「そのぶん肉食うな」
ってフレーズ、ご存知なら、あの本読んでますね。> あなた
そう、私淑エンゾ早川氏の著書「まちがいだらけの自転車えらび」
もう、十数回は読み返したかな。
「言いたいことを言っている」本だけに、敵も多いでしょうし風当たりも強いことでしょう。>エンゾ氏
しかし読めば読むほど、氏が何を伝えたいのかが見えてくる。
サラッと読んだだけでは、真意は汲めずただ単なる批判本であるかのように受け取れるだろう。
ただ、私自身もエンゾ氏が言っていることに100%迎合している訳じゃないよ。異論を唱えたくなる部分も幾つかはある。しかし、本流の中で氏が伝えたかったことには全く異論は無い。
本流?そーねー。
簡単に言えば、今の自転車ブームを憂う気持ち。お願いだから、ロードバイクの品位を下げないでおくれ。
ってとこかな。
自転車に限らず、ブームが起きて趣味人口が増えると品位は下がるよね(多分)。
スキー、ゴルフ、釣り…だいたい似たり寄ったりじゃない?
本の中での細かなストーリや持論展開が幾つか書かれている中で、好きな件(くだり)がある。(抜粋させて頂くのは法的にはマズいのだが、そこは宣伝と言う意味でご容赦ください。)
152ページ 第四章 体感できない性能にカネをだすという愚行
『以前、取材させてもらったことのある三船雅彦さんという現役のプロ選手(ヨーロッパでプロとしての”仕事”をしてきた尊敬すべき選手)に、こんな話を聞いたことがある。
「ぶっちゃけ、五十万のフルカーボンフレームを買うんやったら、そのカネで肉、買うほうが強くなれる。結局のところは、最後の勝負は自転車じゃなくて人間!その意味で、バイクはポジションがでていれば基本的にはOK。それに、カンパのレコード1セットのみの供給やったら、ケンタウルを2セットにしてくれたほうがええかな。なんかのトラブルがあったときにそのほうが安心やし、年間通じてみればトラブルはあってあたりまえなんで。レコードもケンタウルも、基本性能は変わらないし……というよりは、オレらは走る距離が長いから、コンポ1セット、バイク1台じゃもたない。だって、ホビーの人よりも壊れる可能性が高いでしょ?フレームも最高級のペランペランのものより、1グレード、2グレード落として重くなったとしても、壊れないほうがいいかな。しかも、そのグレードでいいから2台ほしい。もし引退してから自分で買うんやったら? そうやね……クロモリのフレームセットにケンタウル、もしくはヴェローチェでじゅうぶん。フルカーボンにレコード? 自分のカネで? 選手引退してんのに? オレはいらんわ。そのぶん肉食うな」』
この記述のラスト部分「もし引退してから…」の部分が最高に好き♪♪
高価なロードバイクを買えない男のヒガミと解釈されたとしても全く構わないのですが、所詮は自転車は人が漕ぐもの。幾らサイコーな自転車買っても、エンジン(乗る人)がショボかったら、所詮はツマランのである。
そゆー意味でこの一節は、私らホビーライダー(趣味で自転車乗ってる人)の戒めとも言えると思う。しかし、全く逆の考え方から言えば、趣味なんだから買えるなら高価な自転車買ってもいいじゃない。って理屈も当然アリでしょう。
(過去に出場した出雲路センチュリーライドなどの)自転車イベントに行くと、日頃はお目にかかれないとっても高価なロードバイクを目にすることができます。
そのバイクで素晴らしい走りを見せて頂けるなら何の文句も無いのですが、登坂でいきなり遅くなってワシに抜かれ、下りになると信じられないスピードで追い抜かれる。なんてことがちょくちょくあります。
そんな時、心の中で悪魔のささやきが聞こえます。
ホンマに強いなら、登りで抜けや!!
いや、いいんです。所詮、私らはホビーライダー。しかも参加してるのは、順位を競う大会じゃないし。
自分の好きな自転車に乗って、自分の実力通りのチカラで完走できればいいんです。
でも、登坂で高価なバイクをサクッと抜き去るのがある種快感なのは、やっぱりボクらはオトコノコなんだなぁ~。
U20バイク(20万円以下の完成車)に乗っている者どもの遠吠えと聞き流してください。>高価なロードバイクに乗っている人
エンジン、共に鍛えましょうぜ!!>U20サイクリスト
ちなみに、こなきが乗っているNirone(Y6B11)もヴェローチェが入ったU20バイク。おぉッ(>◇<)〇!
ははは。
おもろい。おもろい。
プロの目からなんか見ればおっしゃる通りです。
しかし、
プロとおんなじ機材を使うことができるのが自転車。デュラやレコードを買えるのが何とも魅力的。
3台も4台も自転車持てる財力があればいいんですがそんな奴おるわけない。
1台しか持てないのなら上は望みますわな。
ついに出ちゃいましたね。「まちがいだらけの自転車えらび」。
私も”Designed in Italy”に軽~くショックを受けた一人です。
ウスウスは気づいていましたが・・・。
私なんかU-20どころがU-16ですが、”チャらい”と思われている(と思う)
Giosに乗っているからこそ、”チャらくね~ぞ!”と思わせたいし、
かつてのベテランライダーの言葉どおり、まずは人間エンジンを鍛えたいと思っています。
それに氏の言うとおり、”体感できない性能にカネを出す愚行”はその通りやと思います。
財力は自分の人生で勝ち取ったものですから、買える財力があるなら買えばいい。
ロードバイクは所有する楽しみもあるのは事実ですから。
でも私の価値感として、”乗っているバイクしか褒められない”ロード乗りだけにはなりたくないですね。
やはりスポーツですから。
おもしろい本ですね。つい最近始めたばかりの自分は身につまされる思いです笑。いや、決して高価なバイクに乗ってるわけではないですが。
カラダが資本、っていうのは実感しています。バイクは健康じゃないと乗りこなせないですもんね。食事にも気を使ってるつもりです(おやつも好きだけど笑)。
GWはいまのところ未定です。またよろしかったらご連絡ください。
最近スポーツ自転車に興味を持ったんですが、しかし読んでいて腹が立つ本ですよね・・・
と言いつつエンゾさんが勧めていたシクロクロスを買う予定です
なんだかんだ言って業界にエンゾさんみたいな人が一人くらいいると楽しいですね♪
おっさん(いやもうジジィか)は肉喰うと更にでぶるだけなので、じてんしゃにお金かけるのが結局近道です。
ああ、耳が痛い。おじさんも、LSDで頑張ります。(~_~;)
はっはっは、私なんかU-0だもんね。
ってロードバイクでもないか(笑)
ロードデビューをいきなりO-20にしてしまった私もちと耳がイタイ。
でも、私のような貧乏人は何台も買えるはずはなく。
(嫁さんとの交渉で)予算に納まるギリギリの中で、出来るだけいいモノは欲しいですよね。
四捨五入で仲間に入れてください。
アラ20サイクリストで(笑)
☆ ぱぱにい さん
友人の「ぴょんきぃ」さんはハーレー・ダビッドソンに乗ってます。どうしてハーレーに乗るの?って随分まえに聞いた事があるのですが、曰く「クルマで最高のモノに乗ろうとするとベンツとかBMWとかってかなり高価じゃない。バイクだと、そこそこの金額でそのジャンルの中では最高のモノに乗れるから」って聞いた事があります。
その考え方と同じで、自転車でデュラとかレコードを使うってのも、上を求める人にはいいのかも知れません。
ワシは、そこそこのグレードでいいから色々乗ってみたいので、クロス、BMX、マウンテン、ロード、ピストなど一通りのジャンル乗ってんですよ♪
☆ くるすけ さん
先ほど広交差点で遭遇しましたね(^^♪
確かに赤白トレックさんの走りを見ていると、つくづく「自転車よりも、エンジン性能やなぁ~」って思いますもんね。彼はホントに凄いです。
ワシのNironeもU-16ですから、共に頑張りましょう!!
☆ けんけん さん
この本読んで、身につまされる思いの人は多いでしょうね。その思いが反感になるか共感になるかは五分五分かと。
GWは、我が家は遠出しない家ですから、どこかでちょろっと行きたいですね。
☆ 職人気取り さん
まぁ、読み手次第じゃ腹も立ってアタリマエの本でしょう。
世の中、Noと言える人も必要なんですょ。
シクロですか!!シクロもいいですね。
バリバリのロードよりも、ちょっとだけクロスバイク寄り。イマイチ知名度が低いので、またその記事は後日書きますわ。
☆ ひらまつ さん
ひらまつさんは実力も相当におありですから、思う存分投資してやってください。
お下がりパーツあればちょーだい!!ww
☆ たっちゃん さん
今ごろは走っている最中かな!?
走って、走って、走って…ウマくなるには走るしかないですから、時間作って走りましょう!!
☆ ちょう さん
U-0?エンジン付きの方のバイクかな?
アレもエェよねぇ~。若い頃に免許とっときゃ良かった…
☆ JUN さん
いぃじゃないですか、O-20!!
買いたくても買えない方々が多いんですから、羨ましい限りです。
待ち遠しいねぇ~。
早川さんのお名前と、こなきさんのお名前で、検索したら、エンゾさんのお店に、こなきさんは行ってるんですね☆スゴイですね〜(o^-‘)b
体感できない性能ですか、確かに機器の金額はスピードを出すため、精度が高く素材も厳選してあるんでしょうから、その本来の意味からしたら、エンジン鍛えていかないと、勿体ない話かもデスね☆
今日は朝寝してしまったので、夕方〜夜練しますかね☆
赤白トレック さん
エンゾ氏はとっても優しい方でした。懐かしいです。
赤白トレックさんは、いいコンポ使わんでエェです。だって、それ以上速くなったらワシら本当に置いてけぼりだから…
エンゾさんと、こなきさんのツ〜ショットで、良い笑顔でした☆
てか、こなきさんは、ロードやら、ピストやら沢山ありますね☆メンテ大変じゃないですか?
赤白トレック さん
あのツーショット写真、大きく引き伸ばしてワシの自転車部屋にポスターとしてデカデカと貼っているんですよ、実は。
ってウソですがw
ワシは走るのも好きじゃけれど、イヂるのも好きなんよ。じゃからメンテは全然苦じゃないじゃ♪
そうですか☆イヂるのも楽しみですか☆ 自分は洗車とチェーンの掃除やブレーキのチェックくらいしか出来ないですけど、それも楽しいですよね(笑)
赤白トレック さん
>自分は洗車とチェーンの掃除やブレーキのチェックくらいしか出来ないですけど…
いや、それだけ出来れば十分ですよ。
自転車なんてなんでもいいでーす。
好きなの買っちゃえ!好きな乗り方で乗っちゃえ!
好きこそ物の上手なれで15年乗ってきましたが
未だに楽しいと感じられる自分が大好きデース。
ぽりぽり さん
全くその通りですね。よく「どこの自転車がいい?」って聞かれるのですけれど、価格帯が同じならどこのメーカー選んでも一緒なんすよね。だから、価格帯に加減が出来ないならば、どこのメーカー買っても一緒。
何より、エンジンですよね。
趣味としての自転車は奥が深いし、乗ってて愉しいし、健康にも良いし…。Saftyに走れば、何も悪いところが無いッスよね!!
自転車に再び乗り始めて勉強のためにいろいろ読んでいてサイトを見ていたら楽しいものがたくさんありました。ずっとアーチェリーをしていて国体上位くらいのレベルでやっていましたが、そのときにはいつも最高の弓をつかっていました。しかし、現在弓よりも自分の技術を付けることの方が大事とよく分かりました。まっすぐ射てばまっすぐ飛ぶ弓であれば後は自分の技術。自転車もこいだだけ走る、ブレーキを掛ければしっかり止まる。それで良いともいます。なので私も「肉を食った方が良い」と思います。車はBMのそれなりのに乗っていますがそれは体力なくてもそれなりに走れるからで、自転車はU-20です。後は体力でカバーとがんばっています。エンゾ氏の骨盤を立てるのは私も納得しました。良いところは採用して楽に早く走れるようにがんばりながらエンゾ氏の言いたい放題も楽しく見させていただこうと思います。残念ながら箱根は遠いので奥多摩の山を走りたいのでのろのろと走っている青い自転車を見たら声を掛けてください。
さんじ さん
こんにちは、こちらは箱根も奥多摩も遥か遠い、こちらは瀬戸内の広島・呉と言う地です。
「分相応」って言葉があるように、どちらか片方だけが素晴らしいってのはやはりアンバランスなんだと思います。
分相応な自転車に乗って、愉しく行きたいですね。
アノ人は全てが間違っている
って言うか売名行為のために独自性を押し出そうとして必死過ぎ
成人病患った中年オヤジが全裸にハイヒールで本に載るとか人としておかしい
モブ1 さん
そうですね。
受け入れるも拒絶するも、色んな解釈があっていいと思います。
フルカーボンでも大切に乗れば普通にもつだろ
ほんとか?自動車でも同じこと言えるか?