とびしまなみライド – その1 よりつづく
しまなみ海道…何年ぶりだろうか…
かなり昔にオカムラさんたちと来たことがあるが、それ以来じゃないかな?
記憶の中では、初めてのしまなみ海道と言っても過言ではない程に昔の記憶が無い。
TVニュースか新聞かで見た、しまなみのサイクリングロードを示す、路側の青いライン。
しまなみブルーラインって言うらしい。
しまなみブルーライン
てっきり、海沿いのみちだからブルーラインって言うのかと思ってたが、ホンマにブルーなラインじゃった。この青い線に沿って走っていれば、コースアウトせずにしまなみの島と橋を渡って行けるってことやね。
青いペンキを何十キロも塗り続けた職人さん、ご苦労さまでしたw
で、私らもこの青い線を目印に、尾道を目指します。楽ちん楽ちん。
でも、生口島でこのラインから外れて、ひなびた商店街に先導車がコースアウト!
しおまち商店街
しおまち商店街って言う、商店街に入って行く。
あった、あった。ここよー。
って言いつつ停まる。
コロッケのお店
全然知らなかったんだが、岡哲商店。ここのお店のコロッケが美味しいらしい。店頭に多数貼ってある黄色い紙には「○○のTVで紹介されました」とか「有名人の○○さんが来られました」と書いてある!
1個80円とな。ひとつ頂いてみる。
コロッケうまー
うん、ウマいよ。何だろね、ミンチとじゃがいもの微妙なバランスって言うの?コロモもカリッと香ばしい。
折角だ、もう1つ頂く。うまうま~。
店内の壁にも、所狭しと貼り紙やサイン色紙が貼ってある。すげー!そんなに有名なお店なんじゃね。
有名人やメディア多数
ん!?
これはもしや!!
ドロンジョーヌ恩田!!
おーーーーー!!!!!ッ
かの有名な妻クリスト ドロンジョーヌ恩田姫ではないか!!!!
あ゛ー、ここまで来られてたんですね、2年前かぁ~!!
某自転車雑誌で有名な、ドロンジョーヌさんだわ。瀬戸田まで来たんだー
あの雑誌のイラストは自筆なんだー
2010.10.10.のゼロの部分にコロッケって書いてあったり
泥女って書いてあったり
あー何か感激ですぅ~。
もうこれだけで、今回来た甲斐があったと言っても過言では無い。
いや、実はね、夢がありましてドロンジョーヌ恩田姫と、いつの日にかツーショットを撮りたいなと。
私淑エンゾ早川師、団長安田さんと続き、実は一番ツーショットをお願いしたい自転車有名人、ドロンジョーヌ恩田姫!!
あー、2010.10.10にタイムスリップしたいぞ。
いや、そんなことなら関東圏の自転車イベントに参加しろよ>自分
そでつねorz
いやいや、興奮冷めませんが、とっとと次行きましょう。
商店街を出たら、スグに耕三寺だった。
耕三寺
今回は、前を通っただけ。ご勘弁。
島内をしばらく走ってますと、なにやら変わった景色が。
メガソーラー建設中
広い土地に、ソーラーパネルが敷き詰められた場所が、何箇所かあります。
今話題のメガソーラーってヤツですな。
まだ建設中のようで、重機が入っておりました。単なる観光地ではなく、こーゆー地道なエコプログラムが進行中って、何かイイじゃない。
で、何故か道端に恐竜なども出現しまして…
白亜の恐竜
ドラえもんのアニメに良く登場してますよね、オタク?
この恐竜から、またコースアウトだ。
因島大橋のたもと
因島大橋の因島側のたもとにある、この赤い建物。因島 はっさく屋 さん。場所はココ。
「お土産を買います」って寄り道する、あがもんさん。
そのお土産とは…
おしい!はっさく大福
「はっさく大福とな!
これまた初めて聞いた、イチゴ大福ならぬはっさく大福。
『全国からお取り寄せ殺到!でも広島人はあまり知らない…おしい!』って書いてある。
いや、ほんまに知らんかったんじゃが…(汗;
店内で1つ頂いた。
これが『はっさく大福』
大きさは小ぶりな大福。
ひとくちカジってみると…
ぎっしり、はっさく
はっさくの実がほぐされた状態で中にぎっしりと詰まっている。
外はやわらかな餅、そして甘い白餡につつまれて、ちょっと酸っぱくて、シャリシャリ歯ごたえのあるはっさくの実が絶妙なバランスで美味しい。
イチゴ大福のイチゴをそのまんま八朔に置き換えただけと言ってしまえば身も蓋もないんだが、こりゃ美味しいよお!
店の奥の方では、おばちゃん達が1つ1つ本当に手作りで八朔の実を餅で包んでいた。
1個130円。ナマモノなので日持ちせず、2、3日のうちには食さなければならないぞ。
あがもんさんとこなきはそれぞれお土産に買って帰った。
いやぁ~、これは是非食べてみて欲しいね。本当に美味しい。地元なのに知らなかったのは恥ずかしいくらいよ。
さぁ、店主さんに見送って頂いて因島大橋を渡りますか。
因島大橋
ここの橋は、車道の下に自転車道が作ってある2階建て構造だわ。
しかし、あがもんさんとも話したんだが、この広島と愛媛を繋ぐ橋々を造ろうとの話が出た時に、自転車専用道をわざわざ造ろうと発案した人は、本当に先見の目があるよね。
あの当時はまだ自転車ブームなんて全く想像できなかっただろうに、多分には多くの反対意見もあったんだろうに…
「そんな自転車専用道なんて作っても、1日に数台いるか居ないかの自転車のために、どんだけカネ突っ込むんだ」なんて反対もあっただろうに…
それが今や「自転車の聖地」なんてまで呼ばれている。
本当に素晴らしいことだよね。あ、絶対数が少ないってのは、まぁありますが…(汗;
なんて言いながら、引き続き青い線をたどって、尾道の渡船口まで来ました。
尾道の渡船
今回、福本渡船ってのに乗ります。
結構沢山乗っている
渡船って、音戸の渡船のイメージがどうしても強いんだが、ここの渡船は本当に生活航路やね。クルマも人もバイクも沢山乗っているわ。
料金は、乗る前の桟橋右側におっちゃんが座ってるので、そちらに支払った。
大人60円、自転車10円
大人60円、自転車10円。
後で調べたところ、ココでもサイクルーズパスは使えたみたいなんだけれど、この料金自体が激安なんで、更にパスを使って恩恵を受けようなんて全く思ってもなかった。
僅か数分の船旅を経て、本土・尾道に到着です。
尾道駅
時刻はちょうどお昼過ぎ。
以前、サカイさんと二人で巨大なラバーダックを見に来た時に尾道ラーメンを食べた清水食堂を再訪したく、駅前にある広場に行ってみたが…
定休日
orz
平日ライドの定めよのぉ~…
まぁ、走ってりゃどこかにお店あるでしょ!
なんてお気楽なこと言いながら、三原方面に走って行く二人でした。
つづく。