…前半より続く
11:22
断魚渓から国道261を道なりに落ちてきて、因原の街中を過ぎ、またまた江の川に出ました。
江の川、因原の「川下橋」を渡る
川下橋という橋を渡って、スグに左折。ここからは江の川に沿うフラットな道を走ります。
江の川沿いの国道261
ここは何度走っても景色の良いところです。今の時期、初夏の新緑とでも言うのでしょうか、山の緑が美しい。左手に見えるのは茶畑のようです。
江の川に掛かる鯉のぼり
しかも、川面を渡る鯉のぼりもあるのは、この時期ならではの風物詩か。
が、あいにくのアゲインスト…
yoshiさんは断魚渓で先に行かれたので、aveさんと二人で先頭交代しながら向かい風に立ち向かっていきます。
11:54
桜江大橋まで下ってきました。
桜江大橋
1月の試走の時は塗装工事やってましたが、終わったようでカラフルになってました。
ここを渡ります。
11:58
スタートから約104km。
程なく4番目のチェックポイント桜江、B&G海洋センターに到着。断魚渓からココまではあっという間でしたわ。
桜江のチェックポイント
チェックポイント表を見てみましょう。33番目ッス(^^♪
桜江チェックポイント表
ここでも休む間もなく、スグに行くよ。
12:12
遂に運命の分かれ道に到着。
この道を直進すれば、140kmのショートカットコース。
左折し橋を渡って県道297に向かえば180/200kmのコースへと至る。
140km分岐点
どっちに行くかは、その時の各自次第で選べる訳だ。ただ、こなきと前後して走っている方々は左折して行く。
この時間なら、左折やろ!!
コースガイドのお姉さんが、可愛くピースしてくれましたw
曲がったからには、当然、登り道が待っています。
200kmに挑む勇者たち
この画像では、そんなに登ってないように見えるが、実際はこの先から結構登っていた。
12:28
邑南町に入ります。
邑南町
12:44
ようやく日貫の峠をパス。
日貫
12:47
日貫の街中に入り、スグに左折。細い道に入っていく。
日貫から、また登る
12:56
おくさんが、水越峠を登るこの坂道の中、追い抜いて行った。
水越峠を攻めるおくさん
そして、この水越峠を登る坂道から見える向かいの山、尾根に向かう高い場所を通っている道が見えます。
石見高原林道
そう、あまりにも過激すぎて今年のコースから外されちゃった石見高原林道です。
そりゃ無理ですわ、あんな高いところ…
だって、いま走っている道ですら、もう十分に登ってるんだもの(弱
下っては、登る
13:12
そして、水越峠のてっぺんにこんな看板がありました。
ここから先、石見高原林道
石見高原林道。
うん。やっぱり今年は外して正解でしたよ。
13:19
私設チェックポイント4.5に到着。
JA島根おおち日和店前の自販機。
JA島根おおち日和店の前
水越峠で疲れ果てたサイクリストが任意ですが多数休んでます。
こなきもボトルの水が切れたので、ここで補給。
この場所からは、次の峠が見えてます。京太郎山。
京太郎山
13:24
服部美容室w。
服部美容室
この建物の裏を右折。
13:34
京太郎山を貫く大利峠。そこを登る坂道。
大利峠の登り道
昨年は大利峠は反対側から攻めたな。あのときの登りは確かにキツかった。が、今年の反対側から登ったほうが楽だわ。
13:46
大利峠の頂上、洞門に到着。
大利峠
アシストのオートバイ・サポータが左側に待っててくれてます。この後の下り坂は道幅が狭く急なカーブが続くテクニカルな道。
細い道なので対向車とか来ると危ないんだが、テクニカルコーナーをすばやく駆け抜けるのも醍醐味ある。こなきは基本的にはアウト-イン-アウトで攻める方かな。
13:55
スタートから約130km。
大利峠の坂道を下り終え、程なく5番目のチェックポイント、邑南町役場前に到着。
邑南チェックポイント
ここでもCP表に名前書いて、トイレに行ってからすぐにスタート。
で、スタートしてから、かーなり経ってから思い出した。
あ、邑南でシゴン・ナランさんが待っていたんだ…後の祭り。
ごめんなさい、ごめんなさい、先を急いでてすっかり忘れてました。またお会いしましょう。
14:12
邑南CPを出発し、スキー場で有名な瑞穂の方に向かって走っています。
瑞穂を目指す
yoshiさんとは、どこでチギられてしまったんだろう…もはや、aveさんと二人で走る。
ここからは、原山へと登る坂道。原山雲海ロードなんて恐ろしい名前付いとるし。
比較的新しい道のようで、直線コースでカーブが少ない。ってことは、勾配が急だし遠くまで見えるもんだから、登っても登っても先に進まないって感じがある。
思い返しても、原山の登りは今回のコースで2番目にキツかったと思う。斜度7%だって。他の方はどうでしたか?
14:30
かなりの時間登ったような気がしたが、振り返ってみると18分か。
ようやく頂上の原山トンネルに到着。
原山トンネル
aveさんが待っててくれています。遅れちゃってスミマセン。
後で聞いたんだが、こなきよりも1歳若いだけなのに、何なんですかそのパワーわぁ!!
14:39
原山を下りて瑞穂の辺りに来ました。浜田道の高架が見えてますね。
瑞穂の辺り
そして…遂にと言うか…
上の画像で右折して以降、急激に疲れが襲ってきた。ハンガーノックに陥る直前か?
気分が沈みます。マズい…
追走してくれていたaveさんから、水分補給した方がいいよ。ってアドバイス。
『ボクもアタマがボーッとした時があったので、どっかの沢でアタマに水かぶったんですよ。』
えっ!?どこでそんな時間あったの!!気が付かんかった。
確かに、今日はここまでの各ポイントでの休憩が極端に少ないし、この暑さの割には水分補給が足りていないのかも。自販機を探す。
14:48
ようやく自販機のあるところに来たので一旦下車。
浜田市旭町、中浦商店まえ
水を買って、本日初のパワージェルを飲みながら、軽快に走り去る別の参加者2、3名を沿道から見送る。「頑張ってー」って、ワシらギャラリーかっ!
14:58
ひと休みしました。 よしゃ、行こうか。
都川あたりの登り道
暫く走っていると、また元気になってきた。
ぅしゃ~あ!!!!!!!!
パワー戻ってきたどぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
aveさんに「元気戻ってきたよ。行こうや!」って告げる。
うん、ホントに元気戻ってきた。パワージェルの効果なのかどうかは分かりませんけれどね。
休み過ぎるのも良くないが、休まないのも良くないね。程よい休憩って必要です。何せこの坂道の連続、何せこの距離。
休憩した場所からぼちぼちと登ってきましたが、ここらで不安がアタマをよぎる。ワシら、ピッチ早い方なのか遅い方なのか…順位を気にしているんじゃない。
この先にある、180kmの足きりポイントの通過時間が気になる。
こなきは時間のことを全く気にしていなかったので覚えてないのだが、aveさんが足きりは確か15時15分じゃなかったかな?って言われる。MAPを見ても書いてない。
時計を見ると既に15時を過ぎている。マズい。180km分岐はまだ先??
焦ります。180km分岐でタイムオーバーか。そりゃ残念すぎる。ここからピッチ上げても、どう考えても間に合わない。
15:25
既に10分経過してしまったが、まだ180km分岐に到達していない。
この地点で、またまた工事による片側交互通行で停止。
工事中、片側交互通行で信号待ち
もう、ナイスタイミングのひと言に尽きるのですが、ここの信号機で偶然にもオートバイ・サポータの方も停車してたので、追いついて声を掛ける。
「スミマセェ~ン、180kmの分岐ポイントの足きりは何時なんですか?」って尋ねた。
16時15分ですよ。あとちょっとで分岐ですから頑張って!!
ぅぉおおおおお!!!!!良かったぁあああああ!!!
aveさんと二人でガッツポーズですよ。
「スミマセン、ボクが勘違いしてて」って言われるけれど、いいのいいの。
ワシは全然覚えてなかったんだし、何よりまだまだ時間あるじゃない。ホッと安ど。
09/05/17追記:
やまねっちさんから情報頂きました。本当はココの分岐はやっぱり15:15で足きりだったのですが、当日の状況で15:30まで延長されていたそうです。
だから、私らは本当に最後の最後に滑り込みセーフだったと言うことのようです。
15:31
そして遂に来ました。180/200km分岐地点。スタートから約157km。
200/180km選択ポイント
右に行くと180kmコース、左に曲がると200kmコース。
私らは当然左折。行くぞ200km!!
って、その先は本日最大の登坂が待っていた。雲月山へと登る雲月峠。
何か名前からしてスゴくない!?
確かに激坂ではないが、比較的斜度のキツい登りが長い間続きます。
15:41

- 長い長い登り坂
この画像はある程度登ったところでふり返って撮影したもの。
えこにん作コースガイドVol.4でもこの坂道を登る様子が撮影されているが、キツげでしょ!?画像では分かり難いけれど、結構急なんよ。
ここの坂道の終盤で遂に、こなき最終兵器使用。
インナー・ロー
ここまで使わなかった、スプロケのLow側2枚に遂にチェーンを入れてしまった。
使いたくないのよね、Low側2枚は。最終兵器じゃん。コレ使っちゃうと後が無い。
だから、保険みたいな意味で余程のことが無い限りは使わないんだが、雲月の坂道で遂に使ってしまいました。
ま、コンパクト・クランクだから、そんなことは自慢にも何にもなりゃしないんですがね。
15:47
何だ、キツいキツいって言っても20分程度か。って今なら言える。
ですが、この日の最難関でした、雲月。
ようやく頂上の雲月トンネルに来ました。標高600mほどだって。
トンネル
照明の全く付いていない真っ暗なトンネルの中は、涼しいを通り越して寒いほどに。
坂道で火照った私らのカラダを急激に冷やしてくれました。トンネル抜けると金城町。
たくさん登ったから、たくさん下ります。
15:56
下った先が急に右折し県道114、金城町小国ってところを走ってます。
結構急でしょ?
下っていい気にさせといて、また登るとは、飴と鞭でいたぶる作戦ですな今日わ。
16:01
那賀西部広域農道ってのに出てきました。左右を貫いてる道です。ここを左折。
わからん看板
この道、農道??
ズバーンと登って
そして
ズバーンと下る
何なんですか、この道。
こんな山の中に、こんな立派な農道。クルマもほとんど通っていない。
農道じゃないでしょ、サイクリングロードでしょう。
16:15
不思議な道路標識を左折し…
不思議な標識を左折
16:20
スタートから約170km。
よーやく着きました、6番目のチェックポイント金城。
金城チェックポイント
やっぱり50番目ほどかな…
金城のチェックポイント表
ここで配られていた補給食。
Meitan梅肉エキス
エキップ・アサダ食って、さぁ行きましょう。
16:32
浜田道の金城IC前を通過。
浜田道の金城IC近く
16:41
那賀グリーンラインのT字路に出る。
右側から数台のロードバイクが左側に向けて、ものすごい勢いで走り抜けていった!!(驚
140kmコースとの合流地点
あぁ、140/180kmコースとの合流地点なのね。ワシらも左折。
しかしまた登ってるし…ってココは去年も通ってるな。
まだまだ登り
16:57
スタートから約192km(?)。
那賀グリーンラインチェックポイント到着。本日最後のチェックポイントです。
那賀グリーンライン、チェックポイント
そして、ここのCP表。
いきなりにぎやかになりました。
那賀グリーンラインのチェックポイント表
140/180kmを選択した方々も加わってますからね。
さあaveさん、ラスト行きますか。
17:11
昨年はまだ回っていなかった風力発電の風車がいい勢いで回ってます。
風車グルグル
17:15
そして、いよいよ終盤…
この角を曲がれば...
Winning Run。
アタマの中にあの曲が流れてます、月のしずく。ココで聴けます。
aveさん、ラスト!!
この先は月の裏側なのか…
しかしaveさん、最後の最後まできれいなフォームとペダリングで走っておられる。本当に凄いですよ。
17:23
そして、ゴール!!!
ゴール!!
やっと着きました、アクアス。
既にぱぱにいさん他mixiメンバーの多くもゴールされていた。
到着時刻 17時23分
総時間=10時間2分
走行時間=8時間45分10秒
距離=192.94km
平均速度=22.0km/h
最高速度=64.1km/h
ゴールしてみると、腕には白く塩が浮いているし、ヘルメットのベルトも白くカチカチに。
ひと休みして、お立ち台で記念撮影。
お立ち台での記念撮影
このためだけに、わざわざ持って来たBianchiのキャップw
そして、奮闘された皆さんとも。
mixiメンバー集合写真
ありがとう石見。
ありがとうmixi石見GFコミュのメンバー。
ありがとうaveさん。
ありがとうサイクリストビューさん。
ありがとう、石見
また次回、お会いしましょう。
次は9月最後の日曜日、出雲路センチュリーライドかな。
個人的感想編に続く…