こんなヤツはヤだ

意見を出せと言うと、

文句しか言わないヤツ。

不平不満あって、それをクチにするなら、

じゃあアンタはどうしたいのか

具体的に示せや。と。

それが出ないなら、単なるクレーマやな。

※ 別に今日までに何かがあった訳では無いですし、あくまで一般論で言ってるだけです。

僕らはもう「どこでもドア」を手に入れてるんじゃないかと思う

今日のGoogleのトップロゴ見た?

Googleロゴ
Googleロゴ

ドラえもんやったね。2112年9月3日がドラえもんの誕生(予定?)日なんやて。
100年先の未来に、ネコ型ロボットは開発されているんだろーか…

で、今日のタイトルの『僕らはもう「どこでもドア」を手に入れてるんじゃないかと思う』だが、この考えって随分以前から思ってたんだけど、今日のGoogleロゴをキッカケに書いてみようと思う。

えもんの四次元ポケットから出てくるアイテムで、何が一番欲しい?ってアンケートやると、「どこでもドア」が1番なんだって。確かに、あっと言う間に目的地に着けたらいいよね。
そのドアだが、実は僕らはもう手に入れてるんじゃないか?って思うことがある。

雨の日、新広駅から電車に乗って人間ウォッチしてみて…
・iPodで音楽聴きながら
・PSPやDSに没頭し
・ケータでメールしながら
・ワンセグでTV見ながら
・(ごく一部の女性で)お化粧しながら!!
・改札は自動改札で
・コンビニの買い物はケータイでピッ!と電子マネーで支払い

自宅から目的地まで、誰にも交わらず、誰とも話さず…それは、自分の殻から出ずに、自宅から目的地まで辿りつける。

それって、まるで「どこでもドア」じゃん。

以前ならリビングにあるモノでしかできなかったことが、今や、どんな場所でも、いつででも出来るようになった。確かに便利にはなったけれど、人と人との交わりが急激に薄れている現代だと思うよね。

この先、日本はどんな風になって行くんだろうか。

そんなドアだが、もしワシが手に入れたら、やりたいことがある。
「宅配業」。
電話1本でスグに集荷し、スグに配達できる。人気の商売やと思わん??

でも、そのドアが世界に1個しかないことが前提やけどね。

バックモニター初体験

ウチのクルマ、ホンダ・モビリオ
モビやんを先週から修理に出したら、代車がきた。

Honda Life.のだめがCMしてるヤツやね。

代車はLife
代車はLife

Lifeに乗って藤三に買い物に行き、駐車スペースにバックで入れてて気が付いた。

バックモニター
バックモニター

あ、バックモニターが付いている。
そう、今までバックモニターの付いたクルマに乗ったことが無い。

後部のカメラ
後部のカメラ

後部を見ると、ホンダマークの横にモアイの鼻みたいにカメラが付いている。

で、ダッシュボードに付いているモニター見ながらバックして、駐車スペースに入れてみる。モニターの黄色い線と駐車スペースの白線を平行になるよーにして入れればエェんやと気が付いて、平行平行…って思いつつバックしてみるものの、どーも微妙にナナメ駐車になってしまう。

何度かやってみたが、イマイチまっすぐにならない。コツと言うか慣れなんだろうけれど、どーも難しい。自分の目で見てバックする方が、よっぽどまっすぐに車庫入れできるわ。

ってな訳で、ウチには無縁かな。バックモニター。
くるぱんも要らないって言ってるし。

余談:随分前にTVで見た記憶があるんだが…
警察ってクルマの車幅感覚を向上させるために、広い場所で地面に雑巾を1枚置いて、その雑巾の上に左後輪を載せて止めれるようにバックする練習するって見た記憶がある。(今でもやってんのかな??)

バックモニターいらんし、本来ならマニュアル車がいい。ATはキライよ。
ATなんて運転じゃないわ。あんなのデパート屋上のパンダの乗りモンと一緒やん。

クルマはMT!
モニターなんか要らん!

何だかひとりで熱くなっちまった夜でした。
あ、モビリオは今日帰ってきた。

ラジSD

子どもが夏休みの我が家。

テレビの上に、ラジカセが置いてある。ラジオ体操用に子ども会から来ている。

ラジカセ
ラジカセ

「サンヨー、オシャレなテレコ、U4!!」ってフレーズがスグに沸いてくるSANYOのラジカセ。

で、このラジカセを見ていて思った。

「ラジオ + カセットテープレコーダ」だが、もう子どもらは「カセットテープ」って触ったこと無いじゃろ。ウチにも、もう1本もカセットテープは無いなぁ~。
今の時代なら、カセットの機能代替はSDメモリーかな?

SDカード
SDカード

じゃあラジカセじゃなく、ラジSDとかって製品がこの世にあっても良さそうなモンじゃが、聞いたこと無いなぁ~。Googleセンセに聞いてみよう。

あるじゃない、ラジSD

ケンウッド ラジSD CR-A7USB

CRA7USBL
CRA7USBL

FM/AMラジオにSDカードスロット、CDも付いててタイマー機能、SDに録音もOK!!
って、ちょっと多機能で価格も2万overとは….
ラジカセのイメージとは、ちょっと違うかも。

で、あった、もっとジャンキーなの。

TOSHIBA TY-SDX50

TY-SDX50
TY-SDX50

そうそう、この感じ。このチープさ。
単にカセットテープをSDに機能代替しただけの製品。しかも、価格もジャストなターゲットゾーンの8000円前後。詳しくはこちらのPDFを。

SDメモリーも2GBで299円!?安ッ!!
価格的にもSDはカセットテープを置き換えていると思えるよね。

しかしこのテの商品、もっとあっても良さそうなのに、あんまり各社出してないのよね。
上の商品だって、どうやらOEM品の香りがプンプンする。

だがカセットテープの、あのガチャガチャ感って言うか、ラフに扱える感覚。
また、テープがグルグル回って動いている様子がリアルに分かる、あのアナログ感「録れている」「再生されている」感は再現出来ないな。

座右の銘

こなきの座右の銘:

変化はチャンス

あなたにとっての変化の時って、いつでしたか?
こなきの変化の時は、就職した時でした。

学生時代は暗くてマヂメなヤツでした。が、会社に入って変わりましたよ。高校時代からの腐れ縁の男が、半年間逢ってなくて、その後に再開した際に「お前、随分変わったのぉ~」と言ったのを覚えています。

過去の自分を知っている人から切り離され、まっさらな状態から再スタート。
そんな感じだったんかな。

似たような例では、引っ越しで慣れた地を離れる、結婚して新しい生活が始まる、子どもが生まれる、転勤や異動…

変化のタイミングって、長い人生の中で何度かあると思われ、タイミングも色々だけれど、最初はイヤな変化やな…って思ってても、実はソレも絶好のチャンスだったりするかも知れません。

だから、こなきは何事も「変わる」ことが嫌ではありません。

変わるからこそ先が見えなくて、だから不安になるから頑張って、その甲斐あっていい結果に繋がったりして(^^♪

ポジティブ思考です。
変わる時こそ好機到来。

しっかりと前を見据えて、頑張りましょう。

あれから1ヶ月、草なぎ君は元気なんだろうか

何か最近って、事件や事故やインフルやらと慌しくて、1ヶ月前のことですら、ともすれば去年のような気がしたりして。

で、素っ裸になって世間をあっと言わせた草なぎクンは、その後元気なんだろうか。
TVの画面から姿が消えて1ヶ月やね。

実はひっそりと、豚インフルに罹ってたり…んな訳きゃ無いな。

まぁ、何で彼がそんな行動に出たのかとか、周囲は何をやってだんだとか、何で家宅捜査なんや…
みたいな意見も出尽くして、今は閑散期?

まぁ、オッサン的立場からすれば、こちらのよーな意見に一票。

完全変態まで、しばらくさなぎで休みなさい
(リンク先、変更しました)

この豚ヤロー!

…ってのは、某ピン芸人のキメゼリフやけれど、いま巷を賑わせているのは豚インフルエンザ。

ウチの会社でもマスクが配布されるだの、除菌ウェットティッシュが配られるだのと言われているが、どーなんでしょ。

世間一般、ちょっと騒ぎ過ぎじゃないかと。こなきとしては一歩ひいて見ているんですが、皆さんはどのように感じられてます?

各個人の考えは、お住まいの地域や職業、年齢や体調、性別や家庭内(職場内)における自分の置かれているポジションなど、様々な要因によって変わってくるのは百も承知の上で、単なる個人的意見を書かせて頂くのですが…
毎度毎度のことながら、マスコミ(限定した言い方だと、テレビ)報道に踊らされ過ぎじゃないかと思うのよね。

確かにTV報道はウソは言ってないけれど、伝えなきゃいけないことを、もっと明確に伝えろヤ。感染者数が何人って人数が増えるのを毎日言ってるけど、それに何の意味があるの。他に言わなきゃならんこと、幾らでもあろーが。

そもそも今話題になっているウィルスって、ここ数日は弱毒性って言われているけれど、その弱毒性が何を意味しているのかが報じられていない。

そこら辺のことは、専門サイトに書かれているので、見てみて。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20090518/153236/

で、上のリンク先に書いてあるように、従来からある季節性のインフルエンザでも年間に1万~2万人ほどが国内だけでも亡くなっているわけで、今回のウィルスで数千人がもしお亡くなりになられたとしても、昔からの香港○○型などのインフルエンザで死んじゃう可能性の方が高いのかも。って考えると、ことさら騒ぎ立てる必要があるのかな?

 

国内では年間に100万人ほどが毎年死んでいて、その中で季節性インフルエンザで2万人が彼岸に渡っているって考えれば、季節性インフルエンザで死ぬ確率は2%。

今回の豚ヤローのせいで、国内での死者数がどの程度出るのか今のところは分からないけれど、まぁ2万も渡っちゃったら大変だろうけれど、これだけ騒がれているんだから、初期対処が迅速になされるであろうことを期待して、そんなに多くは渡らないんだろうな。って感じ。

マスクマスクって言うけれど、GW前のまだ国内で感染報告がなく、低毒性とも判明してない時期に米国に遊びに行く人がTVのインタビューの中で「マスクを沢山持って行くから大丈夫♪」みたいに言い放っているのをみて「テメェ帰国すんな!」って思った。スィーツ(笑

しかし、どうしてこんなにTVの影響を受けやすいんだろーね日本人って。って思えば、日本人はマジメなんですよ。
良くも悪くもマジメ。だから、戦後ここまで隆盛できたんだろーけど。

納豆と言えば納豆が売れ、バナナと言えばバナナ。最近じゃキウィらしいじゃん。
で、ここにきてマスク?

ん~。自分で色々と考えた上で動いてる?

考えた上で買ってんならいいのよ。
一家の母として家族を守るために買い溜めするんじゃ!って。そりゃ反論ないっす。どうぞ、ご家族もために沢山買ってあげてください。
私は個人経営の商店主。お客さんが毎日多くて、心配だから家族のためにマスクつけてます。はい、反論ないです。

先の日経BPのリンクにも書いてあるように、目や鼻からも豚ヤローは入ってくる訳で、ドアノブ触った手で目をこすると感染ってのもあるらしいじゃない。ならゴーグルも付けなきゃね。でも目に見えないウィルス。所詮、どーやっても完璧に防御できる訳もなく、マスクやゴーグルはあくまで「可能性を低減させる」だけ。今回のは不治の病でも無いみたいだからキャーキャ言う必要も無いと思うし、伝染る時は伝染るし、伝染らん時はどーやったって伝染らんと思うし。
なら、従来型インフルエンザ予防のように、ウガイ、手洗いとか、そゆー基本的なのをキッチリやってるだけでも随分違うんじゃないの?

ま、従来型インフルエンザで死んじゃう可能性よりもガンで死んじゃう可能性が遥かに高いことを考えれば、日頃からの食生活や禁煙や運動するってような、コツコツ型の健康維持を意識する方が、騒ぎ立てられてマスク買いに走るよりも、可能性としてはかなり健康に生きられるんじゃないかと。

ってことで、長々と書きましたが、こんなのが政府の言うところの「冷静な対応」の5文字に含まれている真意じゃないかと考えてま。

今後、新々型インフルエンザとか、新々々型インフルエンザとか、新々々々型インフルエンザとかがどんどん出てくると思われ、そうなった時に誰も騒がなくなって、本当に致死率の高いインフルエンザ(以前から言われている鳥インフルエンザみたいなの)が出た時に、「またオオカミが来たのか」って誰しもが思うようになった時が最悪やなと。
侮ってはいけないけれど、過敏すぎるのもどうかと。

あれだけ関西で広がってんだから、早かれ遅かれ全国的に広がるとは思うし、いまだに東京で出てないのが不思議でならんのじゃが、自身も感染するかも知れないけれど、ま、感染した時には「あんな事言ってるから感染すんだよ」って嘲笑ってやってください。
(つい先ほど、東京でも遂に発症者が出たと報じてましたね)

関連リンク:呉市:【緊急情報】新型インフルエンザについて

掲示板の方にここら界隈でもマスク売り切れって書かれていますが、そのことを批判している訳じゃないですから、気を悪くなされないでくださいね。今回のブログは昨晩から書き始めているので、公開するかどうか悩みましたが、ま、ココはこなきの個人的思考を書いている場所なので大目に見てやってください。

あーでも「あっても腐るモンじゃないし、この際」とか「あればイザって時に」って買ってる人もいるだろーし、古いこと持ち出せばオイルショックの時にトイレットペーパー買い漁ってたのも思い出すし…

って思えば、いつの頃も時代は繰り返される訳で、今の時期にマスク買い漁るってのも、まぁ納得できんのかなぁ…(弱

石見グランフォンド2009 – 個人的感想編

あれから1週間経ちました。
まだ記憶が鮮明なウチに今の気持ちを整理しておきましょう。

1.参加者数

公式ホームページの中にある掲示板に完走者数が出ていました。
(以下、引用)

200キロコース:完走者58名
180キロコース:完走者97名
140キロコース:完走者87名
リタイヤ:11名
当日欠席:15名   合計268名 

140kmコースの人数ってのは大体分かるかな。色んな人とも話していたんですが、最初から140km目当ての人も少なくないだろうと。いや、全然悪いことじゃないと思いますよ。
(主催者側からすれば、最初から200kmの意気込みでいて欲しいでしょうけれど)

意外だったのは180kmを選択した人が多かったこと。本当は200kmを目指していたのにチカラ的に諦めたのか、180/200分岐の時間足きりに間に合わなかったのか…
事情は人それぞれと思いますが、ここが多いのは意外でした。

大会前に感じていたこと。180と200の違いが良く分からないな、と。距離的には大差ないじゃん。って。

だが、実際に走ってみて良く分かった。
あの雲月の峠を走るかどうか。こなきもインナー・ローを使ってしまった、あの雲月。
そこが無いだけでも、やはり違いは大きいんだなと。

ってことで、今回のコース設計、140/180/200ってのはとてもウマい設計だったんだなと感心してます。

しかし、200kmコースが58名ってことは、私はほぼ終わりの方だったんじゃね。やれやれ。みんなスゴいわ。

2.天気

昨年の石見2008は2日間開催で1日目の天候が極めて悪く、多量リタイアを生んだが一転、今年はとっても快晴で気温が高かった。

もう少し曇ればいいのに。って走りながら雑談してたんだが、暑い1日でした。
来年以降もウェア類は様々な天候に対応できるよう、レパートリー多目に持参すべきと思いました。

3.声援

朝のブリーフィングの時に言われていたのですが、コース沿道の地域の方々には、事前にアナウンスされているとのことでした。
新聞の折込広告、地域の防災無線での放送など。

その甲斐あってか、おばあちゃんを中心として、沿道からの「がんばってねぇ~」って声援が今までの大会の中で一番多かったと感じた。

嬉しいよね、元気出るよね。

各ASのサポータの方の丁寧な対応や声援も十分に有難いのですが、沿道からの声ってのは本当にいいもんです。

4.機材トラブル

前日のアクアス→大田に走る時にパンクしてもーたし、プーリー辺りがキュルキュル鳴いてんのも気になって、当日の大会最中での機材トラブルを一番心配していた。

もし自分がリタイアするなら機材トラブル原因やな。ってスタート前に思ってましたもの。

しかし当日はキュルキュル音はあるものの、パンクは1回も無くて良かった。けれど、登坂でダンシングするとBBが鳴っていたのも気になる。

大会直前の大幅メンテは良くないね。メンテした後、100kmほど走ってからエントリーすべきと感じた。

5.体力/気力

走る前から昨年の300km/2日よりも、今年の200km/1日の方がハードルが高いとは思っていた。距離的よりもアップダウンが多いって意味でね。
完走できるかどうかって自信も半分だったってのが正直なところ。

グランフォンドの言葉の意味からして、また秋の出雲路との差別化って意味でも、今後も石見はよりハードなコース設計であり続けて欲しいと思います。

日々鍛錬しときますから、また私らをヒーヒー言わせちゃって下さい。

6.運営

だんだん良くなる法華の太鼓なんて云えば失礼なのですが、今回の大会は運営が良かったですね。天候が荒れなかったってのもあるとは思いますが、各AS/CP、バイクサポート、関係者の皆さまのご苦労の賜物だと思います。

本当にお疲れ様でした。

各ASでの補給食やドリンクの量や種類も、私は適切だと感じてます。グランフォンドなのですから、田舎の接待みたいにやる必要は無いと思います。

7.コース上で…

単なる偶然なのかも知れませんが、コースの道路って事前に清掃入ってませんでしたか?小腸道路んとこでも、路肩の草が刈られてアスファルト上の砂が除去されていたように見えたんですが…

その他の場所でも、明らかに清掃してんだろうなと感じる地点がありました。
これもサイクリスト・ビューさんのご苦労の賜物なのかと感じてます。

8.コース案内

例の矢印でのコース誘導。初めての人には難しいんだろうな。とは思います。
私は桜江までは試走してたし、後半は地元のaveさんが伴走してくれたお陰でコースアウトの心配はありませんでした(感謝!!)。

でも主要な分かれ道では誘導サポートの方が立っておられ、安心できましたし、何よりえこにんさん作のyoutubeのコース案内動画を何度も見てイメージトレーニングしていた甲斐がありました。

コース走りながら、あの曲がアタマん中で何度もリピート再生され続けましたが、「あぁ、あのビデオのシーンはここなんじゃ。」って思えるシーンが幾度と無くあり、その意味でもコースアウトしないためには非常に役に立ちました。

9.雑感 – 愉しんでなんぼ

今回の大会で思った。
自転車雑誌とか見てると、正しいライド指南が良く出てるよね。ケイデンス上げて登りでもキープなどなど…

でも「あきさん」の走り見て思った。56Tのアウターでゆっくりとしたペダリングなのに、スゲェ速さで登っていく姿。フロントホイール、あんなにフレてんのに…。バーテープ代わりにコットン巻いて。

そのほかにも、色んな人の色んな走り方を見て思った。
セオリーはあくまでセオリー。走り方は人それぞれ。愉しんだモン勝ちやなと。

コンポのグレードが高い方が愉しめるなら、それでえーやん。
高いフレーム乗るのが愉しみにつながるなら、それでえーやん。

所詮私らはホビー(趣味)ライダー。
何に乗るか、どんなに走るか、どこにこだわりのポイントを置くか。プロには無い自由度が私らには無限にある。

完成車のブランド、どこがいいとかなんて、自転車乗りの満足度に与える影響度なんてほんの僅かなモノなんだなと。つくづく思う。

愉しみましょう。自転車。

追伸:
何度貰っても嬉しい完走証です。

完走証と記念品
完走証と記念品

新聞社リンク:
自転車で石見路を270人疾走(中国新聞)
大田・浜田間で「石見グランフォンド」(山陰中央新報)

 

あぁ…長い長いレポートと、自分の思いをようやく全部書き出した。
よーやくこれで自分の中での石見GF2009が終わりました。皆さんに感謝。

ロードバイク – 知人の死

昨日の能天気な日記から一転、事故で無くなられた知人の話です。

5月1日の中国新聞の記事をご覧になられた方、小さな死亡記事をご覧になられたことでしょう。あの記事で書かれていた方、ウチの親会社の方です。

ロードバイクで野呂山の裏あたりで単身事故を起こされ、お亡くなりになられました。

事故そのものの様子は、新聞記事以上のことは私は分からないのですけれど、彼そのものは仕事上の付き合いも多少はあり、同じ勤務地に自転車通勤する仲でした。

彼のクロスバイクは多くの場合、私のPistaよりも先を走っており、総監部の坂道を駆け上がる後姿をちょくちょく見かけていました。

また、こなきと同じくオカムラさんとこで、比較的高価なロードバイクを購入されたと聞き、感心していたものです。

そんな彼のいきなりの悲報は、JUNさんからのケータイメールでした。
JUNさんとは同期生とは知らなかった。

どんなスポーツにしろ、日常生活の色々なシーンにしろ、
誰が、いつ、どんな形で命を落とすかは、誰にも分かりません。

ロードバイクに乗るのは、危険なのか?
その答えはYesでもあるしNoでもあると思う。

乗り方次第ってのもあるだろうし、経験年数もあるだろうし、本当に「運」としか言いようの無いケースだってあるでしょう。

しかし、私ら自転車乗りは自覚しなくてはなりません。
いつ、なんどき、自分がそのシーンに直面してしまうかも知れないと言うことを。
明日は我が身であるかも知れないと言うことを。

サドルに跨る時は決して忘れてはいけません。

ヘルメットを被っていたら、死から逃れられるものでもありません。

どうか、自転車と言う愛すべき乗り物に乗って、一人でも多くの幸せな人間が増えますように。
どうか、自転車なんて乗らなきゃ、こんなことにならなかったのに…なんて思いが、一人でも増えることのないように。

そのカーブを曲がった先に、自身の死が待ち受けているかも知れないと言うことを、自戒の念と共に。

友のご冥福をお祈り致します。

エンゾ早川 – まちがいだらけの自転車えらび ~ 「そのぶん肉食うな」

「そのぶん肉食うな」

ってフレーズ、ご存知なら、あの本読んでますね。> あなた

そう、私淑エンゾ早川氏の著書「まちがいだらけの自転車えらび

もう、十数回は読み返したかな。
「言いたいことを言っている」本だけに、敵も多いでしょうし風当たりも強いことでしょう。>エンゾ氏

しかし読めば読むほど、氏が何を伝えたいのかが見えてくる。
サラッと読んだだけでは、真意は汲めずただ単なる批判本であるかのように受け取れるだろう。

ただ、私自身もエンゾ氏が言っていることに100%迎合している訳じゃないよ。異論を唱えたくなる部分も幾つかはある。しかし、本流の中で氏が伝えたかったことには全く異論は無い。

本流?そーねー。
簡単に言えば、今の自転車ブームを憂う気持ち。お願いだから、ロードバイクの品位を下げないでおくれ。
ってとこかな。

自転車に限らず、ブームが起きて趣味人口が増えると品位は下がるよね(多分)。
スキー、ゴルフ、釣り…だいたい似たり寄ったりじゃない?

本の中での細かなストーリや持論展開が幾つか書かれている中で、好きな件(くだり)がある。(抜粋させて頂くのは法的にはマズいのだが、そこは宣伝と言う意味でご容赦ください。)

152ページ 第四章 体感できない性能にカネをだすという愚行

『以前、取材させてもらったことのある三船雅彦さんという現役のプロ選手(ヨーロッパでプロとしての”仕事”をしてきた尊敬すべき選手)に、こんな話を聞いたことがある。

「ぶっちゃけ、五十万のフルカーボンフレームを買うんやったら、そのカネで肉、買うほうが強くなれる。結局のところは、最後の勝負は自転車じゃなくて人間!その意味で、バイクはポジションがでていれば基本的にはOK。それに、カンパのレコード1セットのみの供給やったら、ケンタウルを2セットにしてくれたほうがええかな。なんかのトラブルがあったときにそのほうが安心やし、年間通じてみればトラブルはあってあたりまえなんで。レコードもケンタウルも、基本性能は変わらないし……というよりは、オレらは走る距離が長いから、コンポ1セット、バイク1台じゃもたない。だって、ホビーの人よりも壊れる可能性が高いでしょ?フレームも最高級のペランペランのものより、1グレード、2グレード落として重くなったとしても、壊れないほうがいいかな。しかも、そのグレードでいいから2台ほしい。もし引退してから自分で買うんやったら? そうやね……クロモリのフレームセットにケンタウル、もしくはヴェローチェでじゅうぶん。フルカーボンにレコード? 自分のカネで? 選手引退してんのに? オレはいらんわ。そのぶん肉食うな」』

この記述のラスト部分「もし引退してから…」の部分が最高に好き♪♪

高価なロードバイクを買えない男のヒガミと解釈されたとしても全く構わないのですが、所詮は自転車は人が漕ぐもの。幾らサイコーな自転車買っても、エンジン(乗る人)がショボかったら、所詮はツマランのである。

そゆー意味でこの一節は、私らホビーライダー(趣味で自転車乗ってる人)の戒めとも言えると思う。しかし、全く逆の考え方から言えば、趣味なんだから買えるなら高価な自転車買ってもいいじゃない。って理屈も当然アリでしょう。

(過去に出場した出雲路センチュリーライドなどの)自転車イベントに行くと、日頃はお目にかかれないとっても高価なロードバイクを目にすることができます。

そのバイクで素晴らしい走りを見せて頂けるなら何の文句も無いのですが、登坂でいきなり遅くなってワシに抜かれ、下りになると信じられないスピードで追い抜かれる。なんてことがちょくちょくあります。

そんな時、心の中で悪魔のささやきが聞こえます。

 ホンマに強いなら、登りで抜けや!!

いや、いいんです。所詮、私らはホビーライダー。しかも参加してるのは、順位を競う大会じゃないし。
自分の好きな自転車に乗って、自分の実力通りのチカラで完走できればいいんです。
でも、登坂で高価なバイクをサクッと抜き去るのがある種快感なのは、やっぱりボクらはオトコノコなんだなぁ~。

U20バイク(20万円以下の完成車)に乗っている者どもの遠吠えと聞き流してください。>高価なロードバイクに乗っている人

エンジン、共に鍛えましょうぜ!!>U20サイクリスト
ちなみに、こなきが乗っているNirone(Y6B11)もヴェローチェが入ったU20バイク。おぉッ(>◇<)〇!