ネットがここまで氾濫して、しかもGoogleなどの検索エンジンが強力になって、非常に便利になった。
調べモノはとっても楽になったよね。仕事上、とても助かってます。
出遭ったことも無いエラーメッセージが出ても、Googleで調べれは原因と対処、人柱がどのように解決していったかが、簡単に調べられる。
だけれど、懸念していることがあった。
調べモノをするには確かに楽になったけれど、考えることとか、努力して探し抜くチカラと言うか、色々な書物を探しているうちに思いもかけないモノに出遭ったりとか…そういうことが無くなっているのではないか。
調べモノが楽になるばかりで物事を深く考えず、単語について意味を知っているだけで、深層を理解しようとしないと言うか。本質を考え抜くチカラと言うかが欠けつつあるんじゃないか。
ウチの新人クンを見てても思う。
「○○って言う技術知ってる?」と尋ねると
「ハイ、知っています。△△△って意味ですよね」って返ってきます。
だけれど、その○○を使いこなすとか、○○の設定を変更することによって何がどのようになるのかは知らないというか知ろうとしない(ように見える)。
ただ、ソレは新人クンに限った話じゃなく、ここ最近の多くの若者に共通なんだろう。
今朝の記事にこんなモノ見つけた。
グーグルが奪う「本質を考える力」
私が何となく感じていたことを、的確に表現している文章でした。
見た目を重視し、中味を評価しないと言うか見ようとしない…これでいいのか日本人。
こんなんじゃあこの先、中国や韓国にあっさり抜かれちゃうよ、間違いなく。