてます。

先ずはご報告まで。
ありがとうございました。

 

今週末600k頑張ってきます

明日(金曜)はブログ更新できないので、今のうちに予告っときます。

いよいよ今週末となりました、BRM601広島600k大山

今回もまた。またまた天気予報が良くない…
いったい何なんだ!

でもまぁ、雨はいいや。
贅沢は言いません。
「夜間の気温が13度を下回って、その時に雨が降る」ってことだけが無ければ、それだけでいいです。

さぁさぁ

「400kは600kよりもキツイ」とはよく聞きますが、それが本当なのかどうかを身をもって確かめてきます。

当日は、都度Twitterにて状況をつぶやきます。
Twitterやってない人は、このブログ右下の壷焼の部分を見て頂ければ状況が見えますので、もし良ければどーぞ。

では、頑張ってきますッ!!!

チームジャージ打ち合わせ

5/25(土)19時  こなき宅集合指令。

前々から進めてきた、広町.com自転車部チームジャージ製作プロジェクトの全体打ち合わせだ。

ちゃり部
ちゃり部

もぅ何年越しだろうか…
かなり前から「ウチもチームジャージを作ろう!」って話はあったんだけれど、色々と(ホントに色々)あってなかなか話が進まなかったんだけれど、強力な助っ人に協力頂いて具体的なモノになりつつある。

今は「どんなデザインに仕上げるか」って段階。ウチのチームらしいオリジナリティあふれるデザインにしたいとの思い。

あーしたらどうか、こーしたら面白いんじゃないか… まさに喧々諤々。
仕舞には勢い余って部屋内なのにヘルメット被るのまで出てしまう惨事…

リビングにオッサン10人とロードバイク2台を連れ込んでの話し合いは深夜まで続いたのでした…

愕然600….

今度のブルベは600km。

600kmって真ーっ直ぐ延ばすと、どこまで行くんだろうか…
広交差点から東へと…

600k
600k


浜松の向こう、静岡の手前まで行ってる。

そこまで2日で行く計算か…

気が遠くなってきた…

こんな試算、やるんじゃなかったorz

400kブルベレポ – その3

その2からつづく。

20時50分
カレーを食べ終えPC3のポプラを出発だ。
街乗り用の小さなライトもキューシートを照らすと言ういい仕事してくれてる。

夜のキューシート
夜のキューシート

今回の400kブルベ全般を振り返っても、スマホのMAPを使ったのは現在地確認のための2回だけだった。

当然もうここから先、真っ暗なままだ。
で、50km走ってあっと言う間に広島県の県境。
あっという間と言っても3時間かかってんですけどね(汗;

広島県入り
広島県入り

いや、ここの50km区間コレと言ったイベントが無い。夜空を見上げては、星がきれいだなぁ~…と。それしかない。
だって家が少なくて、周りは田んぼばかりで、カエルがゲコゲコ鳴いて。その程度。それがずーっと続く。

しかし県境に近付くにつれ気温がどんどん下がってきた。道路脇の気温計は6度と示している。

このままでは、前回の300kの時と同じように低体温症の極寒地獄に陥るので、早々に前回使用したゴム手袋と雨カッパを着用。うん。雨に濡れてなくてもやっぱり効果あり。寒さ軽減。

どっかで休憩したいと思いつつ、事前には(輪行で行った)備後落合の駅舎で仮眠でもしましょうか…
なぁーんて思ってたけれど、実際に備後落合駅の前を通ってみると、真っ暗くて怖い怖いので止まらずにスルー。

眠気がそろそろ来はじめた。

1時5分
そろそろ寝ときたいかなー…と思いつつも、寒いので広島県に入って最初のコンビニ(備後西城のポプラ)にてカップ麺で暖をとる。

どん兵衛熱源
どん兵衛熱源

ココはPCではないが皆さん立ち寄ってるみたいで、店員の方情報よると、既に何名かの参加者がここでカップ麺食べてるらしく
「今日はどんな自転車イベントなんですか?」って聞かれた…

え、
そんな大したイベントでは無いんですよ。ちょっと人より沢山走りたい人がマイペースで走ってるだけなんです…
みたいな(笑

ここから35キロほど走って、PC4のセブンイレブン三次巴橋西店に到着したのは2時50分。
セブンカフェのホットコーヒーと、アルカリ単三電池を買いレシートGet!!
ここまでは調子良く走ってきた。

54号線を10キロほど南下し、左折して県道37号に入ってからが地獄だった。
その地獄は睡魔地獄。

時刻は午前3時を回っていたと思う。眠さが極限まで来ている。
三次のPCで会った参加者さんが居眠り落車したと言ってたが、その状況が良く分かる。
普通、自転車乗ってて居眠り運転なんてあり得ないけれど、夜通し走ってると走りながら居眠りしそうになる。
こなき自身も、まばたきの時間が長くなってきつつある自覚がある。

眠い。
どっかで、仮眠しときたい…

県道37号。
普段であれば、Up/Downの無い走りやすい道なんだ。ココももう何度も走ったことがある。

しかし今日は全く状況が違う。
道は平坦なんだが、ライトの届く範囲しか見えないので単調に走ってる。しかも、とても眠い。
速度は15キロほどしか出せてない。

どこか仮眠できる場所を探しつつトロトロ走る。
確か、どこかに駅があったよな…駅を探す。

あった。ココだ。芸備線の吉田口駅

吉田口駅
吉田口駅

トイレもあって、照明も点いている。ベンチが1つある。ありがたい。
ちょっとベンチをお借りしますよ。時計を見ると4時15分だ。

スマホで20分のタイマーをセットして横になる。
ちょっとうとうとしかけた時に、横にある自販機のコンプレッサーが

ドゥイィィィンー…

って音で、始動し始めた。
その音に驚いて目が覚めてしまった。寝てないorz

仕方ない。寝るなと言うことか…走ろう。

夜が明けてきた。4時50分。

夜も明けてきた
夜も明けてきた

寒くはない。ただただ眠い。

5時
志和口・小越の交差点を左折。

ここを左折
ここを左折

ここもいつも良く通る道だ。自称・日本一のラーメン・たんぽぽの脇を抜け…

5時半
PC5のセブンイレブン・東広島志和堀店にて最後のレシートをゲット。買ったのは…

ドーピングw
ドーピングw

最後の最後は、コレを買おうと決めていた。メガシャキ!!
以前、誰かから持続時間30分のドーピング。その後は燃え尽きて廃人になると聞いてたメガシャキ。実は今まで飲んだこと無い。味は…ちょっと炭酸が効いてて、辛味のある微妙な味の飲み物やね。美味しいモノではないな。

で、確かに眠気は薄らいだような気がする。気がする。

ここからもまだちょっと登ってますよ。との、優しい同行者さんのオコトバ…泣けてくる。
走ると、確かにまだ登っている。

最後まで登ってる...
最後まで登ってる…

霧が出てて、山の向こうは見えないが、ぼちぼちと登って行く。暑くなってきた。
福富のダム湖が見え始めると、いよいよ最後だ。

そして、6時35分
いよいよゴール!!

ゴール
ゴール

↑の画像は、AJスタッフさん撮影によるこなきゴールの瞬間。

いやぁ~、長かったよ400km。もぅオナカいっぱい。

ながーーーーい!!!!

本日の記録:
走行距離=408.11km
走行時間=19時間25分
あべ=21.0km/h

いやいや。3時以降は本当に眠かった。吉田口駅で20分でも寝れていたら状況違ったんだろうけれど、ホントに一睡も出来なかったからキツいわぁ~…

ゴール後、完走メダルを購入し、スタッフの方々と話をする。
数々のブルベ覇者の話を聞き、いやはや、自分はまだ常人なんだと納得。すげー信じられない自転車乗りって居るんだわ。

この後、濡らしたタオルでカラダを拭き、車中で仮眠して石見GFの応援へと向かった。

あ~!!
400終わった、終わった、終わった!!!

今回、眠気の他にイヤじゃったのは、歯磨きできんかったこと(笑
歯垢がニチャニチャしてヤじゃった。

さぁ、次はいよいよ最後の600km。本当に走りきれるんだろうか。だって、600は土曜の朝6時スタートで、ゴールリミットは日曜の夜10時なんよ!!

6月1日スタート!!

 

 

400kブルベレポ – その2

その1からのつづき。

大山方面へと登る坂道。左手には雄大な大山が僅かな残雪を頂きながら広がっている。

大山を望む
大山を望む

しかし今回は直接大山方面には向かわず、蒜山を目指す。
でもまぁ、結局は後ほど大山も行く訳ですが…偉大なる遠回り…

ダムの脇を登り、難読漢字のトンネルを抜ける。

苦﨏隧道
苦﨏隧道

にがさこって読むんだと。ダム建設に伴う迂回道なんでここに来るまでまぁまぁ登って来た。

15時15分
岡山県に戻ってきたお。

ふたたび岡山県
ふたたび岡山県

この時既に高地に来ていた。標高看板640mとな。高原ならではの清々しい風が吹いている。

15時40分
蒜山高原到着

蒜山到着~
蒜山到着~

サイロってんかね?まきばおー的な雰囲気がそこここに…
しかし、肝心の牛は見かけないなぁ~

って思ってたら、主人公がお出迎え!

蒜山ジャージー牛
蒜山ジャージー牛

蒜山と言えば、蒜山ジャージー牛乳が有名だよね。↑がジャージー君らしい。硬直してますけれどね…

15時52分
目指していたポイント、道の駅 蒜山高原に到着

道の駅 蒜山高原
道の駅 蒜山高原

すぐさま、クイズポイントの看板発見!

クイズポイント-その1
クイズポイント-その1

クイズの答えは隠しましたw
答えをメモに書き写し、しばし休憩。

ここの名物(?) ブルーベリーソフトらしいので買った。400円。足元見やがって…

ブルーベリーソフト
ブルーベリーソフト

店頭にあったブルーベリーのオブジェとは色がだいぶ違う。
でもまぁ、美味しいからOK!!

ソフト食べたら次行きましょうか。
爽やかに高原の道を走りぬける…

ズバーンと高原チック
ズバーンと高原チック

鳥取へと戻る県境のトンネルが見えてきた。

犬挟トンネル
犬挟トンネル

犬が挟まるトンネルってスゴい名前だ。

16時40分
このいぬばさりトンネルを抜け、ズドーンと下ると次のクイズポイント、道の駅 犬挟に到着。

クイズポイント-その2
クイズポイント-その2

ここでもクイズの回答をメモし、アイス喰って次を急ぐ。

その後、「関金」と言う地域を抜ける。事前に調べてといたとこ、ここで「うどん屋」または「カレー屋」があるのは知ってた。寄るべきか、寄らざるべきか悩む。
寄って、食事してちょっとゆっくりするのもいい。しかし、大山を早い時間に走り終えておきたいとの想いもある。
結局、後者の想いが勝って、関金での食事休憩は無しとなる。

17時15分
200キロ走破地点。ここで半分な訳だ。

200k
200k

200キロ地点は、大山に向けて登坂中の処だった。

9.3%
9.3%

傾斜9.3%と微妙に細かい標識だな。
しかし、オナカがすいて来た。やっぱりうどんでも食べときゃ良かったかな…

…なんて思って、ふと手元を見ると…

補給食
補給食

いつの間にか、GENTOSのライトが「おさかなソーセージ」に変身してる!!
おぉ…神よ…(笑)
みたいなオフザケしながらひとり楽しんでみる。

おさかなソーセージを食べながら走る。いいわコレ♪

大山へ登坂
大山へ登坂

道の消失点あたりに、先行してる人が見えているが、距離は全く縮まらない。

そして、本日のこなき。

本日のこなき
本日のこなき

山岳が少しでも楽に越えられるかとパンターニにあやかってメルカトーネウノのジャージ。
でも顔が死んでますな。

ふと、道路脇を見ますと…

くまモン
くまモン

とてもゆるキャラとは思えない出で立ちでくまモンが出ると。
ソレが分かってた訳ではないけれど、今日は熊鈴を持参してる。カランコロンといい音がバイクの揺れにつれて聞こえてくる。

18時15分
目の前に大山の山頂が見えてきました。

夕暮れの大山
夕暮れの大山

山頂付近には僅かに雪が残っているようです。

なんて思いながら登っていると、風がひんやりとしてきた。
もしかして、この感じは…

残雪が…
残雪が…

木々の間や、影になりやすい道路脇には残雪がかなり残っています。

で、反対側車線の路面には、こんなロードペインティングが…

ツール・ド・大山
ツール・ド・大山

ツール・ド・大山の距離表示だ。こんな激しいUP/DOWNのコースを走るんだな…スゲ。

18時45分
空の夕暮れ具合がとても綺麗だ。しかし、日が沈むにつれ気温が下がってきた。

ここは右折
ここは右折

分かり辛いですが奥に温度表示が出ており、11度ってなってる。

夜が来ます
夜が来ます

いや、美しいですな。ご飯食べずに上がってきた甲斐があったよ。
しかし気温が急激に下がってきた。アーム/レッグウォーマを装着。

もう、すっかりとっくに周囲は真っ暗。空を見上げると満点の星空だ。しばしヘッドウォーズの明かりを消して見上げてみたりする。
熊鈴の音が孤独感をも打ち消してくれる気がする。持ってきてて良かった。

19時48分
大山を少し周回した形となった後、高速&急激に標高を下げる。

夜の大山
夜の大山

この後、左折し鳥取の市街地方面に下って行く。

米子方面
米子方面

この画像では分かり辛いが、米子方面(?)の市街地の明かりが遠くに見えていてきれいだ。

20時10分
大山を下山しポプラ日野溝口店到着。ここまで243km。

PC3 ポプラ日野溝口店
PC3 ポプラ日野溝口店

ここで数名の参加者と会う。それぞれに寒かった、ここまで長かった。と。

ガッツリとカレーを食べて補給する。

ごはん大盛カレー
ごはん大盛カレー

さぁ、夜は深まってくるな…
まだ150km以上残っている。どっかで仮眠する必要あるかな…

つづく。

 

400kブルベレポ – その1

お待たせしました、では400kブルベのレポートを何回かに分けてお伝えします。

2013年5月11日(土)

前日までの雨が奇跡的にあがり、天気予報によると今日は気温も平年並みに暖かく良いブルベ日和になりそうな予感♪

いつものように4時起床。
今回のブルベに臨むに際して、数日前から奥さんがカーボローディングを心掛けてくれていた。また当日も朝早くから炭水化物と消化の良い食事を用意してくれてた。ネットで調べて食事面でのサポートをしてくれてた奥さんに感謝感謝。いや、本当にありがたい。

食べ終わるとそそくさとクルマにて移動開始。6時前に福富到着。第2駐車場には既に何台かのクルマが到着している。早いなぁ…

到着福富
到着福富

しかし辺りは霧が立ち込めている。ここに来るまでの東広島呉道路も濃霧で視界が悪かった。
バイクの用意を終えウェアを着替え終わった途端に小雨が落ちてき始めた。話が違うじゃないか!

準備OK
準備OK

スタート地点に向かい、受付と車検を済ませる。 今回は通過チェックで「クイズポイント」が2つあるとのこと。こなき自身は初のクイズポイントだ。ブルベカードと共に配られた用紙には、途中通過する施設での「クイズ」が書かれている。ゴール後に、このクイズに回答できないとその場所を通過してないと言う判断になるシステム。なかなか面白い。

クイズポイント
クイズポイント

6時半 ブリーフィングが始まる。 キューシートを元に、コースアウトしやすいポイントや本日の補足説明などを受ける。

ブリーフィング
ブリーフィング

7時 スタート。 さぁ、明日の朝10時までにこの場所に帰還できるだろーか…

先ほどご挨拶させて頂いたBalckMTB氏が先を行ってる。 なに!?先週もこのコースを試走したって!?いったい何を考えているんだ!!

BlackMTB氏
BlackMTB氏

しかも、服装はサイクルウェアではなく、何て言うの?鳶さん御用達の服や軍手などを売っているお店に良く陳列されている作業服だ。靴はスニーカ、ペダルはハーフクリップ。何から何まで「敢えて外している」と思える装備で400kに出走してる(・_・;) いや。噂には聞いてたけれど、ここまで並外れているとは…

なんて思いながら序盤始まってスグに面白いモノを発見! B’zのかかしだ。

B'z案山子
B’z案山子

右下に手書きの看板があり、どうぞご自由に撮影して行ってください。でも、クルマには気をつけてね♪みたいなことが書いてある。 面白いなぁ~、余程のB’zファンなんだろう。

その後も小雨の中を順調に走り進む。

いつもの常連さん
いつもの常連さん

200k,300kと今年のブルベを経験してきたので、顔馴染みさんが数名出来た。

前を行く2名の方もその方々。サドルバッグ後部にプロフィールが書いてあるOCAのりょうちゃんさん。結構年配の方だ。その前が呉ポタのリキさんだ。この方々とは余程「脚が合う」のだろう。何となく離れても、いつの間にかどちらかが前後して走ってたり、PCのコンビニで出会ったりしている。

8時 30キロほどを走ったが、まだ雨は止まないぞ。どーなってんだ天気予報!

キューシート
キューシート

パウチ加工したキューシートの上にも泥はねが上がってきている。 あ、キューシートはこなきなりに加工して、自分にとって見やすくしてあります。

三次を通過する際に、なつかしいクルマを発見。

レトロカー
レトロカー

マツダのオート三輪とキャロルですな。懐かすぃ~…

その後、東城の町を抜ける。竹屋饅頭買いにココまで来たよな…今日は買えないけれど。
加えて、ついこの前のGW連休の時にも東城に来たりしてた。

10時40分 PC1のポプラ東城川店に到着。ここまで85kmほど。ようやく雨が止んできた。

CP1ポプラ「東城川東店」
CP1ポプラ「東城川東店」

パンとおむすびなどを購入し、レシートGET。休憩は短時間めに再スタート。

程なく岡山県突入。

ももたろ
ももたろ

そして、ここでまた面白いもの発見。

親子孫水車
親子孫水車

巨大な水車だ。その向こうに、子ども水車、さらにその奥に小さな孫水車がある。日本一の親子孫水車って言うところらしい。へぇ~。画像だけ撮ってさらばじゃ~。

ルートは岡山県の新見から島根県方面に向かっている。
トンネル出たところでも面白いもの発見。

牛が…
牛が…

牛のオブジェです。
四本足アニマルがう○こする時に良く似たポーズで出してますが、そんなシーンをわざわざ像として作る訳も無く…
よく見ると、将棋の碁盤のようなものの上に乗っかっているようでもあります。

後で調べたところ岡山では碁盤の上に牛を乗せる大会があるらしい。へぇ~…

13時35分
19番目の角を曲がる。T字路で左折して松江・米子方面へと…。ここまで142km。

松江・米子方面へと
松江・米子方面へと

調子はいい。特に、雨が上がってからは天気もいい具体だ。風も無い。

13時40分
PC2のポプラ日野根雨店に到着。去年の俺ちゃれ500kでも立ち寄ったコンビニだ。
ってか、あの時と似たようなルートを通っている。

さぁ、カッツリ喰っとこう。特盛ミートソースだ。

がっつり系パスタ
がっつり系パスタ

14時半
蒜山に向かう登坂。

大山方面へと
大山方面へと

喰った直後からは、山岳コースが始まる。ここも俺500の時に走ってるから、事情が分かる道なのでツラい。
メイタン入れてガッツ出して登って行くべぇ~。

その2につづく

石見応援

今回のBRM511広島400k蒜山の2日目が石見GFと重なったために、毎年恒例の石見はエントリー出来ず。残念。

しかし、広町.com自転車部からは多数メンバーがエントリーしている。
いいなぁ~、みんな楽しそうだなぁ~…

そだ。こっちのイベント終わってから応援行ってみよ♪
ってことで、道の駅 福富にゴールした後に少しの仮眠を取ってから再度島根にクルマで向かう。

375号を北上し、向かうは第5CPのある道の駅だいわ。

ここなら福富から比較的近い。また、選手の通過時刻も早いだろう。
スタート/ゴール地点まで行っちゃうと時間的に遅くなるので、こなき自身が無事に自宅まで帰る自信が無いから…

11時前には到着したと思う。まだテントすら設営されてないぞ。
ここでも車中で仮眠。
しばらくして、外が騒々しくなってきたので出てみる。

テント設営が始まり、ドリンク類も出てきた。
ぼちぼち早い人は来るのかな…?

ん!

ひとり実業団っぽい(?)人が独走で去って行ったぞ。時間は多分11時半頃だったと思う。

その後、ちよっとして先導のバイクサポートを連れてまた一人。
ぽつ。ぽつ。と、早い人たちが来はじめた。

13時過ぎ
見慣れたジャージが…

速いよ!
速いよ!

その後、yoshiさん、aveさん…続々といつもの常連メンバー到着。

そして、
14時すぎ、広町.com自転車部メンバー到着。

各自チェックを受け、ドリンク飲み、しばし歓談。
今日はとても暑いねぇ~って。

うん。
この時間なら粕淵のリミットも大丈夫だね。
風もいい感じでフォローしてくれてるし。

いくぜ
いくぜ

行ってらっしゃぁ~い。

皆さんを見送る。
えこにん総統も来た。あ、シゴンさんも来た。行ってらっしゃあ~い。

まだここで見届けていたいが、明るいうちに帰宅しとかないと、眠気にヤラれそうな気がするので大和を後にする。

18時過ぎに自宅着。
皆さんからのツイッター情報にて三瓶征服したことを知る。良かった良かった。
あの暑い中を頑張って登ったんだね。お疲れサマでした。

いいな、沢山の仲間と走れて。
来年は石見出るぞー。