謎の神社を探せ!!

広まちづくり協議会に参加してることは、何度か書いたが、その打ち合わせが行われる会議室に壁いっぱいの大きな広町の地図が掲げてある。

その地図を見ていて、不思議なモノを見つけた。
(以下の画像クリックで拡大表示されます)

長浜・小坪の間の神社?
長浜・小坪の間の神社?

長浜と小坪のちょうど真ん中の辺りの山中に神社の記号が書いてある。矢印んトコ。
その神社までは、小坪から山道がつながっているように書かれている。

協議会に参加している、小坪や長浜の方々にお聞きしても、そんなの知らないと言われる。はて??

コレは調査してみなければ。
暖かくなったら歩いて登ってみようと思っていたので、晴天の本日、歩いて行ってきた。

午前10時、中新開の自宅を出発。交差点を過ぎ、長浜方面に向かう。

産業技術総合研究所 中国センターの前。
ここには、瀬戸内海の大型水理模型があることで有名。その前にある石柱は、この場所が広工廠だった頃の門柱(画像クリックで拡大表示)。

広工廠の門柱
広工廠の門柱

往時の様子に想いをはせつつ、更に長浜方面に歩くと「津久茂」地区。 

津久茂
津久茂

津久茂は谷間になった地形に民家が集まった地区であるが、広工廠に最も近い場所であるから、昔は工廠空襲の流れ弾などが来たんではなかろうか…

ここから峠を登る。長浜へ抜ける県道ではなく、更にその上の道。
その峠の上に来ると、長浜全体が一望できるとっても眺めの良い場所(画像クリックで拡大表示)。

長浜全体を眺望
長浜全体を眺望

ぃや、いい天気です。瀬戸内海もキラキラと美しい。
ココからは道を下らず、横に、小坪方面に細い道を歩いて行く。

黄色い野花
黄色い野花

春ですねぇ…

細い道をクネクネと歩いて、長浜の端の方まで来ました(画像クリックで拡大表示)。

別の角度からの、長浜全体の眺め
別の角度からの、長浜全体の眺め

遠くに見える山は休山です。

ここら辺で、農作業をされている方に地図を見せながら道を尋ねます。
『スミマセン、この上の辺りに神社か何かがあると、この地図に書いてあるのですが、ご存知ですか?』って。

耳の遠いご高齢のお爺さんは、あるにはあるが道が荒れてて行けない。って言われる。別のお2人は、そんなの知らないと言われる。
ん~…あるんかなぁ~…

あのお爺ちゃんの言葉を信じて登ってみましょう。

長浜の山道
長浜の山道

この画像の真ん中の山道から、いよいよ本当の山道に入ります。

たかひこ
たかひこ

山道に入って16分。
「たかひこ」も以前にここを訪れているようですw

比較的歩きやすい山道
比較的歩きやすい山道

山道は比較的に歩きやすく、荒れては無いです。
また、斜面の急なところはちゃんと崩落防止がなされており、人の手が入っている様子がうかがえます。

山道を歩き始めて約30分。途中やぶ漕ぎで迷いましたが、ひらけた場所、尾根の上に出てきました。白岳山、野呂山が見えます。

尾根に出ちゃいました
尾根に出ちゃいました

ん~。出ちゃったか…ココまで来る気は無かったんだが…
もっと山の斜面辺りにあるイメージだったのに。

尾根に沿って、東西に山道が延びています。東に行くと小坪方向。
西に行くと長浜方向に戻る感じです。迷いましたが、とりあえず東に行ってみましょう。

10分ほど歩いたでしょうか。先の下の方から学校のチャイムの音が聞こえてきます。正午のようです。小坪がかなり近付いているようです。
このまま行くと、小坪に出るなぁ…どうしよう。ココはどこなんだろう。

そーだ!!現在地をケータイのGPSで確認しよう。

ケータイのGPSで現在地を確認
ケータイのGPSで現在地を確認

便利な世の中になったもんです。ホントに。
この場所は竹やぶの中で、上を見ても竹で覆われてて空もまともに見えないのに、GPSではちゃーんと確認できてます。スゴイねぇ~。

で、現在地と持って来た地図とを照らし合わせると、神社の場所よりも、はるかに小坪側に来てしまっているようです。戻らなくては。さっきの尾根に出たところで、西に向かうべきだったと分かりました。

尾根沿いに西に進みます。しばらくすると石積みがありました。

尾根沿いにある石積み
尾根沿いにある石積み

戦時中のものでしょうか、田畑のものではない雰囲気です。
ここに来るまでも、何箇所かで石積みを見てきました。

更に西方向に歩いて行きます。イノシシが泥浴びしてる場所も何箇所かありますし、倒木も沢山ありますが、道はなだらかで歩きやすく尾根をゆるやかに登って行く雰囲気です。

12時21分。
林の奥の方に何か見えます。白いモノが…

突如、お墓が!!
突如、お墓が!!
お墓です。
怖!!
なんで、こんな山の中にお墓があるの!!
ここまでお墓参りに来るのって大変じゃない。何で、何で!!
って思いつつ、近付いてみると…
そのお墓の後方に、何か屋根のようなものが見えるじゃないですか。
祠

祠(ほこら)です。
屋根が輝いているのは、ステンレスで葺かれているから。

遂に来てしまいました。地図の神社記号は、この祠のようです。
ちょっと怖い感じもしますが、ここまで来て去る訳にも行きませんので、オモテ側に回ってみましょう。

荒神堂
荒神堂

荒神堂と書かれています。建物はしっかりとしたコンクリート造り、錠前が掛かっている扉の格子はやはりステンレス製。比較的新しいもののようです。

気が付いたのですが、この正面の向き、海側に向いてないんですよ。海を背にしていると言うべきか、白石方面に向いて建てられていると言うのが正しいのではないかと。
ってことは、この祠は長浜や小坪の方々の知らない祠で当然なのか!?

非常に罰あたりなのは承知ですが、格子の中をのぞかせて頂きました。
あ、予め手を合わせましたよ。何て言って良いのか分からないので、たちまち「南無阿弥陀仏…」安芸門徒ですから。

荒神堂の中を拝見...
荒神堂の中を拝見...

最初に見たときは、御神体が無いのかと思いました。あぁ、もうここからは別の場所に移されたのかと、ちょっと安堵しましたが、良く見ると、御神体は手前に倒れているではありませんか。(御神体と言って良いのかどうかも分かりませんが…)

内部は非常に荒れています。ですが、栓のされた2リットル入りの水のペットボトルも見えるので、やはりここ最近までは誰かがお世話をされているようです。

壁には「荒神堂再建奉仕」と書かれた板にお名前が連ねられております。

荒神堂再建奉仕
荒神堂再建奉仕

89日、72日、7日、6日…
再建されるために、奉仕された日数のようです。

あぁ…私には何も出来ません。御免なさい。
大きなお世話でしたらお許し頂きたいのですが、どうか、この写真を見られてお心当たりのある方、祠のお世話をしてあげて下さい。

最後に手を合わせて、この場を去ることにします。
尾根沿いに、更に西に進んでみることにします。

10分ほどなだらかに登って行くと、何やら少し開けた場所に来ました。
コンクリート造りの丸い遺構。砲台跡です。(画像クリックで拡大表示)

螺山砲台跡
螺山砲台跡

いや、今日はココに来るつもりは全く無かったので、かなり衝撃的です。
3年前に「あらさん」とこの場所を目指して螺山を歩きましたが、あの時はたどり着けなかった場所です。

期せずして、到着してしまいました。先の祠の直後なので、気分的にはかなり沈みます。

丸い砲台跡の遺構は2箇所あります。その2箇所の間は溝のような通路でつながれているようです。

その様子は、こちらに詳しく書かれているのでご覧になられてください。
そちらのページの様子、そのままでした。写真も何枚か撮影しましたが、同じようなアングルなので割愛します。

砲台の遺構に別れを告げ、5分も歩かないうちに目の前に鉄塔出現です。

螺山のテレビ塔
螺山のテレビ塔

テレビ中継塔に出ました。
右端の建物は建築途中の地デジ施設のようです。日曜日の今日は作業員の姿もありません。

ここまで来てしまったと言うことは、この先は舗装道を歩いて帰れます。
あらさんと迷った3年前も、ここからスタートすれば良かったんじゃね。

白石を通り、名田のあらさん宅前を通り、広駅の地下道を経て14時半頃に帰宅。
4時間以上、歩きっぱなしなのでちょっと疲れてしまいました。

また、荒れた祠、砲台跡などを見てしまいましたので気分的にもちよっと…ね。
祠のお世話、宜しくお願いしますね。
きっと、荒神さま(って言って良いのか…)がこなきを導いたんだと思います。
こんなになってることを知らせてやってくれ。って。

ってことで、地図の神社記号は確かに存在してました。
恐るべし、国土地理院。

実は、広の中で、もう一箇所気になる場所を先の地図の中から見つけているのよね。
次回は石内方面です。石内方面でお詳しい方が居られましたら、ご一緒しませんか?

2009/3/16 追記:
GoogleMapでこの場所を拡大表示したら、荒神堂と記載されていた。恐るべしGoogleMap。ってかゼンリン、スゲェ!!


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ローソンの風車とマックスバリュ

まったりの土曜日。天気予報は曇のち晴れ。
って言いつつも午前中は「あられ」みたいなの降ってるし…って思えば、いきなり晴れる。

晴れたならデジカメ片手に町内散策に行くべ。

先ずは、会社の人が言ってたローソン呉広公園店の前に行ってみる。
風車が出来たらしい。

ローソン呉広公園店の風車
ローソン呉広公園店の風車

今日は風が強いのでスゲェ勢いで回っている。ここで発電したのが店舗で使われているんだろう。 

もちょっとアップしてみましょう。

ローソン呉広公園店の風車
ローソン呉広公園店の風車

Hの字型の風車。
動画も撮影してみたが…

 スローに回転してるよーに見えますが、実際はメチャ早く回ってます。
一瞬だけ早くなるな…

太陽光発電、雨水利用、LED照明、風力発電…
次は何じゃろ…店員さんが室内でルームサイクル漕いで発電したり…ww

次に向かったのは、3月12日に開店したMaxValu。マックスバリュ広東。

マックスバリュ広東店、移転オープン
マックスバリュ広東店、移転オープン

 オープン後最初の土曜日とあって、スゴい人出です。
ガードマンも沢山。屋外では、このクソ寒いのにカード会員募集の皆さん。ご苦労様です。
新しいお店だけあって、天井が高いね。広々と感じるょ。

店内はお客さんで溢れかえってます。店内のパンコーナでは、10人ほどの店員さんがパンを焼いているし、品物もとっても沢山。
冷凍ショーケースは、人が近付くと白色LEDが点灯する省エネ型だ。

アルコール類の品揃えが豊富だった。この界隈には酒類のディスカウンターが無いからだろうか。
あんまり人が多いので、何も買わずに帰ってきてもーた。

ってか、買い物はやっぱり「藤三」じゃろ。
マックスバリュとかジャスコで買い物すると、そこから得た利益って結局県外に行ってしまう。お買い物は地元商店で。って昔から言うじゃろ。
藤三は広が本拠地。藤三で買えば、回り回って税収入は呉市に入る

だから、同じ金額買い物するなら地元のお店で。この景気の悪い時期だからこそ、ホントの話です。

そうそう、マックスバリュが出来る以前の画像を。

市営バス、東のりば
市営バス、東のりば

2008年9月に撮影した、東のりばの建物解体途中の様子です。

ぽかぽか土曜日

かぐや姫ではないけれど、今日はいい天気でした。
ただ、日差しは良いものの風は冷たく、まだまだ寒い日々ですねぇ。
久しぶりにあちこちを撮影して回りましょう。
先ずは中新開。中須賀橋の架け替えの様子をパチリ。
中須賀橋の架け替え工事現場
中須賀橋の架け替え工事現場

この橋が掛かれば、古新開と中新開がグッと近くなります。
奥に見えている 、古い大きな木は再開発で切って欲しくないな…

次に常盤橋。ここから、横路の道路工事現場の様子を。

常盤橋から、横路方面を眺める
常盤橋から、横路方面を眺める

先小倉から、大空山の脇を登る道と橋が架かりつつあります。
東広島呉道路の工事現場ですね。 

川の中に仕掛けられている網。以前は白魚を捕っているのかと思ってましたが、もしかしてウナギの稚魚を捕っている網なのかと、最近思ってます。

この網を見ると、春が来たなぁ…って感じます。

 次は古新開のイエローハット前。

古新開、再開発地区
古新開、再開発地区

再開発に激しく反対されていたこの場所も、遂に工事が始まってしまいました。

国際大学通りのダイソー横を通っていると、警察さんがひっそりとシートベルト・携帯通話しながら運転のチェックやってました。こんな所でもお仕事やってんですね。ご苦労サマです。

ジャスコと商店街の間、土地が低くなっているこの場所ではボーリング調査が行われています。 

ジャスコ広店横、ボーリング調査中
ジャスコ広店横、ボーリング調査中

「 地質調査、広東地区雨水貯留施設実施設計(基本)業務」って書いてあります。
この地に雨水を貯める地下タンクでも作るのかな??

国道375号を渡って、オークアリーナ方向に向かいます。

シゲモトのパン屋さんからオークアリーナに至る道
シゲモトのパン屋さんからオークアリーナに至る道

小さな魚屋さんの建物も無くなってしまいました。この場所も道が広くなる日が近いのでしょうか。

広公園の新しい大型遊具は今日も大盛況!! 

広公園の遊具
広公園の遊具

 広駅前を過ぎ、シミズボウル改め10point前のビルを。

ダイキの巨大看板
ダイキの巨大看板

前から思ってるが、この看板はスゴくデカいよねぇ~。
7階建てのビル壁面いっぱいの看板だぁ。この外国人女性もビル6階分の背丈がある。 

東のりばの建物が無くなった跡地。
MaxValuの店舗が建築中です。

東のりば跡、MaxValue建築中
東のりば跡、MaxValu建築中

3月中旬オープン予定だって。
しかし平屋建てかぁ~…宇品のジャスコみたいに大きくは無いわなぁ~。かと言って高屋のMaxValuほど広くもない。どうせならドドーンとデカいのを作って欲しかった。

たこ焼き「とうげ」横、謎の建物
たこ焼き「とうげ」横、謎の建物

その横には、謎の建物が。たこ焼き「とうげ」に隣接して、平屋のプレハブ造りが建築中。コンビニじゃないなぁ~。何が出来るんだろ。

2/22 13:30追記
今日の新聞折込広告に書いてありました。
『大阪王将 広東マックスバリュ店 4月中旬オープン予定』
コレですね、多分。

「バス東のりば」って名称もいずれ無くなるんでしょう。

バス東のりば
バス東のりば

駆け足であちこち撮影してきました。
明日は午後から雨だって…

広まちづくり推進協議会 – 打ち合わせ

今日は、広まちづくり推進協議会の打ち合わせに出席してきやした。

広まちづくり推進協議会の打ち合わせ
広まちづくり推進協議会の打ち合わせ

 会社を定時に退社して、19時から広の市民センターでの話し合いです。
話し合いって言っても小難しいものではなく、広の町を活性化させるためにはどのようにして行けば良いと思うかを、各自それぞれ意見を出し合い、ワイワイガヤガヤと話すのみ。

2時間なんて、あっと言う間。

昨年10月からお会いしている方々。もうすっかり顔馴染みとなり、意見もバンバン出てきます。

色んな面白い意見出てますよぉ~。お披露目をお楽しみに(^^♪

あ、今月号の「呉市制だより」にも、この協議会の記事がトップで出てたでしょ。
見ました?

実は、こなきも写ってんですよ。気が付きました?
え?呉市在住じゃないから見てないって??

じゃあ、こちらのPDFファイルから見てみてくださいな。

広まちづくり推進協議会 考広学 第2回、歴史編に行ってきました

前回、第1回のまち歩き編に続き、2回目の行事が日曜日の14日(日)にありました。

今回は座学です。歴史編、広町の歴史についてのお勉強です。
講師は広図書館長の井垣さん。

興味深いお話と、配布された資料もとっても興味深い。
1806年の広町の地図とかは、例えば大新開は1690年に埋め立てられたとか、弥生新開は1812年とか…
或いは、1818年の人口は7,620人であるとか…

こちらは、広町の昔の地図。地図ってのかな?
081215.jpgクリックで拡大表示されます。

伊能忠敬が広界隈を測量したときの様子だそうで、真ん中の入り江部分が現在の広町とのこと。
なーんもないところに、橋が架かっている。コレは常盤橋ではないかと。

見てみたいひとは、広図書館にいってみてね。展示してるから。

その他にも、広発電所の話や、広甘藍の話、模範村の話、工廠の話などなど…あっと言う間の2時間でしたがな。

いやぁ~、面白かったです。今回も。
世話役の方々、今回もありがとうございました。

広の歴史って興味深いですね。
広町.comでも、その方向も深めて行きたいとおもいつつ…

イルミネーション in 広町 2008

先日のブログでひみもりさんのコトバに触発されて、広町のイルミネーションを本日撮影に行ってきました。
各画像はクリックで大きく表示されます。

先ずは近所の中新開のお宅。
081207-1.jpg
手前側が駐車場で、ちょっと奥まった場所にあるのが惜しい。

次は、古新開のイルミネーションが名物のお宅。いや、毎年の事ながらスゴイですわ。
081207-2.jpg
建物そのものも洋風でマッチしてんのよね。飾り付けのセンスもいいし。
この画像では分かりづらいけれど、お庭にもトナカイなど沢山の光るオブジェが飾られています。

私が撮影に訪れた際も、クルマが横付けになり、車中からケータイで撮影されておられました。

自転車飛ばして次に向かった先は、横路方面。
常盤橋の横路側たもとのお宅。
081207-3.jpg
そして、このお宅の川向い。広西大川を挟んだ先のお宅。
081207-4.jpg
まるで川を挟んで競演しているかのようで、また、川面に映るイルミネーションも素敵です。この場所ならではの演出ですな。

また、イルミネーションではありませんが、常盤橋の上から見る先小倉方面の夜景もなかなか綺麗です。
081207-5.jpg
これは以前から感じていたことなんですけれど、広の街の灯り程度でも、川面に映るライトってキレイですよね。

続いて、広交差点のクリスマスツリーです。隣の建物の2階窓辺りまで届くツリーです。
081207-6.jpg
今年は先っちょにスターが付きました。(多分、去年は無かったと思う…違ったらゴメン)

最後にウチの家の庭のを…
081207-7.jpg
地味です。昨日の昼間、めちゃ寒い中を脚立に登って飾り付けしました。

あぁ…今年もあと2週間余り…
まだまだやらなきゃならんことが沢山あるのに…(焦

 

広まちづくり推進協議会 考広学 第1回、まち歩き編に行ってきました

広まちづくり協議会、前回のワークショップに続き今日は2回目のイベントです。
今日は考広学(こうこうがく?)。考古学を文字って、広について考えるって意味のコトバですね。

今日は実際に広のあちこちを歩いてみて、広町の再発見をしようとの趣旨です。ですが…

ですが、息子の通う小学校では学習発表会。おぉ、見事なスケジュールバッティングです(泣
発表会を見終わってからの途中参加となりました。

とは言え、10時からのイベントに10時半からの参加が出来、中新開のヤマザキYショップ前で合流。
なべタクシーのマイクロバス
なべタクシーのマイクロバス1台をチャーターして、参加者15名ほどの町歩きイベントです。

実は、先週に引き続きまことにせん越ながら、今回もこなきはガイド役を務めさせて頂きました。
諸先輩が多くおられるのに、申し訳ない限りです。

先ず向かったのは石内方面。
芳ヶ淵隋道ではお芳の話をしつつ、東広島呉道路の工事現場を左手に見ながら、二級峡に向かいます。

二級峡トンネルの手前を右折し狭い旧道を通ります。
こちらで紹介している通り、呉市史跡の常夜灯を車中から眺め、二級峡に到着。

バスを降りて、つり橋のところまで行ってみます。
今日も橋の上からの眺めは勇壮です。
 081130-01.jpg

ダム方向はこんな感じ。
081130-02.jpg

初めて訪れた方や、何十年ぶりと言う方。参加者それぞれに楽しんでおられ何よりです。
階段が急で、お年の方にはキツかったですね。ごめんなさい。

引き続き、町田に向かいます。ここでのお目当ては、湧水の洗い場です。081130-03.jpg
今日は幸いなことに、この洗い場で実際に洗い物をされている方が居られ、参加者の皆さんからも色々と直接質問などさせて頂きました。突然の訪問に驚かせちゃってごめんなさい。

でも、色々と面白い話を聞けました。
また、参加者の年配の方からは、ここの水を使って酒造が行われていたとの話を聞きました。
これは初耳です。古新開にあった、西原酒造さんと言う酒造元では、ココの水を使ってお酒を造っていたそうです。今は西原酒造さんはありませんが、広の水で作られていたお酒があったとは知りませんでした。
私自身、とてもいい勉強になました。

そろそろ時刻はお昼前。バスはオークアリーナに向かいます。

大型遊具は改築中ですね。
081130-04.jpg

広公園敷地内のローソンの話をして、広警察の前を過ぎて広交差点に向けて歩きます。
お昼ごはんは、パチンコ・クロネコの横にあるスマークさんです。

本当は日曜日はお休みのところ、無理言って開けて頂いたとのこと、本当にありがとうございます。

スマークのランチはウマウマです。
081130-05.jpg
こりゃオナカもいっぱいになりますワ♪
初めてスマークさん訪れました。いい感じのお店ですし、食事も美味しい。
広でランチと言えばスマーク。お世辞抜きに是非是非オススメのお店です。

おなかも一杯になりました。アリスの前を歩いて、本町の昔、映画館があった場所を過ぎ郵便局前から再びバスに乗ります。

次に向かうのは長浜。専徳寺さんを訪ねます。
専徳寺さん

今日の参加者の中に長浜の地元の方が居られるので、長浜の紹介はお任せです。
胡子湯さんの前を歩き、長浜の町並みをほんのちょっとですが散策。

時間もあまりありませんので、急いで最後のポイント、大空山に向かいます。
ここでのお話はヘリテージツアーの時のGOさんのお話をそのまんま受け売りです。

砲台跡の話、弾薬庫の話、偉そうに話しましたが全てGOさんのお話のままです。
ゴメンナサイ。
081130-08.jpg
今日は天気も良く、展望台からの眺めは最高です。
広の町が良く見えますし、瀬戸内海の向こうには四国も見えます。

15時。
広市民センター4階くれ市民協働センターに戻り、まとめを行って解散。

駆け足で過ぎて広く浅くでしたが、広町のあちこちを再発見できて頂けたならガイドした甲斐があります。
私も久しぶりに訪れた場所もあるし、新しい話も聞けたり、年長の方からは貴重な話も沢山聞けました。参加して本当に良かったです。

広工廠時代の話を良く知っておられる方々の話、とっても貴重です。今のうちに沢山の話を聞きだして保存しとかなきゃいけませんよ、本当に。

さて、考広学。
次回は12月14日、歴史・郷土史を広図書館の館長さんからお話頂きます。

次回も期待できそうですよ。

昭和20年、広町の地図

半年ほど前だったかな…
ヘリテージツアーでご一緒した、GOさんのサイト”希少資料艦艇研究所“の掲示板で、ある興味深い書き込みを見つけた。

その書き込みに書かれているリンク先には、昭和20年(1945)の広町の地図が掲載されていた。
が、ボケててリンク先を見失ってしまったので、再度GOさんに尋ねてみた。どこでしたっけ?

ココだよ。と即答してくれた先は”The University of texas”。その中のJapan City Plans。
http://www.lib.utexas.edu/maps/ams/japan_city_plans/

全国の都市の名前の中に混ざっている Hiromachiの文字。
http://www.lib.utexas.edu/maps/ams/japan_city_plans/txu-oclc-6565568.jpg

1945年に米軍が作成したのであろう、広町の詳細な地図である。

縮尺は1:12,500。上部には For use by War and Navy Department Agencies only Not for sale or distribusion”って書いてある。正に軍事用である。

この地図を、ここ数日ずっと眺めているのだが、見れば見るほどに興味深い地図である。

1) 虹村の地下式重油タンクは、こんなにも沢山あったんやな。その沖には飛行場もある。
2) 広東大川、広西大川とまだ呼ばれている。
3) 大空山は”横路山”と呼ばれている。
4) 市電(路面電車)が呉越峠から長浜まで行ってる。
5) 国鉄の引込み線は今の王子製紙、旧・広工廠までつながっている。
6) 吉松山の山頂まで、砲弾を運ぶための道路が続いている。
7) 仁方はまだまだ埋め立てが進んでいない。
8) 広工廠敷地内の建物は、こと細かく用途が記載されている。
9) 阿賀海岸通りのガスタンクは、この頃にはもう存在していた。
10) 阿賀駅前(現在の藤三、阿賀店のあたり?)は、市電の車庫があったのか?
11) 本町郵便局の位置は昔から変わってないのか?逆に、広の本局の郵便局のところは川。
12) 警察署は西大川沿いの中新開にあった?今の県警官舎のところがそうなの??
13) 平野部の多くは水田じゃが、周囲の山の斜面もかなり水田が多い。どれも棚田かな。
14) 名田の入り江が奥深い。現在の寿工業は戦時中のまま変わってない?
などなど、書き出せばきりがない!!

本当に見れば見るほどにとっても興味深い地図です。この地図を見ながら、同じ場所の現在の姿と重ね合わせて、当時との変遷などに思い巡らせてみるのがとっても楽しいです。

この地図をご覧になられて、何か気が付いたことがあれば、コメントで教えてください。

 

ユースカレッジ~呉のまち路上観察 ナビゲータ役を務める

連休中日(なかび)の11月23日。
平成20年度 ユースカレッジ「くれのまちを再発見!」イベントが開催されたので、こなきも行ってきました。
今回のこなきは、街歩きのナビケータ役です(^^♪

このユースカレッジは4回にわたって行われる街発見のイベントで、昨日はその2回目の開催日。
18-30歳をターゲットとした若い人たちをメインにしたもので、この日も大学生さんを中心に若い方々が参加。

集合場所である広支所では、広地区教祭も開催されている。
広地区教祭

裏手の駐車場では、呉港高校によるトーマスの乗り物や…
呉港高校によるトーマスの乗り物

東郷さんの肉じゃがも味わえるイベントが開催されている。東郷さんの肉じゃが

ユースカレッジは3階の会議室にて集い、先ずは広島路上観察倶楽部の山崎学さんによる街歩きのポイントのお話。
街歩きのポイントを聴き入る
路上観察のあかさたなの話は、こなきも想う所やはり一緒である。深く同感。

引き続き、山崎班と、こなき班の2班に分かれて、街歩きに出発!!
与えられた時間が1時間半と言う事で遠くまでは行けないので、こなき班は支所界隈を歩くことを予定してたのよ。(他方の山崎班は、常盤橋の方まで足を伸ばされたようである)

先ずは、支所前のソテツについて話し、引き続きらーめん○の裏手にある「ます寿し」さんの前に至る。
ます寿し
ココでは、広の巻き寿司4店の話をする。

ここの店先にある貼り紙が参加者の目に留まる。
ピンポンしてね
ピンポンしてね
との表現が可愛い。

続いては広東大川沿いの松、そして、その場所の昔の様子

川沿いに下って行き、王子製紙が見える場所から、広工廠の話と今でも工廠の壁が残っている。とか、名田山の下の防空壕の話などを説明。そこから虹村に行き、地下タンクの話。

などをすれば、あっと言う間にタイムオーバー。
慌てて支所3階に戻る。

それぞれの班の発見点を発表し合い、本日のユースカレッジは終了。当日の詳しい様子は、本家ユースカレッジのサイトをご覧下さい。 また、引き続きメンバーも募集しているようですので、興味のある方はサイトをご覧になれてください。

このようなイベントは過去に何度か参加させて頂きましたが、案内役を努めさせて頂いたのは今回が初めて。
話した内容が、参加者の方々にどの程度伝わったでしょうか。少しでも広の街や、街歩きに興味が増して頂けたなら私も本望です。

次回は呉市内の各地区での街歩き、その次はいよいよ…
楽しそうですね。難しく考えず、感じたまま「あ、面白いな」って思ったことを見つけていく。
そして、少しずつ街への愛着を深めて行ければ良いのかなぁ~…って思います。

皆さん、今回はお世話になりました。また機会がありましたら、お会いしましょう。
私自身も新たな発見があったりして、楽しい1日を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。主催の方々ご苦労様です。引き続き頑張られてください。