スルーアクスル用スタンドアダプタを作ってみた

先日我が家にやってきたRoubaix。

るべ
るべ

ロードとは長年のつきあいだがコイツになって以降、今までの常識が通用しない部分が多くあれこれ気を揉んでいる。

そのひとつがスタンドだ。

スルーアクスルのバイクに乗ってる方ならもうお気づきだろう。
リアの駆動側、クイックリリースの出っぱりがなくなって今までのスタンドが使えない。

スルーアクスル スタンドあたりで検索すれば専用のスタンドがある。

ホンモノ
ホンモノ

しかし何だかこれだけのために買い直すのもモッタイナイ…

更に検索していると既存のスタンド用アダプタがあると…
なるほどね~そりゃ誰だって考えるよね~
でもコレに1000円も出すのも惜しいわ。

さらにY’sROADのこちらの記事にも出ている…
しかし!この記事のもっとも気になるのが最後の画像…

YsROADさんサイトよりthanks
YsROADさんサイトよりthanks

フレンチバルブのキャップか…アタマいいな…
これなら作れんじゃね?
ってか深爪。爪噛んでんじゃねーよw

ってことで近所のホムセンに行ってきて、コレ買ってきた。

TSキャップ20
TSキャップ20

水道配管の塩ビ管のケツにはめるキャップ。TSキャップと言うらしい。サイズは色々あるが20と書かれてるヤツ。実際の内径は26mmくらいあるが呼び名は20みたいだ。

特になんの感動もない。値段は60円くらい。
買ってきたTSキャップをスタンドにハメてみる。

スタンドの駆動側
スタンドの駆動側

何となく合うと思うじゃろー

あう
あう

笑うくらいにピッタリ!
このTSキャップのセンターに6mm径の穴をあける

開孔
開孔

電ドラで簡単にあく。ビニールですから。

あいた
あいた

塩ビなのでバリも無い。
次に用意するのがどこのご家庭にもある廃チューブ。

廃チューブ
廃チューブ

このバルブ部分のみを切り取り、ネジを共締めでしめる。

バルブ部分
バルブ部分

共締めの意味がワカラン人はググれ。
これをキャップの中側から入れる。

さす
さす

次に用意するのがバルブキャップ。

バルブキャップ
バルブキャップ

これをつける。

しめる
しめる

完成だ。
コイツをスタンドの駆動側に…

スタンドに…
スタンドに…

スルーアクスル変換アダプタの完成!笑う

でけた
でけた

このバルブキャップの部分をスルーアクスルの穴にin

スルーアクスルの駆動側
スルーアクスルの駆動側

これは使える

ピッタリ!
ピッタリ!

ペダルを手で回してみたがグラつくこともなく安定している。これはイイ!

完成!
完成!

どーだろう。これで従来のスタンドが使えるゾ。
最近ディスクロードに乗り換えてスタンド難民になっている方の参考まで。

かかった費用60円くらい。

ぜひ皆さんのご家庭でもお試しください。
じゃあの!

BRM1019試走レポ

9月28日(土)
AJ広島としては今年最後のBRMとなるBRM1019 松江・日御碕・美保関200kmの試走に行ってきた。今回の記事は当日のBRMにエントリーされている方に向けて書くのでキューシートを見比べながら読んでいただき出走の参考にしてください。なお、全部が全部書いちゃうと当日の面白味が無いので、面白ポイントについてはあえて書かないので、当日走りながら面白スポット探しながらブルベを楽しんでってくださいな。

では試走の様子行きましょう。金曜の21時頃に自宅を出発。松江に到着したのは日が変わる頃だったか。

スタート地点の旧・松江イングリッシュガーデンの駐車場に到着すると、前回4月に訪れた時と変わっている点が!
イングリッシュガーデンの駐車場は有料で入口には発券機があって、カードを取るつもりだったが発券機は休止していた。無料でスルーで入れる。これは入っちゃって問題ないのか?勝手に停めて怒られるパターンか?見回してみたが、何もそれらしい看板とかが無い。ん~…まぁ停めてみるか…

それともう1点、駐車場敷地内にあったトイレが封鎖されてた。
げ…イングリッシュガーデンは結婚式場に売却されたとは聞いていたが、その影響だろうか…

後日、古江公民館に電話してこの点を尋ねたところ、駐車場は無料開放されててBRM当日は参加者が使っても良く、トイレは公民館のを借用させて頂けることになった。ありがとうございます。非常に助かります。

駐車場に停めた車中で寝る。暑くも寒くもなく、いい気候であっと言う間に寝落ち、午前4時のアラーム音で目を覚ます。

まっくら

だよねー、もう夏じゃないもんねー
でも想定内なんだよねー
そしてこの駐車場は街灯ひとつ無いと言うね
持参した照明を使いながら出走準備。

今日の天気予報は降水確率40%とか50%だったかと…
まぁ多少は降られるのは覚悟の上だ。

2週間前に納車したばかりのRoubaixを雨に曝すのか…って少しだけ思ったが、まぁ早かれ遅かれ雨に打たれるんだからソコは惜しまない。

ブルベ当日と同じ装備、反射ベストももちろん着用し、午前5時。闇の中をひとりそっとスタート。風は無い。まだ雨は降ってない。
宍道湖を左手に見つつ出雲大社方面に向かう。クルマの交通量は極めて少なく快適だ。

6時頃になると空は薄ら明るくなってきて、振り返ると朝焼けが始まっていた。

夜明け
夜明け

いい感じじゃないか。今日1日よろしく頼むよ。
今日のルート案内もガーミン先生。こちらもよろしく頼むよ。
前回はご機嫌ななめだったが今日はどーかな?

ワイナリー

ワイナリー

島根ワイナリーを過ぎる頃、雲が厚くなってきてきつつある感…
そして出雲大社前通過…

大社前
大社前

既に小雨が降っている。6時半にもなってないのにちらほらと観光客の姿がある。早えぇな…

そのまま道なりに行くと日本海にぶち当たる。

稲佐の浜
稲佐の浜

有名な稲佐の浜だ。神話で有名なこの浜。日頃あんまり神仏を崇めることのない自分だが、ここ島根では何故かいたる所に神が宿っているような気がするから不思議だ。
スタート地点でトイレが塞がれていたので所用を我慢していた。稲佐の浜にトイレがあるのは知っていたのでちょっと立ち寄ろう。

雨

待っていたかのように一瞬にして雨足が強くなった!
おいおいおい…
まぁレインウェアを着込むのには丁度いいタイミングだったけどね…
いつものモンベルのレインウェアを着込む。

岬めぐり
岬めぐり

日御碕方面に海沿いの道を行く。
岬へと緩やかに登るこの道。雨は強めだが風が無いのがせめてもの救い。

ゆるゆると走って日御碕灯台到着。

日御碕灯台
日御碕灯台

ここは通過チェックポイントにするので、フォトチェックのポイントを見定めておく。
うん…ココが特徴的だな。ココにしよう。チェックポイントはブリーフィングで説明だ。

来た道をとっとと戻る。

日御碕、帰路
日御碕、帰路

雨の走行、そんなに嫌いじゃないんだな

雨ライド
雨ライド

ディスクブレーキの利き具合チェックだ。
うん。確かにウェットコンディションでもリムブレーキの比ではない安定感だ。
うっかり調子コイて握るとホイールロックしてしまう💦
どんな時もブレーキは良く効く。使い方次第だな。

出雲方面へと南下して行き、キューシートで言うところの11番ポイント。
Googleストリートビューだとオモロイ展望台で、こりゃ目印にサイコー!

って思ってたけど、今はこうなってた…

左折ポイント
左折ポイント

単なる平屋のあずま屋。これは目印としては乏しい。
変わってないのはポイ捨て禁止の看板くらいだ。

程なくキューシート13番で、ここから国道9号線に出る。
国道9号線。言わずもがな山陰の主要道。
ここまでの道がクルマ通りが少なかったので、一気に交通量が増えたように感じる。
そして9号線を走ること400メートルw

PC1
PC1

PC1のファミリーマート JAいずも湖陵店に到着。
本当ならここで買い物をしてレシートを手に入れることが通過チェックだが、今日は完走認定のない単なる下見走だから上の画像を撮るだけで立ち寄らない。スルー。

そしてここからが長い区間のはじまり。35キロもの間9号線を延々と走る。

9号線
9号線

クルマの交通量は確かに多いが、車道幅は広いところが多く走りやすい。
加えて、これはもう随分前から何度も言ってるけれど、山陰地方のドライバーさんは車道上のサイクリストを抜き去るのがとってもやさしく抜いてってくれる。

新潟もそうだったように、日本海側の皆さんって本当に優しいよ(個人の感想です)。それに比べて山陽側のドライバーって…パトカーですら平気で幅寄せしてくる始末だもの。
自転車との距離を大きくあけて抜いてくれるし、抜きざまにアクセルをベタ踏みしてこれ見よがしに抜く人なんていない。
いいよね、山陰。サイクリストは山陰に移住するのが幸せへの近道なんじゃなかろうか(個人の感想ですw)。

オンルートで走ってるとこんな箇所が…

合流ポイント
合流ポイント

高速道路の合流みたいだ(あくまで一般道です)。
左後方からのクルマに注意しつつ直進ヨイカヨシッ!

ひたすら9号線を北上していると、左手がパッと開けて宍道湖沿いに出ます。
と、同時に!

飛行機が!
飛行機が!

お!飛行機が!!
この道も何度も走ってるけれど、飛行機を見たのは初めてたっだ。滑走路をゆっくりと進んでいる。

出雲空港。またの名を出雲縁結び空港。

えぇねぇ~ご縁って。
自転車を始めてなかったら、こんなにも多くの方々とのご縁を繋げることは無かったと思う。本当に自転車を趣味にして良かった。

そして宍道湖沿いに出る頃に、ようやく雨はあがった。

宍道湖
宍道湖

宍道湖沿いを走り飽きた頃に到着するのは温泉で有名な玉造。

玉造温泉
玉造温泉

位置的には、スタート地点のイングリッシュガーデンの宍道湖ま反対側って感じの場所。

この辺りでコース設計した自分ですら道に迷った原因が信号機の地名表示。

玉湯
玉湯

玉湯交差点。
この「玉湯」って表示のある交差点が2ヵ所ある。これには騙された。
うっかり最初の玉湯で右折してしまったが、実際は2番目の玉湯交差点で右折しなきゃならんのだった💦
ふむふむ。こーゆのも試走してみないと気付けないポイントよね。試走万歳!キューシートに反映させておこう。
そしてこの辺りでスタートから100キロ。ちょうど半分だ。

そしてこの先は山陰自動車道沿いに走ってる方の9号線に出る。
9号線は宍道湖・中海沿いを走る9号と山陰道沿いを走る9号の両方がある。

9号線
9号線

暫定キューシートでは、この山陰道沿いの9号線を走行するようにしてたので、走ってみた。が…

難航…
難航…

めちゃくちゃ走りにくい。
片側一方通行路で車道幅も広いんだが、上の画像のように素で直進不可能な交差点出現→自転車を降りて押し歩くタイプの地下道。とか面倒じゃん。

難航…
難航…

自転車の車道走行禁止標識も無いクセに歩道を走れと煽ってくる看板とか…なんなんココ…島根県にしてはタチの悪い道だ。
このルートはボツだな。別ルートに迂回したコースに変更しよう。

松江の市街地を過ぎて、中海沿いの9号線に出た。

サイクリングロード
サイクリングロード

この辺りは中海周遊サイクリングコースって言われてるんだな(初知り)。
でも今回のブルベルートはサイクリングコースとは違うからココは直進でw

キューシート21番の場所がココ。目印は横断陸橋。

右折ポイント
右折ポイント

陸橋手前の交差点で横断歩道を渡る訳だが…

押しボタン
押しボタン

信号は押しボタン式だった。ボタン押して信号が変わるのを待とう。
横断歩道を渡って左手の踏切を越えたら、ゆるやかに左方向に道なり走行。

のんびりとした田園地帯を抜け、再び9号線に戻ってくる。
もう少しでPC2だと言う辺りから大渋滞だった💦

激混み!
激混み!

ここは素直に歩道を走りましょう。警察さんもそう言わはれてます。
車道又は交通の状況に照らして、自転車の通行の安全を確保するため、歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき 。
って。自分の身を守るのは自分自身です。

ほどなくPC2 ローソン 米子祇園町店に到着。

PC2
PC2

そしてこれは全くリサーチ外だったんだが、ここのローソンは自転車乗りに優しいお店だった。

サイクルポート
サイクルポート

鳥取県ではダイジョウブシステムと言う名の取り組みがあり、その一環で一部のコンビニが自転車乗りに優しい活動をされているんだ(初知り)。
看板の画にあるように、トイレ・フロアポンプ・簡単なツールを借りることができ、ボトルへの注水も可能らしい。やるな、鳥取県。とっくに広島県を追い越してるゼ!広島にも類似はあるがはるかにショボい。

しかしその活動はあんまり浸透していないのか…?

惜しい…
惜しい…

う~ん…
君らはソコに停める必要ないよね…ま、仕方ないか…コレに洗濯物が干されている光景も沢山見てきたし…

ローソンで補給を摂る。
ふと見るとRoubaixはスゴいことになってた…

汚濁
汚濁

まぁ想定内なんで構わんですが…文字通り洗礼ですな。
雨も上がったことだしレインウェアは納めて、この先は身軽に行けそうだ。

そしてこの画像を撮ってて気が付いた。
リアタイヤの空気圧が下がっている。スローパンクか?
もうちょっと様子を見ようか。処置せずだw

市街地を一瞬だけ通ります。米子の市街地。

米子
米子

米子もいいところじゃね。人がギスギスしてないのが通りすがりの自転車乗りからでもわかる。

その後は境港方面へと、ひたすらまっすぐな道を行く。

快晴!
快晴!

午前中のあの雨はどこへやら。真っ青な空。降り注ぐ太陽。
暑いじゃないか!(笑)
気温は一気に上がり、水たまりから蒸発してくる高湿度も加害者となってきた。

キューシート27番の途中。工事区間あり。

工事中
工事中

線路を越える道=跨線橋を作っているようだ。
ここはガードマンの指示に従って迂回。

キューシート28番の交差点まで来て、いよいよ観念だ。
やっぱりリアがパンクしている。治そう。

ルーベになって記念すべき初めてのパンクだな。
折角なのでスタート時点から持ってきている補給のバナナをこのタイミングで食すwww

Roubaix初パンク
Roubaix初パンク

ま、焦ってもしゃーないやん。落ち着いてなおそうや。
フレームバッグの中でえぇ具合に揺られ暖められたバナナはシュガースポットが現れてまさに今が食べごろw

パンクの原因を探るべくタイヤを調べると、小さな小さな尖った石が刺さってた。
コイツのせいか…
小石を除去し、チューブを入れ、CO2ボンベを使って一発エア注入完了。

さ、走行再開!
境水道大橋を渡って島根半島を美保関灯台方面へと。

美保関灯台へ
美保関灯台へ

遠くに見えてるあの山は大山だろうか。
ここでは夫婦岩も…

男女岩
男女岩

夫のカタチがリアルですが…w
灯台の近くでは緩やかな登り坂。ここはちょと頑張って♪ご褒美にいい景色が見れるから。
ここもフォトチェックポイントなので画像撮影ポイントを選定しておく。

灯台
灯台

上の画像は個人的に撮影したもの。実際の通過チェックPhotoは灯台ではない箇所で撮影するようになるです。

ここに居た時たまたま観光バスがやって来て外国人観光客を沢山放出してきたんよ。で、その中のひとりのオバチャンが話しかけてきた。もちろんEnglishで。

おばちゃん:あんた英語しゃべれるんか?(in English)
こなき:Little…(右手親指と人差し指で3センチを測る仕草しつつ)
お:あれはなに?(って言ったように聞こえたin English)
こ:Lighthouse!(その自信はどっから来た!?)
お:灯台って見りゃ分かるわい!そんなこと聞いとるんじゃなくてぇ…ここの施設はKorea半島からの攻撃を監視とか防御とか、そんなんやっとんちゃうん?(in English)
こ:…💦💦💦
お:あぁ、答えられへんのかい。ほなさいなら(inEnglish)

イーオンに通おうと思った。
くそー甘く見られたな日本男児。もっと頑張って自分。

何だか意気消沈しちまったので灯台を離れよう。
来た道を戻りもう一度、境水道大橋を渡る。その際に見えた。

豪華客船
豪華客船

豪華系客船か。めちゃくちゃデカい!!
さっきの外国人観光客御一行様はここから来たんだな。
それでかインバウンド。

橋を下ったら真っすぐ行っちゃいけません。

境港へ
境港へ

上の画像、手前側の左側道に行くですよ。

その後はキューシート通りに行くと程なく、鬼太郎ロードこと水木しげるロード。
前回BRM727の時は夜だったが今回は真っ昼間。

水木しげるロード
水木しげるロード

あ、いたいた。ご先祖様!

ご先祖様ぁ~!
ご先祖様ぁ~!

2か月ぶりですぅ!
ご先祖様、見てください。これが僕の新車です!!

記念撮影
記念撮影

えぇバイクやのぉ~!
って言ってくれた。
周囲の誰にも聞こえない声で言ってくれた。あんがと♪

鬼太郎ロードを行くと、ここにも大量の観光客が!

人多いッ!
人多いッ!

さっきの外国人観光客御一行様とは違う方々のようだが、とにかく人が多い!!
中国系の観光客も多いし、ドメスティックな観光客も多い。

そして今回もう一人のお目当ての妖怪が…

ちょっと持ってて
ちょっと持ってて

握手を求めるネズミ男の像。
かなりデカい!!
ネズミ男にはバイクを持たせたかったw
(実際は指先に立て掛けただけなんだが)

この画を撮るために撮影待ちの列に並んだと言うねw

その後はオンルートに走って江島大橋へ…

江島大橋へ
江島大橋へ

江島大橋。
そう、CMで有名になったあのベタ踏み坂。

このCMの道を逆から行くのが今回のルート。橋を渡り切ったら停まって振り返ってみて。

橋を渡り終え、中海の水面を右手にみつつ走ると、程なく本日最後の通過チェック、セブンイレブン 松江大根島店に到着。ここで184キロ。残りわずかで終わった感あふれてくる。

通過チエック3
通過チエック3

暑いのでイートインでしばし涼ませてもらおう。
さて、残り17キロ。1時間もあればゴールだ。

大根島
大根島

大根島から松江方面へと延びる、中海の真ん中を渡るような道をゆるゆると走る…
と、ここで通行止め箇所!

おーっと!通行止め
おーっと!通行止め

予定していたルートはここを直進なんだが完全に通行止。
「いつまで通行止め?」ってガードマンに聞くと、今期いっぱい!とのお返事…左様ですか…ここもルート変更入れなきゃだな。

いよいよ終盤。松江の市街地に入る。

京橋川沿い
京橋川沿い

ここは観光ルート、カラコロ工房もある京橋川沿いの道を流す。
そして終盤での分かりにくいルート取りがココ。

歩道を抜けて
歩道を抜けて

自動車なら普通に右折できるところだが、自転車でサクッと右折できない交差点。
左側、歩道を横切りマンション前の道へ…そのまま行くと川にぶち当たる。

車止めの向こうへ
車止めの向こうへ

車止めコンクリ柱の間を抜けて右手のアンダーパスへと潜り込む。
奥のアンダーパスと手前のアンダーパスがあるのでどちらか好きな方で。
でも奥の方は段があったから気を付けて。

アンダーパスを抜けると夕陽に照らされた宍道湖の水面が迎えてくれた。

ラスト宍道湖沿い
ラスト宍道湖沿い

湖畔では釣りする人、ランニングする人ちらほら。
3キロほどでゴール地点となるコンビニ、ファミリーマート 松江西浜佐陀店に到着だ。

当初はもう少し先のローソンにするつもりだったけど、実際の店舗を見てみたらファミマの方が駐車場広いしイートインもあるのでこちらにした。何より遠い所より近い所の方がいいでしょ?

ゴールコンビニのレシートを手に入れたら、スタート地点の古江公民館に戻って来てください。公民館建物内のホールを借りているので室内でゴール受付してます。
なお今回は200K完走のメダルは手元にないので、ご希望の方には後日での郵送となります。あ、メダルはあくまで完走した人の中から希望者にて購入となりますので、希望される方はお釣りの要らないようご用意ください。万円札とか五千円札ではお受けできかねます。

試走の日、公民館手前のタクワサイクルさんの前を通りかかるとタクワさんが店頭に出ておられた。こんにちは!お久しぶりです!!ピナレロ溢れかえる店内でお茶を頂き、あれやこれやお話しさせて頂き、お土産まで戴いてしまって嬉しいやら申し訳ないやら…ありがとうございました。

イングリッシュガーデンの駐車場に戻ってきまして、クルマに警告の貼り紙がされてないかヒヤヒヤしたけど、何ごともなく朝のまんまのウチのクルマが停まってました。良かった♪

ゴール後はさっさと撤収し、松江市街地まで戻ってお風呂にin。ちどり湯
石けん、シャンプー、タオルは風呂には無く番台で売ってました。自分は買いましたが、予め持参されるのがエコで良いかと思われます。

松江のマクドで軽く食事し、松江道を通って帰路へと。
途中で眠くなったので仮眠しつつ帰宅したのは午前4時だったかな。

さて、自分自身で走った試走200キロは無事に終わりましたが、当日は77人の方が走られる予定です。どうぞお怪我のないように。家に帰るまでがブルベです。

では10月19日、松江のイングリッシュガーデン駐車場(古江公民館)でお会いしましょう(^^)/

Roubaixで野呂る

先日納車し、灰ヶ峰試走したRoubaix。
軽くポジ出ししてみた。

ハンドル下げてみた
ハンドル下げてみた

ステムを15mm下げ、サドルを数ミリ上げてみた。
下の画像は初期状態のもの。サドルとハンドルの落差を比べてみればわかりやすい。

S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP
S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP

サドルをもう2、3ミリ上げても良いかもだが、もうちょっと走り込んでみつつだな…

様子見で野呂山行ってみようか久しぶりだな…
川尻の登山口信号で左折し旧料金所跡地へと。

この跡地でサイクルボトルが忘れ置かれていた。
誰のかな…届けるアテもないのでそっとしておこう。

今日はTT目的じゃないのでガチ攻めしないペースで回してく。
今日はエンジン付バイクがいない…珍しい。数台のローディー達とすれ違う。おはようございまぁ~す挨拶。

展望台を過ぎ、TTルートの3/4ほどまで来たところで下ってくるローディー1名。
おはようございまぁ~す挨拶。

すると急停止する先方さん。はて?
え、アガーモン閣下!お久しぶりですッ!!

一旦登頂して下ってきてるのを再度山頂まで会話しつつ登ってもらって申し訳ないす。

with LOOK675 light
with LOOK675 light

右が閣下のLOOK675light(画像クリックで大きく表示されます)。
トップチューブからの直線がステムへと続く特徴的なデザインがイカす。
こーやって見るとルーベまだハンドル高いのが改めて明らかになるな。
自分の脚がもっと伸びてくれるなら申し分ないんだがな…それは期待薄だし…

山頂であれこれ会話しましてからの一緒に下山。
閣下は下蒲刈を流して帰ると言い、自分は正午までに帰宅MUSTなので本土海沿いルートで帰宅することに。蒲刈大橋のたもとで別れる。

しかし何なん。
納車時にはサカイ氏に急襲されるし、ライド2日目にして閣下にも急襲されるし…
やっぱ波長が合うと言うか虫が知らせると言うのか、そんなんだろうか。
恐ろしや💦

ポジション出しにはもうちょっとゴニョゴニョ弄ってみんといけんですルーベ。
前のMadoneのポジションに合すのが正解なのか、RoubaixはRoubaixなりのポジションで乗りこなすのが正解なのか…まだ答えは見つかってない…
それより何より自分をもっとアップグレードせんと💦💦💦

Roubaixキター!

遂にきました!

S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP
S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP

いきなりの新車納車報告!
何の前触れもなくやって来た感あるかと思いますが、家庭内では数ヶ月前から「アンタどーすんのよ」と言われて論議してきてたんですわ。

いままで乗ってきたマドンを納車したのが2013年の年末。あれから6年。色んな所に連れて行ってやりました。まだまだ現役ですが、細かなところでちょっとづつ気になる箇所も出始めてて、奥さんにはそろそろ次を検討する時期に来ている旨は相談してたんす。

で、次号は何にするかってところで非常に悩みまして…

〇 Panaのチタンフレーム気になる。『まるで女性の手でやさしく押されているような、すうっと滑らかな加速感に誰もが驚くだろう。』なんて言われたら、誰だって男なら押されてみたいじゃないw そしてホリゾンタルなトップチューブってのがやっぱり昔っからの自転車乗りとしては非常なるアドバンテージがあるのよね。でもこのテのフレームに乗るのはもう少し先でいいんじゃないか。あと少しの間は悪あがきさせておいてください。

〇 Trek-Domane気になる。ブログでは書いてないんだけどこの前、松山に行く用事があって、その時に松山のTREKストアに立ち寄ったんよ。そこで実物を見て、あぁ~IsoSpeedの衝撃吸収とダウンチューブの物入れ便利そう。Diskブレーキもそろそろ導入時期よね…って思ってて、この性能でこの値段なら間違いなく買いだろと…コレには激しく惹かれとても欲しくなってた。順当に行けば次車はドマーネになっていただろう。

〇 S-WORKS ROUBAIX DISC ETAP。そう、結局このバイクになったルーベ。自身初のSpeciaziledブランドのバイク。クルマのナンバープレートが「とれっく」を意識した番号にしたのが無意味になってしまうがwそこはさして重要ではない。大きなアドバンテージはやはりeTAP。今まで頑なに各種電動化を拒否し続けてきた身がどのツラ下げてeTAPを買いに行ったのか見てやりたいと叫ぶアナタの顔が目に浮かびますがそれもさして重要ではない。同じ電動化を入れるならDi2系ではなくeTAP系だと思ってた。って言うか、SHIMANO社が早く無線コンポをリリースしてくれてたならこんなことにはならなかっただろうに…。eTAPが国内でローンチされたのは2016年とのことだからもう3年も経って枯れているだろう。ってか、もう次のeTAP AXSと言う12sモデルが出ている段階まで来てて前モデルに手を延ばす辺りがこのオトコらしい。そして何より、このバイクがオカムラさんとこにツルシで在庫されていた。これは目の毒だった。サイズも自分ドンピシャの52。
スペシャのサイトには3桁バイクで出ているが、何故かこのツルシルーベは当初より遥かに安い値付けになっていた。なのでこのルーベのスペックが分かる者たちは「何でこのスペックでこの値段なんだ!?」とツルシ当初からHOTな話題となっていた。そして自分もその者たちの中のひとりであった。

何でこのスペックでこの値段なんだ!?

その謎は今でも謎のままだが、もう過ぎた話題だ。気にすまい。

もっぱら気になるのは、このバイクに乗る資質が自分にあるのか。だ。
え?それを気にするのが最初だろ!って?えー、キコエナイキコエナイ…

このテのバイクに乗る五十路オヤジに対して、カネにモノ言わせて乗ってる残念なヤツとかそーゆーdisりがtwitter上で繰り広げられていることも重々承知しておりまして、まさしくいまnow自分がその立場にあって各方面からのdisり煽られ運転であることも承知しておりますが、目の前に吊るされたニンジンを我慢できないのがウマのサガなら、目の前に吊るされたeTAPディスクロードに触手が伸びてしまうのもこれまた自転車乗りのサガなんですよお兄ちゃん。

そんなこんなの葛藤の末、我が家に迎え入れることになりましたルーベ。
ルーベとはフランスの地名だったりしますね。

恒例のちゃりmamaブログでもフザケた恰好で紹介頂ききましてw自転車歴は人生の半分以上ってありますが、かれこれ35年以上は乗っていると思いますでもまぁ子育て期には乗ってないのでそれを差っ引くと25年ってとこですかね。

eTAP
eTAP

シフターはSRAM社のeTAP。特徴はワイヤーレスな電動。

ディスクブレーキ
ディスクブレーキ

そしてディスクブレーキ。
2020年モデルではある程度から上のグレードではもうリムブレーキモデルが廃止されるとのアナウンスも出ている。そんなのはもっと先で訪れると思ってたけど、想像よりも早くにその波はやって来ていた。そしてその波に自分も乗っかった訳だ。

ルーベのもうひとつの特徴であるBB上にある謎のおむすび型の箱。その箱はツールケースだった。

玉手箱w
玉手箱w

チューブ、ミニツール、CO2ボンベ、タイヤレバーがコンパクトに納められている。
まぁコレは正直なところビミョー…しばらく使ってみた結果、退役させるかも知れないな…

さっそく灰ヶ峰に登ってみた。

灰ヶ峰る
灰ヶ峰る

何なんだろう…
今まで乗ってきたMadoneも決して重いバイクだとは思ってなかったが、この走りの軽さはまた格が違うと言うか次元が違うと言うか…

ギアが小さくなったのは確かに大きいとは思う。
フロント53/39スプロケ12/25と言う今の時代には全くそぐわないギアを踏み続けてきた身にすれば、フロント50/34スプロケ11/32は走り方と言うか踏み方から回し方に大きくシフトして行かなければならない走り方改革の勃発である。

シフトチェンジも左右のレバーを、さもマウスの右クリック左クリックさながらにフェザータッチでできてしまう。大小2つのレバーを指ヂカラでねじ伏せていたのは何だったのだろうか。まだ脳内では片方で2つのレバーを押す動作を翻訳させているのは順応性の問題だ。じきに慣れるだろう。

ディスクブレーキの利き具合は秀逸だ。リムブレーキの場合、ブラケットを持ったままでのブレーキングはその制動力にはある程度の限界があり、その限界を超えるブレーキングでは下ハンに持ち替えてのブレーキングになってしまうのは周知の通り。だがディスクではブラケットでのブレーキングで広い範囲の制動力を確保できてしまう。
そしてその強大なストッピングパワーは走り方をも変えてきた。下り坂の先にコーナーが見えてきたら早めに当て効かせしつつ徐々にスピードを落として行き、コーナーに差し掛かる際に最も速度を落とした状態でコーナーに突入するのが常だった。が、ディスクのパワーだと減速はコーナーの直前までフルスピードで突っ込める。いざコーナーに突入する段階でスッと握ってやることで最適な突入速度にもって行くことができる。これって結局のところトータルでの走行時間短縮につながるであろう。
もちろん路面がウェットだったり砂が浮いていた場合は命取りになるので、リムブレーキ同様のブレーキングを意識してかないと、ドーンと効かすとドーンっと吹っ飛んでしまうであろう。

ヘッドに埋め込まれたサスペンション機構、フューチャーショック=future shockの振動衝撃吸収はスゴイ。
灰ヶ峰山頂へ至る道は荒れたセメント舗装。登りはゆっくりなのでまだ楽だが、下りの速度がノリまくったあの凸凹道の腕への攻撃力は破壊的ですらあった。その衝撃を見事に吸収してくれていた。スゴイ。
ただ、あの波々ゴムのブーツ形状は個人的にあんまり好きじゃないし、手前のトップチューブ側に伸びているアヒルのくちばし状の部分もココはこの形状である必要があるのだろうか。
まぁそんなちょっと気になる部分はあるものの、それが性能上必要であるなら仕方ない。じきにその形状ですら愛おしくなってくるだろうことを期待。

これらすべての機材の違い由来の性能差なのか、それともエスワに乗る自分に陶酔してるプラシーボ効果なのか、どちらなのかその両方なのかは定かではないが、めちゃくちゃ走るでコレ。確かにいい乗り物ですぜコレ。

初日ライドはトラブルもなく終えた。40キロほどだ。
さて、ポジション出しをしよう。

先ずはハンドルを下げる。
ステムの下にスペーサー3枚入っているのでコレを取り外そう。

コイツいらん
コイツいらん

今はいい時代なので、この全く未経験の未知のデバイスですら、パイオニア=先駆者がこーやったらエェんちゃうんって動画を惜しげもなくYouTubeにUPしてくれているので、それを参考にバラして行く。

先ずはトップのフタを外す。

フタ
フタ

えっ…コレは本当の単なるフタだ。何の機能も果たしてないんじゃないか?

その後、何本かのネジを外してFutureShock御大が出現。

Future Shock
Future Shock

後で気が付いたんだが、スペーサを取るだけだったらステム部分は外さなくても良かったみたいだドンマイ自分。

そしてこのFutureShock御大を少年ジャンプの広告で出ていたブルワーカーよろしく左右の腕で押してみる「まったく」「簡」「単だ」と言わんばかりのサスペンション効果。うむトラベル量は20mmか…大事にしてもらいなよ…

で、FutureShockが収まっていたのがこの穴。フォークのてっぺん部分だ。

コイツが引上屋w
コイツが引上屋w

普通ならこのフォークの先っちょにステムが噛んでいるんだがバッサリと切られている。そしてネジの付いている謎パーツがコラムを引き上げてタマ当たりを維持しているようだ。フムフム…今日はこの部分はそっとしておこう。

スペーサ3枚をあぼーんして組み戻す。いい感じでハンドルは15mm下がった。明日の再試走が楽しみだ。

そ言えば、スルーアクスル機構も自身初なので一度は在宅リハしておこう。出先でパンクしてしまった場合が初だとさすがに焦るだろう自分の姿が目に浮かぶ。

ホイール外してみる
ホイール外してみる

リムブレーキではないので、いつものあのクイックブレーキリリースの小さなレバーを回す必要は無い。スルーアクスルのクイックレバーを回してアクスル軸を抜き取る。RDを手で押してホイールを外す。

ホイールの重量はそこまで軽さを感じないが、外周と言うかリムが軽くてハブの部分が重い感じがする。そうか、こいつカーボンリムだったな💦これも自身初の機材だ。

取付けは逆の手順で。ディスクローターをブレーキのすき間に滑り込ませつつ、RDを手で広げてアクスル軸を通すために穴のセンターを出す。今までと全く違う。
何だろう…この感覚…。ロードバイク初心者になったような気分だ。新鮮でいいじゃないか。この歳でまたもう一度こんな気持ちになれることが嬉しい。

そんなこんなでひと通りの理解ができた。よしゃ。明日のライドが楽しみだ。

何もかも最新のパーツに変わり今までの経験を活かせる部分が少ないが、経験値は今からでも積み上げることができる。伝統を守ることも大切ではあるが、流れに従って行くことも大事だと思う。そうじゃないと自分の世界は閉じたままの世界で終っちゃうじゃない(個人の感想です)。

ブルベへの実践投入は来シーズンからになるな。
でもその前にBRM1019松江200kの試走に投入してみるかな。

最後に自分の備忘用にスペック表を引用しておく。

スペック表
スペック表

 

BRM727の動画UP!

暑かったBRM727。
あの300キロを思い出す動画をK兄が作ってくれました。

自ら撮影して自ら編集。
動画の編集ってやってみた方は分かると思うけれど、気の遠くなるような時間のかかる作業なんよね。

自分も今年のBRMの色んなところで動画を撮ってきたけれど、編集に時間を割くことができずにデータを死蔵させたままになっているのが幾つか…

さてそんなK兄の動画編集、今回も面白いものに仕上げてくれたよ。

私自身もちょいちょい出演させてもらってます。
HD画質でUPしてますんで最新の4Kモニターで再生してやってくださいw

BRM727 大山300 後半

7月27日に開催されたAJ広島BRM727大山300kの記事、後半です。
前半の記事で三瓶バーガーまで行ったところまでは書きましたね。
三瓶バーガー。ここは別にPCでも通過チェックでもない。当然立ち寄らずにスルーして行く人も多い。

ここまで138キロ。時刻は13時半だ。
三瓶バーガーで合流したたっかん氏が言う。

こなきちゃん、途中で何か落とさなかった?

あ、何でソレ知ってんの…
そう、ここまで来る途中のどっかで荷物を落としてしまってた。
無くしたのはコレ…

遺失物(Photo by Takkan)
遺失物(Photo by Takkan)

WineBar500の8周年記念サイクルキャップとインナーウェア。
暑いんで早い段階でどちらも脱いで、サドル後方にくくり付けてたんだが、縛り方が甘くて落っこちたんだろう。それに気が付いたのはソフトクリーム食べている最中だった…まぁインナーは惜しくないんだが、キャップはもう手に入らないので無くしたのを悔やんでたんよね。

で、路上に落っこちているそれらに気が付いたたっかんさんが拾ってくれて、AJ広島スタッフに渡してくれてたと。感謝!

ありがたいねぇ~…
新潟で落っこちてた泥まみれのツールケースをゴール地点まで持ってった甲斐があるよ。情けは人のためならずってコトバがあるじゃないですか。意味を誤解しちゃってる人も多いコトバですが、やっぱ巡りめぐって自分に返ってくるですよね。

ありがとうございます。汗まみれのウェアとキャップなんて誰も拾いたくないですよね。

そんなこんなで心のモヤモヤもスッキリしましたんで、次に行きましょう。
三瓶を急激に下って行きます。

下ってる途中でケータイに着信。走ってる最中なのでキャッチすることができず、かかってきた番号に折り返し発信→参加者さんからのDNF連絡だった。

本日のブルベカードに記載されている緊急連絡先、第2優先順に自分のケータイが登録されている。この日、自分へのDNF連絡は3人の方からあった。第1優先順の方にも多数DNF連絡が届いており、やっぱり暑さ厳しいBRMとなってるな💦

三瓶を下山し盆地に入る。

いい景色だ
いい景色だ

風向きも順当で緩やかに下り基調。気持ちいい。
ホッとするひと時、コース脇にいきなり出現した四本脚。

メーメー言うてる
メーメー言うてる

羊。10頭ほどはいるかな。
一心不乱に草を喰ってる。いいウール着てるから君らも暑いだろ?

そして羊たちの近くの川では…

あ、いいなぁ~…
あ、いいなぁ~…

黒い服の人は川上の方をスマホで撮っているようだ。いいな、自分も川に飛び込みたい…が、自販機で我慢だ。

自販機はF〇CK!!
自販機はF〇CK!!

自販機ねぇ~…この日はトータル30回くらいは立ち寄ってると思う。とにかく水分補給しかない💦
トロピカーナ飲んでたら、けーき&たっかんペアがほくそ笑みながら抜いてった。今日はほぼ同じペースで走ってるな。

佐田と言う辺りを通り抜ける。

とんがった山
とんがった山

山が近くて斜面は急峻だ。あいかわらず道は広くてクルマも少なめで走りやすい。
道がちょっと狭いとこら辺りで前に行く方が見えた。

追い付けない…
追い付けない…

この方には追い付けず…そのまま立久恵峡(たちくえきょう)に来た。

とんがった山 2
とんがった山 2

この辺りは過去ブルベでも通ったことあるが、そそり立つ断崖は一見の価値あり。
ま、立ち寄ることも無く通過するのがブルベなんですがね。

出雲に至る道はほぼフラットなんですが、まぁこんなとこもあったりしてゲンナリ…

げんなり系の道
げんなり系の道

15時半頃に出雲市街地に到着しました。ここまで178キロ。

出雲市街地へと
出雲市街地へと

市街地に入ると流石に交通量が増えてきます。

ほどなくPC1のファミリーマート浜山公園入口店に到着。ここで184キロ、現在時刻は16時、ファミマはランドヌール・ランドヌーズで溢れていた。

300キロブルベの184キロにして初のPCよ。どんだけコンビニがここまで無かったのかって話よね。AJ広島撮影隊も先回りしてた。

PC1にて
PC1にて

イートインがあるしあわせ。ありがたい。涼しい。
ほどなく たっかん&けーきペアも到着。

寝てないんだよ(Photo by Takkan)
寝てないんだよ(Photo by Takkan)

もうここから出たくない。他の方々ともにしばし休憩。
スマホで現在地とこれからの行く先を案じる。

山岳はもうないよね
山岳はもうないよね

山岳越えはもう無いが小峠がちらほら…のこり118キロか…
あ、上のスクショはAndroidアプリのルートラボビューワの画面です。事前にGPXをDLしておくタイプのMAPアプリなので、圏外でも使えるのでブルベerにオヌヌメです。iPhoneは無いみだいですが…

そんなこんなでまったりしてますと、気がつけばたっかん&けーき&こなきトリオしかファミマに残ってない💦ちょっとゆっくりし過ぎたか。じゃ、ここから3人で行きますか。撮影隊に見送られて再スタート。

直後に通過したのは島根ワイナリー。

島根と言えばワイナリー
島根と言えばワイナリー

ド定番の観光スポットですね。

そしてもうひとつのド定番中の定番観光スポット、出雲大社。

出雲大社にて
出雲大社にて

正面から撮れずに横からちょっとだけ…w
この日も観光客多かったですね。

この辺りで、先頭を行くたっかん氏が奇声をあげて急停車。一同ストップ。
どした、どした!?
え、さっきのPC1ファミマでレシートもらってない?マジで??

今日はサイフ・スマホ一式のポーチはお店に置き忘れてないよね?w
所持品総さらえしてみても、やはりレシート無いと。
で、それに気が付いたのが大社前のファミマ前を通過する際に、おや?って気づいたと。
そーゆーきっかけで気付くあたり、のほほんと走ってない証拠やね。自分には出来んわ。

で、現在地からPC1まではものの数分。戻ってくるのは10分もあればできるが、氏が二人で先に行っててスグに追い付くから。と、漢なことを申しますので、こちらも漢としては彼を立てるためにも先に行って、次に会うのはゴール後と言うシュチエーションしかないじゃないですか。
戻って行くたっかん氏の背中を見届け、けーき氏と二人で逃走開始!w日御碕灯台を目指す。

出雲大社からほど近いところにある稲佐の浜

稲佐の浜
稲佐の浜

ここも有名な観光スポット。夕暮れ時に通過だったらさぞかし絶景だったであろう。

浜から日御碕までは岬めぐりのコーナー多い登り道。

ケーキさんと二人旅
ケーキさんと二人旅

けーきさんと二人旅。ひょっとして聞いてみた。

ブルベの時って、いつもたっかんさんと一緒じゃないですか…ひとりで走ることって、無いんじゃないです?

エェないですよ(キッパリ)

じゃあ、今日このシーンで自分と二人ですが過去にこんなシーンって

エェないですよ(キッパリ)

やっぱりか…
職場の先輩と後輩。所謂師弟関係。美しいですの(どこが)。
あっ…ってことは今ごろたっかん氏は嫉妬に駆られてスピードで激追してきているのか…?w

17時すぎ
日御碕灯台到着。

日御碕灯台
日御碕灯台

ここでも撮影隊に先回りされてた。ランドヌール・ランドヌーズも多数。
ここでの通過チェック・クイズポイントも看板の文字を見る方式。

クイズポイント3
クイズポイント3

この看板かぁ~…

通過チェック
通過チェック

230だな。よしゃ、通過チェックOK!!

ひと段落したら、けーきさんが言う

僕、たっかんさんを待ちますので、こなきさんはお先にどうぞ♪

ぐっ…
そう来たか…
そうかぁ~…妖怪より師匠をとるか(当たり前)
若干後ろ髪を引かれる想いはあるが、先に行かせて頂こう。来た道を戻る。

日御碕灯台を出発して間もなく、灯台に向けて走るたっかん氏とスライド。

けーきさん、灯台で待ってますから!
おう!
良かった、すぐそこまで来てたんだね。ちょっとのこと待てば良かった…

さて、残りは1/3、100キロだ。日が変わらないうちにゴールできるだろうか。

来た道を戻る途中から左折し、出雲の半島方面・日本海沿岸方面へと曲がる。
もう出雲大社までは行かない。

ここまで走ってきたような大きな道ではなく、クルマの離合ができないような細い道を行く。ひと言で言うならここら辺りの様子は 漁村 。
小さな昔ながらの漁村ってイメージだ。浜では高校生3人がはしゃいでいる。
メインストリート沿いに懐かしいポンプがあった。

手押しポンプのある集落
手押しポンプのある集落

どうやら現役っぽい。黄色い桶は呼び水と思われ。
道の狭いエリアを通過すると目の前の景色がパッとひらけた。

日本海~
日本海~

随分と見晴らしの良いところだ。向こうの岬には風力発電の風車が多数並んでいる。

風力発電
風力発電

島根の風車っていつ見ても止まっているイメージだったが、今日はとても良く回っている。風が強いんだろうか。プロペラがこっちに向いているってことは今は追い風って理解でOK?

かたや足もとの海岸線を見ると、日本海沿岸らしい荒々しい波打ち際。

鬼の洗濯岩系
鬼の洗濯岩系

こんな景色がしばらく続いた後に、とある集落に到着。
ここらで行われていたのが…

夏まつり?
夏まつり?

トラックの荷台をステージに仕上げて、何やらお祭りの準備のようだ。集落の夏まつりってところか?

その先で難読地名登場!

うっぷるい!?
うっぷるい!?

“十六島”と書いて”うっぷるい”って読むんだ!
スタート前に大先生が「ここの海苔が有名なんですよね!」って雑学を披露してたが、ここのことかぁ~…

その後もステージ出現!

ここでも
ここでも

ここら界隈は今の時期が夏まつりシーズンなんだろうか。
その後、広域農道に入る。島根半島を東西に貫く広域農道。

そう!知っている人は知っている。
出雲路センチュリーライドでスタート直進後に何度も登って下ってを繰り返す通称:のこぎり坂だ!
もちろん何度もここは経験あり。あの果てしなく繰り返されるアップ・ダウン。今日は反対側から行くのか…これはスタート前から分かってたこととは言えゲンナリ…

ひとつひとつの坂の標高は高くない。多分50メートルとかそんな程度。それが20回以上繰り返される。そしてそれはルートラボでは気付きにくい。

解説しよう!
これが本日の300キロ全体の高低差を表した図。

本日の全体ルート
本日の全体ルート

下の方にあるのが標高を表したグラフ。真ん中のいちばん高いところが三瓶。
縦線がある辺りがのこぎり坂のスタート地点で、コース終盤はそんなにアップダウンあるように見えないよね。

これを島根半島部分だけを取り出して見てみると…

ステルス峠の正体!
ステルス峠の正体!

標高100メートルの峠が1つ、50メートル程度のが何度も繰り返されているのが分かる。コレがステルス峠の正体!なかなかにしんどいのよね。登って下って、登って下って、まだある。まだあるんですか!って感じになる。うん。みんな良く登ったね。

のこぎり坂に差し掛かった頃には既に夕方。森の中から聞こえてくるセミの声は気が付けばひぐらしの声に…。

のこぎり坂が終わるとそこは次のPCがある松江。松江はスルー💦
その後は中海沿いに走って江島。江島と言えばCMで有名なベタ踏み坂=江島大橋。サクッと通過して境港へ入る。

境港に入ればスグにPC2、ローソン境港外江店に到着。
ここまで267キロ。時刻は21時頃だ。
ここでも撮影隊の待ち伏せを喰らう。
こちとらエネルギー切れなのでポプ弁カレーを喰う。

PC2でカレー
PC2でカレー

カレー喰いながら大先生の話を聞く。何でもこの先、水木しげるロードが時間通行止めらしく部分コース変更が入るとな。ロードを迂回するルートで通ってくださいって、おい!

鬼太郎ロードに行かずにこの300に出た意味が見いだせるだろうか、いや、自分には意味のない300キロでしかない。

通行止めな理由は何でも歩行者天国らしいので、だったら歩いて途中のよこ道から入ればいいじゃないか。ってことで鬼太郎ロード突入。

鬼太郎ロード
鬼太郎ロード

人影はまばら。
これは天国なのか?鬼太郎ロードだけに地獄じゃないのか??

お目当てのあの像を探す。
あ、そうだった…像の場所は移築されてたんだった。以前の場所は更地になってた。像はどこだ、像はどこだ…2往復してて発見!

ご先祖様ぁ~!
ご先祖様ぁ~!

いましたいました、ご先祖様あぁぁ~…!
色が紫色っぽいのはライトアップ。時折色が変わる。こんな感じに…

ブルーツーショット
ブルーツーショット

正直、キモイな…
でもまぁ目的達成。来た甲斐があるよ。

色が変化するライトアップは時折、足元にシルエットを映し出す。

投影
投影

この道にこんな時間に訪れるのは初めてだったので、こんな仕掛けになってたんだね。初知り。

さぁて目的は果たせた。
淡々と残るルートを走る。大通りを避け旧街道のような道を選んでいるのがわかる。

23時40分ゴール認定時刻。ふぅ…何とか今日中にゴールできたよ。

ゴール!
ゴール!

ゴール後、スグにたっかん氏も到着。
けーきさんはあと少しのところでディレーラハンガー折れでDNFと…惜しい!悔やまれる…

後日公開されたリザルトを見てみると…
って、スタッフなんで郵送受付した自分でも集計したんですが…

エントリー 52
DNS 10
DNF 10
完走 32

との結果に。出走が42名ってのが出走率高かったですね。一方で暑さに苦しめられてのDNFが多かったのも今回の特徴かと。

翻って自分の今年の戦績を振り返ってみる…

BRM114淡路 200 (オダックス近畿)… 完走
BRM511山口周回 600 (AJ広島) … 完走
BRM622新潟周回 600 (AJ群馬) … 完走
BRM727大山300 (AJ広島) … 完走

今年200,300,600,600を走破したことで2019年のSR資格取得が確定。
200,300,400,600の4つを完走すればSRなんだけど、より長い距離で置き換えることも可能なのでこれでもSRと。600が4本でSRなんてのもアリねwやらんけどね。

後日談…
暑くて沢山汗をかいたので、手や足にあせもが出来て痒かった。
この歳になってあせもになるとは…天花粉を塗らにゃいけんねw
マジでこんなにも暑かったブルベはないね。

さて次は921の萩600。自分はスタッフ参加します。
そして自分担当の1019松江200。こちらもそろそろ本格的な準備に入らんといけんね。そしてそれらと並行しつつ来年のコース決定も大詰め。やれ忙しい。

BRM727 大山300 前半

楽しかった新潟遠征600ブルベから1ヶ月。
その間、雨が多かったり(と言ういいわけ)で何となく乗れてない日々…

7月27日はホームグラウンドAJ広島開催の大山300だ。

BRM727 大山・三瓶・日御碕300km
BRM727 大山・三瓶・日御碕300km

もうすっかりお馴染みの島根界隈ということでルートの予習は行わず。
あ、上の画像で大きく「あ」が入っちゃってますが、キャプチャの時に入り込んだものです、意味はありませんから。

27日は土曜なので金曜は有給休暇取得。ちょっと早くて短い夏休みです。
金曜の午後に出発し、クルマで福山・岡山界隈を徘徊しつつ現地に着いたのは日が変わる頃。今回は車中泊だ。

スタート地点である大山山麓にある仁王堂公園の駐車場には既に到着して仮眠しているクルマが数台。みんな考えることは一緒やね。
スマホのアラームを3時半にセットして寝る→スグに鳴るw

この時期でも4時はまだ真っ暗やね。
ゴソゴソと車外へ出てみると第一駐車場はすでに満車だった。
右となりに停めてるクルマの人にご挨拶。おはようございます!

おはようございます。
返ってきたその声で誰か分かった。
NAGIに乗ってるAJ広島常連のTKMTさんだ。お久しぶりです。

更にその隣の人にも声を掛けると、シャーマンえいじ先輩!
今日も香川からありがとうございます。ですが、雨は連れて来てないでしょうな!?

今日の天気予報は晴れ。
現時点でも既に暖かい感じがする。日中はとっても気温が上がる予想。35℃とかになるんじゃないだろうか…

4時から受付開始。
今回のコース担当はAJ広島代表氏。代表は先週に試走してるので今日は撮影車輌のドライバー。
そう撮影車輌!今回はAJ広島が誇る動画撮影が入ります!!K兄が新兵器を投入して来たぞ!!

受付スタッフとしてO西さんも来てくれた。いつも遠路ありがとうございます。
自分も受付と車検のお手伝いを。

車検している時に「新潟遠征ブルベお疲れさまでした!」って声をかけて頂いた方もありました。ココのブログ読んでくれてんですね、ありがとうございます。

さて、4時半になりました。ブリーフィングの時間です。

ブリーフィング開始
ブリーフィング開始

大先生らしい丁寧なブリーフィング。真面目だなぁ~…
ブリーフィングの経過とともに夜も明けてきて明るくなってきた。
よしよし。

5時
定刻通りスタートです。

いってらっしゃーい
いってらっしゃーい

いいですね!ブルベのスタートシーン。いつ見てもドキドキワクワク。
いってらっしゃーい。お怪我の無いよう楽しんできてください。

全員のスタートを見送り、さぁて自分もそろそろ出発しますか。
スタートいきなり大山登坂!

大山方面へ
大山方面へ

やるなぁ~大先生。いきなりかよ!!(笑)
そしてこの道、どうも見覚えある気がする…

あ、この店!

悪魔の左手を思い出す
悪魔の左手を思い出す

悪魔の左手で休憩したAコープだ!
あの動画にも出てくる…

そっかー、もはや懐かしいが2年前か。随分と昔のような気がしてたよ…
あの時は大山を何度も登ったり降りたりしてマジで悪魔的なコースだったな…
今日は大山そのものは1度しか登らない(んだろうな…)。

皆さんよりちょっと遅れてスタートしたことで、多分に最後尾であろうと思われる。最初の右折ポイントに差し掛かった時、直線道の先に見えたもの…

消失点にランドンヌールが…
消失点にランドンヌールが…

上の画像、消失点辺りに自転車の赤いテールライトが見える。
ん~…曲がるポイントを行き過ぎちゃったのかな…
あんなにも遠くまで登坂しちゃったのに、また下ってこなきゃならないのは本当に無念だろうに…あー、どうか早めに気付いて欲しい…と思いながら自分はオンルートに右折して行く。

三瓶の麓をかすめるように走った後は一気に標高を下げて平地走行。

午前6時
スタートしてまだ1時間しか経ってない。

平地は神
平地は神

まだ夜は明けきってない感じ。かすかな朝霧の中を快調に走る。気持ちいい。
その後間もなく東の空が一気に明るくなってきた。

新しい朝がきた
新しい朝がきた

新潟で見てきた景色を思い出さずにはいられない。
やっぱり平野部が広い地域ってのはいいね。

この辺りでTKMT氏に合流。

タケちゃん
タケちゃん

出走するのって久しぶりじゃね?あれやこれやお話ししつつ走る。

平地は神
平地は神

このままずーっとこんな道だったらいいのにって思う。
→だったら北海道で走れば?って話よねw

そんなことを思いながら走ってると、次の先行者の背中が見えてきた。

お!追いついたぞ!
お!追いついたぞ!

あれに見える2人組は…彼らに間違いないな…
ちょうど信号に引っ掛かり停車した際に追い付いた。

いつもお世話になっております
いつもお世話になっております

たっかん&けーきさんペア。いつも仲が良いですのぉ。
けーきさんはチンクとTBCを組み合わせるナイスなコーデw

更に常連のけんせーさん(from山口)も吸収連結し、あっという間にたっかん列車は5両編成になりましたw

おやじトレインw
おやじトレインw

平均年齢は50overでしょう。
燃えるおやじたち。まだまだあきらめ切れない燃料を、今日もせっせと焼却炉でムダに燃やしております。

かなーりの間たっかん機関車に牽いてもらったので、自分が前に出ましょう。
え?アンタはいつもソロライドで、他の人に付いても連結しない走りを自慢してたじゃないか!って?
何を言ってんですかぁ…TPOに合せるってコトバを知らないんですか?今日は300。夜を越さない。雨も降りそうにない。気温もとっても高めになりそう。となれば、ガシガシ走って消耗するよりもToday is fun ride! 与えられた時間を余すところなく使い果たし、楽しい夏休みの思い出つくり♪

いい天気
いい天気

まっすぐな道、鮮やかな草木の緑、真っ青な空。気持ちいいねぇ~…
調子コイて走ってて、気が付いたら後ろのみんなが居なくなってた。あれ?

ちょっとした山あい入ったところの橋のらんかんになにやら像が…

夫婦橋?
夫婦橋?

?何でしょう?
さすが平和な島根だ。これが瀬戸内だとスグにヒゲを書かれたりしちゃうのに(汗

その像の近くに豆腐屋さんがあった。

豆腐屋さん
豆腐屋さん

日置とうふ店。田舎の豆腐屋さんにはちょっと思い入れがある。
自分が子供の頃、母方の親戚に豆腐屋をやっている叔父さんがいて、豆腐を作る工程を見るのが好きだった。大豆を煮る匂い。タイル貼りの水槽に泳がされている豆腐たち。パック詰めする機械の動き。何もかも懐かしい…

そんなことを考えながらチンタラ走ってたら、

お疲れ様ですッ!

って声を掛けてブチ抜いてったランドヌーズ1名。

共に登りましょう
共に登りましょう

カッコイイな♪
しかもソロ。なかなかの強者とみた。

そんな彼女に逢えたのも運なんです。

運まかせかよ
運まかせかよ

雲南です。
そんな雲南の峠を抜けた先、ゆるやかな下り坂の途中にコイツがいた!

恐竜に遭遇
恐竜に遭遇

前を通り過ぎちゃってから、やっぱ撮ろ♪と思って引き返した。

奥出雲多根自然博物館と言う施設の前だ。
なに?この辺は恐竜の化石とか出土したん??
こないだの新潟と言い、恐竜系多いな。

で、こんなお題を与えられるとスルーできずにこうなる

雄叫ぶ
雄叫ぶ

男ならやるでしょフツー…(笑)

で、撮ってる最中に後から来たランドンヌールがここの交差点を右折して行った。

あ…ここ右折ポイントだったのね…
自分、直進して危なくコースアウトするところだった(汗;
恐竜に感謝だ。サンキュ!

ここを右折して間もなく、最初のチェックポントに到着。

さくらおろち湖
さくらおろち湖

さくらおろち湖。
えぇ、聞いたことはあります。さくらおろち湖。
TBCブログでしばしば拝見してて、レースがあるんですよね。

で、ここの通過チェックは以下。

通過チェックのクイズ
通過チェックのクイズ

クイズは今朝の受付時に配られた紙に書いてあるんだ。
なになに…おろちの上の桜の枚数をカードに記入?
「桜の枚数」ってなに?
実際、現地の様子はこうだった。

クイズ
クイズ

素直に見れば桜の花の数は7よね。
でも「桜の枚数」って表現にひっかかる。
これは花びらの数じゃないのか。だったら、7x5で35じゃないのか!?
その場に居合わせた方々とワイガヤ盛り上がりましてw

あれだな。みんな素直に育ってないな…ww

この場は陰もなくクソ暑いので早々に次に行きましょう。
暑い暑いって言っても、実のところ走っていれば汗が風に飛ばされるので結構涼しい。逆に停まると暑い。なので傍から見るイメージよりは暑くない。

とは言え暑いものは暑い💦
こんな景色を見ると飛び込みたくなる。

浸かりたい
浸かりたい

あの沈下橋みたいなとっからダイブしたいじゃないか。

あ!そうだ、今回も新兵器を投入したんだった。忘れてた!
サイクリスト界隈で話題沸騰中のコレ…

フルジェル投入
フルジェル投入

そう、フルジェル
ワーサイでも売ってると言うねw

4月の広島フレッシュの時に沢山頂いてたんですね。そのうちの1つを自分も戴いてたんですが、どっかのブルベシーンで飲もうと思ってて新潟に持って行くのを忘れてたw
なので今回ブルベ初投入!

キャップをキリッと回してイージーオープン。これなら走りながらでも簡単に補給ができる。お味は…確かに甘い!
見た目のイメージから、みかんのあのつぶつぶ感があるのかと思ってたけど、つぶつぶはクラッシュされててねっとりとした食感(他に言いようは無いのか!)。

でもドリンク類で単調になりがちな補給にこういった食感を入れると、また感じが変わっていいよ。キャップを閉めることもできるので2、3回に分けて飲んだ。

うん。これはサイクリストにオススメ!
メイタンCCのようなカフェイン効果はないが、ライド中の補給には最適じゃね。

フルジェル飲みながらもぼちぼちと走っております。

やたらと登らす
やたらと登らす

相変わらずのソロライド。
相変わらず暑い💦

汗だく
汗だく

汗がねぇ…
脚を伝ってシューズに流れ込んでいる感じなんだが…

登坂の途中、路肩に落ちていた

クリボー
クリボー

1UPキノコでしょうか…クリボーでしょうか。
これを踏んだら大きくなれて速く走れたりはしない…だろーな…

ネタゲットしただけでスルーw

10時ちょうど
雲南市の吉田町ってところに来た。
そぅ、吉田君のふるさと。

吉田君
吉田君

吉田君キャラ好きなんっすよー。
で、その吉田町の稲わら工房ってところに来た。

ソフトクリームがあるって看板(店頭によくあるタイプの高さ1メートルほどのソフトクリーム像)があったので、ここは迷わず立ち寄る。
他のランドヌール・ランドヌーズも同じ引力で次々に捕獲されてくるw

売店のおばちゃんにソフトクリーム300円を頼むと、透明なプラスチックのケースを手渡され、機械から押し出されてくるソフトクリームを自分で受け止めて巻くシステムだった!
しかもソフトクリームって言っても、ホンモノのソフトクリームじゃなく、スジャータのカップ式を圧かけて押し出す類のなんちゃってソフトクリームだ。

あ、スジャータさんをけなしてる訳じゃないですから。
沢山のテイストバリエーションを客数の少ない店舗でもいつでも売れる画期的なシステムっすよね💦

で、いきなり機械からう〇このように生まれてくる抹茶ソフトを透明なカップで巻きながら受け止めたのがコチラ。

吉田君ソフトクリーム
吉田君ソフトクリーム

ま、この状況だと何でもウマイわな。
あ、スジャータさんをけなしてる訳じゃないですから💦

さらに自販機でドリンクを飲みつつ陰で涼んで、ようやく一息ついた。
別のランドヌールは「どっから来たの?今日はどこまで行くの?え、そんなに走るの!」ジジィに絡まれてて可哀想だった。助け舟を出さずに遠巻きに見てたw二次災害に遭いたくないからwww

さぁて、ちょっと汗も引いたので行きますか。ここからしばらくは緩やかに下って行きます。

下りは天国
下りは天国

えぇ景色ですの。クルマは皆無。
とっても走りやすい。
調子に乗るオヤジ…

本日のオヤジ
本日のオヤジ

いつもながらの二へら笑いが我ながらキモいw

10時半
国道54号に出ました。ここまでで100キロほどです。

54号線だ
54号線だ

この界隈、見覚えありあり。
道の駅グルメライドで通ったな。ってか、さっきの吉田界隈もその時に通ってるじゃん!

知ってんだ、俺。知ってるんだ。
この54号はなだらかな登りが延々と続くってことを。

なので途中で不必要に休憩を入れる。

トントントントン日野の2トン
トントントントン日野の2トン

このテのネタをいちいち拾いに行くスタイル。
ちなみにもう皆さんお気付きとは思いますが、自分、ヘルメットが向かって左側に必ずズレてます。被る時はちゃんとセンターに被ってるんですが、スグにずれてこんなになります。後頭部がゼッペキなせいだと思うのですが、頭蓋骨の形が良くないんですよね。

トントン日野2tの写真を撮って影で休んでますとランドンヌールが抜いて行きます。

いってらー
いってらー

もうお一方。

いってらーいってらー
いってらーいってらー

ん?
見たことないバイクブランドだ。
GUERCIOTTI=グエルチョッティ。国内ではミズタニ取扱いらしいが、これは初めて知ったバイクブランドだわ。かっけーな…

そしてここ54号の罠。自販機がない。
グルメライドの時も、登坂途中で水切れを起こして悲鳴をあげてる参加者を沢山みた。

なので見つけしたいピットイン。

自販機は救世主
自販機は救世主

いつもはこんなカフェオレなんて飲まない。
たいがいは水一択。

しかし今日はもうここまでで何度も自販機ストップしてきた。既に水に飽きている。フルジェル効果も既に切れている。そしてエイドとなるコンビニとも別れて久しい。何か少しでも腹に溜まるものを…藁をもすがる思いでカフェオレ。

飲んだら行きますか。

三瓶近付く
三瓶近付く

54号線をゆるやかに登って行く。暑いからガシガシ踏まない踏めない。
グルメライドの時はこのままずーっと10キロほど登ったが、今日は途中で右折し更に三瓶山への激坂が待ち受けている。

三瓶登坂
三瓶登坂

ビジュアルで見るにはいい景色なんだが、まぁフツーに暑いわな💦💦💦
でも、この道も過去ブルベで通ったことある道なので勝手知ったる。

ぼちぼち登りましての三瓶高原到着が12時半、127キロ。

三瓶キター
三瓶キター

周囲はブドウ畑でしょうか。
相変わらず天気もムダに良くてサイコンの気温計には33とか35とか出てやがる。
ったくこんな時間にヒルクラやらすなんて何てコース設計者なんだよ(# ゚Д゚)

登坂が終わると三瓶山周回コースに入る。
ここで次の通過チェックポイントに到着。
130キロ。12時45分。

ここでのクイズはこの看板の文字をメモっとけと…

通過チェック2
通過チェック2

何なに…

通過チェック
通過チェック

そば&カフェが答えか。よし、メモったぞ(デジカメで)。さっさと次へ行こう。
あ、AJ広島準スタッフのARKN氏が行ったわ、追わなきゃw

脚がほぼ同じ彼
脚がほぼ同じ彼

そして三瓶と言えばお約束の西の原の絶景。

西の原
西の原

もう何十回だろうか、この場所。
でも何度来てもいい景色だわ。サイコー!

動画撮影スタッフが先回りしてたんだけど、会話もそこそこに次へ行く。

定めの松から右折し、通称Z坂のこれまた心折れる登坂へ…
途中、何故かハザードランプを点滅させながら追い抜いて行くクルマが…

あー、多分彼だな…
やっぱりw

がっきーII氏、現る
がっきーII氏、現る

がっきー氏現る。
わざわざクルマで1時間飛ばして応援に来てくれた。感謝ありがと。
ホンマ申し訳ない。嬉しくて元気が出るよ。
しばし会話しまして、大先生に会いたいって物好きな事云われるのでw西の原で撮影隊やってるから行ってみて♪と告げて別れる。
また逢いましょう~(^^♪

で、Z坂を何とか登り切った先でようやくランチにありつけた。

三瓶バーガー
三瓶バーガー

お約束の三瓶バーガー。
冗談抜きでここまでの間で三瓶バーガーしか補給箇所無し!
ハラ減りまくりっすよ。

ウマい三瓶バーガー喰って、室内のクーラーで涼しんでやっとひと息。
ここではたっかん&けーきペアも合流。
それを追うかのように大先生&K兄撮影隊到着。
さらに畳みかけるようにがっきー氏も合流してのランチタイムとなった。

いやはや兎にも角にも暑いしかないね。
どんだけ飲んでどんだけ汗で排出したんだろ。ここまで。そしてこれからも…

三瓶バーガーでHP回復させてからは一気に出雲方面へと下って行く。
その話は後半へとつづく…

新潟遠征ブルベ 帰路編

さて、新潟遠征ブルベの記事もこれで最後です。
6月24日(月)。

そう、この日は月曜日。会社のみんなは仕事してる。
自分は有給つかって今は新潟。

急いで帰って昼過ぎに帰宅するのも、
時間を目一杯つかって夜遅くに帰宅するのも、
明日の朝職場で逢う方々からすれば一緒。
だったら今日1日を十二分に楽しまなければ、せっかくの有給をムダにしたも同然よね。

そう思ってこの日もタダで帰る気は毛頭なかった。
4時に起床し新潟市アグリパークを後にする。

3日間、お世話になりました。
自分のようなサイクリストには十分すぎる宿泊施設でした。

最終日もGoogleセンセに音声ガイドされつつ新潟駅まで自走で向かいます。
おおよそ15キロの道のり。

2日前に来た時は時間に余裕があったのでのんびり写真撮りながら来たが、今日はこの後の新幹線の時刻があるので、気分にちょっと余裕が無い。

6時頃
新潟駅着。往路で輪行を解いた場所で今日は輪行スタイルに戻す。もう手慣れたもんで20分ほどの時間をかけてゆっくりと袋詰め。

さて、駅ビルに入ってみるかな…予定している新幹線は7時19分発のMAXとき306号東京行き。時間は十分にある。
各方面向けのお土産を買いたいが、まだお店があいてない。土産物屋さんの開店は7時からのようだ。やられた。
建物内をぶらぶら歩いてみる。土産物屋のガラス越しに日本酒の陳列がある。その中にこんなラベルのお酒が…

日本酒と油揚げ
日本酒と油揚げ

油揚げを肴に日本酒?
そう言えばゴール地点で油揚げがナントカって会話してたな。あの時はしんどくてその会話に喰い付いてなかったんだが、なんなん新潟って油揚げ有名なん?広島県まではその話題は届いてないんじゃけど…

Googleで調べてみると、栃尾の油揚げが有名って!?
栃尾、通ったよ栃尾。
通りながら脳内で沢田研二のTOKIOがリピート再生されて大変だったw

GoogleMapのライムラインで見てみると2日目の17時頃に通ってんじゃん、栃尾。あー、油揚げ喰っとけば良かったよ。後悔しかない💦
日本酒は下戸だけど、油揚げは食してみたかった…

検索してみると、こんな情報あるやん。あぁ~…悔やまれる…

さて、そんなことを考えながらセブンイレブンでパンを買い、市街地を見下ろす通路で喰いつつ時間を潰す。

さよなら新潟
さよなら新潟

7時を待って土産物を漁るように買い込みホームへ急ぐ。
そのホームに滑り込んでいた列車がこちら…

MAXとき
MAXとき

おぉ!これがあの有名な2階建て新幹線か!!
初めて乗るですよ。

予約した座席は2階席の最後方席。
デッキから2階へと上がる階段は半らせん階段のようになってて、輪行袋を持込むのにはちょっと狭い💦

客室内に入り、最初に目に入ってくるのは窓からの眺め。

高いなぁ~
高いなぁ~

おぉ!ホームがあんなに下に見える。

はっはっは!見ろぉ人が○○のようだ!

とは言いませんがねw
この高さですから、走行中の景色の良さはひとしおです。

新潟またいつか
新潟またいつか

まぁ新幹線そのものが高架なんで気分だけってところは否めませんが…
あと、車輌の上の方なので揺れが大きい気がします。そして何よりアレだったのが、最近ではあって当たり前と思ってた足下の電源コンセントがありません。ん~…慣れた身としてこれはかなり痛い。

聞くと、このMAX車輌は老朽で廃止されつつあるんだって。えーそーなんだ…
乗ることができて良かった。幸運。

さて、そんなMAXとき号での輪行袋置き場所争奪戦ですが、ココではマジで戦いがありました。

争奪戦
争奪戦

登山帰りと思われる自分よりも年上の方が、荷物棚にでも置けるであろう大きさのリュックをこのスペースに置いてる…(# ゚Д゚)
後ろから3列目に座ろうとしているので、声を掛けさせて頂いた。

あのー…
この荷物(輪行袋を示しながら…)をこの場所に置きたいんですが…

あっち側(通路向かい席の後方スペース)に置けばいいんじゃない?

いや、自分の席がこっちなんで…

渋々とリュックをあっち側に移して頂いた。
ありがとうございます(実際はもっとやりとりあったんだけど意訳で)。
何とか輪行袋を置くことに成功!

このまま2時間乗っとけば東京まで行ける。
が、途中下車だ。降りるは大宮。

大宮。これまた初訪の地だ。

9時14分 大宮着。

下車する
下車する

半らせん階段をぎこちなく降りてデッキへ。
さぁ、大宮に来ましたゼ。

謎連結の新幹線たちがいた。

連結
連結

何と何がつながってて、どっちへ向いて走り出すのかも分からない。

が、いま自分がとるべき行動は東北新幹線に乗ること!
そう!東北新幹線に乗り換えだ!!

大宮から乗って小山ってところに向かう。
大宮は聞いたことはある。埼玉よね。 小山ってどこ?w
まぁ、どこでもいいや、小山も通過地点だからw

東北新幹線
東北新幹線

20分も乗ってないのでデッキで十分。立っとく。
小山駅で更に水戸線ってヤツに乗り換えて向かった先が下館駅。

下館駅
下館駅

下館?函館なら聞いたことあるが、ここ下館が何と言う地名にあるのかもわからない。後で調べたところ筑西市(ちくせい)と言う地名と。

うん、地名はぶっちゃけ今の自分にはあまり関係ない。
ここから自走で目的地に向かう。
もちろん頼りにしているのはGoogleセンセ。

茨城県筑西市
茨城県筑西市

Googleセンセが右に行けと言えば右に行き、まもなく左方向ですと言えば次の交差点で左折する。なすがまま状態だ。

広大な地域を走る。

筑波山が…
筑波山が…

画像では分からないけれど、霧雨が降っている。
センセの言われるまま30分ほど走っただろうか。お目当ての看板が見えてきた。

看板発見!
看板発見!

上の画像で右端に見切れつつある赤い看板。
福の文字が天地逆さまになっているこの看板のお店がお目当て。
ここを訪れたいがために乗り継いできた。

そしてようやく、遂に、到着!

四川厨房ふう さん
四川厨房ふう さん

そう、関東のランドヌール・ランドヌーズで知らない人はいない四川の名店、四川厨房ふうさん。

以前からTwitterで繋がってて、今回の新潟遠征を機に訪れることをお約束させて頂いてたんです。
しかも本来、月曜日は定休日なのを無理申し上げてお店を明けて頂き、本当にありがとうございます。

お店に到着したのは11時半頃。ちょうどお昼時だ。
朝に新潟駅でパンをちょっと食べただけでおなかも空いている。

店内に入ると奥さんが迎えてくれた。

いらっしゃいませ!あ、こなきさん!!
(面が割れているw)

ど、どぉも…はじめまして。

靴を脱いでこちらへ。どうぞどうぞ…
靴を脱いで上がるお店なんですね(奥の個室に通されるw)

あ、申し訳ないです。
通りがけに厨房で忙しくされているご主人に軽くご挨拶。
はじめまして、こなきです。やっと来れましたよ!

軽くお話させて頂いて個室へ。
畳の広いお部屋でぼっち待機w

えーっと、ここから私はどーすればいいんでしょうか…

時刻はちょうどお昼時。
臨時営業なのにお客さん多い(失礼な!)
でもちょっと安心した。無理言ってお休みの日にお店あけてもらって、自分ひとりで貸し切り状態だったら申し訳なさすぎると思ってたから、ちょっと安心した。

ほどなく奥さんが来られて水を置いてってくれる。ありがとうございます。
そして注文を。

えーっと、何にしましょうか…
何せひとりで食べ物屋さんに入るのが苦手な人間でして…
(あっ、だからブルベ途中でもコンビニだけで十分なんですよね)
なので、こうやって単身でしかも四川のお店に入るとキョドッてキョドッって…

メニュー見てえーっとえーっと…💦
じゃ、じゃあ…ブルベ明けでお肉を頂きたいので回鍋肉を…

あ、ソレいいですねぇ~♪
(奥さんの合いの手が入る)

そ、それとぉこの期間限定の冷やし中華を。

うん、それもいいですよぉ~♪
(合いの手に感謝!w)

チョイス外してないかどうか不安だが、旨そうなのがやってきた!!!

秀麗豚の回鍋肉(ホイコウロウ)

秀麗豚の回鍋肉(ホイコウロウ)

ウマそう!
しまった、ごはんをお願いすれば良かった(軽く後悔💦)

次いで冷やし中華到着。

はじめました冷やし中華
はじめました冷やし中華

冷やし中華、お皿まで凍ってて夏らしくて涼しいい。いい。

そして何より、美味い!
これはねぇ、自分、四川の中華と言うものをたべたことが無いのかも知れません。

ウマいッ!!!

回鍋肉は濃い目の味付けで、ビール!って叫びたくなる。あるいはごはんに乗せて食べたい!!あと味で中華香辛料の風味が残る。

冷やし中華もタレに絡めつつ頂き…ウマい。
呉の地では冷麺と言われる方が通じるが、実は自分、呉の冷麺はタレの酸味がイマイチ苦手なんだよね。
対してふうさんのタレはコクがあって自分はこちらの方が好きだ。

やぁ、ビール!
やっぱりこれはビールしかない!!

でもこの後もチャリで帰らなきゃならないので飲めない。
いや、違うだろ。
ふうさんところにお話しに来たのに飲んでる場合じゃないだろ!

食べ終わり、しばしゆっくりとさせて頂く。

その間も別の個室には団体さんが来られたり…
お忙しいですね。申し訳ない…💦💦💦

14時のランチタイム終了を待ち、他のお客さんが退店されるのを待って、ようやくお話させて頂ける時間がきました。

あれやこれや、沢山お話しさせて頂きましたね。
奥さんも先日400ブルベを制覇されたとのこと!次は600目標ですね。
ご夫婦でブルベを楽しまれるって素敵じゃないですか。

パッと思い当たるところでは、近畿のKTYM夫妻とGTO夫妻。
あ、でもこの方々はスタッフ系ですし…💦

本当に沢山お話しさせて頂き、そろそろ帰らなきゃならない時間。
長い時間お話しさせて頂いたのですが、写真を撮ることを忘れていたと言う失態…ったく何をやってんだか…

あ、看板やお店のあちこちに貼ってある「福」の文字が天地逆さまに書かれている理由は、福が降りてくるようにっていう意味なんだそうです。
いいね、福は降りてきて欲しいよね。誰しも。

お邪魔しました&お世話になりました。
是非とも走りもご一緒したいですね。どっかのブルベシーンでお会いしましょう(^^)/

さぁて…
四川厨房ふうさんご夫婦に見送られてお店を後にします。
ありがとうございました。大変お世話になりました。

ここからは本当の帰路です。
来た道を戻り下館駅へ。雨なのでレインウェア着て帰ります。

Googleセンセは先ほど到着したのとは別入口の下館駅に案内してくれたようで、景色が違ってちょっと焦りました。関東鉄道って方の下館駅でした。
地方では私鉄がなく、駅ってのはJR駅ってイメージしかないからね。

輪行袋にバイクを入れ、高架を渡ってJR側の駅へ…

下館駅・帰路
下館駅・帰路

しかし、ここ下館も広島・呉くんだりから見れば十分に都会ってイメージだけれど、JRの列車本数は呉線よりも少ない。時刻表を見ると1時間に1本とか2本とか。

地方民からすれば、関東って都会ってイメージが先行してて山手線とかのあの運行状況をイメージするから、こんなにものんびりとしているのが意外だった。

高架の真ん中にはこんなのが建ってたし💦

土偶?
土偶?

下館からの列車ふたたび小山駅に戻り、東北新幹線で東京へ。
東京を17時50分発ののぞみで広島に向かう。

広島まで安泰
広島まで安泰

もちろん、東京駅のホームでは黄色い線の内側でちゃーんと待ってたお陰で荷物スペース確保に成功。

ライバルはあちらへ♪
ライバルはあちらへ♪

通路向かいの旅行客は巨大なキャリーバッグを転がしてきましたね。

22時頃に広島駅に到着しますと、往路と同じく奥さんが新幹線口までクルマで迎えにきてくれてまして感謝感謝。理解ある家族には本当に沢山助けてもらってる。

4日間通してパンクやトラブルもなく、無事に新潟遠征ブルベを終えることができました。
AJ群馬スタッフさん、ブルベ途中でご一緒させて頂いたランドヌール・ランドヌーズさん、四川厨房ふうのご夫婦さん、お世話になりました。
またいつかどこかでお会いしましょう。その日が来ることを今から心待ちにしております。

新潟遠征ブルベ 2日目 編

前記事では、ガーミン水没→コースアウト→黒木華似美女のレスキュー→柏崎到着までがダイジェストでしたね。

さて、午前零時を過ぎてからのその後の様子に行きましょう。
柏崎市街地を通過したのがちょうど午前零時辺り。
具体的に言えば下の地図、赤矢印のところ…

イマココ
イマココ

予め予定していた24H営業のコインランドリーを探していたんだが…
気が付いたら通り過ぎてた💦
もう2、3キロは過ぎてちゃってる???

予定コインランドリー
予定コインランドリー

本当は上のMAPの赤いピンがあるところに24H営業のコインランドリー見つけてたから行きたかったのに、バカ正直にオンルートで走っちゃってるよ。情けない…

気が付いたんだがもう戻るのもシャクなので、まぁこの先なんとかなるわ…と変な所だけ楽天志向で、いつもこれが災いしているのに学習しないと言うね💦

0時ちょうど
通過チェック3のコンビニ、ファミリーマート柏崎鯨波店に到着してしまった…

通過チェック3-ファミリーマート柏崎鯨波店
通過チェック3-ファミリーマート柏崎鯨波店

ここまで340キロ。
おむすび2個とスニッカーズとミニ羊かん&ドリンク類を買った。

ここでは自分の他にもう1名のランドヌールがおられた。
寝ましたか?いいえ。どこで寝ます?とりあえず次の道の駅まで行きたいところ…。
自分と全く同じ考えだ。

とは言え、次の道の駅までは50キロほどある。2時間半と言うところか。
予定では次の道の駅到着は4時と算段していたので、まぁ順調と言えば順調なペースではある。
しかし恐らく、あと50キロを無仮眠で走り通すことは無理だろう。
極限的に眠い状況ではないが、そろそろ仮眠したいところだ。

地下歩道の入り口が鯨の形
地下歩道の入り口が鯨の形

コンビニの近くには、キューシートにも書かれてたグジラ型の地下道入口があった。
地下道ならこの中でも…と、下を覗き込んだが打ちっ放しのコンクリートはその想いを察するかのように冷たそうだった…やめとこう…

どうする自分。

午前零時の男
午前零時の男

まぁ、どっか何かあるだろう…
先達された方を追うように自分も出発しよう。

出発して間もなく。
反対側の路肩に素晴らしいお店(?)があった。

レストステーション米山
レストステーション米山

レストステーション米山との店名が付いているが、いわゆる自販機コーナーだ。しかも室内型&24時間営業!
これは寄るでしょ(*´▽`*)

店先のバイクに一応チェーンロックを掛けて店内へ…

素敵♡
素敵♡

誰もいない(当たり前)
丸テーブルが5つとイスがある
自販機の廃熱で室内は暖かい
これは店名の通り休んで行けとのご加護であろう。

スマホのタイマーを30分後にセットしてしばしウトウト…
アラーム音で目が覚めた。
しまった…1時間後にしとけば良かった。思いのほか熟睡できたので寝足りない感じだ。
自販機コーナーを出て、2階へと上がる階段を覗き込んでギョッとした

ルイ・アームストロング(だったと思う)の等身大人形がそこに立っていた。
げッ!

夜に見ると怖い…💦
後に確認したら2階はミュージシャン人形館と書いてあった。
お邪魔しました。早々に立ち去らせて頂きます。

海沿いの道を富山方向に下って行く。向かい風が強い。
しまった…夜の日本海側沿いは風が出るようだ…この時間に走るのは失策のようだ…もっとどこかで時間を潰しておくべきだったな…
とは言え、いま休憩に適した場所はない。

3時
比較的大きな市街地を通り抜ける

市街地を抜け出る
市街地を抜け出る

静まり返った直江津だった。
ふと右手を見ると大型のフェリーが停泊している。

佐渡行きフェリー
佐渡行きフェリー

佐渡行きと書いてある。
佐渡か…どんな所なんだろうか…いつか奥さん連れて訪れてみたいものだな…

更に1時間、強めの向かい風に体力を奪われつつ走る。
雨はやんでいる。気温もそこまで下がらず快適だ。

4時
通過チェック4・道の駅うみてらす名立に到着した。

ここ最近のお約束、道の駅の夜の駐車場は車中泊しているクルマが多数停まっている。
正面玄関から入った突き当り。ブリーフィングの時に口を酸っぱくして言ってたスタンプコーナーがある。

主催いわく『道の駅のスタンプを押してこいと言うと、どこをどう探したのか見たこともないスタンプを押してくるのが毎回2、3人はいるんですよ』だってw

赤い玄関から入って正面突き当りって言ってたな…あ、コレかぁ~…

道の駅 うみてらす名立
道の駅 うみてらす名立

あったあった。
さっさとスタンプ押して仮眠をとろう。

スタンプ捺印
スタンプ捺印

室内は机と長イスがあって、奥の方の長イスで先ほどのコンビニでお会いした方が横になっておられた。
あ、いい場所で寝てるな…

手前の方のイスで自分もちょっと横になったが、室内に設置されている自販機の飲み物を買いに来る人とかいて寝付けなかった。チッ…

仕方ないので別の方法でサッパリしよう。
AJ広島スタッフの福ちゃんが教えてくれた、ダイソーに売ってる水で戻すタイプのコンパクトタオル。こんなヤツね。

これも今回初投入の機材。
障がい者用トイレをしばし借用させて頂き、水でもどしてカラダを拭く。
コレはいいわ!サッパリする!!
長時間ライドで汗と脂と塩まみれのカラダをこのラムネ菓子ほどのものでサッパリできるなら言う事ないわ。いい。これは今後のブルベで常用装備にしよう。

4時40分
さっぱりしたら眠気も無くなったので出発の用意を…

うみてらす 外観
うみてらす 外観

もうすっかり夜は明けている。
ゴールまではあと220キロ。単純に言えば11時間。ってことは単純に言えば夕方4時にはゴールできる?
ま、そんなに早くはないだろうけれどいいペースそうだ。
この後、どのくらいの眠気が襲ってくるか次第だな…。

道の駅の前の浜で記念撮影を。

うみてらす前の海岸にて
うみてらす前の海岸にて

遠く洋上の空は青く明るい。今日はいい天気になってくれるかな。
この2日目の夜明けの時間と言うのは、もう終わったような気になる瞬間だ。
実際はまだまだあるのに、どーも気分的には終わっている。
そんなことないですか?→ランドンヌール・ランドヌーズ各位

さぁ、ぼちぼち出発しますか。

5時
再スタート。

鉛色の空ってヤツか…
鉛色の空ってヤツか…

真っ暗な闇の中を道の駅うみてらす名立まで走ってきた道を折り返している。
反対側の車線には、いまから道の駅に向かう参加者さんの姿をちらほら見かける。この方々の多くは柏崎のホテルで泊まった人たちなんだろうな。
ってことは、HPがかなり回復しているので、この先のペースは自分よりもはるかに上。早い時点で追いつかれ追い抜かされるんだろうな。

往路は闇の中で気が付かなかった景色が見えている。

湖の常連が海に…
湖の常連が海に…

スワンが打ち上げられていましたね。
もう水上で活躍することは無いのでしょうか…

6時
直江津の方まで戻ってきました。
ここでこの時間に開いているラーメン店を発見!

ラーメンショップ 福橋店
ラーメンショップ 福橋店

6時01分オープンとな!
いまオープンしたばかりじゃないか!
既にお客さん2、3名入ってるし。

ってか、
新潟の人は朝っぱらからラーメン喰うんか!?

すげーなおい。
なんて思いながらスルーしてしまったが直後に、しまった自分も今まさに

朝っぱらからラーメン喰えばいいじゃないか。
YOU喰っちゃいなよ!

って状況じゃないか。何でスルーしちゃったんだよ。アホかよ→自分
でももう戻る気もないので行きますか💦

市街地を抜けると、どこまでもまっすぐな道を延々と走らされる罰が与えられた。長い。左右は田んぼ。まばらな家。どこも続いて終わりがないかのような直線道。ほくほく街道と言うらしい。

7時40分
平野部から山間部に入ってきた。景色が変わる。家の形が変わる。

山間部での民家
山間部での民家

新潟の山あいでは上の画像のような建物を多数見ることができる。
居住するためのお宅は隣接して立派なのが建っているので、コレは納屋とか倉庫と言うことろかと思われる。
正面1階はシャッター。上に窓があると言うことは内部は2階構造?

何れにしても、自分には珍しい建物だ。あのキャラに似ている。

キン〇マン
キン〇マン

2階の窓のところに「肉」と書きたいw

この先いよいよ山岳地帯…
と言うところで通行止め。

通行止め地点到着
通行止め地点到着

これは地震影響ではなく、それ以前の道路改良工事によるもの。
迂回路が左方向に。
その先がとんでもない激坂だった…

この動画はGoProで撮ったので、ペース速めに見えるけれど、実際はガーミンが停止・再開を繰り返してピコピコ言ってるほどのゆっくり目なペース。

この動画見て気が付いたでしょ?
ガーミン先生、覚醒!(笑)
いつの間にやらピコピコ音も鳴るようになってた。
その後に遭ったランドヌールにそのことを話すと、僕のもピコピコ音鳴る時と鳴らない時があるですよ。って。マジすっか。
或いは別の方は、えー自分のガーミンは雨の中で充電ケーブルつないでもバリバリ生きてますけどー。って。どーなん、機種の差かね?
ガーミン歴1年生の自分、まだまだ今から経験を積む必要がありそうです。

さて、この迂回&激坂区間が2キロ続いたと言うね💦💦💦
でも、その区間を登りきったところからの景色が絶景だった。

星峠の棚田
星峠の棚田

星峠の棚田と言うらしい。
広島にも井仁の棚田ってのがあるがどちらもいい眺めだ。

8時半
ガッと昇ったので、ガッと下ったら雨が強くなってきた。
レインを着よう。

柔らかな雨がつづく…
柔らかな雨がつづく…

星峠を下ってきたらちょっとした町に出た。津南(つなん)と言うらしい。
ルート上に駅がある、津南駅。ここまで463キロ。時刻は9時40分だ。

この駅舎建物。
地方駅らしからぬ外観。

駅舎の中に温泉があるとな!
駅舎の中に温泉があるとな!

事前情報によれば、JR駅の駅舎建物の中に温泉があるとな!
マジすか!そりゃ入りたい浸りたい!!

しかし閑散とする駅周辺の雰囲気からして、アレなんだろう…。

やーな予感が…
やーな予感が…

シャッター閉まってるし。

そこまで待てない!
そこまで待てない!

営業は午後2時から…
残念(*_*;

4時間以上ココで待てない。仕方ないな…先に行こう。
ほどなく津南の市街地に入る。時刻は10時。
飲食店が営業を始めるには、あと1時間は掛かる。

蕎麦屋フライング
蕎麦屋フライング

蕎麦屋もまだ開いてない。残念…。

10時すぎ
通過チェック5であるセブンイレブン津南町正面店に到着。465キロ地点。

セブンイレブン 津南町正面店
セブンイレブン 津南町正面店

何にしても時間が微妙に早くてどこも営業してないと言う残念さ。
しかも後で気が付いたんだが、ちょっとルートを外れたところに自分としては必訪ポイントがあることに気が付いた。

残念過ぎるだろう→自分。
思い返しても、ここ津南ではあれこれ残念なことが多かった。もう少し下調べをしっかりしておけばと悔やまれる。

しかし走行時点ではそんなこととはつゆ知らず。
津南のセブンで弁当食べてゆっくりしてた。

久しぶりに他の参加者さん数名とお会いする。
会話の中で、空港辺りでツールバッグを拾った旨をお話しすると、あぁ、それは新潟の〇〇さんが落としたって言ってた。ダウンチューブの下にくくり付けていたのがどっかで落ちて無くしたって言ってたと。

おぉ!持ち主さんご存じですか。だったら、コレお渡ししてもらっても良いですか?

え゛…
ゴール地点で渡してもらってもいいですか?
(;´Д`)

ですよねー
そだよねー
誰だって荷物増やしたくないよねー
俺もなんだよねー(;^ω^)

まぁ仕方ない。この先も持って行こう。

弁当食べて会話してたら眠くなってきた。
店舗裏手は人目につかない感じだったので、ちょっと休憩させて頂こう。
スマホのアラームを1時間にセットし、しゃがみ込む。

あっという間に意識不明に

1時間後…
あー、よく寝た。スッキリ!

これならゴールまではもう仮眠は不要かな。
あと142キロ。
20時頃にはゴールできるかな…さぁ行きますか!

スタート直後、いい眺めの場所があったので立ち止まる。

信濃川 上流にて
信濃川 上流にて

上の画像が左手、下の画像が右手。

信濃川 上流にて
信濃川 上流にて

信濃川が大きく蛇行してて、向こう岸には水田が広がる。
そうか。
水量が豊富でお米どころ。そうなれば酒処よね。
自分はあまり酒に強くないので日本酒はほとんど呑むことがなくて疎いんだが、新潟が酒処と言う理由が良くわかるね。

峠をひとつ越える。峠の名前は十二峠。
今回の600キロルートの中で最も標高の高い峠だ。と言っても標高は500メートルほど。

その峠を越えると再び広い広い平野部走行が続き、その後もキン〇マン的な建物にはしばしば遭遇した。

現れたな!
現れたな!

そう言えば、内陸部のあちこちで見かけたのが除雪車だったな。
行政がおこなうような本格的なものから、各家庭が持っているエンジン付きで押し歩くタイプの除雪機まで。1階はガレージのようになってて2階に玄関があり真っすぐに階段で降りるようなご家庭も少なくなかった。

どれだけ積もるんだろう…
ゴール後に聞いてみたら内陸部では4メートル、場所によっては6メートルもの積雪があるとな!

すげー!!4メートルも雪が積もるんよ。
瀬戸内沿岸で積もるとすれば年に1回か2回程度。多く積もっても5センチほど。
その5センチでも積もった朝には、スリップする車輌が続出し道路が大渋滞する。
これほどまでに違うもんなんだね。日本は広い!

そしてこの辺りの地名は魚沼。米どころですよね。
魚沼と言えば魚沼産コシヒカリがこちらでも有名です。

広い平野部を走り抜けた先にPC2のセブンイレブン南魚沼早川店があった。
13時半。ここまで496キロだ。

セブンイレブン 南魚沼早川店
セブンイレブン 南魚沼早川店

ここまでセブンイレブンを何ヵ所か見てきて気付いたことがある。
中国地方のセブンにあって、こちらのセブンにないものがある。

わかる?

店の前の駐車スペースと店舗建物の間にある、クルマが店舗に突っ込むのを防止する鉄製のアーチ。バリカーと言うらしいあれ。

バリカー
バリカー

そうそう、いつも見慣れたこの鉄のアーチが新潟では見ない。
こちらのクルマはアクセル・ブレーキを踏み間違えて店舗に突っ込むって事例が少ないんだろうか。

そう言えば新潟を走ってて感じたのは、こちらのドライバーは運転が優しいとっても優しい。
交差点でこちらが直進してて対向車が右折してくるようなシーン。いつもなら自動車の方が先に曲がって走り去るが、停まってくれて自転車を先に行かせてくれる。

また、直線道を走ってて後方から来た自動車が追い抜く際、とっても大きく自転車との距離をとって抜いてくれて、抜き去った後に左に寄る際に左ウィンカーを出す!これは中国地方ではまず目にすることが無い光景だ。

新潟のドライバーはとっても優しい。
そういえば、島根のドライバーも優しい方が多いイメージだ。

寒い地域。冬が長い地域の方々は辛抱強いんじゃないだろうか(個人の感想です)。
いいわ新潟。

さて、ここのコンビニではカップ麺でも喰っときますかね。

ラーメン食す
ラーメン食す

ここまでレインウェアを着てきたがもう降らないだろう。
あと100キロ。6時間。20時ゴール予定か。

再スタートし大きな川を渡る。魚野川と言うようだ。

川 その豊富な水量
川 その豊富な水量

川幅もだが、水の量と勢いがハンパナイ。

そして、スタートして以降ずーっと気になってたことがある。

道 その耐えがたき苦悩が偲ばれる
道 その耐えがたき苦悩が偲ばれる

道路のアスファルトの痛み具合が激しいようだ。上の画像はあんまりひどくない所だが、もっと荒れてる所も多かった。
ゴール後にスタッフさんにその話をすると、やはり冬季の除雪作業による傷みと大型車のスタッドレスタイヤの影響だと言われてた。
ってことは、雪がよく降る地方の道ってのはどこもこんな感じなのか…そう言えば、数年前に旅行で行った北海道の道は確かにもっと荒れてたな。

確かこの辺りだったと思うんだけど、ルート脇に足湯があった。

何人かの人が入ってた。
淡路のあの辛酸(足湯終了時刻の5分前に到着したのに入れてもらえなかった件w)があるので、ここはリベンジしたかったが、家族連れで賑わってるところにこの汚れ腐った外観の自転車乗りオヤジが入り込む余地は無かった…

そんなことを考えながら走ってたら、正気に戻ったガーミン先生が「あの坂を登れ」と指示を出してきた。

終盤でも登れよ!と…
終盤でも登れよ!と…

えー、この期に及んでまだエゲツなさ系の坂が用意されてンですかぁ~…
登りゃいいんでしょ登りゃ…

登った先はスキー場のようだった。そのスキー場の前に古い列車がいた。多分展示だろうと思う。

レトロ列車?
レトロ列車?

そしてスキー場と言うこともあり、このような標識が…

雪 その量たるや想像に難し
雪 その量たるや想像に難し

クルマがひとたまりもないですね💦
この標識そのものも傷んでるのも、なだれによるものでしょうか。だったらリアリティあり過ぎ💦💦

そんな道を抜けて、いよいよ終盤。
19時の画像↓

山は遠きに眺むる
山は遠きに眺むる

まだ明るい感じ。そう言えばこの日(6月22日)は夏至とのことだった。
1年で最も昼間の時間が長いなんてブルベに最適な日じゃないですか。

その後、陽も暮れてふたたび夜になり20時頃にスタート地点に戻ってきました。

ゴール
ゴール

上の画像はライトでとても明るく照らされているように見えますが、実際はもっと薄ら明るい感じですw

天井からぶら下がっているのは、鮭の干物のぬいぐるみと言うかレプリカと言うか…(笑)
そう言えば、途中のどっかで店頭に鮭一尾の干物が吊るされてるところがあったな。

鮭の干物といえば鮭とば。鮭とばって北海道のイメージなんだが、新潟でも鮭とばって言うんだろうか。

リザルト上、自分の走行時間は36時間40分。
エントリー 50
DNS 16
DNF 7
完走  27

だって。

AJ群馬スタッフさんお世話になりました。
また広島に来てくださいね(*´▽`*)

ゴール後の皆さんとの会話もほどほどに、逃げるように宿泊先に戻る。
新潟市アグリパークの管理人さんには11時頃には戻って来ますと告げてたので9時頃に戻ってきたので、意外早かったですね~って驚かれた。

鍵を受け取り、部屋に入り、先ずは風呂。
やぁ~風呂って最高よね。

サッパリしたらお腹が空いてきた。
再び自転車に乗ってコンビニGo!!

喰って飲んでご満悦。
ログによれば、この2日間で消費したカロリーは14,000Kcalを超えるので、どんだけ喰ってもリカバリー領域だろw

さて、明日は広島に帰る日だ。
帰りの新幹線も予約している。早い便だ。
明日も4時起きだなw

さて、遠征最終日の様子がこの次の記事です。

新潟遠征ブルベ PC1~24時 編

前記事からのつづき。

PC1には30分ほどいたかな。
到着した参加者さんとの会話を楽しむ数少ない機会。あれやこれやお話しさせて頂きましたし、撮影&コース巡回されている主催ともお話しさせて頂きました。楽しいひと時。これもブルベの楽しみの一つであったりしますね。

-CM明けに前のシーンを繰り返しオンエアするスタイルを引用してみましたw-

150キロ地点のココのPCは、先日の地震の震源に最も近いコンビニらしいんだけど、その影響なんて全く感じさせないセブンイレブンでした。
地震が起きていなければ、この先はこのまま海沿い道をひたすら下って行くのですが、地震影響で一部通行不可な部分があるとのことなので内陸部に迂回します。

海沿い道アカーン…
海沿い道アカーン…

そのことを伝える電光掲示板なのかと思い撮影しましたが、これは高速道の表示でしたね💦

そうそう、新潟で多く見かけたものがこちらでした。

スノーシェッド
スノーシェッド

スノーシェッドと言うらしいです、山側から崩落してくる雪を逃がしてくれるトンネル。これは結構みましたね。

15時頃
蒲萄(ぶどう)と言うちょっと字は違うけれど、グレープの雰囲気漂う町に来ました。

蒲萄
蒲萄

空は怪しく曇り、いよいよ雨来るなぁ~…って感じ。
そして案の定…

雨、来ました
雨、来ました

一気に来ました!
雨足は相当に強いです。が、
短時間で上がるであろうことを予測(期待)してレインウェアは敢えて着ず。寒くなかったのが着なかった最大の理由だし、レインを着たり脱いだりする時間も度重なればバカにならないので、ひたすら雨に打たれる。

雨脚も強めで乙なモンです
雨脚も強めで乙なモンです

でも嫌いじゃないです雨ライド。
 →冷えなければの話ですが…

雨の新潟、コレはコレで良い景色
雨の新潟、コレはコレで良い景色

唯一気になるのはガーミンがこの雨に耐えうるか否かだ。
ガーミン水没でお亡くなりになった…と言う話は何度か聞いたことがあるし…

いわゆる強雨
いわゆる強雨

そんなこともあろうかとガーミンの雨対策を打っていた。
Specialized VitalPack。いわゆるトップチューブバッグだ。

Specialized-VITAL PACK
Specialized-VITAL PACK

上部が透明ビニールになってて、本来ならiPhoneを入れればジャストなサイズになっている。この内部にガーミン入れれば、画面見えるし降雨時も充電できるんでイイんじゃね?って考えて今回初投入させた。

が…

欠点があった。
画面が見えない。

雨で濡れたアイウェア越しに見るVitalPackの中のガーミンの画面はほぼ見ることができず。これではルートを確認することができない💦
あえなく却下。

そうこうするうちに雨は上がった。降ってた時間は1時間ほどか。

河口
河口

夜でなくて良かった。夜ならもっと冷えてたかも知れないから。
 →どんだけ寒さを恐れているんだと。あの雪の油木峠のトラウマは今でも残ってます。

16時すぎ…

再び海沿いへ
再び海沿いへ

雨も上がり順調に海沿い道を走る。夜の訪れはもう少し先のようだ。
新潟から見る海と言えば沖にある島、佐渡島が見えるかと期待して見たものの島らしき姿は見えず。

島の代わりに見えたのがこちら…

海底油田?
海底油田?

コレってあれじゃね?海底の油田から採掘するプラットフォーム。
無知だった。海底油田が新潟沖にあるとは全く知らなかった。

雨上がりの道をひたすらまっすぐに走る。道が単調なのでとっても長い距離をかなりの時間を掛けて走っている気分になる。前にも後ろにも誰もいない。

ずーっと海沿い道
ずーっと海沿い道

海側に松が生い茂る場所があった。

防風林か?
防風林か?

防風林と思われる。
松は風に負けて内陸側に向けて少し傾いている。
冬はここも風スゴイんだろうな…

16時半
その風を生かそうと風力発電があった。

日本海側でのお約束
日本海側でのお約束

コレは島根でも良く見かけるね。もはや日本海側の定番か…
そしてその先に、驚くべきものがあった!

親鸞聖人の温泉?
親鸞聖人の温泉?

親鸞聖人の温泉!?!?!?!
マジで?宗教と温泉のコラボレーションか!?

何か怪しいなぁ~…って思って帰宅後の検索してみるとこんなサイトが…
淡路の巨大な観音像を思い出す。巨大系オブジェの定めなのか…

17時…
何度目かの河口を渡る。凪の水面がキレイだ。
日本海の荒波ってイメージは何処へ…

凪の河口
凪の河口

なんて景色を見ながらずーっと直進して来たが、先ほど来気になることがある。あれほど騒がしかったガーミン先生がえらく静まり返っている。
信号停止したり再スタートしても全くピポピポ鳴らない。

液晶画面には地図が表示されているが、どうも先ほどから地図画像が全く進んでいない=フリーズしているように見える。

コースアウトした時のあの音が鳴らないのをいいことに、のん気にずーっと直進してきたが、流石におかしいと思って停まってスマホで位置確認してみると、ホラやっぱり左折ポイントを過ぎちゃってるじゃないか💦

仕方ないな…お陀仏かよ。せっかく頂いたガーミンEdge800Jなのにものの数回しか活躍させてやれなかったよ、ゴメンな…

まぁ内部への浸水と思われるので、敢えてキャップ類を開けた状態にしてしばらく走ってみて風乾燥させて様子をみよう。

あ、ちょうといいところにコンビニがあるな立ち寄って休憩して気を取り直してみるのもいいかもな。

ちょっぴりコースアウトる
ちょっぴりコースアウトる

ここに来るまでに本当は夕食ポイントを設定していたが、コース変更でお目当てのお店に寄ることができなかった。
そのお店とは、かもめ弁当 大月店
GoogleMapで見つけてメニュー濃いので行ってみたかったが惜しい。またの機会にw

から揚げ弁当は食べられなかったのでパンで我慢だ。
メロンパン好きなんよ~♪

仕方ないのでメロンパン
仕方ないのでメロンパン

パン食べながらスマホいじってると、若い女性から声を掛けられた。
ブルベ途中のコンビニで声を掛けてくるのは「今日はどのくらい走るの?え、600キロ!!すごいねー。この自転車って幾らすんの?」って言ってくるジジィが定番だが今日は違う!

黒木 華に似た美人さんだ。
新潟美人と聞いたことはあるが確かに新潟に入って以降、女性の美人レベルは高いぞ!

華:あのー…ロードバイク乗られてんですよね?
こなき:え、えぇ。

華:メンテとかできたりしますか?
こ:えぇ。色々弄ってますよ。

華:チェーンが落ちちゃって外れないんで、みて貰えますか?ショップが〇〇にあって、〇〇まで行くの遠いから… (〇〇には自分の知らない地名が入る)
こ:いいですよ。見てみないと分かんないし、今は簡単な道具しか持ってないけれど。

華:ホントですかぁ~、ありがとうございます(*´▽`*)
  って言いながら、クルマの後ろからロードバイクを出してきた。

車載バイク
車載バイク

出てきたのはPinarelloのカーボンバイクだった。
見ると、確かにフロントチェーンリングのところ、インナーの内側奥深くにチェーンがはまっている。

ツールバッグからペンチを出してくる自分。このペンチ、登場は歴代2回目です。その2回ともが自分ではなく他の方のレスキューと言うね。

落ちてハマってるチェーンをペンチで引っ張ってみるがビクとも動かない。これは相当にチカラ入れて踏んでて落ちたのかと思いきや

華:メンテでチェーン洗ってて落ちたんです💦

まじかーぁい!w

踏んでないのにこんだけ奥までハマり込むってどーよ。
見るとフレームのBBンとこが傷だらけになっている。恐らくはマイナスドライバーで無理にコジったりしたんじゃないだろうか…

こ:…。ん~ビクとも動かないですねぇ~…
華:ミッシングリンクを外すことができればいいと思うんですが、リンクがどこだか分からないんですよ…

こ:ミッシング入れてんだ。じゃ見れば分かるよね…(どこだぁ~…)
華:ミッシングリンクはピンが黒いから分かりますよね(はーと

こ:(いや、どこにも無いんだが…💦)
華:あ、ここだ、コレですね♪

こ:テンションプーリーとガイドプーリーの間かぁ~い!!!こりゃリンク外せませんよ💦💦💦
華:ですよねぇ~…

こ:ショップに持って行けば、どうやってチェーンを外すかは分かるんです。ココとココのネジを緩めるとクランクが左右に外れるんで、噛み込んでるチェーンを外すことができるんですね。
華:ココってそーやって外れるんだ!

こ:ただ今はその道具を持ち合わせてないので、今の自分にはちょっと無理ですわ。
華:ですかぁ~…お手数をお掛けしました。〇〇のショップまで持って行きます。

こ:ですね。ショップでちゃんとみてもらってください。ちなみに自分ですが、今はブルベの途中なんです。ブルベって分かります?
華:えぇ。わかりますよ。

こ:ですか!今日は新潟県内を周回する600キロブルベで今朝から走っててここまで200キロほど走ってきたところなんです。自分、このために広島から新幹線でやって来てます。
華:そーなんですか!何かスゴイところで声を掛けちゃいましたね(ウフ

華:お忙しい時にお引止めしちゃってすみませんでした。
こ:いえいえ。お安いご用で。

そんな感じのやりとりを経て、彼女はクルマをロケットスタートさせて走り去って行った…アデュー…また逢う日まで…これを機に彼女がブルベに興味を抱いて頂けたなら最高なんだけどな…。

こんな経験もレアです。これはこれで面白かった。
さぁ、行き過ぎた道をちょっとだけ戻ってオンルートに乗りましょう。
オンルートは海沿いを離れてちょっとだけ内陸部を走る感じ。

ここでもまた左右に広がる田園。

生きていくんだ それでいいんだ
ビルに飲み込まれ 街にはじかれて
それでも その手を 離さないで…♪

ま、そんなとこです(どんなとこ!?

田園
田園

田園を突っ切る道。脇にそそり立つ鉄塔。

ふとアスファルト上を見ると、迷彩色の何かのバッグのようなモノが落ちていた。大きさは500mlのペットボトルくらいだ。
これは識者ならピーンッとくるよね。

ツールバッグだ!

停まって手に取ってみる。
表面はネチャっと脂ぎってるw
ちょっと開けて見てみる。あーやっぱツールバッグだわ。誰か落としたな。

仕方ないなー。拾って走るか。
とは言えコレを持って走ることもできないし、入れるスペースもない。
仕方ないので大型サドルバッグの上部にあるバンジーコードで縛って行こう。

田んぼの真ん中で右折。引き続き快走。
恐らくはこの辺りだったのではないかと思うけど、スタッフがステルス撮影してくれてた。

夕暮れ時(Photo by Staff)
夕暮れ時(Photo by Staff)

全く気が付かなかったな…
多分にですねぇ~不調のガーミンに気を揉んでた頃だと思うんです。

カバーを開けたまま走ってきたので、そろそろ電源を入れてみようかと。
で、PowerONしたら起動はしたものの、やはりピコピコ音が全く聞こえてこない。表示されてるMAPそのものも現在地を示しているのかどうか怪しい…

しばらく走って見ていると、どうやらMAPは現在地を示してくれているように見える。ちょっとは復調したかな…?
そんなことを考えながら走ってた頃だと思います。

間もなく工業地帯にきました。巨大な煙突群が迎えてくれました。

工業地帯
工業地帯

意識朦朧としながらも何とか動いてくれてるガーミン先生。それでは頼りなさ過ぎるのでキューシートを片手にオンルート走行してます。

空港近くまできました。
新潟の市街地にかなり近づいてきているハズです。

ここでのキューシートの指示を理解するのにちょっと悩んだ。どこに行けばいいんだ。滑走路の下を通り抜ける道はどうやら自動車専用のようだし…どこ?どっち???

あ、ココか!

ち、地下道?
ち、地下道?

この地下道に入れと!
押し歩きでスロープを下れと!!
すげールートを提案して来たなw

スロープを下った先は地下歩道トンネル。

クソ長げぇ!
クソ長げぇ!

やたらと長い💦
関門トンネルとは違い、こちらは自転車乗って走行しても放送で怒られないのがせめてもの救いw

空港を抜け、市街地からも外れて行ったんです。
ここら辺りでDNFブッコいたら、宿泊施設の新潟市アグリパークはスグそこ。
甘美な誘いが脳裏をよぎります。
えぇ、そのために連泊で3泊4日の宿をとりましたから。

でも幸いなことに今は危機的な状況ではない。まだまだ行けますよ。
もちろんオンルート走行!!!

陽が沈む…
陽が沈む…

新潟沖の日本海に陽が沈んで行きます。この辺りの海岸線、ちょっと砂丘っぽい。鳥取かよ!

そして風に飛ばされたのであろうサラッサラの砂が路肩で23Cのタイヤを何とかして誘き寄せようとしているのが感じとられた。

鳥取かよ!
鳥取かよ!

危ないですねぇ~…あんまり左に寄るとハンドル取られてコケちゃいますよ。

そんな折にフッと気が付いた!

ガーミン氏突然死
ガーミン氏突然死

死んどるやんけ!!
おい!ガーミン先生!
どうしたんだ。バッテリー切れか!?

バッテリー切れそうになったら、そろそろバッテリー切れちゃいますってアラーム鳴ってメッセージ出すじゃないか。
なのに突然死とはどーゆーことだい…

停まってモバイルバッテリー繋いでみる。起動させてみた。
起動はする。しかしMAPが動いてるかどうか、やっぱりどーにも怪しい。
ちょっと信じられないな…キューシート走行だ。

20時すぎ
あ、ラウンドアバウトだ!

ラウンドアバウト
ラウンドアバウト

新潟にもあるんだね。
自分が知ってるのは岡山に1つあるのを知ってる。広島にはまだ無いな。
で、ガーミンがうんともすんとも鳴らないのでコースアウトw
海沿いを離れて内陸部に向かうところだった💦
後でルート確認してみたら、里山ビジターセンターに向かうことろだったよwww

早々に気が付いてオンルート復帰。
陽はとっくに暮れてて真っ暗な夜が訪れました。
海を見ると日本海お約束のイカ釣り船の灯りがちらほらと見えます。

イカ釣り船
イカ釣り船

この灯りは島根の方が多いな…時期的なもんかも知れんけど…。
ちょっと肌寒くなってきた。ウィンドシェルを着ようか…どっか明るいところで停まりたたい。あ、ここならいいかな…。

日本海夕日ステーション
日本海夕日ステーション

ここにも大きな観音様的なのがある…
停まってウィンドシェルを着てスマホで現在地確認。うん。間違ってないな。
ここには自販機が無い。もう少し先に行くか…

21時すぎ
ようやく自販機群発見。濃いヤツ飲もう。

補ネクター
補ネクター

ネクター飲んでちょっと行くとファミリーマートがあった。寺泊上田店と言うらしい。PC外コンビニだが寄っとこ寄っとこう。

お腹が空いたので、ブルベ定番のコンビニカレーを喰っとこう。あと豆大福だ。
バイトのおネイサンが、今日は何事ですか?と聞いてきた。
えぇ、アレな自転車乗りが県内600キロを走ってるんです。

あぁ…
それで皆さん死んだような顔で入って来られて、甘いものを買って行かれるんですね…

あ、自分も甘いもの買ったかな?
他にも死んだ顔数名来ましたか。雨じゃないだけまだマシですよ。

店舗建物の横にしゃがみ込んでしばし休憩。
海沿い道、長いよ。果てしない気すらしてくる。
こちらが停まっている間、前の道を走り抜けていくランドヌール1名…寄らないんだ。すげーな。ここまでコンビニ無かっただろうに…。

後で見たら、ココには15分ほどしか居なかったようだ。
さ、行きましょうかね…

真っ暗い海沿い道を淡々と走っていたと記憶してる。
それでも2時間ほど走り、日付が変わろうであろう時刻。
市街地を通り抜ける。

ここまでで半分の300キロほどだ。コースアウトを何度かしているので5、6キロは皆さんよりも沢山に新潟ライドを楽しませてもらってる。すまんのw

何だろう…
何だろう…

上の画像が何を撮ったのかと言えば、市街地の様子を撮りたかっただけ。
ここは柏崎市だ。

柏崎。そう柏崎。
事前に仮眠ポイントとして設定しておいた町だ。
PC1でランドヌーズと会話した時、彼女は柏崎にビジホ予約していると言ってたな。もし自分が同じようにここで宿を予約しておいたとしたら24時チェックインになっていたであろう。ムリー!

今回は宿泊予約はしていない。行き当たりばったりの600だ。
ただこの柏崎で24時間営業のコインランドリーに目星を付けていたので、何か洗いがてら休憩するかと思っていた。

いたが…いたのに… つづく