BRM1024龍馬に会いに行こう600km!試走-前半

昨年の記事をUPしますわ(笑)

2020年10月10日(土)
2週間後に控えた600kmブルベ、BRM1024呉・高知600km〜龍馬に会いに行こうの認定試走に行ってきた。

折しもこの試走を予定していた週末、シャーマンに導かれるように四国地方に向けて台風が接近中であった。

おいおい、ガチで強風圏内じゃないか。
黎明期のブルベでは台風の中、打ち寄せる波しぶきを被りながら完走した!なーんて話も武勇伝として伝わっているが、今の時代にそれやると単なるバカだから、天候次第では試走はできんかも知れんなぁ〜…

って思っていたが、前日には台風が逸れた。よし!

よしよし、これで試走行けるな♪
Roubaix初の600kだ。どんな旅になるのか、とっても楽しみだ。

台風接近が無ければ事前に着替えのウェアを高知のホテルに送りつけておきたかったんだが、台風DNSの可能性があったので着替え送付は見送った。なのでウェア類を入れたdeuterのリュックを背負っての出発となってしまった。リュック背負っての600kってのも初めてだな。

6時
奥さんにクルマで送ってもらって、スタート地点であるアレイからす小島に到着。

夜明け空がめちゃ曇ってるのが気になるが、天気予報を信じて行くぞ高知!待ってろ龍馬!!

 

最初に目指すは尾道。勝手知ったるさざなみ海道を東へ。

もう迷いしろなし。単純に海沿い道を淡々と走るのみw
なのでまだガーミンの出番は無し!

10時20分
尾道到着ここまで85キロ。

特筆すべき事項なしw
渡船近くのコンビニで補給を入れてから船に乗る。

いつものように、あっと言う間の尾道渡船乗船。
もうしまなみ海道も勝手知ったるよね。
アスファルト上のブルーラインに従って淡々と走るのみ。

と、思いきや、いきなりの想定外発生!!
序盤の赤い橋の下が通行止め!

って、実はちょっと前にしまなみ走ってて、ここが崩れてて通れないことは知ってた。試走時には復旧してるかな?って思ったけど、まだまだ時間掛りそうね。1024当日も迂回だな。

その迂回案内が何とも昭和。

手作り感w

少し行った先の橋の上から、左手に建設途中の橋が見えた。

あれか、岩城橋
早くしまなみ全域の島々と連結できたらいいね。走りに行きたいもの。

そして定番の塩ソフトで休憩。

まぁ特にコレと言って特筆すべき事項のないしまなみ海道ですが、コロナ影響で人出も少ないのかなと思ってたけれど、レンタサイクリストはまぁまぁ居ました(流石に外国人さんの姿は無かったかれど)。

そして最後にして最長の来島海峡大橋。

この時が一番天気良かったね。
まぁスルスルと走りまして四国到着。
サンライズ糸山のところでガーミンの電源ON。センセ此処から世話になるゼ。

しかし、四国に入ると天候が怪しい。遠くに見える石鎚山も今日ははっきりとしてないな。そしてこの後、あの雲の中を通り抜けるて行くのかと思うと、こちらの気持ちもどんよりと雲行きが怪しくなってくる。

今治から高知に抜けるまでの間のどっかでフォトチェックポイントを設定しなきゃなんだが、どっか良いポイントはねぇかなぁ〜…

西条市あたりで鳥居があった。

ん〜…
反対車線だなぁ〜…
こちら側車線ならここをフォトチェックに設定しても良かったんだがな…

特にコレと言った特徴的な建物やオブジェも見つけられないまま、想定していたフォトチェックポイント、ファミリーマート西条加茂川店に到着。
ここまで190キロ。時刻は16時半頃だったかな。

ファミマに入って補給食を漁っていると、どっかで見覚えのある人がこちらをじーッと見ている。

あ、IKE3さん!

近所なんですよー…なんて言いながら、わざわざ迎撃に来てくれた。嬉しい(^^)ありがとう。いつもAJ広島開催BRMに出て頂いているIKE3。今日は立場が逆ですね云々…束の間の立ち話でしたが嬉しかったです。ありがとう元気貰えました。今度、こっち来たら近場で泊まりますんで呑みましょう。

補給してちょっと休憩。
あ、ちゃーんとマスク持参してますしレジでは「イートインで」って告げて消費税払ってますから。

さぁーて、こっからいよいよ山脈越えだ。いつもの寒風山トンネル目指して行きますか!

寒風山トンネルを経て高知に向かう国道194号にはそらやま街道って名前が付いてんだな。

だったら高知→そらやま街道(90k)→しまなみ海道(70k)→やまなみ街道(190k)→松江で三街道巡る400kとか出来そうだな。AJ広島で202x年に開催予定w!!!

そんなことをぼんやりと考えながらゆるゆると登って行く。

忘れなベルト。
る抜きは愛媛の方言だろうか。そしてこの辺りから雨がポツポツ降り始めていた。

気温も徐々に下がって来てはいるが、登坂中なので寒くはない。
寒風山トンネルの中も緩やかな上りなので、レインを着込むならトンネルを出てからだな…

雨でイってしまわないよう、ガーミンをコンビニレジ袋で覆う作戦決行中。

もうじき高知?
もうじきって、あと何キロですか、何時間ですか。
教えてください 海は死にますか 山は死にますか…

そしてもう何度見てもこの界隈の渓流の美しさよ…

どんどん走ってって、どんどん標高上げて、どんどん気温下がって、どんどん雨足も強くなってきやがった。

18時まえ
みんな大好き寒風山トンネル到着。

通り行くクルマもまばら。
さぁて、5.4キロのトンネルを抜け行くか。

トンネル内は暖かくてちょっとホッとできる。
ゆるゆると登りまして高知側に出た。

雨。つよし。

ここからは急激にくだるんだが、この雨だと冷えるな。
横着してレイン着ずにくだり始めたが、やはり寒い。
これはちょっとマズいなー。どこかで停まってレインウェア着込まないとな…
と、思ってると道の駅が見えてきた。

道の駅 木の香

ちょっと寄って行こう。

夜の道の駅。
店舗は既に閉まってて人も少ない。
自販機で暖かい飲み物を飲んで少し休憩。
レインウェアを着よう着込んだら、さぁ高知目指すぞ!
(寒風山トンネル抜けた時点で既に高知県には入ってるんだが…)

再スタートしてすぐに、ちょっと長めなトンネル(本川トンネル(1.3キロらしい))を抜けると雨降ってない!
何だよ、たった5分しかレインウェア着た意味無かったじゃないか…

その後も一本調子でそらやま街道を走り行き、高知の市街地に入ってきた。

もちろん自分で引いたルートなので事前に知っていたとは言え、実際に目で見るのは初めての光景。

わかる?
路面電車の線路。

広島の路面電車の線路は車道の真ん中にあるじゃん。

一方、ここ高知の路面電車の線路は車道の片側(左横)にあるんだ。
すると自転車乗りとしてはどうなるか…

自分のま後ろから電車が迫って来る訳だ!

おぉ〜!ちょと怖〜い!!これは新鮮!!!!

不思議な感覚だ。
電車は小さな音でポロンポロンとチャイム音を鳴らしながら近づいてきて追い越して行った。

ここでは車道の左側にある個人宅や商店に行くにも線路を横切る訳だ。
これは不思議な感覚だわ〜。面白いぞ高知。

そんなこんなで高知市街地のど真ん中を走り行き、到着しました!次のフォトチェックポイント。

そう!かの有名な観光スポット「はりまや橋」。
高知市街地のど真ん中。
これはフォトチェックポイントとしては秀逸だよね。

ここまで281キロ。
現在時刻は21時20分。

目算では「はりまや橋到着が22時頃に入れれば良いな」…と、思っていたのでここまでは上出来である。

思惑通りに到着できたので、600kブルベならではのお楽しみ(?)ホテルでの仮眠です。
ブルベでの200k、300kは寝なくても走り通せるし、400kは27時間リミットなのでおちおち寝る時間は無いけれど、600kになると40時間なのでまぁ朝までぐっすりとは言わないものの、一応はホテルに入って寝ることは可能だ。
あ、走力ある方は朝までぐっすりですよね、ワカッテマスワカッテマス…

ブルベ黎明期は「ホテルに入るなんて、それは本当のブルベではない!」みたいな風潮がありました(よね?)。でも今は600以上ならホテルに入るのも普通な時代に進化しました。なのでコース設計する側としても300k〜400k区間に宿泊可能な施設がありそうな大きめの都市部を通過させるように敢えてルート設計するようになってきていますね。

「広島さんは夜に山の中通して仮眠ポイントが無いんですよねッ💢」なんて言われたのはいつの話ですか?w

今回、自分もホテル取りました。高知市街地の中で。
数あるホテルの中ではやはり「部屋の中に自転車をバラさずそのまま入れることができるホテル」を探す訳ですが、なかなかそんなホテルってまだ珍しいじゃないですか。

もちろん輪行袋に入れればどのホテルでもOKなんだけど、いちいち袋入れるのは面倒だし睡眠時間のロスにもなる。

そこで今回自分が選んだホテルのポイントは、下の画像のように「2階がフロントになってて、1階部分が駐車場になっているホテル」。都市部に多いよね。

この画像はGoogleストリートビューから切り出したものなんだが、左の階段の下の奥の辺りにそっと自転車を停めることができるんじゃね?
22時頃にチェックインして午前3時頃にチェックアウトするならひと目にも付きにくいから防犯上も、まぁ大丈夫じゃね?
って目算。

そしてなにより、今回使ったのは高知駅前の「ホテルタウン駅前」ってホテルなんだが、楽天トラベルで探してて驚いた!

最終チェックインが28時!? ってことは午前4時か!
万一何かトラブって到着が遅れても28時までに入れればOKなんて、これは非常に心強いじゃないですか!決定です。

そんな理由で選んだ今回の宿泊ポイント。
現地到着し、目算通りの場所に自転車を停めチェーンロックし、チェックイン完了!荷物を部屋に入れて、近所のコンビニに食料調達しに行こう。

高知駅だ。この角度からは見えてないけれど「土佐三志士の像」がすぐそこにあるんが、今日は訪れる余裕なし。

部屋に戻って風呂入って、メシ食って、明日の朝の目覚ましをスマホにセットして速攻寝た。

ここまでのルートをザックリとGoogleMapsのタイムラインで…

後半に続く。

AJ広島オリジナルマグネットステッカー製作

もう随分と前から、その思いはあった。
「赤ちゃんが乗ってます」って黄色いステッカーがクルマに貼られているのを見かける。そしてその亜種として、ふざけたデザインのステッカーも色々ある。ネット上で検索してみると面白い。

しかし「サイクリストが乗っています」的なのはなかなか無い。
唯一「自転車が乗っています」と言うのはあったが、ちょっと違う。
なので、マグネットステッカーを自作してみたいな…とはここ数年思っていた。

そして突入したコロナ禍。
BRMの開催も無くて手があいている。今がチャンスだな…。
このブログ記事を書くにあたり、過去のやり取りを見返してみた。

取っ掛かりは7月10日にこなきが言い出した、このひと言。
「突然ですが」

「みたいなステッカーあるじゃないですか」
「ランドヌールが乗っています」
「みたいなステッカー、AJ広島で作りませんか?」

この書き込みにAJ広島美術顧問の福ちゃんが即反応。
こんな感じです?と初版を送ってきたのは僅か30分後!w

その後、ああがいいこうがいいをこちらのワガママに文句も言わず随時手直しをしてくれて出来あがった図案がこちら。

ここまで2日!

さて、このデザインをマグネットステッカー製作業者に投げて製作依頼だ。
ネット上で検索すると、オリジナルのマグネットステッカーを製作してくれる業者は沢山ある。

そのうち2社に的を絞り、とある1社にメールを送ってみた。
すると、基本的にオリジナルデザインステッカーの場合は、画像ファイルではなくイラストレータのai形式ファイルで送れ。じゃないと、自転車と人物のシルエットの部分は自社で持っているフリー素材に置き換えて製作するぞ。

との回答が来た。
じゃあそのフリー素材がどんなんか見せろと言うと、それは契約後じゃないと提示できないと言う。

アカンなここ…切った。

そかー。画像から仕上げてくれるところってあんまり無いのかな…
チキショー!
わかったわい!
イラレのai形式で作れば文句ねぇんだな!
おっしゃ!やっちゃろうじゃないか!!

とは言え、こちとら素人。
イラレを持ってないし、もちろん使ったこともない。

「いまの時代、ネット上でそーゆー作業を請け負ってくれるサイトあるんじゃねぇの?」と、検索してたどり着いたのがSkillotsと言うサイト。
デザインや、キャラ製作など様々な仕事を請け負ってくれる、腕に覚えがある人が集まるサイトのようだ。

ふむふむ。これは使えるな。

さっそくアカウントを作り、上のステッカー画像を掲載し
「このデザインをイラレのai形式に仕上げてください」と仕事依頼を投稿した。

応募は早かった。
即日に2名の方からアポがあり、そのうち1名の方と契約をすることにした。
東京近郊にお住まいであろう女性の方のようだ。

「ここまでしっかりした原案ができているのであれば、明日にでもai形式に仕上げれますよ♪」

スゲーな、腕があるって…
2、3回のやり取りの末、出来上がったデータがこちら。

おぉ!リアリティ!!
トンボも付いている(雑な知識)。

よしゃ!
このデータを引っ提げて、再びステッカー製作業者探しだ。

先の業者はケチが付いたので、もうヤだ。
別の業者さんを探す。

見つけた業者にコンタクト。
サンプル送ってくれると言うのでお願いしたら届いたのがコレ。

おぉ~いいじゃない。
多くのステッカー製作業者がシール印刷したものをマグネットシートに貼り付けるらしいが、この業者さんはマグネットシートそのものにダイレクトに印刷するらしい。いい質感だ。

この業者さんに決定。何枚製作するかな。
AJ広島サイトで告知してどんだけ引き合いがあるかな…沢山作って余ったら自腹だしな…とりあえず100部だな。

正式発注は8月6日。納品は8月21日。
来たぞー!!!

おぉ~!
えぇじゃないですかぁ~!!!すごいすごい。
やぁ~嬉しいなぁ~…
福ちゃんが目に見えるものを作ってくれてから約1ヶ月。
遂にこの日が来た!

さっそくAJ広島サイト内にGoogleフォームで作った募集ページをつくり、募集したところ2日で完売!嬉しいねぇ~。

気を良くして再度100枚追加発注し、再販。
げ、今度は売れ残ったw
まだちょっと余ってますので、欲しい方は konaki.hiro@gmail.com にメールください。

今回のステッカー製作で学んだこと。

  1. 自分で出来ないことも仲間のチカラを借りることができれば具現化できる
  2. プロはスゴイ
  3. プロにも色んなのが居る
  4. 申し込みサイトには名前のフリガナは必須
    (銀行振込はカタカナで入金されてくる。読み難い名前の方って多いわ)
  5. 銀行アプリ最高
    (この調子では地銀は壊滅だな)
  6. クリックポスト最高
    (Amazonアカウント連携、伝票印刷、ポスト投函、送達確認可能)
  7. 大切なのはユニークな発想
    (アイデアさえあれば、技術は各方面から集めて組み立てることでどうとでもなる)

凄い時代になったものだと改めて痛感した今回のステッカー製作。
またひとつ良い経験をさせて頂きました。

ガンダム400試走

もう3ヶ月も前のことブログ書いちゃいますね…

コロナ禍で国内ブルベも自粛が続いて8月末まで開催なし。からの9月から再開。
それに先駆けBRM919東広島・岡山400kmガンダムに会いに行こう!の試走を盆休みにしておかなければ。

400キロってことはリミット27時間。朝出発すれば翌日の正午くらいまで走り続ける計算だ。ってことは、3連休あたりで走ときたい。
ってことで8月14日スタートで試走しとくしかないだろ。

車載を済ませ、自宅を出たのは7時。

東広島駅前のコインPにクルマを停め、近隣のスタート地点にGo!

本日の装備は600でもイケる仕様。近々に高知600の試走もあるので、それに向けての装備確認の意味も含む。ってことで、ちょっと過剰気味な装備。

本日のスタート時刻は8:00。しかし開催日の2週間よりも前での試走なので、完走したとしても当該BRMの認定資格にはならない。まぁ、今年はSR獲る年ではないので一向に構わない。

ルートはガーミンに入れてるし、3月頃にクルマでルート巡回してるし、序盤は勝手知ったるいつものテリトリー内なのでルートで迷う心配もない。

さぁて、行きますか!
椋梨ダム横の登りを快走し白竜湖へと。

9:52
39km フォトチェック1である、道の駅 よがんす白竜に到着。

コロナ自粛ってことで、この駅を訪れている人もまばら。
しかし今日は暑いな。まぁ8月まん中。暑いのも無理もない。
自販機ジュース1本だけ飲み、すぐに出発だ。

10:18
三原方面に向かう三叉路分岐。

もうここも何度も通っているな。昔の広島BRMは福富の道の駅スタートで、そこをスタートしてしまなみ海道に至る際にはここを良く通っていたな。
(帰路は仏通寺の地獄坂だったが…)

しかし今日はいい天気だ。両サイドの水田は緑そのもの。そしてどこまでも続くかのような道。めっちゃ気持ちいい。

気が付くと路面にこんなペイントが。
フルーツコースか…あれだよな、いまいち人気のない、やまなみ街道サイクリングルートだよな。今度走りに行くわ。って、9月21日に走ってきた訳だが。

11:11
福山の手前、府中に向かう御調(みつぎ)界隈で暑さがスゴイことになってきた。

brytonの気温計が39℃に!
34℃くらいは見たことあるが、39℃とは!

しかしその後も、容赦なく気温は上がって行く

まさかの40℃キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
さらにさらに…

正午前には42℃表示!
これは運動してはいけない気温では(;´Д`)

そして画像には撮ってないが、この後の最高気温は44℃!!

もちろんそれは知ってるし、その対策も万全だ。
今日は先ごろ導入した超薄手のヒルクライムジャージ。汗抜け抜群。そしていつも定番のダブルボトル。ひとつのボトルはドリンク用。もうひとつは水を入れて頭からかぶる用。
しかし頭からかぶる用の水もとっくに湯になってしまっている(;´Д`)
頭に湯を掛けながら走るが、流石に限界だ。

自販機を見つけて止まり、キンキンに冷えた水を頭から掛ける。
震え上がるほどに急速冷却だ!

12:00
87km フォトチェック2 リサイクルショップ JUNK堂駅家店到着。

ここのチェックは店頭に置いてあるアンパンマンと自転車を撮影することだ。
Googleストリートビューでこのアンパンマンを見つけた時、あ、通過チェックはこれだな!と即決だった。
開催当日の店員さんが「なんで入れ替わり立ち替わり自転車の人がアンパンマンパンを撮影して行くんだろうか?」って気がついたかどうか…

途中コンビニで補給しつつ広島県を出て岡山の井原を走り行く。

気温は相変わらず40℃以上を維持したままだ。

事前のルート確認で「どっちみちクソ暑いんだからどこかの川に入って泳いじゃおうか!?」ってプランもあったんだが、その目当ての場所に到達してみると河原は石ゴロゴロだし水も少ないしそんなに綺麗でもなく、とてもドボンできる状況ではなかった。残念。道の駅で涼んだりして我慢だ。

しかし暑さは確実に体力を奪っている。それだけは間違いない。
そしてそろそろ限界に近づいていることは、自分自身が十分に分かっている。

限界突破できるほど若くもない。
熱中症直前のあの寒気はもう経験したくない。
人里離れた場所で行倒れては命にかかわる。

高梁の街を抜け、ループ橋を登って行くが、もう無理だ。暑さ限界。しまった高梁市街地で休憩を入れるべきだった…本当に限界だ。ここの登坂もなかなかに攻撃力が高い。フラフラになりながらゆっくりと登って行く。

ループの途中が次のフォトチェックである。そこまで行ってDNFか。
仕方ないな、高梁なら輪行で帰れる。
フォトチェックまで行って自販機でもあれば先に行けるが、何もなかったらこの坂道を下って戻ろう。そう思ってた。

16:00
フォトチェック3 高梁市ループ橋展望公園に到着した。
ここまで143キロ。

悲報。自販機なし。何もない。
ぽっとん便所があるだけだ。
そしてもう一つあるのは絶望。

オーマイガッ!
寒さDNFってのは経験あるが、暑さDNFってのは初めてだな…まぁ仕方ない…

と、思ってた矢先…ぽっとん便所の横に大きな石があるのが目に入った。
その石の真ん中からは水が涌いていた。

気付くと同時にシューズを脱いでいる自分がいた(はずだ)。

前日の雨のでだろうか、水は少し濁っている。水が湧き出ている周囲は土色の付着物あり。近隣の山水を導いているんだろう。とても飲用はできないが、十分に冷たい。これはいい!

オアシス
そう、これはオアシスだ!

ラクダの背で揺られるアラブの旅人が砂漠の真ん中でオアシスを見つけた時の気持ちがいまの自分には理解できるぞ(何じゃそりゃ)。

汗ばんだ靴下を脱ぎ、足を冷やす。
ボトルを使ってカラダに水を掛ける。これは生き返る!

良かった。本当に良かった。
この水が無かったら、本当にここでDNFになっていた。
こんなチャレンジングな巡り合わせもブルベならではの醍醐味と言えるのかも知れない。オススメはしないが。

30分はここで水遊びをしていたんじゃなかろうか。
すっかり生き返った。よし!行ける。
この暑ささえ超えれば今日の難関は無いだろう。

すっかり正気を取り戻した。
湧水に別れを告げ、右足のクリートをはめる。
よし行こう!

16:40
ループ橋を登りきったところに展望台があった。振り返れば高梁の街が見える。あそこに戻ることは無いな。

しかしこの界隈補給ポイントは無い。ボトルはもう随分と空っぽのままだ。
自販機すら見当たらない。やはり高梁の市街地で買っておくべきだったな。

17:45
陽が落ちようやく涼しくなってきた。

ようやく見つけた自販機で水やドリンクを何本も買い飲みふける。
とにかく今日の飲む量は半端ない。
塩分も抜けて行くので、持ってきた岩塩を時折クチに放り込む。
この辺りも過去の経験が生かされている。

18:15
キューシート#30のコマ。地図上では直進に見える三差路を右折。

現地を見ない限り、ここは直進に見えるが実際はY字分岐っぽい。こんなのは試走しないと分からない部分だ。トンネルには行かず、右手の細い道に行くのがオンルート。

18:26
ブルーラインが見えてきた。リベット打ちのトラス橋を渡る。

18:29
みち停あさひ。こじんまりとした道の駅だ。
ここもリサーチ済なので立ち寄り休憩。

だが、部屋もトイレも施錠されている。
これもコロナの影響だろうか。道の駅は夜でもベンチのある「部屋」的なところには入れるものだが…
自販機で飲み物を買いそそくさと走り去る。

しかしブルーラインはもはや珍しいものではないな。
活かされているかどうかは怪しいが…

18:40
陽はすっかり遠くの山向こうに落ち周囲には闇が蔓延ってきた。

通り行く民家の前では盆の親戚の集まりだろうか。賑やかな声が聞こえてくる。いいな。でも、こっちもいいぞ。

次はいよいよ今回BRMの見どころ、道の駅 久米の里のガンダムだ。
これを目指してみんなが走ってくるんだから!

19:39
フォトチェック4  道の駅 久米の里 に到着。198キロ地点。
通過チェックはガンダムと自転車を撮影すること。

だが…

ヲォい、マジかよ!
ガンダムの格納庫閉ってるじゃねぇかよ!
何だよ閉店ガラガラかよ!

道の駅の建物も閉まってやがる。チキショー!
仕方ないので向かいにあるポプラでお約束のカレーを買ってきて、薄暗い街灯の下でmgmg

後日調べると、道の駅の営業終了と同時に格納庫は閉まるようだ。
久米の里にメールして、BRM当日は遅くまで開けておいて戴けないかと無理を承知のメールを送ってみたが、まぁ期待薄だろう。

諸君!
18時までにフォトチェック4に到達した者のみガンダムとのショットが撮れるぞ。それ以降の者は、今日のワイのように何らかの久米の里であることを証明できるモニュメントか看板などで代用するように。

よし。
ここからは夜の部だ。夜は夜で楽しみがある。
先ずは目指すポイントがある。

あらかじめ調べておいたそのポイントが恐竜。

20:47
このレゴブロックで作られたような恐竜の像にきた。
ここの交差点を左折し、意図的にコースアウトする。
踏切を渡り中国道の下をくぐる。

その先にあるもの…

上の画像では分かりづらいだろうが、ここはプレハブ小屋のような建物。
ここはコインシャワーだ。ここでサッパリして人権を取り戻して行こうとの算段だ。

自転車を裏手に停め、中に入ってみる。

簡単な目隠しで仕切られただけのシャワー室が4室ほどある。

公民館なんかの公共設備のエアコンが1時間100円とかで課金されるあの装置がここにもある。10分300円でシャワーが使える。

中は狭い。
当然、石けんもシャンプーもない。着替えなんて物も持って来てない。

ジャージを着たままシャワーを浴びる。
汗と塩を洗い流すだけだ。タオルで拭くなんてこともできない。
走ってりゃ風で乾くだろう。その程度だ。
サイクルジャージなんて所詮は水着みたいなもんだ(レーパンの下には何も履いてないってことを知らない人も多いが)。

さっぱりした!
獲得した人権は僅かだったがHPが上がったのは間違いない。
室内のソファでジュースを飲んでいると、シャワーを使いに来る人ちらほら。

ここのコインシャワー、中国自動車道の美作追分PA (下り)に隣接した位置にある。シャワーそのものは個人経営だ。

もちょっと詳しく書くと、パーキングエリア内にはバス停がある。
そのバス停に行くための歩行者用の入口がある。
その入口から出た先にコインシャワーがある。

ってことは、高速を走るトラックドライバー向けに作られたシャワーな訳だ。
良く考えたな。
お約束のらくがき帳があったので、本当に落書きをしておいたw

さぁて、恐竜の像のところまで戻り、オンルート走行再開。
ここから先は本当に何も無いエリア。ブリーフィング文書にも書いたんだが、220キロ〜320キロ区間は何もないDNF困難エリアだ。

真っ暗な道を一人走る。
民家も街灯も無い。周囲は山に囲まれているようだ。
夏の虫がガチャガチャ騒々しい。
視界の範囲は前照灯のみ。

こんな状況での楽しみはたったひとつ。
夜空を見上げること。

夜ブルベ経験者なら分かるだろう。
真っ暗な場所で見上げる満点の星空の素晴らしさ。
天の川ってこんなにも星が多いんだ。と、改めて認識させてくれる。
星空って明るいんだと気づかせてくれる。

この状況、好きなんだよねー。
夜風も涼しくて快調に脚は回る。
昼間のあの暑さが嘘のようだ。

時折自動車が追い抜いて行く。
何と思われているんだろうか。
追い抜いて行くクルマの中に下が黒で上が白の独創的なツートンのクルマもあった。職質でもされるかと思ったがスルー。
しばらくすると先ほどのツートン車が折り返して来たが、やはりスルー。
結局この夜間に3回この車に遭遇したが職質されることは無かった。
まぁこちとら違法性ある行為はゼロですから臆することは何も無い。

日が変わる頃、小さな町に来た。
川沿いに並ぶレトロチックな街灯が出迎えてくれた。

0:01
フォトチェック5 新見駅 260キロ地点だ。

駅舎内の時刻表を見てみると、終電はとっくに終わってるのに中はやけに明るい。駅前のタクシーも2台おり運ちゃんは暇そうに時間を潰してた。
目の前のベンチにはお家のないおじさん(?)が寝ている。おじさんを起こさないように写真撮影だ。

通過チェックはこの馬の像と自転車のツーショット。

この騎馬像が何の意味なのかも知らない。
後に調べると祐清(ゆうせい)像と言われているらしい。

まぁ、ワシらも現代の馬(ロードバイク)に乗る祐清なのかも知れないが(こじつけ感)。
ここは撮影しただけで早々に立ち去る。
直後にローソンがあったので、立ち寄り軽く補給しておこう。この先も補給可能ポイントはしばらく無さそうだから…

3ヶ月の月日が経ってて覚えてないんだが、その先は何にもなかったと思う。淡々と闇の中を走ってたかと…

1:44
1時間ほど走って広島県に戻ってきた。

東城の文字にほんのりゴール臭を感じるがまだ100キロ以上は走らなければならない現実。しかし昼間のあの激暑を思えば、今のこの気温は正にブルベ最適気温。

その後、東城→帝釈峡を抜け、庄原に来た。
既に夜は終わりつつありほんのり明るい。ドリンク休憩したいので見かけた庄原のダイソー敷地内にある自販機で立ち止まる。10分ほど休憩して出発。
三次の市街地に出てきたのは午前4時を過ぎていた。

4:34 通過チェック6 三次駅到着。
ここまでで340キロだ。

さっきの新見駅に続き、ここ三次駅でも通過チェックは駅前モニュメントと自転車との撮影。
この抽象的なモニュメントが何なのかは、ここは三次であることを考えればすぐに分かった。三次と言われて有名なのはサイクルショップ・ツジノ。その次に有名なのが鵜飼だ。流石にこのモニュメントはTBC管理人さんとその仲間たちを象徴しているとは思えず、まぁ妥当に鵜飼だろうと…w

さて、三次まで来れば残りは勝手知ったる国道375号を淡々と走るだけだ。
自分にとっては消化区間と言っても過言ではない。

が、ここに来て襲ってきたのが眠気だ。
昨日の朝8時にスタートし、ここまで一睡もしていない。これは眠気を無理矢理我慢して走ってきたのではなく、純粋に眠くならなかったから。
しかしオーバーナイトブルベでは大概そうであるが、最も眠くなるのは明け方。遠くの山の上がほんのり明るくなってきて、サイコンの時間を見ると4時半とか5時くらいになってくると眠気がやってくる。
また、これくらいの時間ってのが最も気温が下がる時間帯でもある。
今日は寒くないが、ちょっと横になりたいところだ。

ふと脇を見るとバス停がある。
ちょっとここで休憩しよう。

ヘルメットを脱ぎ、バス停ベンチに横になってみる…。
とは言え、夜は明けててクルマもまぁまぁ走ってるし向かいの現場事務所には作業車が出入りするなどでとても寝れる状況ではなかった。
ものの5分も横になっては無いがまぁ小休止だ。これでいいでしょ。
ラスト行きますか。

5:05
再スタートして三次を中心部から徐々に離れて行く。
三次と言って有名なのはサイクルショップ・ツジノ。鵜飼。その次に有名なのが霧。

霧がスんゴイ。
霧ってのは雨みたいなモンだから。その中を走り抜ければ、べちゃべちゃに濡れる訳ですよ。
ブラケットを握っている腕。正確に言えば一の腕の毛に水滴が小さく小さく無数に付いている。おもしろい。草木かよ!って感じ。

風土記の丘ちかくで鹿3頭に遭遇した。
こちらの接近に気が付いてジャンプして藪の中に消えて行った。

その後も国道375を淡々と、本当に淡々と走るがイメージの中では三次から東広島と言えば徐々にでも下って行く下り基調のイメージなんだが、実際はアップダウンがあって全然下り基調ではない。
消化区間でありながらも完全に消化不良区間である。
このことは、BRM919当日に完走したランドヌーズから呪いのコトバをしこたま聞かされたから間違いないであろう。

2号線まで来ればもうゴールはすぐそこ。

8:31 フィニッシュJR 東広島駅

走行距離は403キロ。
午前11時の認定時間に2時間以上の貯金を残しての完走である。

停めていたクルマに戻り、そのまま帰宅し風呂に入って熟睡。
「家に帰るまでがブルベ」
その言葉を今回も無事に完遂することができました。

BRMの試走と言う意味で、気温が異常に暑かった点。道の駅のガンダムは18時以降拝むことができない。この2点を気づいた点として挙げれば、それ以外は特に困難なポイントは無いであろう。あ、あと220キロ~230キロの山の中はDNF困難エリアと言うことも伝えなければだな。

雨に降られなかったのは良かったが、しかしまぁ暑かったな。

獲得標高は3,517mと言うことでRide with GPSでの予定獲得標高が5,128m。
RWGは獲得標高がガバガバだとは有名だが、まぁ6-7割掛だ。

その日の晩飯は消費した9,376Kcalを補給すべく近所で肉。

ってことで、試走とBRM当日を一緒くたに書いたブログになっちまいました。当日のリザルトとしては

エントリー 42名
DNS 8名
完走 34名
DNF 0名

コロナ自粛明けの400kでDNFが無かったと言うのは実に素晴らしいことです。
また、自分の試走では激暑だったけれど919当日は早朝の気温が10℃を下回って寒かったとのこと…お疲れさまでした。

各フォトチェックでメールを送って頂くようにお願いしておりましたが、順次皆さんから届くメールを見る度に、お盆の試走を思い出しあの日の記憶がよみがえり、また、タイトルにある「ガンダムに会いに行こう」との意図も、もしかしたら18時にガンダム到着できる人は僅少なのではないか…って心配をよそに、多くの方がガンダムに会えたようで良かったです。

BRM919無事に終了しました。
今回も事故や怪我もなく終わることが出来たのは、出走された皆さまのお陰です。ありがとうございました。

さて次のブログ記事は呉・高知600kです。

夏の地底ライド!

色々忙しく、2ヶ月前の記事になってしまった…

美川ムーバレーって行ったことないんよね

きっかけは自分のその一言だった。
以前、TV-CMやってたよね。地底探検、美川ムーバレーって。広島地区限定だとは思うけれど…

漠然とした自分の中のイメージで、萩とか長門の辺りにあるんだろうと思ってた(無知)。
その事をAJ広島スタッフグループの中でボソッと呟いたら、福ちゃんが「じゃあライド企画しましょう!」ってクイックレスポンスを返してくれた。流石の行動力・実行力、そして走力の持ち主!

メンバーを募って、AJ広島スタッフライドを決行!

本当はしまなみ海道で夏合宿しよう!って話だったんだけど、例のコロナの影響でそれもままならず近場ライドだけになってしまったのよね…

この日の段取りは全て福ちゃん任せ。お世話になりますッ!
集合場所は岩国の錦帯橋近くの駐車場。天気がちょっと微妙な感じなんだが、まぁ大雨にならなければヨシッ!

先ずは出走確認の画像を1枚。

スタート
スタート

お約束の錦帯橋ですね。
ここを先日オフロードバイクで駆け抜けた輩がいるとかで、見ると確かにタイヤ痕あったわ。どんだけアホやねんなぁ〜…

錦川沿いを遡上するルートかな…ルート把握もままならない自分をメンバーが上手く引いてくれる。助かる。楽ちん。

序の序盤
序の序盤

スタート間もなく、雨が降ってきた。
ちょうど欽明路近くの細道を通ってた最中だったので、高架下で雨宿り。救われた。

雨やどり
雨やどり

しかし、この細道はめちゃくちゃ激坂!

激坂
激坂

上の画像、しんがりを行くのがこなき。
コロナ自粛ですっかりしっかり走れていなかった頃の自分なんだが、それは他のメンバーも一緒。堕落して行くのは早いのに、それを回復するのにはめちゃくちゃ時間掛かってしまうのは自然の摂理よの…

にしても…この激坂は相当なもので最後には押し歩きしてしまう始末。

下車w
下車w

何でも地元ではこの峠道を「貧乏峠」と呼んでいるとか。
理由は、現在は通行無料になっている欽明路がまだ有料道路だった頃、通行料金をケチるための迂回路がこの峠だったらしく、そこからインスパイアされたネーミングが貧乏峠w
何ちゅーネーミングなんだw

ネーミングも酷いが斜度も酷い坂道だったわ。

それを越える頃には雨もあがり、標識に美川の文字が出現。
おぉ…意外と近いんだな美川…萩の方だとか言ってたのは誰だ!

 

美川方向へと
美川方向へと

快走しておりますと、川沿いの細い道に入ります。
ナルホド、主要道を避け自転車にとって走りやすいルートに導いてくれているんですな、感謝しかない。

あっ!
何かデカイのがある!

大きな輪っか
大きな輪っか

何なんだこの意味不明な赤い輪っか!
公園の片隅にあるんだが、その公園とて行き着くには細道しかないような場所。

ググってみると、ここは桜つづみ公園って場所らしく(いや、当日も福ちゃんはそう言ってただろ!)そこのモニュメントらしい。

直径10メートルか。デカイ…
で、こんなのを見るとほっとけないのが自転車乗りのサガ。

輪を見ればコレ!
輪を見ればコレ!

こーゆー映え画を撮りたがる訳ですね。

で、この先はお楽しみがありますよ。
って言うので、どこに行くのやら…と、思ってると、なんか過去のBRMで見覚えのある景色の場所を通って…あー、この先にはアレがあるんじゃないかなー…って思ってたら案の定、ど田舎の山中に突如出現する巨大なビル!

獺祭!
獺祭!

そう、一躍有名になった酒造元、獺祭。
自分の中では、杜氏の技をコンピュータで再現している酒蔵として認識している。

その獺祭の前にあるのが獺祭ストア。ここで獺祭アイスを食すことができるとな!初知り!

獺祭アイス
獺祭アイス

酒蔵の売店って位置付けですから、本来であればお土産に獺祭そのもを買って帰るのが至適なのでありますがが、今日はそうは行かないので、アイスを食す。って、獺祭アイスの存在そのもを知らなかった。

ほんのりお酒風味
ほんのりお酒風味

ほんのりお酒の香りのする美味しいアイス。
伝わりやすく表現するなら、甘酒のアイスをイメージすると近いかな。

ここの建物も2年前の豪雨被害に遭ったとか。あの時は本当に大変でしたね、お互いに。

アイスを賞味し終え、ここから美川ムーバレーは近いとのことなので、ちょっと寄り道しましょうぞ。と、また激坂を登らされるトレーニング。
登った先には…

でか丸くん
でか丸くん

さっきの赤い輪っかと同じくらいの水車があった。
画像では分からないが、実際に回っている。
で、さっきと同じような景色がデジャビュ…

輪を見ればコレ!
輪を見ればコレ!

その撮影の様子を撮影。

撮影風景
撮影風景

過去、この水車では蕎麦を挽いており、隣接の茶屋でそれを食すことも出来たそうなんだが、現在では営業を終えており、巨大水車は虚しく空回りするばかりであったとさ。

アクセスの良さって大事よね。

水車を出発し、しばらく走ったら本日のメインイベント会場、美川ムーバレー到着。
おぉ〜、こんな所なんだねぇ〜、こなきは本当にこの地には来たことが無い。

美川ムーバレー
美川ムーバレー

上の画像には写ってないが、手前にレストハウスみたいなのがあって、その前に多数の自転車乗りが集結していた。米国人さんのグループぽかった。恐らくは岩国基地の人たちじゃないかと思われるが、やっぱカラダでかい!当然、チャリのフレームもでかくて前三角の巨大さたるや!やっぱ日本人ってちっちゃいよねぇ〜..

彼らに軽くコンニチワハァ〜♪と挨拶し、チャリを地球ロックして、さぁ!私らは地底探検に出かけましょうぞ!

パターン選択可能
パターン選択可能

探検のシステムが良くわかって無かったのだが、リピーターのために、探検の方法は何パターンもあって選択できるようなシステムのようだ。
どこかで見たことのある、カラダが子どもの名探偵を連想してしまうのはここだけの話…

ここが一番寒い!
ここが一番寒い!

地底の奥から吹き出して来ている風は冷たく、ここまでのライドで火照ったカラダを急速冷却してくれる有り難さたるや!
AJ広島スタッフ御一行様は地底入口でウィンドブレーカーを着込み、システムのエントリー料金を支払う。

探検の選択肢が幾つかある中で、今回御一行様が選択したのは最新のシステム!各自のスマホに専用アプリをインスコし、そのアプリの指示に従って地底探検を行うと言うものだ。
この時点で、システム屋としてはイヤな予感を感じざるを得なかったが、それはクチにはせず…いよいよ地底探検の始まり!!

いよいよ地底探検!
いよいよ地底探検!

ここは日本のハズなのにどこかインカ帝国をイメージしてしまう壁面彫刻。
インカ帝国とムー大陸の関連性すらその知識を持ち合わせてはいないのだが、どこか時間と場所を大きくワープして来たような不思議な感覚に陥る。

おぉ〜…
突如現れた看板の文字が、ここが現代の日本であることを思い出させてくれたw
あちこちにクイズポイントが

あちこちにクイズポイントが

ふむふむ。
洞窟のあちこちに2次元バーコードがあり、それを見つけ出して探検アプリでスキャンして謎を解きつつ地底の出口を目指すのが本探検のシステムのようだな。理解した。

メンバー全員でバーコードを探しまわり、発見するとスマホをかざしてアプリで読み取り、謎を一つづつ解いて行く。

どこまでも続く地底迷路
どこまでも続く地底迷路

しかし地底はどこまでも深く長い。
下ったり、登ったりする場所もある。
巨大なホールみたいな場所もあった。
地底湖もある。

地底湖も
地底湖も

3つ目のバーコードをスキャンした後だった。
手中のスマホで稼働させていた探検アプリがなぜか終わってしまった。
おいおいおい…
アタマの中でひとし君人形がボッシュートされてしまう時の「チャラッチャラッチャ〜」音が聞こえた気がした。恐らく気のせいだとは思う。

DNF組
DNF組

他のメンバーがキャッキャウフフと楽しそうに地底探検しているのに、アプリ終わった自分はさながらヒマラヤ登山のシェルパのようにただ呆然と後を付いて行くのみ(おい!シェルパに失礼な事言うな)。

謎解きは続く
謎解きは続く

バーコードは何箇所あったんだろうか…10箇所ほどあったように見えた。

洞窟を出ると外界の気温に。おぉ〜あったけぇ〜。
出た先が最後のバーコードで、ここでミッションコンプリート!
あ、ネタバラシしちゃった💦

外界に出た
外界に出た

昔はここは何かの鉱石を採掘する鉱山だったとは聞いたことあるが、思ってた以上に巨大な鉱山だったんだな!そして、ムーバレーのルートに使われているのはその当時の坑道のごく一部と言うことなので、どんだけ広大な鉱山だったんだ…調べてみると玖珂鉱山と言う名称でタングステンを採掘していたと。へぇ〜輝かしい歴史だったんだなぁ…

さて、ここまでの自走と地底探検を終えたメンバー御一行様はすっかりお腹が空きました。
ムーバレーの川向かいにあるレストラン兼土産物屋さんが入っている建物で食事。

学食的な麺類w
学食的な麺類w

学食かよ!
との心の声がクチから出そうになりましたが、今の空腹感にはまさに背に腹はかえられません。大切なのは質より量よりタイミングです。

ここの名物はピラミッドカレーと…

ピラミッドカレーw
ピラミッドカレーw

ムー大陸と古代エジプトに何の接点があるのか若干の謎が付きまといますが、それが目の前に食事と言う形で供されている以上、そこは深掘りするところでは無いのだと悟った次第であります。

ちなみにスコップ型のスプーンはズッシリとした重厚感があり、1階の土産物売り場でお土産として販売されていました。

さて、ランチにありつけたし映えるおっさん’sの写真でも記念に撮っておきましょうかの。

映えてる?
映えてる?

映えてないな…w

さぁて、あとは帰路です。
錦川沿いを下流に向かって走るのみ。
途中、沈下橋があったので寄り道してみます。

沈下橋
沈下橋

沈下橋って高知のイメージだったんだけど、山口にもあったんだね。初知り。そういえばTwitterで、沈下橋からブルベ途中の自転車が川に落ちて流されちゃった!って人がいたな。直後に自転車は引き上げられて無事だったとのことだが…

さっそく通ってみた。

本日のこなき
本日のこなき

この画像、橋の右側。分かりにくいけれど川で水遊びしている親子さんがいた。また、川で泳ぐ中学生も下流に数人いたし。

海沿いの地で育ってきた自分には川で泳ぐと言うイメージは無いんだが、ここ清流・錦川だと川で泳いで育つって子が多いんだろうね。川で泳いだことないからちょっと羨ましい。

沈下橋から更に下流に行くとあった。例の場所。

観音茶屋
観音茶屋

2018年の大晦日に訪れているな。2年ぶりの訪問だ。
せっかくラーメンの自販機あるのに、誰もラーメン食わねねでやんの!
何だよーネタ画像撮れねぇじゃねぇかよぉ〜www

ドリンク飲んで、レトロ自販機談義で盛り上がりつつ休憩し、さぁ、ラスト行きますか!

ゴール!
ゴール!

程なくスタート地点である錦帯橋の対岸に到着。
何で対岸?w
まぁ、ビジュアル重視と言う理解で。

そして更に対岸に(もちろん車道で)渡り、例のソフトクリーム屋を訪れる。

1/170テイスト
1/170テイスト

錦帯橋に来たら、ここは必訪ポイントよね。
珍百景で紹介された時は100種類のテイストがあるソフトクリーム屋だったと記憶しているが、今は170種に増殖していた!すげーよwww

さて、走ったしソフト食ったし…あとは風呂だな。
ちょっと足をのばして、ゆう温泉に移動。
ゆう温泉、懐かしい。
AJ広島がかつてブルベのスタート地点として由宇の海岸スタートだった頃にここの温泉に入りに来たりしてたな。

みんなで風呂に入り、露天風呂で川面を見ながらあーだのこーだの自転車談義を語れば、いつまでたっても湯から上がることもなく。
今日の疲れはすっかりお湯に流して…お腹すいたな。

ディナー
ディナー

最後も福ちゃんの道案内で玖珂IC近くのレモンと言うお店でディナーを。
いやはや、最初っから最後までお世話になりっぱなし。今日1日お世話になりました。

新メンバーも増えたAJ広島スタッフ勢。
今年はコロナ影響でBRM開催もままならないけれど、来年もどどーんと、キツくも面白いBRMを提供し続けることができることを祈るですね。

とびしまなみライド

きっかけは1枚の配布物だった。
先日届いた地元出身県議からの書簡に以下のようなものが書かれていた。

関前諸島架橋構想
関前諸島架橋構想

とびしま海道の架橋を大三島まで繋げてサイクリングロードを!
ふむふむ。これは自転車乗りとしては夢だな。
先日の報道で、淡路島と四国をつなぐ大鳴門橋にサイクリングロードを!ってのがあったが、どこの島もサイクリスト呼び込みに必死だ。

とびしま海道終端の岡村島にある岡村港からフェリーに乗って大三島に渡り、そこからしまなみ海道を走るって言うのは、地元自転車乗りの間では「とびしまなみルート」と呼ばれててことさら目新しいものではないが、改めて書面で見ると、あぁ実現するといいな…と思うよね。

Twitterで流してみたところ、458RT、760いいねがついた。

地元とびしま海道も知名度が上がって、その名は全国的に広まりつつある。
そしてもちろん世界が認めた「しまなみ海道」は、もはや言うまでもない自転車乗りのメッカ。この二つが橋で繋がることになれば、どんなに素晴らしいことになるだろう…
地元選出の県議さんには頑張って頂きたいところだが、実際、岡村島〜大三島は愛媛県なんよね…広島県側が幾ら騒いでも愛媛県がその気にならないと…実現はまだまだ先そうだ…
ってことなんで、何年か振りにとびしまなみライドに行ってきた。

8月2日(日)
このルートのキモは岡村港から大三島に渡るフェリーの時刻だ。運行会社の大三島ブルーライン社のサイトには時刻表が掲載されている。

相変わらず便は少ないな…
ウチから自走で2時間あれば岡村港まで着けるだろうから、10時5分の便を目指して出発するか。8時前に自宅を出発、のんびりとしまなみ海道を転がす。

いつもの県境に着いたのは9時20分。

いつもの越県
いつもの越県

早いな…船まで40分以上もある…こんなことならもっとガシガシ走って9時15分の便にすれば良かった…いったん岡村港に着いたものの、時間沢山あるので岡村島を一周して時間を潰しとこう。30分くらいで周回できるじゃろ。

岡村島の裏側、正月鼻と言う場所の近くの浜辺。

岡村島の海岸
岡村島の海岸

大谷海水浴場と言うらしいが、水もキレイで良い浜だ。ウチも子どもが小さければここまで遊びに来たいところだ。

再び岡村港に着いたのは9時50分。
券売機で切符(大人420円、自転車250円)を買い乗船。

All aboard!
All aboard!

サイクルーズパスを駆使すればもっと安くなることは知ってるが、今日のところは面倒なんでパスは使わずに。

嗚呼旅情...
嗚呼旅情…

ん?
ここのフェリーってこんなに新い船だったっけ…調べて見ると2019年4月に新造船就航って書いてあるな。

いい

新しい船って気持ちいいよね。
客室はきれいだし、エンジン音も静かでデッキからの眺めも一層気持ちが良い。20分ほどの船旅だけれど旅情あっていいよね。

大三島の宗方港到着、ちっちゃい港だ。何にもない。
下船していきなりライド再開!

しまなみでの立ち寄り場所はノープラン。行き当たりばったりで。
最初に立ち寄ったのは今治市伊東豊雄建築ミュージアム
ミュージアムそのものには入らないけれど、駐車場には彼がいた。

MR.OMISHIMA
MR.OMISHIMA

ミスター大三島。
島のあちこちに出没している。いつものようにバイクを持っててもらったが、背中の絵柄で間違いに気がついた。

これが正解
これが正解

彼はこのように持ちたかったんだ。ごめんな、気づいてやれなくて…

続いては隣接のところミュージアムの正面玄関。

ところミュージアム
ところミュージアム

特徴的な正面玄関は絶好のインスタ映えポイント!

大山祇(おおやまづみ)神社
大山祇(おおやまづみ)神社

続いては大山祇(おおやまづみ)神社に立ち寄りしばし休憩…
観光客はまばら…近くのお土産屋さんも閑古鳥が鳴いていた。

再出発し、大山祇神社近くで謎道発見!
大三島美術館横の細い道に自転車道との表示を発見したので入ってみる。

サイクリングロード?
サイクリングロード?

遊歩道的な感じ。とりあえず続いているっぽいので行ってみる。

謎道
謎道

って、結局はいつものブルーラインが引かれた車道に出た。何のこっちゃ…

しかし謎道はまだ続いてた。
今まであんまり気にも留めたことがない、多々羅大橋への自転車道看板に気付く。これは行くでしょ。

しかし怪しさ満点!

怪しすぎる...
怪しすぎる…

この先、細いサイクリングロードが続いてた。落ち葉が沢山あって、とても活用されている風は無かった(画像なし)。
で、このサイクリングロードは結局のところ、先でいつものブルーラインが引かれた車道に出た。何のこっちゃ…(本日2回目)
ここの峠の斜度を緩和するための迂回だと言うのは分かるが、全く利用されている風は無いな。

その先で新しい施設発見。

新拠点が
新拠点が

WAKKAとある。

オシャレ!
オシャレ!

サイクリスト向けのお洒落な宿泊施設のようだ。

いいね!
いいね!

奥にはカフェもあるんだな…サイクリストをターゲットにした新しい施設が増えるって良いんじゃないかね…ジモティはなかなか泊まれんけども…

さて次はブルベ中にはあんまり立ち寄らないド定番の聖地寄ってみますか。

聖地
聖地

ここも閑散…良くある撮影の順番待ちってことにもなってないな。

聖地でも感染対策w
聖地でも感染対策w

一応、ネタとしての自撮りを…

その後、多々羅大橋の県境を経て広島に戻ってきた。

ただいま広島
ただいま広島

この県境ペイントはとびしま海道のソレが元祖でこっちが後発。

生口島ではお約束のコロッケも、ドルチェのジェラートも食すことなく島を離脱る。

生口橋たもとにセブンが...
生口橋たもとにセブンが…

生口橋のサイクリングロードのたもとにセブンイレブンが出来つつあった。
ドルチェに勝つことができるかな?

その後も順当に走りまして間もなく本土と言うことろで、通行止めポイントに遭遇。

この音戸大橋(ローカル表現)みたいな橋が見えればしまなみ海道も終わりの合図だが、その赤い橋にたどり着くことができない。

向島大橋の下は通行止
向島大橋の下は通行止

右の坂道を登って迂回しろとな…
坂道を登ると赤い橋の付け根まで行った。
そこから下った先はいつものブルーラインの道だったが、振り返ると…

かなり崩れてる
かなり崩れてる

派手に崩れてるねぇ〜…
災害復旧工事で10月中旬までかかるとのこと。

その後、いつもの渡船で本土へ戻る。

いつもの渡船
いつもの渡船

本土帰着が14時頃。
尾道、三原と戻り、須波ではあの駐車場に寄ってみた。

例の駐車場
例の駐車場

そう。
以前はAJ広島ブルベのスタート地点として頻繁に利用していた須波海浜公園の第1駐車場。夏の昼間は本来の用途での駐車でほぼ満車だった。

尾道以降は気温が上がり、サイコン値で気温36度となって非常に暑かった。自販機がある都度止まってドリンク補給してた感じよ。当然にスピードを上げることもままならない。8月の午後はもはや殺人的な気温とも言えるね。

18時頃帰宅。

久しぶりのとびしまなみ。
いつもと変わらないと言えば変わってないが、景色や町が少しづつ変わってて面白い。

とびしまなみのアレンジ版として宗方港から四国方面に向かって、今治・松山まで行きフェリーで呉に戻るのもアリ。
また宗方港からは今治に行く航路もあるので、しまなみを思いっきりショートカットして四国に行き、今治→松山まで走りフェリーで呉まで戻ることもできる。当然、それぞれのルートを逆に行くことも可能。

瀬戸内海の船便を活用すれば楽しみ方は幾らでも考えられるよね。
でもやっぱり時間に縛られない架橋はいつまでも期待したいところでもある。
本当の意味でのとびしまなみライドができるようになる日を期待したい。

リバウンド

コロナ自粛も明けたみたいなのでバリッバリに走ってます。

6月28日、先ずは因島のはっさく屋さんにはっさく大福を調達しに行きました。

コースは勝手知ったるいつものルート、約100キロ。
サクッと到着。

はっさく屋にて
はっさく屋にて

はっさく大福はあちこちで売ってるけれど、やっぱり現地で食するのが最も美味しいよね。5個買って4個はお土産に持って帰る。

尾道渡船
尾道渡船

尾道の渡船もいつもの風景。

新・尾道駅
新・尾道駅

生ものを買って帰る訳だから帰路は輪行で。新しくなった尾道駅の前にはバイクハンガーがあるので輪行の梱包も捗ってヨシ!

帰路は輪行
帰路は輪行

あ、この画像は優先座席に座りましたが、もちろんこの座席を必要とされる乗客がやって来たら即刻席を譲る気満々でした。
そんなこんなで、奥さんに旬のはっさく大福とみかん大福をお届けするミッションは無事完了。

7月12日。
今日は円筒分水巡りです。
円筒分水ってわかる?知らん人はWikiで見てみて。
その特徴的なフォルムから、ごく一部で熱狂的なファンを持つ円筒分水。
自分はそこまで狂ってないけれど調べたら結構近場にあった。

先ずは東広島の千足池円筒分水。東広島呉道路、下三永福本ICのすぐ近くだ。
あっという間に到着。行けばあー、こんな所にあるのね。って思うけれど、車で近くを通っても気がつかない場所にあった。

千足池の円筒分水
千足池の円筒分水

千足池。農業用ため池とでも言うのか。
その水を分配している分水。この日は水がちょっと濁っていた。
上の画像では水流が分かり辛いけれど、別の角度から見ると良くわかる。

円筒の中心部から水が湧いてきていて、円筒の角度分づつに水が分けられて流れて行っている。

ふむふむ。面白い仕組みだ。

次はちょっと遠いぞ、安芸高田の吉田だ。
豊栄の方を経由して吉田を目指す。
スマホのMAPで探しつつ、やっと見つけた(なかなか分かりにくい場所にあった)。

吉田の円筒分水
吉田の円筒分水

デカい!
さっきのよりも遥かにデカい。

江の川の近くなのでその水を分けているのかと思いきや、山の方からの水を導いて分けていた。

本日のミッションコンプリート。さ、帰ろう♪
広島市内方面経由で帰ろうかな。

お、新しい道の駅ができていた。

道の駅 三矢の里あきたかた
道の駅 三矢の里あきたかた

三矢の里か…三本の矢と言えば毛利元就。ここ安芸高田は元就ゆかりの地。
立ち寄ってしばし休憩。

太田川沿いを下って…
あ、河川敷でどっかで見たことのあるオレンジ色ジャージの群れが…

ヴィクトワール広島ジャージの人が...
ヴィクトワール広島ジャージの人が…

広島のプロサイクリングチーム、ヴィクトワール広島のメンバーが集まって何かやってた。

本日の走行155キロ→ほぼセンチュリーライドでヨシッ!

7月17日
金曜だが有給休暇使うはサラリーマン特権。

コロナ明けて初のとびしま海道。
GoToキャンペーン先取って県境を超える。

GoTo 愛媛
GoTo 愛媛

岡村島港の自販機で千円札が詰まってコーラ買えなかった。
ちっ、愛媛県に千円寄付してやったぜ、感謝しな💢

その後は御手洗地区へ…

御手洗
御手洗

オランジーナのTV-CMや、JR西日本おとなびのTV-CMなどで見る風景が…。

今日は平日だし、コロナ自粛明け間もないので誰もいないが…

帰り道はちょっとみかん山に登ってみる。

いい景色
いい景色

恒例ブルーラインの平地からは見ることのできない素晴らしい景色が広がっていた。いい景色を眺めることが出来たので、今日もヨシッ!

7月19日
今日は砂谷(さごたに)に牛を見に行くライド。

目指すは湯木方面。
広島市内・己斐の辺りからテキトーに湯木方面に向かって走ってたら、ちょっとした峠を越えて下った先がアウトレット広島だった。こんなショートカット道知らんかったわ。

程なくw牛舎到着。

乳牛
乳牛

近い。牛近い。
こんな間近で牛を見ることができるのは珍しいんじゃないかな?

小さなお子さん連れのご家族が沢山来てて、すっかり自分は場違い感。
ジェラート買う列に並ぶのも空気感が許してくれなかったので、滞在5分で牧場退去。

来た道をまんま帰るのが許せない性分なので、極楽寺に登ってみる。

極楽寺へと
極楽寺へと

雨が良く降った後なので沢の水も多く、マイナスイオン溢れてたんじゃないでしょうか。
ここもサクッと登りまして極楽寺到着。

極楽寺
極楽寺

廿日市方面に下山したら藤三がありました。
我が町発祥の藤三も、こんな遠くまで出店してたんですな。

藤三発見!
藤三発見!

お目当てのウシも見れたし、久しぶりに極楽寺山登れたのでヨシッ!

7月26日
折角の4連休なのに雨が多い。この日も午後から雨予報につき近場だけ乗ってくるか…

野呂山登ろうかと登ってたんだが、旧料金所に行く迄に雨が降ってきたので、山は諦めて下蒲刈でも周回して帰るルートに変更。

この日もミカン山でも行ってみるかと見戸代の坂道を登り始めた矢先にトラブル発生。

初パンク
初パンク

やっちまった。
アボカドのタネみたいな石をフロントで踏んでしまった瞬間に一気にエア抜け。

ブログでは書いて無かったけれど、春からクリンチャーを一旦卒業し、チューブレス運用を始めてたんよね。で、この日はチューブレス初のパンク。

って…何だろ。パンクではないな。どこにも穴は開いてない。ビードが浮いたんかな?

バルブを外し、シーラントのベトベトを手に付けながらスペアのチューブを入れる。ベトベトシーラントのお陰で手が滑るので、リムにタイヤを嵌めるのが難儀したわ💦

でもまぁ、結構簡単にリペアできたんで、この先もよっぽどのことが無い限りはチューブレスで行ってみようと思う。

と、まぁこんな感じで兎に角休日には走りまくってます、自分。
コロナ自粛明けて市井のサイクリストも沢山走り始めてるね。

第二波が来つつあると言われており、なかなか「以前のように」とまでは世の中が回復していないけれど、ロード乗ってちょっと遠くまで行くのは3蜜じゃないから全然OKでしょ?

もちろん、ライドのお供にマスクは忘れずに♪

続・リフォームな我が家

えー…こちらのブログで紹介頂きました、私が有能な職人ですw
この家も早いもので築25年だそうで…あちこちほころびも目立ち始めました。

劣化が激しいのは外壁。
ほぼ毎週末、業者さんが飛び込み営業しに玄関チャイムを鳴らしてくれます。

次に気になるのは台所。

日々の料理を生み出しているその場所…

ダメージを与え続けてくる熱、水、油…

特に頻繁に手が当たる場所、取っ手廻り

この壁紙の割れ目に爪が刺さって痛いとの訴え。

本職に頼んで張り替えてもらうのが正攻法。
その法に頼らず、自分で何とかしようとするのが有能な職人(違う)。

何か良い手はないものか…と、ネット俳諧してて辿り着いたサイト。壁紙屋本舗。ここの品揃えが施主さんのご意向にマッチしそうなので、サンプルを2種類(40円/枚)を取り寄せてみた。

A4サイズのサンプル生地。現地にあててみて検討し、選ばれたのは左側の模様。早速注文。生のり付き壁紙と道具類一式で9,999円。
コロナで自宅にずっーといた6月初旬にそのモノは届いた。

納品されてきた梱包の段ボールがオシャレと言うかサプライズがあって良き良き!内側に模様がある箱ってなかなか珍しいよね。

壁紙は「生のり付15メートル巻き」って思ってたよりも重い!
これが糊の重さか…

そして、何よりのアドバンテージは必要な道具もセットで購入ができるところだ。

ハケ、ヘラ、ローラなど…個別に買うとなると、これだけを揃えるのすら素人には既にハードルが高い。名付けて初心者セットとな。

ではさっそく取っ掛かりましょうぞ。
先ずは簡単(そうに見える)吊り戸棚から。取手が無いのっぺらぼうだから手始めにコイツからだ。

上下2箇所のヒンジ部分のネジを回すだけで簡単に扉は外れるし、古い壁紙はあっと言う間にペリペリと剥ぐことができる。

ノリが25年の時を経てすっかりしっかり硬化してしまっているものと思われる。素地の木質さんこんにちわ。

壁紙一式についてきた「壁紙も貼り方完全ガイド」〜今日からあなたも壁紙職人〜みたいな、本物の壁紙職人が見たら怒り心頭なwマニュアルを斜め読みにしてしまういつもの悪いクセ。

さて、やらいでか!

扉の大きさよりひと回り大きめに壁紙をカット。
この壁紙「生のり付」と言う風に言われてて、この「生のり」ってのが実物を見るまで良く分かってなかった。

漠然と「シールのような感じ」なのかな…程度に考えていたが、全然違った。

何だろ、何と書けば伝わるだろう。
障子を張り替えたことがある人なら、あの障子を貼る時の糊。
何なら洗濯する時の洗濯のりとでも言える感じの糊がベットリと厚さ5ミリ均一に壁紙の裏に塗られているんだ。

そのべっとり糊が壁紙のオモテに付かないように透明ビニールで封をしている感じ。そしてその透明ビニールには切り取りの目安に方眼のマス目が書いてある。至れり尽くせりだ。

透明ビニールを剥がして行く。

そろーり扉に載せていく…
模様には天地(上下)方向が指定されているので間違えないように…

載せたら板と壁紙の間に入った空気を押し出すようにハケで中から外に軽くしごいて行く

この時、うっかりチカラを入れすぎて壁紙に穴があいてしまった。失敗。
ノリの水分で壁紙の素材も若干「コシ」がなくなっているようにも感じる。
もっと丁寧にしてやらんとならんな。

1枚目はお釈迦にしてしまい、リトライな。

さっき失敗したのはコーナー部分。カド部分は優しく。

次に、裏返してはみ出ている部分を「地べら」と言う名の大きなヘラを当てがいながらカッターで切って行く。
カッティングボードは、たまたま捨てようとしていた古いまな板があったので、これを使用する。丁度良かった。

出来た1枚目。元の場所に戻してみる。

どうだ!
施主様のご意向確認だ。

おぉ〜!えぇ感じじゃない!!

そうですか、そりゃ良かった。

吊り戸棚2枚終わるの図。
ん〜…柄からして、どこが扉の「開く部分」かが分かりにくくなるな。まぁそれは大したことじゃない。

あと、扉1枚1枚貼って行くのに「柄合わせ」をある程度は意識したいところだ。縦スジの線と線があんまり近付き過ぎないように。まぁ、そこんとこはデザイン面でも考慮されてて、縦スジの幅はわざと均一になっていない。これなら楽だ。

吊り戸棚4枚分を貼り終えて小休憩。
改めて「貼り方完全ガイド」を読み直してみる。

いやいやいやぁ〜…
このガイドは壁一面を貼り直す手順で書かれているが、綺麗に仕上げる自信はワイには無いぞ。絶対こんなに簡単じゃないぞ!

と、もはや後戻りできない所まで来てしまっている今の自分の立ち位置を再認識しつつ、やるっきゃない!と改めて気持ちを奮い立たせる。
よしゃ、後半戦の下半分に突入!

キッチン下側の扉は枚数が多いし、引き出しもある。やることはもう繰り返しだ。習熟度…いや、経験値も上がってきて、要領を得てきた。

この美顔ローラーのようなの「ジョイントローラー」と言うようだが、手順書の中では壁紙と壁紙の継ぎ目をコロコロすることで目地を目立たなくさせるようにあるが、自分は壁紙の下でブニュブニュと余っている糊を押し出すのに使用している。
そんだけ糊の量は多い。コロコロとローラーを転がし、糊をはみ出させ、はみ出た糊は濡れ雑巾で拭き取って行く。

如何でしょうか、施主さん。

今回、壁紙を貼り替えるのにあわせて取手も全て新しいものに交換した。
取手はカインズ広島まで調達しに行ったんよ。こればっかりは現物を見ないと分からんからね。

壁紙のデザインとの相性もなかなかではないだろうか。
施主様、たいそう嬉しそうで何より。

1週間後…糊が乾いたのを見計らい、ちゃんと貼れてない部分に糊を補充したり、はみ出た壁紙部分を切り取ったりする手直しを行って完了。

素人が1万円でここまで出来るんなら、DIYも悪くないんじゃないかね。

しかし改めてYoutubeに出ている貼り方ガイド動画を見てみた。

いやいやいやぁ〜
森泉じゃないんだから、こんな簡単に出来んけぇ…マジで。
広い面積の張り替えは本職に任した方が仕上がりは綺麗よ。
それか、何度も失敗して習熟度を上げて行くかじゃね。
こちらは小さな扉12枚分の張り替えだから、まだ何とかなったよ。

さて、15mの壁紙はおおよそ半分余りました。

付いてきてる説明書に「壁紙の保管は密封状態で約2〜3週間です」と書かれている。生のりが乾燥しちまうもんな。

なので、この先はもう使う予定が無いので切って廃却だ。
庭に出して長手方向にハサミで3分割。燃えるゴミの日に別れを告げた。

キッチンの内側、リビングからは見えない部分と言う、多少のアラがあっても目立ちにくいから自分でやってみようと思った今回の壁紙貼り。
慣れた頃には終わりと言う、これまたいつものパターンだわ(笑)

でもまぁ最終的には自分でも結構上手に出来たのではなかろうか。と感じており、自己満足度も高め。
しかし改めて壁紙職人本職の凄さを再認識したプチリフォームでした。

祝🎉コロナ明けライド🚴‍♀️

またまた1ヶ月以上ブログ更新が滞ってしまいましたね。相変わらず忙しくしております。
さてそんな折…いよいよ世の中がウロチョロしても許される雰囲気になってきましたね。長かったぁ〜…

さっそく先週末、今週末と近場ライドに行ってきました。

この道は近場でお気に入りの道。
東広島の風早から黒瀬方面に抜ける細道。Googleストリートビューで見るとこの場所。

緩やかな登坂を登った後のこの場所からの景色はなかなか素敵よ。
クルマも皆無で走りやすいから、自転車乗りは是非行ってみて。途中でヤギもいるしw

そして現在の自分。

正直、太りましたな。理想体重+4Kgってところか。
70キロ倶楽部の常連になっちまいやがった。
仕方ないっすよ、多忙なのに毎休日は自宅警備員なんて…

2時間50キロ。
まぁまぁですかね。

そして今週…
江田島方面に行ってみた。

1年ぶりの陀峯山。
スッキリ晴れてないので景色はイマイチだったけれど、暑くなかったのでヨシ!

お昼を食すべと赤鬼のところに来てみたが…

店頭に「マスクして入店してね」って貼り紙あって、お客さんも乳児以外は全員マスクしてたのを見て萎えた。

ライドにマスク持って来てねぇよorz

ん〜…
この刺さるような視線をガン無視してうどんを喰う度胸はワイには無い。
近隣のコンビニでむすびとパン食って補給。ブルベかよw

3ヶ月ぶりの100キロライド。
ブランクの割りにはまあまぁ走れたと思う。ジテツウのお陰だな。

あとはこの体重を落として行くのみだな。
今週のライドだけでも、計算上では2700キロカロリーを消費しているらしいので、毎週バンバン乗ればあっと言う間よ!hehehe…

2020年GWまでの出来事

え〜またまた時間が開いてしまいましたが、皆さんご存知の通り、新型コロナウィルスの影響で世の中が大変な事態に陥っております。

5月3日時点で私の住む呉市内でも1名の感染者発生報告が出ておりますね。

2020-05-03 時点情報

そんな世相でありますが、自分こちらの方は既に報じられております通りの就労先企業が3年後に閉鎖されてしまうこととなり、おやまぁこりゃ困った問題も勃発しており、コロナ問題も合わせて自分マインド的に↓↓↓であります。

いわゆるダブルパンチってヤツですね。

この就労先企業が4月に吸収合併されちまうってことで、かねてよりシステム的な移行作業を昨冬から進めてきててそのサービスインが4月1日。で、タイミング合わせたかの如くにウィルス騒ぎwもあったりしててテレワーク対応も加わったりでもう過労死寸前であります(個人の感想です)。

テレワークなんて簡単に言うけれど、その舞台裏でどんだけ苦労してんのか分かってんのか!?インフラ屋は大変なんだぞ!!

そんなこんなの強制ダイエットが行われた結果、体重は2キロほど落たわ。まぁPCの大量更新なんかやるといつも3キロほどは体重落ちてるから、慣れっこっちゃ慣れっこなんだが。そしてこのGWで戻したから全然OK!!w

ブルベの方もAudaxJapanから正式に8月末までの開催自粛要請も出まして。

その判断以前にゴールデンウィークに開催予定だったBRM502呉舞鶴1000Kの中止判断も下してたのですが…

嗚呼…諸行無常…
しかし思うのは、自分は1000キロにつくづく縁が無いんだなと…。

過去に2回出走した1000キロBRMはミスコースによるタイムアウトDNF、残り70キロで父が亡くなりDNF。
開催の方では2018年の呉舞鶴1000Kが台風で中止、同一コースでの今年開催がコロナで中止。

唯一の1000キロは2017年の四国1000Kでドロップバッグ車を出した時。あれは走ってないが色んな意味で大成功したBRMだったと今でも思っている。
懐かしいのぉ〜、あの時は楽しかったのぉ〜、あれを超えるBRMを開催することが自分の目標であり、それを目指しての今年の呉舞鶴じゃったのにのぉ〜残念極まりないが仕方ないのぉ…ここまでにどんだけ準備してきた思うちょるんな…

そんなこんなで今年のGWはStayHomeで家にいるばかり。
え?こっそり近所を乗るくらいは良いんじゃないか?って??

勿論それは思ってる。だけど一応はAJ広島の副代表って肩書きを持つ身。
ちょっとだけ走るのが、色んな意味での燃料になり得ることも十分に理解しておるので、そこはじっと我慢。

Zwift環境もあるにはあるんだけれど、どうも楽しめなくて…
そんなこんなでもう随分とロードには乗れて無いっす。乗ってるのは通勤ピストのみ。

と、ここまで愚痴モードでしたが、前回記事から今ままでの出来事を振り返ってみましょう。

3月初旬

AJ広島特製バーエンドプラグ

昨年開催したFlech HIROSHIMAの完走認定証(?)の返送にあわせ、メモリアルな品を…と、思ってオリジナルのバーエンドプラグを製作しました。

製作をお願いしたのはセカンドワークさん。

セカンドワークさん

セカンドワークさん、その節には大変お世話になりました。
プラグの中身と台紙のデザインを担当して頂いたのは、AJ広島もう一人の副代表・福ちゃん。いつもセンスの良さに助けられています。こちらもありがとうございました。

3月下旬にはMacBook Airが来ました。

MacBook Air

自身初のMacOS機であります。このブログ記事もMacで書いております。
何でMacを買ったかといいますと、今までMS-DOSの頃からずーっとMicrosoft製品を使って来ました。Hyper-VもVMwareですら…しかし、Macは全くの未知の領域です。仕事環境がこの先どーなって行くのかが不明瞭な今、そしてその時まで3年ほどはある。今までの自分の歩いてきた道の延線上において、自分の価値を少しでも高めることができるんじゃないかと思える部分に投資して行くためです。

その投資には、ここにはまだ書けませんが別の領域での投資も考えております。諦めるのにはまだまだ早すぎるお年頃。ちょっとやそっとじゃ凹む訳には行きませんゼ!!

4月初めの怒涛の期間を過ぎれば結婚記念日。
去年は広島市内のいいホテルで豪華ディナー食ったんですが、あれはある意味先見の目があったんだろうかw 今年も考えていたんだが、外出はせずお家でひっそりと。

パール婚

早いもので結婚して30年になりました。
過ぎてしまえばあっという間だったようにも感じます。いろんな事がありました。振り返ってみると、子の成長期、犬のコロ君が居てくれた時期が大変だったけれど、人生で一番充実していた時期なんだと思い返されます。
その時はその中にどっぷり浸かっってて分からなかったけれど、過ぎし振り返り見れば、あぁあの頃が一番幸せだったよな…って思えるお年頃になってしまいました。

ひと言で言えば人生のピークは過ぎてしまっていたのです。

今からは妻と二人暮らし。あの頃のような若さは無いですが、また昔のように二人でこれから先も歩いて行くですね。

ゴールデンウィークは外出自粛につき、子どもらも参加しましての庭BBQ。

GW BBQ

今回は息子の彼女も初参加。
これまでとはまたちょっと違った意味もあったりしつつ、ステイホームな1日を過ごせましたな。

そしてそれ以外の日も庭で過ごす。
いつかやろうは馬鹿やろうってコトバがありますが、3年前に鉢植えしたレモンの樹が大きくなったので、地植えしたいと常々思っておりました。

Before

自転車に乗れない分の時間があるので、この期に移植しちまおう。

After

何故かアジサイが3本あるので、2本を移植してその跡地にレモン樹を地植え。
昨年も沢山の実をつけてレモンケーキなぞ焼きましたが、今年もまた実がなるのが待ち遠しい。

上の画像に写っている犬のコロ君のお家は、名残惜しい気もまだあるものの解体し、今週末の粗大ゴミの日に出してしまおう。

そんなこんなで3月29日以来、全くロードには乗ってないです。

本日の報道によりますと、5月11日以降は部分的にでも徐々に休業要請が解除されて行くとのこと…まだ完全に元に戻る訳ではないですが、ちょっとづつでも終息に向かっていると思いたい。
そしてまた遠慮なく自転車に乗れる日が待ち遠しい。

次のここのブログ記事は明るい内容が記述できることを期待しつつ。

BRM202 行ってこい!こんぴらさん200開催

またまた一か月以上更新が滞っておりました。4月に向けて相変わらずバタバタしてます💦
BRM202行ってこい!こんぴらさん200の記事を遅ればせながらUPします。

ブルベ開催のスケジュールって結構早い時点で決まってて、翌年開催BRMについては、夏前には既に開催日とあらかたのルートは決まっている。
なので、2020年開催の全BRMについても、去年の夏前には既に決まっていた。

来年は自分担当のコースを何本開催し、どのタイミングで何キロのBRMを行うか…
フレッシュはやるのかやらないのか…スタッフ内部では喧々諤々やっている。
その結果、2020年の自分担当開催は以下の5ルートとした。

  1. BRM202広島200km 須波・琴平
  2. BRM502広島1000km 呉・舞鶴
  3. BRM601広島200km 呉・松山
  4. BRM919広島400km 東広島・岡山
  5. BRM1024広島600km 呉・高知・松山

自身の今年の出走予定だが、SRは昨年取ったので今年はいいかな…新デザインメダルは揃えたいところだが今年は開催に集中する年にしよう。
ってな感じで20年の開催担当コースが決まった。

BRM202須波・琴平200キロ…
サブタイトル:行ってこい!こんぴらさん200

関東圏の開催ネーミングで良く見かける「行ってこい!」シリーズをネーミング的リスペクトしたかったんですわ。
それと合わせて、しまなみ海道ルートの新しいコースを開拓したい。
更に遠征参加ウェルカムなようなスタート・ゴール地点の交通機関アクセス性向上。
加えて自分、四国の「右上」の方ってあんまり行ったこと無いので、あの辺をゴールにしたい。
輪行の愉しさを知って頂きたいので、ワンウェイ(片道)のルートやりたい。
日曜スタートって敬遠されがちだが、実際どの程度のエントリー数があるものか、やってみたい。

これらの想いから今回の行ってこい!こんぴら200になった訳ですね。
こんなマニアックな開催なので募集定員も通常の半分に絞ってみたが、案の定エントリー頂いたのは総数22名。

だよねーw

そこで、Twitterでアンケートやってみた。

だよねーwww
まぁ大方の予想どおりのお答え。
でもえぇんですよ。大人数開催だけがブルベじゃない。
獲得標高高いだけがブルベじゃない。
日曜だからこそ参加できる人だっているだろうし…

ってことで、クルマでルート確認に行ったのは年末。
その時の様子はこちらのブログに詳しい。

この時は、ゴール受付地点とさせて頂く つながるカフェ&ゲストハウスZouzu さんにご挨拶に伺ったのと、うどんを喰いに行っただけw

で、試走は開催日の2週間以内と言うお約束なので1月19日。
朝はクソ寒かったね💦

いつもの須波海浜公園Pに到着したものの、持参した2個のホッカイロでは生命の危機を感じたので、いつも使う須波ローソンに行きホッカイロを買い足した!
シューズの中つま先、グローブの中、お腹まわり、計6個のホッカイロを忍ばせてスタート!お陰で気温マイナス1度も難なくクリアできたよ。

やはり防寒ウェア類だけではなく、自ら発熱するsomethingが必要だね。うん。

でもこのクソ寒さのお陰で、普段はなかなかお目にかかれない景色に出逢うことができた。とっても寒い冬の朝、川や湖から湯気のようなのが立ち昇るのを見たことあると思うんだけど、それが瀬戸内海で見れるとは思ってもなかった。
朝焼けのオレンジに照らされる海面から昇る水蒸気、島影、橋のシルエット…何度もしまなみ海道は来ているが、こんな美しい景色は初めて見た。
→画像を撮り忘れたのが悔やまれる…

しまなみ海道そのものは、まぁいつものアレなので…別に…なんだが、こんなクソ寒い時期でもレンタサイクル乗ってる人が結構いるのには驚いたね。もっと暖かくなってからの方が良くないかね?…

伯方島辺りでようやく暖かくなってホッカイロを外し、以降は順調に。
四国に入るとやはりクルマが多くて、愛媛・西条辺りまでは過去BRMで走ったことあるけれど、そっから東側は初めて通る道なのでオラわくわくすっぞ!

しかしまぁ四国はやっぱり広いね。何が広いって平野部が広い。景色が良い。
山陽側のせせこましさの何たるや…だから人間もあんなにゴルァになっちゃう訳よ。

新居浜(?)あたりで、話題のいきなりステーキがあったのでちょっと立ち寄ってみた。
あ、オモテから見ただけで肉は喰ってねぇ。

噂の社長直筆の訴状か…必至だな…

その後、ちょっと登坂りましてからの瀬戸内の眺め…
以前にクルマでルート確認来たときは天気良くていい眺めだったんだが、今はイマイチ…

でも、この後に見た景色は今日も絶景だった。

四国中央市界隈からは製紙工場が多く、大型車が多いのがちょっとデンジャラスだったね。その辺はブリーディングに生かせる材料ゲット。

その後も順調だが、夕方になってきて気温も下がってきた。

あともう少しなのに…って辺りで少し雨に降られちまい、気温が下がって来てヤバそうだったので慌ててゴールした感じ。

せっかく宵のこんぴら街道筋に来てるのに寄り道や観光も無く、正直爺さんの下見ライドに終始したのがイマイチだが、業務遂行と言う意味ではこれで良かったんだよ。うん。

で、ゴール受付に使用させて頂くZouzuさんに挨拶しに行き「ゆっくりして行ってください♪」と優しいコトバを頂いたのの帰りのJRの時間まで40分しかない(!)ので、これまた慌てて失礼しまして💦

Zouzuさんとこから琴平の駅は徒歩5分も掛からない距離感なんで本番当日も嬉しい限りよね。こんなベストポジションでとても良いお店に巡り合えたことが本当に幸運だよ。

琴平駅前で輪行袋に入れてるとオサーンがやって来て無言でジロジロ見やがる視圧をガン無視し、駅窓口で岡山経由で三原まで新幹線自由席を買う際に、琴平駅での乗車位置をこと細かく指定される。はて?
特急南風と言うヤツらしいんだが、この南風ってのがサプライズだらけだった。

車内は通路を挟んで2席2席の一列4席。新幹線のように最前列や最後列の荷物スペースなし。また、指定席と言っても同じ車輌の後方の一部がちょっとゴージャス目なシートになっているだけ。
車輌もレトロ感あって、トイレは昔の夜行列車「あさかぜ」「ふじ」を思い出すステンレス製の和式便器!使用後にペダルを踏んで青い水を流すスタイル。おぉぉぉ!!!!なつかすいぃぃぃ!!!!

で、車内アナウンスで何度も何度も何度も繰り返されていたのが、四国側最後の駅=宇多津で前三両と後三両を切り離して、前三両は高松の方に行っちゃうので、瀬戸大橋を渡って岡山に行く人は後ろ三両に乗れ!間違っても知らねえぞ!ってな感じだったw

こんな途中で切り離すなんてのはオラ初めてだわ!スゲーなーおい。

で、肝心の瀬戸大橋を渡るも、既に夜なので何も見えずw

橋の区間は20分くらい?あっと言う間だったな…

で本土側に渡ってしばらく走ると岡山駅到着し新幹線に乗り換え。

 

岡山~三原は短いのでデッキで過ごし、三原下車。
三原駅前のやっさ踊り人形の下で輪行を解いて、須波まで自走で帰って終了~♪

これにて無事、認定試走完了。
えぇよね。えぇルートだと思わん?
例えばさ、朝に尾道を出発してこんぴらまで行き、輪行で尾道まで帰って来るライドが普段の1日でできてしまう黄金ルートだと思わん???

で、当日の様子ですが…お約束の…開催当日の内容はこちら見てみて。
丸投げじゃないのよ、丸投げじゃないのよ。
アウトソーシングしてもらってるだけwww

翌日は備中松山城に寄りまして、その時の様子はこちら見てみてwww
やぁ~、えぇ秘書を持つと仕事が捗るのぉ。

BRM202行ってこい!こんぴらさん開催の感想だが、日曜、ワンウェイ、懇親会開催、宿泊ありと、今までとは色々違う趣向での開催で、参加層もまた違ってとても良かったです。
懇親会では初めてお会いする方も多い中、趣味が同じと言うだけであんなにも盛り上げることが出来て幸せでした。ありがとうございました。

そして何より嬉しかったのが、出走者全員完走。DNFがゼロってことね。
まぁそりゃ別の言い方すれば、難易度が低かったと言う風に言われるかもだけど、そうは言っても尾道から琴平まで200キロを走る訳だから、誰しもがこなせるミッションではない訳で、スタート地点に立つことに意義があると言うのなら、フィニッシュ地点に時間内に辿り着くことにはもっともっと意義があると思っております。
皆さんお疲れ様でした。ご参加ありがとうございました&完走おめでとうございます!

また香川ゴールと言うことで、2018年の熊本Flechを一緒に走ったあんなちゃんが来てくれたのも嬉しかった。2年ぶりですね。結婚されてて近々ママになられると。幸せそうで何より。そして変わってなかったのは、その笑顔とローバーMINIで颯爽と走り去って行く姿でした。

そんなこんなでBRM202行ってこい!こんぴらさん200K。
少人数開催の面白さを見いだせたBRMとして大成功でした。

まだまだ忙しい日々は続くけれど、次の自分開催は5月連休の1000Kです。
コロナウィルスの影響で各地のBRMが開催延期や中止になっておりますが、さて、BRM502呉・舞鶴1000Kは無事に開催することができるでしょうか。
もちろん、開催に向けて着々と準備は進めております。
2年前の台風到来による開催中止のリベンジ。モチロン燃えちょるけんね!!!