千代鶴との出逢い

ども
1ヵ月以上更新が滞っておりました。
既に報道されている通りのアレでして忙しくしております。
そして今からもっともっと忙しくなりそうです。どうなることやら…
では、久しぶりのブログ記事いきましょうか…

***

出逢いは偶然か必然か…
縁ある人 万里の道を越えて 引き合うもの
縁なき人 顔をあわせ すべもなくすれ違う…(中島みゆき)

きっかけは書店で偶然に見つけた一冊の本だった。

ディスクロードのルーベ乗りになったはいいが、ディスクのことを何も知らないので買ってみた。まぁ個々のメンテ記事は実際に弄る段階で参考にするとして、巻末の広告記事が目にとまった。

福山にビッグウェーブってお店があるんだ…知らんかった…
福山と言えばTREKのKen’sさんが有名よね。
ブログ記事にはしてないけれど、以前に訪れたことがある。

しかも「ロングライドロードから…」って売り文句に惹かれる…
福山のビッグウェーブか…今度行ってみよう。

1月13日
奥さんを仕事に見送ってから一路福山に向かう。
カーナビに導かれて着いたのは引野店。なんだろう…ひと言で言えば倉庫だ。

中に入るとお店の方は男性お一人。
小物を見させてくださいと告げ店内を一巡。
多い…とにかく自転車が多い。一般車が7割。スポーツ車が3割ほどか。
スポーツ車の取扱いブランドは不思議な組み合わせだ…。

気になる小物を2つ、3000円ほど購入。
初めて訪れるお店でも礼儀として何がしかを購入するようにしている。

お店の方とあれやこれやと会話させて頂く。こう言う与太話がまたいいよね。
珍しいのがあるんですよ…って言われたのがGUSTO

カーボンチューブラー105。事情あって格安にしときますよ。画像撮っていいっすよってSNS拡散希望やなw
あれやこれや結構話す中で、色んなお店を訪れて色んな話をして、掘り出し物を探すのが楽しいんですよ。って言うと

そんなら本店行くといいですよ

って言われた。本店?どこ??東町店ってのが本店らしい。行かねば!
ふたたびナビに導かれてビッグウェーブ東町店へ…

ここは…

引野店も趣ある倉庫だったが、東町店は…かなり歴史のある自転車さんだ。
店内へ…何だか懐かしい。オカムラさんとこが建替える前がこんな感じだった。いや、それよりももっと雑然としていて掘り出し物に出逢える予感しかない!

新しい小物、古い小物…色々ある。ガーミンの最新機種もある。
何なんだこの謎品揃えタマランじゃないかww

店内では客のばぁちゃん3人が電アシ三輪を買うの買わないだの、女性のお店の方と堂々巡りの話をしている。大変そうだ…
こっちは小物を見ているが、(一般車の)常連さんとおぼしきお客さんは店の奥の入口から入ってくる。あるよね、一見さんが入る入口と常連さんが入って来る入口が違うお店って。
奥の入口の方にも一般車が見える。ちょっと行ってみようか…

ゲッ!

何なんだ、この自転車の数は!
さっきの引野店の店頭在庫も凄かったが、東町店の在庫はもっとすごい。
数としては引野の方が多いんかも知れんが、東町はこの雑多感がマニア心をくすぐる。
一般車が多いが、スポーツ車もなかなかの数と取扱いブランド。ぐるっと見て回るだけでも楽しい。

そんな中に一般車ばかりの中古車コーナーがあった。

その中古車コーナーの手前に置かれている1台の一般車、いわゆるママチャリに目が釘付けになった。何なんだこのママチャリは…今どきこんなの無いぞ…。

お店の方に戻り、店員さんと会話できるタイミングを待つが、ばぁちゃんの三輪話はまだ続いていた。なげぇな…
別の男性店員の方が「何かお探しですか?」と、声を掛けてくれた。

待ってました!

こなき:雑誌広告を見て呉からきました。あの中古車コーナーに置いてある、あのレトロ感あふれる1台は売り物ですか?

店の方:えぇ、倉庫の奥から出してきた長期在庫品でして、乗れるようにメンテして売ろうと思ってるんですが、一般車が多く出る時期で忙しくてなかなか手が付けられなくて、あのまま置いてあるんでs…

こ:じゃあ、あのままで売って頂くことは可能ですかッ!?自分ロードバイクをバラから組むことができるので、防犯登録だけして頂ければそれだけで構いませんので!!

店:えッ!…そ、そりゃ構いませんが…

こ:お幾らでッ!?

店:えー…じゃ、じゃあ〇〇、〇〇〇円で(迷惑になるといけないので、一応伏字)

こ:え、そんな値段でいいんですか!?

店:まぁ、何も手を掛けてないので…

こ:買います!(即決)

店:本当ですか。こちらとしても有難いです。

こ:いえいえ、これも何かの巡り合わせ。もう二度と出会えない1台ですよ

と、こんな会話で代金、消費税、防犯登録料を支払い購入。
「また来てくださいね」と言われつつ、自転車を押しながら店を出た。

大物購入は奥さんに断りを入れて買うのが常だが、今回だけは即決だった。
店内での撮影はおこがましいので外で撮ったのがコレ。

レトロなカラーとディテール、砲弾型ライト。これは古い。ペダルは無い。
でもシマノの内装4段。サビは浮いておらずメッキやアルミが一部斑点になってる程度。めちゃくちゃ古いって訳でもなさそうだ。

ハンドルが異様に高く、サドルがドン突きなのでおかしいが、そこは調整でどうにでもなる。
前の泥除けの上にある、この看板みたいなの…

ビック・モローとかが出てた戦争映画に登場するバイクによくありがちなディテール。モントレ?

ダウンチューブに貼られてるステッカー…NeoBee…?

名前らしきものはこの2つしかない。メーカー名ステッカーは見当たらず…
国産車ではあろうが、どこのメーカーのものかは不明。

翌週の休日にオカムラさんとこにコイツを連れて行った。ペダルを買わなきゃね。
で、コイツを見たオカムラさんが開口一番、

千代鶴のネオビーじゃない!
昔、ウチでも販売してたんよ!

マジか―!

千代鶴。
何だか日本酒みないな名前だけど、そんなメーカが昔あったと聞いたことはある。

オカムラさん曰く、パナソニックやブリヂストンやミヤタはフレームから自社生産する工業メーカ。
対して、千代鶴は個々の部品を各製造元から取り寄せて組み立てる商業メーカだと教えてくれた。
(でしたよね…💦)

工業メーカ、商業メーカという言い方すら初めて聞いた。

そして、店の片隅にあるネジ箱をゴソゴソと引っ掻き回して、出てきたのがコレ

あ、前の泥除けについてるのと同じプレートじゃん!!

「風切り。泥除けだけを交換することがあったりしたので、スペアで取ってあったんですよ」って、物持ちが良過ぎ(笑)!!

あのプレート、風切りって言うんだ。初知り。

何年ほど前の自転車だろうか…と言う話題になり、あれこれと記憶を紐解くと恐らくは2000年頃には販売していたんじゃないか…と、言う話になりかれこれ20年前の自転車か。

20年もの間、福山の倉庫の片隅でじっと待ってたんだな。
そかぁ~…よしよし…

ペダルと馬蹄錠を買って帰り取り付ける。
チェーンやら諸々メンテ。

ダイナモ発電は重くてうるさい。砲弾型ライトの中には昔ながらの電球。
夜に走ってみると、行燈(あんどん)かよ!って程に暗い。
20年前はこの明るさが普通だったんだな。今じゃ信じられないよ。
電球はLEDに交換してやることで、かなり明るくなった。

で、この千代鶴Neobeeは自分が街乗り用にと思って買ったんだが、コレを見た奥さんが

スカートでも乗りやすそう!
アタシの通勤車に決まりね(^^♪

って…💦💦💦

じゃったら買った代金寄こせよ!って言うとハイ♪ってくれた。うぅぅ…
しかもサドルをもっとレトロ調にして!との天命が下り、熱帯雨林から調達。

チェーンカバーの小さな斑点状のサビはどうやっても取れんかった。
ムチャするとメッキが剥げるしね…。

ってことて、そんな経緯で我が家にやってきた千代鶴のNeobee号。
たまたま本屋で出逢った本からの流れで出逢えた1台。
ウチに来るべくして来たのかも知れない。
汎用の部品ばかりなので、丁寧にメンテしてやればここから更に20年は乗れるだろう。
あ、その頃には自分らが自転車に乗れなくなってる可能性の方が高いかもな💦💦💦

で、この話をFaceBookに書いたら、

あ、そのお店って自分が昔に勤めていた店なんです

って、コメント寄越してきたのは観音にある自転車工房MASAのMASAさん!
マジっすか!

広島の自転車界ってせまッ!
変なところで陰口叩けんわ(笑)

あ、このMASAさんはAJ広島ブルベメンバーご用達です。
キワモノチューニングしてくれるショップ(笑)なので是非行ってみて。

AJ広島公認サイクルショップにしちゃっていいですかw?

ウルトラマラニックのお手伝いしてきた👍

最初に言っときます
今回の記事は文字が沢山、動画が1つだけで画像は無いです。
なので面倒だからこの先の文字は読まないで最後の動画だけ見ていって!!!w

あれはまだ暑い8月頃だったかな…
サカイ氏から誘われたんよ…

矢口さん、マラニックのサポーターやりませんか?

マラニックってアレよね…100キロマラソンみたいなヤツよね…?
(非常にざっくりした理解)
開催は12月8日とのことなのでブルベシーズンもオフってることだし、二つ返事で了承。その後月日は流れ…Facebookの方でマラニックのグループが立ち上がってそこに参加し、あれこれとアナウンスが流れて来はじめたのは11月になってからだっただろうか…

主催は高島さんと言われる方だが、蒲刈に移住されて島おこしに奮闘されておられる方が居られる程度の非常にぼんやりとした理解しかなかった。
開催が近くなるにつれ、FBグループの方に情報が流れる頻度が密になってくる。自分は午後からのサポートと言うことで依頼を受けた。

らじゃ

自転車イベントのサポート側と言えば、2年前の道の駅グルメライドbyTBC(w)でのお手伝いが思い出され、あの時はサイクリングイベントだったが、今回はマラソンイベントだ。どんなに勝手が違うのか楽しみじゃないか。

とは言え、初めての経験は誰だって勝手が分からないので昨年参加のサカイ氏にあれこれ尋ねてみると、各エイドのエイド食はサポータも喰っていいらく、それは助かる。あと、夜になると気温が下がるのでウェアの配慮を…と、そうだね。昼間は暖かそうだけれど陽が落ちると一気に冷えてきそうだよね。
みたいなやりとりしていて前日になりサカイ氏から、矢口さん午前中って何か用事あるんッスか? → いや、別に何もないよ → だったら朝から参加しましょうよ → あいよ♪ → 朝4時半に矢口さん宅前に迎えに行くんで自走で行きましょう → あ、アイョ…💦
みたいな流れで終日サポータにシフト替。

11月3日に三次界隈を走っただけでそれ以降忙しくなり全然乗れてない。1ヵ月のブランクは大きいし飲み会も多かったので、冬眠もしないくせに脂肪の貯えが充実してしまっている。マズい…大丈夫か自分。
しかしサカイ氏は「長距離マラソンの伴走なので、ポタリング以下ですから大丈夫大丈夫」と、根拠のあるような無いような太鼓判をムダに押してくるw

前日土曜にバイクの準備と言うかウェアの準備を整えるのに時間が掛かる。今期初の5℃対応ウェア準備だ。1年ぶりに引っ張り出すグローブやシューズカバーが片一方しか見つからず、サルベージに時間が掛かるのが例年のシーズンインの恒例行事w

何だかんだで寝たのは日が変わる頃→起床3時半。ヤバイがアラーム音で目が覚めてからの段取りは迅速。サカイ氏の到着が待ちきれず家の前の直線道路=ホームストレートwを行ったり来たりしてウォームアップしていると高速点滅する赤い光が家の前にいるのを発見!
さ、スタート地点である蒲刈の県民の浜目指してサカイ氏の鬼牽きが始まる!と、思いきや気を使ってくれているのが分かる、ゆるふわライド。や、そんなに気を遣わんでも…

近況報告などの雑談しながら県民の浜に着いたのは5時半頃だったかな。
この時点で自分、マラニックの開催要項を全く理解していないことがバレる。
ランナー皆さんのスタートシーンをGoProに収めることができると思ってたのに、もう皆さんスタートした後で誰もいなかった💦💦💦

マジか…今日はGoProを持って来たので、お約束の動画を作る気満々で来たのに…いきなりの頓挫…まぁ仕方ない…
自転車サポータのブリーフィングが開催される。あ、初めまして高島さん。サポーターは自分含めて10名。知った顔の方、お久しぶりです。初めても方もおられる。初めまして。皆さんレースに出られる実力派ばかりで、のんびりブル兵な自分がどこかニオイが違うのはお察し済です。

連絡手段として業務用トランシーバを渡される。お、これはカッコイイ!こんなの使うのは初めてだ(嬉)。そしてエイドキットの入った袋を渡される。よしゃ!今日1日頑張ります!!
ランナーがスタートしてスグにサポートが必要になる訳ではないので、自分らの到着がスタート後で構わなかったと知ったのがこの時点と言う遅さね(恥)

と言うことで、ぼちぼちとオンルートでランナーの皆さんをサカイ氏とふたりで追いかけて行きます。
最初に出逢ったのは上蒲刈から下蒲刈に渡る橋のたもとにある、であいの館。ここが最初のエイドになってた。下蒲刈に渡りグルグル巡回。この時点では皆さん順調に走っておられる。声を掛けさせて戴いたりしつつGoPro撮影。

その後上蒲刈に戻り、向(むかいと言う地名)で最初の救護者を発見。膝が痛くなって、もうこれ以上走れないと言われている。

合点承知の助!

業務用トランシーバの出番だ!!
不謹慎ながら初めての発信でちょっと嬉しい。だがしかし、この状況では喜びをあらわにするべきではないな。おおまかな場所を伝えると、救護車輌を手配してくれると本部から即答あり。車輌の到着を待ち、ランナーが救護車輌に乗り込むのを見届けてコース巡回に戻る。

しかし分からないのが自分が全体のどの位置にいるかだ。
いま自分の周囲にいるランナー達は、早い人グループなのか、遅い人グループの人たちなのか…どっちだ?
何となく遅いグループなんかな?って気がしてきたので、先に行ってボリュームゾーンに行ってみたい…

スピードをちょと上げ先に進むと、対向から自転車サポータ2名がやって来るのが見えた。この2名、有名なK親子さんfrom広島市内。何年か前のライドでもご一緒したことある。
で、K親さんが言われるに、この先はもう2、30人しかいない先頭集団ですよと。マジか!先頭は放っておいてもガシガシ走る人たちなので、こんな序盤でのサポートがまず不要と思われるので、ゆっくりと戻る方向に走り集団に吸収された。

おぉ、後から後からランナーがやってくる。ボリュームゾーンやな。
しかし、私らサポート役がもっともケアしなくてはならないのは、このゾーンの方々もだが、更に後方からやってくる後方集団の方たちだ。
最後尾にはサポート車輌が追走しているとのことなので、そこに拘る必要は無いのだが、中~終盤のゾーンを行ったり来たりしつつ、ランナー集団について行く感じだ。

ランナーの中に二人で一緒に走っておられる方がおられた。見たところ恐らくは全盲の方とそのサポートの方のようだ。全盲の方で100キロ走られる方も凄いが、それをサポートされる方も100キロ完走される走力をお持ちの方と言うことであり、どちらも凄い!頑張ってください!!

途中のエイドでカレーを頂いたり、歩いておられるランナーを応援したり…時間が経つのが早く感じられる。自転車サポータを統括しているのはサカイ氏。氏の采配で〇〇さんは前に出てとか、△△さんは□□島を回っててとか、的確な指示が下されるので、サポーターとしても非常にありがたい。

ランナーは岡村島の岡村港まで行って折り返してくるとのことだが、そこまでは行かなかった。
途中エイドに制限時間内に到達できずに足切りになってしまう方々のゼッケン番号が、無線で順次届いてくる。その数は時間が経つ毎に増してきている。無理もない。フルマラソンですら42キロ。その倍以上の距離を走ろうとしているんだから当然と言えば当然だ。

終盤、豊島の西側。80キロ以上走らないと到着できないエリア。
この直前のエイドと直後のエイドの間にカブで乗りつけて私設エイドを開設されている方がおられた。お話を伺ってみると、本当なら自分もエントリーするつまりだったけれど、事情で出れなかったので居ても立っても居られず、私設でエイドを出していると。ドリンク類とお菓子が無償で振舞われていた。
その気持ちが嬉しいじゃないですか。ありがとうございます。

このエリア、10キロ区間を何度も往復しているうちに陽は暮れて夜になった。参加者はライトを点灯させ真っ暗闇の中を黙々と走っている。いや、歩いている人も少なくない。

あと10キロも無いです、頑張ってください!

声を掛けるがランナーからの反応は薄い。もう疲れ切っている。足を引きずるように歩いている方もおられる。彼らに限界と言うものがあるのなら、もうとっくに限界を超えているのだろう。

最終エイドは豊島大橋の下、95キロ地点。あと5キロの地点だがここに20時20分までに到達できないと足切りになってしまう。無情。

そしてその無情は自分自身にも襲ってきた。

寒い

朝の気温なら大丈夫と思っていたが、体感的には朝の気温より下回っている気がする。ヨミが甘かったか。ランナーを応援する「頑張ってください!」って声が震えているのが自分でも分かる。
これはマズい。今週末は東京出張もあるので、このタイミングで風邪を引く訳には行かない。

サポータのサポーターを要請した。
30分ほど後に到着したのは、ウチの奥さんが運転するクルマだった💦
申し訳ない→奥さん

無線で伝えた。
「えー、バイクサポート矢口。乗り物が2輪から4輪になりましたので、ピックアップが必要な方があれば3名まで搭乗可能です」
何で素直に言えんのだ、自分。
「え?冒頭の方が聞き取れなかったので、も一度お願いします」と反応したのはサカイ氏だったw
まぁそんなこんなでDNFだったのは他ならぬ自分だったりします💦

クルマでゴール地点の県民の浜に戻り、奥さん共々にゴールする方々を出迎えた。
皆さん感動のゴールだった。元気そうにゴールされる方も、ほうぼうの体(てい)でゴールされる方も。男性の方も女性の方も。皆さん嬉しそうだ。

朝から皆さんの走りを1日中見てきたので、こちらもこみ上げてくるものがある。

そして制限時間いっぱいの21時が刻一刻と迫る。
ライトアップされたゴールアーチに最後に飛び込んだ女性は、何と制限時間の2秒前!!
これは感動的だったね。その場にいた全員が嬉しそうだった。
本当に皆さまお疲れ様でした。

自分もブルベで600キロとか走ったりしますが、所詮自転車は座ったままでできるスポーツ。走ってる最中でも脚を止めることができるスポーツ。
でもRUNって、100%自分の脚で一歩一歩前に進まなきゃゴールに近づかないスポーツじゃないですか。やっぱり過酷さって全然違うと思うんですよ。
だからRUNの人って本当に尊敬します。RUNの人が自転車始めるとやっぱりとてつもなく速かったりするじゃないですか。だからRUNの人はバイクに来ないでくださいw

ともあれ皆さんお疲れ様でした。ゴールした人も、惜しくもDNFだった人も、スタッフもサポートの人も、関係者全員お疲れ様でした。そして主催高島さん、これだけの大会を成功させる実行力は本当に凄いです。来年も自転車サポートで参加させてください。来年は防寒ウェアをより充実させときますからw

そんなこんなの第2回とびしまウルトラマラニック。撮影したGoPro動画を編集してYouTubeにUPします。今回は面白い画が沢山撮れました。
取り急ぎは予告編を作りましたので、本編ができるまでの間、これであの日の感動を甦らせておいてください。

ではまた来年、とびしま海道でお会いしましょう(^^)/

上京してきた

11月。
今月は忙しい。仕事面であれやこれやあって余裕ない。

ある日の帰路にて…
ある日の帰路にて…

でもヒマなのよりは遥かにマシ。頑張りますよ💪
そんな多忙に加えて今月は2回東京に行く用事がある。
その1回目が9-10日の土日だった。
目的はAudaxJapanの総会出席のため。

AudaxJapan…国内ブルベを統括している組織とでも言いましょうか…我がAJ広島はそこの下部組織ってところかな…
歴代の代表より聞いてたので、総会ってのがあるのは知ってたけれど、それは各地域クラブの代表者が出席するもので、自分が行くことは無いと思ってどこか他人事のような気でいた。
あ、自分…一応、AJ広島内の副代表と言う肩書きを持ってます。
副代表らしいことは何もしてないですが💦

今回の総会、代表氏ともう一人の副代表氏もお仕事の都合で参加できないと言うことなので自分が代理出席となった次第。初めてのことなので何がどうなるやら分からないことだらけだけれど、このトシになっても新しいことを経験させてもらえるとは嬉しい限り。

土曜朝、広島駅を8時頃の新幹線に乗る。出張のようだが仕事ではないのでちょっといい気になってみる。

朝7時台からコレ…
朝7時台からコレ…

若かりし頃、こんな時間の新幹線の中でプシュッとビール飲んでるオヤジを見て、なんだかなぁ~って思ってたけれど、いま自分が同じことをしている訳でこれはオヤジの普遍性とでも申しましょうか、老いゆく中で誰しもが通過するプロセスなんだと思いますよ(たぶん違う

総会が開催されるのは新橋とのこと。
新橋。おぅ知ってる。新橋と言えばサラリーマンよね。地方民でもそのくらいは知っている。それ以外の知識は無い。

Googleセンセに案内されるがままに歩き、目的の建物に到着。
ちょっと古めの雑居ビルのようだ。いわゆる貸し会議室だな。

事件は会議室で起きるのか!?
事件は会議室で起きるのか!?

入ると誰もいない。早すぎたか…
そうこうするウチに皆さん集結してきて総会の雰囲気が一気に盛り上がる。
知った顔、お久しぶりの顔、はじめましての顔…
この方々が日本国内のブルベを運営している面々なんだな…そしてやはり平均年齢は高いw

各地より持ち寄られたお土産が配られるなど、和やかな雰囲気でスタート。
しまった…もみじ饅頭を大量に買ってくるべきだったか…

定刻より始まった総会。
その内容はここで書く訳には行かないので割愛させて頂くが、なるほど、こんなやりとりが行われた末に各地区のBRMは開催されているんだな…と、認識。勉強になるわぁ~…

総会が終わりましてはお約束の懇親会。
個人的にはこの懇親会に非常に期待しておりました。日頃なかなかお話することのない、各地のスタッフの方々とお話しできる数少ない機会じゃないですか。

貸会議室のあったビルを出て、新橋駅前にある怪しげなビルに吸い込まれる一同。目的の居酒屋に行くまでの間、通路の左右にあるのは怪しさ満載のアジアンマッサージ店。
オニイサン、ニセンエン…や、エェから、触らんといてや…💦

懇親会では沢山の方々とお話ししまして…
憧れのマヤさんともお話しすることができまして、光栄です。本当に。

お店を出たところで集合写真の撮影がありまして、その後に撮ったのがこちら…

ひどいエズラw
ひどいエズラw

酷いと評判のあおばと千葉のコラボですね。いいエズラですね。
皆さん二次会に行かれてましたが、自分は退散。

新橋の夜
新橋の夜

都会だねぇ~…
こんな時間でもこんなに明るくてこんなに人が多い。

歩いている時に見つけたタイムズの金額に驚愕!

高い💦
高い💦

マジっすか!
自分の地元は丸1日停めて500円ってのが最安値なんっすよ!!!
やっぱり都会やなぁ~…

宿泊に向かったのは変なホテル。

変なホテル
変なホテル

ホテルの名前が「変なホテル」。前々から知ってたものの、泊まるのは初めてなんよね。受付がロボットなんじゃ…

できた当時は騒がれたが、ユニクロなんかの自動レジが普及した今となっては無人チェックインももはや希少価値はなく、いっそこのロボットは要らなくて受付機だけで良くね?って気すらしてくる。

でもまぁ、変なのは受付だけで部屋に入れば普通のホテル。
あ、変な装備であったのはコレ。

サムスン製 衣類清浄機
サムスン製 衣類清浄機

ちょっと見かけないサムスン製の衣類清浄機。
水洗いする訳ではなく、イオンか水蒸気か何かで衣類を清浄してくれるらしいが、正直、その効果は不明(笑)

翌朝…

クレーン邪魔…
クレーン邪魔…

天気は快晴!部屋からの眺望は良かった!
クレーンが無ければもっとよかった!

さて、今日はフリー。東京をブラついてから帰宅するだけの1日。
最初に吉祥寺の友人宅を訪ね、その後はお目当てのお店訪問。

1軒目は当然のようにあんこ探しの旅。

浪花家総本店
浪花家総本店

麻布十番にある浪花屋総本店。
何でもあの、およげたいやきくんのモデルになったお店とか。これは必訪よね!行列ができているのかと思いきや、回転が早くあっという間に買えた。

たい焼き焼いてる目の前に行くと、香ばしい香りがする。いい匂いだ。
こんなにいい匂いのするたい焼きって初めてじゃないかな。

「香ばしい匂いですね」と焼いてる職人さんに言うと、ほくそ笑んで奥で焼き立てを食べて頂けるのが一番おススメですよ。と誘ってくれたが、申し訳ないちょっと先を急ぎたいので持ち帰り5個お願いします。

およげ!
およげ!

なんだろ。普通のたい焼きよりも白いよね。店頭でひとつ食してみたが、パリッとした薄皮の中にトロッと柔らかく絶妙な甘さのあんこ。これは美味しい!ん~…店内で食せなかったのが今になって悔やまれるが、まぁその楽しみは次回にとっておき、残り4つはお土産に持って帰ろう。

次に向かったのは、お約束のスペシャの店舗。

スペシャライズド 新宿
スペシャライズド 新宿

スペシャライズド新宿。
ここは以前にも来たことあるので2回目の訪問だが、ルーベ乗りとなった今はまた訪れる意味が違うので、またちょっと違った気分で訪れてみたかった。

今回の戦利品はタイオガのスルーアスクル用エンドホルダ。ルーベでいつか輪行するときのために必要じゃけ。
レジ支払いの際にお店の方とあれやこれや会話させて頂き、店頭に置いてあるヘンタイバイク(褒め言葉w)を肴にあれやこれやと話をしまして、ルーベに乗り始めたばかりと伝えると、是非チューブレスで乗ってみて!と言われた。チューブレスか…まだ経験ないな…ググってみるとエア漏れが少なからずあるようで「日本人の要求には…云々」とspecialized的にもあんまり積極的にはオヌヌメしてないようだが、それはそれで経験してみなくちゃわからない訳で、チューブレスやってみたくなった病に罹ってしまった。どうしてくれるんだ。

さて、これで本日の目的は果たしたのでそろそろ帰ろうか14時台の新幹線を予約してたので、LINEでその旨を奥さんに告げると、

あんた今日が何の日か知っちょるん!?
天皇即位のパレードがある日じゃん!
もうこんな機会二度とないんよ、パレード見て帰らんでどーするんよ!!!

と、えらく罵倒(笑)されたので、あんまり乗り気じゃなかったんだけど(おい)、新幹線の時間を18時台に変更。ええ時代になったもんじゃな、こーやって簡単にスマホで新幹線の予約変更ができる時代なんて。
続いてパレードのルートを調べてみる。や、それさえ知らなかった。
皇居から赤坂御所まで…皇居はわかるが、赤坂御所ってどこよ…
地図を見ると…ふむふむ、なんとなくわかった。
パレード終わった後はみんな東京駅に向かう激しい混雑が予想されそうだから、なるべく東京駅に近いところが良いだろうな。

GoogleMapで見ていると、桜田門という文字が目にとまった。桜田門か。桜田門外の変があったとこよね(←あんまり関係ないだろ)。ここなら東京駅ちかいし、この辺りに行ってみるか。
新宿から桜田門に行くには国会議事堂を目指せば良いようだ。向かう。
国会議事堂前駅で下車し地上に出た。

国会議事堂
国会議事堂

たぶん自分の目で見るのは初めてだと思う議事堂。
そしてその周囲は既に厳戒態勢だった。そして何やら長蛇の列ができていたので意味も分からず並んでみる(笑)

しばらくすると警官が拡声器で「この列は国会議事堂内に入る方の列です」と言っている。うん。ここじゃないな。離脱し桜田門の方に向かう。

外務省の前を過ぎたところで、さっきよりも更に長い長蛇の列を発見。
最初、この列の意味が分からなかった。自分はどっかの敷地内に入りたいんじゃないんです。ただ沿道から遠巻きに見たいだけなんです信じてください。的なwって思って列に並ばなかったんだが、しばらく状況を見ていると、どうやら沿道からただ見るためだけに並んでいる列のような気がしてきた。そうなのか?どうなん??

ワケもわからず最後尾につくw
と同時に近くにいた男性から国旗を手渡された。

旗ゲット!
旗ゲット!

良く見るあれだ。
これを渡してくれたのはどこ所属の人なんだろう。どっかの新聞社の人じゃないかと思ったんだが今もって謎。この時点で時刻は12時45分。

並んでいるうちにさらに後ろにも人がどんどんつながってきて、もうここには何千人いるんだろうか…ものすごい多くの人が並んでいる。

法務省旧本館前
法務省旧本館前

列の先頭では手荷物検査をすると言っている。なるほど厳戒態勢ってヤツですね。列の進み具合は猛烈に遅い。どんだけ慎重に手荷物検査してんだよ。って感じだった。
かなり長い間待って、そろそろ自分の番がくるようになった。自分の前にいたおじさんの手荷物検査で、カバンの中から小さなハサミが発見された。
全長5センチほどの糸を切る用じゃないかと思われる、とても凶器にはなりえないハサミだったが、それを取り出し半透明のビニール袋に入れ「この袋はカバンから出さないでください」と念押しして戻していた。ひえー。

そしていよいよ自分の番だ。
並んでいるときに、コレは没収されるかも知れないなと思ってたのが、さっきスペシャの店で買ったスルーアスクル用のエンドホルダ。これ、見ようによっては吹き矢に見えなくもないw得体のしれないものは取り上げられるんじゃないか。短い付き合いだったな、タイオガ。また逢おうな。

カバンは事前にすべてのチャックを開けておくように言われてた。
カバンの中身をゴソゴソ漁る男性警官。タイオガを発見。裏もじっと読んだ4秒。戻した!お、これはスルーだったか。
500mlのペットボトル入りの水を持ってた。「ひとくち飲んでください」そか。燃料とかじゃないかと疑われている。グビッ。飲むが見てねーじゃねぇかよ!
まぁそんな感じで丁寧なんだか雑なんだか分からない手荷物検査はパス。

続いては身体検査だ。腕を左右水平に上げ、婦警さんがボディタッチしてチェックしてくる。ここもパス。
最後は金属探知機だ。空港のようなゲート式ではなく、手で持って探るタイプのヤツ。無事パスで終了。

で、自分の並んだ列は既に収容される場所は決まってたようで、こちらへこちらへと一同誘導される。されるがままに歩いて行くと法曹会館の前の歩道部分に案内された。

歩道にロープで長方形の枠が作ってあり、その枠の中に300人ほどが収容されている。前からこちらをじっと睨む警官数名。後ろにもいる。さらにお立ち台があってそこから全体を俯瞰している偉いんだろうなと思わせる警官1名。
これはうかつなことは出来ない。

パレードの車列は海外よろしく、車道の右側通行で行われると言ってる。
ちょっとでも観衆から距離を取りたいんだろうな。

もしトイレに行くならこの枠から出る訳で、そうなるともう一度手荷物検査からやりなおし。この枠には戻ってこれないと言っている。でしょうな。
なので誰も飲み物を飲んでない(笑)じっとしておくしかないな。

右となりの男性はスマホ2台でポケGoしているかと思いきや、次は音ゲーやっている。ヘッドフォンから漏れてくるタンバリンの音がシャンシャンうるさい。
後ろにいた男性はスマホの電波が弱いと愚痴っている。そりゃこんだけの密集度でスマホがいれば、基地局へのアクセスが集中するから個々人から見れば遅くなったと見えるじゃろうね。なのに「これは妨害電波が発射されているに違いない!」と熱弁をふるってたw ま、そーゆー理解でもヨシッ!

数分おきに警察犬が道路を行ったきたりしている。

パレードまで30分となった頃、リハーサルがあると前の警官が言う。
リハーサル?

ちょっとお調子者っぽいキャラの若い男性警官が小走りに走ってきて、彼に向けて旗を振れとw
最前列の人は旗を胸の前で振れと。で、5列ほどに並んでいるので、互い違いに前の人のあいだあいだに入るようにして、後ろの人ももれなくパレードが見えるように配慮してあげてくださいと。

なかなか丁寧だな。

自分の前には3列の人がいるが、幸いに小柄なオジサンオバサンなので、無理なくリハ警官が見えた。これは好ポジションかも。
右から割り込んでこようとするジジイを肩圧でブロックし、後ろから前に割り込んで入ろうとしてくる関西弁のネーチャンには前に詰めて入れないよう毅然とブロック。

よしゃ!

パレードは3時出発らしい。そろそろ3時だ。
警察車両が右手皇居方面から数台通過して行く。そろそろ来るのか?

右手のかなり向こうの方で、おばちゃん数名が「雅子さまぁ~!」「雅子さまぁ~!」と言ってるのが聞こえてきた。いよいよか!

左手にスマホを掲げ、右手で国旗小旗を振る!
きた!

行った!
自分の前を通ったのはおそらく10秒!

8000万と話題になったオープンカーのこちら側に雅子さま。
奥側の陛下は正直ほぼ見えなかった。
と言うか、陽が当たった瞬間に雅子さまのティアラのダイヤモンドがやたらと輝いていたのしか記憶に残らなかった。

おそらく人生最初にして最後のナマで天皇皇后両陛下を見る機会はこうやって終わっってしまった。

終わってしまうともう何も束縛がない。
みんな自由にそれぞれの帰る方向に向かう。
自分は東京駅方面に。

東京駅へと向かう人の波
東京駅へと向かう人の波

皇居前の片側4車線の車道をここぞとばかりに自由に歩き回る民衆。

帝国劇場前の混み合う歩道を抜け東京駅へ。
駅構内も混んでいるが、思ってたほどじゃない。
18時台の新幹線を16時台に変更し無事帰路へ。

ふぅ~…
結果的に総会出席よりもパレード観覧の方がメインな2日間となってしまったけれど、貴重な経験をさせてもらいましたよ。
人生なにごとも経験。

さて、来週は研修で月火曜と再度の東京出張。
そしてその翌週が業務のヤマ。
まだまだゆっくりさせてもらえない52歳。あ、11月15日で52になりました。
年季が入ったオヤジ熟成しつつあるですが、これからも引き続き各方面よろしくお願いします。

BRM1019 松江・日御碕・美保関200kmの報告

え~…
すっかり時間が経過してしまいました。

いま仕事が色々と詰んでる時期でして、なかなかブログ記事をUPする時間が無かったりします。
仕事よりチャリが好きだけれど、チャリでは飯が喰えないのだから仕事して日銭を稼ぐしかないよね。アマチュアとしては。

さて、そんなこんなであれから1ヶ月が経過しようという11月中旬。
もはや、あの日の出来事を面白おかしく書けるほどの記憶は近くには無く、それを察してか側近があの日の様子をこと細かに記載しているブログ記事を書いてくれてましたので、そちらを参照頂ければと存じます(出た!丸投げ!!)。

前日の様子は、こちら

当日の様子は、こちら

翌日の様子は、こちら

やぁ~…ひと通り読むとあの日の記憶が甦るよね。うん。

じゃぁの!!

スルーアクスル用スタンドアダプタを作ってみた

先日我が家にやってきたRoubaix。

るべ
るべ

ロードとは長年のつきあいだがコイツになって以降、今までの常識が通用しない部分が多くあれこれ気を揉んでいる。

そのひとつがスタンドだ。

スルーアクスルのバイクに乗ってる方ならもうお気づきだろう。
リアの駆動側、クイックリリースの出っぱりがなくなって今までのスタンドが使えない。

スルーアクスル スタンドあたりで検索すれば専用のスタンドがある。

ホンモノ
ホンモノ

しかし何だかこれだけのために買い直すのもモッタイナイ…

更に検索していると既存のスタンド用アダプタがあると…
なるほどね~そりゃ誰だって考えるよね~
でもコレに1000円も出すのも惜しいわ。

さらにY’sROADのこちらの記事にも出ている…
しかし!この記事のもっとも気になるのが最後の画像…

YsROADさんサイトよりthanks
YsROADさんサイトよりthanks

フレンチバルブのキャップか…アタマいいな…
これなら作れんじゃね?
ってか深爪。爪噛んでんじゃねーよw

ってことで近所のホムセンに行ってきて、コレ買ってきた。

TSキャップ20
TSキャップ20

水道配管の塩ビ管のケツにはめるキャップ。TSキャップと言うらしい。サイズは色々あるが20と書かれてるヤツ。実際の内径は26mmくらいあるが呼び名は20みたいだ。

特になんの感動もない。値段は60円くらい。
買ってきたTSキャップをスタンドにハメてみる。

スタンドの駆動側
スタンドの駆動側

何となく合うと思うじゃろー

あう
あう

笑うくらいにピッタリ!
このTSキャップのセンターに6mm径の穴をあける

開孔
開孔

電ドラで簡単にあく。ビニールですから。

あいた
あいた

塩ビなのでバリも無い。
次に用意するのがどこのご家庭にもある廃チューブ。

廃チューブ
廃チューブ

このバルブ部分のみを切り取り、ネジを共締めでしめる。

バルブ部分
バルブ部分

共締めの意味がワカラン人はググれ。
これをキャップの中側から入れる。

さす
さす

次に用意するのがバルブキャップ。

バルブキャップ
バルブキャップ

これをつける。

しめる
しめる

完成だ。
コイツをスタンドの駆動側に…

スタンドに…
スタンドに…

スルーアクスル変換アダプタの完成!笑う

でけた
でけた

このバルブキャップの部分をスルーアクスルの穴にin

スルーアクスルの駆動側
スルーアクスルの駆動側

これは使える

ピッタリ!
ピッタリ!

ペダルを手で回してみたがグラつくこともなく安定している。これはイイ!

完成!
完成!

どーだろう。これで従来のスタンドが使えるゾ。
最近ディスクロードに乗り換えてスタンド難民になっている方の参考まで。

かかった費用60円くらい。

ぜひ皆さんのご家庭でもお試しください。
じゃあの!

BRM1019試走レポ

9月28日(土)
AJ広島としては今年最後のBRMとなるBRM1019 松江・日御碕・美保関200kmの試走に行ってきた。今回の記事は当日のBRMにエントリーされている方に向けて書くのでキューシートを見比べながら読んでいただき出走の参考にしてください。なお、全部が全部書いちゃうと当日の面白味が無いので、面白ポイントについてはあえて書かないので、当日走りながら面白スポット探しながらブルベを楽しんでってくださいな。

では試走の様子行きましょう。金曜の21時頃に自宅を出発。松江に到着したのは日が変わる頃だったか。

スタート地点の旧・松江イングリッシュガーデンの駐車場に到着すると、前回4月に訪れた時と変わっている点が!
イングリッシュガーデンの駐車場は有料で入口には発券機があって、カードを取るつもりだったが発券機は休止していた。無料でスルーで入れる。これは入っちゃって問題ないのか?勝手に停めて怒られるパターンか?見回してみたが、何もそれらしい看板とかが無い。ん~…まぁ停めてみるか…

それともう1点、駐車場敷地内にあったトイレが封鎖されてた。
げ…イングリッシュガーデンは結婚式場に売却されたとは聞いていたが、その影響だろうか…

後日、古江公民館に電話してこの点を尋ねたところ、駐車場は無料開放されててBRM当日は参加者が使っても良く、トイレは公民館のを借用させて頂けることになった。ありがとうございます。非常に助かります。

駐車場に停めた車中で寝る。暑くも寒くもなく、いい気候であっと言う間に寝落ち、午前4時のアラーム音で目を覚ます。

まっくら

だよねー、もう夏じゃないもんねー
でも想定内なんだよねー
そしてこの駐車場は街灯ひとつ無いと言うね
持参した照明を使いながら出走準備。

今日の天気予報は降水確率40%とか50%だったかと…
まぁ多少は降られるのは覚悟の上だ。

2週間前に納車したばかりのRoubaixを雨に曝すのか…って少しだけ思ったが、まぁ早かれ遅かれ雨に打たれるんだからソコは惜しまない。

ブルベ当日と同じ装備、反射ベストももちろん着用し、午前5時。闇の中をひとりそっとスタート。風は無い。まだ雨は降ってない。
宍道湖を左手に見つつ出雲大社方面に向かう。クルマの交通量は極めて少なく快適だ。

6時頃になると空は薄ら明るくなってきて、振り返ると朝焼けが始まっていた。

夜明け
夜明け

いい感じじゃないか。今日1日よろしく頼むよ。
今日のルート案内もガーミン先生。こちらもよろしく頼むよ。
前回はご機嫌ななめだったが今日はどーかな?

ワイナリー

ワイナリー

島根ワイナリーを過ぎる頃、雲が厚くなってきてきつつある感…
そして出雲大社前通過…

大社前
大社前

既に小雨が降っている。6時半にもなってないのにちらほらと観光客の姿がある。早えぇな…

そのまま道なりに行くと日本海にぶち当たる。

稲佐の浜
稲佐の浜

有名な稲佐の浜だ。神話で有名なこの浜。日頃あんまり神仏を崇めることのない自分だが、ここ島根では何故かいたる所に神が宿っているような気がするから不思議だ。
スタート地点でトイレが塞がれていたので所用を我慢していた。稲佐の浜にトイレがあるのは知っていたのでちょっと立ち寄ろう。

雨

待っていたかのように一瞬にして雨足が強くなった!
おいおいおい…
まぁレインウェアを着込むのには丁度いいタイミングだったけどね…
いつものモンベルのレインウェアを着込む。

岬めぐり
岬めぐり

日御碕方面に海沿いの道を行く。
岬へと緩やかに登るこの道。雨は強めだが風が無いのがせめてもの救い。

ゆるゆると走って日御碕灯台到着。

日御碕灯台
日御碕灯台

ここは通過チェックポイントにするので、フォトチェックのポイントを見定めておく。
うん…ココが特徴的だな。ココにしよう。チェックポイントはブリーフィングで説明だ。

来た道をとっとと戻る。

日御碕、帰路
日御碕、帰路

雨の走行、そんなに嫌いじゃないんだな

雨ライド
雨ライド

ディスクブレーキの利き具合チェックだ。
うん。確かにウェットコンディションでもリムブレーキの比ではない安定感だ。
うっかり調子コイて握るとホイールロックしてしまう💦
どんな時もブレーキは良く効く。使い方次第だな。

出雲方面へと南下して行き、キューシートで言うところの11番ポイント。
Googleストリートビューだとオモロイ展望台で、こりゃ目印にサイコー!

って思ってたけど、今はこうなってた…

左折ポイント
左折ポイント

単なる平屋のあずま屋。これは目印としては乏しい。
変わってないのはポイ捨て禁止の看板くらいだ。

程なくキューシート13番で、ここから国道9号線に出る。
国道9号線。言わずもがな山陰の主要道。
ここまでの道がクルマ通りが少なかったので、一気に交通量が増えたように感じる。
そして9号線を走ること400メートルw

PC1
PC1

PC1のファミリーマート JAいずも湖陵店に到着。
本当ならここで買い物をしてレシートを手に入れることが通過チェックだが、今日は完走認定のない単なる下見走だから上の画像を撮るだけで立ち寄らない。スルー。

そしてここからが長い区間のはじまり。35キロもの間9号線を延々と走る。

9号線
9号線

クルマの交通量は確かに多いが、車道幅は広いところが多く走りやすい。
加えて、これはもう随分前から何度も言ってるけれど、山陰地方のドライバーさんは車道上のサイクリストを抜き去るのがとってもやさしく抜いてってくれる。

新潟もそうだったように、日本海側の皆さんって本当に優しいよ(個人の感想です)。それに比べて山陽側のドライバーって…パトカーですら平気で幅寄せしてくる始末だもの。
自転車との距離を大きくあけて抜いてくれるし、抜きざまにアクセルをベタ踏みしてこれ見よがしに抜く人なんていない。
いいよね、山陰。サイクリストは山陰に移住するのが幸せへの近道なんじゃなかろうか(個人の感想ですw)。

オンルートで走ってるとこんな箇所が…

合流ポイント
合流ポイント

高速道路の合流みたいだ(あくまで一般道です)。
左後方からのクルマに注意しつつ直進ヨイカヨシッ!

ひたすら9号線を北上していると、左手がパッと開けて宍道湖沿いに出ます。
と、同時に!

飛行機が!
飛行機が!

お!飛行機が!!
この道も何度も走ってるけれど、飛行機を見たのは初めてたっだ。滑走路をゆっくりと進んでいる。

出雲空港。またの名を出雲縁結び空港。

えぇねぇ~ご縁って。
自転車を始めてなかったら、こんなにも多くの方々とのご縁を繋げることは無かったと思う。本当に自転車を趣味にして良かった。

そして宍道湖沿いに出る頃に、ようやく雨はあがった。

宍道湖
宍道湖

宍道湖沿いを走り飽きた頃に到着するのは温泉で有名な玉造。

玉造温泉
玉造温泉

位置的には、スタート地点のイングリッシュガーデンの宍道湖ま反対側って感じの場所。

この辺りでコース設計した自分ですら道に迷った原因が信号機の地名表示。

玉湯
玉湯

玉湯交差点。
この「玉湯」って表示のある交差点が2ヵ所ある。これには騙された。
うっかり最初の玉湯で右折してしまったが、実際は2番目の玉湯交差点で右折しなきゃならんのだった💦
ふむふむ。こーゆのも試走してみないと気付けないポイントよね。試走万歳!キューシートに反映させておこう。
そしてこの辺りでスタートから100キロ。ちょうど半分だ。

そしてこの先は山陰自動車道沿いに走ってる方の9号線に出る。
9号線は宍道湖・中海沿いを走る9号と山陰道沿いを走る9号の両方がある。

9号線
9号線

暫定キューシートでは、この山陰道沿いの9号線を走行するようにしてたので、走ってみた。が…

難航…
難航…

めちゃくちゃ走りにくい。
片側一方通行路で車道幅も広いんだが、上の画像のように素で直進不可能な交差点出現→自転車を降りて押し歩くタイプの地下道。とか面倒じゃん。

難航…
難航…

自転車の車道走行禁止標識も無いクセに歩道を走れと煽ってくる看板とか…なんなんココ…島根県にしてはタチの悪い道だ。
このルートはボツだな。別ルートに迂回したコースに変更しよう。

松江の市街地を過ぎて、中海沿いの9号線に出た。

サイクリングロード
サイクリングロード

この辺りは中海周遊サイクリングコースって言われてるんだな(初知り)。
でも今回のブルベルートはサイクリングコースとは違うからココは直進でw

キューシート21番の場所がココ。目印は横断陸橋。

右折ポイント
右折ポイント

陸橋手前の交差点で横断歩道を渡る訳だが…

押しボタン
押しボタン

信号は押しボタン式だった。ボタン押して信号が変わるのを待とう。
横断歩道を渡って左手の踏切を越えたら、ゆるやかに左方向に道なり走行。

のんびりとした田園地帯を抜け、再び9号線に戻ってくる。
もう少しでPC2だと言う辺りから大渋滞だった💦

激混み!
激混み!

ここは素直に歩道を走りましょう。警察さんもそう言わはれてます。
車道又は交通の状況に照らして、自転車の通行の安全を確保するため、歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき 。
って。自分の身を守るのは自分自身です。

ほどなくPC2 ローソン 米子祇園町店に到着。

PC2
PC2

そしてこれは全くリサーチ外だったんだが、ここのローソンは自転車乗りに優しいお店だった。

サイクルポート
サイクルポート

鳥取県ではダイジョウブシステムと言う名の取り組みがあり、その一環で一部のコンビニが自転車乗りに優しい活動をされているんだ(初知り)。
看板の画にあるように、トイレ・フロアポンプ・簡単なツールを借りることができ、ボトルへの注水も可能らしい。やるな、鳥取県。とっくに広島県を追い越してるゼ!広島にも類似はあるがはるかにショボい。

しかしその活動はあんまり浸透していないのか…?

惜しい…
惜しい…

う~ん…
君らはソコに停める必要ないよね…ま、仕方ないか…コレに洗濯物が干されている光景も沢山見てきたし…

ローソンで補給を摂る。
ふと見るとRoubaixはスゴいことになってた…

汚濁
汚濁

まぁ想定内なんで構わんですが…文字通り洗礼ですな。
雨も上がったことだしレインウェアは納めて、この先は身軽に行けそうだ。

そしてこの画像を撮ってて気が付いた。
リアタイヤの空気圧が下がっている。スローパンクか?
もうちょっと様子を見ようか。処置せずだw

市街地を一瞬だけ通ります。米子の市街地。

米子
米子

米子もいいところじゃね。人がギスギスしてないのが通りすがりの自転車乗りからでもわかる。

その後は境港方面へと、ひたすらまっすぐな道を行く。

快晴!
快晴!

午前中のあの雨はどこへやら。真っ青な空。降り注ぐ太陽。
暑いじゃないか!(笑)
気温は一気に上がり、水たまりから蒸発してくる高湿度も加害者となってきた。

キューシート27番の途中。工事区間あり。

工事中
工事中

線路を越える道=跨線橋を作っているようだ。
ここはガードマンの指示に従って迂回。

キューシート28番の交差点まで来て、いよいよ観念だ。
やっぱりリアがパンクしている。治そう。

ルーベになって記念すべき初めてのパンクだな。
折角なのでスタート時点から持ってきている補給のバナナをこのタイミングで食すwww

Roubaix初パンク
Roubaix初パンク

ま、焦ってもしゃーないやん。落ち着いてなおそうや。
フレームバッグの中でえぇ具合に揺られ暖められたバナナはシュガースポットが現れてまさに今が食べごろw

パンクの原因を探るべくタイヤを調べると、小さな小さな尖った石が刺さってた。
コイツのせいか…
小石を除去し、チューブを入れ、CO2ボンベを使って一発エア注入完了。

さ、走行再開!
境水道大橋を渡って島根半島を美保関灯台方面へと。

美保関灯台へ
美保関灯台へ

遠くに見えてるあの山は大山だろうか。
ここでは夫婦岩も…

男女岩
男女岩

夫のカタチがリアルですが…w
灯台の近くでは緩やかな登り坂。ここはちょと頑張って♪ご褒美にいい景色が見れるから。
ここもフォトチェックポイントなので画像撮影ポイントを選定しておく。

灯台
灯台

上の画像は個人的に撮影したもの。実際の通過チェックPhotoは灯台ではない箇所で撮影するようになるです。

ここに居た時たまたま観光バスがやって来て外国人観光客を沢山放出してきたんよ。で、その中のひとりのオバチャンが話しかけてきた。もちろんEnglishで。

おばちゃん:あんた英語しゃべれるんか?(in English)
こなき:Little…(右手親指と人差し指で3センチを測る仕草しつつ)
お:あれはなに?(って言ったように聞こえたin English)
こ:Lighthouse!(その自信はどっから来た!?)
お:灯台って見りゃ分かるわい!そんなこと聞いとるんじゃなくてぇ…ここの施設はKorea半島からの攻撃を監視とか防御とか、そんなんやっとんちゃうん?(in English)
こ:…💦💦💦
お:あぁ、答えられへんのかい。ほなさいなら(inEnglish)

イーオンに通おうと思った。
くそー甘く見られたな日本男児。もっと頑張って自分。

何だか意気消沈しちまったので灯台を離れよう。
来た道を戻りもう一度、境水道大橋を渡る。その際に見えた。

豪華客船
豪華客船

豪華系客船か。めちゃくちゃデカい!!
さっきの外国人観光客御一行様はここから来たんだな。
それでかインバウンド。

橋を下ったら真っすぐ行っちゃいけません。

境港へ
境港へ

上の画像、手前側の左側道に行くですよ。

その後はキューシート通りに行くと程なく、鬼太郎ロードこと水木しげるロード。
前回BRM727の時は夜だったが今回は真っ昼間。

水木しげるロード
水木しげるロード

あ、いたいた。ご先祖様!

ご先祖様ぁ~!
ご先祖様ぁ~!

2か月ぶりですぅ!
ご先祖様、見てください。これが僕の新車です!!

記念撮影
記念撮影

えぇバイクやのぉ~!
って言ってくれた。
周囲の誰にも聞こえない声で言ってくれた。あんがと♪

鬼太郎ロードを行くと、ここにも大量の観光客が!

人多いッ!
人多いッ!

さっきの外国人観光客御一行様とは違う方々のようだが、とにかく人が多い!!
中国系の観光客も多いし、ドメスティックな観光客も多い。

そして今回もう一人のお目当ての妖怪が…

ちょっと持ってて
ちょっと持ってて

握手を求めるネズミ男の像。
かなりデカい!!
ネズミ男にはバイクを持たせたかったw
(実際は指先に立て掛けただけなんだが)

この画を撮るために撮影待ちの列に並んだと言うねw

その後はオンルートに走って江島大橋へ…

江島大橋へ
江島大橋へ

江島大橋。
そう、CMで有名になったあのベタ踏み坂。

このCMの道を逆から行くのが今回のルート。橋を渡り切ったら停まって振り返ってみて。

橋を渡り終え、中海の水面を右手にみつつ走ると、程なく本日最後の通過チェック、セブンイレブン 松江大根島店に到着。ここで184キロ。残りわずかで終わった感あふれてくる。

通過チエック3
通過チエック3

暑いのでイートインでしばし涼ませてもらおう。
さて、残り17キロ。1時間もあればゴールだ。

大根島
大根島

大根島から松江方面へと延びる、中海の真ん中を渡るような道をゆるゆると走る…
と、ここで通行止め箇所!

おーっと!通行止め
おーっと!通行止め

予定していたルートはここを直進なんだが完全に通行止。
「いつまで通行止め?」ってガードマンに聞くと、今期いっぱい!とのお返事…左様ですか…ここもルート変更入れなきゃだな。

いよいよ終盤。松江の市街地に入る。

京橋川沿い
京橋川沿い

ここは観光ルート、カラコロ工房もある京橋川沿いの道を流す。
そして終盤での分かりにくいルート取りがココ。

歩道を抜けて
歩道を抜けて

自動車なら普通に右折できるところだが、自転車でサクッと右折できない交差点。
左側、歩道を横切りマンション前の道へ…そのまま行くと川にぶち当たる。

車止めの向こうへ
車止めの向こうへ

車止めコンクリ柱の間を抜けて右手のアンダーパスへと潜り込む。
奥のアンダーパスと手前のアンダーパスがあるのでどちらか好きな方で。
でも奥の方は段があったから気を付けて。

アンダーパスを抜けると夕陽に照らされた宍道湖の水面が迎えてくれた。

ラスト宍道湖沿い
ラスト宍道湖沿い

湖畔では釣りする人、ランニングする人ちらほら。
3キロほどでゴール地点となるコンビニ、ファミリーマート 松江西浜佐陀店に到着だ。

当初はもう少し先のローソンにするつもりだったけど、実際の店舗を見てみたらファミマの方が駐車場広いしイートインもあるのでこちらにした。何より遠い所より近い所の方がいいでしょ?

ゴールコンビニのレシートを手に入れたら、スタート地点の古江公民館に戻って来てください。公民館建物内のホールを借りているので室内でゴール受付してます。
なお今回は200K完走のメダルは手元にないので、ご希望の方には後日での郵送となります。あ、メダルはあくまで完走した人の中から希望者にて購入となりますので、希望される方はお釣りの要らないようご用意ください。万円札とか五千円札ではお受けできかねます。

試走の日、公民館手前のタクワサイクルさんの前を通りかかるとタクワさんが店頭に出ておられた。こんにちは!お久しぶりです!!ピナレロ溢れかえる店内でお茶を頂き、あれやこれやお話しさせて頂き、お土産まで戴いてしまって嬉しいやら申し訳ないやら…ありがとうございました。

イングリッシュガーデンの駐車場に戻ってきまして、クルマに警告の貼り紙がされてないかヒヤヒヤしたけど、何ごともなく朝のまんまのウチのクルマが停まってました。良かった♪

ゴール後はさっさと撤収し、松江市街地まで戻ってお風呂にin。ちどり湯
石けん、シャンプー、タオルは風呂には無く番台で売ってました。自分は買いましたが、予め持参されるのがエコで良いかと思われます。

松江のマクドで軽く食事し、松江道を通って帰路へと。
途中で眠くなったので仮眠しつつ帰宅したのは午前4時だったかな。

さて、自分自身で走った試走200キロは無事に終わりましたが、当日は77人の方が走られる予定です。どうぞお怪我のないように。家に帰るまでがブルベです。

では10月19日、松江のイングリッシュガーデン駐車場(古江公民館)でお会いしましょう(^^)/

Roubaixで野呂る

先日納車し、灰ヶ峰試走したRoubaix。
軽くポジ出ししてみた。

ハンドル下げてみた
ハンドル下げてみた

ステムを15mm下げ、サドルを数ミリ上げてみた。
下の画像は初期状態のもの。サドルとハンドルの落差を比べてみればわかりやすい。

S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP
S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP

サドルをもう2、3ミリ上げても良いかもだが、もうちょっと走り込んでみつつだな…

様子見で野呂山行ってみようか久しぶりだな…
川尻の登山口信号で左折し旧料金所跡地へと。

この跡地でサイクルボトルが忘れ置かれていた。
誰のかな…届けるアテもないのでそっとしておこう。

今日はTT目的じゃないのでガチ攻めしないペースで回してく。
今日はエンジン付バイクがいない…珍しい。数台のローディー達とすれ違う。おはようございまぁ~す挨拶。

展望台を過ぎ、TTルートの3/4ほどまで来たところで下ってくるローディー1名。
おはようございまぁ~す挨拶。

すると急停止する先方さん。はて?
え、アガーモン閣下!お久しぶりですッ!!

一旦登頂して下ってきてるのを再度山頂まで会話しつつ登ってもらって申し訳ないす。

with LOOK675 light
with LOOK675 light

右が閣下のLOOK675light(画像クリックで大きく表示されます)。
トップチューブからの直線がステムへと続く特徴的なデザインがイカす。
こーやって見るとルーベまだハンドル高いのが改めて明らかになるな。
自分の脚がもっと伸びてくれるなら申し分ないんだがな…それは期待薄だし…

山頂であれこれ会話しましてからの一緒に下山。
閣下は下蒲刈を流して帰ると言い、自分は正午までに帰宅MUSTなので本土海沿いルートで帰宅することに。蒲刈大橋のたもとで別れる。

しかし何なん。
納車時にはサカイ氏に急襲されるし、ライド2日目にして閣下にも急襲されるし…
やっぱ波長が合うと言うか虫が知らせると言うのか、そんなんだろうか。
恐ろしや💦

ポジション出しにはもうちょっとゴニョゴニョ弄ってみんといけんですルーベ。
前のMadoneのポジションに合すのが正解なのか、RoubaixはRoubaixなりのポジションで乗りこなすのが正解なのか…まだ答えは見つかってない…
それより何より自分をもっとアップグレードせんと💦💦💦

Roubaixキター!

遂にきました!

S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP
S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP

いきなりの新車納車報告!
何の前触れもなくやって来た感あるかと思いますが、家庭内では数ヶ月前から「アンタどーすんのよ」と言われて論議してきてたんですわ。

いままで乗ってきたマドンを納車したのが2013年の年末。あれから6年。色んな所に連れて行ってやりました。まだまだ現役ですが、細かなところでちょっとづつ気になる箇所も出始めてて、奥さんにはそろそろ次を検討する時期に来ている旨は相談してたんす。

で、次号は何にするかってところで非常に悩みまして…

〇 Panaのチタンフレーム気になる。『まるで女性の手でやさしく押されているような、すうっと滑らかな加速感に誰もが驚くだろう。』なんて言われたら、誰だって男なら押されてみたいじゃないw そしてホリゾンタルなトップチューブってのがやっぱり昔っからの自転車乗りとしては非常なるアドバンテージがあるのよね。でもこのテのフレームに乗るのはもう少し先でいいんじゃないか。あと少しの間は悪あがきさせておいてください。

〇 Trek-Domane気になる。ブログでは書いてないんだけどこの前、松山に行く用事があって、その時に松山のTREKストアに立ち寄ったんよ。そこで実物を見て、あぁ~IsoSpeedの衝撃吸収とダウンチューブの物入れ便利そう。Diskブレーキもそろそろ導入時期よね…って思ってて、この性能でこの値段なら間違いなく買いだろと…コレには激しく惹かれとても欲しくなってた。順当に行けば次車はドマーネになっていただろう。

〇 S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP。そう、結局このバイクになったルーベ。自身初のSpeciaziledブランドのバイク。クルマのナンバープレートが「とれっく」を意識した番号にしたのが無意味になってしまうがwそこはさして重要ではない。大きなアドバンテージはやはりeTAP。今まで頑なに各種電動化を拒否し続けてきた身がどのツラ下げてeTAPを買いに行ったのか見てやりたいと叫ぶアナタの顔が目に浮かびますがそれもさして重要ではない。同じ電動化を入れるならDi2系ではなくeTAP系だと思ってた。って言うか、SHIMANO社が早く無線コンポをリリースしてくれてたならこんなことにはならなかっただろうに…。eTAPが国内でローンチされたのは2016年とのことだからもう3年も経って枯れているだろう。ってか、もう次のeTAP AXSと言う12sモデルが出ている段階まで来てて前モデルに手を延ばす辺りがこのオトコらしい。そして何より、このバイクがオカムラさんとこにツルシで在庫されていた。これは目の毒だった。サイズも自分ドンピシャの52。
スペシャのサイトには3桁バイクで出ているが、何故かこのツルシルーベは当初より遥かに安い値付けになっていた。なのでこのルーベのスペックが分かる者たちは「何でこのスペックでこの値段なんだ!?」とツルシ当初からHOTな話題となっていた。そして自分もその者たちの中のひとりであった。

何でこのスペックでこの値段なんだ!?

その謎は今でも謎のままだが、もう過ぎた話題だ。気にすまい。

もっぱら気になるのは、このバイクに乗る資質が自分にあるのか。だ。
え?それを気にするのが最初だろ!って?えー、キコエナイキコエナイ…

このテのバイクに乗る五十路オヤジに対して、カネにモノ言わせて乗ってる残念なヤツとかそーゆーdisりがtwitter上で繰り広げられていることも重々承知しておりまして、まさしくいまnow自分がその立場にあって各方面からのdisり煽られ運転であることも承知しておりますが、目の前に吊るされたニンジンを我慢できないのがウマのサガなら、目の前に吊るされたeTAPディスクロードに触手が伸びてしまうのもこれまた自転車乗りのサガなんですよお兄ちゃん。

そんなこんなの葛藤の末、我が家に迎え入れることになりましたルーベ。
ルーベとはフランスの地名だったりしますね。

恒例のちゃりmamaブログでもフザケた恰好で紹介頂ききましてw自転車歴は人生の半分以上ってありますが、かれこれ35年以上は乗っていると思いますでもまぁ子育て期には乗ってないのでそれを差っ引くと25年ってとこですかね。

eTAP
eTAP

シフターはSRAM社のeTAP。特徴はワイヤーレスな電動。

ディスクブレーキ
ディスクブレーキ

そしてディスクブレーキ。
2020年モデルではある程度から上のグレードではもうリムブレーキモデルが廃止されるとのアナウンスも出ている。そんなのはもっと先で訪れると思ってたけど、想像よりも早くにその波はやって来ていた。そしてその波に自分も乗っかった訳だ。

ルーベのもうひとつの特徴であるBB上にある謎のおむすび型の箱。その箱はツールケースだった。

玉手箱w
玉手箱w

チューブ、ミニツール、CO2ボンベ、タイヤレバーがコンパクトに納められている。
まぁコレは正直なところビミョー…しばらく使ってみた結果、退役させるかも知れないな…

さっそく灰ヶ峰に登ってみた。

灰ヶ峰る
灰ヶ峰る

何なんだろう…
今まで乗ってきたMadoneも決して重いバイクだとは思ってなかったが、この走りの軽さはまた格が違うと言うか次元が違うと言うか…

ギアが小さくなったのは確かに大きいとは思う。
フロント53/39スプロケ12/25と言う今の時代には全くそぐわないギアを踏み続けてきた身にすれば、フロント50/34スプロケ11/32は走り方と言うか踏み方から回し方に大きくシフトして行かなければならない走り方改革の勃発である。

シフトチェンジも左右のレバーを、さもマウスの右クリック左クリックさながらにフェザータッチでできてしまう。大小2つのレバーを指ヂカラでねじ伏せていたのは何だったのだろうか。まだ脳内では片方で2つのレバーを押す動作を翻訳させているのは順応性の問題だ。じきに慣れるだろう。

ディスクブレーキの利き具合は秀逸だ。リムブレーキの場合、ブラケットを持ったままでのブレーキングはその制動力にはある程度の限界があり、その限界を超えるブレーキングでは下ハンに持ち替えてのブレーキングになってしまうのは周知の通り。だがディスクではブラケットでのブレーキングで広い範囲の制動力を確保できてしまう。
そしてその強大なストッピングパワーは走り方をも変えてきた。下り坂の先にコーナーが見えてきたら早めに当て効かせしつつ徐々にスピードを落として行き、コーナーに差し掛かる際に最も速度を落とした状態でコーナーに突入するのが常だった。が、ディスクのパワーだと減速はコーナーの直前までフルスピードで突っ込める。いざコーナーに突入する段階でスッと握ってやることで最適な突入速度にもって行くことができる。これって結局のところトータルでの走行時間短縮につながるであろう。
もちろん路面がウェットだったり砂が浮いていた場合は命取りになるので、リムブレーキ同様のブレーキングを意識してかないと、ドーンと効かすとドーンっと吹っ飛んでしまうであろう。

ヘッドに埋め込まれたサスペンション機構、フューチャーショック=future shockの振動衝撃吸収はスゴイ。
灰ヶ峰山頂へ至る道は荒れたセメント舗装。登りはゆっくりなのでまだ楽だが、下りの速度がノリまくったあの凸凹道の腕への攻撃力は破壊的ですらあった。その衝撃を見事に吸収してくれていた。スゴイ。
ただ、あの波々ゴムのブーツ形状は個人的にあんまり好きじゃないし、手前のトップチューブ側に伸びているアヒルのくちばし状の部分もココはこの形状である必要があるのだろうか。
まぁそんなちょっと気になる部分はあるものの、それが性能上必要であるなら仕方ない。じきにその形状ですら愛おしくなってくるだろうことを期待。

これらすべての機材の違い由来の性能差なのか、それともエスワに乗る自分に陶酔してるプラシーボ効果なのか、どちらなのかその両方なのかは定かではないが、めちゃくちゃ走るでコレ。確かにいい乗り物ですぜコレ。

初日ライドはトラブルもなく終えた。40キロほどだ。
さて、ポジション出しをしよう。

先ずはハンドルを下げる。
ステムの下にスペーサー3枚入っているのでコレを取り外そう。

コイツいらん
コイツいらん

今はいい時代なので、この全く未経験の未知のデバイスですら、パイオニア=先駆者がこーやったらエェんちゃうんって動画を惜しげもなくYouTubeにUPしてくれているので、それを参考にバラして行く。

先ずはトップのフタを外す。

フタ
フタ

えっ…コレは本当の単なるフタだ。何の機能も果たしてないんじゃないか?

その後、何本かのネジを外してFutureShock御大が出現。

Future Shock
Future Shock

後で気が付いたんだが、スペーサを取るだけだったらステム部分は外さなくても良かったみたいだドンマイ自分。

そしてこのFutureShock御大を少年ジャンプの広告で出ていたブルワーカーよろしく左右の腕で押してみる「まったく」「簡」「単だ」と言わんばかりのサスペンション効果。うむトラベル量は20mmか…大事にしてもらいなよ…

で、FutureShockが収まっていたのがこの穴。フォークのてっぺん部分だ。

コイツが引上屋w
コイツが引上屋w

普通ならこのフォークの先っちょにステムが噛んでいるんだがバッサリと切られている。そしてネジの付いている謎パーツがコラムを引き上げてタマ当たりを維持しているようだ。フムフム…今日はこの部分はそっとしておこう。

スペーサ3枚をあぼーんして組み戻す。いい感じでハンドルは15mm下がった。明日の再試走が楽しみだ。

そ言えば、スルーアクスル機構も自身初なので一度は在宅リハしておこう。出先でパンクしてしまった場合が初だとさすがに焦るだろう自分の姿が目に浮かぶ。

ホイール外してみる
ホイール外してみる

リムブレーキではないので、いつものあのクイックブレーキリリースの小さなレバーを回す必要は無い。スルーアクスルのクイックレバーを回してアクスル軸を抜き取る。RDを手で押してホイールを外す。

ホイールの重量はそこまで軽さを感じないが、外周と言うかリムが軽くてハブの部分が重い感じがする。そうか、こいつカーボンリムだったな💦これも自身初の機材だ。

取付けは逆の手順で。ディスクローターをブレーキのすき間に滑り込ませつつ、RDを手で広げてアクスル軸を通すために穴のセンターを出す。今までと全く違う。
何だろう…この感覚…。ロードバイク初心者になったような気分だ。新鮮でいいじゃないか。この歳でまたもう一度こんな気持ちになれることが嬉しい。

そんなこんなでひと通りの理解ができた。よしゃ。明日のライドが楽しみだ。

何もかも最新のパーツに変わり今までの経験を活かせる部分が少ないが、経験値は今からでも積み上げることができる。伝統を守ることも大切ではあるが、流れに従って行くことも大事だと思う。そうじゃないと自分の世界は閉じたままの世界で終っちゃうじゃない(個人の感想です)。

ブルベへの実践投入は来シーズンからになるな。
でもその前にBRM1019松江200kの試走に投入してみるかな。

最後に自分の備忘用にスペック表を引用しておく。

スペック表
スペック表

 

BRM727の動画UP!

暑かったBRM727。
あの300キロを思い出す動画をK兄が作ってくれました。

自ら撮影して自ら編集。
動画の編集ってやってみた方は分かると思うけれど、気の遠くなるような時間のかかる作業なんよね。

自分も今年のBRMの色んなところで動画を撮ってきたけれど、編集に時間を割くことができずにデータを死蔵させたままになっているのが幾つか…

さてそんなK兄の動画編集、今回も面白いものに仕上げてくれたよ。

私自身もちょいちょい出演させてもらってます。
HD画質でUPしてますんで最新の4Kモニターで再生してやってくださいw

BRM727 大山300 後半

7月27日に開催されたAJ広島BRM727大山300kの記事、後半です。
前半の記事で三瓶バーガーまで行ったところまでは書きましたね。
三瓶バーガー。ここは別にPCでも通過チェックでもない。当然立ち寄らずにスルーして行く人も多い。

ここまで138キロ。時刻は13時半だ。
三瓶バーガーで合流したたっかん氏が言う。

こなきちゃん、途中で何か落とさなかった?

あ、何でソレ知ってんの…
そう、ここまで来る途中のどっかで荷物を落としてしまってた。
無くしたのはコレ…

遺失物(Photo by Takkan)
遺失物(Photo by Takkan)

WineBar500の8周年記念サイクルキャップとインナーウェア。
暑いんで早い段階でどちらも脱いで、サドル後方にくくり付けてたんだが、縛り方が甘くて落っこちたんだろう。それに気が付いたのはソフトクリーム食べている最中だった…まぁインナーは惜しくないんだが、キャップはもう手に入らないので無くしたのを悔やんでたんよね。

で、路上に落っこちているそれらに気が付いたたっかんさんが拾ってくれて、AJ広島スタッフに渡してくれてたと。感謝!

ありがたいねぇ~…
新潟で落っこちてた泥まみれのツールケースをゴール地点まで持ってった甲斐があるよ。情けは人のためならずってコトバがあるじゃないですか。意味を誤解しちゃってる人も多いコトバですが、やっぱ巡りめぐって自分に返ってくるですよね。

ありがとうございます。汗まみれのウェアとキャップなんて誰も拾いたくないですよね。

そんなこんなで心のモヤモヤもスッキリしましたんで、次に行きましょう。
三瓶を急激に下って行きます。

下ってる途中でケータイに着信。走ってる最中なのでキャッチすることができず、かかってきた番号に折り返し発信→参加者さんからのDNF連絡だった。

本日のブルベカードに記載されている緊急連絡先、第2優先順に自分のケータイが登録されている。この日、自分へのDNF連絡は3人の方からあった。第1優先順の方にも多数DNF連絡が届いており、やっぱり暑さ厳しいBRMとなってるな💦

三瓶を下山し盆地に入る。

いい景色だ
いい景色だ

風向きも順当で緩やかに下り基調。気持ちいい。
ホッとするひと時、コース脇にいきなり出現した四本脚。

メーメー言うてる
メーメー言うてる

羊。10頭ほどはいるかな。
一心不乱に草を喰ってる。いいウール着てるから君らも暑いだろ?

そして羊たちの近くの川では…

あ、いいなぁ~…
あ、いいなぁ~…

黒い服の人は川上の方をスマホで撮っているようだ。いいな、自分も川に飛び込みたい…が、自販機で我慢だ。

自販機はF〇CK!!
自販機はF〇CK!!

自販機ねぇ~…この日はトータル30回くらいは立ち寄ってると思う。とにかく水分補給しかない💦
トロピカーナ飲んでたら、けーき&たっかんペアがほくそ笑みながら抜いてった。今日はほぼ同じペースで走ってるな。

佐田と言う辺りを通り抜ける。

とんがった山
とんがった山

山が近くて斜面は急峻だ。あいかわらず道は広くてクルマも少なめで走りやすい。
道がちょっと狭いとこら辺りで前に行く方が見えた。

追い付けない…
追い付けない…

この方には追い付けず…そのまま立久恵峡(たちくえきょう)に来た。

とんがった山 2
とんがった山 2

この辺りは過去ブルベでも通ったことあるが、そそり立つ断崖は一見の価値あり。
ま、立ち寄ることも無く通過するのがブルベなんですがね。

出雲に至る道はほぼフラットなんですが、まぁこんなとこもあったりしてゲンナリ…

げんなり系の道
げんなり系の道

15時半頃に出雲市街地に到着しました。ここまで178キロ。

出雲市街地へと
出雲市街地へと

市街地に入ると流石に交通量が増えてきます。

ほどなくPC1のファミリーマート浜山公園入口店に到着。ここで184キロ、現在時刻は16時、ファミマはランドヌール・ランドヌーズで溢れていた。

300キロブルベの184キロにして初のPCよ。どんだけコンビニがここまで無かったのかって話よね。AJ広島撮影隊も先回りしてた。

PC1にて
PC1にて

イートインがあるしあわせ。ありがたい。涼しい。
ほどなく たっかん&けーきペアも到着。

寝てないんだよ(Photo by Takkan)
寝てないんだよ(Photo by Takkan)

もうここから出たくない。他の方々ともにしばし休憩。
スマホで現在地とこれからの行く先を案じる。

山岳はもうないよね
山岳はもうないよね

山岳越えはもう無いが小峠がちらほら…のこり118キロか…
あ、上のスクショはAndroidアプリのルートラボビューワの画面です。事前にGPXをDLしておくタイプのMAPアプリなので、圏外でも使えるのでブルベerにオヌヌメです。iPhoneは無いみだいですが…

そんなこんなでまったりしてますと、気がつけばたっかん&けーき&こなきトリオしかファミマに残ってない💦ちょっとゆっくりし過ぎたか。じゃ、ここから3人で行きますか。撮影隊に見送られて再スタート。

直後に通過したのは島根ワイナリー。

島根と言えばワイナリー
島根と言えばワイナリー

ド定番の観光スポットですね。

そしてもうひとつのド定番中の定番観光スポット、出雲大社。

出雲大社にて
出雲大社にて

正面から撮れずに横からちょっとだけ…w
この日も観光客多かったですね。

この辺りで、先頭を行くたっかん氏が奇声をあげて急停車。一同ストップ。
どした、どした!?
え、さっきのPC1ファミマでレシートもらってない?マジで??

今日はサイフ・スマホ一式のポーチはお店に置き忘れてないよね?w
所持品総さらえしてみても、やはりレシート無いと。
で、それに気が付いたのが大社前のファミマ前を通過する際に、おや?って気づいたと。
そーゆーきっかけで気付くあたり、のほほんと走ってない証拠やね。自分には出来んわ。

で、現在地からPC1まではものの数分。戻ってくるのは10分もあればできるが、氏が二人で先に行っててスグに追い付くから。と、漢なことを申しますので、こちらも漢としては彼を立てるためにも先に行って、次に会うのはゴール後と言うシュチエーションしかないじゃないですか。
戻って行くたっかん氏の背中を見届け、けーき氏と二人で逃走開始!w日御碕灯台を目指す。

出雲大社からほど近いところにある稲佐の浜

稲佐の浜
稲佐の浜

ここも有名な観光スポット。夕暮れ時に通過だったらさぞかし絶景だったであろう。

浜から日御碕までは岬めぐりのコーナー多い登り道。

ケーキさんと二人旅
ケーキさんと二人旅

けーきさんと二人旅。ひょっとして聞いてみた。

ブルベの時って、いつもたっかんさんと一緒じゃないですか…ひとりで走ることって、無いんじゃないです?

エェないですよ(キッパリ)

じゃあ、今日このシーンで自分と二人ですが過去にこんなシーンって

エェないですよ(キッパリ)

やっぱりか…
職場の先輩と後輩。所謂師弟関係。美しいですの(どこが)。
あっ…ってことは今ごろたっかん氏は嫉妬に駆られてスピードで激追してきているのか…?w

17時すぎ
日御碕灯台到着。

日御碕灯台
日御碕灯台

ここでも撮影隊に先回りされてた。ランドヌール・ランドヌーズも多数。
ここでの通過チェック・クイズポイントも看板の文字を見る方式。

クイズポイント3
クイズポイント3

この看板かぁ~…

通過チェック
通過チェック

230だな。よしゃ、通過チェックOK!!

ひと段落したら、けーきさんが言う

僕、たっかんさんを待ちますので、こなきさんはお先にどうぞ♪

ぐっ…
そう来たか…
そうかぁ~…妖怪より師匠をとるか(当たり前)
若干後ろ髪を引かれる想いはあるが、先に行かせて頂こう。来た道を戻る。

日御碕灯台を出発して間もなく、灯台に向けて走るたっかん氏とスライド。

けーきさん、灯台で待ってますから!
おう!
良かった、すぐそこまで来てたんだね。ちょっとのこと待てば良かった…

さて、残りは1/3、100キロだ。日が変わらないうちにゴールできるだろうか。

来た道を戻る途中から左折し、出雲の半島方面・日本海沿岸方面へと曲がる。
もう出雲大社までは行かない。

ここまで走ってきたような大きな道ではなく、クルマの離合ができないような細い道を行く。ひと言で言うならここら辺りの様子は 漁村 。
小さな昔ながらの漁村ってイメージだ。浜では高校生3人がはしゃいでいる。
メインストリート沿いに懐かしいポンプがあった。

手押しポンプのある集落
手押しポンプのある集落

どうやら現役っぽい。黄色い桶は呼び水と思われ。
道の狭いエリアを通過すると目の前の景色がパッとひらけた。

日本海~
日本海~

随分と見晴らしの良いところだ。向こうの岬には風力発電の風車が多数並んでいる。

風力発電
風力発電

島根の風車っていつ見ても止まっているイメージだったが、今日はとても良く回っている。風が強いんだろうか。プロペラがこっちに向いているってことは今は追い風って理解でOK?

かたや足もとの海岸線を見ると、日本海沿岸らしい荒々しい波打ち際。

鬼の洗濯岩系
鬼の洗濯岩系

こんな景色がしばらく続いた後に、とある集落に到着。
ここらで行われていたのが…

夏まつり?
夏まつり?

トラックの荷台をステージに仕上げて、何やらお祭りの準備のようだ。集落の夏まつりってところか?

その先で難読地名登場!

うっぷるい!?
うっぷるい!?

“十六島”と書いて”うっぷるい”って読むんだ!
スタート前に大先生が「ここの海苔が有名なんですよね!」って雑学を披露してたが、ここのことかぁ~…

その後もステージ出現!

ここでも
ここでも

ここら界隈は今の時期が夏まつりシーズンなんだろうか。
その後、広域農道に入る。島根半島を東西に貫く広域農道。

そう!知っている人は知っている。
出雲路センチュリーライドでスタート直進後に何度も登って下ってを繰り返す通称:のこぎり坂だ!
もちろん何度もここは経験あり。あの果てしなく繰り返されるアップ・ダウン。今日は反対側から行くのか…これはスタート前から分かってたこととは言えゲンナリ…

ひとつひとつの坂の標高は高くない。多分50メートルとかそんな程度。それが20回以上繰り返される。そしてそれはルートラボでは気付きにくい。

解説しよう!
これが本日の300キロ全体の高低差を表した図。

本日の全体ルート
本日の全体ルート

下の方にあるのが標高を表したグラフ。真ん中のいちばん高いところが三瓶。
縦線がある辺りがのこぎり坂のスタート地点で、コース終盤はそんなにアップダウンあるように見えないよね。

これを島根半島部分だけを取り出して見てみると…

ステルス峠の正体!
ステルス峠の正体!

標高100メートルの峠が1つ、50メートル程度のが何度も繰り返されているのが分かる。コレがステルス峠の正体!なかなかにしんどいのよね。登って下って、登って下って、まだある。まだあるんですか!って感じになる。うん。みんな良く登ったね。

のこぎり坂に差し掛かった頃には既に夕方。森の中から聞こえてくるセミの声は気が付けばひぐらしの声に…。

のこぎり坂が終わるとそこは次のPCがある松江。松江はスルー💦
その後は中海沿いに走って江島。江島と言えばCMで有名なベタ踏み坂=江島大橋。サクッと通過して境港へ入る。

境港に入ればスグにPC2、ローソン境港外江店に到着。
ここまで267キロ。時刻は21時頃だ。
ここでも撮影隊の待ち伏せを喰らう。
こちとらエネルギー切れなのでポプ弁カレーを喰う。

PC2でカレー
PC2でカレー

カレー喰いながら大先生の話を聞く。何でもこの先、水木しげるロードが時間通行止めらしく部分コース変更が入るとな。ロードを迂回するルートで通ってくださいって、おい!

鬼太郎ロードに行かずにこの300に出た意味が見いだせるだろうか、いや、自分には意味のない300キロでしかない。

通行止めな理由は何でも歩行者天国らしいので、だったら歩いて途中のよこ道から入ればいいじゃないか。ってことで鬼太郎ロード突入。

鬼太郎ロード
鬼太郎ロード

人影はまばら。
これは天国なのか?鬼太郎ロードだけに地獄じゃないのか??

お目当てのあの像を探す。
あ、そうだった…像の場所は移築されてたんだった。以前の場所は更地になってた。像はどこだ、像はどこだ…2往復してて発見!

ご先祖様ぁ~!
ご先祖様ぁ~!

いましたいました、ご先祖様あぁぁ~…!
色が紫色っぽいのはライトアップ。時折色が変わる。こんな感じに…

ブルーツーショット
ブルーツーショット

正直、キモイな…
でもまぁ目的達成。来た甲斐があるよ。

色が変化するライトアップは時折、足元にシルエットを映し出す。

投影
投影

この道にこんな時間に訪れるのは初めてだったので、こんな仕掛けになってたんだね。初知り。

さぁて目的は果たせた。
淡々と残るルートを走る。大通りを避け旧街道のような道を選んでいるのがわかる。

23時40分ゴール認定時刻。ふぅ…何とか今日中にゴールできたよ。

ゴール!
ゴール!

ゴール後、スグにたっかん氏も到着。
けーきさんはあと少しのところでディレーラハンガー折れでDNFと…惜しい!悔やまれる…

後日公開されたリザルトを見てみると…
って、スタッフなんで郵送受付した自分でも集計したんですが…

エントリー 52
DNS 10
DNF 10
完走 32

との結果に。出走が42名ってのが出走率高かったですね。一方で暑さに苦しめられてのDNFが多かったのも今回の特徴かと。

翻って自分の今年の戦績を振り返ってみる…

BRM114淡路 200 (オダックス近畿)… 完走
BRM511山口周回 600 (AJ広島) … 完走
BRM622新潟周回 600 (AJ群馬) … 完走
BRM727大山300 (AJ広島) … 完走

今年200,300,600,600を走破したことで2019年のSR資格取得が確定。
200,300,400,600の4つを完走すればSRなんだけど、より長い距離で置き換えることも可能なのでこれでもSRと。600が4本でSRなんてのもアリねwやらんけどね。

後日談…
暑くて沢山汗をかいたので、手や足にあせもが出来て痒かった。
この歳になってあせもになるとは…天花粉を塗らにゃいけんねw
マジでこんなにも暑かったブルベはないね。

さて次は921の萩600。自分はスタッフ参加します。
そして自分担当の1019松江200。こちらもそろそろ本格的な準備に入らんといけんね。そしてそれらと並行しつつ来年のコース決定も大詰め。やれ忙しい。